TENSEI塵語

2008年11月30日(日) 初めて知った裁判員制度f^_^;

ずーーっと、ほとんど無関心でいたのだけれど、
 (休日もちゃんと休めないくらい忙しいのに
  急に出廷せよ、なんて言われたって困るぞ、と思った程度。。
  新聞等に詳しい解説が載っていても、めんどうで無視していた。
  このあたりの心理は、忙しいときに余計なことが降りかかって、
  放っといてくれ! と無視できれば無視したくなる気分と似ている)
昨日あたりから初年度の候補者に通知が届いているそうで、
新聞などでも辞退資格などについての記事を中心ににぎやかなので、
ついつい関心が向いてしまう。

「ほんとにやるのかよ」というのが、率直な感想であった。
何も、日本に「陪審制」を持ち込まなくても、、と思い込んでいた。

連想していたのは、「12人の怒れる男」を日本に置き換えた映画、
「12人の優しい日本人」。
自己矛盾だらけだったり、会議のルールを無視してばっかりだったり、
私情に囚われっぱなしだったり、判断不能だったり、表現不能だったり、
フィーリングでしか判断できなかったり、事なかれ主義だったり、、
それにまた、陪審員長に選ばれている男が、
有罪にするのが恐いから無罪にしているだけだったり、、、
いかにも日本人だったらこんなことになりそうに描かれていた。

もっとも、映画では、トヨエツが演じる無関心な青年が、
後半、にわかに推理に熱心になって真相へと向かって行くのだが、
そんな人物がたまたま加わればよいけれど、
また、あのヘンリー・フォンダのような「良心」がいればいいけれど、
(リメイク版ではジャック・レモンだった)
そうじゃなきゃ、混迷きわまる真理無視の審理じゃないですか。。

そんなことをきょうまた思いながら、
名称も「陪審員制度」でなく「裁判員制度」だなぁ、と思いつつ、
検索して読んでみたら、、、あらあら、かなり誤解してたらしい。。
恥ずかしながら、今までほとんどまともに知ってなかった。

「証拠を全て調べたら,今度は,事実を認定し,
 被告人が有罪か無罪か,有罪だとしたらどんな刑にするべきかを,
 裁判官と一緒に議論し(評議),決定する(評決)ことになります」

あーら、びっくり、、、陪審員制度とぜんぜん違う。
裁判官3人と裁判員6人で評議・評決。
よくわからないときは、裁判官の見解に頼ってもいいわけだ。
それに、法廷への呼び出しについても、
戦時中の赤紙みたいな断固としたものを想像していたけれど、
最終の6人を選び出すまでには、いくつかの手続きがあるようだ。

それにしても、何でこんな大がかりなことを、、?

「国民のみなさんが刑事裁判に参加することにより,
 裁判が身近で分かりやすいものとなり,
 司法に対する国民のみなさんの信頼の向上につながることを期待」

え? それだけのことなんですか?
・・ちょっと拍子抜けしてしまった。



2008年11月28日(金) 景気対策だったら、大胆に。。

定額給付金は景気対策にはならんぞ、と批判が多い。
与党票を税金で買おうとする卑劣な手段という見方もある。
世論調査でも、もうやめたら? という人が圧倒的に多い。
それでも、関係機関では具体案を練り上げて、
地方に厄介な仕事を押しつけようとしている(きょうの夕刊)。

昨日の朝日新聞の投書欄に、日常必需品だけ消費税なし、という
対案を書いてる人がいた。
金のバラマキよりは、うんとこちらの方が国民に喜ばれるだろう。

私が先日思いついたのは、もうちょっと過激、、(笑)
ある期間(例えば2週間とか)消費税一切なし!
端金ばらまくより、こちらの方がうんと効力あるに違いない。

もし、そんなことが行われるとしたら、、、
私はまず、私のも妻のも、車を買い換える。

だってねぇ、、、本体にいろいろオプションつけて、
300万円ほどになったとする。
すると、消費税は、15万円ほどになる。
15万円って、月収のどれだけになると思ってんだー? って感じだ。
 (教育・福祉の充実した国だったら、この15万円の奉納が
  30万だろうが45万だろうが文句言うつもりはないんだけど、、
  今後どれだけ消費税上げても、ぜんぜんその点信頼できない!)
10万も15万も免税されるんだったら、この機を逃すのは惜しい。

それから、TVもいいのに買い換えておくだろうし、、
要するに、ここぞとばかりに高価なものを購入する人が増える。
ローンを組んででも購入する人が増える。
それに対し、4人家族が48000円か6万円もらっても、
車やTVなんぞにはとても手が出ない。

ピンチの自動車業界も、注文殺到で何ヶ月先の予約になるかも。。
解雇された人たちも呼び戻さねば、生産が追いつかなくなったりして。。
下請業者たちも生き返るはずだ。

2兆円をばらまいたって、その半分も経済効果があるかわからない。
その2兆円分はばらまかずに政策に使ってもらって、
例えば2週間だけ消費税の税収を諦めてもらう。
しかし、仮に2兆円の消費税収といえば、40兆円の購買なのだ。

同じ一時しのぎの景気対策でも、同じ2兆円の活用でも、
どっちが活気を与えるか考えてみよう。



2008年11月26日(水) リラックマ生活

図書館で「リラックマ生活」という本がふと目に入って、
手に取って軽く読み始めてみた。
読む、といっても、右ページに簡潔なメッセージが書いてあって、
左ページにクマとキイロイトリが一言ずつ話してるだけのもので、
10分もあれば、味わいながらでも全部読み終わってしまう。

「もつれた糸は放っておきましょう」
クマ「いつかはほどけますよ」 トリ「ソウカネェ。。」

「腹八分目って、あとの二分目のおなかのキモチはどうなるんです」

「これまでもこれからもワタシはワタシですよ」
クマ「だら〜〜ん」 トリ「マズイダロ(汗)」

「しぼうじゃありませんよ えいようですよ」
クマ「(腹の肉をつまんで)むに」 トリ「カジョウナエイヨウ」

「めいそうしていただけです」
クマ「・・・・」 トリ「オキロ」

・・要するに、食べるのが好きなリラックマのだらだら生活の独り言集
ということらしい。

出版年を見たら4年前なので驚いた。

私のリラックマとの出会いは去年だったか、今年の初めだったか、
トイレのタオル掛けが取れてしまって、穴の修復が無理なので、
何かシールでもあったら貼って隠しておいて、と妻に頼んだら、
クマのうつ伏せに眠る顔の描かれたシールが貼ってあった。
トイレに入るたびに、その絵に癒されるので、この絵は何?
と尋ねると、リラックマって言うんだよ、、と。。
それから、コンビニでよくこのキャラが目に入るようになった。
もちろん、熱心に手に入れたりはしないのだが。。。

「そのとき困ればいいじゃないですか」
トリ「カンガエルトパニック。ドウシヨウ」を冷ややかに見つめるクマ。

「消しゴムで消しちゃえ」
クマ「忘れた?」 トリ「アッ」(消えてる)

「失敗? 人生のほんのスパイスですよ」
クマ「だからおこらないで」(何か割っちゃったらしい)

ますます盛り上がる。

「みちなんていくつあるかわからないじゃないですか」
クマ「可能性なんていくつでもあるんです」

「今日できることは明日もできますよ」
クマ「だから今日はねちゃいましょう」

これは、私的に言えば「明日できることは今日しない」と同じだ。

「はやく走りすぎるとみのがしますよ」
クマ「いろんな大事なこと」 トリ「タマニハハヤクハシッテミロ」

↑これもほんとに真理だ、と思うなー。

「しあわせって ちょっとのちがいですよ」

「全部ひとりではもてませんよ」
クマ「ナヤミモニモツモ」

「ピンチだっていつかはおわりますよ」  ・・などなど。。


通販の本屋で検索してみたら、いろんなのが出てるようだ。

危険だ!(笑)



2008年11月24日(月) 力相撲

昨日は夕方から市吹の飲み会に出かけたので、
緊迫の千秋楽を見ることができなかった。
リアルタイムに見たい気持ちが強かったのだけれど。。
二次会はパスして、帰宅してNHKのニュースを見た。
(もちろんさらに夜更かしして真夜中のダイジェストも見た)

やはり、緊迫の千秋楽だったようだ。
2敗で並ぶ安馬も白鵬も勝ち、優勝決定戦。
3日前、白鵬が安馬に敗れたために、両者並んでしまったのだった。
この1〜2年、白鵬は安馬を苦手としている。
朝青龍のいない今場所、唯一五分五分と言っていい相手である。
(今ちょっと調べてみたら、歳は安馬の方が1年近く上で、
 初場所は安馬の方が1場所だけ先輩なんだな。。)

それにしても、3日前に自分を負かした相手が、
目の前で勝って優勝に王手をかけた後で、その相手の見ている前で、
とりあえず実力派と目されている大関と闘う気持ちはどうなんだろう。
結局これは速攻・強引に琴三喜をねじ伏せてしまったが。。
あたかも安馬に見せつけるかのように。。

優勝決定戦は、かなり力の入るすばらしい、長い相撲になった。
安馬はのどわで白鵬を寄せつけないように始めたが、
やがて、まわしをつかんだ白鵬と、巻き返し合いがしばらく続いた。
引きつけついでに白鵬は安馬を吊ろうとするけれど、
軽量でも重心の低いことで定評のある安馬がそれを許すはずがない。
結局、姿勢を低くして白鵬の下に潜る形になった安馬は、
白鵬の投げで少し崩れたところを、首から押さえつけられて、
投げに屈しざるを得なかった。
今年のランキング2位の名勝負になったことは確かだ。

ニュースでは、今年の春場所の優勝決定戦も見せてくれた。
朝青龍vs白鵬の優勝決定戦だった。
あれも、本当に見ていて力の入る大相撲だった。
あぁ、、またいい時代が戻ってきたなぁ、、と実感した勝負だった。
残念ながら、その後、朝青龍が欠場がちになってしまったが、
その代わりのように安馬が台頭してきた、という感じになっている。

安馬の大関昇進が決まった。
当然だ。何場所か前から、大関陣より安定して強いんだから。

今年は不祥事の相次ぐ相撲界だったけれど、
土俵の上の勝負はそれとは別に見てやりたいものである。
八百長?
あるのかないのか、あるならどれだけあるか知らないけど、
そりゃ、中には余興程度で済んでしまうような淋しい勝負もあるさ。
でも、きょうのような力を尽くす名勝負を見られる喜びの方が大事だ。



2008年11月23日(日) ヴォルテールの言葉

昨夜、一昨日の新聞の広告が目に入って、
それは中央公論新社の「哲学の歴史」の広告なのだが、
先哲の言葉がいくつか引用してある。

「若いからといって哲学するのを遅らせてはならない。
 年老いたからといって哲学に倦むことがあってはならない」
                 (エピクロス)

そうだった! 最近すっかりご無沙汰だもんなぁ。。。

ヴォルテールの言葉も出ている。
「私は君の意見に反対だ。
 しかし、君がそれを言う権利は命を懸けて守る!」

泣けるなぁ、この言葉。。。
現代人の言葉だったらこれほど感動したかわからないけど、
フランス革命よりも前の時代の言葉なんだし。。。

でも、この言葉はヴォルテール自身の言葉ではない、と、
以前に聞いたことがあって、、、ちょっとWiki に行ってみたら、
おっと、、「ヴォルテール」のページにもろに項目立てて書いてあった。
やや残念な気もするが、そういう精神の人だったことは確かだろう。


・・てなわけで、試しに1冊注文してみたのだった。



2008年11月19日(水) 「・・しかできない」自由

昨日は昼から会議のために何と豊橋まで出張。
順調な乗り換えでも片道2時間ちょっとかかった。
2時間ほどの会議のための半日出張としてはあまりに遠すぎる。

1時間以上電車に乗ることになるからと、鞄に入れたのは
「ノルウェーの森」、、これはちょっと前に
何回目かの読み返しに入ったのだけれど、
下巻の最初のあたりまで読んでそのままになっていた。
いろいろとやることがあったので、なかなか読めずにいた。

時間さえ確保できれば、ついつい読み進めてしまう作品だ。
もう、とにかく小林緑ちゃんとワタナベくんの会話がおかしくて、
電車の中でもどこでも吹き出してしまったりする。
(幸い、その部分を読んでるころは空いていて近くに人はいなかったので
 ちょっと不気味で滑稽な姿を人に見られないで済んだはずだ)
不可思議な人格の直子ちゃんも、レイコさんも魅力的だし。。
たいへん集中して読み進めることができた。
近くの席の若者2人がやたらとバカ笑いしながら騒いでうるさい時は
iPod のイヤホンで耳を塞いでWithin Temptation を流して。。。
帰りの電車が駅に着くまでにしっかり読み終えることができた。

こういう場合、「・・しかできない」というのはありがたいものだ。
ふだんは、あれもやらなきゃこれもやらなきゃ、、という観念に
振り回されてしまっている。
選択の自由は保たれているが、その割には囚われの身の感じだ。
自由になる時間が短いのに選択肢が多いから、案外自由でない。
やりたくてもやれないまま何日も放ってしまう選択肢もある。
おまけに、仕事もいくつか抱えていたりすると、
優先順位は仕事が上位に入るから、自由な選択は一層つらいものになる。

だから、こういう「・・しかできない」はありがたいのだ。
電車の中では、読書でもするしかなかった。
それは、読書以外の選択肢からまったく自由になれたということだ。
実際、心が、とても自由な時間を過ごせた、と実感していた。



2008年11月18日(火) アップル・ウインドウズ

つ、ついに、Mac でWindows が起動した。
長年の夢だった。
初期のころは、Mac のOSの上でWindows を動かすソフトを、
2種類(確か「Soft Windows」「Virtual PC」という名)試したが、
やたらと重たい上に、不満な点が多く、諦めた。
本当にこれらは無駄な出費で、ほとんど役に立たなかった。

今度のは違う。
ハードディスクを2つに分けて、どちらかが起動する。
起動するときに、あるキーを押していると、選択画面が出て、
どちらを起動するかを決めることができる。
Apple の機械でMac の機能も利用して、Windows を操作できる。

ヴァーチャルなMac を諦めたころ、
こんなことができるようにならないかな、、ムリだろうな、、、と
思ったものだったが、ほんとにこんなことが実現するとは、、!!

きょう、注文しておいたWin のソフトが届いたので、
半分はガイダンスに頼り、半分は手探りで作業をした。
2時間ほどかかってしまった。
先日購入したMacBook にインストールしたのだが、
これで調子いいようなら、
もうメインマシンはOS9に固執する必要もなく、
もうひと踏んばり出費して、このシステムに変えてしまうべきだろう。



2008年11月16日(日) 根か茎か葉か?

もう、休日にやることがいっぱいたまってるのに、
MacBook とWithin Temptation に夢中でついつい時間を取られ、
おいおい、時間が足りなくて困るぞ、と途方に暮れてると、
そんな時に妻が、畑でとれた大根を2本もらって来てるもんだから、
ますますたいへんなことに。。。

ふだんはほとんどスーパーでしか野菜を買わないので
めったにお目にかかることのない葉っぱが茂っている。
こんなの2年ぶりかねぇ、、3年ぶり? などと思いながら、
葉を洗い、葉の中にいる虫をチェックして、切るのに、
1時間近くもかかってしまった(忙しいのに、、(泣)。
もちろんその間に、本体1本分は煮ているわけだけれど。。
それから間もなく、抱えるほどの分量の大根葉が、
どんぶり1杯程度の煮物に変身した。

大根の味は、何となくほっとする感じ、、、それが魅力だ。
(わけわからない感想だけど、何かそうしか言えない)
大根の葉もやっぱりそんな魅力だ。
苦いのがイヤ、という人もいるようだけど、
あのちょっとした苦みに、何とも言えぬ味わいが。。


ところで、先日、大根は下2/3が根で、上1/3が茎、と聞いたのだが、
だとしたら、今まで葉っぱの茎だと思ってた部分は実は葉? 茎?
今まで、茎のもとの方が堅い、と言ってたのを、
葉脈のもとの方が堅い、と言うべきなのだろうか?
・・・なんてことを思いながら、葉っぱを切り刻んでいたのだった。


そこで、後で検索してみたら、なんとおもしろい話が。。
(ちなみに、私は妻に呆れられ慣れしてるほど植物に関して頗る弱い。
 ずーーっと前のことだが、妻がお産のために実家に帰ってる間に、
 ベランダの植物を全部枯らしてしまったほどのつわものである)

大根は下2/3が根で、上1/3が茎。(青首大根に限るのかも?)
人参や牛蒡は根で、生姜は茎(は前に聞いたことがあるけれど)だが、
じゃがいもは茎で、さつまいもは根(どっちも根だと思ってた!)
 →参照サイト

さらに、蓮根は地下茎だとは以前聞いていたけれど、
ゆり根が葉だとは、、!!
これを読んだのは、3年理科の授業案のサイト。
 →参照サイト

こんなこと、小学校の時習ったかなぁ、、、
・・・ま、あんまり真面目な小学生じゃなかったので、、f^_^;

「植物の体を分類するときは,それがある場所や名前や見た目ではなく
 『働き』に注目することが大切です」

はい、勉強になりましたf^_^;

・・・・え?! 苺って、野菜なの?!!(◎◎;



2008年11月15日(土) Within Temptation 漬けになる

一昨夜Within Temptation のアルバム「Silent Force」を2度聴いて、
その前夜に聴いた「The Heart of Everything」の感銘が増幅して、
もう完全に白旗である、、参った!
その後、この2枚のアルバムから離れられない。

魅力あるメロディーの音楽が次々に続く。
一応メタルなので、ちょっとうるさい感じのこともあるのだが、
うるさくてもメロディーが魅力的なので許してしまう。
概して、あんまり急速テンポのロックではないのでありがたい。
この2枚にはつまんないからとばそう、という曲は、一曲もない。

オーケストラやピアノやオルガンの音が随所に聞こえてくるのも、
コーラスが聞こえてくるのも、何とも言えぬ味わいである。


そろそろ、どんな内容の曲なのか、歌詞をしっかり読みたいところだが、
輸入盤に日本語解説だけ別刷で加えた盤なので、対訳になってなく、
原語の歌詞と日本語訳がまったく別になっているので、厄介。
おまけに、昨夜など、「Silent Force」を聴きながら、
「The Heart of Everything」の日本語訳をずっと見ていたし、、(笑)



2008年11月14日(金) MacBook を買ってしまう

3台目のMac ノートを買ってしまった。

ここ数年はMac ノートには手を出さないようにしていた。
Windows とも仲良くやって行かなきゃならない身には、
ちょっと厳しいシステムになってしまったので。。

けれども、Mac 機でWindows を起動できる時代になり、
いよいよそんなノートを持ち歩きたくなった。

先日、ある店で実物を見、触ってみて、
外観と言い、キーボードの感触と言い、魅力的で欲しくなってしまった。
アップルのMacBook サイト

買ってみたら、抱きしめたくなるほどの美しさ。。。


さあ、せっかくこれを手に入れたからには、
Windows をインストールしなければ意味がない。
Xp にするか、Vista にするかさえ迷ってしまうし。。



2008年11月11日(火) ハマった、、みたいな、、

うーん、、これはいい。。 

昨日、お急ぎ便を頼んだわけでもないのに早々と届いたCD群。。
その中の、Within Temptation の去年のアルバム
「The Heart Of Everything」にかなりハマってしまった。

先日の「ブラック・シンフォニー」というライヴでも演奏されてる曲が
ほとんどだが、なぜアルバム盤を聴いてみたくなったかというと、
ヴォーカルのシャロン嬢の声が、かなりムリしてる感じがして、
DVDの映像つきで聴いてる分には、しょうがないかな、、で
済ませるのだけど、CDで聴いてるとちょっと辛くなってくる、、、
それは、ライヴが続いて喉が疲れたためかもしれないし、
会場全体の熱気に押されてついつい力が入ってるせいかもしれない。
だから、余裕をもって録音される、
彼らにとっての完成品を聴いてみたくなったのだ。

聴いてみたら、巷の噂どおりいい声で歌っている。
(サラちゃんほどじゃないから×、なんてことは言わない)
メロディーは魅力的だし、曲の流れにも意表を衝いたところがあって、
とてもおもしろい。
オーケストラやピアノの伴奏が合間合間に聞こえてくるのも嬉しい。

これは、Xの演奏に惹かれ始めたころの感覚と似ている。
時折、Yoshiki 節が入ってる、と感じるのは私だけだろうか?

例えば、曲の切れ目で中断して、何か他のことをしに行ったりすると、
今まで聴いていたメロディーやサウンドが頭の中を駆け巡る、、、
そして、早くまた聴き続けたくなる、、、これは、明らかに、
ハマり始めている兆候である。

どの曲もとばしてしまう気になれない。
どの曲にも何らか魅力的なところがある。
サラちゃんに歌わせたい、と思う曲もいくつかあった。


昨夜は一緒に取り寄せた他のアーティスト、
エピカとLeaves' Eyes のアルバムを聴いていたのだが、
アマゾンのコメンテイターたちが賞讃してたほどのものは感じなかった。
また後々聴き直してみるけれど、
今夜聴いた「The Heart Of Everything」は予想以上によかった。
しばらく病みつきになりそうな気がするし、
明日聴いてみるに違いない「The Silent Force」も楽しみだ。



2008年11月10日(月) 楽々設定

妻のiMac がたいへん調子悪くて、もうずっと前から不満たらたら。。
自分では何のメンテナンスもできないので、
不具合の調整は全部私のところに回ってくる。
このiMac は、OS9もOSXも起動可能な、貴重なMac なのだが、
特にインターネットに関してはもう古くて不便である。

我が家のインターネットを無線にした時など、接続に苦労して、
拠点である私の部屋まで運んで至近距離で設定しなければならなかった。
しかも、わざわざエアマックカードを増設して。。

そのiMac のメンテナンスだが、設定変更だのインストールだの、
何とか便利になりそうなことをしようとすると、
パスワードだのキーチェーンだのを入力しろと言ってくる。
ところが、ふだん私自身が使っているマシンじゃないので、忘れた。
メモを引き出しに入れておいたはずなのに、ない。
可能性のありそうな文字列はすべて入れてみたけれど、何ともならない。

そんな何ヶ月かを経て、もうついにめんどくさくなって、
昨日、夕方になってふらっと近所の量販店に行ってみたら、
新しいiMac が、ポイントも含めると33000円引きで買えるので、
(それにしても、定価からして安くなったもんだ。20インチだし)
えーい、買っちゃえ、とばかりに買って帰った。

つないで設置するのも簡単だし、初期設定も簡単。
インターネットは、というと、
パスワードを求められて、はて、何のパスワード? と
説明不足にちょっと悩んだけれど、
無線LAN のベースのパスワードを入れてみたら、すんなり接続。。

こんな楽ちんに接続できたの、初めて。
何という進化だろうか。。。



2008年11月09日(日) ブラック・シンフォニー

オランダのグループWithin Temptation のライヴ「Black Symphony」。
あるブログで賞讃されてるのを読んでから、ちょっと気になっていた。

オケ付きのロック、クラシック要素もあるロックらしいので、
(ゴシック・メタルという分類がされているそうだ)
やっぱり無視できない感じがして、先日、
サラ・ブライトマンの新譜を予約するついでに思いついて注文した。
ライヴDVDと、その抜粋らしいCDの2枚組である。

数日前にこちらだけ届いてから、聴くCDは今のところこればかり。
DVDのライヴは2回と、さらに部分繰り返しで見た。

ライヴのオープニングは、オケと合唱(聖歌風の)で
壮大な、ただならぬ雰囲気、、、オケの演奏もなかなか激しい。
その後は、オケが伴奏に加わったロックばかりだけど、
第2部にあたる部分では、ギターもアコースティックになり、
ピアノと弦楽中心の伴奏でおとなしい歌が何曲か。。

ぞっこん! というほどには至らないにしても、
いい曲が並んでいるので、聴いていて興味深く楽しい。
この手の音楽CDのほとんどは、つまらないからとばそう、
と思うような曲が何曲も入っているものだけれど、
CD聴いていてもDVDで聴いていても、とばしたい曲がない。
残念ながら、まだ各曲のタイトルも確認せずに聴いてるだけだし、
歌詞カードもないので、歌の内容も知らずに聴いてる状態なのだが。。

個人的には、もう少しオケが前面に出る場面が多いと
もっと嬉しいのだが。。
また、リードギターのソロがほんのちょっとなのもさびしい。
それに、まだオケがしめやかなメロディーの前奏中なのに、
観客の手拍子が入ったりするのもちょっと煩わしい。

それで、私はさらに手を広げようとするのである。
ヴォーカルのシャロン嬢もライヴで声が疲れてるみたいだし、
アルバムの方も聴いてみたくなって、
とりあえずこのグループのアルバムを2枚注文してみた。
さらに、Amazon でCD情報の間を行き来してるうちに目についた、
おそらく似たジャンルの音楽と思われるものの中から、
エピカとLeaves' Eyes のアルバムを1枚ずつ注文してみた。



2008年11月05日(水) 大統領選に思う。。

投票に3時間待ちとか4時間待ちとかがあったとか。。
投票開始3時間前から行列ができた投票所があったとか。。
驚くべき大統領選投票の報道。。
人口の割に投票所が少なすぎるのだろうか?
それにしては、夕刊に載ってた投票所の写真は本屋(◎◎;だったし。。
投票の際にいろんなことを書かされて時間がかかるのだろうか?

私は今まで一度も投票に行って待たされた覚えがない。
妻は私の後ろに並ぶから、いつも1人分待たされているけれど。。
投票する人間よりも、役員・係員の方が多いのが普通だ。

ひょっとして、投票率100%?? と羨ましく思ったら、
そんなんでもないようだ。
投票率80%に及んだ州もあるそうだが、
「04年の55.3%を上回る60%台」という予想がされてた。
アメリカでも投票に行かない人は少なくないらしい。

深夜のオバマ当選集会に集まった人々は、
10万人とか、、20万人とか、、24万人とか、、?
日本では考えられない光景だ。
負けインの集会にもかなり多くの人が集まっていた。

ほんとに驚くことばかり。。。

私は政治・経済にはとっても弱いので、
一庶民としての素朴な感想しか持たないし、発言しないのだが、
ブッシュ路線からの転換だけは願っていたので、ホッとしている。
オバマ氏の政策についてはよくわかってないのだけれど、
今よりは多少庶民に優しかった時代に戻してもらえたらなー、、
なんて期待をしてしまったりする。

それにしても、新大統領就任は2カ月半も後とは、、!
それまで、ブッシュはどんな思いで大統領として働くのだろうか?
厄介な難題をできるだけ沢山こしらえて、政権を渡すのだろうか?
次期大統領にはとても修復できないような難題をこしらえて、、?
オバマ大統領誕生に一番貢献したのがブッシュなんだもんなぁ。。
そんな現実を突きつけられて、いったいどう職務をこなすのだろうか?



2008年11月03日(月) 景気対策って?

朝日川柳に、給付金(景気対策名目の定額減税)関連の投句が
殺到したそうだ。

  全員に 配れば買収 にはならぬ
  この病 点滴くらいじゃ 治まらぬ
  欲しいのは 給付金より 食える職
  俺たちは 乞食じゃねえぞと 言いたいが  (11月2日)

ほとんどの国民は、こんなのが景気対策になるとは思ってないだろう。
2兆円のうち、どれだけ内需に反映されるか、興味あるところだ。

それよりも、最近の景気の問題は、庶民の購入云々のレベルではない。
アメリカ追従だった政府が、経済政策を反省しなければならないのだ。

公明党にせっつかれて、2兆円規模のささやかな税還付を行う与党。。
お金あげるから、私たちに投票してね、、という、
選挙期間中だったら犯罪になってしまうような政策にしか見えない。
景気対策どころか、与党にしかできない合法的選挙対策費。。。
税金を巧妙に利用した選挙対策費。。。

ま、無駄遣いされるよりは、返してもらえる方がありがたいんだけどね。



2008年11月02日(日) サンサーンスのピアノ協奏曲

このところ車の中で聴く音楽がサンサーンスのP協4番&5番の1枚に
固定されて、ハマってしまったらなかなか抜け出せなくなった。
昨日などは、吹奏楽祭の会場と家との往復と、
バンドの練習の行き帰りと、車の時間が長かったので、
3回繰り返し聞いたのだが、心酔するばかり。。

いったいサンサーンスってどんな人だったんだろう?
なんて疑問を、生涯初めて抱いた、、、ほんとに初めて。

若いころからずっと好きな曲はあった。
交響曲第3番「オルガン付き」、序奏とロンド・カプリチオーソ、
動物の謝肉祭、死の舞踏、「サムソンとデリラ」のバッカナール。。
でも、多くの場合そうなのだが、
よほどのことがない限り、私は曲を楽しむだけにとどまってしまうのだ。

今回のピアノ協奏曲第4番は、10年ほど前に全曲を初めて聞いて、
一時ハマっていたのだが、クラシック空白期に入ってしまって、
しばらく忘れていたものだった。
思い出すのは、若かったころ、サンプルCDで、
第4楽章の冒頭を1分ほど聞いた時には、
とても買って聴こうという気にはなれなかったということである。
ところが、10年ほど前に全曲を聴き始めたころは、
たいてい1度に2回は繰り返して聴いていたものだった。

ブラームスとかチャイコフスキーとかと同世代と思い込んでいたけれど
聴いていると、彼らと同類のロマン派的な雰囲気が確かに濃いが、
もっと新しい近代的な響きも聞こえてくるし、
時折ベートーヴェン風のオーケストラの響きが新鮮に聞こえてくるし。。
それに、ピアノの動きが実に魅力的で、
時に、オケの音と絶妙な響きを聴かせてくれたりもする。


手っ取り早く、Wikipedia に頼ってみると、
「モーツァルトと並び称される神童タイプで、
 2歳でピアノを弾き、3歳で作曲をしたと言われている」
「とくにオルガンの即興演奏に素晴らしい腕を見せた彼は
 1857年(23歳)に、当時のパリのオルガニストの最高峰といわれた
 マドレーヌ教会のオルガニストに就任する。
 1871年にはフランス音楽普及のために、
 フランク、フォーレらとともにフランス国民音楽協会を設立した」

へぇ? 天才型の音楽家だったんだ。。
まったくそんな風には想像してはいなかった。
印象派の台頭で、影が薄くなってしまったということなのかな?


第4番とともに人気なのが第2番だと言うし、
サンサーンスのピアノ協奏曲のどれが一番好きか決められない、と
ブログに書いてる人を見つけたし、
ちょうど、他の曲も聴いてみたいと思い始めていたところだし、
iTuneStore で探して、P協全集をダウンロードした。
4番と5番は持っているCDとダブってしまったけれど、しょうがない。
2000円で1〜3番を手に入れたと思うしかない。

第2番を聴き始めたら、バッハの音楽が聞こえて来たので驚いた。
平均律の前奏曲か、「幻想曲とフーガ」なんてのにありそうな音楽。。
オーケストラの役割がちょっと希薄なのが残念だが、、と思いつつ。。
しかし、15歳ほど先輩のリストが高く評価したんだそうだ。


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TENSEI [MAIL]