日々日記
いちらんふるいあたらしい


2009年04月22日(水) ジョージ、かっこいい。

またまたほぼ日で、原丈人さんとイトイさんとの対談が始まってる。


相変わらず、原さんはすっごくいい顔をしている。

スケールの大きいことを考えつく才能も、実行に移せる財力も立場も両方ある人だけど、
彼の顔がね。もうね、人柄丸出し。すごくいい。

なーんか面白い事考えてる(企んでる)小僧のような顔なんだよなー。

たまらんなー。
下で働いたら楽しいだろうな。



きょう、ボスが名刺をくれた。

「話はしといたから、彼に卒論を送って。読みたいって。」

ひーーーえーーー!!
文化人類学で名高い、他大学の先生の名刺だお。

ぼく、まだ、社会学かじって3年目だお。

先輩には「よかったねぇ〜!チャンスだよ〜!」と祝福され、
同期からは「ムフフ」と意味深なほほ笑みをいただいた。

まだ、びびっている。
あ、そうか。あたい、こういう世界に、来たんだったな。と。

ふうふう。



この春も、友人と結託して
大学内の庭園のすみっこに生えてる竹林から、タケノコを失敬してきた。
孟宗竹です。

庭園なので(唐傘させるほどの樹間とまではいかないが)
そこそこ手入れもしてあるので、タケノコの質は良いです。

防具はジャージ。
武器はスコップ。
決め技は、友人の「コンバース・キック」。
2人の勇者が闇に紛れて奮闘。

途中でクモの巣トラップに捕まったり、帰りに巨大ムカデに遭遇したりしたよ。

金曜の夜は、タケノコ尽くし。フヒヒ。


2009年04月17日(金) がんばれる限界

最近、親孝行とか、父母と自分の関係について考える。


父は、まぁ好きだけど、母よりは好きじゃない。(きっぱり)

というか、父との関係性(父との会話のジャンル、通じ合う度合い、会話の時間帯など)の
種類が母とは明らかに違う。とか、そういうことを考えている。


そのうち、
母もやがて死ぬ。父も死ぬ。自分も死ぬし犬のとむも死ぬと思ったら、
生きてる間にたくさん話して、たくさん近くにいようと思ったので
それを実行している。

「あなた実家に帰り過ぎ」というご意見も聞くが、そんなの知ったこっちゃない。

誰が困るの?少なくともやるべきことはやってから帰る。

ということは、面白くないと感じるのかなと思う。
そういうとき、人は他人に余分なことを言うんだよね。
自分も気をつけよう。


ゆうべ卒業していった友達から深夜に電話があった。
笑い声満載だけど心は泣き濡れていた。


職場ですごくハードな業務を課せられていて、しんどいという。
でも、がんばらなきゃ、と言う。

毎日毎日もうこれ以上頑張りようないというくらいないやって疲労困憊なのに、
それでも頑張らなきゃと思ってどんどん自分を削っていく。

その健気さと、「できません」が言えない彼女の性格が気の毒で、しんみりする。

他人に簡単にギブアップと言えない性分なのだ。


話を聞いていて、たしかに人員不足で彼女の仕事量が増えてると思うけど、
上司の思惑は「もうできません」と彼女に言わせることなんじゃないかと思ったりする。

心がいっぱいいっぱいだから、ごはんは喉を通らなくて、休めるはずの休日も
全て仕事の準備に使って、必死で回転させていくのもすごいが、
もうできません、を言うのこそ実は最大の度胸が要される。

今の状態の彼女の場合、そっちを言う方が遥かに大変なんだと思う。


そんなこんなで、しょげ返った電話を切ったあと、
母におやすみを言ってから寝ようと思ったが、母すでに就寝で繋がらず。
さらにしゅん…とした気持ちで寝る。

すると明け方、母にものすごく邪険にされる夢を見て泣いた。

泣き始めるとなんだか夢もエスカレートし、母はどんどんわたしを邪険にした。

よくよく考えると実際に母に拒絶されたり邪険にされたことは一回もなかったので、
夢とはいえその体験はショックが相当大きかったようで、
目が覚めてからもえぐえぐと泣いた。

あんまり悲しいので母に電話したらもう職場にいて、
「アハハ、そんなことないから大丈夫だよ」と笑われた。

でも考え方を変えると、友達の泣きたい気持ちを貰った気もする。

がんばる彼女が、いい塩梅にぽっきり折れられたらいいなぁと思う。





2009年04月11日(土) 無題

内田樹さんのブログ、今月9日の内容が素晴らしい。

神戸女学院大学への愛と、その学び舎で学ぶ学生への愛、
そして学ぶことへの愛が文章からてんこもりあふれていて、すごく素敵だった。

でもそれは、神戸女学院大学の学生さんだけでなく、
他大学の院生であるわたしの心にもまっすぐ届くメッセージだった。


一読し、学生として大学に在籍する心構えが読む前と明らかに変わった。
もう一度読んで、涙をこぼしそうになった。優しくて、厳しくて。

そんで、これは大事なメッセージだ、と思って、
プリントアウトして大学院の自習室のデスクに貼ることにした。

こんなにも願いのこもった沁み入る言葉を、久々に身体に取り込んだ気がする。

読み終わって、心の中にそれらの言葉を抱いて、
今、自分が学生であることがすごく嬉しいと思った。

一生懸命がんばります。


あと、もうひとつ沁み入った理由がある。
海外の方々から、うちの大学には「学問をしている雰囲気がないね」という
指摘を受けていることを最近各方面から聞いていたからだ。

…あのー、それって大学にとって致命的欠陥…orz


そんな状態イヤー!!
他大学からも人が聴きに来たくなるような一流の先生を呼んで講演してもらいたい!
研究会もやりたいね!
もっと活発に議論したいよねぇ!

と、先生と話したところだったので、
なお一層内田さんの文章が沁み入ったような気がします。

ああ明日からもがんばろうっと。


2009年04月08日(水) ジャングルの王者

夜中にむしょうに「ジャングルの王者ターちゃん」が読みたくなり、
とりあえず画像で検索してみた。

そんでそのまま小一時間ほどターちゃんを堪能していたら
真夜中にボスからメールがきて、翌日の仕事を頼まれた。

ターちゃんを読んだことで、おちゃめさと正義感が倍増していた私は、
気前良く引き受けて速攻お返事差し上げた。

するとすぐに
「ありがとう。いろいろ、よろしく。お休みなさい」という、
普段の態度からは想像もつかないしおらしいメールが届いた。


はげしく萌えた。


ターちゃん!
ヂェーン!
エテ吉!
君らのおかげだよありがとう。


inu-chan