DJ SEO's DIARY

2003年01月19日(日) >>1.18.SAT GROOVER

(酔っ払いながら書いてるんで、頭回らず文章支離滅裂ですが、
好意的に解釈お願いします・笑)
――――――――――――――――――――――
遊びに来てくださった方、どうもありがとうございました!


今回からタイム・テーブルも大きく変更されての
ザ・ジーヴァス(&クーラ・シェイカー)特集でしたが、
どーでしたか?

とにかく、大晦日と打って変わってサカモト氏の時間が
一番盛り上がってたのが良かったです。

僕は今回久しぶりの90分×2セットっちゅーことで、
メインの時間にかなりクーラをかけれたんですが、
全体の展開、構成などでまだまだ未熟だなーと思いました。

今年前半のシーンの流れは明らかにUSインディ/オルタナなんで、
僕はその辺をプッシュしていったんですが、やっぱり今回は
UK〜TECHNOの需要が多かったですね。

でも、GROOVERは常に”早い音(注:早過ぎない)”
を提供していく、クラヴ・ロック・イヴェントですので、
知らない曲でもアーティスト名を覚えておいたら、
きっと後に役立ちますよ。


これからはまたロックはインディーズがかっこよくなるんだよ。


時代をさかのぼるってみると、ニルヴァ―ナのブレイクによって
インディからメジャーにいく道が開かれ、かっこいいバンドが
どんどん世に出てくるようになった90年前半。
オアシスが”これがUKロックだ”と世界中に知らしめた96年、
リンプの大出世作2NDが出た99年。

メジャーのシーンは常に活性化していて、かっこ良かった。
(注:今回の文でのメジャーは、レーベルとしてのそれだけでなく、
もしインディだとしても有名であるバンド、という解釈も含む)

GROOVERは、(大阪特有の)インディーに固執した
クラブ・シーンに飽き飽きして2000年2月に立ち上げたのだ。

もちろんCLUB K、SNOOZERは、その頃から精力的に
活動していたが、大阪のローカル・シーンとしては、
やはりパブリック・カフェのパクリみたいなイヴェントが、
ロック・イヴェントとしては極めて一般的なスタイルとして、
受け入れられていた。

そこに飛びこんだGROOVERは、貴重な選曲をする異質な
ロック・イヴェントだったが、徐々にそのスタイルを確立していった。

今では知らない間に他のロック・イヴェントもメジャーなアーティストが
頻繁に選曲されるようになった。
最近じゃあフライヤーの裏にオアシスとか、レディオヘッドとか普通に
書かれてるけど、3年前にはほとんど無かったからね。
あん時と今の大きな違いは・・・一言でいえば、日本のパンクと
レイト・アノラックやな(笑)もう全然かかってないみたいだし。

今は無きCLUB Kは、熱かった90年代の動きを如実に伝えた
素晴らしいイヴェントだった。
当時のリアル・タイムを見事に表していたと思う。

GROOVERにもCLUB Kによく行ってた人が
来てくれるようになった。どこか選曲的にも似てるからなんだろう。
もともと好きな音は似てるからね。

しかし今カッコイイ音はメジャーから、また消え去ってしまった。
目新しさがまるでない、緊張感のないシーン。
ほんとに80年代前半みたいなシーンなんだよな、今って。

CLUB Kが無くなったのにも、そういう理由があったのかも知れない。
本当にかっこいい音が色あせないのは確かだが、DJとしては
そんな過去の名曲にばかりすがってたら、お客さんに
「もうロックは終わった」って通告してるようなもんだし。


んじゃあ、今は何がかっこいいんか?


今は本当にシブイ・バンドが、再びインディに多数出現中なんだ。
メジャーのロック・バンドの多くはブラフだ。
僕はロックはまたインディな、オルタネイティヴなものになると思う。
僕はそんなバンドをいっぱい紹介していきたい。


分かりやすく言うと、「今は2003年だ」っちゅーことだ。
そしてロックっちゅーのはパンクであって、オルタネイティヴでもあり、
ハードコアの精神性も持つ。新解釈のニューウェーヴだ。
遂にカート・コバーンの影響力がなくなるのかも知れない。

GROOVERではそれでいて”踊れる”ナンバーをプレイしていこう。
いや、もちろん消費的な音が嫌いなわけじゃあないけど。
普遍的なPOPナンバーも好きだよ、僕は。
ギターポップも大好きだし。
でもGROOVERは、
”ROCKMOVEMENTの現在を一夜にして語る”
(↑売れててもダセぇバンドは除く)ロック・イヴェントなんで。
やっぱり”前を向いて”いきたい。


自分でもどう書いたらいいか実はよーわからんのだが、
週末は”ロック”したいんだ。





・・んじゃあ、酔いをさましつつ今回のGROOVERから再開された
「リクエスト」の内容を大まかに。

●PRODIGY/NARAYAN
一応かける予定として持ってきてたんで、良かったです。
●よりFUNKに! 
ジミ―キャスター・バンチの激クラシックはどーでした?
●WEEZER/THE GOOD LIFE
サカモト氏がかけてくれました。
●BADLY DRAWN BOY/SILENT SIGHT
ヤマシタ氏がかけてくれました。
●SONIC YOUTH
THE EMPTY PAGEをかけましたが、どない?
●FEEDER
へヴィ・プレイ中のCOME BACK AROUNDで。
●PRIMAL SCREAM/MISS LUCIFER
サカモト氏がかけてくれました。プライマルはやはり人気で。
●SUM 41/STILL WAITING
ヤマシタ氏がかけてくれました。

リクエスト答えられなかった分は、大変申し訳ないです。
ちゃんと覚えてるんで、今後かかるかもです。

「好きなアーティスト」は
RADIOHEAD(2)
OASIS(5)
NIRVANA(3)
PRIMAL SCREAM(2)
CHEMICAL BROTHERS(2)
WEEZER(2)
COLDPLAY(2)
が、複数票を集めたバンドです。やはりオアシス強し。

「ご意見・ご要望」(取りあえず3つ選んでみました)
●さくらはいるんですか?
いや・・・自然に遊んでるだけだと思うんですが・・・。
そんなんじゃないですよね、皆さん?(汗)
●GROOVERを月2ぐらいでやってほしいなぁ・・・と思うんですが。
うっ・・・それはまだ当分先の話かも。要は僕ら次第なんですが。
●楽しいです。今日で2回目!!!また来たいと思います。
ありがとう!!僕らももっとより良い空間創りに励みますっ!


次回はもっと多くの意見を聞かせてください!
お客さんがどんなん好きなのかを聞くと、選曲もDJよがりじゃあ
なくなるだろうし!!

さあ、次回はAUDIOSLAVEだ!
だいたいRAGE12、3曲、AUDIOSLAVE5、6曲、
SOUNDGARDEN4,5曲・・・ぐらいで考えてます。
後は、マジック・ロック・アウトのバンドとかかな・・。
お楽しみに。



※2月の特集を急遽マニックスからAUDIOSLAVEに
変更してしまい、マニックスの特集を期待されてた方には
大変申し訳ないことをしてしまいました・・・。
マニックス特集がどれくらい期待されてるか正直
ちょっとわからなくてねぇ・・・。まー僕はマニックス大好きですが。
BBS等で特集の反響とかも書いてもらえると、正直助かります。
最近はいいバンドが同時期に来日することも多いので、
特集バンドをどれにするかとか結構迷ってるんで。


2003年01月01日(水) >>明けましておめでとうございます!!

どー―――――――――も!
今年も何卒いろいろ宜しくお願いします!

いや〜それにしても「CAFE BLUE COUNTDOWN PARTY」、
ヤバかったね。凄かったね。
いやあ・・僕らDJ陣もかなりの酒入れまくって乗り込んだんで、
かなりテンションは高め!んでも、いきなりケンジが嘔吐ダウンで
タイム・テーブルを若干修正。

お客さんのテンションの高さも凄くて、ノリに乗ったDJでした!!

一応、念のために「絶好調SET」と「盛り上がらない時の淡々としたSET」
の2種を頭に入れて考えてたんですが、僕自身含め、お客さんもみんな
気分はアゲアゲ!だったんで、「絶好調SET」を更にアゲたハイパーバージョン
でやっちゃいました!中にはすんげー強引なつなぎもありましたが、
・・・まーこんな時はアリっしょ!?

今までGROOVERの来たことないような人たちにも、
楽しんでもらえたのが、本当に嬉しかったですね。
・・・でも、逆にテクノ/ダンス系の拒絶の度合いがいつもの
GROOVERよりも如実に表れてしまったのが、とても残念。
サカモっさんのプレイかなりヤバかったんだけどね・・・。

もはやロックというジャンルがギターロックのみを表すものじゃあ
ないってのは、もう敢えて僕が説明する必要もないと思う。

テクノのみならず、ヒップホップ、ハウス、ブレイクビ―ツ、NW、
ソウル・・・ロックはさまざまなジャンルの融合体なんだから。

GROOVERはロックを”広義的なダンス・ミュージック”して捉え、
テクノに限らず、さまざまな解釈から”本当のロック”を伝えていきたいです!


今年も宜しくお願いします!!

次回1月18日(土)はジーヴァス(&クーラ・シェイカー)
をパワープレイします!!
個人的に彼らの音はアンセム「HEY DUDE」にすべてが
集約されていると思ってますので、それに関連した
60’sサイケ/グルーヴ・ロックも取り入れつつ、
やろうかなと、思ってます。

もちろん、アルバム未収ナンバーとかも混ぜるんで
ファンの方は絶対に遊びに来て下さいねー。

今年からタイム・テーブルも大幅に変更されますので、
また新しい感触でのGROOVERにもなるでしょう!


ではでは、今年もロックを聴きましょう。




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