非日記
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2012年07月27日(金) 二期。

先月は諸般の事情で長期の休みがあったので、実家(中古だけどNEW!)に行って何も無い部屋でゴロゴロしてみたり、お友達に唐突に一方的メールをしてみたり、帰りにお友達の家に寄ってIbをクリアしてみたり、お友達を呼び出してお茶してみたりして、そのあげくに人様の家に洗濯物を忘れて帰ったりして迷惑を掛けたわけですが、その間延々とPCに触れず、毎日毎日、偏愛するまんじゅうちゃんについて一文字すらタイピングできないという現実はインターネットができない事よりも己にとって遥かに厳しくツライという事がわかりました。ニコチンばりに中毒になっています。

まあ、そんなこんなで久しぶりにPCをつけたら浦島太郎で、ン年前から時々チェックしては「増えないな……」と見守っていたちょっと好きなCPが夏の蜘蛛の子のように増えていてビックリしたよ。これが旬の力なんですね。

しかし実家にあったので暇にあかせて読んで「めっちゃホモ!萌える!」と滾った、アサノさんの時代小説シリーズの二次創作はいっかな見つかりませんでした。「ばってりや六番をやるのなら、ついでにあれもやれよ!」と地団太踏んだ次第。
「めっちゃ暗いよ」と帯(だったかな?)に書いてあった所為で、若者はあまり読んでないのかもしれない。私は「めっちゃ暗いよ」と書いてあった所為で読まずにいたのですが、実際に読んでみたら、帯?から想像していたよりも暗く無かったのです。ドSとドMの二人の男の間で、ドS男の手下が「この二人が一線を越えたらどうしよう」と常日頃から心配し続けながらドキドキしつつも目を反らせない……って話なんですけど、その一線がどの一線かわからなくなってきて結構ときめくので、腐女子は読んだらいいのにと思うよ。

そんなアサノさんは文庫で別の時代小説シリーズも書いてるんですね。こないだ本屋で見つけました。でも得意の少年物のようでしたので、幼い頃から紅顔の少年に触手が動かない私は弥勒の月を推します。


ところで、そんな私は境界線上のニ期を見始めて、自分が自分で思っていたより遥かに楽しみにしていた事に気づきました。かなり楽しみにしていたようです。今まんじゅうちゃんの更新の次に楽しみにしていて、残念ながらまんじゅうちゃんの更新は千年は一瞬の光の矢状態なので、つまり実質的に十年は人の暮らし、一番楽しみにしています。
そしてうっかり我慢ならずに原作を買ったわけですけれども、一期を見始めた頃は「この原作の文章、かなりツライ。慣れなさそう」「この太さ、かなり気が遠くなる」と思っていたにも関わらず、ウキウキ過ぎて文章のクセも厚さもどうでもよくなっていました。意外と軽々と楽々と読めます。全く意味不明なまま黙然とアニメを見続けていたおかげで、「新大陸に着の身着のまま放り出されて一年彷徨っていたら日常会話ぐらいは労せず喋れるようになっていた」ようです。


やぐちまさき |MAIL