JERRY BEANS!!

2002年10月22日(火) いつも通りに

今日からイギリス留学です。帰りは来年の1月末の予定。

しばらく会えないと言う事で、ここ数週間、色んな人に会ってきました。
色んな人にお言葉を頂きました。色んな人から祝杯も頂きました。
これまで関わってきた人たちには、とてもとても勇気付けられます。

けれどそんな中、あくまでいつも通りを通す恋人が私はとても好きです。

「特別なことをするとお別れみたいだから」なんて、ロマンチックな
言葉じゃないか!ふふふ。彼は今日は仕事はお休みだけど、いつも通り
にパチンコに出かけました。そんな君が好きです。

お部屋のお掃除も荷物も約束も、全部途中のままだから、帰ってきたら
続きをしよう。いつも通りに帰ってくるから。

いつも通りに声をかけてね。



2002年10月14日(月) 輪郭線

この頃は、生きていて楽しいとか、嬉しいとか、そういうことをあまり
思わない。

夢の無い人間はつまらない、とよく聞くけれど、夢を持つことは難しい。
とくに大人になってからは、だ。

ただ一生懸命に生きることは出来ても、その先に何があるかを考えると憂鬱だ。
この世に、その人でなければ出来ない事などそうそう無い。
自分にも出来る事のうち、より上を目指す事は出来るけれど。


この頃は、自分の将来を考えても、自分のしたい事が分らなくて、ただ
ぼやけた感覚がする。そんな自分を、今は、とても悲しい人間だと思う。


自分で決断し、自分で納得したうえで生きる人生なら、きっとどれだけ
苦しくても、楽しかったり嬉しかったりするだろう。そう思うから、
しばらくゆっくり過ごしたあとに、自分で選んだ道を生きたいなあ、と思う。



2002年10月10日(木) 寒い季節

冬が近くなってきた。

寒い夜にひとりで考え事をしていると、どうしようもない
怖さに体がすくむ事がある。  冬は、嫌い。
一年で一番悲しかったことを思い出すのも、この季節だからだ。

雪が降る中で、みんなが誰の顔も見れずに一人で泣いてても
何も出来ないから。

人の心に染み付いた傷の跡は、やはり寒くなると疼くのかしら。
どこにも居ない人を追い続けるのも、いつまで続くかわからないのに。

こんな日は、とにかく淋しくて悔しくて、仕方が無いから、
「絶対に幸せになりたい」と何度も何度も繰り返し呟いてから眠る。

誰かを亡くした跡は一生消えない。

何度も何度も繰り返し思い出すしかないのだ。悲しみと記憶が擦り減るまで。



2002年10月08日(火) 必要なら傍にいて

もしも私が泣いていたら、あの人は何をしてくれるのかしら。

もしも私が泣いてたとしたら、泣いている理由など知ろうとしなくて
よいから、ただ傍にいて泣かせて置いてくれる人がいい。

心の中身を探られるのが嫌い。
私を分かったフリで近付いてくる人が嫌い。
そう言うことはよくあるよ、なんて、そんな慰め方は嫌い。


一人で泣きたい時に泣いて、必要なら泣きつくから、それまでは
放っておいてくれる人が好きだ。



2002年10月06日(日) 移動の手段

最近何処へ行くにも車を使う事が多くなって、あまり歩いて移動
しなくなってきてしまったけれど。昨日はお酒を飲んだあと
お店から家まで恋人の腕に寄りかかって、とろとろと歩いた。

酔って火照った体に夜風が気持ち良い。音の響く夜の小道がまた一層
なんだか愛しくて、和やかな気分になった。

たまには、歩いて移動するのも悪くない。

高校生の頃、彼のコートのポケットに自分の手も入れて、ポケットの中で
手を繋いでいたあの頃を、少しだけ思い出した。


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