QP-Days
くづき



 なんてこと

会社の後輩の子が身体壊して、来月から3ヶ月入院です。
手術もしなくちゃいけないらしい。
心配だなぁ・・・ってかうちの会社の人たち皆働きすぎだよー。

先週末の大阪エリザは自分的にもの凄い刺激になったらしい。
冬コミ用の原稿を描く気力がフツフツと湧いてます。
時間が足りないのは事実なんで多分『Elisabeth2004 準備号』という形で
今年のエリザの総括と一番記憶に残ってるような事を描く感じ。
印刷所の締切が思っていたより先だったので、千秋楽レポとか入れられるかも
しれません。

冬のコミックマーケットは

 ★12月30日 東メ28a 「QP MooN」★

で参加です。当日は既刊本と新刊とペーパー・・・時間があったら
「着せ替えシシィちゃん」なんておバカなモノを少し作るかも。
↑は『Elisabeth2004』用の企画で考えていたのでプロトタイプの
見本だけ飾るかも?

他に複数サークルさんからの委託を受ける予定です。
こちらの詳細はまた後日。






2004年11月30日(火)



 梅コマより帰還

昨日の深夜に大阪エリザベート3連戦から帰ってきました。
「こだま」での移動はやっぱり時間がかかりますねー。
腰の痛みに響きました。

家に着いてTVをつけたらいきなり
「あそこに見えるのが『エリザベート橋』ですね」とNHKのアナウンサーが
ブダペストから生中継中。
・・・これはくづきへのドッキリですか?(笑)

27日のマチソワと28日のマチネを観てきた訳ですが、なんかアクシデント
が多い公演で・・・。

グリュンネ様は「将軍」に格上げされるは、「私だけに」で舞台上のキャット
ウォークから天使の羽根みたいなホコリが降ってくるは、ハンガリーで吹っ飛
んだシシィのネックレスを金トートが優雅に付け直してあげるは、ついでに客
席からはキャストに掛け声が飛ぶは・・・ハ〜何ですか。
演劇の神様のネタ大放出日ですか!?って位の3公演でした。

いや、でもね、舞台は良かったよ。

先週の500回は勢いがあって面白い舞台だったのだけど、今回は3回とも
観終わった時に「エリザベート」という女性の生き方について非常に考えさせる
ものがありました。
今回のくづきの観劇テーマは「トートはなるべく視界に入れない」。
コレです。
いつもトートに気を取られ過ぎなのよ、自分。
レビューの主語も「トートがこうしたからシシィはこう動いた」みたいなのが
多いでしょ。

そのおかげなのか何なのか今までの疑問点とか気になっていたところとかが非
常にクリアに見えました。

今回観て帝劇や名古屋と一番印象が変わったのは高嶋ルキーニ。今までの東宝
エリザのルキーニってトートの影だったり、下僕的だったりって印象が強かっ
たのですが、梅田のルッキーは彼が全ての流れを作ってる感じがあって「お
おー!」と思わされました。
ルキーニの裁判のはずなのに物語の進行はトートによって行われる・・・そう
いう座りの悪さが帝劇の頃にはあってそれが結末に到る混乱、「結局のところ
この物語の主人公は誰だった?一番言いたかった事は何?」という問題を引き
起こしていたと思うのです。初演、再演ではトートもしくはシシィが締める形
に持っていったのでルキーニはあくまで最重要脇役で良かったんです。

でも、今回はそれでは話がまとまらないのは皆さま御存じのとおり。
結末がエンドレスループに見える。え?最後のシーンにルキーニいた???な
んて事態を呼んだ訳です。
大阪でのルキーニは最後に自分で首締めてますが、帝劇では首に縄がかかった
死体姿でコソっとトートの足元にいたんですよ。たいていのお客はいつのまに
かセリで上がってきて動かないままのルキーニよりも、棺に納められたシシィ
やトートの方を観ちゃうのねん。

以前のくづきのレビューを読んでいただくと物語の展開を「チェス」にたとえ
ている事が何度かあります。それは再演までの演出で「命」の象徴としてチェ
スの駒が使われいたからなのですが、それはあくまでトートの物だったのです
よ。トートがシシィを手に入れる為に人々や世界を駒にして彼女を追い詰める
ゲームをしている・・・というイメージ。
ゲームマスターとしての役目はトートに与えられていたのです。
対して今回の大阪公演ではその役割は完全にルキーニの手に渡されていました。
夏の名古屋でもその片鱗は感じたのですが、今回の大阪公演でハッキリとその
事実と結果を見せられましたねー。

ルイジ・ルキーニは「皇后エリザベート」を殺した。
しかし「シシィ」は殺していない。

演劇ってのはライブだねー。

続きを書きたいのですが今日はこれから仕事で接待夕飯へGo!なのです。
接待しながらの食事って激マズだから嫌いです。

で、やっと接待が終わって家に帰ってきました。

今日もNHKではドナウ河をめぐる旅を放送中。
「皇后エリザベートが愛したハンガリー・ブダペスト」というタイトルで
エリザベートの生涯を辿るように彼女の半生やゆかりの地を案内してます。
明日はハンガリー北部の村の紹介ですが、明後日1日はウィーンです。
19:30〜20:45まで「モーツァルトが演奏した王女マリア・テレジアの離宮
シェーンブルン宮殿」だそうです。


2004年11月29日(月)



 パチっとな

ギックリ腰の件で心配やらアドバイスやらのメールを送って下さった皆様
ありがとうございます。
皆さんいきなりの不意打ちに泣かされているんですね(><。

今日は朝の満員電車で押されてウゲゲとなったのが一番ツラかったです。
来週は始発で座って行くことにします。ガタゴト揺れたり急ブレーキの
度に激痛が走るなんて耐えられないー。

昼過ぎに今までずーっと前屈みだった姿勢をエイヤッ!と反らせてみたら

『コクンッ・・・』

腰の辺りで何やら小さい音がしました。
これはもしや微妙にズレてた骨がハマった音!?パチッと定位置に入った????
そうなのか!?

うーん、なんとなく腰を前後に曲げた時の痛みは和らいだ気がするわ。
その替わり今までは背中側の左腰が主に痛かったのが、背骨の中心の方に
移動してきたかも。

あれ・・・悪化したのか?

数日間は湿布薬とお友達の日々ですが、無臭タイプのを病院がくれたので
劇場でも周りの席の方には迷惑かけずに済みそうです(笑)

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ヨン様フィーバーでついに負傷者ですか。

あそこで盛り上がってる主な人が若い頃にはビートルズやGS全盛期?
もう少し上の世代で当時はソレに乗り遅れて内心羨ましかった人か?
(実体はゴニョゴニョだとも言われてますが・・・)

なんだか動くテーマパーク化してますねー。ヨン様は。


2004年11月26日(金)



 骨好きなんです。たぶん。

痛めた腰を整形外科で診察してもらってきました。

骨に異常はないって言われ、コルセットなどの必要もないとのことだけど湿布
薬だけでホントに直るんかい!?
2週間後にまだ痛かったら来てねーと言われたけど、この痛みが2週間続いた
らそれこそ問題だと思うのだけど(^^;
以前に通ってた整体の先生のところに行ってみようかなぁ。
レントゲンでは腰椎も綺麗に並んでましたけど、微妙にズレただけで痛むって
いうしなぁ。

今のくづきの徒歩移動速度は通常の40%位です。
今週末はまた大阪エリザへ遠征なんです。新幹線「こだま」で4時間&観劇
3連続にこの腰は耐えられるのか・・・。

※以下、ちょっと生理的に受け付けない方もいるかも知れない話題です。注意。


レントゲンで腰周りを撮ってもらうのは初めてだったのですが、自分の骨を見
るのは楽しいですねー。今までには手や踵の骨を撮影してもらったことがある
のですが、あの透明感のある黒いフィルムに白く写った骨の画像のコントラス
トは何度見ても綺麗だよねぇ。
骨盤の間にスル〜と伸びた背骨のラインが可愛いなぁ。

以前に小指を骨折した時には綺麗に欠けた部分が写ってるのを観てちょっと
感動しました。

この時は一緒にいた母(看護士暦ウン十年)に
「レントゲンは焼き増しってしてもらえないのー?欲しいんだけど」
と聞いたら
「そんな恥ずかしい事頼めないわよ。お馬鹿!」
と言われましたよ。ダメなんかー。

クッキリと写った骨周辺にボンヤリ写る筋肉や更に薄く写っている身体全体の
シルエットとかたまらん!!!今回は腰椎の間のクッション、椎間板もうっす
ら写っていて一段とビューティフル。
全身骨格標本を見るとアレが自分の身体の中に一式入ってるんだーと思うとワ
クワクするし。

・・・へ、変ですか?

良く「私、骨フェチなんでーす!」って人がいるけど、そういう方は鎖骨のラ
インや腰周りの骨格ラインにトキメク人が多いのかな?
くづきはたぶん「骨」そのものが結構好きなんです。背骨の一つ一つの形と組
み立てられ方の幾何学的な美しさとかに魅力を感じるタイプです。
下の方の日記でも書いている「ナイトメア」のジャックが好きなのもこういう
骨好きなところからなんですね。
子供の頃は当然ポンキッキの中の定番曲「ホネホネロック」が好きでした。

日常生活で本物の骨を見る機会というのは医療関係に従事していないとなかな
かないですよね。あとは爺さま婆さまが亡くなった時の火葬場位。
泣いてる親族を前にしてあくまで職業的な慣れた手付きで最後に残った小さい
骨や灰を集めてザラザラ〜と骨つぼに入れる火葬場のおじちゃん。

なんともシュールな気がしてなんだか笑いたくなるのはなんでだろう。



2004年11月25日(木)



 腰が・・・

どうやらギックリ腰になったようです。
朝ごはんを作る為に冷蔵庫をあけるようとかがんだら、5分間動けなくなりました。

今日はどうしても会社へ行かなくてはならなかったのだけど、ずっと痛いよー。
会社の席移動でパソコンの配置が変わった為、変な姿勢で仕事してたのが良くなかった予感。

明日は病院へ行くので今夜はもうお家に帰る〜(><。
仕事終わってないけど帰る〜。もう限界。


2004年11月24日(水)



 祝日はいらない・・・

何故ならば、その為に仕事の締め切りがタイトになるから。

実質1日少ないのに通常の感覚で仕事は次々やってくる。
ゆえに休み返上で働かなくてはいかん。
会社まで出社すれば「休日出勤」になるけれど、これだって代休を簡単に
取れる訳でもないから家で仕事する方が往復の移動時間がないだけマシ、と
結局サービス業務だ。

なんじゃこりゃ。

TVをつけたら四季のファミリーミュージカルを放送中。
その前の時間はNHKのキャラクターたちのショー番組をやっていたのでそれを
続けて放送してるのかと思った・・・見たのは最初の紙芝居屋の途中から。
歌と子供たちと一緒に手拍子をするのを見て「新しいコーナーかなぁ。
なんか四季の役者みたいな話し方や歌い方してるなぁ」と思ったのだ。

あー四季ってなんでこうなんだろう?
子供向けに判りやすい演技とかいう面を引いても、開口バリバリで感情の
全く入ってないように聞こえる台詞回しにボーゼン。
笑いを狙ったような台詞が次々客席の子供たちにスルーされていくのに泣けた。
幼稚園の保母さんの朗読の方がもっと上手くて、面白いんじゃないかぁ?

お話も中途半端に終わってるし・・・本当に大事なのは現場に出かけて
鬼たちと和解出来た桃二郎たちじゃなく、村でお宝を待ってる爺婆たちに
理解させる事だろう。
そこを描かないなら桃三郎がこの先も量産されるだけじゃないのか?

なんか納得がいかない。

犬の人の衣装と髪型にだけピンポイントでトキメキ。
それと最初の紙芝居「桃太郎」の絵を担当した美術さんには拍手!
お宝を持って帰って来るシーンでの桃太郎のいばりんぼポーズと重い
台車を必死で引いてる犬たちの絵だけでお話のポイントが伝わりました。
この絵見てとりあえずチャンネル変えずに見続けたのよん。

2004年11月23日(火)



 来年の『モーツァルト』

梅田コマではチラシの配付が始まっているのでサイトにも告知が出てるかと思った
のですが、どうやらまだまだみたいです。(3月のサブちゃんまでしかなかったわ)
なので気になっている方もいるかと思うので簡単に情報載せときます。

●2005年6月4日(土)〜26日(日)
 梅田芸術劇場・メインホール(旧梅田コマ劇場)
   S席¥12.500 A席¥8.000 B席¥4000
 ※チケットの売り出しは3月を予定。

★キャスト
モーツァルト/井上芳雄・中川晃教
レオポルト/市村正親
コロレード大司教/山口祐一郎
ナンネル/高橋由美子
コンスタンツェ/西田ひかる
ヴァルトシュテッテン男爵夫人/久世星佳(初日〜15日)・香寿たつき(16日〜楽日)

今回発表になっているキャストはこの方たちだけ。シカネーダーは・・・?
男爵夫人がWですか。前回の久世さんは最後の方はとても雰囲気が良くなっていたので
今回は楽しみだったんですが・・・東京はどうなるのかな?噂のアノ人が追加で来るの???
演出はもちろん小池先生です。新曲を入れてくれるとちょっと嬉しい。

東京公演も早く公式発表カモ〜ン。

ここまではウィーン経由の東宝版の『モーツァルト!』。
ここからは同じく来年再演される日本製の『マドモアゼル・モーツァルト』のお話。
久々に 音楽座の公式サイトへ行ってみたら公演スケジュールが
一部発表になってました。

音楽座ミュージカル『21C:マドモアゼル モーツァルト』
●横浜公演 : 関内ホール
2005年7月22日(金)〜7月24日(日)
●東京公演 : 渋谷パルコ劇場
2005年7月30日(土)〜8月7日(日)
●全国公演
2005年8月〜10月

う、公演期間が思ったより短い・・・しかも東京がパルコ劇場とは思ってなかったです。
平日の会社帰りでも楽々行けちゃうよー!!!私にどうしろと!?(笑)

全国公演は
「岩手・盛岡市民文化ホール」「長野・レザンホール」「栃木・足利市民会館」
「茨木・水戸県民文化センター」「石川・能登演劇堂」「愛知・瀬戸文化センター」
「岐阜・瑞浪市総合文化センター」「兵庫・芸術文化センター」「大阪・高槻現代劇場」
「静岡・菊川文化会館アエル」他が予定されているようです。

公演そのものは確定情報ではないのですが、以上の劇場では12月に「音楽座ミュージカル
作品研究会」として各ホールの紹介と音楽座俳優さんとスタッフさんも参加しての交流会の
ようなものが開催されます。
こちらへの参加申し込みは公式サイトから出来ますので興味を持たれた方はGO!

各キャストはまだ出ていませ〜ん。旧音楽座メンバーで独立しちゃった人も多いしね。
何回か行われたオーディションで所属俳優さんは現在42名だそうです。
意外に多いなぁ、って印象ですか。

『MM』で一番気になるのはやっぱりヴォルフなんだけどさぁ。
土居さんの復活はおそらくないよなぁと思うと微妙な気分。
歌えて演技が出来て、キュートな透明感のある女優さんじゃなきゃ許さん!!!ってか
そういう人じゃないとこっちのヴォルフはダメだろう。
願わくば集客の為にアイドルとか連れてこないでね。
親が芸能人ってだけの子も勘弁(><。
万が一、土居ヴォルフも復活したら通いますね。パルコは全部行っちゃうね。

ヴォルフが女優さん?とそこで首をかしげている貴方。
こちらのモーツァルトは「実は女性だった」というのが基本設定。
ありえなーい?いいーんです。
原作は青年誌に掲載されていた福山庸治作のコミックです。
今は絶版かな?彼の全集シリーズで買えるかな?

女の身では出世はもちろん、才能すら認めてもらえない時代の中で娘の才能を埋もれさせるのは
音楽の神への冒涜だとばかりにレオポルトパパは娘エリーザを「息子」ヴォルフガングとして
育ててしまいます。「彼」の新しく軽やかな音楽はウィーンで大受け!
アイドル状態になったヴォルフにサリエリは嫉妬を覚えると共に不思議な感情を持ち始め
「これは・・・恋なのか?」と悩み、彼の正体を暴こうと画策。
ヴォルフの収入に目をつけた下宿のおかみさんは娘のコンスタンツェを押し付けてくるし、
息子の想像以上の活躍にパパやナンネルは大混乱。
波瀾づくめの輝かしい日々はヴォルフ=エリーザにとって絶対的な存在のレオポルトの死によって
大きな転換を迎えることに・・・。

ああ、サリエリは誰〜?パパは〜?シカネーダーは〜?カテリーナも気になるぅ。
そしてスタンツェは〜?
メインテーマの曲はそのままみたいですが、全体の構成に手直しが入ったり変更があるそうなので
開幕までは期待半分、不安3倍で。

音楽座の今後のスケジュールは
◆2006年1月〜4月 『アストラル・ジャーニー』横浜・兵庫・東京公演&全国ツアー公演
◆2006年6月〜8月 『泣かないで』東京公演&全国ツアー公演

2006年の 『アストラル・ジャーニー』は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」ミュージカル版。
今のところ『アイ・ラブ・坊ちゃん』のような作品世界とリアル世界の2重構造になるようです。
こっちも密かに楽しみなんですわ。


2004年11月22日(月)



 エリザ500回記念/完全なるモノとしての「死」

始発の電車に乗って羽田へGO!
大阪は梅田コマ劇場へ行って来ました。

今日の舞台はある意味くづきにとっての理想系。
いいのか!?こんな展開のエリザを観ていいのかッ!?とワクワクしっぱな
し。
特に内野トートに関しては初めて最初から最後まで「カッコええー」と思いま
したさ。
帝劇ではあんなに「粘着ストーカー勘違い野郎」だった銀トートがこの変貌ぶ
りは何さっ!
そこにいたのは人間の娘への恋に戸惑い慌てふためく「死神」ではなく、全て
の生あるものの終着点として存在する「完全なるモノ」としての「死」でし
た。強く美しく無法でありつつ大らかな存在。

トートが強くなるとシシィたちも強くなるねぇ。
今日のキャラは皆誰かに踊らされている訳じゃないの。
シシィもルドルフもフランツもゾフィーもそしてルキーニも皆自分を信じて、
己の意思で戦って踊って死んでいくのよ。
(あ、フランツだけは途中でちょっと放棄してるか・・・)
その上に君臨する「死」のカリスマ性にヤラれまくりでした。
銀トートはシシィへの思いが強すぎて、他の人を平気で踏みつぶすような印象
が強かったんだけど、今日は全てに対して「死」としての敬意をはらえる大人
なトートになってました(><。
ギャー、これだけで全然印象変わるじゃん。

ちょっと興奮が抜けてないので頭が冷えたら再掲するか。

カテコでは鈴木陛下が背中に「500」とお手製の数字を貼って登場。
ああ・・・陛下ってば。

2004年11月21日(日)



 帝劇サイゴンmy楽

今日のマチネはB席最後列から観劇。1階で観るよりも音響がはるかに良い気
がする2階席。

4ヶ月間で結局6回観た『ミス・サイゴン』。12年前の初演の時はどこが面
白いのか、何が言いたいのかサッパリ納得がいかなかったのですが、今回の再
演では回数重ねる度に面白いなぁ、と思うようになりました。

キャストの組み合わせでの印象の違いが大きく、特にクリスのイメージや行動
原理が作品の結末を左右したなぁ、と。
キムもそれぞれ持ち味が全く違うので、キムとクリスの組み合わせで作品自体
がラブロマンス重視だったり、大河ドラマ風だったり、ドキュメンタリータッ
チに思えたりといろいろな面を見せられた感じ。

今日のマチネは千秋楽に向けてのカウントダウンに入った状態だったのか、全
体に熱い舞台で良かったです。
カテコで幕が降りた後にキャストさんたちの異様な盛り上がりが・・・。
最後の共演の人も多かったのかなぁ。
最後に井上クリスが橋本エンジをお姫さまだっこしてました(^^;

2004年11月20日(土)



 予約しちゃった・・・ジャックぅ〜

メディコムトイから再版される『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』の
キューブリック全4セットを予約してしまいました。
フラ〜と入ったフィギュア屋さんで絶賛予約受付中でしかも割引き販売。
にも関わらずトータルで¥10.000オーバーですわ。給料日前なのにねぇ・・・

最初は↓だけにしようかと思ったんだけど、何故か関西弁だった店員さんの
セールストークに乗せられて全種予約です。ネットで買うともう少し安く取り
扱ってるところもあるんだけど直接受け取りにいけるからいいいかぁ。



映画のオリジナルジャックの細〜いスタイルがたまらん!!!
あの骨の指で頭撫でて欲しいよ。
今は東京ディズニーランドのホーンテッドマンションもナイトメア仕様に
スペシャル改装されてるんですよね。
行きたいなぁー。

あれ、日本版の吹き替えは市村さんだったけどもしかしてTDLのアトラクションも
市村さんの声に変更されてたりするのかな?

2004年11月19日(金)



 かくも長き不在

はー2ヶ月ぶりですね、日記。
いやいや一度日記書きの習慣がなくなると再開するのに意外にエネルギー入り
ますね。
こんな状態にもかかわらず毎日のようにチェック入れて下さっている方がいる
ことには正直驚いております。(ここの日記は管理人モードだと簡単なアクセ
ス解析がついてます。まぁ、判るのはホスト情報とブラウザ位なので「同じ人
かな〜?」程度ですが)大阪エリザの公演中と言うこともあってキャスト名や
作品名の検索で来て下さった方も結構いらっしゃるんですよね。
ハハハ、全然更新してないのでビックリしたでしょ(^^;

この2ヶ月何をしてたかというと・・・何もしなかったですね。これが。
毎日仕事に行って、週末は劇場へいって実家で犬と遊ぶ。
このローテーションが基本。
9月に来た黒柴ちゃんは順調に成長していまや8キロです。
赤いTシャツが似合う美犬の娘さんになりました。

そんなこんなでネットに繋ぐ、まして日記を書く時間があったらその分睡眠を
選ぶような日々でした。
間には父がまた入院したのでその介護やらもあったり、自分も体調崩して「入
院する?」と聞かれてみたり。

サイトも完全閉鎖しちゃおうかなーとか思ったんですが、とりあえずもうしば
らくは今のだらしない状態で残しておきます。

今さら日記を書くのを再開したのかといえば単に記録がないと後で困るってだ
けだったりします。
この2ヶ月の間に観た舞台は『ミス・サイゴン』を筆頭に結構あるのですが感
想が何も残ってないんです。メモ書き1枚もありません。
もちろん自分の頭の中にはちゃんと残っていますが、いちいちそれをひっぱり
出して思い出すのも面倒だし、どんどん記憶の底に沈んでいく感じが嫌なので
断片でも形にしとくかーってとこです。

以前のような詳細なレポをのせることは今後はあまりないかもしれません。
時には暗号文のような内容になっているかもしれません。
今まではなるべくマイルド(笑)な表現で書いてきたこともドッヒャーな形で
書いちゃうかもしれません。

それでも「ホエ〜」と思って下さるならばまたこの日記を覗きにきてやって下さい。

今週末はサイゴンのmy楽と大阪エリザの500回に行ってきます。

エリザは後少しで2004年版はファイナルですが、最終日までくっついてい
きます。ええ、阿呆ですよ。
文句タラタラいいながら結局黄泉の国ツアーの終点まで着いて行きますとも。
そんでもって地獄の釜の縁から底をルキーニと一緒に覗いてきます。
帝劇エリザの最前列で階段脇の席から彼と一緒に悪夢を観られたのが今年一番の
思い出かなー。
あの瞬間は今思い出してもゾクゾクするわ。

東宝エリザが苦手だった某嬢までもが絶賛してる大阪公演。楽しみよん。
(↑これについては悪い冗談かと最初思っちまったさー。人間どー転ぶかわか
らんねー。面白いなぁ)

ああ、来年の「モーツァルト!」も大阪公演分は日程発表になりましたねー。
子役の労働許可時間のタイムリミットが改訂されたので東京公演の開演時間は
少し遅く出来るのかな?
うちの新刊・・・といって良いのか?いつまでも発行時期未定のM!本です
が、旧原稿は全部一旦破棄しました。
今さら出すには小恥ずかしい内容なんでねー。2005年東京公演までにはな
んらかの形で世に出すとは思います。
今年のエリザと同じように演出の変更があると思うので、そっちよりの記録と
記憶をわけてまとめ直したいというところですね。
世間一般の方のWヴォルフに関する評と、私の感じた2人のヴォルフのイメージ
はかなり違います。ある意味正反対。
井上ヴォルフは王子様の皮をかぶった悪魔だし、中川ヴォルフは産まれる前に
死んだ雛鳥。
こんなイメージで観ていた観客からのレビュー本になる予定です。
・・・まあ予定は未定なのはいつものことです。

冬コミはスペース取れました。
スペースNo.は・・・あー、後で。

明日からは日刊?
出来るかなー。

2004年11月18日(木)
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