QP-Days
くづき



 秋田犬バフッ!

今日一日働けば、明日は代休。働くわ〜と会社への道をテクテク歩いていると渋
谷の郵便局の前に特設ブース。
毎年恒例の「大館まつり」の季節です。きりたんぽやお漬け物なんかの特産品の
販売や地方切手なんかも売っている観光PRイベントでその特産品の一つとして
「秋田犬」の子犬たちが毎回やってくるのです。

以前はだっこして写真撮影会なんてイベントもあり、その頃はコロコロとした子
犬達が来てくれていたのですが、ここ数年はもう少し大きい子たちが来てます。
サークルの中に茶色の子と白い子の3匹、。顔は幼いのに既に実家の柴犬より大
きい体です。人懐っこくてサークルに人が近付いてくると後ろ足立ちで尻尾を
ふって挨拶してくれます。

ウキャー!可愛いよ〜。
サークルにかけた前足の太さにクラクラ。ふっくらした肉球なんかも触ったり。
ああ、服の袖を噛むな。ファーの部分を喰おうとするな〜、私の指はビーフ
ジャーキじゃないぞ〜と思いつつ、相手をしてるくづきは  ヽ(´ー`)ノ な感じ。

朝からエエものみたなぁー。
このイベントは28日(金)まで渋谷〒でやってます。わんこコーナーは午前9
時頃から午後3時まで。

深夜アニメの「巌窟王」はどんどん盛り上がっていてイイ感じ。先週伯爵と一緒
に宇宙まで傷心旅行へ行っちゃったおバカなアルベール。伯爵とラブラブなのは
エエですが、その間にパリではエデによって復讐劇の幕が上げられていました。

今週は伯爵の微妙な感情の出てる表情がどれも良かった!哀しそうだったり、切
なそうだったり、嬉しそうだったりと視聴者の乙女心鷲掴み!!!
伯爵〜、ステキ〜!!!と散々思わせておいての最後の悪魔の高笑いですよ!
もう、ダメ。完全にやられてます。

明日は帝劇でアレ見て来ます。


2005年01月26日(水)



 うわわわーーーーーーん

「不機嫌なジーン」の2回目録画出来てなかった!
先週「毎週録画」で予約セットしたつもりだったのに、1回だけしか予約してなかったよ〜。
あうあう。
今週も教授はハイテンションフェロモンをまき散らしていたんでしょうか?
もう全部仕事が忙しいのが悪いんじゃー!!!

裏の唐沢「ハチロー」は松吉姐さんにお願いしてあるから大丈夫なハズ・・・。

22日に井上芳雄くんのファンクラブ結成会へ参加してきました。
デビューから最近までの舞台のフィルム紹介や生歌4曲ライブ、スペシャルゲストで
橋本さとしさんまで来てくれてとても楽しかったです。
またこういうイベントあるといいなぁ。



2005年01月24日(月)



 タイムスケジュール

日付けが変わる頃にメールしてきて「明日」ってのはいつですか?
朝メールチェックするんだから「明日」でいいんですか?
それともメールの送信時間で考えた「明日」だから「今日」ですか?

そんな仕事がいくつもいっぺんに来るのは嫌です。
うちの会社は不夜城だけど、働いてる人間は24時間営業じゃないのです。
会社で毎日寝泊まりしてる訳じゃないんです。
体調がイマイチな時は明日の仕事の為に早めに帰ったりもするんです。
お願いしますよ。
もう少しだけ早く連絡いれて欲しいです。
夕方営業さんに確認してくれるように頼んであったのになぁ。
ハフ〜。

明日の「誰でもピカソ」は『韓流特集』とやらでパク・トンハさんもゲストで
登場。月末からの『歩兵の本領』のPRを兼ねてなのだとは思うけど、チラッと
でもエリザの舞台が映る事を期待。

・・・問題は今の時点で録画の予約を入れてない事。
予約しに今夜中に帰れるかなー。

2005年01月20日(木)



 教授は変わり者の方が面白い

今夜は8時には会社を出る!と思っていたのに結局その時間には出られず、家に
着いたら9時半近くになってました。
念の為に録画予約しておいて良かった。

『不機嫌なジーン』1回目。
あんまり月9っぽくない感じ。昔のフジ水曜9時枠ドラマみたいだなぁ。
内野さんの教授は変な人でイイ!干潟でサンプル採集してた頃と今のギャップも
エエ感じ。
ダンスの時のタキシードは胸板の厚さと全身のガッシリ感が災いしてか似合って
いるような、似合ってないような?
シャツ1枚の姿の方がスタイル良く見えるなぁ。
今回は登場人物紹介で終わっちゃった雰囲気なので、次回からお楽しみで。
小林さんの出番がもう少し多いとくづきは嬉しいです。
CG増産の内野フェイスはこれからも出てきますか?(苦笑)

しかし最後の屋上でのやり取りを見てたら来週から付いて行けるか、ちと不安
も(^^;
竹内さんのあの鳴き声っていうか、泣き方はないだろーと。

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今日は仕事のスケッチでちょっとイケナイことをしてしまいました。

・・・だって、指定がなかったんだもん。
・・・「ドレス」ってしか書いてなかったもん。
・・・カラーリングはちょっと変えたもん。

多分世界で一番衣装持ちの某キャラ(対抗できるのは口のナイ白猫キャラ位?)に
コッソリとエリザベートのハンガリ−戴冠式風の青ドレスを着せてスケッチを
出してしまいました。
提案用のスケッチだって言うから大丈夫〜♪なハズ。
でも、もしこのまま商品化まで進んだら自分で買って色塗り替えてシシィバー
ジョンにしてしまえ!と思ってます。
ホホホホ〜。


2005年01月17日(月)



 頭が豆腐に

サイトのTOP絵を「寒中お見舞い」バージョンにしました。
バレンタインの頃まではこの絵でいく予定。
金髪キラキラな人たちばかり最近は描いていたので、たまに和風でアッサリと。

エリザ本の進行とサイトの改築を同時に進めて頭がウニ豆腐状態になってます。

エリザ本のレポはどこまで書くべきかなー。
前みたいに細々書くと帝劇分は文句しか出てこないんだよね。やっぱり。
かといって軟らかめに書くと「くづきさんのレポ読むとシリアスなシーンでも
笑いがこみあげてきます」とか言われちゃうし。
ううん、困ったもんだ(泣笑

サイトの方はCSSやらスタイルシートやらを初めて使って作ってるのですが、
イマイチよーわからん。
気分は魔法の教科書片手の見習い魔法使い気分だよ。
面白いんだけど、頭と身体が慣れるまでが大変だー。

「走れメルス」と「SHIROH」の感想はちーと待ってください。
なんかどっちも文章より絵を描きたい気にさせてくれる舞台でした。

久々にお友達のエリザネタ小話を読ませていただく。
うん。たぶん同じ物を見てるんだ。
金でも銀でも同じものを見て、自分の中で消化してる具合は似てると思う。
最後の天秤をどちらにどれ位傾けるかの違いで人それぞれの口から出て来る
感想が違ってくるだけだよ。


つー事で面白かったです。某さん、また読ませてね。

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くづきが2004年版初期の銀トートが苦手だったのはいろんなところが恐かった(笑)
からなんだけど、それは同時にあの恐さにはとりあえず「戦う」姿勢で向かいあう
事でもし自分が負けても言い訳が立つ気がするのが嫌だったから・・・かもしれん。

ある意味どこまでも暖簾に腕押し的な金トートの方が気が付いたら取り込まれて
いそうで常にその事を意識し続ける必要があるところが好きなのかも。

ホラー映画で扉の影から飛び出してくるゾンビより、ヒッチコック映画の普通の
人の扉に写った影の方が恐い・・・っていうのに似てる?

あと帝劇銀トートは華麗なマジックショーの舞台裏を見せてもらったら、実は
メチャクチャ手際が悪い人がやってた・・・みたいな軽いショックを受けたり。
こんな人に騙されてたんか・・・シシィ、フランツと。(苦笑)

2005年01月16日(日)



 サクッと感想「走れメルス」

お昼に帝劇のチケット窓口で3月の「レ・ミゼラブル」のチケットを追加購入。別所
バルと山口バルを1枚づつ。戻り分のチケットがあったらしくどちらも思っていたよ
り良い席が取れました。
駒田テナルディエが見たかったので3月中の公演じゃないとね。
「SHOCK」の公演中なので劇場周りにはダフィが一杯・・・なんだけど、帝劇ビルと
隣のビルの境目付近には劇場の人が立っていて一応彼等を牽制してました。ほほー、
初めて見たよ。やっぱりジャニーズ公演だとこういうところも厳しくするのかなぁ。
それでも帝劇ビルの敷地から一歩出ると、オジちゃんたちに声かけられましたよ。
違うんだ。私が見たいのはコレじゃないんだよ!

夕方のYahooニュースで本田美奈子.さんが急性白血病で入院された事を知る。
半年程治療に入るそうなのでもちろん「レ・ミゼラブル」は降板です。彼女のファン
ティーヌは楽しみにしてたのだけど、一日も早く完治して舞台に戻って来ていただけ
ることを祈ってます。

夜はNADA・MAP「走れメルス」観劇。
面白かったですよ、私は。
物置きから昭和の香りが詰まったダンボールをひっぱり出してきたら、「うわー懐か
しい」とか「何これー!面白いよ!!」「ヘーこんな事あったんだねぇ」なんて読み
ふけっちゃう感じ。そしてその中に入ってた雑誌とか変な玩具を今のインテリア
とかに使うと異常な位マッチしちゃってます、みたいな。

詳細は週末にでも書きますが、向こう岸とこちら側に大きな海峡があった時代ってい
いねー。いまは全部が混沌として二つの境界線はあってないようなものになっている
気がします。

深津さんの芙蓉がキレイだったな。勘太郎くんのスルメは「健全な狂気」と芙蓉への
愛が同時に存在してて良かった。スターな河原さんは頑張ってた。彼の艦隊の上で微
笑む零子さん役の小西ちゃんは女神みたいだったよ。
しかし、それ以上に野田さんや古田さんたいオヤジ役者たちのパワフルさにやられま
した。「7、80年代を青春フィールドに俺達は生きてきたんじゃ!」的なキラキラっ
ぷりがたまらん。
古田さんなんて出落ちだよ。招き猫はズルイよ(^^;

若い役者さんたちとオヤジな役者さんたちの素のテンションの違いみたいなものが作
品全体のベースを支えている感じも面白かった。演技力とか台詞回しとかの技量だけ
じゃない部分が浮き上がってみえてきた感じです。

2005年01月13日(木)



 今日はファントムの日

今日から劇団四季の「オペラ座の怪人」海劇場公演が開始。
久々の東京公演です。くづきは4月の頭のチケットを取ったので、まだまだ先。

今朝の日テレで昨日のリハーサルの様子が放送されるとのことだったので、TV前で
待機。おおー!石丸ラウルだ!やっぱりカッコいいねー。
私が観に行く時まで出ていてくれるといいんだけどなぁ。
素の石丸さん状態でピアノで曲の音域の説明もしちゃってます。

高井さんのファントムも楽しみなんだけど、彼も何時まで出ていてくれるんだろう・・・
村さんもキャスティングされているんだよね。出来れば高井さんで見たいのよ。
クリスティーヌは佐渡さんなのかな?うちの会社の営業さんが彼女の知り合いで、
「今度ヒロインやるんだってー」とくづきに教えてくれたものの作品名を聞いてない
とかで結局何に出るのか謎だったのよ。(「エビータ」もあるからそっちか?とかね)
TVの映像を見る限りでは割と大人っぽいクリスかも。

時間差でフジTVでは映画版「オペラ座の怪人」の話題。
試写会の応募にはことごとくハズレてしまったのでワイドショーの放送で見るしかな
かったのですよ。他局では試写会よりも、会場に来ていた某女優さんの話題ばっかり
でヒヤヒヤしたのだけど「めざましTV」はちゃんと試写会前のミニコンサートの映像
を流してくれました。
今までも何度も映画版ファントムの特集をしてただけの事はありましたね。

井上くんと笹本さんはこうして見ると若いなぁー。直前の四季のラウルとクリスが大
人だった分、余計にそう感じたのかも。
燕尾服と白いドレスで並んだ2人は結婚式みたいよ。
ちょこっとだけ流れた歌。これだけじゃわからーん。
月末のファンクラブイベントでも歌うかな?

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Yahooの映画特集でも 「オペラ座の怪人」
予告編や本編の映像が少しだけ見られるのですが、ネタバレになっちゃうので映画公
開までまっさらでいたい人は見ちゃダメです。いろんなものが見ちゃえます(^^;

歌詞の翻訳はこの特典映像の字幕を見る限りでは「マスカレード」は四季版の方が
分かりやすいかなぁ。「Think of me」はかなり微妙〜。映画版は現代語的すぎて
情緒もなにもない歌詞になってる!

映像のちょっとネタバレ。
クリスティーヌが「Think of me」をリハーサルで歌った後でそのままカメラが
移動すると満席のオペラ座、そして衣装を着替えたクリスティーヌが一瞬写ります。
特典映像で見られるのはそこまでなのですが、この時のクリスティーヌの髪型が!!!

星形髪飾りをつけたエリザベート皇后様」(←反転してみてね)にしか見えません!!!
最初に見た時に「ええーー!?」と思いましたよ。下も白いドレスなんだよねぇ。きっと。

今回の映画版のファントムの歌についてロイド=ウェバー卿は「ファントムはロック
な男なんだ。だから今回は歌もそういう風に歌って欲しいんだよ」と言ったそうです
が・・・エリックがロックな男?え?え???
原作やスーザン・ケイの「ファントム」に出て来るエリックは確かにアウトローで
ロックな男かも知れないけれど、ミュージカル版のエリックは・・・どうかなぁ?
今までのそういうイメージを変えたいって事かしら。

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深夜アニメ 「巌窟王」の新年1本目の録画分を見る。
目が痛くなるような独特のテクスチャー表現にもすっかり慣れました。(笑)
「モンテ・クリスト伯」じゃなくて「巌窟王」ってだけでくづき的萌え度が高いので
すが、ゴシック近未来風+SF世界設定の美術もスキスキ。そして、伯爵ステキ!
アニメ誌でメインヴィジュアルを見た瞬間クラ〜っと来ました。
今週はちびエデと伯爵の回想シーンにやられたよ。また東宝エリザスキーのツボに
入るようなことを・・・。アルベールも可愛いのぅ。
DVDも月末に発売です。買うよ〜。
OCNのグリーティングカードで「巌窟王」特集をやってるそうな。
自分宛に送るのは空しいので、誰か送ってください(願)


「装苑」の2月号に森薫さんのメイド萌えインタビュー。食べ物コラムの
特集が「ヴィクトリアンフード」って事で森さんが呼ばれた模様。
描き下ろしのエマのお料理レシピとイラストが載ってます。
はぁー、やっぱり「メイドさん」はエマみたいな正統派がいいよね。
胸元の開いたミニのメイド服で「御主人さま〜ぁ」と猫なで声出してるような
偽メイドちゃんはダメダメ!

肌をできる限り見せない高い襟にちょっとだけ膨らんだ袖、翻るロングスカートと
ちらりと見えるフリルレース。色はもちろん黒ベース。そして、御主人様とは一線を
画した生活。これですよ!
「そこが大事なんです!」という森さんの気持ちは良くわかるぞー!!!
春からはこの『エマ』もアニメ化。「マリみて」の枠あたりで日曜朝にでもマッタリと
見たかったのだけど、どうやらBS-iとUHF系で深夜枠らしい。
我が家では無事に視聴できるか・・・。



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明日は「走れメルス」に行って来ます。
先に観に行ったお友達は「私はサッパリ判りませんでしたよ」と評していたので
ドキドキ。




2005年01月12日(水)



 ジェリクル舞踏会へ行こう〜CATS〜

1/8(土)五反田CATSシアターに行って来ました!もちろん劇団四季の「CATS」を
観る為です。くづきは「CATS」を観るのは3度目。最初は95年の品川「CATS」、
2度目は本家のウエストエンド公演の終了真際。で、実は「CATS」ってあまりくづき
には合わない演目かも・・・と思ってました。

曲は好きなんですよ。仕事中は作業のスピードアップ用にスキンブルシャンクスの歌
を聞いたりするし、猫達の造型も良く出来てるし、ゴミ捨て場風の劇場の飾り付けも
大好き。でも、肝心の舞台が・・・途中で睡魔様に襲われちゃったんですよね、2回
とも。

初回の品川版は「猫に見えないよ!」とブっちゃけあまりの中途半端な出来にプリプ
リ怒って帰った位です。回転席で観たので舞台との距離が近すぎて変に醒めちゃった
のかも知れませんが、どーにも四季の役者さんたちが「猫」に見えなかったんですよ
ね。擬人化された猫にも擬猫化された人にも見えなくて、歌もあまり感動しなくて、
劇場の楽しさもあまり感じなくて・・・となんとも詰まらん!という印象しか残りま
せんでした。

ロンドンで観た時は「ちゃんと『猫』がいるー!!!」と現地の役者さんたちの
しなやかな動きや仕種に大興奮!グリザベラの生き方に泣けた・・でも舞踏会のダンス
シーンで睡魔様が。旅行の最終日に観たのもいけなかったのだけど、ダンスシーンが
あまり面白くなかったのよねん。
目の前でドタバタしてるのにグーッといってしまったのです。

そして、3度目の正直。



今回はモン子ちゃんと会社のKさん(先日の忘年会のセーラームン様)と3人で行きま
した。開演前に各々劇場内のゴミ見物。
「PS2があった!」「全部発泡スチロールかなぁ。ディテールよく出来てんなぁ」
「怪しい品川のタウン誌がゴミの中に・・・ロンドンのゴミ捨て場じゃないんです
か!?」職業病丸出しでゴミの「出来」について語り合う我等。
極め付けが「あのヤカンとグローブの縮尺スケール変ですよね?」「俺も思った!」
「1/6と1/8が混ざってます」「猫比率ならもっとデカいよなぁ」・・・

ソワレ公演。
今日の席は7列59番。回転席後ろの通路から3列目、ちょい上手の通路脇です。
CATSシアター自体は小さいですが、思っていたよりは大きいかも。もっと舞台と近い
かと思っていたんですけど、意外に遠く感じます。座席の間隔が広めなのはいいです
ね。円形の舞台なので少し上手側でも気分はセンター席ですな。

「CATS」の物語はあってないようなものですが、一応。
どこかの街のゴミ捨て場、月の輝くある晩。人間達の目を盗んでいろいろな猫達が集
まっている。今夜は年に1度の「「ジェリクル舞踏会」」で参加した「ジェリクル
キャッツ」の中から一番の素晴らしい猫を選ぶのだ。猫達は自分の得意な事、優れて
いること、ジェリクルに相応しいことを順番に披露し、誇らし気に歌い踊る。
舞踏会の最後に選ばれた唯一匹の猫は天上へ昇り、新しい命を与えられるのだ。

↑な物語なので個性的な猫たちが順番に出てきて、自慢を歌って踊って・・・の繰り
替えしな訳です。でも、それだけではどうにもならないので縦糸として嫌われ者の娼
婦猫グリザベラの存在があります。

オープニングの客席に猫達が瞳を光らせて現れるシーン。
LEDの猫目が昔より進化してる。昔のはもっとチカチカしたライトだったような。今は
ちゃんと猫の瞳型のグリーンライトでした。

キャスト表を見ると中韓キャストも混じった混成バージョンですが、言葉的にはほぼ
問題無し。あんなに台詞があるマンカストラップ(趙宇)も全然平気。
印象に残ったのはまずマンカストラップ。出番が多いっていうのもあるけど、舞踏会
を仕切るリーダーって感じが素敵。マキャヴィティの襲撃でフギャーと戦うとことか
カッコええー。グリザベラに子猫たちが近付くのをサッと止めるのも良い感じ。その
くせにガスの昔話とかは「またですか・・・」って感じで聞いてるのが良し!
マンゴジェリー(李涛)はランペルティーザ(章ヤヤ)の尻にしかれてそうな感じが
なんか可愛かった。2人のダンスはもう少し滑らかな感じがあったらもっと良かった
かなぁ。
スキンブルシャンクス(百々義則)は自分の番の時にニコニコとハリキってるのがい
い。仕事に誇りを持ってます!って感じが良く出てました。ゴミ機関車にシーンは楽
しいなぁ。他の猫たちも楽しそうに機関車役やってるのにタガーだけ樽の下でフラフ
ラしてんの(笑)。メス猫の寝台車替わりになる時も「かったる〜い」って感じで怒
られてるし。
アスパラガス(村俊英)はヨボヨボの時が良かったです。「昔はこうだった、昔は良
かった」と懐かしみ、お酒なんかが入ると若者に説教するような爺さまでした。そば
にいたら嫌だなぁー、五月蝿そうだなーって感じのガス。
村さんは品川CATSの時にはオールドデュトロノミーでした。今回もそうだと思ってい
たのでキャスト表みてちょっと肩すかし。グロールタイガーになった時にもう少し元
気があるといいなぁ。若い頃の再現ではなく、今のガスが演じてる精一杯のタイ
ガー、という風に見えてちょっと複雑でした。(そういう見え方もありなのかなぁ)
同じ村さんのバストファージョーンズもいまいちパンチが・・・。

ミストフェリーズ(松島勇気)は小さくてクールな黒猫の雰囲気がGood!ターンもク
ルクル決まってました。マジック技が派手ですねー。魔法のステッキで飛ばされるギ
ルバートの( ゚д゚)な顔にウケました。
オールドデュトロノミーを取り戻す前にタガーに「がんばれ〜!」と可愛がられてる
様子も良し。オールドデュトロノミーが戻ってきた時になかなか後ろを振り向いて確
認できず皆の喜びの声を聞いてからやっと振り返り、彼に抱き着くところでの不安か
ら安堵と喜びに変わる表情の変化が良かったです。
彼を見ていてメイクの耐水性の凄さを知りました。ダンスの後の大量の汗でも全く流
れないメイクは素晴らしい〜。

やけに背の高い黄色い猫さんはマキャヴィティだったのかな?カテコでも1人だけ
ポーンと頭が飛び出てました。ガスの昔語りの時に上手の方で仰向けでゴロロ〜ンと
してたのはランパス?この仰向け姿が一番猫っぽかったです。そのまま猫じゃらしで
遊びたい感じ。萌え。
バストファージョーンズの話を拍手で聞いてたおバカそうな猫は誰?(笑)他の猫達
から「お前変におだてんなよ!」とツッコミ入れられてたのが可愛かったです。

オールドデュトロノミー(石井健三)は全体に軽かった。見た目重そうなのに。
横町の御隠居みたいな親しみやすさはあるけど、歩き方とか座り方とかにあまり威厳
を感じないオールドデュトロノミー。もう少し重厚さが欲しいのよ〜。全部じゃなく
ても登場シーンとか1人でいるグリザベラを見つめる時とか。一番ガクッと来たのが
最後の「THE AD-DRESSING OF CATS」。
声が軽い。高いっていうより「軽い」の。(泣
最後の締めは威厳タップリに重々しく、仰々しい位にやってくれた方が全体が締まる
と思うのです。彼と後で書くグリザベラのダブルパンチが今回の観劇の不満です。

ラム・タム・タガー(芝清道)はオヤジなフェロモンで怪しい感じ。若さでブイブイ
(笑)言わせるタイプのタガーじゃなくで、昼間っから不健康そうな顔でアロハシャ
ツかなにか着て南国の酒場にいそうなオヤジ。全体のユル〜イ雰囲気とうさん臭い感
じがステキ!ジャケットの襟(首周りの毛?)をしょっちゅう整えるようにビシッと
してるのがエエなぁー。
皆から少し離れた場所が定位置なんだけど付き合いは妙に良くて、ガスの舞台やスキ
ンブルの機関車とかちゃんと参加してくれてるのが「変わり者」なタガーって感じで
した。でも参加してても微妙にヤル気なそうなとこもGood!ダンスの振りも他の猫達
がピシッと手を上げてる時でも、1匹だけウリャ〜ってテンポずれてやってました。
メス猫たちにはモテてるのかなぁ?そこんとこも微妙な芝タガー。
ダンスの連れ去りは小学校高学年位に女の子でした。連れて行かれた子も最初は照れ
てたけど、顔は楽しそうで仲良く踊ってました。いいなー、

女の子猫。
女の子猫たちはダンスかなぁ。スーっと伸びるシルエットが猫っぽいのでそれだけで
満足。(←オイオイ)ヴィクトリア(坂田加奈子)とタントミール(高倉恵美)は綺
麗ですわ。カッサンドラ(大口朋子)は舞踏会でタンブルブルータス(齋藤翔)と踊
る姿が色っぽいです。
シラバブ(池田祐実子)がイマイチ目立たなかったなぁ。声は綺麗なんだけど、もう
一つ突き刺さるような透明感が欲しかった。一鳴きでハッ!とさせられるような、月
を切り裂くガラスのナイフみたいな声が欲しいのよ。
ジェニエニドッツが服部さんだった事に驚いた。彼女はいつも笑ってる猫のイメー
ジ。ネズミやゴキブ〜リ'sたちのタップが元気よくて良かったなぁ。

ジェリーロラム(秋夢子)がカワええー!ガスの思い出話を聞いてる時の優しい眼差
しと劇中劇でのグリドルボーンの悪女っぷりのギャップが溜まらん。あの白いモフモ
フの毛を触りたい!グロールタイガーとのデュエット目立ち合戦も良かったよ。声を
張り上げるタイガーにプンプン!って怒りつつ、自分も負けないわよ!って綺麗な声
を響かせて良い感じ。

そしてグリザベラ(垂水由紀)。うーん、悪くなんだけど、なんだか物足りないグリ
ザベラでした。なんだろう、雰囲気が若いのかなぁ。可哀想オーラが出過ぎなのか
なぁ。
グリザベラって年を取っていて見た目もボロボロで、皆から嫌われているのも本人も
判ってるけど決して自分の事を「可哀想だ」とは思っていないと思うのですよ。ガス
のように過去に捕われるのでなく、今の自分の姿を受け入れて生きてる猫だと思うの
です。皆が嫌うならそれでもいい、でも一緒にいたい、みたいな微妙な感情から舞踏
会にやってくるんじゃないかと。なので、他の猫たちにいじめられた後がションボリ
しすぎだったり、皆が楽しく踊る姿を「いいなー」とジーっと見てるだけだとちょっ
と恐い・・・ってか本気でウザイだけの猫に見えちゃう気がします。
もっと表面はサバサバした顔でいてくれた方が最後の「メモリー」に込められた彼女
の心が伝わってくると思うんですよ。今回のグリザベラだと「♪私に触って〜」の
ところが彼女の寂しい気持ちだけが爆発したように思えて、ちょっと不満が。

月明かりの下で1人で踊るシーンって今回あったっけ?・・・そのシーンの印象が
全然残ってないのよね。(なかった?あったのに覚えてないのかなぁ・・ヤバいな)
寂しさや孤独感もあるけど、「猫らしい猫」としての生き方の誇りが感じられない
「メモリー」はやっぱり弱い気がします。グリザベラの中から溢れてくる「光」の
イメージが足らなかったかなぁ。
純粋な子猫のシラバブが惹かれたグリザベラの魅力がイマイチ見えないっていうか。

立ち去ろうとするグリザベラに触れるシラバブの想いは「仲良くしましょう。一緒に
輪に入って」じゃなくて、「私は『貴女』が素敵だと思う」という触れ合いで見た
かったのさ。今回の「CATS」では皆が受け入れる姿も「寂しかったんだね。ごめん
ね」みたいに見えてしまったのです。
↑も悪くはないですけどね。最後の「猫の求める唯一の名前」が今までとは違う名前
が頭に浮びました。

こんな事を書くと「くづきさん、『CATS』面白くなったんですね」とまた言われそう
なんで、ちゃんと言います。

面白かった!楽しかった!見終わると「幸せ」って気持ちになる!>

ただし、それはディズニーランドに行って感じる事に近いものだった、と。
後から思い出しても楽しいし、また行きたいなーとは思うよ。人にも薦める。
惜しいのがもう一歩深いところでの感動はあまりなかったってところ。残念。
今日のは背骨の宗教的な部分を薄めてエンターティメント色を強くしました風味。
なのでせっかくのグリザベラの物語が弱くなっちゃったような感じなのです。


四季の「CATS」はカテコで猫達が客席に降りてきて握手をしてくれるのがちょっと
嬉しい。仲良くなった野良猫が触らせてくれるみたいな感じだよね。
くづきたちの席にはジェリーロラムが来てくれた〜!!!
近くで見ると猫メイクなのに可愛いなぁ。

くづきの席の2つ前。回転席後ろ通路に面した席に小さい女の子がママと一緒に並ん
で観劇。最初の「Naming of cats」で猫達が前を通った時は隣のママに「恐いよ〜」って
感じでしがみついていたのに、スキンブルシャンクスの頃にはめちゃめちゃ
楽しそうに手拍子してて可愛かった!
カテコではジェリーロラムとタガーに握手してもらってニコニコしてたし。
ああ、こういうのはいいよね。

帰り道ではモン子ちゃんもKさんも満足。
モン子ちゃんは「オヤジなタガー最高っ!マキャビティがデカっ!」。
Kさん「面白かったなぁ。演出も曲も良く出来てるなぁ・・・あの茶色い猫(タント
ミール)がキ○肉マンの『ガゼルマン』に見えちゃってまいった(笑)。」
Kさんは最近舞台にハマりつつあるので、勢いで3月の「オペラ座の怪人」にも行く
こと決定。ニヤリ。

そしてKさん爆弾発言。
(↓結構キツイ一言なので純粋なCATSファンの方は御注意!)

「なんかさぁ・・・言ってる事は判るんだけど、あの可哀想な娼婦猫を皆で上手い事
言って処分したようにも見えちゃうな。新しい命っていうけど、要は天国逝っちゃうって
事だもんなぁ」


・・・それ、言っちゃダメです!


2005年01月11日(火)



 新しいプリンターを買いました!

やっぱりガマン出来なくて新しいプリンターを買いました!

お店にいったら最初に声をかけて来た店員のお姉さんはEPSONのお姉さんだった
らしく、何が何でもEPSONの商品しか薦めてくれません(^^;
他社の商品はどうですか?と聞いてもEPSON製品の話に誘導してくれちゃいます。
ところが肝心のデモ機がどれも調子が悪く綺麗にプリント出来なかったので、それを
口実にお断り。やっぱりインク詰まりしやすいのでは・・・。

他のお姉さんを捕まえて再度質問。
普段の用途を考えて「黒が綺麗に出るのがいいんですけど」と言ったら各社の出力
サンプルを見せてくれたのですが、かなり黒さに差があります。一番クッキリと
黒いのはCanon、次がEPSON、HPのは一番薄い・・・ってか全体にグレーだ。

「HPさんのは薄めに出るんですよー」とお姉さんは言うけれど、このトーンの違いは
大きすぎる気が?Canonのなんてアイドルの腰から下は真っ黒だよ。

「あのー、これの元に画像ってどれですか?」。

サンプルに使われていた画像は某社のプリンターカタログの表紙。多分スキャンして
そのまま出力したみたいな感じ。可愛いアイドルが微笑んでいるのだけど、こんなに
人物と背景が溶け込むような調子で撮られているのかなぁ?

出て来たカタログを見ると全体がブルーの色調で衣装と背景は同系色とは言え、
ちゃんとアイドルさんたちの身体のラインや足元まで綺麗に写ってる。
出力サンプルをもう一度見る・・・これは「黒が綺麗」じゃなくて、「黒く潰れる程
インクが乗ってるだけ」じゃないですか!
この微妙な明るさの違いを一番再現してるのはHPのプリンターじゃないの?
たしかにちょっと全体が薄めだけどこれは自分の調整でなんとかできそうだし。

んで、結局HPの2355に決めました!
ヘッドがインクカートリッジと一体なのでインク詰まりの心配なしよ〜。
コピー機能もついてる複合機なのが嬉しい。これで修羅場中の深夜にコンビニコピーに
行かなくてもいいのね。(>m<。

さっそくお試しで自分のカラーイラストとか原稿とか出力してみます。ウキウキ〜。

おおー!いい感じヽ(゚∀゚)ノ 

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夜の「笑っていいともSP」。
卓球をする内野さん。フォームも何もなっちゃいねぇ(笑)。
「エリザベートには負けませんよ!」と鼻息粗い筧さんに負けてました。
面白いものみれたわー。

週末に行った四季の「CATS」レポは11日の夜アップします。
「CATS」面白いね!楽しかった。

2005年01月10日(月)



 義経戦法

今年の大河ドラマ「義経」が始まりました。

牛若の神木くんが出てる間はとりあえず見るつもり。
滝沢くんになったらどーしようかねぇ?と思っていたのですが、初回を見た感じだと
ドラマ自体が面白くなりそうな感じです。

ここ数年のNEW大河路線から原点に戻ったような昔の大河ドラマ風の手堅い作りが
良かったです。源平の対立を柱に清盛たち平家一門と義経の家族物的な展開で進む
のかな。初回から神木牛若が「父上ー!」ですからねぇ。渡清盛は割と良い人路線
ですが、最後はやっぱり呪の言葉を吐きながら死ぬんですかねぇ・・・。

常盤御前の稲森さんがちょっと幸薄そうな美女で雰囲気があって良かったです。
でも、清盛に身を任せる決心をするところは昔のNHK人形劇『平家物語』での
やりとりの方がくづきは好みだ〜。
可哀想感は今回の方がありますけどね。

※NHK人形劇『平家物語』では「清盛が常盤を囲ったらしい」という世間の噂を
よそにあくまで紳士的に接する清盛に、常盤御前の方からけじめをつける為に
抱いてくれと頼むんですわ。これが人間の役者ではなく、人形でってところが
また艶っぽかったのですよ。



予告を見ると今年の大河は女優さんが多くてそれだけで華やかです。
妖怪みたいな人もたくさん出て来そうだし。とりあえず美輪さんの鬼一法眼は
要チェック!(笑)

神木牛若はメイクのせいか登場シーンンで頬がこけて見えてビビった!(君も
もっと食え〜。大きくなれ〜。)来週から本格的にちび牛若活躍の巻です。
えーと、何回位神木くんの出番はあるのかな?
1月中位は出てて欲しいんだけどなぁ。

オープニングの「鵯越え」。
映像で見ると義経の戦術ってジャンヌ・ダルク並に汚いなぁ(^^;
後に頼朝に切られる過程が見えるような戦いっぷりでした。周りの面子もクセの
ありそうな人ばっかりだし。

純真なちび牛若が自分の出生を知り、様々な人と出会う事でどう変っていくのかを
滝沢義経がちゃんと表現していってくれる事を今は期待するのみですね。
静御前とのラブロマンスなんかはどーでもいいのさ。(苦笑)
義理の家族たちと実の家族との間で翻弄される悲劇のヒーローティスト希望。
受信料分くらいは楽しませてくれぃ!

2005年01月09日(日)



 カラープリンターどれが買い?

お年賀状の返事を出さなくてはいけないのですが、我が家のプリンターは壊れていて
使えません。EPSONのPM-2000なので随分型も古く、しばらく使わないでいたらカ
ラーインクが出なくなりました。一度修理に出して戻って来たものの1ヶ月くらいで
また調子が悪くなりそのまま放置。
モノクロだけは汚くても出るので最近はたまに原稿の文字打ち校正位に使う位だった
んです。

で、久々に電器店に行ったら「あら安い!」。
年末商戦が終わった今でも思っていたより高性能なのがお買得価格です。プリンター
自体が随分安くなってるんだー。
カタログやネットで調べてCanonのi3100かHPの2355にしようと思っているのです
が、最後のふんぎりがつきません。

綺麗なカラーはイベントに参加する時やデジカメのお試しプリント位しか使わないと
思うのでHPでもいいかなーと思いつつ、CanonにはDVD/CDダイレクトプリント機能
が付いてる!DVDに落としたアレやコレやに綺麗なラベルをつけてあげられるじゃな
いか!!!と思うとCanonも捨てがたい。
ああ、でもHPは複合機だからコピー機としても使えるなぁ・・・インクが高いのが一
番のネックだなぁ。
さらに高機能、高性能な上位機種は用途的にも予算的にもいらないんだよね。
ホントに綺麗なカラーは外で出力するし・・・ムムム。

こうして悩んでる時が一番楽しいんですよね。アハハ。

「めぐみさんも萌えキャラかー」と会社の部長が言っていた。
その時には「?」だったのだけど、電車の車内広告を見て納得。週刊誌のアクション
で始まった連載「めぐみ」。北朝鮮拉致問題の横田めぐみさん事件を再現漫画で連載
スタート。制服姿で微笑む漫画版のめぐみさんは確かに「萌え」なキャラデザになっ
ていました。ムー。

ついでに「電車男」の漫画版の車内広告も見る。原秀則が描くのか・・・他の雑誌も
合わせて4バージョン位やるんだよね。
あの広告の男の子は電車男くん?それとも板の住人イメージ?

「電車男」の漫画版ってどう物語を構成するのか?には興味ある。2人の恋模様には
あまり興味がなかったくづきとしては板住人の盛り上がり方を重視で描いて欲しい
なぁ・・・。電車男とエルメスちゃんの恋って、結局電車男くんのドリーム視点のみ
でしか語られていないのでつまらないのだ。(仕方ないんだけどね)「電車男」が面
白いのは「2人」のラブストーリーが面白い訳じゃないよなぁ・・・見ず知らずの板
住人たちの不思議な結束と盛り上がりと新しいコミュニケーションの取り方のファン
タジー的実話として楽しむものだろう、と思うのです。

一部で言われる2人の恋がホントだろうと嘘だろうとそれは余り関係ない気がする。
そういう重箱の隅をつつくものひっくるめての「電車男」なんだけど、一般メディア
はそういう事には触れずに「純愛」で売るんだよね。なんだかなぁ、と思いつつ50万
部も売れたらもうどーでもいいかとも思っちゃう。

映画化とかドラマ化とかホントにしちゃうんですかねぇ。
声優さんたちの朗読劇スタイルでもやるみたいだしなぁ。最後の祝砲AAの嵐はスライ
ドでも写すのかなぁ。
ドラマにするなら深夜に毎日10分位のリアルタイム風でやって欲しいかも。

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くづきさんココ見ましたか?とメールをいただいたのでウキウキ読みに行きました。
ミヒャエル・クンツェ氏の公式サイトです。

東宝エリザベートの大坂楽公演で来日された時の写真が何枚かアップされてました。
カテコのステージで一路シシィと並んでる写真や内野楽らしい写真、それと例のパー
ティでリーヴァイさんと並んでる写真。
記事によると、来日時に宝塚版の新エリザと東宝版の「モーツァルト!」の打ち合わ
せをして、更に「TANZ DER VAMPIRE」の2006年東京初演の話もしてきた!
日本でのクンツェ氏のミュージカルの動員が200万人を超えた・・・らしいです。
(訳あってるかなぁ?結構不安。)
あと「レベッカ」もようやく2006年にウィーンで開幕なんですね。

いよいよ「TANZ DER VAMPIRE」が来るかー。


2005年01月07日(金)



 「純潔のナルシズム」〜セーラームーンミュージカル

仕事始め2日目は会社の皆とサンシャイン劇場へ。
いつもの「セーラームーンミュージカル」です。
12年間約900回続いたこのリーズも今回の公演でしばらくお休みになります。

まあ、客入り具合を見るとしかたないかなーと思いますね。平日昼公演とはいえ1階
席で5〜6割位の客入りですからねぇ。アニメも実写もTVでの放送が終わってしまっ
た状況ではプロモーションもままならないし・・・最後のお祭り気分を盛り上げるこ
とも出来ない現場の大人の事情の香りがプンプンする劇場内ですが、客席には髪を二
つに結んだうさぎちゃんスタイルの子やセラムンの衣装を着て御機嫌のちびっ子たち
がそれなりにいました。以前より更に年齢層下がってるなぁ(^^;幼稚園クラスが
ほとんどだ・・・実写版でつかめたのは結局この層だけだったのかなぁ。

物語は数年前に上演された作品のリメイク。「かぐや島」と呼ばれる伝説の南の島で
セーラー戦士たちが、古代海洋民族の末裔たちと宇宙の果てからやってきた暗黒彗星
の人たちとの三つ巴の戦いをして地球を救う、という感じです。
そこに「かぐや姫」伝説とかが多少絡んできたりします。

ま、脚本はあいかわらず穴だらけ、ツッコミどころ満載のダメダメな本なのです。
簡単な話に飾りを一杯つけすぎて訳判らなくなってます。簡単なままでええやん!と
激しく言いたい。謎だけ振りまいて一番肝心なところは台詞の一言かよ!!!と。

演出もセーラームーンよりも悪役チームの出番が多いんじゃ?という非お子様向け
だったりしてやっぱりダメダメ。終演後に一緒にいったプランナーさんに「最後の盛
り上がりは面白かったけど、結局どういう話だったの?」と言われちゃうような感
じ。

でも、そんなことはどーでもいいんです。セラミュは。
このミュージカルの良いところ。それはとにかく若い娘さんたちが歌って踊ってアク
ションもして、なんだか良くわかならいうちに盛り上がって、最後に妙に胸を熱くさ
せられてしまうところなんです。

狭い舞台、セットの都合で小さめのサンシャインの舞台の前半分の更に中央付近しか
使ってないのに20名以上で入れ替わりバトルシーンっ!?とかの無茶と合間合間の
歌の力技で盛り上げる底力には素直に拍手します。
「萌え」じゃなくて「燃え」魂ですよ!!
セーラー戦士揃っての『純潔のナルシズム』なんて聞いてて「ムーン頑張れ!」とか
思っちゃうって。セラミュの良いところをもう一つ。一応全て「生歌」って事。
かなり踊ったりしてても口パクじゃないところが好き。上手い下手とか超えて人の声
のハーモニーってそれだけで気持ちいいんですよ、やっぱり。
物語がサッパリ訳判らんでも、歌詞が良く聞き取れなくても曲と一緒に乗ってくる声
のカラーで伝えたいことは判る。こういうミュージカルの基本はちゃんと押えてるの
がただのキャラ人気以外に今までこのシリーズが続いてきた理由なのかもなぁ。

各キャストさんとか。

4代目ムーンのマリナちゃんはもうちっとスタイルが良いと良かったんだけどね。腰
が太めで足もあまり長くないのに私服スタイルの時のピタTにローライズジーンズは可
哀想だよ・・・舌ったらずぎみの声も変らずだったけど、ムーンの真直ぐさと純粋な
強さは良く出てた!「白」なイメージでよし。
台詞回しもダンスも以前より上手くなったよ。

セーラー戦士もそれぞれイメージを良く掴んでるよね。今回は各戦士にスポットが当
たるお話ではなかったけど全体のバランスは良かったと思います。大人戦士チームは
かなり好き。一番ナイズバディなのがウラヌスだったり、ネプチューンがボケキャ
ラっぽかったり、プルートが色白美女だったりするのも好き(^^;

サターンとちびムーンの2人は細すぎだぁ。もっと食え、食って大きくなれ・・・と
お姉さんは心配したくなる細いお子様'sです。
タイツの下に浮ぶ膝頭の骨に ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
カテコの日替わりソロはちびムーンでした。可愛いかったよ。
タキシード仮面はお笑いユニットをやってる宮本さん。演技は多分今までのタキ仮の
中でも上手い方だよね。普通に演技してる(笑)。若いパパみたいで、ある意味頼れ
るまもちゃんでした。

敵キャラのダークプラズマンがやけに歌の上手い人で「ああ、これはミュージカル畑
からの人に違いない」と幕間にチェックしたら広田勇二さんでした。メイクと衣装で
判らなかった。ラプンツェルの王子様は暗黒彗星の大王様になってました。
ウッヒャー。
1人朗々と響く歌声は作品を引き締めていたと言えなくもない・・・かも知れない。

お馴染みの河崎美貴さんの身体のシルエットの美しさにポーっとなり、遠藤あどさん
のお笑いとシリアスな演技を楽しみ、女海賊メロウの森ひろこ嬢のおきゃんな魅力に
フニャフニャとなりアンドロイド'sのアクションに燃え、猫耳ちびーずとママに泣
き・・・となんだよ、結構楽しかったじゃないか!

物語はダメダメでも曲は覚えやすくて、いいのも多いんだよー。(ずっと小坂明子さ
んが作曲だったからね。)今回の休止で再上演のタイミングは難しいものになったと
思うけど、いつかまた上演してくれるといいなぁ。
ああ、大人の事情。


2005年01月06日(木)



 仕事始め

今日からお仕事再開です。
朝は社長の訓示を聞き、皆でカンパーイ!
部長達はお年始回りで一日留守だし、クライアントさんも同じような状況なので
割とヒマな初日でした。
ただし、出かけた先でかなーり長時間打ち合わせをしたらしい部長がいるので
きっとこれから仕事の山がやってくる・・・。

空いてる時間に某所へ電話をかけるものの繋がりません。
やっと繋がったものの、希望は通らず微妙な状態。今年はずっとこんな感じか?

夜はTVドラマ「夏目家の食卓」を見る。
これは夏目漱石一家の日々を妻の鏡子さんの視点から見たドラマ、だと思って
いたんだけど、ところどころ演出が変で可笑しかった。

漱石がモッくんで鏡子がりえちゃんってまんま「伊右衛門」の夫婦だし、寝てる
子供達の鼻からは大きな風船の鼻提灯がホントに出てるし、胃を悪くした漱石は
体操の床選手みたいなポーズでもんどりうってるし、部屋が岸辺さんだらけに
なるし・・・って見てない方にはサッパリ?な説明なんですが、とにかく面白かった
です。

ドタバタとしつつもところどころでしんみりとしたり、笑わせながらも漱石の
狂気の色を恐ろしい位に感じさせたり、と全体のテンポも良くなんとなく昔の
TBSホームドラマ(「ありがとう」シリーズとか「寺内貫太郎一家」とか)を
見てる気分になりました。
宮沢りえちゃんの鏡子さんが、癇癪持ちで病気持ちでどうしようもないダダっこ
だったりする漱石を丸ごと受け止めて愛してる感じが出てて良かったです。
実家から戻ってきて「その目で時々私を見て下さい」って漱石に言うところ
可愛かった!!!
りえちゃんにあんな事言われたいっ!(←違う、違う)


このドラマを見てたら「ああ、音楽座の『アイ・ラブ・坊ちゃん』が観たい
よー」、と激しく思いましたさ。
新版じゃなくて、旧音楽座版の。
あうあう。


月末頃に帝劇「SHOCK」に行ける事になりました。松吉姐さんからチケットの
お恵みが降って来た〜。ヤッター!!!

2005年01月05日(水)



 虎縞パンツと大化改新

東宝版「モーツァルト!」の男爵夫人に一路さんがキャスティングされることが
正式発表になってました。
名古屋と博多、まで来いと!?・・・東宝め、私らにいくら散財させる気だよ。
去年の「DIVA2004」での「★金」はちょっと明るすぎというか「+」思考の強い
イメージで歌われていたので、実際の舞台ではどんな風になるか楽しみですね。
「★金」はヴォルフにとっての希望の歌であると同時に彼を縛る呪いの歌でもある、
というのがくづき的解釈。

五花は新しいパンツを買ってもらいました。
赤い虎縞柄。似合ってるよ!可愛いよ!と家族中で犬バカなお正月。




NHKの古代ドラマスペシャル「大化改新」。
先の展開を知った状態での2回目はやっぱり辛かったです。 (´・ω・`)ショボーン 
前編は「あと少しで山背大兄王が出るから〜」と最後まで見たんだけど、後編は
「ナニワ金融道」に変えてしまいました。
脚本がなぁ・・・ハァ〜。そもそも本当の「大化改新」の前で話が終わってるし。
入鹿の最後も可哀想とは思うけど、それは

「入鹿だって頑張っていたのにっ。鎌足もこうするしかなかったよね!」という
『友情』から来る悲劇ではなく、
「入鹿・・・お前、周囲の人間に本当に恵まれなかったね。」という可哀想さじゃん!

鎌足が最後に弓を外すのも、ためらいとか感じさせてくれるとかさぁ。あれでは
ホントのハズレだし、宝皇女と入鹿の関係も妙なボカシ方だし。鎌足、それは逆恨み?
中大兄皇子、言ってることとやってることが・・・。日向っ!お前は何なんだっ!!!
軽皇子の吹越さんも楽しみだったんだけどなぁ。

なんでも台詞やナレーションで説明って予算不足?
しかも、何故次に起きる事を先に言っちゃうのさっ!
「友情」がテーマなら3人の幸せだった子供時代のシーンが1カットでも入れば
違ったような気が・・・。

昨日の日記ではネタバレすぎて書けなかった不満がフツフツと沸いてくる〜。
ああ、やっぱりコレはもっと長い物語の総集編のさらに前編に違いない。
本編は私が知らないうちに放送されたんだ。
そうだ、そうに違いない。 ヽ(`Д´)ノウワァァン!! 

山口さんが出るから、って事以外にもこの時代のドラマは少ないから楽しみにしてたのよ〜。
山口さんの山背大兄王は出番が少ない割にいいキャラだったし、綺麗目に撮影して
くれていた気もするからそのところはファンとしてはあまり文句は言いません。
デコ全開なんて珍しい姿もみせていただきましたし、アルマジロみたいな甲冑は
可愛いし(笑)。

高嶋姐さんの人工的な感じの美しさはGood!
雨乞いシーンのエロさと恐さは溜まらんかったです。
後編は南淵先生と鎌足のシーンはいいんだよね。あの密度で全体が進んでくれれば・・・


「ナニワ金融道」は久々のシリーズですが、いつものノリにちょっぴり哀愁度が
高くなっていたかなぁ。
善ちゃんの泥沼さんもあいかわらずでしたね(^^;けど、回想シーンでの
中居くんがもの凄く細くて驚きました!変ってないようで変ってるものですねー。

2005年01月03日(月)



 お正月からお赤飯!

柴犬の五花にお赤飯を炊かなねばならなくなりました。
ちょうど6ヶ月目。そのまま室内をうろつかせる訳にはいかないので
子供用のパンツにシッポ穴を開けて履かせてます。

うう、モコモコのお尻がカワエエー。
しばらく散歩を他の犬がいなそうな時間に連れていかないとなぁ・・・
自分から誰彼かまわず「遊ぼー」な犬なので、なにかあったら困る。

「大化改新」の後編。
・・・えーと、これは全10回位のシリーズの総集編だったっけ?
なんかそんな感じ。
脚本がイマイチ盛り上がらない感じでした。ションボリ。
それぞれのシーンは悪くないんだけど、繋ぎ方がパキパキと端折られているような
展開でもったいないなぁ。
そこをナレーションで説明しちゃうの?ってところが何度か。
最後のシーンでは思わず卓袱台をひっくり返したくなったよ。私は。
このテーマを2時間半にまとめるのは厳しかったのかなぁ。
今回のは壮大な予告編で、春から半年間毎週放送とかなら嬉しいのに・・・。

そんな感じの微妙なドラマでした。
でも3日の地上波分もちゃんと見ますよ。


2005年01月02日(日)



 あけおめ。ことよろ。

年またぎでお友達とエリザチャット。
今年も結局去年と同じ年になるよん、という暗示でしょうか。
「エリザベート」の解釈はやはり観た人それそれの死生観が反映されるもんだなぁーと
思いました。

五花と初散歩。
雪が残った土手を寒風に吹かれてテクテク。寒い。寒いよ。五花。
お前は毛皮着てるけど、姉ちゃんは薄地のコートだけなんだよ。
川を見つめながら気持ちよさそうに用を足してるお前の後ろでブルブルと震えながら
片付けるのは姉ちゃんなんだよ。
寒いよ。

実家がケーブルTV加入したのでNHKのBSHIビジョンが見られるようになってました。
なので、地上波より一足先に「大化改新〜前編」を見ました。
壮大なる序章という感じの前編。平和な飛鳥の暮しを送る鎌足が歴史の渦に巻き込まれる
ところまでで、続く。
岡田くんの鎌足は爽やかさ実直なキャラでとても良い感じ。
山口さんの山背は・・・月読命のイメージなんですかね?月をバックに不思議な
雰囲気の大王様でした。
父である聖徳太子の思いを理解しつつ、自分の器も知ってる清濁混じった山背様。
山口さんはこういうちょっと浮き世離れした役が妙に似合う気がします。
あのお遊技会みたいな金の冠もちゃんと見たら意外に似合ってました(^^;
宝皇女も同じようなのつけてるしね。

後編がどうなるか楽しみです。

「大化改新」の後に「華麗なるブロードウエィミュージカルの100年」の
再放送もやっていたのでこっちもビデオ撮り。
これも今日明日で全6回をまとめて放送。嬉しいー。



2005年01月01日(土)
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