DJ SEO's DIARY

2005年07月31日(日) >>FUJIROCK05' (3日目)

3日目。最終日。


この日も朝の日差しの暑さで目が覚める。
そして行きつけの風呂へ。そこの休憩所で昨晩BIGCAKE前でも会った、
大石らとバッタリ遭遇。ソファでぐったりしながら、お互いの行動を語り合う。

朝飯はもちろん”福島屋”だ。
昨晩も食った豚とろ串を注文すべく並んでいたら、
同じくそこで焼かれているうなぎに目を奪われる。
うなぎ丼1000円と、まあまあ値段は張るものの、
丸ごと一匹を丼に盛るその豪快さにヨダレが出てきたので、
それも食うことに。旨い。

ビールもしっかり入れて、取りあえずテントへ帰る。
すぐに会場に向かおうと思っていたんだけど、
でも気づけばもう12時近くて、もうナックは見れそうにない。

この日の天気は今のところ、とてもいい感じだったので、
その時たまたま送迎バスが出発間近だった、ドラゴンドラに乗ってみることに。

初ドラゴンドラ。楽しい。景色もいいし。
もっと蒸し暑いんかなぁ・・・と思ってたけど、この日はそうでもなく快適。

そして30分近くかかって着いた頂上は、もっともっと快適だった!
あまりにも気分が良かったので、そのまま昼寝。
一時間くらい寝てから、うろうろ。
ファニーな気ぐるみもいるし、アコースティック・ライブしてる人も。
そこで、「NO WOMAN、NO CRY」を皆で歌う。和むなぁ。

トランスDJも良さげだったが、それよりも他事で遊びたい感じやったな。
ロッジの中でのソフトクリームと水が◎。


頂上での楽しい時間もそんなモンで切り上げ。

次はアヴァロンでBEAUTIFUL LOSERSを観るために下界へ降りる。
でも今年はもう3日目ともなると、足がガタ来て思うように動かない。
後のアクトに差し支えても困るので、座ってみる事に。

WEB SITEに書かれていた、
”エレクトロ・アコースティック・インディアン・オルタナティブ・ロック”
という表現がどーなのかはよーわからんかったけども、良いLIVE。

その後、JOHN BUTLER TRIOを観ようと思ったけど、疲れてヘブンまでさえも
行く気にならないんで、ホワイトのDOVESに向かうことに。

DOVESは前にFUJIで観た時と同じく、”POUNDING”からスタート。
なんかもう、ウケ狙いにしか見えないこのロケット・スタートっぷり。やるなぁ。
2曲目も”BLACK AND WHITE TOWN”と相変わらず飛ばしまくり(笑)
途中から「何かも〜え〜かぁ」とか思い出してきて、実はその時、グリーンで
BEACH BOYSが出てるのを思い出す。よし、行こう。

ホワイトからグリーンへの道は、今年からできたボードウォークで行ってみることに。でも途中からボードウォークは無くなってて、けもの道を歩く。歩く。
・・・結構シンドイな。
最後に新設”みどり橋”を渡れたのは嬉しかったけど、やっぱ遠回りやわ。

途中からグリーンのBEACH BOYSも聴こえ始めてきて、ちょいと焦った。
確か”KOKOMO”くらいから観る。
なんかジジイのカラオケ大会みたいな感じでライブは進んで行くが、
クラシック連発のSETにはやはりテンション上がる・・・!

”SLOOP JOHN B”から間髪入れずの”WOULDN'T IT BE NICE”
は、かなり良かったな。その後、”ROCK'N'ROLL MUSIC”やら、
”SURFIN' USA”を演ってたな。
見た目はかなりオヤジ(おじいさん?)だったけども、
声もちゃんと出てたし、良いLIVEだったな〜。

そして、ROYKSOPPを観にレッド・マーキーへ。
でも意外や意外!?早くもレッドマーキー中はパンパン!
迂闊に中に入っても死ぬのは目に見えていたんで、レッドマーキー外で
踊ることに。

前FUJIで観た時は、生ドラムを叩きながらの超アグレッシブなLIVEで
激最高だったんですが、ここから聴く限りでは打ち込みのサウンドしか
届かないから、オカシイな〜と思って観てました。

でもさすがにここで踊るのも飽きてきたので、”EPLE”聴いてもう少し
した後、オアシスに飯食いに行く事に。
確かオムライス食ったかな。普通に美味い。

MOBY観る前にトイレへ・・・とかいってたら、もう始まってるやん!
しかもあんなに晴れてたのに、雨までしっかり降ってくる始末。
更にめっちゃ寒気がしてきたので、トイレで用を済ました後、
そこで更衣も。ふ〜これで何とかなるぞ。

ちょうどその頃、定番のCREEPカバーやLIFT ME UP、
BODYROCKなどが聴こえたかな。グリ−ン前方に着く頃には、
ラストの初期トランス系ナンバーを演ってて、それで幕をとじた。

でも僕のお目当ては、次のNEW ORDER。
雨も降ってたからか?思ってたよりも簡単に前ブロックに入れた。
そして壁にうなだれるように、体力温存、回復。
もうホントに体が言う事きかない。

で、NEW ORDERの登場!
最初のクリスタル〜リグレット、テンション上がったなぁ〜。
これが噂に聞いてた、バーニーのへろへろダンスかと思い、
温かく見守る。

そしてジョイ・ディヴィジョンの”TRANSMISSION”だ。
テンション上がりまくって、踊り狂う。
中盤には今LIVEの目玉、KRAFTYの日本語(字幕付き!)と
英語の混合ヴァージョンを披露。笑ったな。

笑ったと言えば、”TRUE FAITH”のグダグダっぷりにも笑えたし、
”ビザール〜”でのバーニーの動きにも笑えた!

アンコール1曲目の「ユア・サイレント・フェイス」は
聴けてかなり嬉しかったし、グラトンでは演らなかった
「ブルー・マンデー」も最後に演ってくれたから、嬉しかったな。
(んまあ、LIVE前のサウンドチェックの段階でSEが少し聞こえたんで、
演りそうな気はしてましたが)


そしてクロージングのPRIMAL SCREAM!!
最初は多分新曲と思われるナンバーからスタート。
”GIVE OUT〜”時代のストーンズ・ロックに
最初期のフラワーサイケ風味を降りかけた感じでまあまあの好曲。
新作はこんな音だといいんですが・・・。

その後はLIVEでもおなじみの定番ナンバーが続くんだけども、
何かアレンジが違う。これはあのブリブリなエレクトロ・パンクを
捨てた後の、新しいプライマル・サウンドなんだろうか?

DETROITなんかは、バキバキにダンス・ビートなサイケ・ナンバーに
大変身してド渋。最高だった。

でも、後でいっちが言うには「マニのエフェクターが故障してキレてた」
らしく(?)、僕は全く気づかなかったけど、
確かにそう言われればそうかも。
”KILL ALL HIPPIES”とか”コワルスキ”とか聴けたモンじゃなかった
し、”SWASTIKA EYES”はDAVID HOLMES REMIXみたいだったな。

んで他に演った新曲は、”ALRIGHT”を連呼する”CITY”直系のシンプル
ナンバーでかなり普通系。んまあクラブでは上がりそうな感じだけど、
僕らが期待してたのは、もっと”先”の音だったんで。

そんなんで、終盤からはあまり気が乗らなく、あまり憶えてない。
途中からJ・マスシスらが加わったのと、「MOVIN' ON UP」演ってた
くらいか。

で、PRIMAも終わりMYLOを観に行こうとしたけど、予想通り
人多すぎ。最終日の晩やで、皆さん!
なんで、今年はこの時間に人がこんなに残ってるのか?
オアシスも恐ろしい人ごみ。正直うざい。

テンション下がりまくってたとこに、いっちと遭遇。
ピーター・フック観る気やったけど、どーせしょーもないやろしって
ことで、帰ることに。

帰りに”福島屋”で豚とろ丼を食う。美味い。美味すぎる。


そして寝た。3日目が終了した。


2005年07月30日(土) >>FUJIROCK05' (2日目)

二日目。太陽の暑さでイヤでも目を覚ます。

山の特色らしいが、今年は朝は晴天で、夜からくずれるのが多い。
テントの中は蒸し風呂状態なので、風呂に入りに行く。
風呂屋は僕が毎年利用している行き着けのトコで、
実はあまり金払った記憶がない。
・・というか、「金を払おうとすると断られる」という方が近いかも(?)。

で、朝飯だ。
ワールドレストランで食った。
確か食べたのは、オムレツ・カレーみたいなやつと、
鳥ソテー&フライドポテト。

この日のLIVEは、なんとGREEN一発目のLOS LOBOSが、
まだ会場に到着してないってことで、急遽EDDI READERがステージに!
昨日はCAKE、そして今日は後のBLACK VELVETSとかぶってしまうために、
泣く泣く諦めざるをえなかったので、この決定はものすごく嬉しい。

飯食ってから行ったので、観れたかなり後半からだったが、ちゃんと
最後にはしっかり”PERFECT”を演ってくれて大満足♪至福な一時だった。

そしてその後はジュリエット・ルイスを観るために
ホワイト・ステージに移動する。

ホワイト・ステージ手前の”ところ天国”で”ハイジカレー”を食べる。
もちろんトッピングの温泉卵入りだ。コクがあって旨い。
今日はこれでカレー2杯目だが、
ハイジ・カレーはタイミングが良くないと食えない。
人気過ぎて、いつも売り切れ状態なのだ。昼でも店閉めてる時まであるし。

で、ジュリエット・ルイス。
遠目からであまり正確には見えないのだが、
黄緑とピンク(?)のド派手な衣装で
飛び跳ねていたな。最後の方でシングル曲を演奏。
前のほうは盛り上がってたんだろーか?

で、レッド・マーキーに移動してのBLACK VELVETS。

始まり前から会場のテンションは結構高い。
そして登場。レッド・ツェッペリンの影響を受けているのは、
デヴュー7”の時点でわかってはいたが、
彼らの雰囲気はそれとはまた違った、結構正統派的なハードロック・スタイル。
ちょいダサい。もう少しガレージっぽい方が良かったと思いつつも、
2曲目の「GET ON YOURLIFE」でテンション↑。
そしてその次曲くらいで客のテンションは最高潮になり、
モッシュが始まった!
なんか変にテンション上がってしまった僕はそこへ参加。
まだまだ若いぞ、26歳!(笑)

そして中盤の「3345」までひたすらモッシュしまくって、
遂にスタミナ切れ。
一応、最後まで「ふ〜ん」って感じで観る。

LIVE中に降り出したんで、気づかないフリをしてた大雨だったが、
LIVEが終わると少し小降りにはなっていた。でももう会場の地面は死んだ。

この後ドラゴンドラ乗ろうと思ってたんだけど、雨天中止にした。
取りあえずあまり寝てないせいか、何か疲れたし、長靴も履きたいし・・・
ということで、一度テントへ。

なかなか雨は止まない。マキシモ・パークの時間になりつつあったけども、
もうあまり外に出る気にならなくなったんで、昼寝することに。


2時間くらい寝た後、FEEDERを観にホワイトへ向かう。

近づくにつれて音が聞こえて来る・・・!
”COME BACK AROUND”だ!やっべー、もー始まってるやん!!
急ぎ足でホワイトへ。人ごみをかきわけて、PVブースの前方までたどり着いた。
音もよく届いていい感じだ。選曲はさすがに初期の曲はないし、
2NDからも1曲だけだったけど、それでもイイと思う。
「Buck Rogers」で燃えて、「Just The Way I'm Feeling」でジンワリきた。

最後は定番の「JUST A DAY」で〆。いいLIVEだった。


その後のGANG OF FOURまで軽く時間が空くので、アヴァロンで飯を食う。
今年初めてアヴァロン来たんだけど、
ステージもだいぶしっかりしてきた気がする。

アヴァロンでおなじみのケバブを食う。だが、なんか味が違う気がした。
なんてことない普通の味。ひょっとして今年はオアシスにある店が本物?

そしてGANG OF FOUR。
電子レンジをバットでぶっこわしたりとか、刺激的だったが、
肝心のカミソリ・ギターは全然ダメ!

「キレテナーイ!」

ってツッコミたくなるくらい、なぜかひずみまくっているギター。
昔からLIVEはこんなんやったんかい?
1STは”カッティングの代名詞的アルバム”とまで言われているのに?

なんかちょっとガッカリしたので、
最近僕も再びPLAYしだすようになった1STからの大名曲、
(大阪的にはパブリックでへヴィ・プレイされてると言った方が
わかりやすい??)「I Found That Essence Rare」を聴いてGREENへ。
移動中にたぶんラスト曲であろう「To Hell With Poverty」が聞こえる。
演るのは大体わかってたけど、ちょっともったいなかった気になる。

GREENでは既にBECKが始まっていた。
この日もすでに疲労がかなり溜まっていたので、
かなり後方から座って観ることに。
”NEW POLUTION”や”SEXXLAWS”が
ポスタル・サービス宜しくなエレクトロ・ポップ・アレンジになってたのが
印象的だった。まーかなり遠くから聴いてたんで、それが
イケてたのか、イケてないのかはよーわかりませんが。
そして中盤で、”LOSER”。ありゃりゃ、最後だと思ってたのに。
結局最後は”E-PRO”だった。あらら?絶対初めに演りそうな感じがしたのに。
まだ演ってなかったのね、と。

そしてDINOSAUR.Jrを観にホワイトへ。もう始まっている。
今回はオリジナル・メンバーでの再結成という事で、
初期の3作からしか演奏しないらしい。
僕は初めの2作はA-1時代に店で結構聴いたあげく、
買わなかった盤だったので
聴いた事あるような気がするナンバーやBUGからのナンバーが続く。

そして後半、”FREAK SCENE”!!前方は小爆発する(笑)
以前にJ・マスシスで観た時のバージョンとは違う、
あの”NEW YEARS PUNK BROKE”
で演ってたフランジャー全開の演奏でテンション上がりました!

そこまで聴いた後、FATBOYを観にGREENへ。
移動中にかすかに”JUST LIKE HEAVEN”らしき曲が聞こえる。
これも多分演るやろーとは思ってたけど、軽く後悔する。

FATBOYも既に始まっていた。
周りには先着1万個限定で配布されていたメガネをする人もちらほら。
何が見えてるんかな?

肝心のFATBOYは、ステージ数メートル上にDJブースを設けてもらって
手を上げたり、アクションしたりしながら、グダグダDJしてた。


「何をやってるんだろう、このメイクマニーDJは?」


これが30分くらい観た僕の感想。しょーもないなこりゃ。





・・・そしてこっからは僕の仕事。(ちょっと顔つきが変わる?)

BIGCAKEのDJブースでのDJだ。
雨もかなり降っていたが、僕が始めるころには少し納まっていた。
ブースからは見慣れた顔がちらほら見えた。苗場で初顔合わせのヤツもいた。
集まってくれたみんなに感謝!きっと、いいDJするから。

でも大将からの言付けで、BIGCAKEのわたるさんに
「ゆるくやってくれ」と言われていたので、正直選曲に困っていた。し
かも前のDJがゆる〜いロックをつなぎも脈絡も完全無視で
タラタラDJして対応。これじゃあスキルがあるのかないのかわからない。

しかもわざわざ観に来てくれた人にも申し訳が立たない。
多分大将が気にしてたのは、昨日のBIGCAKEのブースで
ミッシェルとかをガンガンしてたDJがいたらしく、
噂では周りはドン引きでほとんど騒音被害状態だったというから、
そういうのがマズいんでしょ?ね?

とか、勝手に解釈して(?)僕は、僕の、僕らしいDJをする事に。
大丈夫ですよ、僕はBIGCAKEライクな音を熟知してるつもりなんで。
今までやってた”ROCK TUESDAY”では買ったばっかの新譜とか、
その日たまたま聴きたくなったレコとかを気楽にかけてましたが、
今晩はちゃ〜んとご用意してます♪

初めは前のゆるい流れを引き継いで、
STEPHEN STILLS "LOVE THE ONE YOU'RE WITH"から。
PRIMALも”MOVIN' ON UP”で取り上げたこの曲。

この曲がまあまあウケたので、そのままアコギ流れでELLEN McILWAINE
”AIN'T NO TWO WAYS TO IT (IT'S LOVE)”へ。
数年前には活動してたので、今もまだしてるんかな?
尊敬する人も多いカリスマ・フォーク・シンガー。いいGROOVEだ。

僕の選曲が徐々に雰囲気に溶け込んできたので、こっからテコ入れ。
THE JIMMY CASTOR BUNCHのFUNKクラシック、”IT'S JUST BEGUN”から
これもクラシック、THE BEGINNING OF THE END ”FUNKY NASSAU PT.1”と
FUNKに展開。まあまあウケてるぞ。
でも雨がまた強くなってきた。機材が心配だ。自分のレコも。

で、JULIE DRISCOLL BRIAN AUGAR & THE TRINITY
”INDIAN ROPE MAN”でFUNK→MODSに徐々にシフト。
で、この後S.D.G.の「I’M A MAN」も
考えてたんだけども、一足飛びにTHE KINKS”YOU REALLY GOT ME”。
お〜盛り上がってきた!

んで、そのままTHE ROLLING STONES”JUMPIN' JACK FLASH”へ。
お〜イイ感じだ♪ウケてるから別にユルくせんでもえーでしょ(?)
ってことで、一日フライングのTHE KNACK”MY SHARONA”!

そして先日から、彼が出てるMOVIEが東京では話題になっている
RICHARD HELL AND THE VOIDOIDS ”BLACK GENERATION”と
ロック・アンセム連発で、IAN DURY ”SEX & DRUG & ROCK AND ROLL”
で一段落。

その後オルタナ流れにシフトすべく、THE BLACK CROWS”HARD TO HANDLE”
から、いっちから教えてもらった数少ない曲(?)の中の1つ、
NEIL YOUNG御代の”ROCKIN' IN THE FREE WORLD (LIVE)”へと。
さすがにLIVE音源は(音圧的に)辛かったが・・・(汗)

そして先日BEST盤出たクセに、僕はあまりPUSHする機会に恵まれなかった
オルタナ・クラシック、PAUL WESTERBERG ”DYSLEXIC HEART”から
この日一番PLAYしたかった、BLIND MERON ”NO RAIN”へ!
で、その時、雨は止んでいたぞ(ニヤリ)。

だから調子に乗って、その後C・C・Rの「雨を見たかい」をプレイしよう
かとも思ったけど、もう終了時間も過ぎてたので、その次のDJの人と交代。
僕の後のDJは、!!!とかLCDとかを普通にかけてて、BIGCAKEもクソも
あったモンじゃなく、こんなにも悩んだ僕は何だったん?と思うくらい(笑)


で、そこでいっちらと合流し、パレス・オブ・ワンダーの
ロンドン・ナイトへ。でもあそこ、思ってた以上にクソ狭くて中に入れず。
この時はKID CARPETが演奏中。

んまあスピーカーは外にもある感じで、音も漏れてくるからってことで
外で様子見。昨日食ったラーメン食おうとするが、どうやら材料切れのため、
本日閉店らしい。ショック。

で、次はロンナイの番だ。僕は12:30〜1:30枠が大貫憲章枠と
予想して乗り込んだんだが、そのウマが見事に外れた。
かかった音はBREAKBEATSなダンス・ビート。


「あら、あらら〜?」


いっちと「これってカッチンかな〜?読み違えたかな〜?」とか言ってて
テンション↓結局、これでここを後にする事に・・・。

でも後から気づいたんだけども、これが実は大失敗!!
このBREAKBEATS DJが、なんとFATBOY SLIMだったとは!
さっきあんなクソDJを見せ付けられた後でも、こういうサプライズDJには
興味沸いてしまうもの。勿体無い事したなぁ〜・・・。

で、レッド・マーキーに戻り、VITALICへ。
でも人多いよ〜!あっという間に体力使い切って、”LA ROCK”も
”MY FRIEND DARIO”も体感せずに退散・・・無念。
まーでもLIVEはほとんど音源聴いてるのと、大差はない感じだったけども。

(あ、その後のガルニエも良かったそうで・・。
朝のラスト・ナンバーは”SMELLS〜”だったそうな・・・↓)



で、テントに戻る帰り道。
・・・ここで確か”福島屋”に出会ったんだと思う。
他店舗がこぞって”越後もち豚”を語ってるのに反してのここのメニューは、
あえて”豚とろ”。

初めは「押し弱いな〜」と思ってたんだけども、
その”美味そうな”焼いてる雰囲気に負けて食ってみることに。

旨い。旨い!

これが求めてた味だった。豚がとろけるぜ〜!!
そしてこの後2日間、ここで食いまくることになる。

そして寝た。二日目が終了した・・・。





(はぁ・・・それにしても、今年の日記、何か長くない・・・?)
(かなり疲れてきたんですけど・・・汗)


2005年07月29日(金) >>FUJIROCK05' (1日目)

今年も行って来ました!フジロック。苗場。

最高の音楽と酒、そして豚トロに包まれた3日間。
その中で感じた思いを、今年もまた書いていこう。

今年も例年通り、木曜日の晩出発。アシは車。
ROCKETS仲間のクロスカウンターのコーイチ君らに混ぜてもらっての出発だ。
色々な苦難はあったけど、朝9時頃には苗場に到着。
もう当然のごとくキャンプサイトには多くのテントが張られていて、
一刻も早く建てたいところだったが、今年は少し事情が違う。
いきなりライブがあるからだ。

朝9:15からパレス・オブ・ワンダーでkid carpetを観る。
ピコピコなおもちゃを使ったチープなサウンド。
そんなFUJI一発目のLIVEにしていきなり和みまくった後は、
そこで早くも綱渡りオジサン登場。いきなりの荒技に拍手喝采。
そんなこんなで、30分くらい楽しんでいよいよテント設営。

今年は入り口近くのイイ場所に建てれて一安心。
さっそくビールを入れ会場内へ。オアシスでの昼飯後観たのはcake。
選曲に少し不満はあったものの、内容には満足!
もうあの声聴けただけで最高やわ〜。
ホント何年も待った甲斐があったってモンだ。

その後はリサ・ローブが観たかったけども、
次のカイザー・チーフスをちゃんと初めから観たいと思ったので
レッド・マーキーへ。一発屋の雰囲気プンプンの彼らですが、
お客さんの期待も上々で、かなり盛り上がったな。
今後も残りそうに思わせるくらいの良いパフォーマンスで、僕はこの後
一日中彼らのアルバム1曲目が脳内ループするハメに(笑)。

その後はPREFUSE観る気だったけど、
その時の気分でミュージックを軽く観る。
数年振りに観たけど、やっぱり下手クソだった。
曲は悪くないのに、LIVEを観るとなぜか萎えるのはどーして??

その後はメイン・アクトの一つ、コールドプレイを観る為に
グリーン前ブロックへ。
僕は個人的にアルバムを3枚リリースしたくらいの時期のライブが好きだ。
シングル曲とアルバム曲とのバランスがちょうどいいからだ。

この日のSETもほぼ申し分ない感じで、唯一SILVERを演らなかったくらいか。
YELLOWはかなり最初の方でやhりステージは黄色に輝き、
最後はIN MY PLACE。新作3RDからもまあまあ演っていたな。

LIVE自体もかなり良くて、(先にふれた理由も含めて)
”一番いい時期”を見た感じがする。
アメリカでの大成功もあってか、前見たときとは別格のオーラを感じたな。


その後は、お目当てのFOO FIGHTERS!

もう・・・なんて言うか、とにかく最高な素晴らしすぎるLIVE。
これを真近で観るために、その前のコールドプレイから前ブロックだし、
ホワイト・ステージのPOGUESまで諦めた甲斐があったってモンだ。
・・・しかも夕方から禁酒までしてたんだぞ。


とにかく、彼らには
”GREATEST OF THE POWER-ROCK”の称号を与えよう。

デイヴの歌声は本当に最高で、僕に力を与えてくれる。
そして彼のスマイルから発するユーモアは、会場を温かくする。

これがカート・コバーンとの最大の違いだ。
26歳のの僕が求めていたのは退廃的なカートよりも、
デイヴのPOSITIVEなパワーだったことを改めてかみ締める。

SETは新作からも多数PLAYされた。しかも大ウケ。
僕は新作に対してはそんなに高い評価をしていないんだけど。

それでもこんなに受け入れられている状況を見ると嬉しくなる。
古い曲ばかり聴きたがるファンが多いLIVEって、やっぱり寂しいからね。
新作からのシングル”BEST OF YOU”を熱唱するデイヴを観て、
思わず涙腺が緩んでしまった。いいじゃないか、この曲。

その後も爆発力ありまくる演奏を続けまくった彼ら。
中盤で”もうあれから10年も経つんだよね〜”みたいな事を言って、
”THIS IS A CALL”。僕は死ぬほどアガッたが、周りは割りと普通。
新作からの”LAST SONG”とかの方が断然盛り上がっていたってのが、
新しいファンをしっかり取り込めている証拠か。

そして”EVERLONG”。アコースティックでの演奏。
一番好きな曲だっただけに暴れる気満々だったんで、少し残念だった。
でもあのクソ最高のメロディは体の隅々に染み渡る・・。

終盤にはステージを降りて、PAブースまで行ってタワーまで上る。
この日のFOOのLIVEは正にSHOWTIMEだ。
それは一瞬GREENDAYが頭をよぎる程。

アンコールでは何とデイヴがドラムを披露。
いやでもテンション上がる。この時ドラムがボーカルを担当したんだが、
彼が似てる似てないはこの際置いといた僕は、その彼を僕自らのホロスコープで
カート・コバーンに変えた。クールな絵だった。

そして夜。
レッド・マーキーでDJピーナッツ・バター・ウルフ。
思ってた通りのPLAYで最高だ。もうロック、ソウル、ヒップホップ、テクノ、ハウス、
ニューウェーヴ・・・がどんどんMIXされてつながっていく。
途中MIXミスったり、ちょっと強引ちゃうの?みたいな流れはあったけどでも最高。

そしてその後のCROWN CITY ROCKERSを少し観る。
ステージングも上手いし、かっこいいな。
でもその後オールナイト・フジに行きたかったので、30分くらいでオレンジコートへ。
でもそれが大失敗。恐ろしいくらいの人ごみで、ボードウォークが全く進まない。

もうすぐでメインの石野卓球がPLAYするっていうのに、逆方向に帰っていく人が
すごく多い。

「妙だな・・(クアトロ)」

と軽くつぶやいた後に、気付く。もうオレンジコートはいっぱいなんだと。
だから戻ってくるんだと。
自分の後ろを振り向けばまだまだ多くの人が並んでいる。
こりゃどー考えても無理だと思ったから引き返した。
もうムダに動いたから、早くも疲労困憊。帰ることにした。

途中のパレス・オブ・ワンダーで、旨いと噂の博多ラーメンを食べる。
ホントだ。マジうま。明日も食うことを決意する。
そしてもち豚を食う。旨い。
だが、この時点ではまだ”福島屋”の存在には気付いていない。

そして寝た。一日目が終了した。


2005年07月20日(水) >>そしてSUNFLOWER〜LAST TUESDAY

第2回SUNFLOWERもいい雰囲気が作れて良かったです。


自分のDJも個人的には悪くなく、楽しくPLAYできました。
特に朝方3時40分からのDJは、GROOVERでは最近ずっとPLAYしてない
時間軸ゆえに、ここぞとばかりにあまりROCK EVENTではPLAYされなさそうな
ナンバーを混ぜてお送りしました。

前の田中亮太君の100sを受けての僕は、トラキャン。
まーでもこれは次のテンダーリーフをPLAYする為の布石。

テンダーリーフのアルバムは4年前くらいにSTOMPで
groover's cafeをやってた時によくPLAYしてて、
現在のKARMAでも最近よくPLAYしてるんですが、CLUBでのPLAYは久しぶり。
んまぁ、FREESOUL系のEVENTならウケるんでしょうが、僕ら流れのリスナー
にはまだあまり浸透してない様子。とにかく涼しい気分になれる一曲。

で、そん次はMIGHTY RIDERSの”EVIL VIBRATIONS”
これはSOUL好きやミドル・スクール好きなら誰でも知ってる
大クラシックで、確かデ・ラ・ソウルもサンプリングしてました。
(どの曲だったか忘れたけど・・つーか持ってるねんけど調べるの
面倒なんで・汗)

この日はちょっとフロアに違う音を入れたい空気になってきてたので、
こっからSOULに行きます〜って感じ。ちなみにこの曲、最近登場した
MIGHTY RIDERSの生まれ変わりみたいな新人、REBIRTHがカヴァー
しててそれもかなりイーんですよね。そんな話題性もあってPLAY。

そんでその次は話題性つながり(ってワケでもないけど)で、
ORGANIZED KONFUSIONの”WALK INTO THE SUN”をPLAY。
こいつら最近BEST盤出たんだよね。で、僕もこいつらの音全部知ってる
ワケじゃないんで、タワーで試聴してたんだけども、やっぱりこの曲が
ダントツにヤバイ!し、やっぱり1STでしょう。
HIPHOPとSOULとACID JAZZが合体した凄い曲です。
これは数年前のGROOVERでPLAYして以来なので、
(PLAYするタイミングに出会えて)嬉しかった。

そして怒涛の3連打のラストはガリアーノの”ロング・タイム・ゴーン”。
元々ROCK好きにウケそうな曲がわりと多い彼らだけども、その中でも
5本の指には入るであろう名曲。
これは前から欲しかったんですが、半年前くらいに800円くらいで
奇跡的に見つけて以来、愛聴してます。CLUBでは初PLAYでした。
しかもこの曲、終わり方的に流れを変えやすいので、
そっからCOLDPLAYにもってって、いつもの感じにシフトしました。


あ〜自分のDJをこんなに細かく解説するのは、かなり久しぶり。
少しマニアックだなと感じる曲は、こうやってPLAYする理由がある時に
サクッとPLAYしましょう。
だって背伸びしてるようなPLAYするDJってたまにいるけど、
あれはわかる人から見ると、ただ滑稽なだけだから。


それは、実は僕も一番気をつけている事。
表に見えてるのは実際”1”だけでも、その”1”に対して、
”10”のバックグラウンドがないと、何か恥ずかしくなるし、
それは実は、”わかる人には見抜かれている”のだ。

そうなんだよ、だから僕はこの前のインタヴューで出来もしない
映画の話をさせられた事に、とてもへコんでいる(笑)。

ちゃんと言ったけどね、
「ヘタなこと言って、読者に突っ込まれるのイヤなんで、
この話題は勘弁して下さい」って。
まぁ、実際にどうなるのかは知りませんが(汗)




で、話は変わって昨日の「LAST TUESDAY」
クリスマス・スペシャル以来の大入りで、楽しかったです。
僕のDJは”GOODBYE”特集でいこうとウチのレコード棚を漁ってたんですが、
意外になく、いちいち1枚1枚レコジャケ裏見て”GOODBYE”探すのも
すぐにイヤになって結局”GOODBYE”で用意できたのは、THE BEATLES,
THE ROLLING STONES,SUMMERHILL,DAN BRYK,の4バンド。


うぅ・・情けない。


他に何かありました?BON JOVIはまあまあPLAYする気だったけど、
そん時の気分で勝手に却下。EMOのIMPOSSIBLESに確かそんなんあったけど、
持ってないので却下。う〜む。。


って言ってもその晩は、”GOODBYE”な悲しい気分は1ミリくらいしかなく、
ただただ酔っ払い、現実逃避した一夜。
泥酔者多数での最後の光景はなかなか笑えました。
BIGCAKEわたる氏作、”落書きベイベー”登場しましたから(笑)



で、あーだこーだやってる間に電車なくなって・・・





で・・・結局、”落書きベイベ−”は僕が面倒を見ました。
なのに朝になったらもう居なくて、未だにお礼のメールすら来ません(笑)
なんてヤツだ!僕にマルちゃんの「ワンタン」を奢ったからそれでいーと
思ってるのかっ!?まーいーけど。「スープがおいしい」から。
(あ、そーいやレコード貰ったなぁ・・・今思い出したわ・笑)


つーか、ホントに1年ちょっとの間でしたが、遊びに来てくれた皆さん
どうも有り難うございました。
僕は休んだりした事も多かったんですが、DJヤマシタやシンペイのおかげで
ちゃんと毎週稼動し、ここまで続けてこれた事に感謝してます。

そして、客入りもそんなに期待できない中、毎回ギャラまで工面して頂いてた
BIGCAKEにも本当に感謝してます。マジで有り難うございました。



これで平日はBRITISH PAVILIONとGROOVER'S CAFEのみとなりました。
後者は一応毎週開催ですが、プライベート・パーティなどの関係で、
最近は月1〜2回くらいしか開催してないので、もう一つくらい新たに平日で
やりたいなぁ・・・と思ってます。なんで、誰か声かけてください(笑)

GROOVER'S CAFEの8月は4日のみの開催です。
僕もFUJI明けで疲れてるので、行かないかもですが若手はDJしてますので
是非お越しを☆



2005年07月17日(日) >>FES特集GROOVER、そして今日はSUNFLOWER

ようやく半分忘れかけてた先週のGROOVERでのSETを思い出して、
SETLIST書き上げました。


最近、個人的尺度においてのGROOVERのDJクオリティが
どんどん下がってきてる気がするので、もう少し精進です。
DJサカモトも腰痛復帰直後だったためか、
いつもに比べるとキレがない感じに見えたな・・。

新人DJのYU-KIはがんばってはいるんだが、
まだイマイチよくわかってない様子。
そんな事もあって、次回はYU-KIは出ません。
もっと修行してきなさいってことです。がんばって!

KOUNOの方はセンスはあるんだけどな・・・でもまだ馴染めてないかな。
場に飲まれてるな。ムズカシイのはわかるけど。
あとは僕のGROOVER的DJ理論をもっと注ぎ込まないとな。
いっその事、本でも書こうか?(遠方の方のために・笑)





昨日は、午前中はex nur.の布村君の紹介で、フリーペーパー
"FLYING POSTMAN"のインタビューを受けてきました。
インタビューを受けたのは(もちろん)初めてで、
とても面白かったです。
ただ、あまり載せて欲しくない(自信のない)曖昧な話も多く、
そういうのがしっかり載ってしまうと多くのアーティストのように
「インタビュー嫌い」になるのも無理はない気がしたね。

”音楽ネタ”だけならいいんですが・・・映画や服の話になると、
そこまで専門的な知識がないから、すっげー困った。
テーマは”スマート”についてだったんだけど、映画や服の話があまり
盛り上がらなかったんで、すかさず”ガンダム”の話に変えてやりました(笑)

え?ガンダムの中で誰が”スマート”かって?
そりゃあ、シャアですよ。
一瞬、ガルマ・ザビも頭をよぎりましたが、インタビュアーが引くのは
目に見えてたんで(笑)

まーでもこの話はまず”カット”やろうな(笑)
もう一つのオルタナ回答は、将来、月刊『ガンダム・エース』から
受けたときに取っておこうか。


で、このフリーペーパー、毎月90万部も発行してて、
もちろんロケッツやタワーレコードとかにも置いてあるくらい
ド・メジャーなもので、あまりフリーペーパーとか読まない僕でも
数回読んだ事がありました。毎月20日に発行で、僕が載るのは
8月20日に発行分になるんかな?つーか、ホントに載るんかな?

まーめでたく載った時には、皆さん各3部ずつくらい持って帰って
下さい。この話の続きは載った後に。


昨日の晩はROCKDOへ。
相変わらず入りは良い感じで、盛り上がってました。
でも僕は最近”考えなきゃアカン事”が多すぎで、少鬱ぎみ。
とにかく頭が常に混乱してるので、何かシンドくなってきて早々に帰宅。

今日は、朝から今晩のSUNFLOWERでPLAYするレコード選んでました。
まー今回も毎度の僕のDJ理論に忠実に、
8〜9割はいつもの僕がPLAYしそうな盤って感じで、
1〜2割はたまにPLAYする盤ってな感じで持って行きます。



お楽しみあれ♪



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