非日記
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2004年11月22日(月) 一段落と思ったら。

「やっと終わったわ」と思ったが、確認をお願いした人様から「リンクの訪問後の色が見難い」との訴状を受ける。
それは気づいていました。「見終わったんなら良いじゃないの。もう見らんだろ」と思ってたんですよ。しかし人には文句があるらしい。
数少ない来訪者です。大事にせねばなりません。
たとえステルス機でも!(ごっついセキュリティソフトを入れて「見えなく」なったらしい)

私はシャロームという歌が好きで、鼻歌のレパートリーの一つなんだ。
♪別れても離れても去る時は手を振ろう♪
…「別れたり離れてたら、手を振っても見えないじゃないか?」と昔から激しく不審に思っていたんだが、浮き沈みする短調のメロディが好きなので、試しに振っている。
歌詞の意味では「心が離れても」という意味なのかもしれない。
この歌は歌詞を全部は覚えてない。私の記憶が確かなら、小学校時の平和集会で歌う為だけに一時だけ習った曲で、その翌年はもう違う歌になっていた。おそらく外国に歌を(シャロームというからにはフランス?暗いシャンソン?)無理に翻訳した歌詞だったのだと思う。妙な言い回しが多かった。
♪仕事が重い♪とか。一回は短く、全部で四番か五番まであったから、実は私の記憶が誤っていて、仕事は「キツイ」で、別の番で「気分が重い」などがあったのかもしれない。
♪別れても離れても去る時は手を振ろうまたいつか会えるさ♪で、一回。
♪仕事がどんなに重い日もまた会える日を思い微笑むさ♪で、二回。
いや、絶対「仕事が重い」だったと思う。この二回は歌詞に不審な点を感じたせいで覚えている…つもりなんだ。
他は忘れた。

言い得て妙なきもする。想像が膨らむ俳句や短歌的な深さがあるというか。
「ストロベリーフィールズフォーエヴァー」的暗さというか。
上がったり下がったりを繰り返すが全体に短調の低めな曲で、歌詞の前向きっぽい終り方にも関わらず、毎度最後の「さ」の音程がイキナリぐうっと下がる(一番低い。音階が違うが如く異常に下がる)のが、絶妙に変な歌なのよ。
「こんな暗さでは終われんだろ!」的な。革新的に変だった。

あれはどこの歌だろう。いまだに気になるわ。


2004年11月20日(土) あれるぎ。

この三日ほど、発疹とかゆみが出てのたうっていた。
一見何も無いのに表皮があちこち痒くて、掻くと蚊に刺されたように膨らむ。そして一二時間で跡形も無く消える。まさに発疹。
よく見ると表皮が切れたり小さな傷があるところもあるので、「いつものこれかな?」と最初は思ったんだが。

昼はそうでもないが、夜になって寝てると大変な事に。起きていたら我慢もなんとかできるけど、寝てたらオシマイなのよ。私を止める私が休憩中なもんだから。

一晩で治まるなら稀にある事だ。最初の晩よりは落ち着いて来てる気もしないでもないが、三日も続くとさすがにおかしい。試しに測ってみたら、微妙に熱もある。とても微妙に。

色々考えてみたが、もともとアトピー体質ではあり、皮膚は乾燥気味で過敏であり、引っ掻くと直ぐ蚯蚓腫れになる発疹が出やすい体だ。ウールなど刺激の強い服は苦手だし、冬など乾燥期は、寝てる間や風呂上がりなど全身が痒くて掻き毟ってしまう事もままあり。だから様子を見ていた。
ストレスが無いとは言い難いし、日光にもあたったし、あの日は疲れたし、外食もしてしまった。
なんかの病気の前症状かもしれないが、それは病院に行ってみないとわからない。

一二週間で治らなかったら病院に行かねばとは思ってるんだが、あまりにも痒くて寝てても起きるほど。よって、とうとう薬局に行く事にする。

私は薬局が好きなんだ。薬を買うときに薬剤師さんに相談するのが好き。
「お金が無いのです。予算はこれだけで、症状はこれこれです」と言ったら、バラ売りしてくれた時から!(苦笑)「薬剤師が居る薬局、すごいや!」と感動した。

「心あたりは?」
あると言えばありまくり、無いと言えば無い。
「とかとか、色々考えるのですが、はっきりした原因はわかりません」
「しかし明らかに何かに反応していますね」

反応!?
一体何に反応してるの、私は!

とりあえず、坑ヒスタミン剤と痒み止めを貰ってみた。
わーい。お薬だ!
薬剤師さんに選んでもらうと、微妙に効きそうな気がするよ。今迄は痒みを誤魔化すのにウナ使ってたからな。しかもクール。今年は、店頭で発見した「もろこしヘッド」というのがとても気になったが、我慢したのです。
痒みは冷すと沈静化しやすいので良いんだが(患部を氷で冷すといいと言うし)、冬だのにクールで寒々しかったわよ。

「眠気が出る事もあります」と言われたが、別に眠くはならなかったな。
ちょっと効いてる気がするー。
痒くないって幸福な事なのよね。「いっそ痛かったら堪えられる。痛みが堪えられなかったら気絶できる」と思う事もある。

あ、夜中になって眠くなってきた。さ、これからが問題なのよ。
私が寝てからが!


2004年11月15日(月) アイドルコントロールって何。

ゲームその後>
人様はまたゼノが止まってるらしい…。
私が思うには、ネエサンのヤル気の量は人と違って絶対量が限られており、しかも根つめて使い果たしてしまうタイプなので、余計なところで無駄に使いなさんな。余計な事をせず、クリアする事だけに集中したら?
…って言うたのに!

「ラスボス戦の前に、皆を一番良い装備にしてやろうっと☆そうしようっと☆」
なーんて、一人前のゲーマーみたいな夢を抱いては!
ポーカーで、「たぶん向うはワンペアかツーペア…今なら勝てる。だがどうせならロイヤルストレートフラッシュで美しく勝ちたい。フルハウス程度で勝っても、勝ったうちになど入るかよ」みたいな!
委員長!そんな事を言ってたら、また朝になっちゃうだろ!?

この前は
「もうミニゲームには手を出さない方が良いと思うの!」
などと更生を誓う中毒患者のような決意をしていたのに、舌の根も乾かぬうちに…。

ある意味、お姐さんは立派なゲーマーかもしれない。長いRPGを最終ダンジョンとラスボスのみを残して、一から何度もやるなんて普通のゲーマーにはできない。私には絶対にできない。
ゲームをする事自体を楽しんでおり、私のように電源を入れる事すら熾烈な戦いになっていくわけでないから、別に良いかなという気もするが、本人がクリアする気だったのになあ。

私「どうせもう行けば勝てるんでしょ?!」
人「たぶん勝てるとは…思う」
私「じゃあもう行けば良いじゃない!すぐクリアできるじゃない」
人「…う〜〜〜〜〜ん…(もよもよ)」

いつもの危険な匂いがしてきましたね…。


アイドルコントロール>
車がエンストばかりするので(ぶつけたり擦ったりもしたし)、「修理に出せ」と言っていたら、「修理に出した」という連絡がきました。アイドルコントロールバルブというのがイカレてたらしい。アイドルスピードを調節する為の部品で、割りに消耗品らしい。随分小さい部品が、二万七千円もするのだそう。
調べてみたら、車好きや整備できる人は自分で掃除したりもするらしいよ。
よくわからないが、確かに、坂道でスピードを落とすのに、あるいは、駐車場内で低速で走ってる最中突然にエンジンが止まってたりしてたし。

私も一応、自動車の構造に関する解説本を持っているが、昭和三十年代のものなので、もはや前世紀の遺物。たぶんAT車はなかった時代だ。立派なハードカバーなのに500円というところが、昭和の香りを漂わせています。
先頃新聞で、キャパシタというものの記事が出ていた。「そんな時代に昭和三十年代の本を眺めててどうする」と、自分でも思います。大袈裟に言えば、二十一世紀に科学の歴史書ではなく科学書として錬金術の本を読むようなものです。

が!
だって車の本は図が多い上に百円だったんだ。
私はエンジンとかの「絵」を眺めるのが好きなんだよ!ピストンンとかバルブとかネジとかナットを使って描かれた絵(図)を眺めるのが!


2004年11月13日(土) 夢を見ました。

変な夢を見たのでメモ>
夢中の私には何かのゲームに相当好きなキャラがいるらしく、一生懸命に同じキャラばっかり描こうとしておりました。私が覚えている画面から思うに、ファンタジー系のシュミレーションのキャラらしい。

夢中の私は自分のスケッチブックを持っており、前の方を捲ってみるとソレばっかり描いていた。現実の私に輪をかけて下手で、「なんでこう左向きばっかり描いてるんだ!」等とブチブチ自分に怒っていた。
「てゆうかすごい下手!どんなキャラじゃ!?」
と思い、それほどに好きらしいのに顔も設定も何も全くわからない。
「もー!こんなんじゃないのよ!違うってば!(怒)」
じゃ、どんななのか。
「こんなじゃなくってッ!〜〜〜〜〜思い出せないが、確か、確か、〜〜〜〜〜〜〜顔はよかった!……ような?」
イキナリ「大好き☆」でいるところからスタートした夢なものだから、名前も顔も設定すらも全くわからない。何がどうでどんな風にどう好きなのかわからない。「とにかく身悶えするほど好き」である事だけわかる。
まるで記憶喪失のようだ(私らしく「初めから無い記憶を喪失」している)

ゲーム中の画面を思い出したところでは(シュミレーション戦闘で選択したり喋ったりしたらウィンドウに顔だけ出るやつ)、なんか仲間なのよ。傭兵かなんかだったような?とにかく確かチョイ役だった。エピソードもろくに無くて、「○×の仲間。ホニャララが得意で○××○」と紹介されて終わるような…?
髪は濃紺で短髪で向って右に分け目があって、少し癖毛で前髪は目にかかるかかからんかぐらいだった。パラメータも「すごく高くて大活躍!」だとか「使い勝手がよく」というわけで無く、主にあんまり役には立たなくて、「え〜?そんなキャラ居たっけ?」等といつも私は言われていて、「確かに役には立たないけどさ、だって好きなんだもん!しょうがないだろ!」等とブツブツ思ってて、戦闘時に選択できる仲間の人数は限られているのに、ウィンドウで顔を拝みたいが為だけにいつも選択していたようなキャラだった。

…事を、夢中の私は急遽思い出した(夢なので、思い出す事は生み出す事)
しかし名前は思い出せない。

「自分が好きなキャラの名前もわからんなんて!駄目じゃん!初心に帰らなきゃ!」
(夢では、既に「初心に帰らねばならない」状況からのスタートだったから)
そこは自分の相当好きなキャラらしいので、ゲームのデータブックとか設定資料集とか色々持っているらしい。気を取り直して、いそいそと「なんて名前だったかな?」と調べた。

普通「傭兵」だとか「魔法使い」だとか「弓兵」だとか書いてある職業欄(?)に、「プリンス」などと書いてある…。
これでまず結構ショックを受けた。
プリンスっ?!なんだその職業は!それは確かに使い勝手が悪くて殆ど役に立たなかっただけあるが。「えー?だってアレ使ったら他のが使えないじゃーん(出せるコマ数がマップによって限られている)」とか言われ、「良いの、フィールドに出してると私のヤル気が上がるのよ!居るだけでも良いんだ!」だっただけある。
私はそういうのは(王子様とか)あんまり好きにならないタイプなんだけど、おかしいわね。
…いや、確かに思い返してみれば、どこぞの同盟国の第○王子様だったような気もしないでもない。そう、それで最初から仲間になってて愛着があり、使えるコマが増えてきても削りたく無かったんだよ。説得とかはさせやすかったし(事を突然「思い出した(創作した)」)。

まあそんな事はどうでも良いんだ。えーと、キャラのデータは〜?名前名前ー
そんな名前だったんか?!いや、そんな名前で呼んでないよ!?
つまりプリンスなので、正式の名前がやたら長い。仲間内ではもっと愛称というか略称とかがあったわけよ。そうそう、そうだったかも、目立たないキャラだから忘れてたわ!(捏造中)
しかしその名前の下、キャラの設定項目の表記

ラスボス

に、目を剥き。
すごいショックだった。ものすごいショック…。
「うそ!仲間だったじゃん!仲良くやってたじゃない!?裏切ったんか?裏切ったって、裏切ったって…普通中ボスだろ?ラスボス?私の思い出の中では良い思い出しか…」
そしてネットで必死で調べました。次第次第に思い出す(捏造創作)

中盤ぐらいまでは仲間だったのよ…。戦闘時に目立ったところはないけど、役にはそんなに立たなかったけど、私の心のオアシスだったのよ!
それが…、どっかのマップを攻略した後に、出ていったのだった。
そんで終盤には超巨大な国ができていて、倒さないかんのよ。
(FEとスペクトラルフォースを足したようなゲームだったらしい。隅っこからあっという間に近隣をキモチ良いくらい光速で制圧していき、馬鹿げてデカイ魔王軍みたいになってるのよ…)

職業プリンスなのも、戦闘で役に立たなかったのも。あのパラメータは、言うてみればカリスマのパラメータがマックス値なのであって。それで交渉と説得が上手くって、一人で敵を片っ端からボコボコ仲間にしよったもん。
無駄にフィールドに出していた私は、その威力を薄々知っているんだ。

私は忘れたかったんだったんかもしれません…
(思いだすというか繋がるというか)
EDではDO AS ○IFIN○TYの♪真実の詩♪で、「要するにこれは絶対にラスボスの歌なんだ…」と思った覚えがある
(寝る前にCD聞いていた所為と思われる)。
♪ほんの少しだけ私を汚して真実の詩を道標にして♪だった。
それで「ヨゴレすぎだろ!!!(泣)」とか思ってた。

夢中にはちゃんとファンサイトもあって、上手な絵もあって、コメントも覚えてますだ。
「彼の望みが叶っても、彼の手元には何も手に入らず、何も残らないところが切ないキャラですよね…」
私は思い出せないが。望みって何、復讐?私(主人公)に?
(あんな超大国を創った理由が思い出せない。ただ、出ていく直前に、祖国がどっかに潰されて、兄弟とか幼なじみとか婚約者だとか、身内が殆ど死んだ知らせが来た事は「覚えてる」)


夢中でもこんな有り様の自分にカンパイ。
「うー」等と思って目が覚めました。

「そこまで言って名前を教えてくれんの」という事なので、では名前をメモっておきましょう。名前の「出だし」はエルヴィン=エルガヴィラ、後はなんとかかんとかなんとかなんとかかんとか。
我ながら、ごっつ適当に緊急に捏造した匂いがする。「タイムリミットは、名前欄の文字列を目が捉えるまで」で。


2004年11月09日(火) 更新日付について。

「更新日付が変わってるのに、どこを更新したかわからん」という話。

どこを更新したかというと、チョコチョコした場所をつついてるんです。何をしたか言いたくないところとか(恥)、言ってもせんないところとか。だから、切れていたリンクを繋いだとか、コメントを変更したとか、テキストを変えたとか、CSSやらで外観を装飾したとか、ファイルの名称を変更したとか、BBSを変更したとか、要はそういう事なのよ。
残っていた前のファイルをとりあえずそのままUPしていたが、新しいファイルに差し換えたとか。

日記と同じで、ファイルを上げたり下げたりし、リンクを繋いだり切ったりし、訂正したり抹消したりしてるわけで、日付が変わるのは見栄です。以後頑張って人を惑わさないように我慢しようと思います。
工事中が消せないんだ。けど、つい。


字>
人様は、思ったとおり、仏のイとムの間は片仮名のように離れてるそうです。絶対そうだと思っておりました。ごっつ広いと思っておりましたよ。
私「確かに心は狭いかもとは思ってたんだけどね」
人「自分で思ってたんだー」
ふー、それはどういう意味かしらねー(←まさに心が狭いところ)


2004年11月08日(月) 字。

テレビで「その人の字を見ると性格がわかる」等とやってました。血液型や星座よりは信憑性があるだろう…かな?硬筆の先生とかは、わからんかもしれんけど(苦笑)「読めれば良い」って書く人と「ビジュアル的に美しく」と書く人とでは、確かに違うかもしれないな。前に、「自分でも読めません」という人もいた。
学校の先生は字が奇麗。
大学の先生や医者が書く字は汚い。

私は字が汚いのです。たぶん。
人様「汚いって言うか…汚いって感じではなくて…」
汚いんだろ?
良いねんよ、正直に言って。わかっとるけえな。

いや、雑に書いてるつもりはないが、どうしてもどこかバランスが悪い。「この字の間に入ってる縦線は何?」と聞かれた事がある。それは平仮名の「し」デス!
一生懸命きれいに書こうと努力して、今では「し」にも立派なカーブがつきました。しかし、きれいにならない。

うちは全員汚いが。兄だけ変だった。あれは家に帰ってからノートを清書していたような男だからな。見るからに几帳面な、大きさも揃った固い固い、タイプライターのような字を書いていたわ。だから血管キレたのだと思います。S子も、手縫いの縫い目はミシンのようだったものね。
しかし私も、小学校の時のスケッチで、先生に「遠景の家まで細かく描くな。もっと大雑把に適当に描け」と、やいのやいの言われましたよ。人の趣味にケチをつけるな。私は大きなものほど大雑把だが、見えるか見えないかの細かいものになるほど緻密に描きたがる癖があるんだ。望遠鏡と虫眼鏡を使って描きたいところを我慢していたんに!

というわけで、テレビの言う通りに字を書いて見てみました。

<子の字の下のハネ>
ハネが無いと飽きっぽいがハネがあると粘り強い。…ハネまくりです。真ん中の寄越せんにつきそうなほど気合い入れてハネています。割りと飽きっぽいんだけど…。よくもっと粘れと言われるよ。

<大の字の二画目が上に飛び出る量>
長く飛び出てるほどリーダーシップを取りたがる社長タイプなんだそうだ。あんま出てないので平社員型?

<京の字の真ん中の口の大きさ>
年取るほど小さくなるのだそう。結構デカイ。

<様の字の木偏の三画目の長さ>
二画目の横線から垂直に下ろした長方形から外にはみ出るほど、余計な事もする目立ちたがりやとか。…横には殆どはみ出てないのに、あまりにも縦に長ッ!下につきそうじゃ!よほど目立ちたいらしいよ。控えめなつもりだったんだが、もっと控えめに生きねば。

<仏の偏とつくりの近さ>
近いほど心が狭い。人偏の一画目の下に入り込むと、自分勝手なほど心が狭いそう。………アタシ、心狭すぎ!(苦笑)1ミリも無いよ!心が狭いという自覚は薄々あって、努力はしていたんだが、思いっきり狭いよ。PCの漢字表示「仏」と同じぐらい狭い。

<口の字が一画目と二画目>
離れてると大雑把で、くっついてると几帳面。くっつけずにはいられない。


字を変えると、性格が変わるというので努力してみた。
様の字の左を短くすると、ものすご変な感じがする。ナニ、この寸詰まりは?咽喉に痰が絡まってるようだ。気持ちが悪くて足してしまうよ。
仏の偏とつくりの間に隙間を作ってみる。…イヤ!こんな隙間許されん!これじゃあカタカナのイとムだ!(狭い、狭いよ、心が!)
…ダメみたいです。


2004年11月06日(土) 落とし物。

道路を歩いていたら、前方のガレージ(?)、閉まってる柵の下からテニスボールが転がり出てきた。家屋は少し高いところに一階があるような作りで、庭に入り込むようにして、庭との境界はなく、車を入れる場所だけコンクリートが塗ってあるしだい。よって坂になっている。
目の前に突如黄色い丸が勢いよくころころころ…と転がって来て、道路の反対側へ向った。

「次に子供が飛び出て来るんだ!」と思って警戒していたが、子供は出てこない。免許取るときにシュミレータで、まさにボールを取りに飛び出してきた子供を引いたので絶対出て来ると思ったのに。…言訳すると、出てくる事はわかっていた。ちゃんと止まった。ところが子供はボールを拾った後にかなり怪しい動きをし、あっち行ったりこっち行ったり、散散ウロウロしたあげく、いい加減に去るようなふりをして突如華麗なUターンをかまし、ダッシュで引き返しやがった。忘れもしない、あのシュミレーターには悪魔の子が棲んでいたんです。

よって、
「ボールだ!」と思った瞬間から、テグスネひいて邪悪な子供の悪魔の所業を待っていたのに(徒歩だのに)、珍しく出てきませんでしたよ。暫く待っても何の声も物音もせず、誰も出て来ないので、あのボールをどうしようかと激しく悩みました。

それというのも、今から一年ほど前、前を歩いていたオバチャンのどこかから何かが落ちたのですが、「何か落ちましたよ」と声をかけるかどうしようか思いっきり迷い、何かが落ちたように見えた場所に辿り着いたところボールペンが落ちており、「たぶんこれだよな」と思いながらさらに迷っている間に、オバチャンはどんどん歩いていってしまい、ついに声をかける事ができず、オバチャンを見失った場所あたりの植込みに置いてきてしまった事が忘れる事のできない悔いなのです。
たった一言、素早く動いている見知らぬ人に(第一関門)自分から(第二関門)大きな声で(第三関門)「落としましたよ!」と、何故それが言えないのか(関門が多いので)!?後ろから「…落としましたよ?」と背中を見つめていてもダメなのよ、私!
くち!口を開けて、声を出さなければ!
「この書類の続きを仕上げて欲しいんですが」と説明を受けていて、既に途中まで清書されている書類にボールペンで説明を雑にメモしようとしているのを見て、「ぁ!ぁ!」と思ってるのに「ぁ!ぁ!」しか言葉にならず、無言で頭を叩いて止めたりしてはいけないのですよ。
くち!口の存在を忘れるなよ!
自分に倒れますよ。

ともかくそういう後悔があったわけで。あのボールペンの後悔はあまりにも重く。

誰も出てこないし、「どーうしようかなー」と悩んでいたが、気になってしかたない。あのテニスボールを拾わなかったら、ボールペンを拾って返せなかった事を一年も悔やんでいるように忘れられなくなってしまうと思う。
柵のところに置いておけば気持ちは落ち着くかと、拾って柵に近づいたら、犬が二匹待っていた。
どうりで子供の声がしないはずよ。


2004年11月05日(金) やりたくならないものかしら。

もう11月5日だよ。私は今年こそと思っていたんだが(何を?)
三年前の11月5日にしようと思った事を。……四年前?

テイルズ>
確かソーディアンを次第に好きになったのは、皆が揃い出してからの、互いの性格的相性だとか、かねてから抱いていた印象(認識)だとか、昔の付き合いを彷彿とさせるセリフがポロリポロリと出てくるようになってからだったような気がする。
まず「どんなふうだったんだろう」とイメージが膨らむだろう。
昔は最終兵器的に敵からも味方からもスポットライトを浴びていて、しかも最先端で最新鋭だったのが、「今はもう誰も覚えてない」というところが良い。

最初に拾った時に、武器を捜していた主人公が「うわ!古臭い剣」と思わず漏らしたのに、「誰が古臭いだ」と反論するのが第一声なのよな。正確には「古臭い剣とは心外だな!」だけど。
その時に、「…喋った」と思ったかもしれない。その後に、「ムムム…アタイ、偉そうにされるの大嫌いやねん(つん)」と思ったかもしれない。船中回ってもディムロスしか武器が見つからない。たいへんシケた船なのよね。倉庫に入った途端、キラン☆キラン☆と入るたびに何度でも光り、やたら存在を主張されるので、「あそこに行ったら何かが起こってしまう」と別の場所を漁った覚えが。
ゲームというのはそういうものなのよ。「行きゃあいいんだろ行きゃあ。一歩も進まないんだろ」という風に追いつめられるねんな。

ナイトライダーだったかな、昔日本でも放映された海外のドラマの車も喋ってた。サイバーフォーミュラだったかしら?主人公が乗ってた確かアスラーダという車も喋っていた。他にもゲームや小説やアニメでも喋る道具は色々あるが、ソーディアンの好感触なところは、マスターという風に使役者に絶対忠誠という感じがなく、単独で考え、好き嫌いがあり、またそれが単体ではなく複数いて、互いに色々思っている(自分の使用者や自分の目的以外に、同族に対して何かしらの関心がある)ところなのよ。
シャルティエとリオンはそこが良いんだ。「坊っちゃん」とか言いながら、シャルティエがリオンの側についてるところが。

…2の説明書を見たら、ジューダス謎の剣士とかいって、誰だか直ぐわかるところが良いですね。一体何があって何をやってるのかと興味をそそられますよ。これがただの謎の人物だったら、「なんだろうね?ちゅうか誰?」と思うだけだが、誰であるかはわかる為に何が謎かが具体的であり、足がかりがあって想像の翼がはためきたくてムズムズするんだな。「風さえ吹けば飛べるのに」とか「トイレがあれば今行っとくんだが」みたいな。

ただ私が聞いた風の噂によると、生前の…じゃなかった人間のディムロスは格好良かったらしいのよ。いやテイルズの事だから、イカガワシイ格好良さに決まってると思うんだが、万が一ツッコミのできない人間であった場合を考えると淋しいじゃないの。あの真剣に「のんたん!」と言う駄目なディムロスが好きだったのに(それは私の所為かもしれないが)
う、でもOPにアトワイトもいるのよな。まるで兄妹のように似ているが。
確か、2で出る前に1の時点で人間のディムロスとアトワイトは付き合っていた風の事情がどこかでわかったと思うんだが、どこでわかったんだろう?いや絶対に2のOPみたいな、あんなよくできたカップルみたいではなかった気がしたんだが。
そこはかとなくアトワイトが尻に敷いていた感じで、「おまえ、主人公には初対面からあんなに偉そうだったのに、実は偉くないんだな?」という印象をもち、そこがファンシーで好きだったんだけど。

ばかっぽいイメージは絶対に、ディムロスのセリフによく「のんたん」が入ってくる所為だけではなかったはずだ。確か、ソーディアン同士が喋っていると、ディムロスが一番バカであり、他のソーディアンからの「相変わらず頭悪いね、こいつは」という温かい眼差しを感じる度合いが次第次第に強くなっていったきがするんよ。
そして変わらず偉そうなのも、いつも馬鹿にされてる馬鹿な子が自分よりもっと馬鹿な子を見つけて「私より馬鹿だ!」と喜んで、意味もなく威張るお兄ちゃんの如く偉ぶっているかのような馬鹿さを感じ、「私より馬鹿なんだから守ってやらねば」というほほえましさを感じるようになっていたような気が。
既にそう感じてしまっているので、当初の出会いを見ても、馬鹿である事がバレて侮られないように、忘れ去られている事を良い事に、自分等しか知らん事を偉そうに列挙して先手必勝で威張っているようであり、たいへん可愛らしく思えてくるのだ。
おそるべし。

地上に降りて直ぐにのんたん(スタン)が倒れたときも、大変慌て、「助けてやろうとかごっつ偉そうに言ったくせに、口ほどにもないやつめ。私(のんたん)は失神したじゃないの」と思ったが。
ウッドロウにあった時に無視して口を利かないのも、色々言訳をしていたが、一瞥で「賢そう!」と警戒し、自分のアホがバレないように黙り込んだかのようで。弟分の前でお兄ちゃんが恥をかくわけにはいかんからな。威厳が失墜する。

直ぐに他のソーディアンが揃って来て、揃うほどに、威厳はずんずん失墜した気がする。それが可愛かったような…。


1の可愛いディムロスでないかもしれないと思うと切ない。
メンクイなので「好きな人の顔を見るのが怖い」とか思っていたが、今度は性格が怖い。言うなれば、長い事文通して好感をもち、実際に会う約束をしたは良いが、下手に好感がある所為で覚悟がない。待ち合わせ場所に先回りし、影から覗き見して顔は見た。
「顔はよし!覚悟してた予想よりずっと良いわ!(覚悟がひどかった)」と思ったんだが、「…ふむ、しかし手紙だけのやり取りだし、実際のひととなりは違うかもしれんぞ?手紙では可愛かったが、ブリッコしてたかもしれんからな。てゆうか、手紙でもやつは直ぐブリッコしてたからな」と思うと、「えーと、ちょっと待ってよ。別人で初対面ぐらいの覚悟で行かなければ。別に今すぐに出て行かなければならないわけでもないんだし」と心の準備が整わないねん。

どうせ長い事出てこなくて、ちょろっとしか出てこないと思うけど。
それに「1を忘れちゃったから1からすべき?」と思うんだが、1に三年かかったし。そして終わったら2をせねばらないと思うと、それなら一個で終わる方を先にするべきだろと思う。

なにしろ、私は人から借りたゲームを須らくクリアしてないんだ。
「構わんよ別に」と言われるが、普通構うだろ。「構わんよ別に」と言いながら本当は構ってるかもしれないわ。よくある事よ(疑惑)
かといってあんまり念を押したり、やたら言うと煩わしい上に「私はおまえの言う事は全く信じてない」とすごくバレるので、「良いって言ってるでしょ!」と怒るから言われんが、社会的信用としては「アレに貸すと返ってこない」状態になっているのは確かだわよ、現状だと。

私の気持ちとしては、「これを返さねばならない」という物を保持していたいものだから、あんま全部返してしまいたくないんだけど。
「直ぐに返せ」と言われてたら、やってなくても直ぐに返せるわよ。ちょっとやって面白かったらそのうち自分でも買う確率が高いし、「ただで遊びたいから遊び終わるまで借りてる」わけではないから、返せない事はないのよ。
しかし期限や催促がないと、やりたくなるまでやろうとしないんだ。やりたくなるときは、まるでトイレに行くのを寸前まで我慢して「ああもう行かんとヤバイ!」ってぐらい「やらずにいられない」ほどやりたくなるが、それまでが全然ならないのよ。

人は「トイレに行きたくなった」と言ってから、耐え難くなるまでに一時間以上、下手したら二時間ぐらいもつ。絶対におかしい。聞くと、「(行きたい)気がしてくるのであって、直ぐに行きたいわけではない」らしいよ。勘がするどいですね。
私は「気がしてきた」時には、もう限界が近いのよ。堪え性が無いんだろうか?
我慢してる事に限界まで気づかないほど我慢強いのかも(単にすっごく不便だが)


2004年11月02日(火) のんたんと名づけていた。

ADSL回線にする時に、「○月までに開設すると工事費無料(後で返済する)」だったから、確かに「ラッキー」と思った。しかしお得に几帳面でないので、そのラッキーにした事を忘れた。

税金の未納通知を見つけたあの日、実は次のような事があった。
私は家に帰ってくる途中で小道を発見し、ずんずん山に登って行き、小さな祠とその鳥居が台風で破壊されているのを発見した。壊れた鳥居の「向こう側」に行くのが怖かったので近づかず、賽銭箱に銭はいれなかったが、
「はやく直して貰えますように」
と手をあわせてきてた。
「ちっさい祠だから、なかなか直せないかな?」と思い、「また来たら直ってるか見よう。今度来たらお賽銭入れたるか」等と思って、下りてきた道の方を振り返った瞬間、道の傍に立て札が立っているのを見つけた。
「マムシ注意!」と書いてあった。
「マムシ怖い。もう来れんかもしれん。さっき頑張っていれてくればよかったのよ。神の門である鳥居が壊れて、封印されていた危険な野獣(神)が解き放たれてるかもしれん。下手に近づかん方が良い…等と不吉な事を考えないで、銭を入れて機嫌をとってくればよかった」と悔いた。
そして家に帰って、出納帳に挟んであった封筒をなんとなく開けてみたら、税金の滞納通知だった。
「天罰か!?」
人が言うには、
「御利益で教えてくれたのかもしれないわよ?」
…そういう事もありえます。

そこで、面倒で溜めているDMとか、色んなところからの親展を頑張って見ていたら(貰ったら直ぐ見ましょう)、中に4000円の小為替を発見した。

ラッキー!

これが御利益の2?
このように、同じ事で二回もお得気分を味わえるのは、お得である事に神経質になれないせいで、お得であった甘い蜜の味を速攻で忘れるからですよ。昔、誰だか俳優が「してやった事は忘れ、してもらった事だけ覚えておきなさい」と言われて育ったと言っていたな。それは良い心がけなのかもしれないが、私はやられた事もやった事も覚えており、やられた事もやった事も忘れるのよ。


先日新聞を見たら>
一面の下に「犬との別れ」という広告が入っており、捲ると「犬との10の約束」という広告が入っていた。冬パジャマにとうとう穴が空いたので、新しいのを買おうかとちょっと店を覗いたが良いのがない。諦めて帰ろうとしたら、もう来年のカレンダーが並んでおり、犬のと猫のがあった。
私はカレンダーは買わない主義なの。なーにが言いたいのかしら。


デスティニ>
2のオープニングを眺めて、スタートを押してみた。やらないけど試しにと。
突然1のラストがアニメーションで流れる。
おもむろに2を外し、1をセットして出会いの台詞をメモってみる。そう、私は、この初めて遭った時、
「なんて偉そうな剣だ。ムカつくわ。人に命令すンな。カッコツケて『いいか、のんたんとやら』等と言ったってカッコついてないんだよ!」
等と思った事を覚えている。

注:
主人公のデフォルト名は「スタン」だったので、私はちょっと変えて「のんたん」でクリアした。
どんなに悲壮で悲劇的でシリアスなシーンでも「やるんだ!のんたん!」等と言われると腰の座りが悪く、終りらへん頃には、『私はとり返しのつかない事をしたのかも…』と思っていた。
エンディングらへんでは、「のんたん」等と名前を呼ばれると大変切なくなったもの。

本当は、スタンやねんよ?最初にいきなり捕まって、まさにこれから殴られて拷問だか尋問されそうなところで、名前の入力が来、一応デフォルト「スタン」が既に入力されてたものだから、私としては、「戸籍名(本名)スタン、通称のんたん」という気持ちで、ささやかに敵を欺いたつもりだったのよ(欺くな)
行動と言動までは売っても魂までは売らない、反骨の表現っていうか…(反骨するな)

しかし、シリアスなシーンでも、「スタン」だったらまだ格好よかろうに、それだのに「のんたん」。しかし三年ものんたんとして付き合ったら、初期の意地悪も切ない思い出みたいな。のんたんはヤル気の無さが滲み出た軽い冗談でしたとは、今更言えない。

ビバップのスパイク君のような気持ち?
「この名を見ろ。手が滑って入力して、のんたんは仮名だ。それ以来、片一方の目でスタンを見て、もう一方の目でのんたんを見ていた。目に映るものだけが現実じゃない。そう思っていた…」
ところが、
「のんたん、おまえは私の思っていた以上によくやった」等と最後の最後で珍しく褒められると、名前がのんたんなばかりに、確かにものすごくイケてない田舎者の駄目な子が期待される以上の事をやった感がヒシヒシとした。それであの最後が妙に切ないような。

誰だったか「真のユーモアの源泉は哀愁である」等と言う言葉があったが、アレばかりは軽いユーモアが強い哀愁を呼んでしまった感じだった。
でぃムロスが軽く「いいか、のんたんとやら」と信じて、最後まで真剣に「のんたん!」と呼んでいたのがいけないんだ。めちゃめちゃ良心が傷むだろ。

最初「むー」と思っており、貸してくれた姉さんが「マリーが可愛い」というので、マリーまで頑張ろうと歯を食いしばっていたのに。
それだのに、一体いつのまに、「いいや、おまえは充分かもしれないが、私は十分じゃない!」と思うようになっていたのか。いつ好きになったのか、全然覚えてないのよ。気がついたときには、「まだ止まってるの?」「だってソーディアンが喋らないんだもん」とブツブツ言うようになっていた。
いつのまにか。歳月?


やぐちまさき |MAIL