kakera


微かな kakera 引き合い重なる…偶然か必然か
夢か現か 吉か凶か

2003年02月22日(土) 懸垂 10.00

 土曜日。しかし、この繁忙期にはバリバリ全開でお仕事中。ヨロヨロになりながら帰宅の途についた。

 電車内では運良く座ることもでき、安堵の一息。立っている人もまばらで空いている車内。
 その中、ワタクシの斜め前方に中年男性が吊り輪に掴まって立っていた。両手を挙げて吊り輪に掴まっている。スーツ姿だ。きっとこのオジサンも会社の帰りなんだろうなあ。度のキツイ眼鏡をかけ、小太りで髪も少々寂しくなっている、疲れの見えるオジサン。お互いご苦労様だねえ。
 しかしねえ、そんなに揺れる電車でもないんだから、何も両手を挙げることはないだろう。かえってブランブラン揺れてしまうだろうに。
 そう思った瞬間、男性の体は宙に浮いた。

 浮いていたのはほんの一秒くらいで、すぐ床におりた。そして、何事もなかったように、停車した駅で下車した。

 電車内の吊り輪で体操競技の種目にある吊り輪の如く、懸垂した人を初めて見た!しかも大人で!!……お見事。



2003年02月19日(水) クルッと回って死人の目!?

 仕事中、各自で(勝手に)休憩タイムを取る我が社。
 座りっぱなしで冷えて堅くなった体をほぐす。肩、首がきしむ。腰がピシピシ張っている。足は冷えてむくんでしまっている。クルクル・コリコリ全体をほぐす。お茶を入れて、ほーっと深呼吸。
 疲れた目を休ませるため、軽く目を閉じたり、ぼーっと遠くを眺める。ぼーーっと……ただ、ぼーーーーっと。

 「ちょっと!何処見てるの。なんて目、してるの!?死んでいる人みたい。気持ち悪いから止めて!」
 眺めていた先が遠すぎたようだ。これでは永遠に休憩時間になってしまう。

 気持ち悪がられてしまったが、ちょっと反応が面白かったからまた、明日もやってみよう。



2003年02月16日(日) 二兎追う者一兎をも得ず

 本日は実に忙しい日だった。

 昼。雨降る中、横浜にある関内ホールへと出掛ける。ワタクシが大ハマリにハマっている役者さん、松田悟志さんのトークイベントだ。
 この日は11時からと2時からの二回公演。直前の11時の回が延びてしまい、関内ホールの建物を一周するほどの人波を作り入場待ち。
 少々遅れて入場。公演終了後に行われる握手会のチケットを入手するために、物販コーナーへ急ぐ。だが、スタッフの声は厳しかった。「握手会のチケットは終了です」
 ガァァン……。
 それでも、イベント自体は楽しかったし、同行した友人(涼平さんファン)も面白かったと楽しんでくれたのでまあ良し。

 その後は新宿に移動し、これ又長いこと通い続けているバンド、ガーゴイルのビデオ発売記念イベントへ。
 とはいえ、ワタクシは事前に別の場所でビデオを購入してしまったのでインストアイベントには不参加。
 メンバーの出待ちをしようかな?と出掛けたんだが、友人は皆帰るというし、寒かったのですぐ帰宅。
 入り口の隙間からファンのみんなと握手会に興じているメンバーがちらりと見えたから、まあ良しとする。

 あっちもこっちも、では大満足とはいかないもんだね。



2003年02月12日(水) ワタクシは【11】

 普段見て回らないんだが、ひょっこり覗いてしまったネットショッピングのサイト。
 沢山のキャッチで画面が埋め尽くされている。その中でも目を引いたのが“「スラムダンク」ファン必見”の文字。
 漫画は全巻持っているし、アニメも見ていた。ガチャガチャでグッズを取りまくっていたこともあった。そんなワタクシが素通りできるわけがない。よっしゃ、見てやろう。

 アニメ全話がDVDBOXとして発売されるという。それはいいんだが、どうしてこんなに種類が多いんだ?
 『赤城剛憲【4】仕様』『三井寿【14】仕様』『宮城リョータ【7】仕様』『流川楓【11】仕様』『桜木花道【10】仕様』何だよ、これ!?
 どうやらDVDの他に仕様BOXにレプリカユニフォームが付いているらしい。

 うううう。ひでぇ〜、こんなの見ちゃったら……買いたくなっちゃうじゃないか〜!でも、買うとしたら何番のBOX?う〜む……悩むなぁ。
 湘北メンバーだったら、流川か、ミッチー。ああでも、リョータも好きだし花道も。憧れのキャプテンナンバー4のゴリも良いキャラだ。ああ、うううう。
 スラムダンクで好みのキャラは、実は水戸洋平なんだが……彼はバスケ部じゃないしねえ(笑)
 んじゃあ、仙道の【7】。……だから、湘北メンバーから選べってぇの!



2003年02月10日(月) 好きの基準

 一本のビデオテープ。ラベルには『保存版』と大きく書いてある。筆跡はワタクシのものだ。
 はて。何を録画して保存版などとしたのやら。ケースから取り出すと、見放しだったようでテープは巻戻っていなかった。

 完全に巻き戻し、再生させる。120分テープだから、少なくとも二時間近くは謎の解明に時間が掛かってしまう。どんな謎が証されるのか……。

 まず最初に録画されていたものは、声優の山寺宏一さんと三石琴乃さんが司会を務めていた番組。アニメ情報や、声優を目指す卵達をバックアップする番組。何でこんなの録画したんだろ?それにしても懐かしい。
 「はい、今日のゲストはこの方です」その回のゲストは八尾一樹さんだった。
 次のものは……おや?同じ番組だ。ゲストは井上和彦さん。しかし、画面が妙に綺麗だ。さっきと同じ番組なのに……。あ!八尾さんがゲストの回は三倍速で、井上さんの時は標準で録画していたんだ。“好き”に差はないはずなのに、何故、録画スピードが違っているのかしら?
 続いてはフジTV系の平日朝放送の視聴者投稿番組。どうしてこういう番組を録画しているのさ!?しかも、標準で!当時のワタクシ、どーなってるの!?
 しばらく早送り。番組中に五分ほどのお料理コーナーがある。目当てはこのコーナーだったようだ。だって、ゲストが(またも!)井上和彦さん。美味しそうなパスタを作っていた。色とりどりの野菜と絡めて、味付けにオイスターソース。名付けて、『オイ?スタースパゲティ』……なんてらしいタイトル(笑)
 次に録画されていたのは世界の偉人・著名人にスポットを当て番組なりに掘り下げていこうとする番組。
 取り上げていたのは詩人・中原中也だった。
 テープはまだ終わらない。しかし、残量からいってもう終わりだろう。最後に収められていたものは世界の不思議を捜すという旅(?)番組。
 聖書に登場するアーク(十戒が収められた箱)を捜すという内容。旅人はミュージシャンのコンタ。(バービーボーイズのSax.って言えば分かる?)

 ジャンル、メチャクチャ。でも、『保存版』の文字は消せない。録画をした当時から、現在もそしてこの先もきっと好きであり続けるだろうから。
 『保存版』の証、好きの基準がはっきりしたこのビデオテープ。イイ男しか入っていないんだから、消せるわけがない。



2003年02月05日(水) 少女達からの招待状

 昨日、帰宅したらワタクシ宛のハガキが届いていた。
 小さな女の子二人……肩や胸の辺りが少し重なっているような体付き。そんな少女人形が印刷された、ハガキ。ちょっと、ホラーな雰囲気も……。

 昨年秋に、天野可淡の人形展に出掛けた際、アンケートに答えてきた。そこの主催者からの新しい展示のお知らせだった。
 う〜ん、エロティックで魅力的な少女達。(二人だから)うわお、この女の子達の作者は恋月姫か。どうりで綺麗なお顔だこと。
 どうやら、この会場を使用してのイベントは今回の展示で終了らしいし。
 終了という事で、作者問わず色んな作品が並ぶようだし。
 前回出掛けた時、場所の雰囲気も気に入ったし。
 こりゃ、又出掛けちゃおうかな?

 あ、どうせなら東京都美術館にベルサイユ展も見に行ってしまおうか?ジャンルは決して外れてはいないし、美しい物が嫌いな人がいて?



2003年02月02日(日) 旧暦ならば

 アッという間に2月に突入。
 そして、今更ながら今年用のカレンダーを入手。

 手帳は既に活用していたのだが、それ以外の趣味で買っておかなくちゃ!という物を今更入手。しかも二つ。
 ひとつはワタクシの大好きなバンド、ガーゴイルの卓上カレンダー。
 そしてもうひとつは、『仮面ライダー龍騎』に出演されていた俳優さん七名の、ミニ写真集的なカレンダー。

 ガーゴイルの方は以前から購入しようと思っていた物だが、通販の申込をしそびれてしまい、ズルズルと年が明けてしまった。
 そして二月一日、二日と二日間に渡って行われた久しぶりのワンマンライブ。その会場で購入。大幅なプライスダウンとメンバー全員による直筆サイン入りなんて、出血大サービスしてくれるんだもの。このチャンスは逃せない!
 ありがとう、ガーゴイルの皆さん。

 『龍騎』カレンダーの方は、友人の友人が「龍騎好きだって言ってたでしょ?もっっっのすごい安く売られていたから」気を利かせてくれたそうだ。
 ところが友人は既に買っていたので、「じゃあ、持っていないお友達にあげて」と購入した物を譲っていただいた。
 お会いしたことはない彼女へ、ありがとう。

 しかし、二月を過ぎてからカレンダーなんて……。旧暦と思えば丁度良いか。


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桜 [MAIL]