航海日誌

2001年08月25日(土) 僕はギャンブラー麗しのギャンブラー(ばいビーズ)

さあはべれ女共!!






(…………………………。)







のっけから。
ちょっとヤバい人になってます。すいません。

夏なんです。
地震ありましたね。

なんとなく自分がナーバスになっているので。
本当は日記を書くこともどうかと思ったのだけど。
しかし世間一般的に皆様にくらべれば。
私の苦しみなんて爪の垢のようなものなので。


人を考えて。
どうして争うんだろう?
どうして、わかりあえないんだろう?

死んだように生きることに、意味なんかないのに。

自らを情けないと思うことは茶飯事だけど。
もっと強くなりたい。


……………………………別にね。
大切な人が死んだとか、
傷つけたとか、傷つけられたとか、
なじりあったとか、そういうことはないのだけど。

世の中には私の言葉が通じない人もいるのだなぁと、思って。
同じ日本語なのに、耳に届かないのかと思って。

なぜだか知らないけど悲しくてくやしくて涙が出るような。

そういう気分になってる自分が、
ひさしぶりに人間っぽくて、
驚いた。

涙は、どこかへいってしまったと思っていたけれど。
涙を流すことをいつからしなくなったのかもわからないのだけど。
自分の中にそういう、普通の人な感情があって。
ちょっと安心した。

感覚が麻痺すると、何を感じているのか、わからなくなる。
わからなくなるから、生きていないのかと勘違いする。
勘違いするから、自分と他を分けて考える。
自分以外のものを異質なものとしてとらえる。


そんなこと、どうでもいいのに。
よくないか。
でもどうでもいいと思う人のほうがきっと多いんだね。

悲しみから目をそらすのは簡単だけど。
知らないふりをして、自分だけ傷付かないように、安全な場所を確保して。
そうして、まるで他人のことのように見下ろすのは。

とても、簡単だけど。

間違ってるから。
間違ってることと、正しいことを、わからない人が多くて。

誰にも正義はあって。
それは全てが間違いなわけではなくて。

なのに、答えは一つだと決めつける、弱さが。
この奥に渦巻いている。

とても、大きな


嵐。



今はただ、音もなく。

風に翻弄されるとも知らないで。



2001年08月17日(金) I GOT RHYTHM(じゅでぃ。)

おひさしぶり、暑いですね。
今日は23日なのだけど、シルクの報告かねて、17日のぶんから書きます。


シルクスクリーンというのは、印刷の技法の一つで、今ではスクリーンプリントなどともいわれます。
印刷の基本で、雑誌とかの印刷も、(これは平版かな。)シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの四色(四版)から成り立っているのですけど、このシルクスクリーンというのは、手作業でそれをやることです。(多分)

始めに、自分で用意した原稿を出します。完成させるものを四版にわけて、透明なフィルムを作ります。
四版にわけるというのは、年賀状などで版画をするものと同じ様に、例えば色の違う部分を違う板につくるようなものです。
透明なフィルムを作ったら、(この時、色が乗る部分をフィルムでおおいます。)それにトンボをつけます。(これは紙を裁断するためと、四版がきれいに重なるようにあります。)

私はこのトンボがつけられなくて(四枚のフィルムの全く同じ部分につけなければならないので。)TAのセンセにかなり手伝ってもらい。
しかもデータを出力できると気付かなかったので、そのまま手作業で原稿を作り直していたら、なんだか一番最後になってしまい。
6時くらいまで先生をかえさなかったという…(涙すいませんすいません)

そして、そのフィルムを布(正確には化学繊維)のはってある枠に焼きつけます。焼きつける前に感光材をぬっておきます。(これは写真と同じですね。)さしずめ印画紙にあたる部分です。

そして、機械で焼きつけ、いらない塗料を洗います。
その後、一版、二版、三版、四版、の順番に刷っていきます。

と簡単にいってますけど、かなり大変です。今回はB5より小さい画面だったので、比較的簡単でしたけど(いやそれは嘘。)これがA3サイズとか、A0サイズになると、一人ではできないので、数人でしなければならないでしょう。
実際、次の日からはチームを組むことになりました。


先生は、仙人と呼ばれているなぜかサムエ(漢字がね。)をきて、オールバックで三つ編みをして、比叡山にすんでいる人と、(酔拳やってほしかった。)銅版画をしている先生。(名前ははぶきます。)
今回は比較的三年生が多かったので(というか四年生?は、私もか。)
ちょっと緊張しました。

(次回へつづく。)



2001年08月14日(火) 例えていうなら、一期一会。

フォレストガンプでお馴染み、一期一会。
人との出会いはそんなものなのかもしれません。

最終日の14日は、まさに京都という最高な天気の中。
ペットボトル常備しなくてはどうにもならないという感じの中。
つつがなく……多分進んでいた。

朝、ホテルを出る。
前回うやむやにチェックアウトだったので、今回はしっかり
「チェックアウトお願いします。」ちょっと緊張して、声が上ずっているのには苦笑した。
わたしはこのホテルが気に入っている。

人の礼儀というのは、本当に人を心のそこから思わないとできないもので、とってつけたような礼儀よりも、その人の心から出た言葉が欲しいものです。

というわけでね、わりと気に入っているホテルなのです。(ただし民宿のお兄さん的感じですけど。)

そして、学校に行く。最終日は老人とも女性とも会わなかったバス停に、若い男の人がいた。
おそらく学校の人だけど、挨拶も話しもしなかったのは、ばかだったなぁと思う。

いつものように三日目もいつものコースで、学校にいく。

講評が長いのもいつも通りというか、最近では一番長かった。
しかも私の狙いとおり、作品がふだんの風景に溶け込んでいたものだから、先生も気がつかなくて、講評は一番最後だった。(大笑)
でも少しだけ疲れた心にユーモラスがいれれたら良いなって思ってたから、ちょっとだけなら成功したかな?

さて、帰る事典になって、実はもっと話したい人が多かった。
極度の緊張と、張り詰めた空気の中で、自らを表現することはとても難しい。

今回同じクラスだった人にメールアドレスを教えてもらったので、作品のメモと一緒に整理していきたい。
(私は作品で人を覚えるので、名前と顔が一致しないことが多く、そのせいか向こうは覚えているのだけど私が覚えていないことが多くて、ちょっとこまる。)

やっぱり、私が、私が、という人が多かったような気がする。
自己表現は悪くないのだけど、あまりに他を見ないで自分だけのことしか考えない表現方法はちょっと嫌だ。

帰りは名古屋の人が珍しくいたので(ほんとうに珍しく!)一緒に帰ることになった。
タクシーの中でお互いのことを話して、(バスがいつまでも来ないので。そして荷物が多いので。)帰ってきた。まだ私より年下の子だ。
なんだかんだと世話を焼きたがるのは母親に似たのだろうか?
それにしても、そういう自分がいたのだなぁと密かに苦笑した。

そういう私の過去な話しもしつつ、接客がいかに大事なのかを私なんぞが語っていたら。
タクシーの運ちゃんが、最高のもてなしをしてくれた。(笑別にそのために話していたわけじゃないんですよ。)
ありがとう。運ちゃん。ありがとう。
すばらしい人でした。
名前を覚えていないのが悔しいくらいに。

今回長く滞在したことが、自分にとってプラスであった通り、私は教育の資格も取る決意をした。いつになるかはわからないが、自分の中でのテーマを生涯かけて研究していきたいと考えている。
帰りの新幹線のデッキで、ぼんやり花火をみながら祖父母の町の花火を思い出した。
自らが立つこの地は、数えきれない程の人の手によって支えられているのだと思い、感謝した。
せつなくなるのは、夏だから…?

一刻一刻を後悔しないよう、生きていこう。

家へとひたはしるバスの中で揺られながら、明るい家の灯を脳裏に浮かべるのだった。







ら。
帰ってきたら、宴会だった。

母の会社の人が(社長婦人とか、同僚の人とか、)が。
いたりして。社交モードを崩さず御対面。

三人のうち、一人はあまり物事を考えない人、
一人は、物事をなあなあですませてしまう人(平和主義)
一人は自らが偉大だと思っている人。

まあよく集めた具合で、この人(母)の交友も大概だなと
思い、早めにベッドに潜り込んだのでした。


おわり。



2001年08月13日(月) 人の心のそこにあるもの。

つうわけで、今日は(13日)(でも打ってるのは15日)姉上の命日です。
つうか命日の日なので。(毎月13日。)ちょっとだけ自分ががんばろう的な日でもあります。

この日も早く起きてしまい、いつものようにバス停にいくと、バス停にはいつものおじいさんが座っていた。
バス停について気がついたのは、ゴミ。

夜にバカもの(と読んで若者)がちらかした(たむろってましたから。)ゴミ。(具体的にはコンビニのビニールやら、弁当のプラスチックの箱、ペットボトルとか。)
が。

散乱。

冗談でしょ?

京都はきれいな町です。
それは、町の人が毎朝掃除しているからなんです。
ってずうっと昔学校の先生がいってた。
ユースホステルからその事実を目撃して、
きれいな町をだれが作っているのか知った。

なのに、よりによって美術館の前。
100メートル道路(名古屋のでかい道路)に比類するこの三条神宮通りで。

それはないんじゃないの?

でもワタシは観光客だし。
でもバスはまだ来ないし。
道路も車少ないし。

ワタシ、とりあえず一番目についたペットボトルとビニールを拾い、その横にあるゴミ箱(これは名古屋にも欲しい。バス停にゴミ箱があるの。大きな。)に入れる。

そして、一度歩道に戻る。

でもさ。
気になって。

残りのゴミも拾いはじめる。

「あの、私も手伝いましょうか。」そういって、それまで後ろにいたお姉さんが。
「でも、いや、私のは私がやりたいので…。」
とかなんとかいいつつ、黙々拾うわたしたち。

「京都はきれいな町なのに。」
「ほんとですね。」

全部拾い終わると、
「すいません、どうも気になってしまって。」
「私も、気になってたんです。」
「あの、大学の方ですか?」
「はい。」
「造形大の?何コースですか?」おや。
この人は同じ大学の通信の人だったらしい。
「情報デザインですか。私、染色なんです。」

とかいうわけで、その方とバスに乗る。
無理矢理デジタルタイポグラフィで作った名刺を渡し(前の日に切っておいた。)手帳に書いてもらう。

「情報デザインって何をしているんですか?」
………やっぱりわからなかったか。どうも情報デザインって内容の想像がしにくいらしい。
「今はピンホールカメラを……ピンホールカメラって知ってます?」
「…いいえ?」……ここでカルチャーなショックだったのは、私的には当然知っているものだと思っていたのに、世間一般的にはあまり知られていないことだったのかーと。
「……とゆーカメラの原点な仕組みでカメラつくってるんですよ。」
簡単に説明する。
「へえーー難しいけど面白そうですねー。」
……難しかったんだろーか。それとも私の説明が悪かったんだろーか。
でも染色のことを何も知らない私が、染色のことを聞くのと同じことなのかもしれない。

そこで彼女とは別れたが、他コースとの交流もいいものであるなぁなどと思い。積極的に話し掛けることがマイナスになることは少ないのかも。と。
少なくとも自分のバカさ加減を披露する程度のことなんだなぁと。

ちょっとだけ、面白かった。

つづく。



2001年08月12日(日) 人人人。

12日は、(今日は15日です。)

フォトの授業だったのだけど、なんと受講生が30人もいて。
(うひーって感じです。)
なのに先生が2人で。TAを入れて三人………とかゆー。
(ああ、先生が足りないのだなー。)

おまけに夏のスクーリングは機材の取り合いで、その機材がやたら壊れてたり。
学校施設としての外見は良くなったんだけど、中身が充実してないんだよねー。カッターとか最低限度のものは置いておいて欲しいですわたし。
いろいろあると思っていくと、無いことが多いので、これを使うかもしれないと思ったものは、自分で持参しましょーう。(←ダメダメ。)

さて、今日(15日)学校から通信のアンケートが来ました。(はあと)
いや、楽しいですね〜。
ぼろくそに書いちゃいましょう。うむ。
しっかりきっちり、書きましょう。
思うところは多々ありすぎるくらいです。

はいいとして、フォトではカメラの原点である「ピンホールカメラ(針穴写真)」「カメラ・オブスキュラ」についてほんとーーーーに、やたら簡単なレクチャーで始まりました。(笑それくらいのがいいのですけど。何せ三日でそれをしようというのだから。)
ちなみにカメラオブスキュラについては調べると楽しいのでお勧めです。

さて、このピンホール。簡単に申しますと、真っ暗な部屋(密室)の壁に小さな穴があいています。
そこに外からの光りが入ってきました。
それが、壁の反対側に光がさして、その光の部分に外の風景が180度回転した状態で、見えるというものです。
それが今のカメラの原点です。
んで、これは初期には王様とか、貴族とかの肖像を書くためのトレースとして使われたのでした。
あと、少しすると遠近法を書くために建物の奥行きとかパーツの参考のために画家が使っていたものなのですね。
それから、古典芸術が発展してゆくのですけど。
つまりカメラが無ければ画家は肖像画ばっか描いていたことになります。
カメラに仕事をとられたので、印象派とか、そーゆー自分の内面を表現していく芸術のなりたちになったわけです。(うけうり。自分でしらべましょーね。得にデザイン科の教科書を参照されると良いようです。)

というわけで、原始的カメラを使い、写真を撮る。
ピンホールカメラに興味のある方は今ポラロイド社から「ピンホールキッド」という即席でピンホールカメラを作れてしまうものが発売されています。価格も一万をきっているので、お安いのではないかと存じます。
(セピアはちょっと高いみたいです。)

しかし始めてだよスクーリングで自己紹介するの。(笑)
センセが女性のセンセで、おっとりしてる先生と、ひとりは突っ込み役になってましたこれも女性の先生ですけど、見てて面白かったです。

出版業やら、印刷業やら、編集者やら、グラフィックデザイナーやら、ベンダーさんやら、主婦やら、いろいろな人が集まって、まるで万国博覧のような教室の異様さは、そこに居合わせた人しかわからないでしょう。

そんな異様な(ていうか、やべーよこの人たち……人間として。汗)
空間の中で異様に浮いてしまったかのワタシ。(笑)
ひとりで喋ってました。
そして、ひとりで大笑いしてました。(ああ寒い。)

一人の方に「そういう人がいたほうが場がなごむっていうか、……」というフォローを受けたのだけど、それってフォローになってません。(涙)

伝達というのは、情報デザインとしてかかせないものだとおもう。
伝達の手段としてデザインということをするのだから、情報を伝達するのに、自分を言葉で表現するのがどこがいけないんだ。
などと思い。
なんだいみんな良いかっこしちゃってさ。(どうせおいらは田舎者。)
とか思ったり。
いや、それはワタシの思い込みなんですけど。
どうも、反応がないとつまらない。

つづく。



2001年08月11日(土) FIGARO(JUDY)

フィガロのなんとかっていう劇を思い出して(結婚式だっけ?)つい。

プレゼンテーションの話。
スクーリングで作品を発表する時に、どうしても許せない人がいた。

許せないとかいうレヴェルじゃなくて、単に人間としてはともかく作品としてはどうなの〜?という人だったのだけど。

まあ人のことをいう前に己を知れって感じなのですけど。

年の頃はそれほどめちゃくちゃ年って感じはしない。
いうなればキャリアウーマン。
ワタシはできるのよ的な人。
(見ただけでそういう感じなの。)

作品をここで話すとばれてしまうので、さけるけど、作品というのは、自分の内面もしくは情報を伝達するためにあるのだから、よけいな言い訳や、説明は理屈っぽくなってかっこいいものじゃない。

ので、プレゼンでは短く端的にできたらなぁといつも思う。
ワタシは割合短いと思う。

しかしね。
支離滅裂な文章ーーーおそらく本人の中でまとまりのない感情ーーーが溢れ出す様は、けっこうみっともない。
プレゼンのせんセの前だけじゃなくて、日頃から自分はこうなんだ!
ということをいうことが必要かと思われた。
というかね。

だからね。

皆いろいろ思ってることはあるのに、人の出方を伺いつつ、「自分は本当はこんなんじゃないのよ〜」的な態度がむかつく。

自分を表現できない人に、作品なんか作れるはずがない。

「ええ〜できないのよ〜(本当はできるんだけど。)」

とかゆー人が一番嫌い。

(でもできて無いことが多いんだけど。)

………まあ、そういう人がいたんです。
名物な人らしいんですけど、その方のプレゼンテーションがやーーーたーーーーらと長くて、精気吸い取られました。

あれって、作品が自分の気に入らないものだとなおさら言い訳したくなるんだよね。だから、話が長くなる。
そういうのはただ滑稽なだけなんだけど。
理屈を言い出したらきりが無いから。

芸術なんて哲学だけどね。
そして理屈なんだけどね。
ほんとはそういうの無くても(もちろん知識はあったほうがいいんだけど。)できるんだけど。
どうしてか私達は忘れてしまうのね。

ちょっとだけ、気分を害した日でした。
(というかわりと皆目で語ってたんだけど。そのプレゼンの間。)

あと、プレゼンテーションが声小さいのはだめだよね。

いらいらする。
聞こえないし、そういうのって自分の作品を見てほしくないのかな?
って思ってしまう。
先生だけに見てほしいなら、プレゼンテーションはいらないから。
せっかく遠くから金かけて来てるのに、まだ甘いんだよね。
(いや、ワタシもですが。でもプレゼンはもっと上達しないとなー)
マイクがある時はいいんだけど、そのへんマニュアル欲しいなぁ。



2001年08月10日(金) TENNESSEE WALTZ(やっぱり英語は大切。)

というわけで、どうやらデジタルタイポグラフィの授業はふつうな感じで物足りなかったみたいです。(笑)

今日は(15日)敗戦記念日です。
ええ、まけた日です。小泉首相がいきなし13日に参拝しちゃって、びっくりですけど、結果おーらいで良い感じです。

芸術も常に人とコミュニケイトをとれるようなものであればと最近強く思います。

綾戸のライブのチケットがきましたーーーーーー!!!!
わーい。
しかし、席が多分4階。
そして、オペラ座のような大ホールなので、シートが少ししかないボックスのような席でした。(すばらしい。涙)
かっこいいいいーーーっ。
クラッシックなどはこうなのでしょうか?しかし、ドームにくらべて落ち着いた雰囲気が好き。(そりゃそのために作られた場所だからです。笑)

京都では本当にいろいろなことがあって、いろいろな人に会いました。
それでまた自分の歩いた道を確認なんかしてみたりして。

朝早く出るのですけど、(ホテルを)バス停に何度かお会いする老人がいました。
「どこにいかれる?」
この質問何度かうけました。一度はHさんと河原町まで行く時に。
そして、その時は歩いていったほうが早いと道をていねいに教えてくれました。その老人が、「どこにいかれる?」と。
私は始めははぐらかしていたのですけど、(どう答えたらいいのかわからなくて。)「北白川です。」といったら、
「そりゃ遠いわ。ああ。遠い。」と納得して、どうにかバスに乗ることを彼の中では許可されたみたいでした。
早く起きると良いことがあります。
平安神宮のあたりは犬の散歩コースになっていて、ジャーマンシェパードや、ラブラドールレトリーパーといった大型犬を見ることができました。
その他にもたくさんの犬を見ました。
朝日がゆっくりとのぼっていくのを感じながら、バスを待ちます。
慣れたもので、5系統のバスでも銀閣寺と書いてあるのは、銀閣寺までしかいかないので、岩倉と書いてあるものに乗ります。
この運転手もその時によって違います。
冬にくらべて夏のスクーリングのほうがメジャーなせいか、わりと接客もいいです。

そうやって、空とでかい鳥居を眺めながらバスを待ちます。
この時の京都は今よりずっと涼しかったので、随分気持ちよかったです。
もっとも、この時間だからさらに心地よいのかもしれませんが。

それで、上終町京都造型芸術大学前でおります。
(かみはてちょう。かっこいいですね。)
それからいつものようにコンビニでパンやらおにぎりを買い、学校の大覚寺よろしくどう考えても身障者のことなんかかんがえてなさそーな。
階段をあがります。(でも横にスロープがあって、そこから地下の図書館に通じていて、そこのエレベータを使えば車椅子でも上がれます。)
朝くると、必ず階段に落ちているお落ち葉を掃除しているおじさんがいて、挨拶をする。(でも何回かはすれ違い。)
つぎに人間館のインフォメーションセンターの警備員さんの前を通る。
(食事はいつも人間館でしていた。朝。)
そこの警備員さんはいつも大きな声で挨拶してくれる。
これが嬉しくてこの朝人間館食事がやめられないワタシ。(笑)
そして、たいてい一番早くきていて人もいないので、カフェの一番奥から二番目の窓際の席に陣取り、朝食。
そこから眺める山々が、自分がいつもすんでいる場所とは違うのだということを明確に語ってくれる。
蝉の声を聞きながらたまには新聞でも読もうかと思い、新聞のコーナーを見たけれど、中日新聞は無かった。朝日新聞があって、ああ芸術系って赤の人多いのかしら、などと思った。
でも日本経済新聞は無くて、ちょっと残念。前のコンビニにも少ししか置いていなかった。
日経はたまに読むと面白い。

さて朝食後それでも一時間くらい時間に余裕があるので、人間館の上の望天館に行く。そこの学食の前のイスが気に入っていて、たいてい左から4番目に陣取って、石原慎太郎の「いま魂の教育」を読む。残念ながら8割しか読めなかった。
ぼうっと空をながめながら、通りすがりのネコに写真を撮らせてもらう。
ジュディ・ガーランドを聞きつつ、ぼうっとしていると、そのうち学食のシェフがカウンター(ていうか、キッチン??)で忙しく準備をしている。
おそらく今日の昼食の用意だろう。

そうこうしているうちに、人がまばらにやってくる。
ゴミ収集車が来た時間がだいたい人が集まりはじめる時間だ。

そういうわけで、ゆっくり教室へむかうのだ。

つづく



2001年08月09日(木) LOVE(JUDY GARLAND)

ちうわけで、帰ってきました名古屋ん。
(今日は15日です。)

タイトルはジュディ・ガーランドです。この人のオーヴァーザ・レインボーが聞きたくて、安いテープを買いました。(五百円くらい。だから歌詞がついてなくて、またしてもヒアリング。涙)
(で京都へ持っていって、ずっと聞いていた。)
ペギー・リーとかも買ったのですけど、ジュディの方が好きです。

9日はデジタルタイポグラフィの授業で、何をしたかというと、
まず名刺をつくりました。
講師は二人、1人は女性、1人は男性。(今ちょっと名前が思い出せないのですけど)
しかし。その女性の方は数学のセンセという感じで、(実際数学を教えてました。)
二人とも少し話が長いのでレクチャーは退屈でした。

今回は1人一台マックが与えられてそれを使っての授業でしたが、どうも15人中いったいどれだけのレヴェルで使えるのかとかいうことをセンセイが把握していないので、授業の進行がわるかっったみたいです。

なので、デザイナーのHさんとまた一緒だったのですけど、彼女ははじめからコンセプト通りに作っていてめちゃくちゃ早かったです。

どうも数学のセンセは数値的に話すので、それがちょっとなーーーと思いました。

文字の大きさを計算して、行数を出すとかいう器用なことは私には出来ませんでした。(涙だってミリ単位じゃないんだもーん。ポイントって覚えられないわ〜感覚でしか。)

さて、次にA4の用紙に与えられた文章を使ってレイアウトするということをしました。
難しい〜。
何が難しいかって、モニターで見てるのと、手で作業するのはまた感覚が違うので〜。それが難しくて、苦戦しました。

で今回のメイン。
自分の好きな本の表紙をデザインする。

私は折角なので(何が!?)
「ハムレット」を選びました。
そして、グラフィックデザインに挑戦。(笑)
見事玉砕。
いや、楽しかったです。(笑)
自分の能力以上のことを毎回やろうとしてるチャレンジャー四亜です。
でもそれが何か楽しくて最近くせになってます。(笑おいおい)

ああ、何だかお腹すいたので途中ですがここできります〜。
また書けたら書きますけど、ちょっと時間がわからないです。では。



2001年08月08日(水) あれは偶然?あれは暗号?あれは…

タイトルが思いつかなかったです、ごめんなさい。
こんな日もあるんです。

今日は明日からのスクーリングのしたくをしてます。(進行形)
明日からはデジタルタイポとフォトなので、荷物がおおいかな。
しかし明日も5時に起きるのかー。つらいのう。

そろそろ寝なければなりませんね。

ああひさしぶりのタイプを味わいました。
(PCないと良い環境なのはいいんだけど、文章とか書くのはPCのが慣れてるんだよね。)

ウサギズと離れているのがやっぱし寂しいな。
電話で声だけ聞かせるんだけど。(しかしそれも生殺し。)

きのう同級生がバスにのっていて、会社がえりのサラリーマンよろしく、しかしバスの中で携帯でしゃべってるのには閉口。
つうかお前それは違うだろ!!

と。

ま。いいですけど、サラリーマンがそうでもしないとつらい現状なんでしょうし。(まるでひと事。)
自分にお金が入ると、まるで自分がとても偉くなったように錯角する。
そして、多少のことなら大丈夫だというごう慢さが。
出てきて。

ちゃんとOLしてて、お金は入ったけど自分の心には何もなかったから、統べてがまるで違う世界に見えた。
人なんてどうでもよかった。
人なんて死のうが生きようがどうでもよかった。
ただ、自分だけがよければ良いと思っていた。

そういう自分がなくなってしまえばいいと思っていた。

今は違うけど。
今日はだらだらしてて。(笑)
それで両親が喧嘩してて。
いつも両親が喧嘩するのは大概私のこととか、祖父母のことなんだけど。
「お前の育てかたが悪いんだ!!」

とかゆー父の言ってはいけない台詞一位〜五位に入ってしまうくらい日本のサラリーマンはばかなんですよというような。
やたらオリジナリティがない台詞に。

母、激怒し。

ああ、また血圧で病院におくられるんじゃないかしら、などと他人のように心配をしてみたり。

「料理が嫌い」だと言っただけなんだけど。
ただし、行間の
「生きるために必要な料理じゃないような料理…つまるところ主婦とかく女が作るものだと思われがちな料理…について」
の料理だったんだけど。
どうもその行間は理解されなかったみたいで。
(まあ、言って無いのでわからんでしょうな。←いおうね。わたし)

父のそーゆーとこが「この男は〜」と思うとこ。

どして「人として最低限度のことをしろ。」
とは言えないのかな?

まそれが言えないと思いつつもこんなことする私も随分甘いですけど。

ま、いいです。早く家を出れるようになりたいです。
(最終的には家族で暮らしたいんだけど、今はただデメリットになるだけだから。)

さて、そろそろやめないと母の雷が(もうすでに遅い気はするんだけど。)炸裂するので。(もう遅いんだってば。)

さて、それでは明日からまたいないです。
いってきます!!
(学校からかこうかな〜。)



2001年08月07日(火) 蘇れ!

つうわけで、しゃーまんきんぐから。
(どうでもいいが、あの林原のCMはどうなの!?)

ああ。今日(8日)
ビーズのCDの発売日。(涙)
なぜわたしは石原慎太郎の「いま魂の教育」なんてのを買ったんだろう…。
いや、良い本なんだけど。
そして京極の七人みさきの続編が出てたね。(笑)
明日のデジタルタイポそれにしようかと思ったけど、あまりに分厚いので却下。(笑だって、10センチ近くあるんだよー。重いよ。)

三日目は選んだ書体をスペーシング。
まだスペーシングしていた。(爆)

ほんとは早くレイアウト(A4の台紙に)に移らないとだめだったんだけど。
確認のコピーを何度かとって、
一息ついたとこで。

センセが。
「AとDの間があいてる。もうちょっとD左だよ。」
とか。
「TとAと、Vがあいてるんだよね。もう少し右。こっから見えません?あいてるでしょ?」
とか。
「あとは自分で良いと思ったら、進んでください。」
とか。

よけいなプレッシャーあんどつっこみ入れてくれるもんだから。

「うがあああああ。」
ひとり、悶絶しておりました。

実はおもしろがってないですか、センセ。

(大変有り難い指導でしたけど。涙)

なので、大体スペーシングだけで10時間近くかかりましてん。………。
もう、いっぱいいっぱいですわ…。

しかし、それでわかったのは、自分にやっぱり経験が足りないこと。
少しくやしかった。
もし自分がもっと経験があればけっこうまけないかんじだったんだけどな。
んでもって、もっといいものが作れたような気がする。
もちろん、今でもこの作品はとても好きだけど。
ファイルにしまっておこうと思うくらいは。

(ひさしぶりなんだもん。やっぱり手作業から離れると人間ダメになってゆくのだね。)
やっぱり伝統の道にいくか?
しかし、デザインを極めてみたい気はするのよ。
デザインって言葉がすきじゃなかった。
デザイナーって名乗ってるのもばかばかしいとおもってた。
でももともとのデザインっていう意味をそのまま背負える人になら、
なりたいような気がする。
その名を冠しても恥ずかしく無いような、そんな人になりたい。

今はそんなかんじです。


さて、やっときょうの日記ですねー、8日にいきましょ!!



2001年08月06日(月) 衝撃のサードブリッドォォォォ!!

というわけで、やたらテンション高くてすいません。
スクライドから。

君は時の涙を見たか。(ばいZ)

などと思い。(笑)

ちょっと今日はだらけてて。(今は8日です。)
ああ京都にいれば良かったな、などと思う。
15、16も京都行こうかなー。しかしそれで新幹線代出るなー。

ま、どのみちうちのウサギズの世話をしなければならないので(母は餌と出して遊ぶくらいはしますが、それ以外一切やらないので。)そうもいってられませんが。

しかし、アレだね。
学校にくる人ってのはいくらかの「野望」をもっているのだね。
それが例えはかないものだとしても。

私も野望な人ですけど。
一緒にいたコーポレートマークをデザインする(会社のロゴとかです。)デザイナーの旦那は海外で、めちゃリアリティある働く女性でした。
またデザインも慣れていて、一番仕事も早かったです。
そして、スペーシングがきれいなんだ。
プロと一緒な空間にいるのはすばらしいね。

今回は石川から参加したお兄さんもいて、その人は会社に内緒できていたらしい。(それでいいのか!?)一応理屈を聞いてはみたけど、なんとなく会社の人間館系を垣間見たカンジ。

わかったこと。
パソの無い環境だと勉強が進む。(笑)
どうしても電源入れる癖がついてるから、なおさら。
でもこのサイトもちゃんと続けたいしなー。継続は力だから。
しかしマシンが泣くわ。こんな使い方じゃ。(苦笑)
もっと勉強しないとなー。

京都ではいろいろ分かったり発見したことがあって、それが何より今回よかったと思うこと。

のせいか、気が抜けて今日(8日)はだらだらシャーマンだのスクライドだの、ビデオだのみてだらんだらんしてたら。

やっぱり怒られました。(苦笑)

つぎのスクーリング課題のデザインを構想してはいたんだけど。(苦笑)
言ったところで結果がすべてなスポンサー様にはわっかんないでしょーね。

もちろん、感謝しているのですけど。
感謝はしてるんですけど。
どうしてか素直に感謝できないような態度なので。(笑)
私も子供だから同レヴェルで怒ってしまうんですね。
ダメですね。
もっとしっかりしないと。

しっかりといえば、プレゼン。
これが苦手。

課題を発表するプレゼンテーションがあるのだけど、まず人前に立つことが苦手です。
たくさん言いたいことはあるのだけど、その場になるとどもってしまう。
(苦笑)
これはデザイナーとしては欠点になるので、なおしたいのですけど。
おそらく、思い込みでもなんでも、コンセプトと商品が比例した作品なら、ほこりをもってどうどうとむねをはることができるのでしょうけど。

そう、誇りをもって。
今のデザイナーはいったいどれだけの「創造」をしてるのだろう?

私は自分がつくり出したものがいままでゴミにしかならないと思って、非生産的だったから、仕事をやめた。
それも理由の一つ。

デザイナーは。とゆーか。もの作りの人が。
ゴミだしちゃいけないでしょ。

思ったんだけど。
無駄がおおいよね。
世界に。

今回ものすごく追い詰められて。
まだまだ甘いけど、現時点では自分の精一杯をだしきったスクーリングは、
ひさしぶりに自分が好きになれる過程と結果のデザインだったと思う。

ひどく感動した。

自分にものを作ることができたのだと。

このためにこの命はあるのだと。

驚いて。

嬉しかった。


いえの人にも見せたのだけど。

一瞥しただけで何も言ってくれなかった。

…ちょっとだけ寂しかった。

心配と、投資はしてくれて。
それはとても有り難いのだけど。

私が本当に欲しいものは、いつも遠くにある。

ずっと子供の頃から。

ずっと。

私を理解してとは言わないので。

みてほしかった。

二日目は「すき家」で牛丼の定食を頼んだ。
のはいいんだけど。
………食べ方がわからない。(笑)
前の兄ちゃんが食べてるのを見て。なるほど。
味はまあ値段に比例してました。

ホテルでそれ程接客は良くないんだけど、かまわれるのが好きじゃないんでこれはありがたい。(学生は別。)
距離を考えると、良いホテルよりは民宿のお兄ちゃん的なこのホテルが気にいっている。

しかしなぜか冷蔵庫は水びたしで、買ったチョコの箱がずぶぬれ。
クーラーは入ってなくて、自分でつける。
テレビはお金を入れないと見れない。
しかもお湯が熱い。

とゆーところだったので。
仕方ないから、教科書よんでた。(笑)
持参していった「古代文化論。」これで、栄翼の続きを書こうと思ったんだよね。(笑)
そうこうしているうちに三日目がきたのだ。
(ちなみにこの日は学校のカフェのPCが使えなかった。怒)

つぎへつづく。



2001年08月05日(日) 籠の中の鳥は鑑賞されるものにすぎないと覚えておきたまえ。

長いっすねータイトル。
(笑)
わかる人だけわかってくれ。
テレビ版Zから、クワトロ・バジーナ大佐の台詞ですね。(一部間違いがあるかもしれません。聞き取りなので。)

このシーンがかなりお気に入りで(笑)
得にアムロさんが
「なぜ地球圏にいるのです…?」
と聞いた時の一瞬のほくそ笑む表情がたまりません。(笑)
さすがです。大佐。(笑)


なんだかのっけからこんなんですいません。
どうも京都でふだん使わない神経を使ったので、名古屋モードに戻ってきてます。(笑)
これさえなければ立派なもの作りの人になれたかもしれないのにねぇ?
持病なので仕方ないです。

さて、今日は8日です、
明日のデジタルタイポのための230MBMOを買にいかなければならないです。
(自宅には230であいてるものがないので。ほとんど640だからなー。)

5日。
京都駅についたのは、7時45分くらいでした。
なのに、バス停はすごい人。
長蛇の列ができていました。幸いにして、座ることができたのですけど。
そして、学校につくまで40分くらい。(多分)
久々に見る人間館はやたらでかかった。(笑)
とりあえず、教室にいくと、まだ二人くらいしかきていなかった。
今回はタイポグラフィ基礎。
ひさしぶりにデザインという気がします。
しかしこのタイポ。(ほんとうは略すと、誤字をさがすとかいう意味にとられるので、タイポグラフィは切らないで使わなければならないのだそうです。)
いい思い出がない私としては、あまり乗り気ではなかったのです。
タイポグラフィの内容というのは、今ではあたりまえになっているワープロやパソコンで使われている書体の(たとえば、明朝体とか、タイムズとか、センチュリーとか。)作った歴史を学びつつ、文字の個性を学ぶというか、そーゆーことです。

で、センセがくるのは相変わらずな時間で、(いえ、時間通りなんですけど。笑)三人のセンセがついた。(全員男。眼鏡着用。)

タイポグラフィが持つイメージのせいなのかどうかは知らないが、12人しか生徒がいなかったので、集中して授業をうけることができた。

今回の課題は、9つの書体の中から、一つ選んで、その文字の成り立ちをレポートとして提出しつつ、スペーシングの基礎をしつつ、最後にその文字らしいレイアウト構成をモノクロでするというもの。
まさにデザインの基礎。

私が選んだ書体はバスカヴィルといって、オールド・ローマンと、モダン・ローマンの中間に位置する文字だ。
このオリジナルは見ていないが、いつか見てみたいと思う。
実際に使ったのは、パソコン用に各会社が作ったフォントなので、アルファベット一つを取っても癖が違い、線の細さや、ラインののびなどが違う。
何気なく見ているとわからないし、読めればいいだろうと思う書体も、
実はその書体を作ったり、復刻(オリジナルをパソコン出力用に作り直したもの。)をつくり出した人たちの歴史を知ると、文字のおもしろさがわかってくる。

さてそれはいいとして、まずは軽くスペーシングだ。
このスペーシングというのは、今100%パソコンでできる文字間の空間を手作業ですることをいう。
文字と文字の間のスペースを自分で作るのだ。ピンセットと、(正式名はトゥイザー)スプレーのり(コクヨ55番かな。)を台紙(ケント紙)に張り付け、「minamimon」という字を完成させる。
これが難しい。
何せアルファベットというのは日本語と違い、iは細長いし、Wは横に広がってる。日本語は大体が正方形におさめられる形になっている。(漢字とか。)
MとIの間が髪の毛一本文足りないとか、髪の毛二本左だとか、そういう作業になる。
さんざんセンセにダメをくらい、なおすこと○時間。
やっと形になるまでその文字を見つめ続ける。(と疲れるので、休憩することをすすめる。)

つぎに選んだ書体の過去とゆーか、生い立ちを調べる。
これは教科書を参照し、まとめるのでそれほど難しくはないが、その副教材すべてを理解し、なお次数枚数共に自由なので、ぶっちゃけたはなし一枚でもいいわけ。
(ただしせんセを納得させる内容であること。)
バスカヴィルてゆー書体は、できたのはイギリスで、18世紀のまだ産業革命前。17で大成したジョン・バスカヴィルって人が作った。
この人がかわりものらしくて、中年のおっさんになってから、金持ちの道楽よろしく、印刷所をつくってしまった。(笑)
んでそれまでロココ調とかのゴージャスな模様の入った本の装飾をいっさい使わない今でいう文字だけの小説を作ったんだ。
この人は文字とレイアウトで美しさを求めた人なのね。
もともとカリグラフィとかを教えてたくらいだから文字は達者で、だけどその彼の文字は細い部分がその当時の印刷では再現できなかったわけ。
だから、自分でつくっちゃえーーー!
と思ったらしい。(笑)
インクと、紙も改良して、自分の文字が最大限にきれいに見えるものを作ったのだけど、当時のイギリスにはキャズロンて人が作った活字が広まってて、熱狂的な人気だったから、コアなファンからは受け付けなくて、「なんじゃこりゃー」と不評だったみたい。

のちに彼の影響を受けて、ボドニ書体のボドニ(イタリア)…この人は後のモダン・ローマンを作る人のひとりなんだけど。や、フランスのフールニエにも影響を与えて、今日ではいろんな会社で復刻版の活字が作られて、世界中で使われている。
トランジジョナル・ローマンともいわれる過渡期のローマンができたというわけ。

ひとりひとりを語るとこの日記では終わらないので、やめるけど、文字にはそのつくり出した人たちの熱い思いが入っている。
活字というのは、読みやすくするよう人が作った芸術の文字なのだ。

(というふうにまとめておかないと、終わらないので。)

日本の書体はというと…これはつぎの日にしましょう。(また後で。)



2001年08月04日(土) moon river

今日は暫く(とはいっても三日だけだけど。)綾戸のBGMが聞けないので、
moon river(ってこの字?)を聞きながら。

教科書あと40Pくらいあるやつと格闘中。
つうか文字大すぎ。
大学ではこんなに文字入ったタイポの教科書とかなかったので、
苦戦してます。(笑)

まあ、歴史とかは面白いんだけど。別にいらないし。(タイポがキライなんじゃないんだけどさ。・・・・・・できることなら避けたい科目だったのよ。)

宝石の書物は学校に行くまでのバスの中だな〜。(正確には書物の中の宝石。間違い。)
明日も早いので〜早めに寝たいのになぁ。
マックの調整は帰ってからかな。(溜息。)

どうでもいいんだけど、どうして講義とか、名古屋でやってくれないんだろう。
・・・・地方だしね。田舎だしね。
いいんだけど。いいんだけど。

わざわざ東京とか、京都までいかなくちゃいけないのがまず生涯学習として間違ってるわ。
つうか、JR高すぎ。(涙)
どこでもドアください。マジで。
開いたら、北海道とかさ。(涙いいなーそれ。)

しかし頑張るのだー。貴重な夏だからね。
最後の夏だからね。(?)
この一年は大切に時間を使いたいよ。

せめて試験だけでも名古屋で受けたいです私・・・・。(涙だって二時間の為に京都まで行くのはどう考えても殿様商売としか思えないんだけどー。)

センセたちも頑張ってるんだろーけどさ。
金になるんだからいいじゃん。(笑)
ま、自分の向上心の為と思って頑張るけど。
そして、将来の私の為。
(しかし将来なんかあるのか?笑)

ゆっくりと歩みたい。
急ぎすぎて見失ってしまうよりは。


いかん、本当に勉強しないと。
(そしてたどり着けるのかホテル。謎。)
それでは、また。

マニアはまた今度〜。



2001年08月03日(金) ボヘミア〜ン

あなたの腕に抱かれて〜だったかしら。
一度しか聞いたことがないので、知らないのですが、ボヘミアン。
女性シンガーで、かっこいいなぁと思ったのを覚えています。

何故ボヘミアンか。

今日はビーズにチャレンジ!!

手芸センターでビーズコーナーに行き、とりあえず、マニュアル付きの初心者用セットを購入する。
ビーズはビーズでも、B’zとは違います。(わかっとるって。)

面白い!!

面白いですわ。これ。
実はブレスレットを作ったのですが、(ちなみに母は指輪。)上級者向けとか書かれていた。(笑見てなかった。)
けど。
わりと理屈がわかるとそう難しくないです。
テグスがやたら癖がついていて、やりにくかったけど。

夏はじめのスクーリングにはこれをしてゆくのだ!!

しかし。
最後の最後で、クリスタルというビーズが、欠けていて。(涙)
明日お店にいくけど。
そのクリスタルのビーズの予備は無かったので(涙)
まだ未完成です。

暫くは現存の既製品を作ってみて、感覚をみようかと思います。
(面倒なんだもん、ものすごいビーズの量から自分のデザインの選ぶの。)
早く自分でデザインしたアクセサリーがつけてみたいです!

こういうのって一種のジュエリーデザインなのかな。
高さとか、曼荼羅みたいで面白い。
(また曼荼羅。好きですね。笑)

時間は大体一時間とちょっとくらいで出来ました。小さい粒ビーズをいくつもテグスに通すのが大変でした。


それと、今日は、メーカークツワの夏期商品
「まんげきょうを作ろう!」800円を購入。
(推奨年齢6才以上)

いや、前から欲しかったのだけど。
さすがに商品だしねー。(バイト先の。)

これは、一つあれば万華鏡が出来るもので、万華鏡の周りを紙粘土で好き勝手に
飾れるという楽しげなシロモノ。

二回目のスクーリングまでに作って、見てもらいたいなーなんて思い(笑)
がんばって創るのだ。



2001年08月02日(木) Dreamer熱い鼓動を呼び覚ませばいい(0083)

私はこちらよりMEN OF DESTINYのが好きですが。
今日はガンダム0083シングルから。
良い歌詞ではあるんですけど。

何だか、夏なので、ガンダムちっくなんです。サンライズです。
今朝は綾戸のライブがあるというので、取急ぎネットで予約なんかしてみたり。(しかし大丈夫だろうか?返信メイルは金が入らないと来ないのだろうか?)

ちょっと情熱です。
ほとばしるパトスが。(笑)

今日も熱かったです。休み時間にお茶三杯飲んでおいたのは正解。
しかし、その後また飲んだけど。
そして帰ってきてから500MLくらいナトリウム補給したけど。
うん。随分健康になってきたなぁ…。

そう。情熱なのです。
熱愛なのです。
何が?
創作意欲が。
果たしてそれはどの方向の創作意欲なのか謎ですが。(笑)

久しぶりにアニメ見るとだめですね。自分がおたくだって再確認しちゃいます。(笑)
色とか、動きとか、音とか、いろいろチェック入れてる自分が何者!?
みたいな。(笑)

えええと、今日は。特になんだかアニメちっくになってます。
自分が。(笑なんなんだ。よくわからんぞ。)

つうわけで、がんばってサイトの内容充実させるべくいくのです!!
シュダッ!!(効果音。FSSの感じで。)

なんか今日はいろいろ思ったのですが。仕事とかで。
時間ないので省きます。
ちょっと眠いし。
ま、掲示板なんかで思い出したら書きます。では〜。



2001年08月01日(水) 大理石の壁背中もたれアナタの瞳見てるmoon light(アーシアン)

今日のお題はこれも高河ゆんの「アーシアン」(新書館ウィングスコミックス)から。そのイメージCDからですね。たしかblue loveだったかなー。

言ってしまえばホモ話しなんですが。ていうか、天使なのでそういうのは関係あるのかわからんのですが。
高河はこの頃と「源氏」と、「ラヴィアンローズ」あたりが好き。
私が初期の漫画絵で多大なる影響をうけた方です。
16才でデヴュ−しちゃった人です。凄いです。
この人の独特の間の取り方は好きです。
今のコミックスの先駆けみたいな感じかなー。(一部の)
表情が豊かなので、ラインの書き方とかが好き。
旦那は「たつねこ」さんとかゆー、漫画描きで。セラフィックフェザーか何かを描いていた…。しかしエロです。
たつねこさんの影響を受け過ぎた時期の高河はあんまし好きじゃ無い。

………はいいとして。(どうもかたり過ぎ。思い入れがある人だからなー。)

BGMは木村大のギターですね。うん。アルバムの2。

影響をうけたというと、あと誰がいるのかなー?
CLAMPとか、冨樫とか、かな??
その時によって違うので〜。
あと、ガンダムWの時に設定資料を模写したので、その所為か影響が出てます。何でもそうだけど、模写するとその人のラインが出やすいものだなぁ。
最近は真面目な絵は模写してないんだけど。
まねっこはいいですよ。
真似から始まるので。
何ごとも。

だから今の私の絵は少し出来上がりすぎてていやなんだよね。
お決まりっていうか、どこにでもあるから。
それがいや。

もっと人間を観察して、デフォルメできないといい絵は描けないのだと思う。そのへんがデッサンしたり無いんだろうな。
はっ。しまったあああああっ。
シャーマンキングがーーーーーーーーーっ。(涙)
(どうして忘れてるのよう私……えうえう。)
うちのビデオは壊れてて、再生はできるけど、録画は出来ないので、タイムリーで見なければならないのです。(涙)
あー部屋にテレビデオほしー。(したらサターンとかできるのになー。)
しかし子供の部屋にテレビを置くのは良く無いね。
教育上。
少なくとも小さいウチからテレビが完備されてる子供ってよくないと思う。
テレビが悪いわけじゃなくて、際限なく見れちゃうでしょ。
やっぱりそれは駄目でしょ。


今日は林ライスです〜。(歓喜)林ライスの林はこの林でいいのだろうか?
多分違うのだろう。(しかし直さない。)

うっれしーな。うっれしーな。

さて、今週末は京都です。
どんなものがまっているのでしょうか!!!
人が沢山いそうでいやです。(笑)
タイポグラフィも取らなくいいなら取りたくないです。(涙)

ををを。
松坂屋ホールで、「千と千尋」の展覧会をやるらしい!!!!
15日からです。うぬう。行きたいなぁ。
…しかし、それより何よりはやく動画作りたいよ。私。
(がんばれー←自分で応援。)

それでは、今日はこのへんで。
追加があればまた書きます。


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