あまりにも孤独な正月休みを過ごし、
心の支えが欲しくなった私。

今住んでいるマンションに引越しし、
落ち着いたらペットを迎えようと思っていた。

7年も経っているし
仕事も変えて家にいる時間も増えたし
何より誰とも話さない年末年始1週間を過ごし、
いよいよペットを迎え入れる決心をした。

ずっと以前からペットショップの猫よりも、
行き先がなくて困っている保護猫を迎え入れることに決めていた。

ペットの里親募集は何年も前から時々覗いてはいたが、
自分が本当に迎え入れる猫を探すと決めてみるのはちょっと違う。

まず保護されている場所。
行くにも来てもらうにも東京・神奈川くらいが望ましい。

猫の年齢は1歳〜5歳くらいがいい。
子猫すぎると病気もするし手もかかるし、
お留守番もかわいそうだし、
まあ何より子猫を一人暮らしの家庭に譲るという人もいなかった。

単身者がペット譲渡の拒否条件になるなんて
実際に譲渡条件を確認するまで考えたこともなかった。

そりゃ一人が倒れても家族がいるならフォローができるだろうけど、
あまりにも乱暴な譲渡拒否条件じゃないのかなと今も思う。

まあ譲る側が譲りたくないというのだから仕方ないけど。

この日から東京・神奈川に保護されている1歳〜5歳の猫を探し、
毎日毎日ネットを徘徊することになった。

2018年もまた一人で迎え（寝ながらだけど）
一人お雑煮を作り食べた。

この正月は有給休暇を1日含め、
10日間ものお休みをもらえたのだけど、
何もすることがない。

そりゃ一人遊び好きの私としては、
縫物したり編み物したり、
映画見たり本読んだりして楽しめるけど、
さすがに10日間ひとりはどうなのよって。

孤独な42歳の年明け。