日々日記
いちらんふるいあたらしい


2007年04月02日(月) 開く

桜がはらはらと散りかかる今日4月2日。
わたしは32歳にして再び大学生になった。

社会人になってから9年。
あまりにいろんな思いを経験して、悩み、求め、また悩み、追い求める中、
ついに決定的な変化の時を迎えた。

自分改革とでもいおうか。

「あれができないから、やめてそっちに進む」のではなく、
「あれができないなら、できるようなろう」という生き方に
シフトしてみよう!と思ったのだ。

遅いよ!でもやっと気づけたよ!ほほほ。

それが2006年の1月。

そのとき、栄えある改革第一号の「あれ」に選ばれたのは
とある大学の社会人編入学を果たすこと、だった。

その春にさっそくオープンキャンパスに行き、
夏には夏季大学講座を聴講しに行き、気がつけばはや師走....
しとしとと冷たい雨の降る中で受験に臨んだ。

その時のことは、まるでついさっきのことのように詳細に思い出せる。

まず受験の最中も、そうしてることがにわかに信じられなかった。
あのわたしが、自分の未来を諦めずに、こんな試験に挑戦までしている。

本当に?これ夢じゃない?みたいな。

しかも、合格した。
ほんっとうに、ほんっっっとうに驚いた。


入学したのは本当のこと。
桜、美しかった。
ずっとお会いしたかった人にも、ついに会えた。

今はこうして授業にも出てるし、ゼミも決まった。
友達も増えてきた。

それでもいまだに、感極まって泣きそうになることがある。
正門で、図書館で、記念講堂の前で、教室で、桜並木で、
ふとした瞬間に押さえがたい思いがこみあげてくる。

自分はこれをやってのけたのだなぁと。
あらがえない運命を受け止めて乗り越えるだけじゃなく、
自分の力で、望んだ未来を勝ち取ることもできるんだなぁと。


いよいよ、これから。
もっともっと燃えたい。燃えかすも残らぬほどに完全燃焼したい。

さぁいくよ。頼むよ32歳のわたし!!


inu-chan