日々日記
いちらんふるいあたらしい


2009年01月28日(水) ananにおもう

anan(雑誌)には、女性の悩み(と編集部や世間の女子が思っていること)への
多種多様なアドヴァイスがそれこそ満載なんですけど、


ananを真剣に読めば読むほど、そういう悩みの克服が難しいような気がしてきたよ。


いつも発売日に買いにくるお客さんがいるんだけどね、
真剣なんだよね、anan読む目つきが。



でもさー、あれって冷やかしで読む分にはいいけど、そのまま受け止めてたら大変ですよ。
実践すること多過ぎて。

情報過多で飽和しないんかな。


なんとなく、ですけど
anan読んでるうちは、しあわせになれないかもよ…???と思った。


世のananファンのみなさん勝手なことを言ってごめんなさい。


anan読んでどうにかなるんだったら、きっともう解決してるっしょ。って思うんだけど。
余計なお世話っすか?

新しいんだかなんなんだか。
前進させたいんだか停滞させたいんだか。わからなーい。

ああなんかむしょうにいらいら。もんもん。

あのお客さんを見てたらなお一層そう思った。


走り寄って「そんな悲愴な顔してanan読まなくてもいいって。!大丈夫だって!」
と言いたい衝動に駆られました。


2009年01月22日(木) 夢は何でもありだー

風邪引いて20時間ぶっ通しで寝てる間に夢を見た。


夜行バスで中東へ行ってきたよ。

新宿駅を夜中に出て、明るくなったらもう中東のあたりまで来ていた。

夜行バスって、カーテンを閉めて明かりを消しちゃうから、
外の様子は朝までわからなかったんだけど、明るくなってから見た外の景色は
わたしの乏しい知識を総動員して脳が見せてくれた精一杯の「中東ぽい景色」だった。

車外で、シャーシャシャシャシャ……ドーン!!って音がしてたような気もする。
強い口調で何か話してる声も聞こえた。

ちなみに、旅のお供はみかんとスルメ。
最近はまっている食べ物がちゃんと出て来たよ。笑


実際、新宿からバスで中東に行ける日はたぶんこないと思うなー。


あ!そうだった。
高速バスの予約しなきゃいけないんだったよ。

思い出したー。


2009年01月20日(火) 猫ちゃーん。

バイト終わって大学に到着し、駐輪場を出て構内を歩き始めたら、
視界の右側に並走するちっちゃな影が。


おぉお。猫ちゃんじゃないですかー。

先日つつじの根元で丸くなって寝ていた白黒色の猫だ。


そして
昨日の朝わたしが首や額をなでくりまくったのがよほど気持ちよかったのか、
わたしの足下にまとわりついて、耳の後ろを見せるのだ。


そうですかー。撫でろとおっしゃる。

そうして撫でているうちにいつしか猫ちゃんの手がにゅっと伸び、
しゃがんだわたしの太ももに王手をかけ、
気がついたら膝の上で丸くなっちゃったよー。えへへ。えへへ。


猫ちゃーん!!

あー。めっちゃゴロゴロいってるわ。
膝の上でまたきれいに丸くなって、そのうち真っ白な手先がくにゃんと弛緩してきて、
爪なんてとっくにしまわれていて、最初立ってた耳も寝てきたよ。

猫ちゃん超気持ち良さげに、おやすみです。
すーすー。
ゴロゴロ。


そして、歩道脇にしゃがんで猫を抱くわたしの脇を、2コマの講義に遅刻した学生が
競歩並みの速さで闊歩してゆきます。

でもみんなわたしの後ろから不審げな目つきでやってきて、
猫を確認すると笑って去ってゆく。


笑わないでー。

ていうか誰かかわって。

こんなかわいいものの眠りを邪魔して、地面におろせるわけないじゃんよー。


しかたなく、しばらく猫をなでつつ過ごす。
しかし和むー。

最終的にわたしの足がしびれてしまい、猫ちゃんには申し訳ないが下りてもらった。
猫ちゃんは「え。もーおわり?」って顔してた。ごめんよぅ。


ちなみにわたしはこの子にゴハンあげたことなんか一度もないんだけど、なつこい子だなぁ。

ゴハンは掃除のおばちゃんや工学部の学生があげてるようなので、
体つきは非常に理想的な状態。ピンクのにくきゅうぷりぷり。

工学部の学生や掃除のおばちゃんが来ると、猫ちゃんはダッシュでそっちに行く。
うん、それでこそ猫ですにゃー。

ああもうダッシュでそっちに行っちゃう様子すらかわいい。


2009年01月19日(月) 口頭試問しゅうりょー

卒論の口頭試問が終わった。

前日のワタシは眠れなかった。遠足の前の日みたいな感じで。
だからって口頭試問が待ち遠しかったという訳じゃないんだけど。


当日は、そんなに緊張もしなかった。

だってさ、いい所は褒めてくれるだろうし、
良くないところはこうしたほうがいいよって言われるだろうし、
先生が読んでみてわからなかったところは質問されるってだけだもんね。


ワタシの書いた卒論そのものが、一体何を聞かれるのかを現してくれているので、
それ以上ビビリようがないじゃないか。


ボスと、ボスの教え子の先生(メキシコ帰りの講師)とでやってくれたんだけど、
学生は1人につき一応15分間与えられてたはずなんだが、
なんやかんやで一番最初の子が10分くらい超過したんだな。

そのあとはもう、だんだん進むごとに若干やっつけ仕事気味だったのは否めない。笑。


なので、けっこうあっさり終わっちゃって拍子抜けだったー。
まぁいいやー。終わったから!!


明日は友達と一緒に、卒業式に着る袴を見に行く。

今更袴って、…離任する先生みたいに見えるんだろーか。
まぁいいや、ものは試し。
試着はタダ!


いろいろ動く時期。
一月いぬる。
二月逃げる。
三月去る。

卒業式まで、この「思いがけない学部生生活」を堪能する所存である。うむ!


2009年01月13日(火) 聡明さはいずこへ

夕方、久しぶりに大学構内で姿を見かけた友人に、挨拶してすぐ「鼻水出てるよ」と指摘される。

ハナをこすりながら「わー、ありがとう」と言うと、
笑顔で、「気をつけなきゃね!」と言われた。

はい、ごもっともです。

ああ…八王子の寒さがことさら沁みます。がんばれ33歳のわたし。


つーか、その子に会う10分ほど前までボスと一緒にゼミ室にいたんですけど。
顔つき会わせて会話してたんですけど。

その時から鼻水出てたのかしらー。
フフフ。

なおいっそうがんばれ齢33のわたし。



先日、一見すごくフシギ??で、しかも滅多に見れないかわいいものを見た。

天気のいい日曜日のこと。


図書館から出て来たとき、時間は午後3時半くらいだったかな。
風は冷たいけど日差しが強めで暖かい。

その時、ふと視界に入った学内歩道のつつじの茂みの根元に、なんか、
白黒のぶち模様の毛が生えた、丸いものが落ちてる…。


いや、落ちてるんじゃなくて、根元の落ち葉の中に半分めり込んでる。

なんだー?マフラー?


ちがったー。

猫だったー。


猫が、大きなつつじの株の根元で丸まって寝てた。
体が小さいから、あれはまだ子どもだにゃー。


そのつつじの葉っぱは先日剪定されたのでほとんど付いてなくて、
しかも根元から立ち上がる枝ぶりは大きくて細かいので、
猫はつつじの枝に守られて、ニンゲンに邪魔されることなくくーすか寝ていた。

猫はちゃんと暖かい場所を知ってるわー。偉いわー。


でもびっくりしたわたしが立ち止まって、それが猫だとわかってじっっと覗き込んでたら、
しばらくしてぴょっ!と首をもたげて起きちゃった。

お休みの邪魔をしたことが申し訳なくなって静かにその場を離れた。


それにしてもきれいなまんまるだったにゃー。



そいで、もう新年も2週間たとうとしてるよ。早いね。
びっくりだわ。


最近みそ汁飲んでないなぁ。
というわけで今夜はみそ汁と、焼き鮭ー。


2009年01月01日(木) 死人に口無し

いきなり物騒なタイトルで新年がスタート。


今日は靖国神社に行って来た。
参拝こそしないけど、様々な国籍、年齢層の人々で賑わう境内でたくさん写真を撮った。

手水場の屋根がきれいだったなぁ。
ふちを保護する新品の銅がキラキラしてた。


んで、縁日で磯辺焼き食べて、せっかくなので遊就館も見て来た。


遊就館の神々を見て来たよ。
遺影がたくさんあったけど、どの人の顔を見ても「死にたくなかった」って聞こえた気がした。

言いたいこともいっぱいあっただろうけど、天皇が神で、
そして目的を持って戦争を行っている以上、絶対言わなきゃならない言葉と、
絶対言ってはならない言葉が、きっとあったんじゃないかなぁ。

これから死んで行く人の書いた遺書の、
天皇を讃える言葉を読んでも「わたしは死にたくないよ」って読めた。

泣けたよ。本気で。


平時だったらやりたいこともいっぱいあったと思うの。
みんな若くていい年頃なんだもん。
でもね、あの時代にそれは無理だったよなぁ。

その悔しさを思うと、こうしてなんらかの形で慰霊することは大事だと思う。
その場所が靖国神社でいいのかどうかという問題は別としてね。


あと、すごくリアルな恐怖として伝わってきたのが以下のこと。

戦争を続けるために人々は国から徴兵されたり、銃後の妻になったり、学徒動員されたりと、
各自それぞれの立場でいろいろ役目を与えられる。

そんで、その役目を喜んで受けて、しっかり遂行する人は褒められる。
死んでなお英雄であるよ。
(同時に、戦争に反対した「英雄」もいることを知っとかなきゃと思う)


日本の場合は海や空から他国に出かけて行ってたくさん人を殺して、
その領土や住民を自分たちのものにしちゃおうっていう目的に向かって、
みんなが頑張ってしまった。

人道的にいって、戦争ってどうなの?なんて口を挟む隙はなかっただろうなー。
そんなこと言ったら殺されるわ。非国民だよー。

この状態って、やはりうんと危ないと思った。
もしそうなったらわたし抗えないかもーーー。


そういうことを考えるにはすごくいい場所だった。

わたしは彼ら「英霊」の死を、
そして生き残ったがゆえに戦後も様々な記憶や思いを抱えて日々を暮らしてきた人々のこと、
この先近い将来、確実にこの世からいなくなる元日本兵たちのことを、
もっときちんと考えて受け止めていかなきゃなぁと思った。

お正月から濃いワタシですが、充実しています。
明日は一般参賀に行てくるくよーん。


inu-chan