深海図鑑

2001年08月30日(木) 冷たい足

どこかの部屋にいる。
部屋には、私を入れて、全部で5人ひとがいる。
テーブルとイスがあって、少し離れたところにソファ。

ソファでは、おじさん3人が、コーヒーを前になにやら商談。

私は、夢の中で男の人で、隣には女の人。
2人で、隣同士に座って、テーブルにほおづえをついて、その3人のおじさんの中の1人を待っている。

その間、2人で「足が冷たいね」と話す。
雨に濡れたところを、放っておいたかのように冷たい。
女の人は「あぁ、早くホテルに戻って、暖かいお風呂に入りたい」と言う。
私もそれを頭に思い浮かべて「ほんとにそうだね」と答えた。
そして、もう、先に2人で帰っちゃおうかなと考えるけれど、それはできないから、まだ、2人でだらだらと待つ。



夢の中にいる時は、出てくる人全員が、誰だかわかっていた。
私が誰なのかも。
場所は京都。
これは断言できると思う。
夢の中で、「京都に来たから、気持ちがはしゃいでしまっている」と心の中で思ったので。







2001年08月28日(火) はりきりすぎる妹

くーちゃんと姉と3人で、くーちゃんの車に乗って、どこかの図書館に行く。
そこの図書館は、本を借りることもできるし、本の一番最後に値段がついていれば、それを買うこともできる。
図書館だから、ものすごくたくさん本があって、嬉しい私。

くーちゃんも姉も、途中で疲れて座っていたけれど、私はうろうろし続けて、絵本なんかの所も時間をかけて回った。

時計を見たら、4時を少し過ぎたところだったから、そろそろ帰ったほうがいいのかなと思って、買おうと思った本を持ってレジ(?)に向かう。
途中で、座っていた2人の前を通って「待ってね、今この本買ってくるから!」と言って、歩きながら本の後ろを見たら、値段がついていなくて「あ、これ買えない本だ!」と言いながら、また2人の前を通って本棚に本を返す。

それでは帰ろうと2人が立ち上がったところに、私も合流して、出口に向かう。
その時に、姉が「ちょっとはりきりすぎなんじゃない?実はいつも思ってたの、こういう時とか、あと、朝ご飯の時にジュースをコップに注ぐ時とか」と言われて、悲しくなった。

とても暑い夏の日で、車のある駐車場に戻ると、姉は「あ!車の鍵開けていくの忘れた。中暑くなってるねぇ」と言うから、「鍵は開けてったらだめでしょ」と言う私。
車に乗り込みながら、「お姉ちゃんたら、何言ってんだろう」と思う。

車には、助手席に私。
運転席の後ろの席に姉。
運転手は、多分、くーちゃん。



2001年08月15日(水) パズル

エレベーターに乗って、おりたときには、私は大きな電車に乗っていた。
走っていたのは、大きなビルの中で、暗い中に、なんだか街の明かりのように、ちらちらと光るものが見えた。
止まると思っていた場所で止まらず、いったいどこまで行くのだろうと不安になった。
それで、止まった場所は、多分、そのビルの最上階で、まわりは走ってきた経路と同じ、暗い中の、ちらほらの明かりしか見えない。
コンピューターの中にいるようなかんじにも見えた。

和人の家にいる。
中学を卒業してから、会っていなかったので、なんだか照れてぎくしゃくしているにも関わらず、彼のお母さんは、すごく喜んでくれて、私を家に泊めてくれた。
次の日も、帰らずに、和人の家にいる私。
お風呂掃除をしようとしたら、知らない、若い男の人が来て、お風呂に入りたい様子だったので、何も言わず、その場を離れた。
そして「この家は、誰でも泊まれるお家なのかな」と思った。

ヒーナもどこかで出てきたはずだ。
ほかにも、いろいろなことがあった。
ひとつひとつの話はまったく繋がらず、でも、その数は多かったはずだ。

思い出せない。







2001年08月12日(日) 再び蜂のこと

どこかの家。
広くて、光のよく入る家だった。
姉と二人でいる私。

ふと見ると、隣の部屋に、見たこともないくらい大きな蜂が一匹飛んでいる。
黄色い毛が細かく生えて、黒い線の入った蜂。
私は、騒ぐより前に、こっちの部屋に飛んでこないように、ふすまを閉める。
でも、なぜかふすまの幅が、全部少しづつ足りなくて、どうやっても、5cmほど開いてしまう。

それを見ていた姉が「どうしたの?」と聞いてきたから「あっちの部屋に蜂がいる」と言うと、姉は、それを確かめるためか、ふすまを開けてしまった。
私は、「あぁ、蜂が来るよ!」と叫んだけれど、結局、その蜂はこっちの部屋に入ってきて、私の頭のまわりを飛び回った。

うずくまる私の、耳のあたりをぐるぐる回る蜂。
叫ぶ気力もなくなる私。



2001年08月08日(水) 満ち潮

くーちゃんの運転する車に乗っている。
海沿いの道に出たら、海は満ち潮で、その水が、道路まであふれていた。
水の量は、車がすっぽり入ってしまうくらい。
でも、私たちは「わぁ、満ち潮だねぇ」というだけで、あまり驚かなかった。
そして、そのまま、車を走らせて、水の中に入ってしまう。
あたりまえのように。
水の中は、透明ですごく綺麗だった。
それを見ながら、閉まっている窓のすき間から、水が入ってこないかとハラハラした。



2001年08月04日(土) はてなはてな

サリックスの店長が、急きょ、ブックショップにバイトに来ることになった。
人手不足のおりかららしい。
いろいろなことを教える。
レジは慣れているだろうから教えなかった。
井上さんが来た時点で、彼は帰ってよかったのだけど、初日ということで、ずっと残ってうろうろしていた。
それで、紅子さんが「サリックスの店長さんに、お茶出してあげてね。それからこれ、夕御飯」といいながら、ナポリタンのスパゲッティをだしてきた。
そこを丁度彼が通りかかったので、「上の展示みました?」なんて声をかけて、一緒に見に行く。
2階には人がいっぱいで、押しつぶされて大変だった。
その時、なぜか私たちは浴衣姿。
くたくたになって戻って来て、彼にスパゲッティを差し出す。




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