眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・スタンドバイミー:暁由宇/ヴァニラヘブン:斯波弓貴/平和のススメ。:桜井眞紀
ボーイズ小説・スタンドバイミー(アイノベル)暁由宇
入社式会場で受に一目惚れした攻は、3年後、プレゼンで失敗し荒れた受に告白し、1度だけ試しにと抱く。忘れられなくなった受は度々攻の所にいき抱いて貰うが、自分の彼女との結婚話が持ち上がり…
この作家さんのデビュー作らしい。面白かった。
受は明るく元気がいい。前向きで仕事もしっかりできるし頑張っている。可愛い顔をしているが言い寄られた女の人とは一度寝るぐらいには軽い。大学時代から付き合っている彼女がいる。攻はゲイ。顔は会社一というぐらい奇麗。同期でグラフィックデザイナー。センス能力は抜群だが愛想がない。
相変わらず仕事はちゃんとしているし、山場もそれなりにある。デビュー作らしく作家さんの気負いも見えている気がする。気のせいかも知れないけど。
この作家さんに好感が持てるところは、いくつかあるがその一つが受が能動的なところかも。ただ待っていれば攻が全部やってくれる話が多い中で(これはこれで好きなのだが)、攻にふられ反省し、土下座して体当たりする心意気は良い。男前だ。そう言えば攻が浮気する話は沢山あるが、受が浮気する(女限定だが)話は珍しいかも。攻の方が一途だった。
Hシーンは攻は多少鬼畜でしつこい感じ、受は快楽に従順で自分から誘う。どの話もこんな感じなのでこれが作家さんの萌えシチュなのだろう。それにしてもエロシーンはどの作家さんもあまりバリエーションが無い。というか好きなパターンが一番見えやすい部分だと思う。
それなりに安定している作家さんであることはよく分かったので、引き続き既刊を揃えてみるつもり。
社会人もの。同期カプ。攻の昔の恋人(劇団員・芸能人)が出てきて一瞬元鞘。20半ばぐらい。
ボーイズ小説・ヴァニラヘブン(ラキアノベル)斯波弓貴
新米教師の受は高校の教師。高校時代からの部活の同級生だった一流サッカー選手である攻と付き合っている。受は高校時代のサッカーの腕をかわれてクラブのコーチの一人にならないかと勧誘されている。それと平行して攻との付き合いもどうしていこうか悩んでいる。ある日、姉にお見合いを無理矢理セッティングされ…
何と言って良いのやら。一応粗筋を書くようにしているのだが、たまに山場がまったく無くだらだらと話が続き、気づけば終わっているため粗筋がなかなか書きにくい話があるのだが、これがそれ。
受が何に困って何を悩んでいるのかよく分からなかった。レーベルの性質上エロがメインになるのは仕方がないが、もうちょっとバックボーンになるものをはっきりさせてくれないと、内容にのめる前に話が終わってしまう。攻受の過去は流すだけでどうして相手を好きになったかよく分からなかったし、それなりにサッカーが出来た受がサッカーの道を止めた理由も一応書いてあったが、キーポイントのはずなので、もうちょっと掘り下げて欲しかった。
エロシーンはいかにも色んな作家さんのHシーンを読んできて、言葉を覚えて書いてみました。という感じ。その手のエロワードを並べているだけでひねりはない。受は普通に男言葉なのだが、Hのときは「いやー。だめー。ばかぁー」と妙にカマっぽい。しかも段々喘ぎと台詞が白痴化している。元々カマっぽい言葉遣いをする人物なら分かるのだが、何故普通に話していた男がHの時に急に「いやん」というのかよく分からない。この作家さんに限らず結構いるけど。
Hシーンは2/3ぐらいは挿入無しでBまで。つか高校時代に付き合いだしてずっとさわりっこで済ませていたのだが、この話の最後で突っ込むようになった。何故そうなったのか。やっぱりよく分からない。一応攻が嫉妬して思わず…という展開なのだがそれも今更だしなー。
挿入がないのでタイトルが「バニラ」かと思ったのだがそうでも無かったようだ。折角だから挿入しないエロでも追求すれば良かったのに。いやそのこだわりはあったのかもしれないが。次を買うのは躊躇する。
サッカー選手×高校教師。ともに20代半ば。高校からの同級生。エロメイン。
ボーイズ小説・平和のススメ。(プラチナ文庫)桜井眞紀
大学生主人公受は、ご近所の幼なじみで、実家がモデルクラブでモデルとして活躍している攻1と実家が学習塾でベンチャービジネスを手がけて成功している攻2の3人で同居中。ある日の合コンで二人の素晴らしさを女の子達に説かれ、二人を意識し始める。彼女がいるのかと尋ねたが、二人は受が好きだと告白してきて…
はっきりいって、カバーのあおり「もしかして3P!?」という言葉に惹かれて買いました。鬼畜好きな血が騒ぎました。浅はかでした。伝統的なラピスノリの話でした。考え無し過ぎました。ああ…。
ラピスノリは好みでないので個人的には外れだった。ラピスやリーフのHは多いのは構わないのだが、何故そこでそのノリでHシーンに入る? と疑問符がわくようなシュチエーションが多すぎる。それがなければもうちょっと安心して読めるようになるのだが。
好みに合わないのは百も承知なので内容に突っ込むのは無粋だが、ラピスやこの手の作品での職業の描写は読んでいてかゆい。
受はバカで考え無し。でも顔は可愛く明るい。攻1はハンサムタイプ。髪は明るい色で芸能人ノリ。攻2は頭が良い秀才タイプ。
作者はバカ受プッシュだそうだ。それを宣言するあたりは、男らしくその意気や良しなのだが、攻までバカにする必要はないと思う。どうでもいいことだが、バカ受、バカ受とつぶやいた時にどこかで聴きおぼえがあると思ったら、亀田製菓だった。アレは美味い。
大学生、幼なじみもの。3P。ギャグ。軽いノリ。
2004年01月02日(金)
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