ノエルの日記
日々いろんなことがあるよね。

2004年04月30日(金) ★野鳥の密売

ここのところ野鳥密売のニュースが続いている。
メジロ、ヤマガラ等がよく取り上げられている。
野鳥は捕獲を禁止されているが、各行政の許可を取れば
1羽くらいなら飼ってもいいところもある。
それは基本的にお年寄りが一人暮しで寂しい場合など
いくつかのルールの上に成り立っていたように思う。
最近の密売はあきらかにマニア狙いの犯行でよく鳴くメジロは
40から50万円で取引されているとの事。
今回捕まった犯人はよく鳴くメジロを育てるのがうまかったらしく
マニアの間では有名になっていたらしい。

時々テレビでも取り上げられていて、鳥専門の販売店で
密売(と言うわりには店に堂々と置いてあったり)している。
取材の人が「これどうしたんですか?」と聞くと
「なんか保護した人が持ってきちゃって」と言う答えだが
本当は取ってはいけない鳥を持ってきた人から買い取っている。
こういう欲の皮の突っ張った、自分だけの利益しか追い求めない人たちに
何とか天誅を下すことはできないのだろうかとしみじみ思う。
そういう人が友人に1人もいなくて、本当によかった。

人間の子供をさらってきて密売したら大変な騒ぎになるはずなのに
どうして人間以外の生き物だとこんな小さな扱いなのかと
悲しい気分にさせられる。
声を大にして言っておこう
「生き物を勝手に取ってくるなーー!!まして売るなーー!!」



2004年04月29日(木) ◇今日の日記

まず10時にジャスコでお買い物。
これは私が家にいる休日はほとんど必ずと言っていいほど行く場所ですね。
12時に帰宅、おひるを食べてお茶飲んで。

13時30分。
14時からミミリンがシャンプーするのでお店までお散歩がてら
歩いて連れて行く。

14時10分帰宅の後すぐ
近所にある市がやっている巨大植物園に母と出かける。
母は以前歩いて7分くらいのこの植物園によく来ていたが
ミミリンが来てからあまり行かなくなってしまった。
犬を連れて入ることができないので、ミミリンを留守番させていると思うと
ゆっくりできないらしい。
今日はシャンプーから帰ってくるまで2時間くらいはあるので
その間に行ってみた。
ちょうどGWなのでいろいろイベントがあって、朝採りの野菜や
おいしいお米なども売ってたので買ってみた。
それからうちの近所にはなぜか「孔雀」を飼っているお宅が
3軒あったのだが、そのうちの1軒が道路をつくるために
土地を削られてしまい、新居でくじゃくを飼いつづける事が
できなくなってしまった。
どうしたのか気になって聞いたらこの植物園に引き取ってもらったとの事。
植物園の中にはバードランドというコーナーもあって
孔雀やウコッケイ、インコ等数種類の鳥を見ることができる。
孔雀のつがいが2組いたので、母と二人「どっちがUさんちに
元いた孔雀だろうねえ」…なんていいながら見た。
うちの隣の人も孔雀を飼っている。そろそろ恋の季節のせいかオスが
「はふ〜ん」と色っぽい声で鳴くから結構笑えたりする。

16時30分
ミミリンを迎えに行ってそのまま動物病院へ。
そろそろ暖かくなってきたし、5月1、2日でミミリンを連れて
ペンションにお泊りに行くのでその前にフィラリア検査と薬を
もらいに行った。検査は陰性、便も異常なし、で、
ノミ取りの薬とフィラリアの薬3ヶ月分をもらって帰ってきた。
ここの女性陣はとてもミミリンに優しくしてくれるから
ミミリンは怖い半分、うれしい半分で見ているほうは楽しめる。
診察台はさすがに怖がるようになったが、看護士さんに
「ミミちゃん」って言われると尻尾をぶんぶん振ってしまう。
「ミミちゃんはいやな時も、呼ばれると尻尾振っちゃうのねぇ」なんて
変に感心されている。

17時30分帰宅
夕食の準備をして、母娘でビール飲みつつ夕食。

今日も巨人は快勝、でも浦和レッズは負け〜!!
ミミリンはお疲れの様子でぐったり。
22時に最後のお散歩に行って就寝。
おつかれさまでした〜。



2004年04月28日(水) ◇働く植木?

うちの近所には植木屋さんがとても多い。
当然、植木畑があちらこちらにあって季節感にあふれていて
とてもうれしい。

私が子供の頃、うちの裏はイチョウ畑だった。
秋になると黄色のじゅうたんをひいたようになっていて
はだしで駆け回ったりして楽しく遊ばせてもらった。
それが公害警報が出るようになってから本当にきれいな黄色に
ならずに茶色っぽい黄色になってしまうようになっていった。
環境のせいだと子供心に思ったが、あれ以来本当にきれいな
イチョウの紅葉にあったことがない。
今は裏には大きなおうちが立ってしまいもう遊ぶことは
できなくなってしまっている。

で、近所の植木畑に私の背の高さくらいある大きなつつじが
100本くらい植えてあった。
ところがある日行ったら5本くらい残してすべてなくなっていた。
植えてあった場所は畑のような畝がつくられ、何も植えられていない
土ばかりの土地になっていた。
「あのつつじは売られていったのかねぇ…」などと
聞いちゃいないミミちゃんに話しかけつつ何度か通っていたのだが
最近つつじが帰ってきていた。
元のように植えられているのだが、花はしぼんでしまっている。
残された5本のつつじはまだ元気に咲いているから移動の疲れで
花は終わってしまったのだろう。
一つ一つ元のように植えられて根元にはたっぷりのお水があげられている。
またここで元気になってお花がきれいに咲くようになったら
どこかへ貸し出されていくのかな??などと考えると思わず
「おかえり〜!!」と言ってあげたくなった。
いったいどこに貸し出されていたんだろう。
こんどそこでお仕事している人を見かけたら聞いてみようかと
思いつつ、今日もその道をミミちゃんと散歩をした。



2004年04月27日(火) ☆空(くう)を見つめる目

猫や犬はどうしてああも何もないところを
じっと見つめるのだろう。正直言って怖いです。
特に猫2匹が同じ場所あたりをなにか見据える様にじっと
見つめていたりしていると、つい「なにか、いるの??」等と
聞いてみたりしてしまう。
一瞬ちらっと私を見た後、またじっと空を見つめるから
「いいもの?わるいもの?」等とも聞いてみたりしてしまう。
その時は猫も座ったまま動かずにじっとしているが
ふっと何事もなかったようにすたすた歩き始めるから
「おーーい、結局なんだったんですかーー?」と
むなしく後を追ってみたりする。
追われると振り返りながら、なにか怖いものを見るような顔で
私を見てダッシュで逃げようとするから、悲しい気持ちになる。
猫ってほんっと何考えてるんでしょ…。

犬は夜の散歩の時、暗闇に向かってじっと何かを見つめている時がある。
元々暗いところが大嫌いな私にははっきり言って拷問です。
怖いから見つめないで欲しいんだけど、何が気になるのか
じーーーーっと見ていたりするので参ってしまう。

あと異常に草むらにむかって鼻突っ込むのもやめてほしい。
この間はそれで何か引っかかったらしく鼻を傷つけてしまい
血を流しながら歩いていて、なんだか不憫だった。
でも、本人(犬)はぜーーんぜん気にしてない風で
自分でペロペロ血をなめながらずんずん歩いていた。
結構すぐ血は止まったけど、傷がきれいに戻るまでは1ヶ月位
かかっちゃいました。

そうそう、目を開いたまま寝ているのかもしれないけど
おなかを上にして手足を投げ出して、どこを見るわけでもなく
かっと目を見開いているのもやめて欲しい…。
一瞬死んでるのかと思っちゃってひどく驚くから。
私も片目空けたまま寝てるみたいだから人(犬と猫)の事
いえた義理じゃないかもしれないけど。



2004年04月25日(日) ★クローン羊のドリー

皆さんはクローン羊のドリーを覚えていますか?
ドリーは1996年7月に生まれました。
彼女は6歳の雌の羊の乳腺の体細胞から採った核を元につくられた
クローン羊です。そのドリーは2003年2月に安楽死させられています。
ウィルス性の灰腫瘍に罹っていたための処置だったそうです。
6歳と7ヶ月の生涯だったのですが元の細胞が6歳なので
実質12歳と7ヶ月、これは一般的な羊の寿命に近いそうです。

体細胞から核を採った場合染色体の末端に「テロメア」と呼ばれる
部分があるそうです。それはバスの回数券のようなもので細胞分裂の際に
DNAが複製される度に少しずつ減っていきます。

そのため、普通に体細胞からの核を使うとクローンの細胞は
生まれた時からすでに年を取っていることになってしまいます。
(ドリーの場合は生まれた時に既に6歳)
ドリーの直接の死因とは別に、早くから老齢の個体に見られる
関節炎を患ったりしていて、老化が早かったそうです。

現在は体細胞を取り出すときの状況で(休止期の細胞を採ったり)
長生きできるクローンもつくられています。

で、その年齢とともに減ってしまう「テロメア」を補充する酵素を
持っている細胞があります。
恐ろしい「がん細胞」です。テロメラーゼという酵素を持っていて
そのためにがん細胞は生き続ける事ができます。
テロメラーゼだけをうまく取り出すことができたら
不老不死になるかもしれません。
(参照 週間文春:竹内久美子さんのコーナー)

やはり「生」は自然であって欲しいですね。
ドリーの後にもたくさんのクローン動物が作られています。
「ウシ」はおいしいお肉を同じように作るために、食糧難に備えるために
などといろいろこじつけられてつくり続けられているようです。
ドリーにも他のクローン動物達にも安らかな眠りがおとずれます様に。



2004年04月24日(土) ◇感動!!女子サッカー

アテネ五輪目指して、今日は北朝鮮との大決戦の日だった。
女子サッカーのレベルは本当にどんどん上がってはいるが
過去13連敗と北朝鮮には負け続けていた。
日本女子チームはアジアの中では強いほうのチームだ。
けれど北朝鮮はダントツのうまさでアジアに敵なしと思われていた。
が、今日日本女子チームはやってしまった〜!!
3-0で北朝鮮を圧勝した!!。すごい!!日本女子強い!!
まずボールに対する気持ちがすごい!!いつも最後まで追い続けていた。
そのおかげでわずかな敵のミスを見逃さずにシュートに持っていった。
絶対に点を入れさせない!という気持ちもすごい!
何度もゴールを脅かされたが、ゴールキーパー以外の選手も
ゴールを守り続けた!
一人一人の技術がうまい!ドリブルからボールを蹴って
一人抜いてもう一度自分でボールをキープできる技術と速さがあった。

本当は心の中で「最近女子強いけど北朝鮮にはかなわない」と
正直思っていた。
国立にあれほど多くの観客が集まるとも思っていなかった。
私はテレビ観戦だったが点が入るたびに涙が出た。
「がんばってきてよかったね!よかったね!」と。

男子はプロ選手がほとんどなので日常的にサッカーが中心の
生活をしている人がほとんどだと思う。
でも、女子チームは会社員であったり主婦であったり
生活の中心がサッカーではなく、限られた時間の中での練習と
それを理解してくれる周囲の人たちの力がないと選手を
続けることができない状況だ。
そんな環境の中でよく北朝鮮に勝てたと思う。
こんなに心のそこから「おめでとう!!!」と思えた試合を
見せてくれてありがとうと言いたい。

今ひとつチームとして出来上がることの出来ない
ジーコ監督率いる日本A代表。
先日ホームの駒場でサポーターにサポしてもらえなかった
浦和レッズ。
このちょびっと情けない二つのチームには是非今日の試合を
見てもらいたかった。



2004年04月20日(火) ◆イラク狂想曲2

いろいろな事実関係がわかってきた。
拘束された時のビデオに多くの人が不信感を持ち
「自作ではないか」と疑われ、私はその緊張感のなさに
命の心配があるように見えなかったのは
ビデオが演出されたものだったからであった。
やはりプロの役者ではない人の演技は皆にも
見破られていたのかと変に感心してしまった。

イラクで拘束されていた時よりも明らかに今のほうが
体調が悪そうに見える。特に女性は精神的にかなり
弱ってしまっているように見える。
彼女たちは確かにつかまってしまったが
イラクの反米勢力に利用されてしまっただけだ。
国民を助けるのは国の義務であるから助けるのは
ある意味あたり前の行動だ。
ただ、それを当然のごとく声を荒げて言われたことに
画面を見ていた人が反応してしまっただけだと思う。

世界中でつらい思いをしている子供はイラクの子供だけではない。
今のイラクは大変な危険地域だからしばらくの間行く事は
控えて欲しいと思うが、他の国の子供たちにも
優しい気持ちを分けてあげて欲しいと思っていた。
でも現状の彼女には無理なように見えてしまう。

大変気の毒だけど、おそらく会見の場を持たない限り
世論は黙らないと思う。しかもその会見は決して優しいものではなく
むしろ攻撃の矢面に立たされることになるだろう。
ただ、私のようにはじめは確かに「何言ってんのこの家族」風に
思っていた人もあまりの報道に「もういいじゃないか…」に
変わっている人も多いはずだ。
勇気を持って挑むことも早期解決につながるのではないか。
すぐに忘れる国民性のこの国の人たちは、少したてばみんな
「ああそんなこともあったけかなぁ」になってしまうはずだ。

何か行動を起こすと、多くの抵抗にあうのはどんなにいい事をしていても
免れないことだと思う。
その抵抗の多くは何もしない人のただのやっかみだったりする。
何もしない人ほど何かする人を批判するのは
自分が何もできないことを正当化するための言い訳だと思うから
無視してしまうに限るのだけど、そういう人ほど無視されることに
激怒したりするからこれまた厄介である。



2004年04月19日(月) ◆イラク狂想曲

いよいよ人質が皆さん帰国されて、ようやくひと段落出来そうな気配だ。
初めに3人が捕まってしまったとき、おそらく日本中で心配していたと思う。
ではどこでこんな騒ぎへと変わって行ってしまったか・・・。
ご家族がはじめて画面に現れた時もその心中を察して
温かい言葉をかけた人も多かったと思う。
それが一変したのは家族の中の
「人命がかかっているのに撤退しないのですか!」という強い言葉と
周りを圧倒する瞳の力だったと思う。
その瞬間に画面を見ていた人たちから非難があふれたのではないか。
では家族はどうすればよかったのだろう。
「皆さんにはご迷惑をおかけして申し訳ございません
でも、私達には大切な家族です。無理を承知でお願いします、
どうか助けてやってください。」
こう言ったら世間は「助けてあげよう!!」という風に
動いたのだろうか?
でも、家族の命が危険に晒されていたら誰でもヒステリックに
なると思う。しかも助ける方法があるのならそれをお願いするのは
当たり前だ。なのに多くの賛同が得られなかった・・・。
多くの動物が「瞳」を恐れるように、あの家族の強気な瞳を見たときに
人間の中の野生が攻撃をはじめてしまったのかと思えてしまう。
もし本当にそうだとしたら、瞳の力はすごいものだ。

はじめ「出来ればイラクに残りたい」と語っていた人も
日本の事情を知るにつけ「帰国します」、
「いつ(活動を)再開するかわかりません」に
変わって行った。
マスコミも少しは責任を感じているのか
擁護するような報道へどんどん変更している。

そして3人が浴びた非難を拡散させるように
後の2人は記者会見を開き、視聴者の目を3人から遠ざけようとする意識が
画面から漂っているように見える。

この騒ぎはマスコミが作り上げたもの・・・としか思えなくなってきた。
それを今、一生懸命謝らずに軌道修正しているように見える。






2004年04月18日(日) ◇レッズ戦vs大分 サポの反乱

今日は浦和レッズ戦を見に駒場スタジアムに行った。
いつもは少し早めに行くのだが今日は諸々の理由で
結構ギリギリの入場になった。
スタジアムの様子が変だ…、よく見るといつもはあらゆる壁に貼ってある
応援用の横断幕がひとつもない。
ゴール裏で熱い応援を繰り広げる応援団
(今はURAWABOYSという人たちが中心になってやっている)席に
大旗がひとつもない。選手紹介のとき歓声と共に大旗を振るのだが
(これがまたかっこいい)まったく何もしない。
前半後半共に一回のコールもしなかった。
選手紹介の時と最後に選手が挨拶に来たときにだけ
「THE PRIDE OF URAWA」とかいた大きな横断幕を選手たちに
広げて見せただけだった。

今回のサポーターの反乱は4月14日に日本平で行われた
VS清水戦のせいである。前半早々に2点先取しながら
1人レッドで外れた後、ボロボロと点を取られて逆転されてしまった。
ディフェンスの選手ニキと闘莉王が怪我のためずっと試合を休んでいる。
そのせいもあると思うが失点が多すぎる。
4月10日駒場での神戸戦も何度もゴールを脅かされた。
(相手選手がシュートをはずしてくれたので勝つ事はできたけど)

今日の試合は4-1で勝つことができたが
何かとても寂しくて、心からうれしいと思えなかった。
ハットトリックを決めたエメルソン選手のヒーローインタビューも
サポーターに気を使った(清水戦の)言い訳のようなもので
「もっと名前を呼ばれたいし、応援して欲しい」という
本当に素直なインタビューでかわいそうな気分になった。

浦和のサポーターはJリーグ発足の時から熱い応援を送り続けてきた。
万年最下位の時もJ2に落ちた時も、それでもいつも最高の観客動員数で
サポートし続けてきた。過去に何度かやはり不甲斐ない試合が続いた時
今日のようなことはあったらしい。
それを目の前で見たのは初めてだった。

サポーターってなんだろう…と今日改めて思った。
阪神が万年最下位だった時、応援団が応援しない日なんてあったのかな?
巨人は強くて当たり前のチームなのに平気で負けてるけど
応援団は毎日がんばってるのにな…と思わず野球と比べてしまった。
サポーターは選手がより良い試合ができるようにサポートするものだと
思っていたから今日の態度は冷たすぎる気がした。
たしかにここ数試合浦和の選手の動きは緩慢に見えたし
「やる気あんのか〜??」状態ではあった。
山本ジャパンと比べると本当に一生懸命試合しているようには
見えなかったし変に代表が増えてあまりみっともない試合が
できない状況にもなってる。
そんな選手に喝を入れたかった気持ちもわかる。
でも、選手がサポーターにおびえてるように見えた。
勝ってもうれしそうじゃなかった。
サポーターは大事なお客さんだから「応援しないなら帰ってください」とも
言えないし(ちょっと言いたかったんじゃないかと思うけど)
サポーターが来なくなると経営も厳しくなってしまうし
選手としては複雑だろう。

浦和の試合はURAWABOYSの応援を楽しみにしている人もたくさん来ている。
その声に合わせて自分たちも声を出したり手をたたいたり
ちょびっと野次ってみたり。
次の試合はまたサポーターの熱い声と選手の熱い動きで
気持ちよく勝って欲しいと思う。





2004年04月17日(土) ★クローン猫だと〜!!

費用1匹約5万ドル(約540万円)で猫のクローンをつくって販売する
サービス会社があるらしい、既に8匹分が予約済みという記事が
共同通信から発表されていた。
すでに育っている雌猫は2001年生まれで今も元気に過ごしているとの事。

かわいがっていたペットが死ぬのは飼い主にとって悲しい事件ではあるが
その子の体細胞からクローンをつくりたいだろうか?
確かに避妊手術をしてしまったペットからは後でこの子の子孫を…と
思っても無理な話ではある。
クローンなら不慮の事故で死んでしまったとしても
その体の細胞からつくり出すことは無理なことではない。
おいしい肉つくりのために牛のクローンがつくられ、
羊のクローンがつくられ猫がつくられ・・・の後には
きっと犬がつくられ、絶滅危惧種がつくられ
最後には人がつくられ(これはもう本当にいるのかもしれないけど)

人の欲望にはきりがないと思う。
研究者にとってその研究にはきりがなくいろいろな生命をつくることは
楽しい作業なのかもしれない。
またつくられた命でも欲しい人はたくさんいるのだと思う。
憧れの人の細胞から子供をつくってもらって育てることも
もう不可能ではないのかもしれない。

でも、いつか「生まれた命」と「つくられた命」には
差別が生まれるような気がしてならない。
最も恐ろしいのは「生まれた命」を救うためのクローン。
臓器移植目的で自分の細胞からクローンをつくる人が
現れるかもしれない。
「生まれた命」対「つくられた命」で戦争が起こるかもしれない。

たとえ「つくられた命」でも命にかわりがないと
どれくらいの人が思ってくれるのだろうか?



2004年04月15日(木) ◆嘘か誠か・・・身代金

3人が無事に解放された。
解放されたシーンを見てもあまり心から
良かったなぁ・・・と思えないのはなぜだろう。

一つはつかまった時の映像も開放された時の映像も
あまり緊張感が感じられないこと。

もう一つは文春でも報じられていた身代金問題。
裏で相当額の身代金を要求されているのだろうな・・・と
漠然と思っていた。
日本人は世界中の人間の中でも金額が高い民族なので
相当額の身代金を受け取ることが出来るはずだ。
今回は一人100万ドルと文春は報じている。
ちなみに先に開放された韓国人牧師は当初7人で3万ドルと報じられた。
韓国政府は身代金支払いを否定したが文春ではひとりあたりの額は
日本人と2桁違うと書かれている。(一人1万ドル)
家族が開放を訴えた時、画面を見ながら身代金が上がってしまうと
思っていた。
人質の為に誰かが動くたびに金額が上がっていくような気さえしていたが
金額自体ははじめに決められた額以上には動かなかったようだ。
家族が途中で口をつぐんだのは誹謗中傷のせいもあっただろうが
おそらく、国側から身代金の説明があったのではないかと思っていた。
身代金を払うことにアメリカは反対していたようだ。
そのせいで開放が遅れることになったのだと思う。

一人100万ドルの身代金だけではない
逢沢一郎副外相の渡航費とセキュリティ費
ファルージャ48時間停戦依頼費
おそらく多額のお金が今回の救出劇にかかっていると思う。
人の命はお金に変えることは出来ない、けれど
そうして救われた命であることは充分理解してもらいたいと思う。

マスコミも家族の映像を流しすぎたと思う。
それが多くの誹謗中傷を呼び、多くの関係者が傷つけられてしまった。
あの3人が帰ってきたらもっと輪をかけての誹謗中傷が始まると思う。
マスコミに踊らされず、匿名の意見は無視する強さを
(特にお母さん、おばあちゃん世代には)
持ってほしいと思わずにいられない。

解放の知らせを聞いて町の人々が「本当に良かったですね」と
微笑むのを見て、この国にはいい人もたくさんいるんだなと思った。
でも誹謗中傷する人々はいずれいい人の数を抜いてしまうかもしれない。
ネットの力はあるときは本当に怖い力になってしまう。
ネット上の顔も知らない人たちの間で、同調ウェーブが
大きくなること自体にもう少し疑問を持った方がいいと思う。
その同調がいい力なのか悪い力なのかしっかり判断してほしい。
本当の意見は相手の顔を見て言うべきだし
顔の見えない意見は適当に聞かれても仕方ないと思うのだが
最近は変に恨みを買うこともままあるので本当に厄介だ。

(身代金については私の想像と文春の記事なので本当かどうかは
まだ未定です。3人が無事に帰国してからその件についての記事は
多少なりとも出てくるのではないかと予想しています。)




2004年04月14日(水) ◆イラクで拘束された3人

イラクで邦人3人が拘束されてしまった。
3人はそれぞれに驚くくらいの志を持ってイラク入りしている。
おそらく本人達は危険を承知で、ある程度の死も覚悟の上で
イラク入りしたのではないかと思う。
テレビを見ながら私は母親に聞いてみた。
「もし、私だったらどうする??」
母は「うちの娘が勝手に行ったことなので仕方ないです。
皆さんにご迷惑おかけしてすみません」とは言うだろうが
「なんとしても助けてください」とは言えないと答えた。
私も出かける前に「死ぬかもしれないけど覚悟の上だから」と
言ってから出かけると思う。
私は飛行機に乗るだけでも遺書を書いたりしている。
いつも母には迷惑ばかりかけている、けど
お礼や謝ったりしたことがほとんどない。
遺書には「お金はありません」っていうことと
「今までどうもありがとう」「動物達をよろしく」が書いてある。

3人はきっと無事に帰って来る様な気がする。
全世界で時間をきちんと守るのは日本人とドイツ人くらいしか
いないと思うから、何時間以内にとか言われても
あまり信じない方がいい。
いろんな国にはその国時間があってその時間のあいまいさは
日本人には理解できない。
3人には家族の為に帰って来てあげてほしいし、
戻ったらもうイラクには行かないように
家族がきちんと話すべきだと思う。

などと書いていたら、家族のお母さんが涙ながらに謝っていた。
どうも「なんとしても助け出してほしい!」と強く訴えた
兄弟の姿が世間の反感を買ってしまったらしい。
確かに他人から見れば
「勝手に行ったくせに」と言う思いはあるし
私の中にもそういった感情が少なからずもあったから
上の文章になったのだが多くの手紙、電話、インターネットで
それはひどい言葉で攻め立てられてしまったようだ。
家族は顔も地域もさらけ出してお願いしている。
手紙も電話もネットもちゃんと一人の人間をさらけ出しての
意見は認めてあげたいが、匿名の名の下の意見は
無視するくらいの強さがないとこの先大変なことになってしまう。
犯行グループも自分達がテロでないというなら
覆面を取ってきちんと名乗りを上げてほしいと思う。
本当に卑怯な人たちが多くて悲しくなってしまう。

1秒でも早い開放を。
憔悴しきった家族に笑顔が戻りますように。



2004年04月10日(土) ◇レッズ戦 vs神戸

今日は駒場スタジアムに浦和レッズ対ヴィッセル神戸の
試合を見に行った。
相変わらずひどい風邪で声が出なくて大好きな浦和レッズコールが
できない・・・悲しい・・・。
でも、試合は勝った〜!!うれしい。

ヴィッセル神戸は今年から楽天の経営にかわり
トルコからイルハンという素敵な選手を呼んだのだが
怪我をして今は戦線離脱している。
今日の試合はイルハン見たさでチケットを購入した人も
多かったのではないかと思う。
私も正直見たかった〜。
早く帰ってきて欲しいけど、このままやめちゃうんじゃないかと
ちょっと心配しています。
ヴィッセルのチームカラーは白黒のストライプで
結構かっこいいのだが、経営陣が変わってカラーを
変えようとしているらしい。
白黒からクリムゾンレッドという色にしたいらしい。
神戸のサポーターたちは反対署名の運動をしていて
駒場スタジアム近くでもやっていたのでもちろん署名した。
今Jリーグの中で赤をチームカラーにしているのは
浦和レッズ、鹿島アントラーズ、名古屋グランパスエイトと
すでに3チームもある。これ以上赤を増やしたくなかったし
白黒のストライプはかっこいいから、できれば残してほしいと思っている。
サポーターにとっても今まで愛してきたチームカラーを変えられちゃうのは
本当にかわいそうだと思う。
変える理由のひとつはグッズ販売の売り上げのためらしい。
浦和はチーム名がレッドダイアモンズだから赤しか考えられないけど。
他のチームは色がついてる名前じゃないからそういうことも
起こってしまうのか〜と思った。

がんばれ神戸サポーター!



2004年04月09日(金) ◇巨人戦

今日は母親と巨人対ヤクルトを見に東京ドームへ行った。
あいにくの風邪で咳止め用の薬を飲んでいるので
ビールを飲むことができない・・・。
が、巨人は勝ちました〜。

このままがんばれーー。



2004年04月02日(金) ★鳥インフルエンザ報道について

ここのところ様々な新型の病気が発生しています。
次々と報道される映像にいつも思うことがあります。
その病原菌の発生源とされる動物を処分している映像が
あまりにもひどいもので、これを見せられた人たちは
発生源=諸悪の根源=処分という悲しくも悲惨な式が
頭の中に出来上がってしまうのではないかと心配な気分になります。

生きたまま袋に詰め、まだ動いているのにそのまま埋めてしまっています。
ある場所はひよこを(半分くらいもう死んでいるのですが)シャベルで
雪かきのようにすくっては袋に詰めています。

人間が食べるために育てられたのに、人間にとって良く無い病気になったからと言って
あまりにひどい扱いです。
しかも朝に夕に何度も見せられる映像。
あの映像を見て「ああ、これで安心だ。」と
思う人たちがいるのでしょうか。
うつる病気=処分
この単純な図式が子供たちの頭にこびりつかないことを祈ります。
人間の中にもまだまだ未知のウィルスから不治の病は
発生し続けていくと思います。
そんな時にあの映像のように=処分、または差別にならないでほしいです。

あの鳥たちは人が食べるために養殖された鳥たちなんですよね。
人間が食べるために、人間が生活していく為に。
残念ながら、報道に使われた映像からはその生き物に対する感謝が微塵も感じられません。
おそらく、あの鳥たちを処分しなければならなくなった
養鶏場の人たちにはとてもつらい仕事だと思います。
「なんで病気なんかに・・・。」という腹立たしさもあるかもしれません。
でも、あの映像からは食べ物としての感謝はもちろん
そういった悲しみや苦しみも感じられなくて
無残に殺していくだけのイメージしか受け取れません。
むしろ病気になったものは殺されて当然くらいのイメージです。
ウィルスの発生に関しては私の脳みそでは解明することは不可能ですが
あの狭い区域にぎっしり鳥を詰め込むことによる鳥のストレス
衛生面での不行き届きがまったく関係していないとは言い切れないと思います。
鳥に食べさせていたものやむしろ管理していた人間たちが
あの場所にウィルスを持ち込む可能性もあると思います。
SARSのハクビシンも本当にかれらがその発生源なのか?
O-157は貝割れがいけなかったのか?
AIDSは本当はどこから来たのか?
その場その場のこじつけとも思える発言でみんな置き去りにしてきています。
斜に構えた見方をすれば
「本当は全て出所はわかっているのだが公に出来ないから代理の物を処分している」
のではないかとさえ、思ってしまうくらいです。
でもこれはあくまでも私の個人的見解です。

そして最も恐れているのは、あの映像を見せられた子供たち。(もちろん、大人もですが)
病気になったものは処分していいという
間違えた倫理を持ってほしくないと言うことです。
そしてそんな倫理を植え付けてしまいそうな報道体制を
今一度考え直してほしいと思います。
目から入った情報はそのまま脳にこびりついてしまうことがあります。
見たくなくても見せられてしまう、見せたくなくても見られてしまう。
テレビにはそういう恐ろしいところがあることをもう一度考え直した方が
良いのではないかと思います。
テレビを見なければすむ事かもしれません。
けれど、テレビを見てもらうことで生活している人もたくさんいます。
また身近になりすぎたテレビを見ない暮らしと言うのは今や考えられません。
だからこそ余計考えていただきたいと思います。

仮にあの映像をどうしても使うよう指示があったとしても
あの鳥たちは人間が食べるために養殖していたこと
人間の都合で殺されていく鳥に対する謝罪と感謝の気持ちくらい
アナウンスされても良いのではないかと思います。
視聴率だけを気にして衝撃的な映像だけで番組を盛り上げるのではなく
様々な情報を正しく、適正な表現で伝えてくれる報道・情報番組を
是非、作ってほしいと思っています。



2004年04月01日(木) ◇2004年4月1日復活!!

2004年4月1日付で日記を復活することにしました。
過去に書いたものから徐々に日記を埋めて行きます。
進行形のものは実時間で書き込んでいきます。

前に日記を書いていた時、少々重荷に思ってたりしたのですが
書くのをやめた時寂しい思いもありました。
これからまたどんどん書いて行こうと思います。

文体はその日によって「ですます」の時も
「である」調のときもありますが気分によってなので
気にしないでくださいね。


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