kakera


微かな kakera 引き合い重なる…偶然か必然か
夢か現か 吉か凶か

2003年03月31日(月) 新制度、発案

 最近ナリを潜めていた奴が……!復活の兆しッッ!奴の名は……花粉症。

 週末からクシャミ・鼻水が酷く、特に朝は、鼻が詰まって息苦しくて目が覚めてしまう。目の痒みが殆ど無いのが不幸中の幸いだが。
 山積みになっていた仕事もあらかた片づいた気の緩みもあったのだろうか?それにしても……ファ、フワックシュン、グシュゥッ!!うううう、は、鼻水が。ああ!?ヤバイ。ティッシュがもう、無い。え〜っと、街中で山ほど貰ったポケットティッシュで間に合わせておこう。
 ところで、クシャミの後に「ってやんでぇい」だの「ちくしょう」だの柄の悪い一言を言ってしまう人って、ワタクシの他にはどれくらい居るんでしょう?かなり居ると思うんだけどなあ。会社でソレをやると笑われてしまうんだけど。

 会社の規則で有給休暇とか、色々あるけど、花粉症休暇なんて制度、出来ないかな〜?かなり大勢の人に影響がある、花粉症。春闘なんかで意味の無さそうな集会しているよりは、こういう企画提出してくれたら面白いのでは?え?春闘ってそういうのではない?
 もしも通ったら、3月から5月のゴールデンウイークまで休みっぱなしか。だめだ。生活出来なくなっちゃう(笑)
 仮にそんな制度が社会的にあっても、勤め先の会社では適用されないだろうけど。

 いっそのこと、この時期休んでも(無職でも)良いように金貯めるか?



2003年03月24日(月) 真夜中の冒険

 土曜の夜。渋谷の街。
 久しぶりに会った友人達と軽くお食事。しかし、入店したのが23時頃。いつものペースで飲み食いしていたら、帰れなくなる。終電を逃すわけには行かない。
 一時間ほどで先に出た。店から、駅まではすぐ近く。でも、走れ!

 駅に着いたのは24時30分。改札口の電光掲示板には、
 山手線〜新宿・池袋方面 24時33分 池袋行き と輝いている。更に後の電車も池袋行き。
 し、しまったぁ〜!もう、池袋止まりしかない!?その先へ行く電車に乗りたいのに〜!
 確認のため、駅員に声を掛ける。「もう、池袋行きしかないよ」や、やっぱりね〜(涙)

 池袋までしか行かない電車に乗りこんだ。さて、この後どうしよう?

 日曜の未明。池袋の街。
 駅前のタクシー乗り場は既に長蛇の列。タクシーに乗れるほど、金はないし……始発電車まで時間潰しするのもなぁ。では、仕方がない。
 歩いて帰ろう。

 自宅へ帰るために一番迷わない道は、都電の線路づたいに歩くことだ。
 都電の最終はとうに終わっている。えいやっと線路の真ん中を歩き出した。
 住宅街の隙間を縫うようにして残された、都電荒川線。窓の中から見る景色とは違い、住宅街の濃さがよく分かる。
 玄関先に咲きこぼれる春の白い花。風向きで濃く淡く漂う香り。
 人一人通るのがやっとの道幅に、小型自動車が駐車されている。どうやってここまで車、いれたんだろう?
 線路脇のこの細い道は、何処へ続いているの?どこかのお家の私道かな?

 普段見る線路沿いの風景が、歩いてみると違って見える。あ、この道行くと何処へ行くんだろう?
 時間が時間なので余りキョロキョロしていると、不審者と間違われるので元の道へ戻る。
 ふらりふらり、歩く。街角の立て看板。此処は昔ナントカがあった場所で……。見入る。へえ〜。こんなトコにそんなモンがあったとはねえ。

 日曜未明、2時50分。自宅前。
 歩いて歩いてようやく辿り着いた。
 1時間50分の冒険、おしまい。
 そうか、池袋から歩いて2時間程度で着いちゃうのか。でも、次の機会がないようにしたいもんだ。



2003年03月20日(木) 5秒前

 近頃、夜12時頃に帰宅する日々が続いている。

 とはいっても、呑んだくれているわけではなく、お仕事だ。
 通常の始業時刻よりも早く出勤し、かなり遅くまで居残り。それでも納期の迫った仕事が減らない。合間に、更にせっぱ詰まった仕事がガンガン入ってくるからだ。
 せっぱ詰まり度の高い物が、最優先されてしまう。おかげで作業途中の物ばかりに。
 おまけに、フォローに回る人がいない。私が担当する作業工程は、ワタクシだけ。一人しかいないのに、作業容量を大幅に超える仕事の予定を入れるなよ!その為、現場作業のワタクシが「その期日では出来ません」と何度断りを入れたか。

 勘弁してくれよ!これではワタクシが無能みたいじゃないか。
 爆発寸前。



2003年03月09日(日) 春の箱根〜小田原温泉旅行

 友人達女性5人で箱根へ一泊温泉旅行へ。土曜の昼にロマンスカーに乗り、いざ箱根へ!……ワタクシは前日・当日の仕事が祟って車中は眠りっぱなしだった。

 部屋に着くなり「夕食前に一風呂…」と大風呂へ。足を伸ばして湯に浸かるってのは、本当に気持ちがいい。
 夕食後、眠る前、気が向いたからと湯に入ってはゆるゆるお喋り。部屋に戻ってまったりし、体が冷えたかな?と思えばすぐ風呂へ。もう最高。本当に温泉を楽しむだけの旅行。
 そんな旅で泊まった部屋はとても静かで(小さいながらも)露天風呂付き!川の流れを目にしながら入る湯で俗世の垢が流される。はぁ、極楽極楽〜。

 布団に入りながら各自持ち寄った酒を呑み、『部屋の東南にピンクもしくはオレンジ色の花を長持ちさせる為には』というテーマで長い間議論する。綺麗な花を咲かせるためには、まず環境を整えなければならないと結論。
 正直、このメンバーでそういう話題は酒の度にしているが、まだ誰も見事な結果を出せていない。
 ワタクシは特に向いていない性質だからなあ。

 明けて本日。梅を見に出掛ける。
 実はワタクシ、梅見に出掛けたのは初めて。静かな佇まいと辺りに漂う梅の香。桜とは違う穏やかな春に、キリキリしていた何処かがほぐれていく。

 真っ青な空に浮かぶ白い梅の花が目に眩しくて、視線を外すと富士山が見えた。

 ああ……。俗世(仕事)に戻りたくないよ。



2003年03月02日(日) ハツカンゲキ

 友人が急遽行けなくなってしまった為に浮いてしまったお芝居のチケット。譲り受けて見に出掛けた、スタジオライフの公演『トーマの心臓』。

 生の舞台劇を見に出掛けるなんて、初めて?かも知れない。音楽のコンサートや映画は一人でもチョロチョロしているんだが、さて。慣れない場所に出掛けるせいかちょっとドキドキ。
 少し前に、同じ演目がTV放映された。とは言っても、キャストが少し違うのでTVで見た物とは印象が違うだろう。しかも生だし。
 放映された舞台ではユリスモール役を演じていた人が今日の舞台ではオスカー役という。で、ユリスモール役は放映時には登場されていない人。アンテも放映時のキャストとは違うし、役者の印象が変われば舞台の空気もずいぶん違うだろう。

 ちょっと開始時刻を勘違いして、舞台の頭10分遅れて入場。「ぐはぁ〜!芝居、始まってる!!」凄く焦った!

 成長の先には明るい夢、未来があるのが本当の成長だよね。愛だよね〜。と、しみじみ。

 また違うキャストでの『トーマの心臓』を見てみたい。ユリスモール役がもうお一方居るので、次に見る機会があったらそちらの方の時に。
 それから、サイフリート役の方。すっごい、良い声してるなぁ。役柄のせいもあってか派手なオーラがバシバシ。今後ももっと期待大!
 で、一番良いキャラクター!シャール。バッカスのグループの一員。こんな派手なアクションするキャラクターだったっけ?でも、この人がやるなら良いな。腕が長いから振りがより大きくて映えるよ。

 本日の公演はプレミアムナイトというちょっと特別なプログラム。舞台が終わった後、キャスト陣が事前に受け付けていた質問等に軽く答えたり、軽い話をしたりという芝居とは又違う、役者さんの一面が見られるプログラム。
 楽しかったよぉ〜!
 進行役には校長先生役を務めた方と、別の日の公演でオスカー役を演じている方の二人が立ったんだけど、彼等、面白すぎるよ。
 トークの後も、ロビーでお目当ての役者さんとお喋りしたり、一緒に写真を撮ったりと過ごすことが出来る。ロビーが大混雑!この列は誰を待っている列なの?はぁっ!間近で見たら男前度がアップして見える!すごい、感激〜。

 公演をする毎にファンが増えていくって言うのも、分かるわ。見ていて楽しいもん。
 『トーマの心臓』だけでなく、別の演目もみたいな。


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桜 [MAIL]