昨日、神保町の三省堂に行ったら・・・ 「赤頭巾ちゃん気を付けて」が平積みされてた。 そうだね、扱われてた面積で言うとね、 〔塩野七生「ローマ人の物語」シリーズ〕>〔アルジャーノンに花束を〕=〔赤頭巾ちゃん気を付けて〕>その他平積み文庫 くらいの扱いかな(判りにくい)。 紹介文なんかもついちゃったりして。 ・・・・・・・・。 いや、分かってるんだけど。中公文庫のなんとかの100冊に選ばれてから、朝日の書評に載ったりしたせいだって。 それにしても・・・。 本屋(レジの前)で、のけぞったり赤面したり苛立ったりニヤついたり忙しかった。
・・・しかもたった今、戯れに検索してみたら、庄子薫ファンサイトを見つけてしまった。 のほほんとしたオルゴールがBGMに流れておる・・・。 しかも来月10日に、今まで4冊中2冊が品切れ扱いだった薫クンシリーズが、中公文庫に復活するらしい。
いやぁぁぁぁぁぁぁどうしよおぉぉぉぉ。
なんかすっかりパニックで上手く文章にできないけど・・・。 なんだろう、またこの小説がリバイバルヒットなんかしちゃって、 不幸にも(?)これにずっこけるいい子ちゃんな中高生たちが出て来ちゃって、 彼らの一部が、例えば私の日記みたいな恥ずかしい文章を書き散らすようになったりしたら、などと思うと・・・。 あまりのもどかしさと恥ずかしさに赤面。
しかしどうするよ。 作者の庄子薫氏、1937年生まれだから、塩野七生と同い年なんだよね。 今年で65歳。 一体どこでどうしているのやら。 最近印税はいるようになりましたか。 自分の小説でいつか危惧したように、「少年の心を持ったまま老い」ているんでしょうか。 それこそ、都バスでふと居眠りをして、起きる瞬間に18歳の顔を現したりしてませんか。 ・・・そう思うと、私はうっかり都バスに乗れません。(いや、あまり乗る必要もないんだけど。)
・・・。 彼の小説に読んだことない人には全く何の話かわかんなくて申し訳ない。 話を変えて。
今日の朝日の科学・医療面に、おもしろげな記事が載ってました。
岡崎国立共同研究機構生理学研究所では、ものを記憶するときに脳味噌で何が起きているか研究しているそうな。 長さ1mm程のある線虫は、神経細胞は302個しかないんだけど、訓練(?)によってちゃんと「エサがもらえる温度」ってのを記憶できるそうで。 つまり、特定の温度でエサを与えてしばらく飼ったのち、温度幅のある皿に移すと、特定の温度になっている場所に移動するんだそうです。 しかし、そのエサと温度を関連づけられない変異体がいる。 そこで、その変異体を「アホ」と呼ぶことにした。 「アホを調べ、異なる記憶を統合して行動に結びつける仕組みを突き止め」るのが当面の目標であるらしい。
・・・思うに、ここで言う「アホ」って多分もう専門用語になってる。 生物で習う、肺炎双球菌のR(ラフ)型菌とS(スムーズ)型菌のように(分かりにくい例だ)。 ということは、やはり英語の論文でもそのまま使われるんだろう。 "AHO"と。 遺伝するとしたら、劣性の方は"aho"と表記され、「スモール アホ」と呼ばれることだろう。 ドイツ読みだと「アーオ」だな。すでに跡形もないや。
・・・なんて下らないことを考えて朝から一人笑ってました。 石投げないでください。 理系研究者のアホなネーミングセンスが微妙にツボだったんです。
友人と、高校の文化祭に遊びに行ってきました。 あーぁ、少し疲れてるのに熱に浮かされてるようでもある。 私にとっての世間というか世のなかというかそういうものは、(大学に入れなかったから当然といえばそうだけど、)卒業以来動いてないんだなぁと思い知ったり、 後輩達を見ていて、眩しかったり恥ずかしかったりもどかしかったり。 あーぁ。明日も行きたいのに模試とはどういうことよ。
まぁともかく。 すっごい寝坊をしてしまったため、付いたのはミュージカルにギリギリ間に合うくらいでした(散々待たせてほんとごめん、さよ)。 題名は「ME & MY GIRL」。 1,2年生でやってるため、私の知ってる後輩はほとんどいない・・・顔知ってる子も名前まではわからなかったりして。 でもかわいかった。芸達者多かった。 メインキャストの6,7人はかなりハマってたと思う。うまいよ。
のほほん弁護士ステキ。あの雰囲気はちょっと真似できないかも。可愛い。個人的に一番好きだ(笑)。 ひたすら色気で迫る女なんか相当上手い。それっぽい。さすが。 キビシイ公爵夫人もえらいよかった。とてもリアル(笑)。 ジョン卿は普通にハンサム。紳士。こういう人が毎年必ず出るところが、この高校のすごいところかも知れない。 ヒロインはほんと可愛かった。そして歌が上手かった。演技も、下層階級の娘の感じが出てたと思う。 主人公も、よかった。よかったんだけど、あの路線で行くとどうしても私の同級生の某Hと比べてしまって、つきぬけっぷりは(友人でもある)某Hの方がいいなぁ、なんて思ってしまうんだなぁ。
そして、先週とてもとても歯がゆい弟のクラス劇を見たばかりだったせいもあり、芸達者率(なんだそりゃ)の高さに感心。 ツッコミ所は確かに色々あると思うけど、 女役はどれも成功してたと思う。脇役の娼婦まで上手かったよ。 男役がちょっとキビシイのは、演じてるの全部女の子なんだからある程度仕方ないかもだし。詰め襟着た警官がえらい可愛くて、全然厳格な感じがしなかったりさ。 そしてどうでもいいけど、すらりと背の高い人が多いなぁとしみじみ思いました。スリムでかっこえぇ。
で、ミュージカルの後は、短い時間で校舎をひとめぐり。 個人発表は、相変わらず手抜きもあればおもしろいのもあり。 ルーズリーフを不思議な手書き模様で埋め尽くしてるのがあって。どことなく雰囲気がアールヌーボー(他に例えようはないのか)でちょっとすてき。 コケの標本展示してる人もいて、好み渋いなぁとしみじみ。
そして先生方数人や後輩とおしゃべり。久しぶりでなんか嬉しい。 M田先生に「相変わらずボケボケしてます」と言ったら爆笑されてしまったけど、まぁいいや。 H先生は相変わらず不平をたれていたけど、それもよし。不平たれつつも微妙に嫌じゃないらしいしね。 しかし元担任の先生がいなかったので、貸した「陰陽師」のマンガの行方は相変わらず知れず(笑)。 マダムにも挨拶してくればよかった。居たのに。 ちょっと事件があって心配してた後輩にも会えてよかった。万全、とはいかないみたいだけど、ミュージカル観てすごく喜んでて、とりあえずは元気そう。早く自信回復して元気になってね。お姉さんは応援してるよ〜(一年しか違わないのにお姉さん気取り・・・いや、彼女が可愛いからなんだけど)。
で、高校を出て近くのドトールで友人と話し込みまして。 話し込むってよりむしろ、とりとめなく喋りまくりまして。 何せ話題はここの日記4ヶ月分以上あるのだから(わはは)。 来年の夏、二人で1ヶ月欧州放浪の旅に出る、という案も出ました。すごい行きたい。憧れだよ、欧州放浪。でもいくらかかるんだろう(遠い目)。いくつの言語勉強する必要があるんだろう(ぎゃー)。 「河童の覗いたヨーロッパ」みたいな旅、いいなぁ。でも彼みたいに絵は描けないから、やっぱりある程度言葉できないとおもしろくないだろうなぁ。あぁでも行きたいな〜(わがまま)。 そして彼女、両親と共に(通訳要員として?)来年の春に南ドイツとその周辺に行くそうな。 思わず「オリバー・カーンのサイン貰ってきて〜」と駄々をこねる私。 あんまり優しいので「グッズあったら買ってくるよ」と答えてくれる友人。 あぁ・・・とりあえず、私も10月からNHKのラジオでドイツ語講座聞くかな・・・。
・・・と、勢いで書くと当然のようにまとまらないんですが、 数日経つと忘れちゃうこと結構あるので、とりあえずご勘弁をば・・・。 やっぱりなんだろう、文化祭って熱病に近い何かがあるのかな。それって言い過ぎかな。
虫好きと鳥好きって、目の付いてる場所が違うんじゃないかと思うほど、見てることが違う。 一緒に歩いてるのに、見つけるものが違うのってのは結構おもしろい。
鳥好きが、小鳥の姿を見かけて一瞬で名前を当てるってのは、私には相当に驚き。 そういえば椿好きのワンゲル顧問も、椿を見つけるとするすると引き寄せられてた。 私には、どの辺で他と見分けるのか判らないんだけど。 逆に、蝶なんかは飛び方で科名くらいは大体判別できるんだけど、虫屋からすればそれは基礎にすぎなかったりする(私はこの辺も危ういんだけど)。
だから、山に登るときなんかは、グループの中に、 鳥好き・草木に詳しい人・虫屋・天文か地質マニア くらいが揃ってると、すごくおもしろくなるだろうと思うのです。
そして、話は飛んで、最近気付いたことなんだけど。 どうも、鳥屋は猫を歓迎しないらしい。 近所の某研究所(教授は鳥屋)の周辺に白猫が1匹いて、宴会の度に食べ物をねだるんだけど、そのたびに追い払われてるそうな(笑)。 一度なんてワナで捕獲し、カゴに入れ、そのカゴに棒を何本もさして動きを制限し、ファーファーいってるところをピンセットでまさぐってネコノミ採取したそうな。ちょうど、ノミ研究の人が来てたらしい。 それでも懲りずに現れるというんだから、ネコもすごいけど。
で、虫屋は、鳥、特にシジュウカラみたいな動物食の奴は歓迎しないらしい。 母なんか、羽化を楽しみにしてた大きなサナギを目の前でシジュウカラに喰われた〜、と悲しげに訴えていた。 (で、それを鳥屋の教授に話したら爆笑されたとも訴えていた。確かに、母が言うと微妙に何処かズレてておもしろいんだけど、本人に自覚はないのだなぁ。)
で、きっと、草木好きは、虫、特に蝶とか蛾とか植物食の奴は嫌いなんだろうなぁ。
あれ、今日はいつにもましてとりとめがない。はぁ。
数日前、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国、とNHKみたいな表記をしてみる)の通貨の単位を全然知らないことに気付いて、我ながら少しあきれました。 韓国はウォン。台湾はニュータイワンドル。中国は元。タイはバーツ。 調べてみると、北朝鮮もウォンだそうです。North Korean Won。まんま。 もっとも、インドがルピーだってこと、フィリピンがペソだってことも、そういえば分からなかったんですが(爆)。 近くて遠い国ってこういうことなんでしょうか。
というわけで、日朝会談の話題でTVと新聞は持ちきりですね(どうでもいいけど、朝日会談って表記を見る度に、朝日新聞が何かしたのかと一瞬驚いてしまう)。 個人的には、ほんと驚くほどの譲歩じゃないかと思います。北朝鮮のね。 そのお陰で、今、歴史が動きつつあるんだと思う。えらく見えづらいんだけど。 北朝鮮内部の変化の波が、朝鮮半島全体を被うまでになるのは、いつ頃なんだろう。もっとも、統一した後もまた大変なんだろうなぁ。 と、なんとなく他人事の感慨はともかく。
日本のTVと新聞のメインは、 拉致問題と、拉致された人の家族の様子なわけで。 「ほんっっとに、ひどい国だと思います(涙)」と家族(遺族?)が泣いていたり。 「金大統領は、ご家族の方に会ってきちんと説明して謝罪すべきだと思います」と誰か(忘れたわ)が言ってたり。 「国家的犯罪」と言われたり。 正直なところ、あんまり感傷的で私はうんざりしてるんですが(だって、外交って感傷でやるもんじゃないだろうさ)、それはさておくとしても。 北朝鮮非難の記事や番組を見るたびに、同じことをきっと相手もやってるんだろうなぁ、と想像できて、なんだか更にうんざりなんです。 60年前強制連行された人の家族が「ほんっっとひどい国だと思います(涙)」と泣き、「日本の首相はご家族の方にあってきちんと説明して謝罪すべきだと思います」と通りすがりの人がテレビに言い、「国家的犯罪」と新聞に書かれ・・・。 あーぁ。 かくして対立感情は深まれり、となるのかな。 いや、私の想像に過ぎないけどさ。
家族を突然奪われた人に、奪った相手を憎むなって言いたいんじゃない。 彼らにしてみれば、取り乱し、憎み、泣いて当然だろうから。 でも、その感情を国民的に共有する必要はあるんだろうか。 彼らの周りの人たちと、外交官の一部がわかっていれば問題ないんじゃないかしら。 冷たいこと言ってるのは判ってる。 家族を失ったのが自分じゃないからこんなこと言えるってのも知ってる。 でも、怨嗟の渦の応酬を海を越えてやるなんて、今の私にはうんざりでたまらない。 好みの問題もあるだろうけど。
とりとめなくTVの感想を。
数日前に民放のどこか(記憶にないや)で花火特集やってました。 秋田の大曲(おおまがり)なる所の花火大会はコンテスト形式で、各地の花火師達が集まり技を競うのだそうです。 幼い頃、墨田川の花火大会行った覚えがあって、花火の音の大きさ(と人の多さ)に圧倒されてたんだけど、いやはや。 この大曲の大会、一つ一つの花火が大きいみたいだし、花火師達が形にも色にも演出にも工夫を凝らすので、すごく華やかですてき。花火を見たいが為に、近くの川べりに家を建てちゃった人の気持ちも分かる気がする。 芸大出身のある花火師のこだわりは色だそうで。江戸時代の墨(炭だっけか)を使って独特の渋いオレンジ色を出す花火や、さわやかな青や緑に光る花火を研究。本番を見てみると、色がキレイなのは当然ながら、配置やタイミングが見事で、私は生け花でも見てるような気がした。一瞬で消える生け花。ホントに花なんだわ、花火って。 エンターテイメントを追究するある花火師は、夜空を海に見立てたのか、クラゲ型の花火を制作。明るい水色のクラゲがパッパッと現れてえらく可愛らしい。 他に、「花火は丸い」という常識を覆す花火師もいて。ドラえもんやネコの顔を夜空に打ち上げるのだ。ほんとどうやってるのか、感心するんだけど。 正統派花火師ってのもいて、これもよかった。奇をてらわない。絵みたいな花火はつくらない。ドラえもんもクラゲも相手にしない。大きく、鮮やかで、様々な色の光の粒が大量に広がる、これぞ花火ってやつ。どうだ、ここまでやってみろ、と言わんばかりだし、実際美しく迫力がある。
というわけで、例によって途中から半端に見てたんだけど、画面に拍手したり歓声 を上げたり、きゃぁきゃぁと騒ぎつつ、だったのでした。 白状すると、もう少しで泣くところでした。 彼ら花火師は、なんのために日夜工夫を凝らしてるんだろうか。 ドーンと花火が上がった瞬間の、完璧に思い通りにいった、してやったり!という満足感のためか、 それとも、その瞬間の、観客の歓声やどよめきのためか・・・? いずれにせよ、この華やかな花火は、人を惹きつけてやまないだろうなぁ。 人口5万人の町に、花火大会当日には50万人くらいの人が来るんだと言うけど、それも納得しました。十数年も他県から通ってるファンも、三十年前から欠かさず見物する地元の人もいたりしてさ。いいなー。
話は飛ぶけど、文化祭を終えて、打ち上げも終えて帰ってきた弟いわく。 「最後の午後の回はお客さんすごくノリがよかったの知ってる?もう、あんなんなら空でも飛んじゃうよ。」 ・・・芸人魂ってこういうものかな、と思いました。 そう、確かに午後の回はお客さん色々笑ってくれてたの。リピーターがそれなりに混じってたせいもあると思うけど(全体の組み立てが危ういから、初めてだとスジを追うので大変)。 役者は容赦なく観客の視線に晒されて、実際に性格のかなりの部分までバレちゃうけど、 役者の方でも客席の雰囲気はすごくよく見えてるんだなぁ。 ひょっとして、舞台の役者や音楽家達は、観客の笑い声や感嘆のため息を食べて生きてるんじゃないかしら。 などと思いました。
だいぶ涼しくなりました。秋ですね。 文化祭シーズン突入ですね。
という訳で、弟の高校の文化祭行ってきました。 校舎古い、とパンフにもあったけど、でも私の高校にはなかなか勝てないんじゃないかしら。今年で築74年くらいかな?記憶が曖昧。そういえば、同年代(確か)の首相官邸は建て直しされたけど、うちは立て替えするなんて話全然聞かない。貧乏なのね。
・・・さておき。 彼のクラス劇のタイトルは「水戸黄門」。 概ねお約束の展開。 町娘にせまる悪代官あり。帯解きもバッチリ。「この紋所が見どころが目に入らぬか〜〜」は当然。見どころは殺陣。 そして、悪代官に悪事を働くよう命じたのは実は黄門様本人であり、黄門様御一行は越後屋から金を巻き上げ、騙されたと知った悪代官も成敗してしまい、金と名声を同時に得るという腹黒い連中なのであった、というオチ(?)。 で、弟は水戸黄門役。 わはははは!タイトルロールじゃん!御隠居180cmあるよ! (前日に悪代官の衣装を縫ってやったとかいう縁もあるけど!)これは見てやんなきゃね!
というわけで、結論から言うと、どうだろう、 なんかすごい歯がゆかった。
あの学校の中では割と評判はよかったらしく、午後の回は満員御礼だったし、お客さんも笑ったりどよめいたりしてくれてた。 普通の会議室使ってたのを考えれば、照明や大道具はなかなか。 キャストは女性陣がよくて、特に悪代官役の女の子が結構な役者。顔立ち端正だから男装もいいし、殺陣もできる。町娘に迫るシーンなんか、割と素(笑)。町の人々役も、微妙な主婦っぽさが出てておもしろい。 殺陣は、もうちょっと練習すればなぁと思ったけど、剣道部が多いみたいで結構みれる。
小道具や衣装は、どうかな、とは思った。 飛脚が何も担いでなかったら飛脚に見えないよ!とか、 前日になってキャスト(の姉)に衣装つくらせるハメになるのはどうよ、とか。
でも、私が何より歯がゆかったのは、 脚本とキャスト男性陣でした。 あぁもう。 最後に「実は真に腹黒いのは黄門様御一行だった」とやるなら、ちゃんと伏線を張らなきゃならんし、御一行の台詞の端々に胡散臭さを漂わせなきゃ。 場面を説明する、ほんの一言も足りないし。越後屋なんて何度も出てこないんだから、名前を呼んでやらないと誰だかわかんないぞ! 「御用だ御用だ〜〜」って来るなら、目付の他に2,3人部下が要るんじゃあるいまいか。 助さん、町の人たちに情報をもらったんなら一言、「世話になったな」って言おうね。すっごい愛想悪いよ!なんかキャラできてないし。 ナレーションのキミ、棒読みすぎ!ホラ、講談師のようにとは言わないが、目指すくらいバチは当たらないでしょう。 格さん「コノ方ヲ誰ダト心得ル。先ノ将軍、水戸光圀公ニ在ラセラレルゾ」 とか棒読みするの止そうね。格さん助さんがヌボーとしてるんじゃ水戸黄門の劇にならんよー。 そして、御隠居、努力の跡は認めるけど、なんだかキャスト女性陣と演技の雰囲気が違うよ!やや浮きだよ!もっと食えないジジイにしないと!
・・・・・・。 と、ツッコミどころ満載。 微妙に脚本手直しなんかに口を出した過去があるばかりに、 歯がゆい思いは倍増されたのでした。 小ネタを散りばめて笑わせるのはいいけどさ、押さえるとこ押さえないと安心して笑えないよ〜。
とりあえず、都庁の展望台でしみじみしなきゃ。 で、東京名物(と私が思って止まない)網の目のような地下鉄にも乗って、 余裕があったら丸の内もうろつくのだ(そして平将門の首塚を見るのだ)。
という、妙な義務感を伴う決意(我ながら大袈裟)のもと、 昨日は新宿と東京駅周辺をうろうろしました。 あぁ暑かった。脚もむくんだ。なんで黒いジャケットなんて着ていったんだろう。最近髪が傷んで茶色がかってしまい、黒い服を着るとそれが目立つというのに。いやぁぁ。
というわけで、まず都庁。 でも実は2日連続なのでどうということもない。 前日は、いかにも私がヒマそうだったらしく、話しかけてきたおばちゃんがいて。 「新宿駅があそこで・・・」 「雅子様がいらっしゃるのは?」 「えっと、赤坂でしたっけ?あの新宿御苑の奥の森っぽいところ」 「あのとんがってるのは?」 「NTTのビルだと思います。最近出来たから案内板にないけど」 「ここが東京で一番高いの?」 「新宿では一番高いんですけど、池袋のサンシャインとどっちが高かったか・・・」 と、他愛ないお喋りをして、お礼に(?)千駄ヶ谷の楽器関連の博物館の割引券をもらったりして、ちょっとおもしろかったんだけど。 今回はそんなこともなかった。うーん、つまらん。 でも、たわませたノコギリ(洋風)の背に弦を当て、見事に音程を取って曲を演奏してる人がいて、拍手。 それと、足立区と葛飾区(だったかな?)の「明るい選挙云々」というタスキをかけたおじちゃんおばちゃんたちがいっぱいいた。いや、事務の方でなく展望室にね。何故に? そういえば、展望室で中国語やその他外国語を聞かなかった気がする。ちょっと珍しい。あ、白人のお兄さんがいたけどしゃべってなかったから。
そして、丸の内線で大手町へ。 平将門の首塚を見るのだ!と思って行ったはいいけど、 いったい大手町のどこにあったのか、記憶が曖昧すぎて地下と地上をさまよいまくり(馬鹿)。9月の穏やかな日差しがぽかぽか・・・いや、暑かった。 大手町って5本も地下鉄が通ってて、故に「大手町駅周辺」が広く、出口もやたら多いのさ。 区画が整然としてるもんだから、駅の地図で見るよりかなり距離あるしね。 右往左往してるうちに東京駅にたどり着いてしまい、首塚を断念。 本屋で地図を見たら、どうも方向が違ったらしい。 まぁ、丸の内をうろつくという目的は達したのでよしとする。 東京駅のショッピングモール(と言うっけ?)は、平日の昼間なのに繁盛してた。新しくできたんだっけ?さすがだ(?)。 どうでもいいけど、お堀のまわりの柳は好きだけど、 皇居の中に点々と植わってる松はちょっと微妙だと思う。 初めてそれを見渡したときの感想は、「・・・極小キノコの顕微鏡写真みたい」だったもん。
で、新宿に戻ってきて南口の紀伊国屋で立ち読み。 「9・11特集」コーナーもしっかりあった。 で、著名人の感想集みたいなのを見てて驚いたんだけど、オサマ・ビン・ラディン容疑者(うわー微妙な呼び方!)はアル・ジャジーラで放送されたビデオの中で、「特攻」って言葉を使ったり、床に正座したりしてたんですか? (そういえばあのビデオをろくに見てなかった、ってのもびっくりだけど。) イスに座る文化圏でないなら、あぐらは当然あるだろうし、ひょっとしたら正座もするかも。「特攻」と言っても、正攻法じゃない以上、文字通り「特殊攻撃」「特別攻撃」と呼ぶかも知れない。 とはいえ、あのテロは、多少なりとも第二次世界大戦の日本軍をとも意識したものなんでしょうか? いや、アメリカ人が思わず連想するのは不思議じゃないけど。 でも、計画する方が意識してたとすると・・・うーん、すごい微妙。 少なくとも、全然嬉しくないことは確かだ・・・。
そういえば、終戦記念日にやってたNHKの討論会(?)でも、 エジプトの男の子が、神風特攻隊のビデオにえらい魅了されてる、みたいなことを言ってたなぁ。 ひょげぇぇぇぇ。
まぁともかく、暮れなずむ新宿を歩いていても、 南口で「米国はイラクの石油を独り占めするために戦争しようとしている云々」と声を裏返しまくって演説してる人がいるくらいで、 いやほんと全然平和で。 今日も夜景が綺麗だなぁ。 なんて思いながら帰ってきました。
え、結局何しに行ったんだって? いや、ホントは、日本もひょっとするとテロの標的になるのだから、 その自覚くらいしておこうかな、と思って行ったんだけど。 なんかもう平和でね・・・。 ホームレスは居るし、テナントの入らない寂しいフロアもあるし、問題は当然あるんだろうけど。私の身近や、見えるところにないだけなんだろうけど。 危機感は、どうも新聞や本の中にあるものらしい・・・。 違うかな。
貧血なら鉄分取れ、とはよく言われるけども、 私の経験から言うと、血を濃ゆく(!?)するにはたんぱく質もかなり効くよ。 最近無駄に肉を食べててまずいなぁ思ってたんだけど、赤血球の比重はいつもより高くなってて、献血前の検査に引っ掛からずに済みました。
でもね、でもね。 赤血球の比重が非常に健康的な値でも、 成分献血(血小板)で赤血球がほとんど減っていなくても、 血液って赤血球だけで出来てるわけじゃないからね。
吐き気がしたり、おなかの調子が悪いような気がしたり、 気分が悪くて呼吸が浅く速く酸欠の金魚みたいになったり、 周りの音や光や出来事に突然現実感がなくなったり、 指先がちょっとしびれるような感じがしたり、 驚くほど冷や汗をかいたりしたら、 貧血かも知れないので、ちょっとしゃがんでみてくださいね。
私はこういう経験がなかったもので。 ちょうど古本屋で「ねこじる」というシュールなマンガを立ち読みしてたところだったので、 ねこじるの威力ってここまで強い!?とか、 拾い食いした覚えはないんだけど、とか、 色々考えてしまいました。 で、耐えきれずにしばらくうずくまっていたら良くなり(当然だ)、 ようやく今日献血したことを思い出したのでありました。 あぁびっくりした。 でも、なにがなんだか判らず、とりあえずトイレにたどり着こうとしたんだけど、そこまでの長かったこと。 「ここで私がその辺に吐いちゃったとしても、周りの人たちはちょっと心配そうに見るだけで通り過ぎるだろうなぁ。東京だし。私にも前科あるし」なんて思ったりして。
というわけで、普段あまり血が足りないと感じたことのない方々。 又は、感じたとしても、ちょっとしためまいくらいだった方々。 こんな症状が出ても、慌てないで大丈夫ですから。 まずその場でしゃがんでみましょう。 (普段から血が足りない人は、もうその感覚にも対処法にも慣れてるだろうから大丈夫かと思う。)
いや、吐き気がするような貧血起こす前に、 体のだるさとか、微妙な非現実感とかで気付いて立ち読みやめろよ、とは我ながら思う。 成分献血なんて何度もやってるけどなんともなかった、と変に油断してたとか、 だるさとか非現実感って、ぼーっと考え事してるときも結構あるとか、 言い訳はなきにしもあらずだけど。
あ、これ読んで献血怖い、なんて思わないでくださいな。え?無理?そうかな。うーん。 この程度の貧血、それそのものは大したことないって実感はあるです、2,3日すれば治るかな、と。 むしろ嫌なのは、原因がわからんのに異変が起きて慌てちゃうこととか、 ひょっとしてその異変に気付かないまま(又は意味が分からず)ぶっ倒れちゃうことだろうと思う。 (主に前者。後者も、まぁ、一度くらいぶっ倒れてみたいと思わなくもないけど、面倒見ざるを得ない店員さんとかが気の毒だ。重いだろうなぁ。・・・って、話が飛んでいる。)
| 2002年09月09日(月) |
とりとめもなく重くどうしようもないお喋り |
近所の友人と電話で1時間も、手に負えないお喋りをしまして。 (これは私にしては珍しいことなんだけど。電話かけるの苦手だから。) 我ながらちょっと揚げ足取りが上手くなったな、などと思って全然嬉しくなかったり、 接客業のバイトってえらい大変だなぁと思ったり、 文系の学生生活に思いを馳せて(?)みたり、 私の脳味噌の基盤が庄子薫であることを思い知ったり(爆)、 まぁ色々しました。 結論が出るわけでもなく、友人を上手く励ませるわけでもないんですが。あーぁ。 ともかく、その中で一番びっくりだったのは、無力感というかやる気の無い空気は、どうも私の周りだけでなく、ひょっとすると全国的に広がっているらしい、ってことでしょうか。 え?何を今更?その辺の新聞記事でも言ってるって? いや、そうだけどさ。 その友人と、終戦記念日あたりにNHKの討論会に出てきた女の子(大学生)の言ってることに、ちょっぴり共通点があるような気がして。 ぶっちゃけて言ってしまうと、世のため誰かのために何かしたいのに、目標が割と漠然としてるだけに大きすぎてとてもとても、で結局何に頑張ればいいのさ、というような・・・。 うーん、少し違うかなぁ。
それはさておき、 さすがの私も、自分でも目も当てられないような古すぎるページを置いておくことに耐えられなくなり、 ページの整理をちょっとしまして。 2年前に書いた文章の、あまりの甘っちょろさと下手っぴぃさと恥ずかしさに、我ながら赤面。 ・・・でも結局、まださらしてあったりして(大爆)。
あんなの書く他にどうしようもなかった、という記憶はちょっとあって。 まったく、自意識過剰とか若さとかって、やっぱり手に負えないよ!
今日のNHKの「ようこそ先輩」は、楳図かずお氏でした。 白状すれば、彼の名字を「うめず」と読むことを今日知りました。 まぁともかく、今回の授業のメインが肝試しだったので、 また怪談とかに連想がいくことになりまして。
結論。 「とおりゃんせ」は、女の声に限るね!(いや、子どもの性別不詳の声でも悪くないけどさ) 高めの澄んだ声だと、なおよし。
・・・石投げないでください。 母と二人で歌っていたら、さすがに声色が似てることもあって、ちょっと雰囲気出ちゃったんですよ。
中学校の頃、理科の先生から 「かごめ かごめ」の童謡にまつわる怪談を聞いて、 それをとても気に入った私は、何度か友人達にこの話をしてまして。 単純できれいなメロディー+不可思議な歌詞+女の歌声+怪談 というのは、ちょっと効果的なようだし、なにより私好み(おい)で。 今度は、「とおりゃんせ」にまつわる怪談を仕入れておこうかなぁ、などと思ったわけです。 (私、怪談で人をおどかすのは大好きなくせに、レパートリーがほとんど皆無だったんだなぁ。好みの怪談があまりなかったせいもあるけど。) でもあるのかな、そんなの。
9月11日まで、あと僅か。 何か起こるかしら。アメリカは厳戒態勢だろうから何もないかな。 東京の地下鉄に炭疽菌まかれたりしたらやだな(サリン事件の時は小学生であまり都心に出なかったけど、今は地下鉄使うようになったせいが大きい。うぅん、やはり保身が第一なのねぇ)。 そういえば、実際にアメリカで炭疽菌レターが出回る前に、友人が 「地下鉄なんか、電車が来るたび風が吹いて粒子を舞い上げるから、炭疽菌にぴったり♪」みたいなことを言ってた気がするんだけど、どうだったっけ。
なんだか猛烈にお喋りがしたくなってきた。それも、とりとめなく重くどうしようもないやつ。 というのも、去年の10月に、その頃はまだメールのやりとりもあった友人に送ったメールと、その返事を読み返しまして。 私のメールは、「あのテロ事件以降、アンケートなんかもしてみたけど、結局無力感が強いよー!そちらはどう思ってる?」みたいなもので。 その時私はすごく真剣で、「18にもなったら、世界がこうあることについて責任があると思う」「今できないなら10年経ってもできるようにならない」なんて、かなりまじめに思ってて。 で、実際に帰ってきたメールは、 「でも何を考え込むんだろう。自分がなにかしても社会が変わるわけないのでは?社会を憂いたって仕方がないじゃないですか。その中で自分たちがどうしていくかを考えるのでしょうけど、少しずつ経験を深める中で見つけていけばいいのであり今すぐに何かしようと思うほうが無理なのでは?」 という、なんだか非常に当たり前かつちょっと冷めたものだったんだなぁ。 私は思わず怒ってしまって返信をしなかったんだけど。
・・・なんかもう4時なので寝ます。ネコが鳴いて母を起こしている。 どうでもいいけど、丸善でオリバー・カーンの写真集買おうと思ったけど、 えらく怖い写真ばっかりだったので止めました。そんな大量にいらんて。 一枚マヌケでかわいいのがあったけど・・・。
| 2002年09月04日(水) |
「天国と地獄」と「ウォーターボーイズ」 |
このあいだTVでやってた映画二本の感想文をば。 といっても、白状すると『ウォーターボーイズ』は後半しか見てないし、『天国と地獄(監督:黒沢明)』なんか最後の10分しか見てないのだけど。 でも、いいなぁ、すごいなぁと思ったので、ちょっと。 ちゃんと借りて最初から見たいわ。 というわけで、ネタバレしますので御注意下さい。
『ウォーターボーイズ』 ・・・は、素人臭さと若さと恥ずかしさと心憎い演出にやられました。 「うわ馬鹿ー!」と画面に突っ込みつつ、高校生とか若さってこんなもんだよね、と思ったりしました。 眼鏡の委員長(だっけ?)の女の子が、男の子の前に出るときは眼鏡外してみるとか。 女子校のプールを貸して貰える、と知ったときの喜びようとか。「中止にならなかった」のが嬉しいんじゃなく、「女子校で出来るから」嬉しいのね、っていう。 そんな些末な演出がいちいちツボ。自意識過剰で見てる方が恥ずかしくて、可愛い。 ヒロインの女の子だけプロの役者のようで、むしろ彼女だけ浮いてしまったのが少し残念だけど。 個人的に「がんばっていきまっしょい」より断然好きかも。いや、まだ全部は観てないんだけど。
そして、『天国と地獄』。 私が観たのは、死刑囚と被害者側の紳士(誰だかよく判らない、観てないから。実は三船だったかも)が面会する最後のシーンだけなのですが。 プライドの高い死刑囚が、「泣きわめいて死んだと思われたくない」といったようなことを言って、被害者側の紳士を面会に呼び、神経質に心情を吐露する。 聞いている内に、紳士が問いとも共感とも取れるような一言(キミはそんなに辛かったのかね、といった台詞)を口にする。 死刑囚はそれに返す言葉が無く、混乱し、わめき散らし、係員に取り押さえられ、ガシャン!と面会室のシャッターが閉まる・・・。 全然文章で説明できないのが悔しいんだけど、この死刑囚役の山崎努って人すごいよ!と魅入られました。 私好みの悪役の可能性大(おい)。 で、ちょっと検索してみると、どうも『模倣犯』のピースがこれに挑戦してるらしい。うーん、敵うのかいな。
弟のクラス劇の殺陣の振り付けにつき合ってたら眠くなってしまったので、この辺で。 私は剣道も棒術も拳法も知らないので、実際に振りを考えるのは弟なんですが。 竹刀を受けたり振り回したりしつつ、これはかっこいい、とか、それは不自然だ、とか言ったり、順番を整理したりするだけなんですが。 でもちょっとおもしろい。どんなのが舞台に映えてかっこいいのかな、とか考えたりして。 同じことで、台詞の練習に付き合ったりするのも、結構おもしろい。練習するたびに、その人物の性格や立場が分かってきてね。 ・・・自分で演技するのはすごいしんどいけどね、言うだけなら楽だもん。 ひょっとして合唱の指揮者のおもしろさも、こんな感じなのかしら。 だとしたら、指揮者とか演出家ってかなりおいしい役どころなのかもしれない。 その分、責任はあるんだろうけどさ。
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