サリックスの店長が、磯野きりこと、昔つきあっていた。 という夢。
なんだったんだろう。 そんなこと、別に私は興味ないに。
父が、蛇を買ってきた。 正確にいうと、蛇と、かなへびを大きくしたようなもの。 私と姉は驚いて、恐怖だったけれど、父は全然平気な様子で「ほら」といって姉の肩にのせた。 姉は、あまりの怖さ(気持ち悪さ)に声もでない様子。 私も最初、気持ちが悪いと思ったのに、よく見ると、子犬のようなかわいい目をしていて、「なんだ、かわいい顔なんだね」と父に言う。 すると父は、今度は私にその蛇を抱かせようとした。 でも、やっぱりまだちょっと怖くて、「いいよいいよ」と言って拒否する。 父は、なんだよ、つまらないといった感じで、蛇を連れて、リビングに行ってしまう。
しばらくして、リビングに行って、テレビをつけようとリモコンを探してテーブルを見ると、蛇が、そのまま置いてあって(静かにいて)私はてっきり、何か、水槽とかそういうものに入れたと思っていたから、驚いて「お父さん!お父さん!蛇が!」と叫ぶ。 そして、もう一匹もどこかにいるはずだと思って、目をこらして探すと、テーブルの、ごちゃごちゃしたところからちょうど床に落ちたところで、私が見つけた!と思った瞬間に、落ちたものだから、勢いあまって踏んでしまった。
あまりの感触の気持ち悪さに「おぉぉぉ!お父さん!蛇を踏んだよ!」と叫ぶ。 死んでしまったかどうか、確認するのも怖くて、下を見れず、ただ、感触の残った右足を、中に浮かせていた。
父が、廊下の向こうから「ごめんごめん」とか言いながら、歩いてくる。
どこかの国。 映画「ロスト・チルドレン」のような色の世界で、なんどなく、ドイツのような気がした。 独特の、童話の中のような色。
狭い、広場のようなところに、江國香織が座っていた。 スウェーデンの牧場の女の子が着ていそうなかわいらしい服を着て、脇には、赤毛のアンが持っていそうな皮の大きなボストンバックをおいていた。 かわいらしい服といっても、落ちついた色の組み合わせで、けして、女の子女の子したものではなかった。 彼女のための、服だった。 頭には、三角巾。
私は、かけていた紺色の眼鏡が壊れてしまって、「眼鏡が壊れてしまった。すごく好きな眼鏡だったのに」と泣きながら彼女に話した。
上の前歯が抜けた。 前歯だけなのに、口の中がいっぱいになってしまい、出してしまいたいのに、なぜか出せない。 歯は、どんどん増えているような気がした。 口の中がもごもごする。
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