TENSEI塵語

2005年01月26日(水) Why????

昨日の塵語はなぜ消えてしまったのだろう?
ねぼけていたとはいえ、ちゃんと登録ボタンを確認してクリックした、、、
ちゃんとその映像が、心の中にしっかり残っているというのに。。。

昨夜は「美日」を見終えたことを書いたのだった。
またこの次詳しく書こう。

今夜は「美日」の余韻がまだ覚めない中で、「秋の童話」を見始めた、
冒頭から何と衝撃的な。。。。



2005年01月24日(月) 「美しき日々」

第16話を見た。
困った。
次を見たくてたまらない。
しかし、見てはいられない。
もう寝なきゃいけない。。。

このドラマをずっとNHKの放映で見ていたのだが、
第13話で俄におもしろくなってきて、たまたま7000円で手に入りそう
だったから、落札したのである。
3日前にDVDが届いたので、TV放映に先行して見た。
音声は原語で俳優の声のままの方がやはり落ち着く。

とにかくこの展開はおもしろい。
明日仕事を休んででも、最期まで一気に見たい気持ちである。
ホントは、昼間からきょう書きたい話はあったのだが、
ついついこの話になってしまった。



2005年01月22日(土) ドラマがたまった

楽天フリマでドラマの全巻DVDが安く手に入るのを覚えたのが1ヶ月前。
それ以来買ったもの。

1 トリック1&2    8500円
2 冬ソナ完全版     8750円
3 天国の階段      7000円
4 グッド・ラック!!  4000円
5 秋の童話       7000円
6 美しき日々      6750円
7 プライド       4000円
8 ラスト・クリスマス  4000円

計5万円である。
1はドラマ2シーズン分だし、2、3、5、6の韓ドラは、
日本のドラマの2倍あるから、
13個分のドラマ全巻を5万円で買ったことになる。
それだけを、日本で販売される正規版で買うと、
い〜でじシネマで2割引で買っても、24、5万になる。

残念ながら、日本国内販売の正規版ではない。
2と3は、インターネットで配信されていたものを焼いたようだ。
5と6は、国内販売されているもののコピーではないかと思われる。
ディスクの裏面がDVD−Rのようだ。
1、4、7、8は中国向け販売で、中国語字幕を見ることもできる。
1、4、7のソースはDVD正規版と同じようだが、
8だけはTV放映を編集してDVDに焼いたようである。

どういう人たちがどういう権利で販売しているかは知らない。
ただ、ドラマのDVDは普通に買うとかなり金額が嵩む。
TVから録画してDVDにすることができるようにもしたけれど、
民放ドラマはCMをとばすのがたいへんだし、
NHKの韓国ドラマは吹き替え版である。
「美しき日々」は、ずっとTVで毎週見てきたが、
そろそろおもしろくなってきたのと、吹き替えの声を聞くのがイヤになって
オークションに入札したのだった。
だから、どういう事情で売られているのかはわからないけれど、
とても助かる、というわけである。

で、調子に乗って、安く買えるタイミングで落札していたら、
これだけ短期間のうちにたまってしまった。
まだ、「映像の世紀」が近々届く予定だし、
今夜「踊る大捜査線」TV版DVD5枚組+映画版DVD2枚組の計7枚
というのを3600円で落札したところである。
当分は見るものが多すぎて困るという状況が続きそうである。

本当はこんな風にためるべきではない。
じっくり見ていられなくなるからである。
ものが増えれば増えるほど、ものに振り回されるようになるのだ。
高くてめったに買えないくらいの方が適度でいいのかもしれない。
しかしもう遅いf^_^;




2005年01月21日(金) 「天国の階段」(3)

今夜はラストの第18話から20話までを見た。

第18話が始まるなり泣かされた。
前話は、チョンソの病気を知ったソンジュが海岸の家に向かう一方、
チョンソは海岸を彷徨いながら、ついに視界が真っ暗になり、
ソンジュの名前を叫び続けるまま終わった。
今回は、駆けつけたソンジュをテファと思いこんで、見えないことの嘆きや
ソンジュに会いたいことを訴える場面からの始まりである。
まずこれにやられた。

今まで、もどかしすぎて、とても泣けそうにないドラマだったのだが、
今夜のラスト3話には随所でやられた。
ソンジュは、チョンソの治療と結婚の準備を進める。
チョンソの継母と義妹の罪も暴かれ罰せられた。
義兄テファは、チョンソの角膜となって生きるために死ぬ。
この自殺に到る過程とソンジュ宛の遺言は、このドラマの白眉だ。

私としては、ようやく結ばれた2人の幸福な生活のまま終わってほしかった。
癌の転移はあるかもしれないが、その不安を抱えつつも、
新しい生活を始めたままでドラマを終えてほしかった。
けれども、ドラマ作者たちは、癌の転移でチョンソを死なせることにした。
こんなに性急に死なせてしまったら、テファの犠牲が生きないではないか。
この作者たちは相当ねちっこい性格らしい。
これでもかこれでもかとばかりに、登場人物たちに悲しみを負わせるのだ。

ま、しかし、「天国」というのもこのドラマのモチーフのひとつだから、
チョンソを死なせることなく物語を閉じるわけにはいかなかったのだと、
とりあえずこの成り行きに納得することにしよう。
それにしても、それが長い。
私としては、2人が海岸を歩きながら天国について語り合う場面、
その2人が歩いて行く遠景の場面でエンディングにしてもらいたかった。
チョンソがソンジュの腕の中で死を迎える場面は蛇足に思われた。
今夜の3話でこれだけ泣かせておきながら、ラストに泣けないとは残念だ。



2005年01月20日(木) 「天国の階段」(2)

昨夜は眠くなって途中で寝てしまった。

17話まで見た。
脚本家に怒りさえ覚えた。
戯れすぎである。
登場人物をいたずらに弄んでいる。
いいかげんにせんかぃ!! と一喝してやりたいほどである。
冬ソナにも、そういう要素はあった。
しかし、このドラマは度が過ぎている。
ここはこう出るはずなのに、ここではここまで話すはずなのに、
ここでは何か尋ねるはずなのに、、、たいてい外されてしまう。
そして、登場人物たちはやたらと悲嘆に暮れる。
困ったものである。
それに、このチョンソの父親の存在感のなさは、いったいどうしたことか!

今まで何度もそう思いつつ、やめられなかった。
ヒロインがチェ・ジウでなかったらやめていたかもしれないが、
それ以上に、予告編の威力である。
悲惨な幕切れの後で、希望を垣間見せてくれる。
そのエンドタイトルに流れる予告映像は、次の回のだけではなくて、
2話先のものまで見せているようだ。
それでついつい次を見させられてしまう。
今夜の第17話の予告には、チョンソとソンジュの結婚式の場面があり、
意地の悪すぎるチョンソの義母と義妹の悲運の姿が流れた。
チョンソが、我々の願いどおり、ちゃんと手術を受けてくれるようだ。
やはり、見続けずにはいられなくなるのである。

このドラマを見る者にとって、最大の関心事がもうひとつある。
チョンソの性悪な義母と義妹に、いったいどれほどの報復をしてくれるのか?
チョンソとソンジュが勝ち取る愛の形とは、いったいどういうものなのか?
見る者を必要以上に苦しめた分だけ、ちゃんと補償してくれなきゃいけない。
脚本家は、今まで登場人物たちをいたずらに弄んだ罪を償わなきゃいけない。



2005年01月19日(水) 「天国の階段」

20話中15話まで来た。
逆冬ソナ的興味で、オークションで手に入れて見始めた。
冬ソナでミニョンが辿った、交通事故、記憶喪失、記憶のすり替え、
記憶の回復、かつての恋人との復帰、そして交通事故の後遺症、、、
これらを、このドラマではヒロインのチョンソ(チェ・ジウ)が辿っている。
冬ソナ以外に見た他の韓国ドラマは全体の半分過ぎたあたりからおもしろく
なったが、このドラマは、第4話あたりからおもしろくなった。

しかし、おもしろく感じられるようになってからも、
このじれったさにはイライラを禁じ得ない。
何で言わないの? 何でそうしないの? 何ではっきり言わずにじらすの?
 てめちゃめちゃイライラさせられる感じ。
依怙地になりすぎ、ってのは韓ドラの特徴だろうか? 
そりゃ、映画でもドラマでも、登場人物が依怙地になって、
後の驚くべき展開へと結びつくのが大体のパターンになってるものだが、
ちょっとやりすぎという感じが否めない。



2005年01月17日(月) 白鵬(3)

きょうの千代大海戦は、白鵬にとってひとつの関門だったろう。
過去2度の対戦は2度とも負けている。
ラジオで聞いていた限りでは、かなり激しい攻防だったようだ。
アナウンサーが懸命にまくし立てていたようだが、ほとんど聞こえない。
場内の歓声がすさまじかったからである。
勝負がついたらしいとわかってからも、なかなか白鵬の勝ちときこえなかった。

当然夜中のダイジェストを見ないわけにはいかない。
その対戦は、想像していた以上に激しい攻防だった。
千代大海はおそらく、先週何人かの力士に一気勝ちしたほどの、
激しいつっぱりで攻め込んでいたに違いない。
白鵬の方も土俵際でそのままひっくり返ってもおかしくないほど、
危ない体勢になったりしている。
けれども、全体としては、右にかわし左にかわししながら、
すきあらば突っ張りのお返しをし、喉輪から一気に押し出した。

7日目、土曜日の若の里戦だけは、いきなりの強烈な張り手に動揺したか、
なすすべなく一気に負けてしまったけれど、他は全部善戦している。
初日の朝青龍戦だって、本人も負けたという実感がないに違いない。
とにかく、相手の動きを実によく見ている。
相手の動きしだいでとっさに技を繰り出しているようだ。
どんなに激しく攻め込まれても、下半身が土俵に吸いついているかのように
安定していて、柔らかい体が攻めをかわしている。

明日の新聞のスポーツ欄ではきっと白鵬を賞賛する批評が載るだろう。
日本人力士が情けない、という論評もあるかもしれない。
けれども、私には、日本人云々は関係ない。
いい相撲を見せてくれる力士を見たい。
白鵬にかける私の期待は、朝青龍の若手時代以上である。
それから最近、もうひとり注目しているのは、琴欧州である。



2005年01月16日(日) 県知事の退職金4800万円!??

・・・という記事に(◎◎;
一期分4年間の退職金だそうである(◎◎;
1年分あたり1200万円、要するに、1ヶ月あたり100万ずつ上乗せだ。
だらだらと再選を繰り返して、誰のための政治かわからないような仕事を
する人もいるが、それで4期も勤めればもう2億近くになってしまう。
もちろん、その前にその1.5倍近くの給料・ボーナスをもらっている。

どうしてこんな莫大な退職金になるのか、ちょっと検索してみたら、
普通の勤労者の場合は 給料×勤続年数なのに対し、
知事や市長の場合は  給料×在職月数だからだという。
(もちろん、そのままでなく、0.いくつかの定率をかけるらしいが、、)
つまり、例えば私の場合だと、ちゃんと定年まで勤めても、給料×34、
ところが彼らの場合だと、たった4年勤めただけで、   給料×48、
となるわけだ。
しかも我々よりうんと基本給が高いから、4年間で莫大な金額になる。

なぜこんな計算をする必要があるのだろう。
一般は年数なのに、知事なら月数をかける根拠がさっぱりわからない。
激務と責任ある立場に対する報酬だという人もあるかも知れないが、
毎月そういう給料をもらっているはずではないか。
なおその上に、庶民の12倍ものかけ率が必要なのだろうか。
庶民の退職金の水準より大幅な上乗せ、という程度を天文学的に超えている。
いくら激務だといっても(その激務の中味の問題はさておき)、
庶民の12倍も働いている、、、な〜んてことは不可能である。



2005年01月15日(土) ラチェット一段落

昨夜、少々苦労するコースを抜けたら、やたらと手強い大ボス戦である。
これがまた長い。
倒したと思ったら、イヴェントシーンに入って、闘いが再開される。
おおぜいの敵との戦いをさせられて、再び1対1の決戦となる。
何度目かの挑戦で、それまで気づかなかったが、
敵のゲージが出てることに気づいた。
かなり敵の攻撃も激しさを増していた。
そのゲージは残り本当にわずかで、線に近い感じになっていた。
あと1、2発打ち込んでやれば勝てそうだったが、その直前に力尽きた。
私もへとへとになって、やめた。
きっとこれが今回のラスボス戦に違いないと考えた。

きょう、1時間以内のつもりで再挑戦した。
3度失敗し、4度目についにやっつけた。
エンディングが見られると思ったら、また新たな戦いが始まった。
苛酷である。
しかし、結局、試行錯誤の末、1時間以内にエンディングを迎えた。
毎度のことながら、制作スタッフの知恵には、畏敬の念すら湧いてくる。
たった数千円のおもちゃなのに、何という充足感であろうか。。。
しかも、これで終わったわけではない。
これから2巡目の、ストーリーは同じでも、新たな趣向のコースに入る。

ここのところ、仕事を離れた私生活が忙しい。
ラチェットに取り組み、オークションの成り行き(他人のも)を楽しみ、
手に入れたドラマも見なきゃいけない。
今夜のNHK放映の「美しき日々」もやっとおもしろくなってきたし。。。
もちろん、そんなことばかり遊んで楽しんでいるわけではない。
家の中の雑用もいろいろやらなきゃいけないものなのだ。



2005年01月12日(水) アホな中年

表題は、私自身のことだ。
今朝も寝坊した、、、勤務に関わるほどの寝坊ではないけれど、
きょうは5時間も授業が入っているので余裕をもって置きたいと思っていた。
それにもかかわらず、昨夜、寝る前にちょっとひらめいたことがあって、
ラチェット(正月から取り組んでいるゲーム)をやった。
おかげで、先に進めず困っていたのが、先に進めるようになった。

今朝、目覚まし時計に起こされて目覚めてから、3度目覚めている。
3度目か4度目に起きたのだが、目覚めてはまた眠ったのである。
その時はわけもわからぬ状態でそうしているにちがいないのだが、
(意識がしっかりしていれば、ちゃんと起き上がらないわけがない)
あとからそのようすを振り返ったみると、実にばかばかしい経緯である。
その時私が珍しく見ていた夢は、ラチェットのゲームそのものである。
TV画面の枠の中でなく、視界全体のフルスクリーンでやっていたのである。
ラチェットは、苦労して1ステージを進んで行っても、
途中でセーブして中断したりすると、次に始めるときには、
そのステージの最初からやらされるはめになるので、その習慣から、
夢と現実の間を彷徨いつつ、今やめるわけにはいかないと思っていたらしい。

まったく困ったものである。

しかし、アホな中年は、ある程度責任ある仕事をしているせいで、
それ以上の破綻にはならないように、理性に最低限の働きはさせているようだ。
もしも私が高校時代や中学時代にこんなものにハマっていたら、、?
生徒会活動や部活に打ち込むこともなかったかもしれないし、
大学というところがどんなところと知ることもなく、
教員にもなっていなかった可能性が大である。
音楽をあんなに熱心に聴くこともなかったに違いないから、
今のように、吹奏楽指揮者としてあくせくすることもなかったであろう。
読書や作文にじっくり時間をかけたりもしなかったにちがいない。



2005年01月11日(火) 慌ただしい朝

111の日であるが、そんなことまったく気づかずに過ごした。
とにかく朝がたいへんだった。
起きたのが7時をちょっと回った時間である。
予定より30分寝過ごしてしまった。
大急ぎでメールチェックだけして、出る用意をする。
昨夜の酒がまだ残っているような感じでちとつらいが、動くしかない。
まず、ゴミ6袋を3往復して回収場所に運ぶ。
3連休の大掃除で出たゴミで、あと2袋あるがこれは妻が運ぶだろう。
とにかく、玄関から階段を占拠していたゴミを運び出して、
次は、今朝の本命の資源ゴミである。
段ボールの束が3つ、新聞紙の束1つ、広告の束1つと、金属類1袋、
以前なら、少し離れた回収場所まで3往復走るようにして運んだはずだが、
幸い、先月の回収前に買った台車に積んで、1回で運ぶことができた。
それで、いつも出る時間には仕事に向かうことができた。

実は、ゴミ出しに出たとき、地面にうっすら積もる勢いで雪が降っていた。
それで、3往復のゴミ袋運びも台車での資源ゴミ運びも、
晴れや曇の日よりは気を遣うこともいくつかあってたいへんだった。
その雪は、仕事に向かっているときも、強まったり弱まったりしていた。
そのせいもあってか、前方を走る車の動きがたいへん鈍い。
渋滞というほどのものはなかったけれど、
1信号のうちに右折できるはずの交差点も、信号3つ待たされるほどである。
そんなわけで、通常15〜20分前につけるはずが2分前のぎりぎりだった。

要するに今朝は、寝坊と雪とゴミ出しでバタバタしたというわけだ。

寝坊

ゴミ出し

言葉やそのものとしては何の縁もないはずの事柄が、
現実の生活の中では密接な関係をもって1つの状況になってしまうのがおもしろい。



2005年01月10日(月) 白鵬(2)

民放でやっていた大相撲ダイジェストがなくなって困っていたら、
先場所、NHKでやっているのを知って、思い出せば時々見ることにした。
しかし、時間が遅すぎる。
毎晩午前0時を回ってからである。
ひどいときは、午前1時過ぎにやることもある。
何とかその日のうちにやってほしいものだ。
今夜、見ることを思いついた。
忘れてしまうことも多い。
この時間はだいたい、そろそろ寝なきゃと思いつつ、
やりかけのことにあくせくする場合が多いからだ。

見たい理由の1番は、先場所の時書いたように、白鵬である。
しかし、取組表までチェックするほどのことはしていないので、
見逃すことがないように、初めから全部見させてもらう。
そうすると、他にもいい取り組みに出会えることにもなるし、
きょうの魁皇×琴の若戦のような不思議な勝負にも出会えたりする。
一瞬の攻防を、持ち堪えたり、決めたり、逆転したり、、、
その瞬間瞬間に、ハッとしたり、がっかりしたり、感心したり、
それが楽しいのは、対戦型のスポーツのどれとも同じである。
我々がさらに求めるのは、より美しい勝負、よりあざやかな勝負である。

白鵬は、昨日の初日に横綱朝青龍に負けた。
昨日私は、おひまちの酒盛りの部屋で、見ることができた。
地震があったので、TVをつけていたら、ニュースで見せてくれたのだ。
相変わらずいい動きをしていた。
横綱相手に、押されながらも互角の勝負、そして、押し返して行った。
ところが、まだ勝負がついていないのに、中断させられたかのように見えた。
俵際でこらえた時に、ほんのわずか踵が俵から出たということらしい。
残念であるが、あのしなやかな動きは健在だということで大いに安心した。

きょうの勝負には驚いた。
激しく当たった、と、次の一瞬には、流れるようなはたき込みで、勝った。
その動きに、その瞬間、私の感覚は吸い込まれた。
何という落ち着きと、しなやかな動きであろうか。。。
その瞬間に、横綱相撲!! という賛辞が私の心に浮かんだ。
引いたわけでもないし、体を避けたわけでもない。
当たった後で、相手の動きを見て、こっち側にはたき込んだという、
模範演技のようなはたき込みである。
彼の場合、組んで押すか組んで投げる取り組みしか見たことがなかったので、
ことさらに驚いたのだった。

きょうは格下力士との取り組みだったが、明日は魁皇戦である。
昨日と同様、厳しい取り組みである。
私は、どちらかというと勝つ方に賭けているけれど、
とにかく、いつものように、美しくしなやかな動きを見せて欲しいものだ。
こういう力士こそ、横綱になって欲しいと、心底思う。
相撲は日本の国技でも、横綱が外国人ばかりになってもかまわない。
横綱は、強いだけでなく、これぞ相撲というお手本であって欲しいと思う。



2005年01月09日(日) 仕事のつきあい

今夜はおひまちで、去年に引き続き私が出席した。
厄介な集まりではあるが、年に3時間ほどのこの集まりで、
とりあえず町内のつきあいの大方が果たせるなら、安いものかもしれない。

私の家の真向かいは、ある銀行の社宅で、4世帯が暮らしている。
その中のひとりが、去年に引き続き出席していて、しばし話していた。
彼はここに来て3年半になるが、あと1年半で転勤になるだろうという。
大体5年と決まっているのだそうだ。
全国ネットの銀行だから、日本中のどこに動くかわからない。
もちろん、子どもも転校を余儀なくされる。
子どもが小学校の高学年〜中・高生でないと単身赴任も認められないという。
15年目の近場への転勤にぶつぶつ言っていられる我が身の気楽さを思った。
それにしても、会社が、単身赴任を認めない、とはどういうことだろうかと、
今書いているうちに不思議な感じがした。
転勤を命ぜられて、子どもも転校させるか、今の学校に通わせるかは、
家庭の自由であるはずだ。
もちろん、単身赴任はできるだけ避けたいという思いは多くの人に共通する
と思うのだが、会社がそれを認めない、というのはどういうことだろうか?
今度会ったら聞いてみたいものだ。

ところで、この社宅の4台分の駐車場には、BMWが4台並んでいる。
なぜどの家もBMWなのか、たまたま趣味が一致したのか、
同僚同士で影響し合った成り行きなのか、見栄の張り合いなのか、
とにかくものがものだから、かなり以前から興味ある問題だった。
それで、彼に、どうしてあんな高級車ばかり並んでるの? と
冗談めかして尋ねてみた。
それは、銀行の取引先とのしがらみによるものらしい。
その商売上のつきあいの中で、個人的にも圧力がかかるわけだ。
つまり、銀行員でありながら、販売の手伝いも要求されることがある。
軽い紹介程度のことかもしれないが、その対象が見つからないとなると、
1台買ってよ、という感じになり、もう他では変えなくなる。
彼はここに来る前の宇都宮の時に、中古を買ったのだそうだ。

それは車だけではない。
スーツにしろ、食品にしろ、支店や個人にノルマがかかる。
最近の話だと、青森のりんごだとかおせち料理だとか、
そういうものも、支店でいくつさばくというようなノルマができてしまう。
りんごはいくらでも食べられるからまだいいとしても、
転勤族がほとんどの社では帰省する人が多いから、
おせち料理をさばくのはなかなかたいへんらしい。
しばしば持ち込まれるそういうノルマもこなしながら、
本業の金融業にも精を出しているということなのだろう。

そんな話を愚痴っぽい口調でなく淡々と説明する彼に感心してしまった。
我々の職場もいろいろな点で厄介なことがどんどん増えてはいるけれど、
しがらみという点では、実に気楽な職場ではないか。



2005年01月08日(土) 短い1日

昼過ぎに起きたので、何かと慌ただしい1日になってしまった。

昨日冬ソナ完全版DVDが届いたので、
昨夜第2話を見、きょう第3話を見てかなり泣けた。
この第3話にやられたんだったなぁ、、、と懐かしくもあった。
このDVDは、明らかにDVD−Rに焼いたものである。
ブロードバンド配信のものを、何らかの方法で取り込んだものだろうか?
画質は市販品(カット版)よりもかなり劣る。
けれども自分でも取り込めるものなら取り込みたいと思いながら、
なすすべなかったわけだから、私には貴重なDVDである。

定演で演奏する曲を集めたCDを焼いたりもしなきゃいけなかった。

市吹の〈弾き初め〉に行って、帰ってから、
NHK放映の「美しき日々」もさぼらず見た。
それから、冬ソナと一緒に送ってもらった「天国の階段」DVDの
動作を確かめるために、第1話の半分くらいを見た。
そろそろ寝なきゃいけなくなった時間に、
ラチェットの、昨夜諦めたステージをクリアした。

振り返ってみると、ディスクを使うことばかりに慌ただしい1日(半日?)だったようだ。



2005年01月07日(金) 苦行式

きょうは始業式である。

日程はこんな風であった。

 8:35 ST
 8:45 清掃
 9:15 始業式・教務講話・服装指導
10:45 課題考査1
11:45 課題考査2
12:35 昼休み
13:15 課題考査3
14:10 ST 解散

さて、始業式等のために体育館に集まった時間は、1時間15分である。
体育館というのは、夏は暑く冬は寒いところである。
夏は外より暑いかもしれず、冬は外より冷えていることが多いところである。
きょうも寒い上、床も冷え切っていた。
そんなところに1時間以上も立たされ、座らされる、、、これは拷問である。
話を聞くよりは、寒さや冷えに耐える方が先である。
1学期の終業式、2学期の始業式は、猛暑の中での拷問であり、
2学期の終業式、3学期の四郷式は、冷蔵庫に閉じこめられる拷問である。

それにしても、いつも疑問に思うのだが、
この学期ごとの始業式・終業式というのは、必要なのだろうか?
もちろん、大半の教員が必要だと言うと思うが、私は、
それは長年の慣例に精神が侵されてしまっているのだと思う。
4月に始業式、3月に終業式を行いさえすればいいはずである。

(眠い、、、)



2005年01月06日(木) 戦後日本 還暦

たまたま風呂上がりにチャンネルを回していたら、
筑紫哲也と吉永小百合の対談が始まり、戦後日本が還暦という話題だった。
そういえば、、、そうか、、、と2005年という数字を思い出して、
1945年で引き算してみると、確かに今年は戦後60年目である。
お爺ちゃんおめでとう!! と祝うべきであろうか?
ちなみに、吉永小百合は終戦の年に生まれたそうだから、同じく還暦らしい。
しかし、このあまりに若く美しい顔を見て、
おばあちゃん、還暦おめでとう、などとはとても言う気になれない。
映画でも苛酷な役を演じているようだし、原爆の詩の朗読も、
もう10何年か続けているはずである。
見た目は確かに若いが、若さはそれだけでがなさそうだ。

戦後日本は、赤いちゃんちゃんこの似合うお爺ちゃんになってしまった、
かもしれない、、、あくまで、かもしれない、であってほしい。
私は、終戦後11年目に生まれている。
今年の誕生日で49才(え? 始終臭い? イヤな歳だ)になる。
だから大ざっぱに言えば、戦後日本や小百合さまの10才年下である。
実質は、小百合さまの方がよっぽど若いかもしれない。

レッドパージや朝鮮特需は、戦後日本幼児期にあたる。
レッドパージは、年寄りたちから駄々っ子とみなされお尻ぺんぺんされ、
朝鮮特需は、大人にすりすりしてお年玉をせしめた、といったとこだろうか?
60年安保は15才、若かった!!(映像で見たことがある)
70年安保は25才、まだまだ血気盛んな青年と言ってよい。
しかし、青年期の挫折は、将来にどう影響するのだろうか、、、?
それでも何とか、とがんばり続けて夢をつかむ生涯もあれば、
心の片隅にまだ野心のくすぶりを残しつつ、消沈する生涯もある。

私は75年頃から80年過ぎにかけて大学にいたが、
学生運動というのはもう名残かくすぶりの状態であった。
私自身が、大学生活7年間の終盤まで政治に関心なく過ごせてしまった。
戦後日本も、そのころは30才過ぎて、分別くさくなりつつあった。
心の中には、これでいいのか、というささやきを聞きはするけれど、
なるようにしかならない思いと、自己保身の時期に入ったようである。

それから20余年、、、戦後日本は老人性痴呆症への道を歩んでいる。
ファシスト小泉や石原を熱狂的に迎える世間に、私は身震いした。
何で?何で?何で?何で?何で? と不思議でならなかった。
しかし、そんな私も、最近は、政治的呆け老人の道を歩み始めている。
まーいいや、お好きにどうぞ、と思い始めたらもうおしまいなのである。



2005年01月05日(水) 早寝のはずが、、、

昨日は先月26日の日曜出勤の代休をもらったので、きょうが本年の初出勤、
夜には、吹連の支部理事の中高合同新年会があった。
去年のこの日は、風邪のひき始めと新年会の酒が重なって、さんざんだった。
きょうもぐでんぐでんに酔って帰ってすぐに寝ることになると思っていたが、
ビールとワインと焼酎を交互に飲むような危なっかしい飲み方をした割りに、
案外酔っていなかったらしい。
ちょっとだけのつもりでラチェットを遊び始めたら、
長い苛酷なステージに入り込んでしまって、終われなくなってしまった。
そして、知らないうちに酔いもさめ、きわめて冴えた状態になってしまった。
困ったことである。
明日ちゃんと起きられるように、ウィスキーを飲み直しているところだ。
できることなら、自然に眠くなるまでラチェットをやり尽くしたいものだ。それをわざわざ中断して、他ごとで眠くなるのを待たねばならないのは、
実に理不尽なことのように思われるのだけれど、
社会生活を営んでいる以上、そうわがままばかり言っていられない。

ちっとも勉強しないで、寝不足状態で登校する男子高校生の多くも、
こういう病に冒されている。
ゲームに夢中になっている男子高校生ばかりではないだろうけど、
ゲームにしろ何にしろ、それを一定の時刻に中断するためには、
並々ならぬ自制心を要する。
とりわけ、ネットゲームに参加し始めたら、身を滅ぼすであろう。



2005年01月04日(火) 2夜連続オークション参加

昨夜、冬ソナ完全版のオークションで落札したのだが、
きょうを期限にしているものと、明日を期限にしているものがまだあった。
その結果が興味深かったので、時々チェックして見ていた。
今夜の落札価格は11000円だった。
昨夜よりも参加者も多く、昨夜より2000円以上も値上がりした。
終わるころようすを見ていたら、終了3分前くらいに入札した人があって、
自動延長が働いて5分延長されたようだ。

ところで、ほとんど同時展開の出品の中に「天国の階段」があった。
6000円で始まったのが、あと数十分の段階で6750円で止まっている。
もちろん、まだ見たことのないドラマである。
しかし、出品者の言では、韓国では冬ソナよりも人気! とある。
いろんなところで泣けるのだと、わざわざ書いてある。
あらすじを調べに他サイトに飛んでみると、途中まで読んだ限りでは
逆冬ソナ的な感じである。
チェ・ジウ主演というだけでも、7000円なら買ってもいいか、、、と、
終了数分前に入札したら、これもまた、終了直前の入札者がいたらしく、
5分延長されたが、販売数2の圏内に入って、落札できた。

2夜連続で、おもしろい初体験ができた。
こんな歳になっても、まだまだおもしろい初体験に恵まれる。
ありがたいことだ。

ちなみに、きょうもラチェットでさんざん悩まされた。
このゲームも、初体験ととっさの判断の連続である。
知恵と判断の闘いだと言ってよい。
ステージごとに、何をすればいいかを読み取るだけでもたいへんだ。
これほど激しく頭を使う機会は、日常生活ではあまりない。
じっくりと頭を使う時間も必要だけれど、
めまぐるしい思考と反射神経を使い続ける機会もありがたいものだ。



2005年01月03日(月) 安価なDVD

先月の20日ごろ、ふと気まぐれに「トリック」のDVDを探したら、
「トリック3」はまだ出たてだからそこら中で売ってるのだが、
最初のシリーズが見つからなかった。
しょうがないからフリマの方を見に行ったら、
何と、最初に行ったところに、シリーズ1&2をまとめて8500円とある。
そこでは7、8種類の日本のドラマが、1シーズン分だと4500円、
2シーズン分だと8500円で統一されて、ほとんど一撃落札である。
なぜこんなに安いのだろうと、説明を読んでみると、
「中国語字幕はon/off ができます」とあるので、中国販売版らしい。
購入者の評価を見てみると、ひとりを除いて「良い」ばかりなので、
試しにその「トリック1&2」を購入してみることにした。

翌日、振り込み方法等のメールが来たので、銀行で振り込むと、
1週間ほどして、台湾から品物が届いた。
その日は「24」を見る予定だったけれど、検閲しなければならないので、
3回分の第1話だけ見てみたら、画面に映ったのは、
通常のDVDの画像と思って間違いがない。
さすがに中国語字幕はじゃまくさいので出ないようにしたけれど、
そうなれば日本の製品とどこが違うのかよくわからないくらいである。
しかも、パッケージがCDケースサイズで、1シーズンあたり3枚に
まとめられているから、スペースの面からいってもありがたい。

それで、昨日、「Good Luck!!」というドラマも注文したのだった。
(「やまとなでしこ」もあるし「魔女の条件」もある。
 かつて2万円台で買ったのに、4500円だ。悔しい思いもある)
その注文が終わったページに、いくつかの宣伝が載っている中に、
韓国ドラマがあったので、ちょっとそこをクリックしてみたら、
今度は、数種類の韓ドラのオークションで、
その中に、
「冬ソナ」完全版・日本語字幕つき・8000円〜 というのがあった。

すでに一般に売られている「冬ソナ」DVDは、カット部分が多い。
私はそれを買ったけれども、すでにブロードバンド配信で最初の3、4話を
見ていた私は、そのDVDを見ているうちに何か変だと思ったのだった。
そう重要でないところをカットするのはわかるし、ありがたくもあるけれど、
カットされているのは割と重要な部分なのである。
完全版が出るなら欲しい、けれども、高いと困る、という思いで、
結局のところは、9割方諦めていた。
暮れに10日がかりでBSでの放映があったけれど、
機械の故障・修理もあり、録画ができなかった。
このDVDの説明によれば、BS版もBGMなどの変更があるが、
こちらは、何もかも原典そのままなのだという。
どういう事情で作られた製品なのかは知らない。
けれども、400以上もある購入者の評価は、全部「良い」である。
しかも、この出品者は岐阜県だという。
買うことにした、そして、それでいいと思える製品であれば、
今ある通常販売版は、中古屋に売ってもいいということにした。

さて、問題は、これが一撃落札でなく、オークションだということだ。
今までフリマを数回利用したが、すべて一撃落札である。
「言い値で買うよ」「ありがとう」ですぐ決着がつく方法である。
オークションの経験はないが、同僚から失敗談を聞かされている。
とにかく、時間切れ近くにようすを見て入札することにした。
昨夜の時点では、まだ開始価格の8000円でとどまっていた。
今夜の10時09分32秒が、オークション終了時刻らしかった。

夕食後は「ラチェット&クランク」でハラハラドキドキの闘いをしていたが、
時計を見ながら、オークションの成り行きにもハラハラドキドキであった。
9時過ぎにチェックしてみたら、8250円になっていた。
いよいよ10時が近くなり、まずチェックしたら、8500円になっていた。
終了数分前に、8800円で入札してみた。
それから数分間、1分ごとにページを更新してみたけれど、変化なし。
直前の攻防らしきものもなく、静かに終わったようだ。
ま、今回限りの品でなく、さらに2本、明日・明後日を期限に出ているし、
今までにも何本もでているものだから。。。
落札価格は、250円単位だから、8750円だそうである。



2005年01月02日(日) ラチェット&クランク3

冬休み恒例、ラチェットの新作を昨日からやり始めた。
本当にいろんなことをさせてくれるゲームである。
これをやらないと1年が始まらないほど、重要なイヴェントである。

これで3作目なのだが、制作者たちの知恵には頭が下がる思いである。
今回特に画期的に思われるのは、ファミコンやスーファミ時代の
マリオシリーズのようなゲームも中に含まれている点である。
懐かしさに感動しながら、つい油断して負けてしまったりする。

きょうは午後から私の両親の家に家族を連れて行ったので、
残念ながら、夜からしか始められなかった。
今一時中断してウィスキーのお代わりをしてきたが、もう少し続けようと思う。



2005年01月01日(土) 1年の計は、、、

ちょっと遅い昼食後、私が始めたのは自室の片づけである。
普通の人には信じられない話だろうと思うが、ほぼ2年ぶりである。
昨年はずっと、片づけたいと思いつつも、どこから手をつけていいか
途方に暮れて、結局放ったらかしにし続けていた。
多くの人はこれほどの経験がないから、その惨状を想像できないだろう。

3時間以上奮闘して、ゴミ袋一杯分の紙類を捨て、
多くの物をしかるべき場所に収納した。
それでも、まだまだ正常な状態に戻るまでの20%程度である。
途方に暮れていたある時期に戻っただけのことである。
室内での足の運びはややラクになったが、相変わらず雑然としている。
出てこなくて困っていた物がいくつか発掘されて、とてもうれしい。
それほど頑固に、必要なものが奥深くに埋もれてしまっていたのである。

1年の計が元旦にあるとすれば、こんな幸先いい元旦はない。
今年の私は片づけ上手で整理上手の几帳面に変身するのかもしれない。
部屋はいつもすっきりまとまり、どこに何があるかいつもわかっていて、
少しでも埃が見えれば掃除機を持ち出さずにはいられない
きれい好きに変身できるのかもしれない。

しかし、私は知っている。
元旦にそんな魔力などはない。
49(始終苦)近くも生きていれば、それくらいのことはわかる。
1年の計は、日々の心がけにある・
日々の心がけのため、1年の初日をおろそかにするなという意味でしかない。


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