日々日記
いちらんふるいあたらしい


2008年09月28日(日) セクスィー

京王線の中で、中東系の顔立ちの人と乗り合わせた。

年の頃は20代終わり〜30代半ばくらいだったかなー。


顔をあんましじろじろ見るもんじゃないと思って、首のあたりに目をやったら、

あれ?もじゃ?
この暑いのに胸元に真っ黒いファー?

その時わたしは気付いた!!あーーーーー!これはーーーーー!!!
そして、あたりがピンク色になったかと思ったわー(まるでセクスィー部長の登場のように)。


彼の、落ち着いたブラウン調のマドラスチェックのシャツの合わせ目から見えたのは、



胸 毛 ! ふ っ さ ふ さ の 胸 毛 ! !



黒々と。束になってうねって。はだけたシャツからこんにちは。


もうねー、やっばい。
相当の恍惚状態になったと思う。

だって、顔うずめたかったもん…!痴女メーター振り切れる一歩手前までいった。
体がカーっとなって、そんでわなわなした。


見ず知らずの、しかも外国の人の胸毛にダイブ。 変態やん。生粋の。


やっぱねー、わたしはー、毛が好きなんだな!うむ!


2008年09月26日(金) こんなんでええんかしら。

どう生きていくかに迷うきょうこのごろ。


毎日、ひどいときは分刻みで、
これでいい。と思ったり、これじゃいかん。と思ったりしている。

一体どっちやねん。あー気持ちが落ち着かない。


自分の「分」というものを考えると「できないこと」って絶対あるわけよ。


でも、なにができてなにができないのかまだ分からない時が、困るんだなこれが。
そして今それがまさに分からないというわけで…。



そういう不安に、たとえば「原丈人さんの行動力」みたいな話題が歯車のようにカチャン!と
入るんだけど、それが入ってもわたし自体が回らない。

結局、自分で見つけていかなきゃいけないんだなー。ふむ。
人様のストーリーじゃ、奮い立たない。それはひとのものだから。



このままじゃ…

自分がしたいことを、もうちょっときちんと見つめて行かないと、
ただ単に「社会人編入で学部生しましたー。ついでに院生もやりましたー。」みたいな、
箸にも棒にも引っ掛からない人になっちゃうかもー。ヒィー。怖い……


今こんだけ時間があるんだから、生活、動労、環境、ジェンダー、子育て、などなど、
いろんな分野から広く世界を見れるはず。そこやんないと。

これは私が好きでよくロムってるある人のブログにあったコトバなんだけど


『広く培った能力をさまざまな分野で実践として使い切ってみる』


これだ。このコトバに尽きるわ。

養老さんもそんなようなこと言ってたなー。

そういうことができるのが一番面白いだろうなと思う。きっと毎日が濃くなる。
だからって、今それをせずにただ悶々としてることもないよなぁ…。


ふむー、何処で使い切ってみようか。

あ、…勉強で使い切るんか…?


ひーえー。


2008年09月24日(水) 訃報

ttp://www.excite.co.jp/News/odd/E1222153370512.html


『ベルリン動物園のシロクマ「クヌート」飼育係が死去

2008年9月23日


 9月22日、ベルリン動物園のシロクマ「クヌート」飼育係が死去。
 [ベルリン 22日 ロイター] ベルリン動物園でシロクマの子ども「クヌート」を大切に育てた飼育係のトーマス・デルフラインさん(44)が死去したと地元警察が22日発表した。デルフラインさんはクヌートの母親トスカが育児を放棄したときからずっと面倒を見ていた。

 濃い黒いひげをたくわえた人の良いデルフラインさんは、大勢のファンの前でクヌートと遊ぶ姿を見せたことで有名になった。

 デルフラインさんは1980年から動物園で働いていた。警察の発表によると、ベルリン西部の自宅アパートで死亡しているのが見つかったが、詳しい事情は明らかにされていない。』





デルフラインさんは本当にクヌートを可愛がって、大切に大切に育てていた。

痩せて死ぬ寸前だったクヌートがもう一度元気になって、
そして愛嬌たっぷりの仕草で世界中の人々に愛されるようになったのは
彼の献身があったからだ。

心より、ご冥福をお祈りします。


2008年09月23日(火) パン祭り

きょうはパン祭りである。


パン祭りというのはinu-chanたった1人が使う言葉で、

スーパーマーケットやコンビニで買えるパンじゃなくて、
いつもセーブして買っているいわゆるパン屋さんのパンを奮発して買ってきて、

おかずはサラダやスープといったシンプルなものにして、
大好きなお茶をたっぷりいれて、
こころゆくまでパンを食べる食事をいう。


きょうは、JR新宿駅南口近くの、ルミネに入ってるパン屋で買ってきた。
通りがかりの衝動買い。

買う時はおいしそうに見えたんだけど、…ここのパンあんまりおいしくないなぁ。
もそもそ。


本日のパン祭り失敗。

でもカボチャのシチューはおいしくできたので、まぁいいか。


そう!!今日初めてベルクに行って来た。
JR新宿駅東口にある、小さなお店ベルク。ルミネに立ち退きを迫られて署名が云々のお店。

行って、樽ギネスのハーフパイント飲んで、チーズドックを食べたよ。
昼間からギネス。至福〜。


雑誌(論座だったかな)で読んだとおりの店だった。


女子が1人で入っても全然気後れしないし、
むしろ1人でかなり楽しくビールも食事も堪能できる、なかなかない嬉しいお店だった。

お店の回転率もものすごいの。繁盛してる。
でも、店員さんたちがすごく訓練されてるというか、所作がなめらかで
雑さがないんだなー。

狭い店内にすっごいたくさんお客がいるのに、お店にいてほっと一息できるの。
お客さんも、皆さんすごくマナーが良くて気持ちいい。

これはなくならないで欲しいなー。と思った☆



そもそも、今日は大学の講義の一環で葛西臨海公園に行って深海の生物を見ることから
スタートしたのよ。
お天気のいい秋分の日とくりゃぁ、そりゃもーすんげー人だったけど。

水族館は家族連れで溢れかえってました。


待ち合わせの間、inu-chanは海や空や人を見てた。
楽しかったー。じつにいい休日だったなー。

明日からまたがんばるー。


2008年09月21日(日) わたしの知らぬ間に。

まずニュース。


『☆世界最大の加速装置が稼動、ビッグバン直後の状態再現へ☆
9月11日10時29分配信 ロイター
 

 [ジュネーブ 10日 ロイター] 世界最大の素粒子加速実験装置「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」が10日、運転を開始した。地下に設置された円周27キロのトンネル内で光速に加速した陽子同士を衝突させ、宇宙が誕生した「ビッグバン」直後の状態を再現することが期待されている。
 スイス・フランスの国境に設置された管制室では、スタッフらが拍手で運転開始を祝福。プロジェクトリーダーのリン・エバンス氏は「うまくいかなくなる可能性は常にある。ただ、今朝は素晴らしいスタートが切れた」と述べた。
 欧州原子核共同研究所(CERN)のヨス・エンゲレン氏によると、実際に陽子同士がトンネル内で衝突するには、今後数カ月かかる可能性もあるという。

 この装置については、実験の過程で小さなブラックホールが作り出され、地球を飲み込んでしまうとの懸念も一部で出ていた。』


          ↑
   この、最後の ↑ 文章に注目。

懸念て。飲み込まれるの???地球が?
そんな恐ろしいことが起こる可能性のあることを、全人類に断りなく
やっちゃうの??運転を祝福て……。

これ他のニュースみたいに消費されていく普通(?)のニュースとしてとらえてていいの???

本気の懸念なの?どうなの?大事なことが何もわからんニュースだなおい。



あとですね、これってやんごとなき事態じゃないのか?って思ったのが、
六ヶ所村再処理工場についての『DAYS JAPAN (2008/4)』の記事。


青森県は六ヶ所村の使用済み核燃料の再処理工場は、可能性がある云々て話じゃなくて
もし稼動すれば、大量の放射能を

日 常 的 に 空 や 海 へ 放 出 す る ん だ っ て 。


・半減期が160万年と超寿命のヨウ素129
・大気中に長くとどまり続けるクリプトン85
・生物や人体にきわめて取り込まれやすいトリチウムや炭素14などが含まれてるそうです。

んでここからさらに注目。

日本原燃が国に申請して、国が許可した「放出管理目標」というのを、
(※放出管理目標とは、つまり放射能を放出することが前提の稼動だってことなんだね)


国際放射線防護委員会(ICRP)の被爆リスクモデルにあてはめると、

これ操業予定期間が40年なんだけど、その間放出する放射能によって、


控 え め に 見 積 も っ て も 、

世 界 全 体 で 1 万 5 千 人 が 、 将 来 が ん で

死 亡 す る と 計 算 さ れ る ん だ っ て 。


なぁんでぇすぅってぇぇええ〜〜〜!だよ。

記事には「これは本来あってはならない「余分な死」である」とあるけど、
いやもう、放射能被害の恐ろしさは日本は身をもって知ってるはずなのに、

一体どういう仕組みというか構造というかものの考え方で、
こんなふざけたことをわざわざ実行してくれるんだろう。


あずかり知らぬ場所で、きな臭いことがどんどん行われていくなぁ。


六ヶ所村については、以前坂本龍一が「ストップ六ヶ所村」っていう
キャンペーンをやってたのを見たけど、なんでそんなことやってたのかやっとわかった。
うわーって感じ。

もうちょっと勉強して,必要なら行動しないとこれは怖いかもだ。

がんで亡くなる人、患う人、
生まれつき立って歩くことのできない子、知能や身体にしょうがいのある子らを
作為的に増やすんじゃん。どんだけ非人道的なの。


それにしてもまったく。
完璧に制御しきれないんならいじるんじゃないよ核なんて、
あんなに怖いものをさぁ。


2008年09月20日(土) おかあさん

「おかあさん」

って、なんていい響きだろう。


「おかあさん」


って呼んだら、


「はぁい」


って返事をしてくれるんだよ。


うれしいなぁ。






2008年09月19日(金) 泣き言言いたい日だってある

白状しまっす。

寂しいなー。

この夏、行かず後家ズの残り3人のうちの1人も入籍して、残りが2人になった。
名誉終身会員だけは勘弁だな!

そして今の大学の友達も、なんか身近に好きな人ができたっぽくて
こないだうちに急に泊まりにきてさんざんのろけて帰っていったわ。

だんだん秋めいて涼しくなって来て、いや、寒くなってきて人恋しいってのもあって、

最近なんだか、寂しいのだ。

夕方、家々に灯る明かりと、夕餉の支度の匂いを嗅ぐと
今までなら実家を想像したもんだが、
最近は誰かと一緒に巣を作ったらどんななんかな、って思う。


ちょっとだけでいいんだ。
よっかかったりできる人がいたらいいな。って素直に思う。

四六時中は嫌だけど、一日のうちでほんの少しの時間でいいから誰かと群れていたいのだ。
ハグハグしたりしながら。

だからって、誰でもいいというわけにもいかないしー。

夏の魔法には振り回されて、秋の魔法には落ち込まされて。
季節って、季節って魔なんだわ。



って書いてアップした30分後にこんどは違うこと思いついて書き足すんだから
これだから自分って本当にもうっ。ってなわけです。

実家の稲刈りが終わったと連絡があった。

農家は稲刈りが済んでほっと一安心。
高齢化と兼業化が著しいので、我が家でも稲刈りを外注するようになった。

幸い故郷では依託業者さん(専業農家の人とかが家族ぐるみでやったり、
専業または兼業農家が何人かで組合作って請け負ったりしてる)が増加してて助かるんだと。

業者さんは毎年需要が増えてて、ひっぱりだこらしい。

稲刈り終わったら、安心してこんどは秋蒔き春野菜とか、
冬に向けていろんな作物の収穫をしたりとかする。


ってか、そんなようなことに思いを馳せてたら、なんで収穫ってものが尊いのか。
なんで、昔の人は秋に毎回収穫祭をやって、
大自然だの、神だのに、毎年御礼言ってたのか。って急に疑問に思ったのね。


でも今日は答えも同時に浮かんできた。
私が思うにそれはなぜかといいますと、人間には作物を育てることはできないからだー!!


んと、つまり、
人間は種をまいたり世話や手入れはできるけど、育つのはあくまで植物それ自体であり、
その成長や成熟って過程には、絶対に手を触れることはできないんだ、ってことに、
大昔の人たちは気付いてたから、そのことに畏れを抱き、そして感謝もしてたってことだ。

人間が、絶対に手をつけることのできない領域というものが世の中には確かにある。
農業になんていっぱいいっぱいある。そういうものだらけ、といってもいい。

それを人間は忘れがちで、全知全能みたいな気になったりしちゃうんだけど
それは大きな誤りだなぁー。って、しみじみ思った。


急に寂しくなったり、
はたまた感激したり、
突然気付いたり、

忙しいよー毎日。


2008年09月16日(火) 他者を前向きにする人

生きて今ここに存在しているというだけで、
もうじゅうぶんすぎるほどフシギで、なおかつドラマティックな出来事だというのに、

一体何にこれ以上のドラマを望むというのでしょうか?


なんで「足るを知る」ことができないんだろう。

自分ももちろん含めての話。

欲深いのか、興味が尽きない質なのか…。




新学期が始まったが、なんとなく大学が居心地よくない。

ホームかアウェーかといったら、アウェーだな。
大学はいつでも学生に対し、これでもかと門戸を開いている。
なので、わたしの側が大学に対してよそよそしいのです。

いろいろ迷う時なのです。
ってか人生は迷いと決断の連続なのよねー。まいるわー。



上記の理由により、図書館の書庫にしょっちゅう籠ることになった。
不登校の生徒みたいに図書館をシェルターとして使う33歳。苦笑もんである。

普段も時間のあるときに入るけど、
人にあまり会いたくないときなどは、進んで書庫に籠る。落ち着くから。
そして宝の山だしね。


さて、最近原丈人さんという人を知った。
いやはやすごい人がいたもんだ。

ほぼ日で彼のことを知ってから、彼の書いた記事や本を探して読むようになった。

面白いなぁー。すごいなぁー。って思いながら、読む。
彼の提案(作戦)には、「最終的に多くの人が生きるのが楽しくて嬉しくなること」が多いのだ。

こっちが読んでて「ケッ」て思いたくなるような、
大きな企業が地球環境や弱者を食い物にして金儲けするような類いの経済の話じゃない。

もっと長い目で先々まで考えてあって、そして携わる多くの人が豊かになって、
そして環境も守られる、そんな方法を提案する。

アイデアがぼんぼこ湧くだけでなく、彼はそれを本当に実現してしまうんだよねー。
そのバイタリティがホントにすごい。


そういうの読むとさー、生きてく希望が湧く。楽しくなる。

大学に行って、その後それなりの企業に新規学卒採用されて、
キャリアアップしながら着実に年収を増やしていく生き方をしなけりゃ勝ちじゃない、
みたいな話の一方で、労働者の実に7割が中小企業で働いている事実。


一流企業の一流が何に対する一流なのかわけわからんわ、って思ってた矢先だったし。


「奇跡のりんご」の話や、うちの田舎でこれから始まる「農を主体にした新しいムラ創り」とか、
いわゆる金儲け至上主義みたいな「資本主義」とは、あえて相容れないやり方や構造が、
もっとあってもいいよね、ってかあるべきだよね。ともこの夏帰省したとき話したんだよなぁ。


たとえば農業で言うとね、戦後、アメリカが儲けるために、日本は多くの犠牲を払ってきた。

アメリカの企業が作る化学肥料や農薬は確かに労力を軽減したけど確実に日本の農地を蝕んで、
農地は本来持つ力を失って死んでいるも同然。


今たくさんのお金を儲けるために、人が少々死んでもいいとか、病気になってもいいとか、
そういう「暴力」はもうたくさんだ。辟易。

そういう方法じゃないやり方を、わたしはうんと歓迎する。




今日も書庫で、彼が寄稿した雑誌のバックナンバーを探していた。


うまく探せなくて随分歩き回って、最後には見つけた。やったー。


てか、お父さんの原信太郎さんがまー、すっごいキャラの濃い方で、面白いんだわ。
親の生き方が子の生き方に与える影響って大きいねぇ。


わたし原さんを見習う。
いいと思ったらそれを形にして、社会を良くしようと行動する。
そういう社会人でわたしはありたい。

今は学生ですが、そして学んでる大学がアウェーなんだけどー、いずれー!


2008年09月15日(月) 21世紀の苦行

日本宗教学会に行って来た。


会場の筑波大学には全国の学者の人たちがわらわらといて、
社会学を始めて1年半のわたしには、そこは完全に異空間だった。


なにしろ、何を話しているのかがわかりませんの。専門用語、宗教にまつわる学門の歴史、
旬の話題、命題、などなど。さっぱりわからない。

そして、難しい。
とにかく、簡単にとか、わかりやすくとかは、ありえない。


そのわかんないものを一生懸命聞くのがまた…疲れるったらないのです。
まさしく苦行。

勉強の苦手な、または理解の追いついていない子どもにとって、
授業がどんだけ苦痛かがわかった気がした。得難い経験をしたなー。

一応inu-chanは大人なので、
その苦痛から逃げ出さぬよう、自分の意志でなんとか食い止めた。

地獄のような2日間だった。疲れた…。


わたしは自分を褒めたい。


いつか、いや、修士課程の間には、
あそこで話してることの意味がわかるようにならねばなぁ。

いつか未来に、
あの時の苦痛がわたしの血となり肉となった!
ということを実感する日が来るのを大いに期待する。

がんばろう自分。

わかんないってことがわたしの強みだ。


2008年09月13日(土) 涙のうっかりさん

美しいオチがついたよ。


明日筑波大学へ行くのに、駅からネットで乗り換え検索したら、
総距離が片道100キロ超えたのよ。

あー、もしかして学割使えるんじゃね?と思って、今朝バイト終わりに
「もし使えなかったら困るし駅に行って確認しよか」とも思ったんだけど、
(バイト先はJRの駅の近く)

使えなきゃ使えないでいーやと思って、そのままわざわざ大学まで学割とりに行った。

でも内心「使えるに違いない…2割引は大きい…キヒヒ」とも思ってた。


そんで、暑い中本当に学割だけ発行して、図書館で少し休憩して、帰って来てから
もっかい行程を見直したら、ふと気がついてしまった…。


最後に乗るつくばエクスプレスって、JRじゃない。




ガクワリツカエネー………!!!



ほあああああ!


まーたやっちゃったー。
笑えないけど笑っちゃえだ。笑うんだー。笑えー。


というわけで、往復4000円弱かけて行ってくるだ(涙)。そして泊まりです…。


2008年09月12日(金) あなおそろしや

友達の家でお昼ご飯をたらふくいただいた帰り道のこと。
9月の太陽が容赦なく照りつけてくる。溶ける。いまに溶けるぞ。


で、家へと続くいつもの川沿いの帰り道を走っていると、
2羽のカモが川の中で水浴びをしていた。

彼らは浅瀬でバッシャバッシャと羽をふって、空中に水を掻き上げている。


こっちは汗だくでチャリこいでるもんだからさ、もう川の中がサンクチュアリのよーに
見えるわけよ。あーわたしも川に入りたーいって思うわけよ。


で、辛抱溜まらず「いーなー、涼しそう!」ってつい口にした。
少なくとも心からそう思ってたし、そう言ったつもりだった。



ところが、実際に口から出て来たのは…、
「いーなー、おいしそう!」だったーーーーーー!!!!!


なんでー??
たしかにカモ肉はおいしいけどさ…。

友達の家であんなにゴハン食べておなかいっぱいなのに、まだ食う気かよ!しかもカモかよ!
と、いささか自分に呆れたね。

ってか、このつぶやきを誰にも聞かれなくてよかったぁ。

だってやばいよねぇ。
川にいるカモを見つめながら切望する調子で「いーなー、おいしそう」だよ?


そのあとずっとニヤニヤしながら帰宅した。
あー、バカだなぁ。ニヤニヤ。


2008年09月08日(月) 山紫水明

新学期が始まるなぁ。

昨年はほとんど帰省しなかった関係で、今回はあっちこっちに1泊とかで顔出してたら
あっちゅーまに秋ですよ。秋。

それにしても、山と川と空が織りなす風景の美しさにノックアウトの帰省。


改めて思う。
土と山と離れては生きられないなぁ。


そうそう、今夜はまるで夢のように美しい風景が見られたんだよ。


実家の目の前に鎮座する高峰山の稜線が、山向こうの明かりで黒く浮かび上がって、
その上空に薄雲をまとった半月が白く光る。

そんで空は薄墨に紺色を溶かして流したような色合いなんだよなぁ。


その神々しい風景を見上げる地上のわたしには、涼しくて強い風が吹き付けてくる。

わたしは肺一杯に空気を吸い込む。うまいわ。やっぱ。





今回顔出せなかったところの人々、すみません。
卒論が書き終わったらまた帰省しますんでよろしくお願いします。

また日々が始まるぞー。

明日は荷造りだー。


2008年09月05日(金) 合宿終わった

ゼミの夏合宿で御嶽山に登りましたよー。風邪の治りかけの微熱持ちには少々辛かった。


でも何が一番辛かったって…

あいにくの雨模様だったのと、どう考えても遅い出発時間ゆえ(何考えてんだ登山係)
ボスが8合目で英断を下し、多くの学生がそこで下山したので…、

おかげで
そっから上へのアタック(笑)メンバーは完全に無法地帯の野放し状態だったことだよっ。


奇声をあげて走って登る、大声で歌を歌う、3000m近くの高さなのに半袖Tシャツ一枚…。
君たち、一応ここは御嶽教の人々の神様が宿る大事な場なんだからねっ。頼むよっ。

それと、はぐれるんじゃないよっ。このバカどもっ。
ていう空気をむんむん漂わせながら歩きましたよえぇ。疲れたなーっと。



ちなみにボスは40代の先輩と共に早々にロープウェイにて下山し、熱燗を飲んでいたそうな。

「だってすることないし、寒かったし」と、ボス。いいんですよ、別に。いいんですよ〜。


さて久々の御嶽山(約20年近ぶりですよw )は、空気がうまくて最高だったー。
今回は9合目までしか行けなかったから、装備もようやく整ったことだしまた挑戦したい。


山も川も海も、人工物じゃないものはどれもあなどれない。
しかも、あなどれないとこがすごく面白い。


そして合宿終わって解散する寸前のバスの中でボスが言った衝撃の一言。

「4年生は夏休みが終わったら、卒論の夏休み中の成果を20枚書いて出すように」
ヒィー。
400字が20枚って、8000字!ヒィー!

死ぬるであるよ…。


2008年09月03日(水) げんなりする

「24時間テレビ」を見るのがしんどい。


周囲はどうしてそんなに頑張れと言われなければいけないの?

励まされるほうの人は、
どうしてあんなに頑張ると言わなければならないの?


なんだかやたら疲れるなー。

あの「いいこと」の押し売りにはもう全然共感できない。ついていけない。


…あれが好きな人はどんどん参加して、どんどん共感したらいいと思うけどさ。


本当は峻厳なものが、どうも安っぽくされてしまってる感が否めないの。

…いや、別に見なきゃいいんだけどさ。


inu-chan