ボルドーの1級格付けの5大シャトー。
味わいで言えば、 繊細でエレガントなラフィット、マルゴー、オーブリオンで、 男性的で力強いのは、ラトゥール、ムートン。
ラトゥール1994は飲んだことがあるが、イマイチだった。 とは言え、ラトゥールは五大シャトーの中では、 一番評価は高く、値段も高いw
今飲みたいのはムートンかなぁ。ムラがあるワインってなんだか好きだw
さて、今日は、 最初に『Frescobaldi 2001』(2千円台)を飲む。 スプマンテらしく、飲み易く、程よい辛さもノド越しに心地よい。 シャルドネとピノネロが半々で、うまくバランスは取れている。
メインは、今日のお題の5大シャトーのセカンドを2本! 『Pavillon Rouge de Ch. Margaux 2004』 薄い赤で、果実のアロマだが、タンニンはしっかりしていて、 ポテンシャルを感じさせる。3、4年は置きたいところだ。 ネットで5千円台を見つけたら買いだな。
『Les Forts de Latour 2004』 明るい赤で、イチゴとシナモンのアロマ。 タンニンは弱く、シャトーの持ち味と言える力強さはない。 ラトゥール1994のイメージとは別物だが、94年からオーナーが フランス人に変わって味わいも変わったのかな?!
とりあえず、セカンドならPavillon Rouge de Ch. Margauxが好きだ。 ファーストとはいかないまでも、セカンドはコンプリートしたい☆
| 2007年01月15日(月) |
テイスティング会(イタリア編) |
今回はイタリアワインのテイスティング会。 目玉は、スーパートスカンの『SOLENGO 2003』
最初に、サンジョベーゼの4本を試飲。 デイリーワインの『ROSSO DI MONTALCINO 2004』 2〜5年で飲み頃になる早熟なワイン。 でも、まだ飲み頃ではなかった。
次に、『BRUNELLO DI MONTALTION 2000』 同じサンジョベーゼ系だが、ちょっと葡萄の品種が違う。 また、1年使用した樽を使い(新樽では、樽の香りがワインに移るため)、 サンジョベーゼにしてはタンニンが感じられる程度で、 また柔らかい味わい。 10年以上の長期熟成タイプで、まだまだ飲み頃ではなかった。
『SUOLO 2003』 赤いラベルが印象的なワイン。 そのつくりは狂気的で、葡萄の木から房を間引き、一本の葡萄の木から、 ワインを一本を作り出し、深い味わいを醸し出す。 でも、その分、値段は高め。
そして、『BRUNELLO DI MONTALCINO RISERVA 1979』 で、D.O.C.G.なんだが、認定が1980年からなのに、 なぜかピンクのD.O.C.Gのラベルが?? その理由を尋ねると、 「RISERVAであるため(長期熟成製造法)、 1979年だけれども名乗ることができる!」 との事。う〜ん、なんだかインチキくさいけど、 イタリアらしいと言えばらしいので、納得www で、味わいはと言うと、芳醇な果実の香りで、濃厚な味わいだが、 コストパフォーマンスは落ちる。
サンジョベーゼ全体に言える事だけど、色は薄い赤でタンニンも薄い、 その反面、飲み易く、値段さえ折り合えれば、よいデイリーワインに なり得るだろう。
スーパートスカンの「SOLENGO」のセカンド、 『NON CONFUNDITUR 2003』 「迷わず行け!!」って意味で、NCと略す事もある。 SOLENGOとの違いは、サンジョベーゼが40%も含まれている事。 でも、CSやメルローが含まれているだけあって、タンニンが感じられ、 コストパフォーマンスを考えると、今回の中では買いの一品。
最後に、お目当ての『SOLENG 2003』 SOLENGOの意味は、「野生の猪の突進」みたいな意味で、 まさに、イノシシ年に相応しい一品★ 今回の中で、唯一サンジョベーゼなし。 アロマもスモークチーズみたいな感じで、酸味も強く、濃厚な味わい。 太陽で照らされた地中海らしい風景が広がる。 文句なしにウマい。でも、高いなぁ〜w
今年も無言実行(?)で! 春までに一つ 夏までに一つ 通年で二つ
頑張るぞ!!
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