最近、よく見かける花のひとつにユリがあります。 それも、道端や山肌などに白く咲いている野生のユリ。 そう言えば、なぜかうちの庭の隅でほったらかしになっている鉢にも毎年咲くんです(^^; おかしいなあ、ユリを植えた覚えはないのに、いったいなぜ? 不思議に思いつつ、毎年つぼみがつくと開花を楽しみにしています。 それ以外はまったく手をかけていないし、その点では野生なんですね。
子供の頃、野生のユリと言ったら、まずは山百合でした。 あの大輪の白くて肉厚の花びらの中に、赤い小さなぽつぽつがあって、見るからに迫力(^^; 香りも強く、いかにもたくましそうなユリでした。
でも最近野生種として見かけるのは、いわゆるテッポウユリと言うのかしら、真っ白ですっきりと細身な、いかにも上品そうなユリなんです。 山百合はあまり見かけないなあ。 それとも、山百合が咲くのはもっと深い山なのかもしれませんが。 それにしても、ほっそりした白百合があちこちにこともなげに咲いている様は、ちょっと贅沢なような、もったいないような(笑)
今日は台風の影響で雨も風も強いです。 背の高いユリたちが、倒れてしまうのでは・・・心配ではあっても、どうしようもない、野生の花のつらいところです。 厳しい自然の中で、ひたすら自力で咲く。 枯れても倒れても、そのまま土に還る。強くて潔いです。
雨風にさらされないよう、家の中に避難させている我が家の鉢植えたちは、やっぱりちょっと過保護なのでしょうか(^^;
前から見たいと思っていた映画「星になった少年」、ようやく見ることができました。 たぶん泣くだろうなあ、と予想はしていたのですが、その通り最後の方は気持ちよく(笑)泣いてしまいました(^^;
象使いになりたいとの夢を抱いて、一人タイに修行に向かった少年の話しと聞いていたので、ほとんどがタイのシーンなのかと思っていたら、日本でのシーンも多かったです。 タイへ行くことになる前の少年の環境や決意まで、そして象使いとしての修行を終え、日本へ帰ってきてからの生活なども、ユーモアや切なさを交えながら丁寧に描かれています。
素朴で信心深いタイの人々の間で、主人公の少年は最初は孤独と挫折感に落ちこみながらも、少しずつ自分の夢に近づいて行きます。 なかなかうまく行かない修行、小象との心の距離と後の触れ合い、仲間の少年たちとの係わりなどが、おおらかで神秘的なタイの自然を背景に繰り広げられます。
夢に向かいながらも、生き急いだように逝ってしまう少年。 けれどその夢はちゃんと引き継がれるのだと予感させる、爽やかさと暖かさの残るエンディング・・・ 久々にいい映画を見て涙を流しました。 子供さんと一緒でも安心して見られる映画だと思います。
主人公の哲夢少年を演じた柳楽優弥くん、なんとも印象的ないい目をしていますねえ。 凛然とした意志と、果てしないものをみつめる純粋さと、そして研ぎ澄まされたような孤独さをも漂わせているような瞳です。 象たちの存在感に負けてないです(そう、象たちすごいんですよ) タイの少年たちの素朴な表情も、主人公の家族たちのそれぞれの心情も、とてもいい雰囲気を出していたと思いました。
自分にとっての本当の夢とは?と言う自問も生まれながら、爽やかな感動に浸ったひとときでした。
今頃? と言われてしまいそうですが(^^; いよいようちもADSLにすることになりました。 今までずっとダイアルアップで通してきたので、特に不便も感じていなかったのですが、やはりもうそんな時代ではない、と言うことなのでしょうね。 考えた末、ADSLにして、それと同時にプロバイダも変えることにしました。 来週中には工事と言うことになりそうです。
さて、そんなわけで、サイトもお引越しとなります。 メールのアドレスも変わります。 移行したら、いつもお世話になっているみなさんにはご連絡差し上げるつもりです。 リンクして下さっている方々には、お手間をかけさせてしまいますね。 すみませんm(__)m 連絡が行きましたら、リンク先の変更等、よろしくお願い致します。
とは言え、またこれでいろいろと設定等しなおさなくてはなりません。 うまくできるかどうか心配です(^^; プロバイダの変更も初めてのことなので、あたふたしています(笑) でもADSL開通したら、今までより快適なネット生活ができるかな。 なにせ今まで、画像が出るのも、何かダウンロードするのも、とんでもなく遅いと言うのに慣れてましたから(笑) 少々の不安と期待を持って、来週になるのを待っている私です(^^;
蝶と言うのは、イメージとして春なのです、私の中では。 春の花々にとまる可憐な蝶たち・・・紋白蝶とか紋黄蝶とか。 夏だと、もうちょっと豪華(?)なアゲハ蝶かなあ。
などと、いきなり何の話し?と思われそうですが(^^; この間、たまたま歩いていた道の脇が小さな野原になっていて、そこにたくさんの蝶が群れ飛んでいたんです。 それこそ、春のイメージ(私の中では)の紋白蝶、紋黄蝶などが。
そこは、特に何もない野原、小さな花がぽつぽつと咲いている程度。 なのに、たくさんの蝶たちが、ひらりひらりと低い位置を飛んでいる。時には数匹でじゃれあっていたりもして。 ちょうど木々の影で、強い陽射しも届かない。涼しげな草原に蝶たちが飛び交う様は、不思議な異世界のようでした。
で、その光景が頭に焼き付いていた私は、今日も行ってみたんです(^^; もしかしたら、あれはあの日だけの光景だったのかもって。 と思いつつ、しっかりデジカメ持っていったのですけど(笑) そうしたら・・・いました、今日もたくさんの蝶たちが(*^^*)
やった〜!と思い、カメラを構えてみたもものの・・・やっぱり無理ですよねえ、これは私の腕では(^^; 花などの動かないものと違って、蝶は撮ろうと思った瞬間、ひらひらと移動してしまいます。 目で見ていれば、あっちにもこっちにもたくさんの蝶が捕らえられるのに、カメラのフレームに収まるのは、野原の草ばかり(笑)
ふと気がつきました。 これは、実際にここにいる今の瞬間にしか見ることのできない光景で、カメラにおさめられるものではないのだ、と。 あ、もちろん腕のいい写真家さんならたやすいことなのでしょうけど(^^; 私が撮ろうなどとは無謀もはなはだしい(笑)
自由に飛び交っている蝶たちの軽やかな姿、かすかな風の感触、草の匂い、木々の上から聞こえてくるセミの声・・・ この不思議に穏やかな空間を味わうには、やはりまたここに来るしかないのだろう、と。 蝶たちが、いつまでこうして飛んでいてくれるのかわかりませんが、私のささやかなお気に入りの場所になったことは確かです。 また行ってみようと思っています。
夏バテにすっかりはまりこんでしまったせいか、いえそれは言い訳でしょうか(笑)またしても、間が空いてしまいました、日記(^^;
このところ、家にいられる日はつい見てしまうのが高校野球。 連日の暑さにも負けず、ひたすら白球を追いつづける選手たちの姿は、やはり見ていて思わず応援したくなりますね。 特にどちらを応援と言うこともなく見ているのですが、気がつくと負けている方にエールを送ってしまっている、かな(笑) でも気分は「どちらもがんばれ!」なんですよね。 あまり点差のない、どちらも十分力を発揮できている試合なら、言うことなし。ひたむきさや熱さが伝わってきます。
高校時代に必死になれるものがある、と言うことは、今にして思えばとてもうらやましいような気がします。 私はあの頃・・・あったかなあ(^^; あまりはっきりした形にはなっていなかったみたいだなあ。 むしろ、自分のしたいことを探して、あれこれ迷っていただけのような気がします。う〜ん、今もそうかしら。成長ないですねえ(笑)
炎天下に真っ黒になって練習し、試合に挑み、勝ち、あるいは負けて、チームメイトと共に喜んだり泣いたり。 そして、やはり負けたチームの選手たちは、あいかわらず甲子園の土を持って帰るのですね。 それを思い出とする人、これからの目標とする人、さまざまでしょうけれど、自分がひたむきに生きた証しとして、その土の感触は残るのでしょう。 それはきっと素敵なことだから・・・ がんばれ、高校球児たち!
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