眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・スローステップがお似合い2:高月まつり/好きの鼓動(ビート):岩本薫/熱砂の夜にくちづけを:高尾理一
ボーイズ小説・スローステップがお似合い2(アイスノベル)高月まつり
相手への恋心を自覚した攻は、風邪でふせった受を見舞いに行き告白する。晴れて両思いになった二人は、攻の家で…
後半は攻の叔父と受の兄のカプの話。1巻より読みにくかった。最近この作家さんの作品を色々読んで、許容量を越えたからだろうか。この作家さんもワンパターンな作風。受攻の性格は1巻で。
後半の叔父のカプの話がごちゃごちゃした感じ。甥と叔父のカプの話は分けて書いた方が良かったのではないか。最後の方では高校生カプの受が殆ど出ていなかったし。文章に突っ込みが多少増えたので、話の流れがスムーズにいかなかったように見える。もうちょっと減らした方が良いと思うのだが。
36才の受が読めたのは珍しかったが、あまり36才らしくは見えない。
高校生カプ。高二×高三。29御曹司実業家×36才カフェバーの店長。ギャグ。
ボーイズ小説・好きの鼓動(ビート)(ビーボーイノベル)岩本薫
高校生の受は幼なじみで芸能人の攻に告白され、流されるまま付き合っている(最後まではいってない)。攻の事務所の人間に送られ忍ぶように会うが、自分の気持ちが分かっていない。そんな時、学校で同級生の女の子に告白され…
表題とその5年後。「不器用な純情」の兄弟作品。子供編。攻は「不器用」の主人公の甥。定番だがそれなりに面白かった。最近この作家さんは安定している。
受は平凡な高校生。顔も悪くなく面倒見は良い方。攻は顔が良く(日本で一番奇麗な男とか言われるようになる)、体も奇麗。芸能人として成功している。小さい頃から受一筋でストーカー入っているくらい。受に対しては従順で優しく、受のためならなんでも出来る。
エロもそれなりだし、受の事が好きで好きでたまらない攻というシチュが好きな人なら、楽しんで読めると思う。続編の5年後、受は教師になっている。表題の最後でやっと両思いになったのに、すぐに攻が勉強のため渡米して遠距離恋愛になるのは少し可哀相と思った。「不器用」ともども面白かった。でも不器用の方が好みかな。
幼なじみ。同級生。攻が長年片思い。芸能人×高校生から芸能人×教師。
ボーイズ小説・熱砂の夜にくちづけを(ゲンキノベルス)高尾理一
アメリカの牧場で馬の世話をしていた日本人の受は競り市でアラブの殿下・攻と知らずに喧嘩するが、気に入られて馬と一緒に買われて攻の国に連れて行かれる。愛人にされ夜毎抱かれるが、自分の育てた馬の事も気になり…
定番のアラブ物。同人でジャンルが長いと、記憶喪失ネタや風邪ひきネタが必ず出てくるように、作家をしていると一度は砂漠ネタを書くのではないかと思う時がある。いや全員ではないのだろうが。
この作家さんの話を読んだのは意識しだしてからは三度目。それなりに面白かった。かな? というのが感想。
「おたわむれを」の感想で、アラブ物はベルトコンベアーに乗って話が進むと書いたが、これは途中で馬というオプションがついているので、あくまで同じジャンル比ではあるが、他のアラブ物よりはしかけが凝ってる。受の育てた馬を馬質にしていたり、攻の仕事が競馬だったり、他作品の砂漠殿下は石油という天然資源の上に胡座をかいて好き放題しているのもいるが、この国は石油に頼らない資金の確保を考えているらしい。それだけでもポイント高い。
受は馬が好きで、高校を卒業してすぐ親の知り合いであるアメリカの牧場に働きに行った。たぐいまれなる美貌らしい。勝ち気で口が減らず情に脆い。頭が良く攻にやられるまではバージン&童貞。攻は小さなアラブの国の第6王子。母親が白人なので金髪緑目。やり手で顔ももちろん良い。バイ。
この作家さんの書くキャラ、特に受の心境の移り変わりが、今ひとつ掴めないというか理解出来ないのではまりきれない。例えば強引に連れてこられてその日の夜にHされ、その次の日には攻の事を「愛し始めてる」とか。はめられてその気になってるだけとちゃうんかい。
例えば初めて会って5分経たない赤の他人に「あなたも人間を金で買うんですか」と尋ねたりとか。失礼だろうに。
他にも細かいところはあるのだが、これは相性の問題もあると思うので、他のこの作家さんの話が面白く読めたなら、これもいけるのではないか。
ただ納得いかなかったのが、攻が受と受の育てた馬を、アメリカの牧場主から買うのだが、どうして知り合いの子供を預かっているだけの牧場主に受の体の金を払うのか。ついでに知人の子の体を冗談でも売買するようなヤツは、決して「いい人」ではないと思う。
アラブもの。28才殿下外国人×20才日本人。馬関係。
2004年01月12日(月)
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