眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 ボーイズ漫画・コイ茶のお作法:桜城やや/デザートムーン:嶋田尚未/本気じゃねえから:富士山ひょうた

ボーイズ漫画・コイ茶のお作法(あすかコミック)桜城やや

乱暴でがさつな受はものを壊されて切れた妹に落ち着いてほしいと茶道部に連れて行かれる。そこで部長を務めるのは家元の息子で同じクラスの攻だった。付き合ううちに相手の良さが見えてきて…
面白かった。目当ての漫画を読むために久しぶりにシエルを買っているのだが、この漫画が連載中で初めの方が分からなかったので買ってみた。が、期待してなかったためか予想外に面白かった。
ギャグもおきまりだがツボを押さえていて笑った。
受はがさつで乱暴者。運動神経だけは良い。猪突猛進で正義感はある。顔は良い方。攻は優等生タイプ。茶道の家元の家系で穏やか。真面目で悩むこともあるが、基本的に性格は「良い」。
頭から4話分入っていて、初っぱなからやっているのかと思っていたが、Hしたのは3話目だった。何となく誤解しててごめん。Hメインではなくちゃんと読ませる構成になっている。こういう単純であっけらかんとした精神的にしっかりした受は好みだ。続きが出たら是非買いたい。
基本的に絵柄は好みがあってもあまり気にしない方だと思うのだが、この作家さんの描くキャラの口元だけはどうしても気になる。何故こんなに口の端が持ち上がっているのだろう。
学園物。茶道部部長×腕白。同級生高二。ギャグ。



ボーイズ漫画・デザートムーン(ドラコミック)嶋田尚未

男の体液を摂取することによってスーパーマンみたいに変身できる受は、政府に保護され変身しては災害現場から助ける仕事をしている高校生。ある日カメラマン・攻にうっかり正体を知られてしまい…
とんでも設定のとんでも漫画。この作家さんが好きなので一応楽しめたが、人を選ぶと思う。
受は変身する家系の初めての変身する男の子。親戚から色々言われてコンプレックスを持っている。変身すると天使のように美形。人間の数十倍の力を持ち空も飛べる。攻は元は風景のカメラマン。変身した受に会いたくて報道もやっていた。変身前の受と付き合ううちにひかれていく。
男の体液を摂取すれば変身できるのなら、別に精液ではなく血液や唾液でも良いんではないのか? とちと疑問だったが、そうするときっと作家さんがつまらないのだろう。ついでに代々変身して事故を助ける代わりに政府に保護されるという設定。取り敢えず曾お祖母ちゃんの時代から人助けをしているらしいが、ボディラインに密着した服はいつから採用されているのだろう。つか大正や明治時代からやっているのだろうか。
変身できる後継者が男と出来てしまって次の世代はどうなるんだろうかと思ったが、親戚がいるらしいのでそっちから新しい超能力者が出てくるのかもしれない。
トンデモギャグ。カメラマン×変身高校生。



ボーイズ漫画・本気じゃねえから(あすかコミック)富士山ひょうた

彼女と別れた日に拾った高校生・受になつかれ、友達のように付き合うようになったカメラマン・攻。好意を持たれているのは感じていたが何もないままの関係が続く。ある日受が「試しにHしてみない」と持ちかけ弾みで押し倒すが…
面白かった。この作家さん、こういう曖昧で相手のことを悩んでぐるぐるする話はうまいと思う。「1Kアパート」とかのノリに似ている。
受は同性に興味ある高校生。片思い中だったクラスメイトに彼女が出来てふらふらしていたところ攻に拾われる。普通で平凡な学生。あっさりしている。攻は見習いカメラマン。ワイルド系? 拾ってしまったものはつい世話してしまうようなタイプ。見知らぬ相手をいきなり部屋に泊めるという大らかというかのんきな面もある。
きらびやかな要素はなく割と地味だが庶民的でいい味を出しているカプ。好感も持てる。きらびやかな設定も好きだが、たまにこういったそこら辺にいる青年のカプを見るとしみじみする。この続編があるなら是非読んでみたい。
見習いカメラマン23歳×高校生16歳。ほのぼの?

2004年02月04日(水)
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