日々日記
いちらんふるいあたらしい


2007年10月29日(月) デロンギとコーヒーと読書

秋は本を読みやすい気候だとしみじみ思う今日この頃。

先日驚くべき出来事が起こった。

実家で使わなくなった「デロンギ」を送ってもらったら、
クロネコの家財宅急便で届いたのは、デロンギのオイルヒーターではなく
でっかい遠赤外線パネルの「フォトン」だった。

これのどこにオイルが流れとんじゃぁ!と母に速攻電話するも
彼女はファンヒーターと石油ストーブ以外のものはみんな
「デロンギ」だと思っていたらしい。

まぁフォトンはわたしが買って使ってたし、
上京後はわたしの部屋に放置してあったしね。

でもね、届いた時すんごくびっくりしたんだよ。
そして、薄いけどでかいのよ。

でも、せっかく送ってもらったので感謝して使うことにした。
エアコンより断然あたたかいし、風が起こらないのでホコリもたたない。
狭くて気密性のある部屋ってすぐ暖まるわぁ〜。

送ってもらってよかったよ、ありがとう母。



そうそう、最近、新しい「発見」もしたんだよ。

スタバのラテだけは飲めるようになって数年。
自宅でドリップでたまに飲んではいたけど、なんかスタバの味とはどこか違う。

やっぱりそこら中にお店を展開するくらいだから素人にゃ真似できない
ノウハウがあるんだろな、と思ってたら、フレンチプレスという入れ方で
入れると、ラテ向きのああいう味になるという記述を見つけたのだ。

フレンチプレス???検索して見ると、
紅茶をいれるときに使うような道具が出てきた。

えー、入れ方でそんなに味が変わるの??とにわかに信じられなかったけど、
あのラテが自宅で飲めるのならぜひ飲みたいと思ったわたしは、
さっそくボダムのビストロという器具を買ってみた。

そしたらさー、やばいくらいにおーいしーの。
超おいしいの。
コーヒーっておいしかったんだね!!と、32年間生きてきて初めて気付いた。

以来毎日飲んでます。
ほんとうにおいしいね。

気付けてよかったよ。

んで、おいしいラテをお供に、読書をする訳です。
こりゃたまりませんなー。

最近の読書のほうは、
エーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」を授業で読まなきゃならなくて
しぶしぶ読み始めたんだけど、だんだん彼の言うことが面白くなってきて、
とうとう、「愛するということ」という本も買っちゃった。

それと、トルストイの「戦争と平和」。長い。。読めるかな…。

んでー、パール・バックの「神の火を制御せよ」これは小説。
テーマは重いけど、すごく大事なことを伝えている。そして読みやすい。

あとは
発売と同時に、英文和文両方買って、放置していた"A MIGHTY HEART"
を読んでいる。和訳のほうを知ってるので分からない単語が多くても
内容の想像がつく。

マイティ・ハートは、アンジェリーナ・ジョリー主演で
12月には日本でも映画が公開される。

最近は、そんな感じ。

だんだん寒くなってきて、マフラーしたりコートを着たり、
重ね着大好きなわたしとしては毎日ウキウキの季節だ。

とりとめなく延々続きそうなので、今日はこのへんで。


2007年10月16日(火) Gray's Anatomy

面白いドラマに当たった。

やばーい。はまるかも!

Grey's Anatomyといって『シアトルの大病院を舞台に、
外科インターンとして働く主人公たちの仕事と成長、そして恋愛を描いた
青春医療ドラマ』(ウィキペディアより)なのだ。

ようするに、精力的に働く若い外科医の男女がみんなして院内恋愛してる
青春(?)ドラマですね。

その主人公(は、どうでもいいのだが)の彼氏が超かっこいい。
ヒゲ!!夜勤明けのその濃いヒゲ!最高!

やたら見つめる2人。
主人公の女子はわりかし表情がクールなんだけど、
甘々なんですのよ彼の視線がんっとにもー。
こっちが照れるわっちゅーの。


それにしても秋だなぁ。
炊きたての新米でおいしいサンマが食べたいなぁ。

好きな人には全く会えないがまぁしょうがない。

進路をどうしようか、今やってることと関連づけるか
それとも全く畑違いの分野に進んでみるか。

自分はどこへ行くか今はわからんがそのうちわかるだろう。ってくらい
ゆるくてもダイジョブなんだと思う。

だってわからんものはわからんのよ。

でも絶対見えてくるのよ何かしら。

こんなことでよく死にたくなるくらい悩んでしまうんだけど、
それってそこまで悩むのも死にたくなるのも変な話だよね。


椎名篤子著「新 凍り付いた瞳(め) 『子ども虐待』のない未来への挑戦」
集英社文庫2007年、を読んでいる。

虐待は絶対に見過ごせない。

家庭で「生き延びる」ことを余儀なくされている子供が多いのに、
救うほうのネットワークがうまく繋がってなかったり、施設が不足して
いたりして、思うように助けられないのだという。

児童福祉。
気になるねー。


2007年10月10日(水) 子供の絵 心ひとつ

大学祭で、東南アジアの国で
貧しい暮らしを強いられている子供たちが描いた絵を買った。

絵は何十枚とあったんだけど、どれも素晴らしくて、
微笑ましくて、ほんとうに素敵だったの。

名刺2枚ぶんくらいの小さな紙面いっぱいに溢れている、
描き手の子供の息づかい。

楽しんで、工夫して、あるいは思うままに走らせた筆致。

描きたいものを描きたいように描いた喜びがそのまんま伝わってくる絵で
もう本当に感動した。



あれやこれやいっぱいやりたいことのあるわたしだけど、
いつか実際に絵本を創ろうと決めている。

もうずっとそれはわたしの人生における目標で、
でもなんとなくまだ描き時じゃないな、ってのは思ってて。

じゃぁなんでまだ描き時じゃないのかなって思ってたんだけど、
今回それがわかった気がした。

無垢なたましいと、そのたましいが持つあの美しい感性に向かい
「どうぞご覧になってください」と捧げても恥ずかしくないほどに、
わたしの人間性と感性が育ってなきゃだめだと。


わたしにとっての絵本創りは、ただの自己満足になったり、
ましてや自己実現のための手段などでは絶対にいけない。

それが、今回子供達の絵を買ってきて部屋の壁に貼ってずっと見てたら、
すこーん!と腑に落ちてきた。

わかったぞ。

というわけで、今後も修行だ。
今すぐ描けなくたって全然心配ないし焦る必要もないんだ。
でもいつか絶対創る。



おとといからこうやって絵本についていろいろ考えていたんだけど、
そしたら徐々にこんなことにまで波及していった。

つまりね、こうよ。

人生は誰もが一回しか経験できなくて、やり直したくてももうそれはできない。

そんなことは分かりきってるけど、じゃぁどう生きようかってのは
自由に決められそうでいて実はわたし、決めてこなかったんじゃないか?

だからみんながどうやってるのか、そればっかり気になってて
自分にはどういうやり方がフィットするのか、
どう生きたら気持いいのかってことを、自分の心と体で
しっかり考えてこなかった。

そして「みんなのやりかたをする」ってのが「自分の判断」であると
どっかで思い込んでた。
すっごく居心地悪いのにさ。

実体を持たない「人」や「世間」というものが
圧倒的な力でもって押し付けてくる生き方にそぐわなくても、
別にどってことないんだわー。

ふむふむ。
ひとつクリアになった。

大学にきてよかったなぁって思うことの一つは、
自分のことをじっくり考える時間がたくさんあるということ。

ああでもない、こうでもないと言いながら、
いろいろな材料を集めてきて比較検討しながらとことん思案できる。

もともと思案できる素地は自分の中にあったと思う。
でもそれを発揮できたのはこの大学にきたおかげだと思う。

求めたように生きればいいんだ。
望んだように、願ったように実現していけばいいんだ。
南十字星はいつだってそうしてるじゃない。
師匠だってそうして生きてこられたじゃん。

そっかー、そっかー。
自由かどうかを決めるのは環境じゃなくって心なんだ。
全てを決めるのも変えるのも心一つなんだ。

なんだかあったかい気持ちだ。


2007年10月09日(火) つれづれなるままに

いやー、久しぶりに聞いちゃったよ、
スネークマンショー。

【咲坂と桃内の「今夜はごちそうさま」】なんかもう。
ひーー。
可笑しい。

YouTubeで聞けるよ。

でも「今夜はごちそうさま」は、食べながら聞かないようにね。


声だけのコント(?)って面白いと思う。

ふかわりょうのコントのデモCDを(ロケットなんとかってやつ)
「1回聞いてみ。聞いたら誰かにあげるなり、捨てるなりして」って扱いで
友人から譲られたのだけど、面白くていまだに手元にあるもん。

オチがわかっててもあえて聞きたい。


あ、きのうエレキコミックを見かけた。

頭がぼさぼさの方の人は、
NHKでやってるキノコのクレイアニメの主人公にとてもよく
似ているので、わたしは密かに「キノコの人」と呼んでいる。


きょう久々に化粧品工場でライン作業した。
いやー、しんどいけどやっぱり面白いね!

それでもってお金を貰えるのでなおさら素晴らしいと思う。


派遣で行ったのは大型バス一台分の20〜30代くらいの女子たちばかりだった。

そのメーカーの工場には派遣ではなく(多分パートで)、
たくさんの外国人のお嫁さんが働きにきていた。
みんな日本語ペラペラで、面倒見がよくて、すっかりお世話になった。

わたしも彼女達みたいに、異国で現地の人に
優しく仕事を教えてあげられるような人になりたい。

日本人の従業員さんの幾人かは、
言葉の端々にピリピリ感がみなぎっていた。

無理もない。
ド素人の派遣を大量に受け入れる現場の大変さを知っているから
あれこれたたみかけられても仕方ないなと思える。

なんでも組織の先っぽってのは大変だよー。


あ。
わたしそろそろファンデーション買わなきゃ仮面が作れなくなってしまうわ。
オホホ。


2007年10月08日(月) 君を見たら快晴

松田聖子の「瑠璃色の地球」は名曲でした。
やっと最近知りました。



好きな人を見かけた。

というのはちょっと言い方がほんとでなくて、会えるといいのになぁと
心ですごく思いながら、じつはここ数日間彼を探していたのだ。


でもなかなか会えずじまいで、まぁ今日も無理かな〜と思ってた。

そしたらいたいた。

やばい、顔がほころぶ。
こんなちょっとしたことが嬉しい。


ずいぶん顔を見てなかったから、あまり鮮明に思い出せなくなってて
こりゃぁもう熱も引いたかしらんと内心思っていたのだが。

顔を見たら、ああ自分はやっぱりこの人のことが好きだなぁと思った。

あなたともっと話をしたいんだよねー。
ってこんなとこで書いてもしょうがないのに書いてみたりなんかして。

…いやーん。
もうおかしい自分。


2007年10月07日(日) 楽しい秋

読書の秋到来。

大学図書館にはありとあらゆる本が溢れている。

が、さすがに浅草キッドの玉ちゃんこと玉袋筋太郎氏の本は
置いてなかったのでアマゾンでユーズド商品を買った。

名著「男子のための人生のルール」早く来ないかな!!!


これから読みたい本もいっぱいある。

起きている間は読んでるか書いてるかどっちかだってくらいやんないと、
ひとかどの事って成し遂げられないだろうな、と思い始めた。

世の中甘くない。
そしてすぐに結果の出る事は信用ならない。
地道にいくのが王道なんだよな結局。

今に見てろといったからには、本気になって頑張らないと
妄言になってしまうわ。


バイトもするぞう。
学費も貯めたいし旅にも出たい。
Lonely Planetを読んで思いを馳せる。
目標が明確だと頑張れるわー。

大学で学祭が行われている。
教室展示がどれも素晴らしい。すごく触発される。

あと、おいしいもののお店がたくさん並んでいて、あちこちから
いい匂いがしてくるから、空腹じゃなくてもつい吸い寄せられる。

留学生ブースの料理はどれも大変美味だった。
明日は今日食べそびれたロシアのバナナ餃子食べないとねー。


2007年10月06日(土) そこはリサイクルセンターではない

ちょっとショッキングな動画を見た。

ワイドショーで扱った動物処分場の画像。
http://jp.youtube.com/watch?v=ivG9ywery6w

あああ。わたし、処分場に連れ込まれる動物の瞳を直視できない。
つぶらで無垢の瞳の、ほんとうに悲しそうなこと。

ここに出てくるのはほんの一握りの事例だけどどれも
飼い主のペットの命に対する感覚が異常。

子供が拾ってきた捨て猫を処分してもらいにきた家族は、
泣きながら猫を置いて行く。

でも、そもそもその猫を手放すことになった理由が、
「海に旅行に行くか、それとも猫を手放すか」っていう二者択一から
きてるんだよ。
それってさ、同じレベルで選択することか?


母親が「数ヶ月だけど猫を飼って子供たちも優しさが芽生えてよかった」
みたいな超温いことを言う。

「また機会があったらここから猫をもらいたい」とも言ってた。

ここは、リサイクルセンターじゃないんだよねー。
命を預かる覚悟がないなら飼うな。

これも立派な暴力だ。
無知と、想像力の欠如という暴力だ。


2007年10月05日(金) やっぱり腑に落ちないのでリベンジだ

キャ○アセ○ターの人の物言いが、やっぱり全然腑に落ちない。

進路相談は幹部による役職面接なのか?

あんまり自信満々にわたしの将来の可能性を狭めてくれたので、
一瞬ほんとうに自分は未来になにもやりたいことができない人なんじゃないか
なんて思っちゃったじゃん!

あとねぇ、目つきが気持悪いんだ。
「面接官は見てるよ」っていうサインらしいんだけど、あれは変だ。
他人の財布の中身を盗み見るような、嫌らしい目つきですよあれじゃ。

眼光鋭いのと、目つきが気持悪いのとは表裏一体だとわかったので
自分は今後気をつけようと思った。

でもそのくらいの区別がちゃんとつく自分であって本当によかったと思うこのごろ。

なにがみんなで仲良く就職活動じゃ。
すでにわたしは徹底的にそこから疎外されとるっちゅーんじゃ!
バーカ、バーカ。

今に見ておれキ○リア○ンター!
いつかぎゃふんと言わしたる。

少なくともわたしは自分が将来希望する分野で働くための努力を、
全く厭わないし、今現在様々チャレンジしまくりでそりゃ
風邪もひくわっつーの。寝込んだっつーの。

先日授業で特別講義をしてくださった高崎隆治先生は、
我々にこんな言葉を贈ってくれた。
「その人の生涯が美しくあるためには、その人生は闘いの歴史でなければならぬ」

ウチの祖母なんかほんとに「狂気」って言葉が似合う虐待祖母だったんだけど
その人生は確かに闘いの歴史だった。
今すっかり老いた彼女の生き様が美しく見えるときが、確かにあるのだ。

わたしのこれまでも、果たして美しくあるだろうか。
うわー。どうだろう…。

先生は前回うちの大学で講演したとき、大学にとって耳の痛いことを
言ったのでもう二度とこの大学に呼ばれることはないと思っていたと話していた。

でも「ここはおかしい」と思い、それを相手に伝えることはすごく大事なことで、
まぁ時に面倒くさかったりタイミングの逃して言わなかったりするけど、
相手のことを思えば言ったほうが絶対いいもの。たとえ嫌われても。

そもそも「悪いところを指摘してくれる人」がまわりにいてくれるうちが花なのだ。

でもこないだのキャ○アセン○ーの人はなんか違う。
そういうのじゃない。

絶対、ぜぇったい、わたしは負けない。
負けるもんですか。


inu-chan