眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・ラブ、エトセトラ。3:鳩村衣杏/見知らぬ男:剛しいら/わからず屋のウインク:たけうちりうと
ボーイズ小説・ラブ、エトセトラ。3(シャレード文庫)鳩村衣杏
今回の話はメインカプの受がタレントの写真集のデザインを担当することになり、シャイで人と話すのが苦手なタレントと仲良くなる内に懐かれて告白されて…という話。
これで最終巻ということなので買ってみた。好みは1>2=3な順でキャラが好きなので最後まで読めて良かったというところ。
受を好きになるタレントは、「映画館」で出てきた気が強くて攻に片思いしていた先輩の弟。今雑誌で連載されている「映画館」にちらっと出てきている。今回の話のなかにもその弟と兄の絡みが出。ただ、兄も弟も相手に失恋しそうなところが可哀想というか。
話自体は悪くないのだが、エピソードのわりにページが足りない気がして全体的に物足りなかった。特に受の先輩と医者の話は、番外でちょろっと書くにはページがないのではないか。1冊で読んでみたかった。
受が惚れられるというアプローチは2巻と同じなので、少し変えて欲しかった。全体的に悪くはないんだがなー…というのが感想。それでももう終わりなので、多くは言うまい。お疲れさまでした。お幸せに。
デザイン。ゲイ。編集者27歳×デザイナー28歳。医者×デザイナー32歳。
ボーイズ小説・見知らぬ男(キャラ文庫)剛しいら
「顔のない男」の続編。今回受は2時間ドラマの主役で新米刑事役にオファーが来て、相手役の殺し屋に天才俳優である攻がやることになる。役を演じるのに不安になる受に、攻がリハーサルとしてドラマの役を演じようと持ちかけてきて…
楽しみにしていた続編なので買ってみた。面白かった。
受は流されて俳優になったが、攻と競演することで真面目に役者をするようになる。あくやクセの無い美形。前向きだが平凡な性格ではある。攻は5歳から役者をやっているベテラン。天才肌で役柄に成りきってしまうクセがある。何でも出来るが不器用でエキセントリックな性格。
前回と今回の話のどちらが好きかと尋ねられたら前回と答えるが、今回の話も面白かった。前回は受が一人で頑張っている感じで、攻は最後まで受の事が好きなのかちょっと不安だったが、今回のエピソードで十分それが分かったので良かった。
出来上がっているカプなのでHシーンは多いし、内容もバリエーションがある。
真っ暗にしてHする理由や、受の要求を聞こうとする攻は可愛い。攻の出す課題に食らいついていく受も良い。
内容も凝っていて楽しめたのだが、は○撮りとイ○クラHが入っているのには笑った。
まだまだ続きそうな感じなのでまた機会があれば出して欲しい。
俳優。天才俳優30歳×新人俳優24歳。
ボーイズ小説・わからず屋のウインク(アクアノベル)たけうちりうと
メディア制作会社の駆け出しである攻は、ドキュメンタリーに出てもらうため造形芸術家の受の元に向かう。山奥の家に辿り着くが、受にあっさり追い返される。しかしその直後受の父親が亡くなりアトリエに出入りすることを許されて…
大概買っている作家さんなので買ってみた。面白かった。
受は若手の鉄の芸術家。殆ど学校に通わず独学で学び1度目の出展で受賞する。癇癪持ちで周りにどなりちらしているが、手は出さない。弟子達からは慕われている。綺麗な顔立ちで乱暴な態度。父親を深く尊敬し愛していた。攻は元海上保安庁出身で制作会社では駆け出し。受のドキュメント制作が初めての仕事になる。がたいがよく体力があり物静かなタイプ。ゲイ。不器用。顔は良い。
山の中で色々ある話で、前に読んだ「星霜」からストイックさと静けさを引き、この作家さんの書くエキセントリックさを足したような話。
受の性格は粗暴で荒いが一本筋が通っており、うざいとは思わず魅力的に見える。この作家さんは、こういった世間ずれして世情に疎く専門的に知識が偏り頭は良いが不器用なタイプを書くのが得意だと思う。この受もそんなタイプ。
脇キャラも立っており読後感も悪くない。
正直、受と攻の間で行われるテレパシーのようなエピソードは必要か? とも思うが、他は特に引っかかることもなく楽しみながら読めた。ただタイトルと中身があまり合っていない気がした。
良い話をありがとう。次も楽しみ。
ドキュメント制作。鉄の芸術家。駆け出し助監督20代後半?×新進気鋭の芸術家24歳。
2004年04月17日(土)
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