つぶやきDiary
何気ない日常のつぶやき
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2006年10月26日(木) 新しいデジカメ!




先月、鎌倉へ行った時に落っことし、壊れたままになっていたデジカメ。
どうしよう、修理に出そうかなあと思いつつ・・・(^^;
でも、考えたらかなり古いデジカメ。
しかも、もうずっと前から、レンズに傷がついていて、毎回撮った写真の何枚かには、すっと白い線が入ってしまう(-"-;)
アップしようかと思った写真に、この線を発見してしまうと、必死になって消す作業をしたものです(^^;
そんなこんなで、ちょうど頃合いかなあ、と。

思いきって、買っちゃいました、新しいデジカメ\(^o^)/
うわわ、小さい、軽い! 手のひらサイズとはよく言ったものだわ。
これなら、バッグの中に入れておいても、さほど邪魔にならないし。
操作は、まだよくわかっていないけど、どっちにしてもあまり難しいことはできないから、とりあえず撮れればいいや、となんとも安易な私σ(^_^;
さっそく、近くのハーブ園で写してみてきました。
軽くて使いやすい、とは言うものの、結局写す者の腕までが、上がってくれるわけではないようで・・・当たり前ですよねえ(笑)




2006年10月23日(月) 「アキハバラ@DEEP」石田衣良

最近、ちょっとはまっているかもしれない石田衣良さん。
なぁんて、たった3冊読んで言うのもおこがましいですが(笑)

「アキハバラ@DEEP」を最初に知ったのは、テレビで流れた映画のCMでした。
それによると、どうやら秋葉原のおたく青年たちを主人公とするお話で、しかも何やら強大な敵と戦うらしい(^^;
RPGみたいなものか、いや違うだろうなあ(笑)
ちょっと前に流行った「電車男」は、この間テレビで放送されていた映画版を後半だけ見て、ふむふむなるほどと思った程度(^^;
特別、その手の傾向に興味があったわけではないのですが。
でも、秋葉原と言う街を背景にして、いったい石田さんがどんな物語を作り上げたのだろう、とつい手に取ってしまいました。

お話の中心となるのは、ページ、ボックス、タイコと呼ばれる3人の青年。
キーボード上ではすばらしい文章力を駆使できるのに、実際に話すとひどくどもってしまうページ。
PCグラフィックを得意とするボックスは、不潔恐怖症+女性恐怖症で、常に白い手袋を手放せない。
デジタルミュージックやサウンドを次々と作り出すタイコは、光や音の周期的な点滅により、ところ構わずフリーズしてしまうと言う発作の持ち主。
それぞれ困った弱点を持つ3人ですが、そこは秋葉原を根城とするPCおたくの強み(笑)
テキスト、グラフィック、サウンドと得意分野を活かして、一緒にPC関係の仕事をしています。

3人は、何か新規の仕事をしようと考え、新たなる仲間も加わります。
秋葉原のコスプレ喫茶の人気アイドル、でも実は格闘技が得意で、いつも迷彩服を着ている美少女アキラ。
16歳の天才プログラマー、イズムはメラニン色素欠乏症でサングラスが外せない。
10年間のひきこもり生活から、ようやく抜け出てきたばかりの三十男ダルマは、法学部出身で法律事務所に勤めた経験もあり。
「アキハバラ@DEEP」は、そんな彼ら6人の会社名なのです。

彼らは、何ヶ月にもわたる超絶的なハードな作業の末、画期的なサーチエンジンを開発するのですが、そのために思いもかけない事件に巻き込まれ、強大な敵と戦う道を選ぶことになります。
人間よりパソコンと向かいあう時間の方が長いような、典型的アキバ系青年たちが、想像もできなかった危険や恐怖に真っ向から向き合い、必死に知恵を絞り、力を合わせ、自分たちにしかできない戦いに挑む。
「もっとも弱き者の手のなかに未来は宿る」と言う言葉が、読む側にもささやかな、ほのぼのとした勇気をくれるような気がしました。

けっこう分厚い本で、しかもアキバ系特有の専門用語やらパソコン関係の用語やらが頻繁に出てきて、その辺り詳しくない私には、いささか理解がおいつかなかったりもしましたが(笑)
でも、読んでいる間、とても楽しかった。
それぞれ愛すべきキャラクターの彼らと、彼らの戦いを、心から応援してしまいました。



2006年10月13日(金) 金木犀、再び




驚きました!
今年は金木犀が咲くのが早くて、すでに先月のうちに咲いて終わってしまったものと思っていたのです。
早く咲いたせいか、いつもより心持ち色合いが薄いかなあと・・・(^^;
しかも、確か咲いてすぐに雨が降って、あっと言う間に散ってしまったような気がします。

そしてついこの間、外に出た時にふと「あれ、いい匂いが・・・」
えっ、この甘い香りって、まさか(^^;
そう、まさかだったのです。なんと、またもやうちの細々とした金木犀の枝に花が咲いていたのです。
嘘っ、この花って二度咲いたりするもの?
少なくとも、うちの木は今までこんなことありませんでした。
一度咲いて散ってしまえば、それきり。
あーあ、短かったなあ、また来年ね、とあきらめ顔でため息つくしかなかったのに。

なぜ、今年に限って二度も花をつけてくれたのでしょう。
前に咲いた時から、もう20日以上たっているし。
しかも、最初のより、花の色が濃くなったような・・・
なんともこれは不思議な、でも嬉しい驚きです(*^^*)

ちょっとだけ考えられる原因としては、ここ数年、様々な花の鉢植えを育てているのですが、一年草の場合、花が終わった後の鉢植えの土を、ちょうどこの金木犀の木の根っこの辺りにまいていたんですね。
最近は園芸用の土も、けっこういいものが出ているらしく、花が終わった後の土の中にも、しっかりと栄養分が残っていたのかもしれない。
それを木の根の周りにまいたことで、養分がいつのまにか土の中にしみこんで・・・などと勝手に考えているのですが(笑)

まあ、何にせよ、思いがけないささやかな幸運・・・
そして、これに事寄せて、さらに私の想像は暴走するのです(^^;
すでに花の時期は終わったと思い込んでいても、何の原因か、またもう一度花咲くことがある、これって人間もそうかも。
何かのきっかけで、あきらめていた夢が蘇ったり、なくしたと思っていた輝きが戻ったり、奇跡のようなことが起こったり・・・なぁんて。

はい、まことに都合のいい思い込みですσ(^_^;
どこからそんなことになるのだ?>自分(笑)
でもね・・・そう考えたら、人生ちょっと楽しくないですか(^^♪




2006年10月10日(火) 映画「フラガール」

常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)、名前は知っていたけれど、行ったことはありませんでした。
なぜあの北の地方にハワイアン?と思いながら(笑)
何年前だったか、偶然テレビで、このハワイアンセンターについて取り上げた番組を見て、さびれ行く炭鉱の町の起死回生の策として作られた施設だったことや、フラダンスを踊るダンサーたちが、なんと炭鉱町の娘さんだったことを知り、驚き、感動したのを覚えています。
それまで、てっきりハワイからプロのダンサーを連れてきているのだと思っていたので(^^;

町おこしと言う言葉はよく聞きますが、これぞ究極ですよね。
昭和40年代に、しかもハワイとは環境も風景もほど遠い福島に、ハワイアンセンターを作ると言う発想が、いったいどこから出たものか。
そして、素朴な炭鉱町の娘さんたちに、あの露出度の高い格好で、見たこともなかったフラダンスを踊らせると考えたのもびっくりですし、それを見事に成し遂げた娘さんたちも感嘆ものです。

フラダンスをテーマにした映画ができると最初に聞いた時は、あのハワイアンセンターのこととは知りませんでした。
今はフラダンスを習っている人たちも多いらしいので、そんなところかなと・・・
常磐ハワイアンセンターの実話をもとにした映画だと知って、これは絶対に見たい、と思いました。
ところが・・・なんと私がいつも行く映画館には、この映画が来ない(-"-;)
うそ、そんなぁ(:_;) 仕方なく、県内で上映している映画館を検索して、かなり遠くにある、今まで行ったことのない映画館に行く決心をしました(おおげさ!)

いゃぁ、行ってよかった、遠かったけど(笑)
素直に笑い、やきもきし、応援し、泣きました(^^;
炭鉱しかない、とんでもない田舎町に招かれ、「なんなの、ここは〜?」と思わず叫んでしまうフラダンスの先生(笑)
松雪泰子さん演じるこの先生は、なんとも鼻っ柱の強い、けれど都会での成功の夢破れた挫折感のため、どこか自暴自棄な雰囲気を持った女性。
言動も荒っぽく、時折暴走するけれど(笑)、ダンサー志願の素朴な娘たちを教えるうちに、少しずつ心を通わせて行く様が暖かかった。勇ましく、かっこいい先生でした。

フラガールの一人、南海キャンディーズのしずちゃん、身体が大きくて、ちょっととろそうな(すみません)、でも純情な女の子の役。
これが意外なほど(さらにすみません)はまっていて、とってもかわいかったです。
フラガールのリーダー的存在の女の子を演じた蒼井優ちゃん、クライマックスの舞台でのソロダンスのシーンのなんて美しかったこと。
思わず拍手したくなるほどすばらしいダンスで、感動しました。

とてもできそうにない、と言うようなことに挑戦し、様々な困難を乗り越えて夢を叶えるお話、と言ってしまえばそれまでですが、やはりこういうテーマは見た後に勇気がわいてきますね。
自分もがんばりたいなあ、と・・・単純ですが(^^;
さらにこれが実話であり、今までに何百人と言うフラガールが誕生していることや、この映画のモデルになった先生が、今も常磐でフラダンスを教えていらっしゃるとのこと等々、本当にすごいです。
演じた女優さんたちが見せてくれたフラダンスの数々、どれほどの練習が為されたのでしょう、とてもステキで、ため息が出ました。

とっても暖かい何かを心に残してくれた映画だったと思います。
あの映画を見て、フラダンスを習ってみたいと言う人、増えたのではないでしょうか(笑)


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