ノエルの日記
日々いろんなことがあるよね。

2004年05月30日(日) ◇同級生とゴルフ

今日は中学時代の同級生7人でゴルフに行った。
ゴルフは10年前くらいまで結構はまっていたが
今はまったくといいほどやっていない。
それでも昔とった何とかでまあ、楽しく回ってこれた。

その中の1人が地元で焼肉屋を経営しているので
ゴルフの後は焼肉屋でご苦労さん会をした。
母親とその焼き肉屋には時々行っているので母親を電話で呼び出す。
一緒に行った同級生の母親がうちの母親の飲み仲間なので
その同級生も母親を呼び出す。
焼肉屋を経営している同級生の母親がとなりでスナックを経営していて
そこは母親のなじみの店なので焼き肉屋のあとそのスナックに
行くのが定番になっている。
私、私の母親、母の友人、その息子(私の同級生)と4人で
焼き肉をたらふく食べた後スナックへ行った。

10時近くになったので私はミミリンの散歩もあるし
うちに帰ることにした。一緒にスナックに行った同級生の奥さんが
車で迎えに来て送ってくれるとの事。(その奥さんも同級生。)
私はうちに帰ったが母親と母の友人はさらにうちの近くのスナックへ。
同級生は私達をおろすとそのままおうちへ帰った。

ミミリンを散歩に連れて行き、母親の布団を引いてミミリンと一緒に横になった。
12時半くらいに母親がご機嫌で帰ってきた。

今日は朝5時集合だったので4時におきてゴルフに行った・・・。
あーーー、よく遊んだ一日だった〜。
さすがに疲れました。



2004年05月23日(日) ◇キャンプ撤収

今日でキャンプも終わり。テント群を片付けて帰りの準備を
しなければならない。あいにく小雨が降り始めてしまって、
ぬれたテントの撤収は時間のかかるものになった。
撤収の間に体が冷えてしまったので、キャンプ地入り口に出ていた
ケータリングのコーヒー屋でコーヒーを飲んだ。
冷えた体にしみこむうまさだった。

現地で解散して、それぞれの帰路に着いた。

今回感じたのはゴージャスなテント、組み立て式のキッチンなどを用いた
(まるで都会の生活をそのままキャンプ地に持ち込むような)キャンプより
不自由さを楽しむような(小さなバーナーひとつと鍋ひとつくらいの)
キャンプのほうが私は好きだということ。
今度真剣に、バックパッカーで山に入りテント持参で山小屋脇にでも
テントを張ってミミリンと山歩きキャンプをしてみたい。
ダイビングで海の中を漂って(特にサイパンの暖かい海)いると
母親の体内にいるような気になってくる。
ここから自分は生まれたんだなあ…としみじみ思う時がある。
山の中で木々に囲まれ一歩一歩踏みしめているととても苦しいのだが、
荷物を降ろして一息つくときには山や木々に守られている気がしてくる。
海から生まれた様々な生き物が生活し続けてきた歴史を
感じることが出来る。
もちろん天候が変われば、試練の連続になるとわかっていても
何年も変わらずに生えている木、何年も変わらずに倒れている倒木
たくましく育つ植物などを眺めつつ歩く山道はことのほか楽しかった。

20代の頃は自然や海が大嫌いだった。
海は臭いし、山はつらいし山登りする人の気が知れなかった。
それがいつの間にか自然が大好きになって、今はむしろ都会が嫌いに
なっている節さえある。でも、だからといって都会を捨てて行くほどの
決心はついていない。電気のない暮しが出来るほど自分が鍛えられては
いないし、パソコンのない暮しを想像することが今は出来ない…。
もうしばらくは傍観者的に自然とお付き合いさせてもらおうと思う。



2004年05月22日(土) ◇足和田山に登った。

足和田山は標高1300メートルくらいの山だが
もともと標高の高いところからの出発なので実際に登ったのは
400メートルくらいだと思う。
登山道(とはいえ皆が登るのでトレッキングコースのようになっている)に
入るとミミリンが大喜びでぐいぐい私を引っ張り始めた。
ミミリンは普段のお散歩の時、出始めは多少引っ張るが後はあまり引っ張らない。
だが今日は違う、いつまでもぐいぐい・・・ぐいぐい・・・。
伸縮するリード(3メートル)をつけていたのだがすぐにピーンと張ってしまい
あっちに行ってはクンクン、こっちに来てはクンクン。しかも自分で覗き込んだ
斜面に自分が落とした石が転がっていくと、何かの獲物だと思うのか
降りていこうとするので「ミミちゃんだめ〜!!」の連続だった。
耳をピンと立てあちこちの気配や匂いを感じ取ろうとする。
やっぱり日本犬の血を引いているのだねえ、猟犬の血も入っているのかねえ。
などと思いつつ、登っていった。
道はわりと広めで楽に進んで行ける、途中に何箇所かショートカットできる
急な階段などがあるので、それを見つけた時は階段を登って行った。
(なぜなら今回のトレッキングは脂肪燃焼を目的にしているので
ちょびっとはつらい思いもしなければならない)
広いほうの道にはなぜか馬の蹄の跡がずっと続いていて、のぼりの蹄と
くだりの蹄跡があるからきっと何かの物資を運んでいったのかなあ…と
想像しながら歩いた。
五湖台というところが終点なのだが、本来は富士五湖が見えるらしい。
最近は木が伸びているので本栖湖だけは見えなくなっているが
他の湖は見えるはずだった。が、天候が優れなくてなんも見えない。
30メートル先も、見えないくらいガスってしまっていた。
何も見えないけど朝作ったおにぎりを皆で食べて下山。

帰りは途中の強烈なショートカットコースを選択。
狭い獣道のような急斜面をジグザグと降りていく。
ここでもミミリン大興奮でグイグイ引っ張る。
登りはいいけどくだりはマジに怖かった〜。
リーダーが登山用の杖を貸してくれていたので
それで支えつつ、ミミリンのグイグイ攻撃をかわし
杖を持たないほうの手でリードを手前に引きつつ降りていった。

おかげでひざが笑うほどの下山になったのだが
日ごろミミリンの散歩と駅の階段を登って足は鍛えられているようで
足は筋肉痛にならなかったが、杖で支えていた右腕はすごい筋肉痛になった。

本来なら山中での犬は放して連れて歩くほうが人も安全だと思うのだが
ミミリンは100パーセント私の言うことを聞くわけではないし
人が多く入る山ではどうしてもリードから離す訳にはいかない。
今回の登山でミミリンを何とか制御できるようにならないと
自分も危ないことがよく判った。
う〜ん、課題は大きいなあ…。



2004年05月21日(金) ◇キャンプ初日

今日から社員旅行で富士西湖にあるオートキャンプ場へ行く事になっている。
当初の予定では土日で行く予定だったが、土曜泊の人は金曜の晩から行くと
金曜日が無料になるため、金曜の午後出発になった。
「土曜日から行くのなら、ミミリン(犬)を連れて行けるけど
金曜日からじゃ、ミミリンを連れて行けない〜。」と不満げな私に
「じゃ、ミミリン会社に連れてきちゃえ。」の頼もしいお言葉。
で、ミミリンを車に乗せて一緒に出社。
ミミリンは私のデスクの下に、シーツといつも寝ているベッドを置いてあげると
そこに丸くなっておとなしく待っている。
社の人が来ると気になるらしく足元から匍匐前進状態ではい出してくる。
ふるふる尻尾を振りながら愛想をまくのでたくさん撫でてもらった。
ミミリンは撫でてもらうのが大好きだからすっかりご満悦な様子。
16時くらいに会社を出発して西湖へむかった。

西湖に着いたときは既に夕暮れで、暗い中テントを張ったり
食事の支度をしたり・・・。
今回泊まるキャンプ場はトイレは水洗、流し場はお湯も出る、
お風呂もあります・・・というゴージャスな場所だった。
各オートサイトに張ってあるテントも私の想像するテントとは
まるで違う1LDKで寝室は4人眠れますというような大きなテントばかり。
私はボスが貸してくれた一人用のテントにミミリンと一緒に
寝ることになっている。それはさすがに狭い空間だったけど
テント〜・・・という感じがしてすごく良かった。

暗闇が嫌いでいつも電気をつけて寝る癖がついているのだが
今回は暗闇の中で眠ることにした。
オートキャンプ場の光が多少あることもあって
暗闇とはいえ目が慣れるといろいろと見えてくる。
しばらくミミリンの様子を見ていたりしていたが
いつの間にか眠っていた。



2004年05月15日(土) ◇ラルク@名古屋

今日は名古屋レインボーホールで行われるL'Arc〜en〜Cielの
ライブを見るために朝10:33ののぞみ49号に乗って名古屋へむかった。
12:15に名古屋着。
昔新宿でお店やってた頃お世話になった人と一緒に昼食を食べて
15:30会場入り。
グッズ販売所へ直行した。まだ早い時間なのであっという間に
買い物終了。近くにあるレストランでコーヒー飲みつつ時間をつぶす。

17時いよいよ会場に入って、18時少し過ぎライブ開始。
まだツアーが始まったばかりなので詳細を書くことは
ルール違反なのでかけないけど、やっぱりhyde君大好きだ〜!!
アリーナ29列目、しかもhyde君の真正面という好位置なのに
今日は双眼鏡を忘れた〜!!大失敗!!
はぁ〜、あっという間に終わっちゃうんだよねぇ、楽しいことはさ。

その後大急ぎでJRに乗り名古屋駅へ
そこから21:24発のぞみ78号に乗らなければならない。
が、意外と早く名古屋駅に到着。
名古屋駅も大きな駅なのでホームがたくさん並んでいる
隣のホームにも、その隣のホームにも「立ち食いきしめん」屋が
あるではないか・・・。私は「立ち食いそば」屋が大好きだ。
東京なら「てんたまうどん」を食べるところだがここは名古屋。
昔大阪駅で食べた「立ち食いうどん」は値段が安くてすごく
おいしかった事を思い出し、新幹線ホームにあった「立ち食いきしめん」屋へ。
・・・うーーん、関東っぽいかなあ???
ま、味はともかく本人は満足。
まだ時間に余裕があったので、売店へ行き土産を買ってなおかつ
ビール350ミリ一缶とつまみを買って、待合室へ。
プシュ〜、と開けたビールをぐびぐび、つまみむしゃむしゃ・・・。
ふーーー、しあわせーーー。(すっかりおやじ化)

そうこうしているうちにいよいよ列車が来て新幹線に乗り込んだ。
今日は浦和レッズの試合もあったのだが、hyde君見に名古屋に来てしまったので
レッズ戦は友人に代わりに応援に行ってもらった。
その友人から逐一試合の流れがメールで届き、まるで自分も観戦している
ようだった。(レッズ戦は16時キックオフなので、ライブとはうまいこと
時間差があった)hyde君も見れたし、レッズ戦も楽しめたし、
一粒で2度おいしいようなそんな一日だった。

いつもかっこよくて素敵なステージを見せてくれるhyde君に感謝。
代わりに行ってくれて試合内容を教えてくれた友人に感謝。



2004年05月14日(金) ☆象の老人ホーム

千葉県市原市に「市原ぞうの国」という象さんがたくさんいる動物園がある。
そこに「アキコ」という推定55歳の象さんがいる。
「アキコ」は以前関西の動物園にいたが、その動物園が閉園になってしまい
「市原ぞうの国」に移されてきた。
園長は女性の方だが、若くしてなくなってしまった長男の夢を
引き継いで「勝浦ぞうの楽園」を作った。
「勝浦ぞうの楽園」はぞうさんの老人ホームで今までいろいろな
動物園ですごしてきた象さんが余生を自然の中で過ごせるように
作られた場所だ。亡くなった長男さんはほとんどの動物園で
年をとった象がコンクリートに囲まれた象舎の中で亡くなっていく事を
とてもかわいそうだと考えて、なんとか最後くらいは
象さんたちを大自然に返してあげたいとこの企画を考えていた。
山を一山そっくり使って、象のための設備を整えた。
山道を切り開いてぞうさんの散歩道を作った。
象舎も従業員皆で力をあわせて手作りで作った。
そして11日に「アキコ」はここの第一号入居者になったのだ。
「アキコ」は砂浴びをしたり、木の葉をむしって食べたりと
大自然の中でとても楽しそうだった。

「市原ぞうの国」は普通に1800円はらうと入れる動物園だが
「勝浦ぞうの楽園」は一般公開はしないらしい。
いままで働いたぞうさんをゆっくりさせてあげたいとの事。
オープンから1週間だけは公開するがその後は「友の会」の
会員にならないと入れないというルールになっている。
「アキコ」おつかれさま〜、ゆっくり自然を堪能してね。



2004年05月10日(月) ◇健康診断

今日は会社の健康診断だった。
近くの病院でやってもらうのだが、胃の検診でバリウムを飲んだ。
何度飲んでも「まずい、気持ち悪い、苦しい」のオンパレード。
すきっ腹にこたえるまずさだ〜!!
私は日ごろめったに「胃が痛い」ということがない。
めったにどころか「皆無」に等しいと思う。

よくストレスで胃潰瘍になってしまう人もいるけど
もともとストレスがたまるタイプではないのだと思う。
第一、いやなことがあるとすぐ人に話してしまう。
話す相手は絶妙にチョイスしていると思うが(今後の付き合いに
差しさわりがあるような人には話さない。)相手が迷惑に思おうが
自分の気がすむまで話してしまう。
第二、おうちに帰ると犬と猫と母が待っていてくれる。
犬と猫は私の中で大きな癒しの割合を占めていると思うけど
母親がもしいなかったらこののんきな暮しが出来ないと思うから
母には本当に感謝している。
第三、非常に忘れっぽい。
すごーーく、頭に来たことがあっても意外とすぐに忘れてしまう。
「なんか怒ってたんだけどな〜」から
「あの時、すごく怒ってたじゃない。」「え?そうだっけ?」に
変わるのが早い。
新しいことがあると押し出し式に忘れていくのだと思う。

何年か前に半日ドックに行った時も「きれいな胃ですね〜」と
ほめられた。胃をほめられてもうれしくないのだが
「これなら2、3年検診に来なくても大丈夫そうですよ」と言われ
その後行かなくなって、はや10年くらいになってしまったと思う。

久々に行ったけど、まだ検診の結果が出てない。
でも、たぶんどこも悪くないと思う。



2004年05月09日(日) ◇ふう〜、ごろごろ。

今日はおうちでごろごろデーだ〜っと決めてごろごろした。
でも、午前中はジャスコにお買い物。
午後は浦和レッズ戦をテレビ観戦、今日の試合は新潟で行われているから
見にいけなかった。
試合は良い感じでレッズの勝ち〜!!!
だんだん波に乗ってきた感じがする。このままリーグ優勝も
夢じゃないかもしれない、とちょっと思ったりした。
浦和はリーグ優勝をした事がないので、もししたら大感激だ〜。
巨人の優勝は何度も体験しているけど、レッズが優勝したら…。
テレビを見つつそんな妄想に胸がいっぱいになる一日だった。



2004年05月08日(土) ☆頭のいいツバメ

今日は母と伯母の家に遊びに行った。
前にジェイ君というわんこを飼っていたが、亡くなってしまい
今は大ちゃんというゴールデンレトリバーがいる。
大ちゃんは母屋と離れの間にある軒下から裏庭までを全部エリアに
していて、囲いがあるのでリードもせずに良いご身分だと思う。
その大ちゃんが立ち上がると届きそうな軒下の柱に、ツバメが巣を作っている。
大ちゃんが来た2年前くらいから毎年営巣しているらしい。

大ちゃんがツバメの巣の下で寝ていたりするとフンを落とされて
汚れてしまうらしいが本人(犬)はまったく気にしていないとの事。
それよりあの場所に巣を作っておけば、ツバメの天敵カラスも蛇も猫も
誰も近寄ることが出来ない。大ちゃんの手の届きそうなところなのに
大ちゃんはツバメにかまったりはしない。そういったすべての事情を
飲み込んでいるようにツバメはその場所に巣を作っているようだ。
本当に頭の良いツバメさんだと皆で感心した。

大きな日本家屋の伯母の家ではスズメもたくさん営巣している。
かつてツバメもスズメの近くに営巣しようとして失敗。
スズメに追われてしまったらしい。でも今は大ちゃんのおかげで
堂々と軒下の柱に営巣している。

生き延びるための野生の知恵なのかと本当に感心した一日だった。



2004年05月07日(金) ◇好き?きらい?

犬を好きな人と嫌いな人とどこで別れてしまうのだろう…。
苦手と言う人は、たいがい子供の頃に犬にまつわる怖い思い出が
ある場合が多い。ところが中には犬で怖い思いや、痛い思いをしているのに
犬が好きだと言う人もいる。不思議だ…。
ミミリンを連れて歩いていると(体重10キロの小さくはないが
あまり大きくもない犬である)
ある時道の向こう側から「犬がいるよ〜、こわいよ〜。」という
声が聞こえた。(この子は小学生になる前くらいの幼い女の子だった)
あんなに小さいのにどんないやな思い出があるのだろうと思った。
だって片側2車線の4車線も離れた向こう側で言ってるんだよ〜。

それから自転車に乗っているのに
「あーーー!犬だーー!!ぎゃーー!!」と大声を出す子供もいる。
(これは小学3年生くらいの男の子だった。)
いや、君の声にむしろミミリンが怖がってるからと思った。

明らかに子供は犬に興味ありそうなのに
「だめよ、汚いから」というお母さんもいる。
・・・・論評を避けよう・・・。

うちのミミリンは住宅の小学生のいいおもちゃで、子供達が遊んでいる時に
うっかり散歩に出ようものなら、すぐさま取り囲まれてしまう。
でも、人に触られるの大好きミミリンはすぐねっころがって
どうにでもしてポーズでさわられ放題。
「ミミちゃんの耳は餃子の皮みたい〜」と耳をくしゃくしゃ触られても
まったく無抵抗。
住宅の外から遊びに来ていた子も、はじめは様子を伺っているが
「ミミちゃん大丈夫だよ、噛まないよ」と子供達に言われてそーーっと
手を伸ばしてくる。ミミリンがその子の手をなめると一瞬驚いて
手を引っ込めるが、またそーーっと手を出す。次になめられた時は
くすぐったそうにして顔が笑っていたりする。
「こいつ撫でてもらうの好きなんだ、撫でてあげて」っていうと
そーーっとそーーっと撫でてくれたりする。そんな子供を見ると
(これで犬を好きになってくれると良いなあ)と思う。

ちなみに私は犬に噛まれたことも、怖かったことも多分ない。
記憶にないくらい子供の頃から犬を見ると駆け寄っていって
すぐ手をだす子供だったらしい。
母親はいつか噛まれるのではと心配していたようだが、大丈夫だった。

少し大きくなってからは「この犬は平気、この犬は危険」というのを
なんとなく感じ取っていたのだと思う。
うなる犬やほえる犬を見ても怖いとは思わない。
怖がっているのは向こうのほうだから、
「はいはい、ごめんね」と謝って立ち去るに限る。



2004年05月06日(木) ★悲しい看板

毎朝、ミミリンと散歩するのは私の日課である。

今朝は少々悲しい看板を目にした。
それは電信柱にくくりつけてあった。

「ここへ猫を捨てた方へ
あなたが捨てた子猫はカラスにつつかれて死んでしまいました。
もうここへ子猫を捨てないでください!」

看板にはそう書かれていた。
その子猫が本当にカラスにつつかれたかどうか
確かめたわけではないが、もしかしたら生きてるのかも…と
思った。でも、また捨てられてしまってはかなわない、
そんな思いがこの看板には込められているような気がした。
そしてこの看板を書いた人はとても優しくていい人だと思った。

本当に何回も言うけど(これはこれからも何度も言うけど)
動物を捨てないで欲しい。
育てられないのなら生まれない工夫をしてあげて欲しい。
犬や猫に人間のモラルは通用しない、親だろうと兄弟、姉妹だろうと
どんどん繁殖してしまう。そして何かに悲観して自殺をしたりしない。
動物は純粋に生まれるし、生き抜こうとする。
避妊や去勢をかわいそうだと言う人がいるが捨てられる命を
減らすためにもなんとか生まれない工夫をして欲しいと思う。



2004年05月05日(水) ◇レッズ戦 vs鹿島

いやーー、今日の試合は本当にいい試合だった〜。
1-0で勝利したこともうれしいが、とにかく内容がすばらしかった。

リーグ戦で満員の埼玉スタジアムを今日迄見たことが無かった。
鹿島のサポーターも結構来てくれていたがやっぱり浦和のサポーターが
99.5パーセントだったと思う。
先日応援をボイコットしていたが、今日はいつもの倍くらい大きな声援を
ゴール裏全員で送っている。少し前までゴール裏に来ているのに
声も出さない人が多いという問題があって
「声を出さないような人はゴール裏に来るな」と言う人と
「自由席なんだし、お金は払ってるんだからどんな見方しようと
それぞれの勝手じゃないか。」という人とサポ同士で議論していた。
でも今日は違っていた。ゴール裏が一丸となっていた!!
「これぞ浦和サポーター!!」という一体感だった。
ジーコが視察に来ていると言う話もあり、初めから選手も飛ばしていた。
私が見たここ数試合の中で1番良い緊張感を持ってのスタートだった。
途中、中だるみすることもなくいい緊張感はずっと続くが
鹿島の選手もうまい人が多いので何度もゴールを脅かされた。
前半は0-0で終了したがいい試合内容だったのでルンルン気分になり
ビールを買いに行った。
後半20分くらいにエメルソン選手がゴールを決めた。
エメルソンはブラジルから来ている選手で圧倒的な速さと
切れのいいドリブルを持ち浦和の最前線で活躍してくれている。
もしエメルソンがいなかったら浦和はここまで強くなれなかったと思う。
もちろん他にも代表に入っているいい選手はたくさんいるが
エメルソンの才能は群を抜いている。帰化していないので日本の
代表には入れないが、そのことも最近は考えているようだ。
既に帰化して日本代表に入っているサントスと、もう1人U-23に入っている
田中・マルクス・闘莉王が今年から浦和レッズの選手になっている。
サントスは清水エスパルスに闘莉王はJ2の水戸ホーリーホックにいた選手だ。
今日は赤いユニを着て埼玉スタジアムを走り回る闘莉王をはじめて見た。
シーズンが始まる少し前にU-23の試合で怪我をしてしまいリーグ戦に出たのは
2日のvs広島戦で、広島での試合だったので見に行くことが出来なかった。
今日はじめてホームでの試合、しかも満員のスタジアムでの試合だったので
闘莉王も感激していたようだった。

そのまま1点を守りきって試合は終了。

久々に見た緊張感の切れない試合と熱いレッズサポーターの応援に
とてもうれしい気分でスタジアムを後にした。



2004年05月03日(月) ☆コンビニ前の猫

夜、ミミリンを散歩に連れて行くといつも通りかかるコンビニがある。
そこは元酒屋さんで数年前にコンビニになったが、経営しているのは
元酒屋さんのご家族だ。
そのコンビニ前に夜いつも猫がいる。サバトラのかわいい子で、お店の外に
ちょこんといるから結構お客さんにいろいろもらっているようだった。
ミミリンはその猫のことが気になって仕方ない様子で、見かけるたびに
「くんくん」と鼻を鳴らす。猫のほうはあまり気にしていなくて少しくらい
ミミリンが近づいたところで逃げる様子もない。
小さいわりに結構肝っ玉の据わったたくましく、賢い猫さんだ。と
感心したりしていた。

昨日の昼、母親とそのコンビニに買い物に行くとバイトの人と一緒に
元酒屋の奥さんも働いていた。レジをしてもらいながら世間話をして
帰ろうとした時、レジの後ろに飾ってあった「ジャーマンアイリス」に
母親の目がとまった。「あれ、ジャーマンアイリスよね」そういう母に
「そうなんですよ、うちのおばあちゃんがつくったんだけどつくりすぎちゃって」
との返事。「もしよかったらいただけな〜い?」とずうずうしく頼む母。
「あら、たくさんあるからもって行ってくださいよ。おばあちゃんから欲しい人が
いたらあげてって言われてるんですよ。」とのありがたいお言葉。
こっちに来てくださいとコンビに横にあるお宅に案内されるとなんとあの猫ちゃんが
ご飯を食べていた。「あれ、この猫ちゃんいつも外にいる子ですよね」と私。
「そうなんだけど、ここで赤ちゃん産んじゃって。2匹いるのよ赤ちゃん」と奥さん。
まだ、酒屋だった頃に飼っていた犬がよくほえるちょっと怖い犬で
飼い主にまで噛み付くわんこだった。この家の人が皆ですごーーくかわいがって
育てたのだと思う。犬の言うこと何でも聞いてあげているうちに犬は自分がリーダーと
思ってしまったに違いない。でも、ご主人は「うちの家族で噛まれたこと無い人
いないんですよ〜」などと明るく話しておられた。その犬も数年前に亡くなり、今は
別の犬が飼われている。
「なんか見てたらかわいくなっちゃって」と奥さん。
「じゃあ、かわいそうですけど親子ともども避妊手術したほうがいいですよ」と私。
「離乳したら、手術しちゃおうと思ってるのよ」と奥さん。
よかったーー、このおうちなら安心だ〜。うちのように完全室内飼いはしないだろうけど
避妊手術をしてくれて、ちゃんとご飯がもらえてこの広い敷地のどこで寝てもいいのなら
それで充分だと思う。ただ道路に併設(だってコンビニですから)しているので
交通事故だけが心配だけど、道路挟んだお向かいのミミリンを見るとうなって
追っかけてくる猫も元気で長生きしているからこの環境さえ把握してくれてれば
きっと大丈夫だと思った。
母親は「ジャーマンアイリス」をたくさんもらってうれしそうだった。
私はご飯を食べて満足げにしている猫を見て幸せな気分になっていた。
母も私もそれぞれの意味を込めて「どうもありがとうございました〜」を言って
おうちへ帰った。

本当はお昼を食べにお蕎麦屋さんにむかったのだが、そのお店がお休みだった。
で、仕方なくコンビニでなんか買って、適当にお昼にしちゃおうと寄ったのだったけど
「コンビニ寄って、よかったね!!」と二人で話した。



2004年05月02日(日) ◇Ring Woodfield 2

夕食は皆で下の食堂で食べる。もちろんわんこも一緒に食堂に行けるが
ほえてしまうわんこはお部屋か車で待機になってしまう。
ミミリンは家でも私達が食事している間はおとなしく寝ていることが多い。
お客さんが多い時はハウスに入っている時もある(強制してないのに)。
もともと人の食べ物を一切与えないことと食事している間はミミリンに
声をかけない、なるべく目も合わせないことを母親と協力しながら
やっていたので食事中にうるさくおねだりする子にはならなかった。
これには先代のわんこパピーちゃんの大失敗があったからできたことだと思う。

食堂には先ほどのシーズーのマロンちゃん、ラブラドールの武蔵君
お名前を聞かなかったけど、ミニチュアダックス2匹とすごーーく小さい
ヨークシャテリアが各飼い主さんと来ていた。一匹だけ落ち着けなくて
ほえてしまうわんこがいたのでお部屋に戻されてしまった。
他のわんこはみんなおとなしく食事が終わるのを待って、
その後飼い主さん同志もいろいろお話をしつつ、それぞれのわんこたちを
撫でたり、お話を聞いたり、したりの交流会みたいになった。
ミミリンも皆さんにたくさん撫でてもらって幸せそうにしていた。
ヨークシャテリアはかつてうちでも飼っていたことはあるのだが
今回見た子は大人なのに1キロしかない超小型な子だった。
最近よく聞く「ティーカップ」ではなく普通に生まれたらしい。
顔もかわいくて(小型犬にありがちな)ふるふる震えているのだが
それがなんかぴったりで本当に愛らしかった。

部屋に戻ると巨人戦の続きを見て就寝。
家では猫と寝る私だが、今日はミミリンの匂いを嗅ぎつつ就寝。
人も猫も犬も寝て少しすると筋肉がピクピク動くことがある。
あれはなんか「もう寝たんだねぇ」と思うし
「ああ、同じ生き物なんだねぇ」という気にもさせられる。
私もピクピクの途中で目を覚ますことがあるが、猫などもすごく
ピクピクしたと思ったら「ウニャンニャン!!」等と
大きめの声を上げてはっと起きたりすることがある。
すっごくびっくりした顔で私を見て「アニャンニャン」と
文句を言ったりするので「わしじゃないから」と言い訳をしたりする。
ミミリンは体をピクピクさせた後大きく寝息を立てて安眠しているようだ。
ミミリンの寝息を聞きつつ、私も眠りについた。

翌日は朝食前にドッグランで遊んで、朝食。
夕食もそうだが、このペンションのもうひとつの売りは食事だ。
ドッグランの脇に畑もあってそこで季節のいろいろな野菜を作っている。
天然酵母で焼いたパン、畑で取れた豆を使ったスープや炊き込みご飯
各季節の野菜や食材を使って、人間も大喜びだ。

朝食後、近所をふらりとお散歩した。千葉と言ってもここは結構山の中で
いろいろな野鳥の声がする。
今時期はなんと言っても鶯の声が頻繁に聞こえていた。
とても上手になく子と、まだ修行中のような鳴き声の子と様々だ。
野鳥の声はこの木々の中で聞くから価値があるのだと思う。
朝の冷たい空気とたくさんの木々(野生の藤があちらこちらの木々の上で
花を咲かせている)、土の香りと鳥の声。
もううちの近所では少なくなってしまった自然の空気をたくさん吸い込んで
帰宅の途についた。



2004年05月01日(土) ◇Ring Woodfield 1

Ring Woodfieldは千葉にある犬も泊まれるペンションだ。。
ミミリンがうちに来て以来毎年1回は行っているので今回で4回目の
宿泊になると思う。
ここの最大の売りはペンションに併設している600坪のドッグランで
一面に芝が植えてあり、ワンの足に優しく人の足にも優しくできている。
また1日5組しか泊まれず、連れてきていいペットの数は人と同じまで
というルールがあるので(2人で泊まるのなら2匹までしか連れて
来れない)いつもドッグランをゆっくり使うことができる。
ドッグランはぐるりと網が張ってあるので安心してリードから
開放してあげることができる。
ミミリンは駐車場についた時からどこに来たか判ったようで
「ふぅーん、くんくん」等と早くおろして〜攻撃に出た。
でも、まずはチェックインの手続きをしなくてはならないので
母親ともう少し車にいてもらわなくちゃならない。
手続きをしに行くとオーナーご夫妻はいつもの笑みで迎えてくれる。
「もう、ミミちゃんはどこに来たのかわかっているようで
フンフン甘えた声で、降りたい降りたいって言うんですよ。」
というと「うれしいなあ、ちゃんと覚えててくれるのねぇ・・」と
奥様の言葉。荷物を車から降ろすと、部屋に行く前にまずドッグランへ。
ミミリンをリードから離すと走る走る・・・、走りすぎてむせるくらいに
走りまくる。
少しするともう一組のお客さんが来た、シーズーを連れている。
ミミリンは早くもそのわんこと飼い主さんが気になって仕方がない。
シーズーのマロンちゃんも加わって、またひとしきりドッグランを爆走。
飽きたころを見計らって、マロンちゃんの飼い主さんに挨拶をして
部屋に移動した。

部屋にはもちろん人が眠るベッドがあるのだがそこに犬を乗せてはいけない
ことになっている。(これは他の宿でも共通のルールだと思う。)
うちのミミリンは私がベッドにいると一緒に来てしまうので
いつも床に寝袋を使って泊まることにしている。
ミミリンは普段母親と布団で寝ているので、ここでだけだめだといっても
理解できない。もちろんミミリン用ベッドも持っていくのだが
自宅でも自分のベッドと母親の布団を行ったり来たりなので
ペンションのベッドにミミリンを乗せない為の苦肉の策として
寝袋持参になってしまうのだった。
ベッドの位置をちょこっとずらして床にレジャー用の折りたたみ
カーペットを引き、キャンプ用の寝袋の下に引く薄いクッションを広げ
その上に寝袋、そしてミミリンお気に入りのタオルケットをかける。
ミミリンベッドも置いておく。
さっき走りまわった疲れからかミミリンは早速くるくる回って
落ち着ける場所を確保すると、こっくりこっくりと眠そうにしている。
私と母親はテレビを見ながらくつろぎ状態でごろごろしていた。
ミミリンはうとうとしながらも外から聞こえてくる他のわんこの声や
廊下を歩く他の人の足音が気になる様子だ。

ミミリンをもう一度ドッグランに連れて行くと先ほどのマロンちゃんと
ラブラドールレトリバーの武蔵君がいた。
最近のミミリンはだいぶ自己主張が出てきてはじめて会うわんこに
うなり声を上げたりすることがある。
特に相手が女の子の時が多いように思う。
武蔵君は見るからに男の子なので大丈夫ではないかと思いつつ、
でもミミリンを挨拶させる時ちょこっと緊張した。
うなるくらいならいいが万が一攻撃しては大変だ。
無事に挨拶を済ませて、一緒に遊んでもらっているとオーナー夫妻の愛犬
オリーブとベティ(ラブラドールレトリバー)もやってきた。
しばしドッグランで遊んでいたのだが、ミミリンはわんこと遊ぶより
他の飼い主さんに撫でてもらいに行っていたように思える。
相変わらず「人が大好き」なミミリンだった。


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