非日記
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2004年09月15日(水) ファインズ

占いで人様は「オタク」と出たので、初めから胡散臭いが、どうにもウサンクサイと言わずにいられない感じ。
「お姉さんはオタクじゃないだろ。どっちかというと私がオタクよね」と言ったら、「そうね、お姉さんはオタクよね」と言われる。
……なんですって?
自分で言い出しておきながら、何故前頭葉にクルものがあるのかしら?
「だってのめり込む方じゃない」といわれ。それは違うわ。私は別にのめり込んでるわけじゃないわ。ただ恍惚としてるだけよ。「コレが、好きー!(四倍角)」という気持ちに心の底から浸るのが快感なのよ。
「犬が好き」と言うて、犬の事より犬が好きな自分の事を書いてるだろう。これが悪い癖なのよ。犬が好きというより、犬は好きなんだが、犬を好きな自分も好きなのよ。犬を好きな自分に浸る事で、犬を好きな気分を全力で堪能してるわけ。
そのうち我に返ったら、まるで初めから犬がそれほど好きでなかったのかようにストンと落ち着くんだが、勿体ないので大体いつも少し頑張って引き伸ばす。
我を忘れるほど好き気分が堪能できるなんて、滅多にない運命の出会いだよ。

犬に関しては語れんわけよ。犬に関して考察するというより、犬の実況中継をする。犬を脳内再生する。
まるで忘れ物を思い出そうとするように、犬を好き気分を味わったときの自分の行動を再生する事で、その時に味わった犬を好きな気分を思い出してまた浸るねん。好き気分を牛のように反芻してる。
これが私の不治の病なのよな。
つまり「私がそもじをどんなに好きか」という懸想文を書いている。

犬に関して語ろうとすると、犬を好きな私を語ってしまうのよ。だから口を開きたくなかった。恥ずかしいじゃろ(確かに)

別にファインズが特別大好きってわけでもないのに、何故かこうやって↓ファインズを追ってみてるのよな。
これが好意というより、思いっきり「好奇心(丸出し)」である事は確か。顔は嫌いじゃないが。


ファインズ>
私の中では、レイフファインズは<オスカーとルシンダ>で、あげく<アベンジャーズ>だったので、「このままでは(脳内ファインズが)ヴォル様になれない」と、<メイドインマンハッタン>と<レッドドラゴン>を連続で見てみる。
<シンドラーのリスト>は大義かった覚えがあるので、根性があるときでないと、もう一度は見れない。何故か赤い服をチラチラ目で追っていて、俳優の顔なんか全然みておらず、どれがシンドラーかすら(!)最初の二時間ずっと分からなかったぐらいだもの。
見てみて、やっぱり<スパイダー>を見るべきだったろうか?と思う。

<メイドインマンハッタン>を見ながら、
「これがヴォル様かー(違うけど、そう)」
と感慨に耽ってみたが。
上院議員へ出馬の大事な選挙を控えた二世議員で、ヒロインのホテル従業員がお客に返品を頼まれたお高いコートをこっそり着ている悪戯現場に遭遇して、一目惚れし、良いとこの御夫人と勘違いしたまま追い回す…ヴォル様(違うって)
無理だ。可愛いけど、無理だ。

「やはり悪役を見ねばよ」と思い、<レッドドラゴン>を見ながら、
「これがヴォル様よー(違うけど、そう)」
と感慨に耽ってみたが。
自分は醜いと思い込んでおり、盲目の女性に一途な愛を捧げてみ、「彼女となら上手くやっていける」と泣き喚いて自分を説得しようと必死になってみる…ヴォル様(違う)
無理だ。

私の中ではものすごく…。レイフファインズがやってるのを見ると、あの容貌はなんていうか、「気が弱くて駄目っ子な吸血鬼」というイメージなのだ。言うなれば、サルマン先生に「そんな事でヴァンパイアが務まるか!」とビンタはられそうな。
しかしヴォル様は基本的に思いっきり俺様よな。レイフファインズがやると思うと、「俺様状態は三分しかもたないウルトラマンのようなヴォル様」に見える気がする。それもこれも、たぶん私の中では<レイフファインズ=オスカーとルシンダ>な所為なんだと思うけど。

人様がいうには、「髭を生やしたりメイクをして、もっと年寄り風にするんじゃないか?それなら良い」と言うんだが、私はひょっとすると「そのまま」なんじゃないかという気もする。だってタマミちゃんからなるバージョンなら、若々しくてOKなのでは?
(注:タマミちゃん=原作四巻OP時状態のヴォル様の個人的な愛称)
そして映画を見たら、世の中の沢山の腐女子が「ヴォル様は受だったんだ!」と思い、ヴォル様が受のサイトが雨後のタケノコのように突然増殖し、ヴォル様の目を覆わんばかりに可哀想な過去が週刊誌よりひどく捏造され、早売りの朝刊のようにバラまかれる…ああ、ヴォル様はもうお嫁に行けないわね…という予想を立てていたんだけど?
「ヴォル様をレイフファインズですって?」と聞いた瞬間に、火サスで殺人事件が起きたときに新聞の印刷シーンが出て、一面トップの見出しが画面でクルクル回るみたいに「公式ヴォル様は受!」とくるくる回ったんだけど?

だから<オスカーとルシンダ>の所為なんだよ。
この映画を知らない人の為に解説すると、この映画の内容は、「ルシンダ(雌)×オスカー(雄)」で、このオスカーをレイフファインズがやっている。ちなみにルシンダをやったのは、ハリウッドに進出したばかりの初々しさ炸裂ケイトブランシェット。そう、攻エルフといったらこの人の右に出るものは無し、指輪物語の映画版で人々を一瞥で攻め落とした恐ろしいガラドリエル様をやったお姉様です。
オスカーとルシンダは、ガラドリエル様×ヴォルデモートという今となっては、壮絶な巨悪のカップルになるのです。
そしてビックリするほどピュア!
二人で(?)ガラスの教会を運ぶの☆
自信が無くて告白もできないヴォル様。ヴォル様の勘違いぶりに気づき、「馬鹿ね、オスカー」と呟くガラドリエル様。すごいね。

あ、こういう事を考えるのはオタク的思考よな。

あ、ガラドリエル様は悪役じゃなかったわね、そういえば。
いや、私がオスカーとルシンダを見たのは、ビデオパッケージでケイトブランシェットを初めて見て「誰、この美人?白人版の岩下志○みたい」と思ったからなのよ。
私の美意識は間違っていなかった。やはり、ヤンキー(エルフ)を束ね、心酔している舎弟(ハルディア?)を従え、夫(ケレボルン?)はオマケのように目立たない極道の妻をやる事になった。
が、何かの映画評論で、「ケイトブランシェットはけして美人ではないが」と書いてあって「エ?!」と思った。それはアナタの趣味?それとも一般論?

ところで、<ラッキーブレイク>を見ていたら、ピーター(ペティグリュー)が居ました。絶対ピーターよな、アレ。あの顔はピーターだろ。
ものすっごく良いやつなんだけど、あの顔はピーターよな。俳優名がわからんけど。

あ、こういう事を発見するのもオタクっぽい?
しかしそんなにピーターが好きなのか?と言われたら、何か絶対違うきがするよ。


2004年09月14日(火) 出掛ける前に

なにか更新と思いつつ、やっぱり難しいかもしれない。まだ犬から帰って来てないというのもあるけど、ダラダラ準備してる間に時間が経っていくのよな。

やっと<ザ・セル>を見た。
ネタバレ?

「映像がすごくキレイだから是非見て!」などと遥か昔に言われてたので、
「これがすごいキレイ…これがやつの趣味かえ?スゲー趣味だ」
と唖然と見てました(人様の弁明「趣味ってわけじゃないけど」)
人が名づけた「腸巻きシーン」とやらもちゃんと見ただすよ。なるほど、言われてみれば確かに、コレは家族皆で楽しく閲覧するファミリー時間には上映しない方が良いかもしれない。でも閲覧規制はされてなかったような。あの18禁とか、どういう基準なのか、時々よくわからない(世代と性別の違う何人かが見て、決めるらしいと聞いたような気もする)。
しかし自分で言ったように、主人公はマトモな神経であり(つまりマトモな神経からの視点であり)、ラストがハッピーエンドなのでOKなのかもしれない。と言ったら、
「ハッピーエンド?まあ見ようによっては、そうかもね」
と言われる。私は「なんだ、ハッピーエンドだった」とウッカリほっとしたのよ。


私的には、あの女医さんは、寝たまま体がぶっち切れてみたり、交感した影響が残って女医さんがシリアルキラーになってみたりして、ゾンビの如く終わるのかもしれんと覚悟していたのよ。
しかし、女医さん(カウンセラー?)の方の精神世界が、「えらい安っぽくてチャチい」というのは同感だわ。どこかのイカガワシイ新興宗教団体のイメージビデオみたいだ。
監督の「善良・幸せ」イメージへの想像力の貧困さかと思ったが、ひょっとすると女医さんの「発展途上中」をチャチさで表現してるのかもと、好意的?に解釈してみたり。あのイカガワシイ新興宗教団体イメージビデオが、だんだん現実と見紛うばかりのリアリティをもった薔薇色のワンダーランドになるのかもしれないわ。


2004年09月08日(水) 家が壊れるかと。

家が壊れるかと思いながら、壊れなかった。
風で揺れるので、地震かと疑う。

台風時、母屋には窓に鉄板(雨戸)がはまるが、こっちでは網戸をはめるぐらいしか…。網戸を嵌めてみてもね。いや、ひょっとして対流とかができて(網戸で?)、風圧が軽減されたり…するわけないだろうけど。
万が一窓が割れたとき、窓ガラスが外に飛び散らず、全て室内に!…入ってもしょうがないんか。片づけが便利?

私も万が一にそなえて、何もならない事を色々考えているんです。
「窓が割れたときには、このカーテンでまず破片をブロックして…くれないかしら?」と、カーテンの裾をダンボールで押さえてみたり。他にも、窓の隙間から侵入してくる雨をキャッチさせています。
床上浸水したら寝る場所も決めています。
そういう時には避難せないかんのか?いや、戻って来てから、水が引くまでの話。
前前回だかの台風の時、「家に帰ってみて浸水してたら、どこで寝るの、私は?」という問題に気がついて、最終の列車の中でちゃんと考えていたのよ。

めでたくついにラジオを手に入れたので、乾電池を準備してみたり。これで停電しても情報はバッチリよ。
その昔停電になったので、「さあこういう時は懐中電灯よ!」と懐中電灯を探していたのに、置いてあるはずの場所が暗闇でわからず、手探りしている間に復旧したという寂しい現実以来、目を閉じてどれが懐中電灯かを当てる訓練をしていましたしね。ガラスの○面のように、「舞台(室内)の広さと立ち位置、大道具小道具(家具)の位置を体で覚えるのよ、あゆみ!」とやっていますよ。
視界で捉えていた映像を、虚空に向って空間として立体的に認識するのは、私にはなかなか難しい。



テレビで怖い話をやっていましたよ。
怖かったので、人にも急いで知らせて見せました。
同じシーンで、テレビ画面を同じように手や物で隠していたらしいのが愛敬です。
でも貞子の方が怖かったそうな。

何故怖いのに見たいのか?
新聞には泣く効果というのが出ていました。泣くまでに、ストレス値が上がっていき、泣くのを我慢すると尚もストレスはどんどん上がっていくのだそうですよ。しかし涙が出た瞬間に、交感神経優位が副交感神経優位に切り替わり、ストレスから一気に解放されるらしい。「泣ける話が好き」というのはそれじゃないかという話。
私も良く、山あり谷ありでラストはハッピーエンドのラブストーリーを泣く為に読んだり見たりしますよ。だってハッピーエンドが一番泣くのだもの。
悲しい話はあんまり泣かないのよな。スゲー疲れるだけで。
涙を流して泣くだけで、神経や内分泌、免疫系のバランスが正常値に回復するらしい。それはありうるね。めちゃめちゃ気持ち良いからね。
大体は、気持ち良い事は健康に良い事なのよ。

しかし怖い話が見たいのは、何故だろう?気持ち良いか?良くないよ。
スリル?スリルちゃうやろ。

人は、怖い場所に潜入調査する番組が好きだそうですよ(曰く付きの廃病院だとかトンネルや墓地に夜中に行くやつ)。いえ、私も再現ドラマよりは怖くないので、ちょっと好きですが。「ああ!そんな事しちゃ駄目でしょ!いや、そんな面白がって行ったら怒るよ!絶対怒るって!(←何が?)ああ、駄目なのに!」と思いながら、面白がって見ています(悪)

「怖いモノ見たさ」って、なんで見たいのかしらね。


2004年09月06日(月) CDプレーヤーが壊れました。

この一ヶ月というもの、犬しか喋っていないので、何か別の事を書くべし。

いつから使ってたか忘れましたが、ポータブルCDプレイヤーが壊れました。
半年ほど前から怪しい動作を繰り返していたのですが、先頃、ついに動かなくなってしまい、色々言って聞かせた結果(?私は機械に語りかけます)、コンセントを抜き差しすると再生をするようにはなりました。しかしボリュームの調整もなにもできなくなってしまったのです。
「このままでは耳が割れるー」と思った結果、買い替える事にしました。

お店さんは「MD付は?」と言うのですが、アタイは「いつかお金持ちになったらね(ならないのでは?)」とMDは諦めて久しいのです。今となってはポータブルCDプレイヤーより、CDラジカセの(駄目そうな子の)方が安い。そこでCDラジカセにしました。
一年程前、ラジオが欲しかった時期があったのですよ。CDプレイヤーが壊れるまでと我慢。
遥か昔にラジオっ子だった時期があり、テレビよりラジオの方が聞きやすいのです。テレビは気になって流しっぱなしができないのですが、ラジオはもう少しできるのです。それにラジオは結構音楽が流れるでしょう。
私は子供の頃に歌番組が見たくて仕方なかったのですが、音痴の父がニュースばっかり見、大人しい私はチャンネルを奪えず、しかも流されやすい私は思わずニュースを見ていたので、昔の人のように歌や音楽は深夜ラジオで聴いていたのです。ジェットストリームとか聞いてました。
夏はその後に怪談なんかやってて、大変怖かったですよ。

ラジオの良いところは、買ったり借りなくても色んな音楽がランダムに聞けるところです。特に洋楽とジャズとクラシックを毎日やっています。これを買ったり借りたりして聞こうなんて思ったらオオゴトですよ。マニアになってしまいますよ。いくら金があっても足りませんよ。


うちのトイレの良いところは、半分外にあるところです。
台風の日などにトイレに入っていると半分濡れてしまい大変で、汲み取り式なので浸水したらオオゴトだと思うのですが、風が強いだけなら、ここまで清々しいトイレは滅多にあるものではありません。
今日なんかトイレにいったら、とても涼しいですよ。

人様の家のトイレに行きましたところ、少し前からニュータイプになっていまして、なんと近づくと自動的に蓋が開くのです。用を足して待っていると自動的に水が流れ、自動的に蓋が閉まります。ビデとかシャワーとか色々ハイテクボタンがついてますが、恐ろしいので使えません。昔、人の家で発見してこっそり使ってみようとして、「これは何かな?」と適当にボタンを押したところ、「ギャア!何をする!?ギャフン!助けて誰かー!トイレが!トイレが叛乱を!」という目にあい、何事もなかったように事件を内々で始末する為、無駄な時間を費やしたからです。

どことは言いませんが、アレは某関東の猫のいる家でしたね。私は江戸の仇を大阪で討ったりはしないのです。江戸で見逃したら大阪でも見逃します。しかし大陸で討つかもしれません。

大体、あの「乾燥」とかいうボタンは何ですか?か、乾燥なんかさせたらイケナイんじゃないの?違うの?たぶん、違うんだろうけど。

トイレというものは、大人しく鎮座している方が良いですよ。
しかし件のハイテクトイレは、ただ大人しく鎮座しているわけではありません。いつ座っても、「生温かい」のです。やつは生きているのだ。若者には恐ろしいトイレです。
先頃泊めていただいたさい、うっかり蓋が開くのを待たずに、無理に手で開けてしまい「壊れてないかしら?」と聞いたところ、「丈夫だから、それぐらい大丈夫よ」という話でした。なんですか、強度のテストを行う業者は、電話帳のようなもので、トイレをバシバシ!どかどか!力一杯叩いていたそうですよ。全く恐ろしいトイレですね。

ところで洋式トイレはどうも落ち着かないと私は思うのですが、長時間篭るのには最適なようです。特に老人はトイレで踏ん張って心筋梗塞を起こしたり、立ち上がった際に貧血を起こして倒れ、打ち所が悪くて大事に至ったりするらしいので、年取ると断然洋式が良いのでしょう。
しかし洋式トイレでは、稀にあの便座を下ろし忘れて、「きゃあ!」という目に皆生まれて一度はあっているものと私は推測します。

ちなみに、和式トイレの思い出といえば、遥か昔某新婚家庭の新居にお邪魔した際に、汲み取り式の和式トイレに便所スリッパを落としてしまった事が、今も悔やまれます。
「お母さん、あの便所スリッパ、どうしたでしょうね?ほら、あの便所に落としたスリッパですよ(人間の証明風)」
何故なら、件の新婚家庭は、後に悲惨な末路を辿ったからです。私が落とした便所スリッパとは絶対に関係ないと思うのですが。


2004年09月03日(金) あの犬なんの犬

あの犬 なんの犬 気になる犬♪
見た事のない犬ですから〜見た事のないー犬なのでしょう♪

「すごいボサボサじゃないの」
と、言われたのですが、言われてみればそうですね。元からああいう姿ではないわけか。
それで美しい犬のブロマイドばかりが載っているカタログには、雰囲気が似た子すら居ないんだ。
「人間が薄汚れてるから、ああボサボサの人間が犬になると、ああボサボサになるのかしらね」
うるちゃいでちゅね。良いの。アレが良いのよ。アレが可愛いの。

きっとアレはこの世には居ない犬なんだな。半分ぐらいCGなんだよ、きっと。あんな犬は私は見た事がないもの。早朝と夕方は犬の散歩時間らしく、あっちにもこっちにも犬が出現するんだけど、あんな(手入れをされていない)犬は流石にいないね。
良いわよ。グルーミングでもトリミングでもコーミングでもシャンプーでもリンスでも私がやります。そのままでも私は全然構わないけどね、見た目は大事らしいわよ。

ビデオで犬フィルムがあるらしいのですが、私はそんなもの見たいわけではありませんよ。1500円のプレステソフトで、「犬の飼い方」があるんだそうですよ。色んな世界の犬種のブロマイドとプロフィール(出身地や性質の特徴など)もついているらしい。

「ただヨシヨシとアタマを撫でるだけではダメ!オオよくできたねえ!と大袈裟に褒めましょう」
大袈裟に?難しいですね。
「同時にニッコリ微笑む事も効果的」
ウフフン、それはもう練習して習得済みよ。まかせてちょうだい。

犬は上から行ったらイケナイんだそうです。飛び掛かってくるそうです。特に大型犬が全力でジャレてきたり飛びついてくると現実的に危険なので、幼犬のうちから飛びついてきたら押さえつけ、飛びつかなかったら褒めてやり、飛びつかないように躾るのだそうよ。
しかしどちらにしろ、基本的に犬にはしゃがんで下から行かないけんらしい。
大体、犬は足が固いので、ガシ!ダシ!って感じなのよな。何故人にパンチを食らわすのですか。

猫はフワっと飛んでくるけど(ただ、落ちないように飛びついてから爪を立ててくるのが痛い)そして人の腹を「この贅肉はなーに?」とでも言いたげに、真剣に揉むのよな(幼猫期に乳を飲む際、よく出るように母猫の乳房を揉む仕草であって、甘えてるという噂だが、肥えている事を指摘しているように思える)
うーん、もっと麻呂で馴れておけば良かったわ(麻呂は昔、田舎で飼ってた犬)

尻尾がない事を除けば、ちょっとシッパーキーっぽい?とか思ったんだけど(シッパーキーは尻尾がない事で有名らしい小型犬)。
でももうちょっと可愛いのよ、映画の犬が。グチャグチャ〜とした感じの顔(褒めてるの?)なんとも言えない顔をしているのよ。見れば見るほど味のある。

人様は、双子がごっつ美人になっていたというが、私はハリが空から落ちた後医務室で目が覚めた時にいる双子が一番良いと思います。確かに毛並みはゴールデンレトリバーのように美しく輝いています。
私は、顔なら映画フィルチとナイトバスの車掌さんが大好きですよ。ごっつ美人です。フィルチはあんなに美人だったでしょうか。ちょっと前の映画を見直さないと。そして前から思っていたのですが、マクゴナガル先生はすごい美人ですね。
なんか美人がいっぱいじゃな。

そして犬はトータル三匹も出てきます。
マージといっしょに出演のリッパー。そしてさりげなく、三本の箒シーンにたれ耳の犬が一匹出演しています。しかし一番美人の犬はやっぱり黒いのですよ。あの黒いのが顔までボサボサになってしまったのは、植込みなんかをガサガサしていたからです。

EDのスタッフロールで出てくる犬跡を見逃したという話ですが、出てくるのは大分後なのです。大体スタッフロールが始まって、五分以上、七分ぐらい経ってからです。ビジュアル関係のスタッフあたりだったかと思います。
ホグワーツについた時に合唱団が歌っていたディンドンディンドン不吉な曲が流れ始め、少し経ってからですよ。左から右に行きます。根性を入れて頑張って待たねばなりません。
ちなみにそれまでにも、鳥の足跡みたいなものを追い掛ける犬か猫の足跡らしいものが一度出現しますが、それとは別ですから。

「結構削られてたわね」という事ですが、そうなのよ。それで、四巻を映画化した時、明るい日の光の下を新聞咥えて歩く犬が見れないのではないか?と、とても心配なのです。「マリリン・モンローの揺れるケツみたいに、わざとなんだと思うほど何分も無駄に使って良い。『世界で一番長い、犬が歩くだけのシーン』とかいって、映画史に残る伝説のシーンにしても良いのよ?『このシーンの為に、モンローは云々』みたいに、『このシーンの為に犬は云々』と色々エピソードをつくっても良いのよ?」と思うが、きっと無理でしょう。そういうギネスに挑戦な男気溢れる映画は作ってくれないに決まってます。アタイは賢いからわかっているのです。
同じ犬を使ってくれるかってのも、ごっつ心配なんだけど…。
「ちょっと違う犬を使ったってバレやしねえ」とか思ってるんじゃないのか?と思うと、もう心配で心配で。「アニメーガスの犬種はランダム出現です。同じ犬になるわけではありません。公式設定より」とか言われたらどうしよう。
もう二度と見れないのか?後一回は見れると信じていたのに。


2004年09月02日(木) 怖い話。

人様は、やっと犬の映画を見たらしいです。本編は、主人公がルーピン先生の昼ドラだけどね。私には犬映画なのよ。
私にはあのルーピン先生バカウケだったんですが、某嬢は「カワイイ」を連呼しています。それはよかった。ハグリッドも少ないし、お姐さんにはどうかと心配してたのよ。

ともかくも、萌えて帰ってきてくれました。私と違うところに。良いの。頑丈に猫好きのお姉さんが、よもや犬に萌えるなんて思ってなかったから。
しかしコマ一秒に萌えています。人の事言えないけどコアねー。
「映画の出来がどうのという問題じゃない。なにか萌えるところがある。映画として完成度が高く素晴らしい傑作とはどうも思わないのに、何故かえらくささやかな細かいところにモエモエして目くるめいている間にあっというまに終わり、やたら何回も見たくなる。なんか知らんけど五六回は軽く見れる、てゆうか見せろという気持ちになる」
というところに同意を得て、私は満足です。
まああの淡白なお姉さんが、ごっつ珍しくも、もう一度劇場に見に行くと言ってますからね。

私「はやくビデオ化しないかしら?そしたら好きなだけ見れるのに」
人「朝から晩まで延々とエンドレスで流すわね」
私「一体どうやったら早くビデオ化すると思う?」
人「脅迫するしかないんじゃない?」
私「あー、じゃあ無理ねー」
人「無理ねー」

頭の悪い人達がいます。
昨日翻訳が発売され、水を飲むように読む事のできる日本語版になって帰ってきたというのに。五巻では犬のヒミツが色々わかるらしいんだけど(全部読んでるわけがない逃亡者)。私は三年後ぐらいまでに読めばエエかな?と思ってるけど。

私「…ちょっとお姉さん、さっきから何してるの?」
人「ーーーのサイトが無いかと思って探してるわ」
私「電話をしていて何か意味があるかしら?」
人「無いわね」
私「まあ『…良いよね』と思わず呟いたときに返事は返ってくるからね」
人「そうよ。それは良い事よね」
私「主語や目的語は違うけどね」
人「そうね。違うけどね」
私「良かったわよねー
人「良かったわよー

アホばっかりで、とっても平和ですね。
こうやって思い返してみると、ホント、人の話を聞かない者同士だわね。


怖いはなし>
「今年のお盆は、テレビであんまり怖い話をしなかった」という話をし、ホラー映画特集などについて語っていました。
私は、ものごっつ<箪笥>が見たかったんだけど、うちとこではやっちゃいねえのです。タイトルにインパクトがある。
初めて見たときから、私の目は釘付けに。予告のチラシを振り回して、同僚に「これが見たいんですよね。ちょーかっこ良いですよ」と、くだまいていました。
苗字に岸のつく漫画家さんで<押し入れ>というのが無かった?アレを思い出して、「わー、一体タンスには何が!?」とときめくのよ。
「恐怖を哀しみが越えていく」
などと言われると、意味不明でどきどきするだろう。ものすっげー怖かったんだけど、そのうち、いっそ怖くなくなるぐらい悲しくなる…という意味?

とにかくそういう話をしている間に、何故か実録怖い話になりました。
深夜の電話中、零時なんかとっくに過ぎまくり。

私「そういえばさ…、盆で使った物を川に流しに行くでしょう?」
人「行くわね。今はほんとに流したら駄目なのよね」
私「そうそう、今は役所が川岸あたりで回収してゴミ処理場行きらしいけど。まあ、それで川に流しにいくだろう?」
人「ふんふん」
私「その時に、気をつけな、連れて逝かれるって言うやろが?それでな、急死したばあちゃんが亡くなったその年の盆の話なのよ。二十二年か、二十三年前かな。そのばあちゃんが盆の物をね、毎年の事で、例によって川に流しに行ったねん。それが実は、『絶対にしちゃあいけん(※絶対にしてはいけない)!』って言われとったんに、その年に限ってな…、ッ!わ、びっくりした!今突然水道から水がボダボダボダ…って!やめろ話すなって言いよるんやろうか?何者かが!」
人「ヒッヒィ!そうかもしれないわよ〜?」
私「もういやねー、こういう話をすると『集まってくる』って言うものね」
人「今まさに隣にいるかもね。お姉さんとこー」
私「ちょっとコエー事言わないでよ。私一人暮らしなのにー、今大家さんもいないのにー」
人「アハハッ!だから…ェ」
私「………?」人「………」私「………」人「………」
私「…もしもし?」
人「ぇぇ、あぁ、ハイ?」
私「なんかしたん?」
人「ああ、いや、今突然背後で物音が…」
私「…そら居るんよ。お姉さんの後ろに」
人「やめてよー。もう怖い話はやめましょう!」
私「そうね。やめときましょ!どうも不穏な気配がするわ。なんか楽しい話をしましょう。とりあえず犬の話にしよう」

臆病者がいまっす。


ところで>
ヴォル様アダルトは、レイフ・ファインズですって?
きれい系じゃないの!


やぐちまさき |MAIL