あれこれと迷走中。
開店休業気味。

2004年11月28日(日) 忘却…

そろそろWebの容量がいっぱいになってきました。

画像ファイルとか整理して、削除できるものはさくさく消していかなければならないのかな、とか思って過去の絵をがさごそ見始めたら、お腹が痛くなってきました。
あー。
過去といっても、古くたってつい一年とちょっとくらい前のもの。
でも、あーーー。やっぱり見返すと苦しいものがありますね。
そのときは精一杯頑張っていたのだからヨシとしよう!!ということで腹痛さんには去ってもらいました。

そして冷静になってサーバーの説明を読んでみたら。
総容量はまだまだいっぱいありました。
ていうか自分のとこの割り当ての調節をまったくしておらず、最小限の割り当てしか設定していませんでした。
あああー。とにかくなんにも分からず無我夢中で始めたからなー…。
設定しなおして、たっぷり分け前をいただいたので、またいっぱい腹痛の元を創作できるよー!!!




微妙なエドしか描けないので、練習を始めました。
原作のタッチがすきなんだよなー。
とかいいながらお手本見ないで描いてるし。
次回はちゃんと見よう。

またもやびみょうな絵になってしまった



2004年11月27日(土) しかしながら

昨日のあざは期待したほど進化しなかったのでアップ断念。


今回の鋼DVD(12巻)の絵のウワサを聞きつけて、いそいそと紹介サイトまで乗り込んで行きましたら、王道のロイエドでした。


あまりにも王道でしたが、


かなりこうふんしました。


飢えていたのですね。

−−−−−

お友達のモエコ君の愛機ムラマサは重症のようです。
Nちゃんがキーボードにコーヒーこぼしちゃった時よりも入院費がかかるようです。
なにをそんなにこぼしちゃったんだ、モエコ!!
湯の花が生じそうな程のぐつぐつした妄想か?





2004年11月26日(金) テレビが見られないと

ドラマ等には今あまり未練を感じないので、特に問題はないのですが、CMチェックができないことが、ちょびっとつまらないです。

そんなワタシに姉が「最近頭から離れないCMソングがある」と電話をしてきました。「時間なくてテレビ見られないから、わかんないよ」と言っているのに「たらこのだよ、あの、たらこの。た〜らこ、た〜らこってやつ」と、おそらく花の金曜日の雑踏の中であろう電話の向こうで、歌ってまでくれた。

そんでウェブサイトまで紹介してくれた。

こ、怖い…。ホラーですか?


−−−−

ワタシが遠距離通勤であることを知っている会社のヒトビトは、よくワタシを田舎モノだとからかいます。

しかし。
実際にウチの近くまで訪れたりする機会があったりすると、そういうヒトは、ワタシを見る表情が、途端にリスペクト調へと変化します。

勇者だってそんな目で見つめられたことはないだろうってカンジの眼差しを向けてきます。
「毎日、すごく頑張っているのね」
と心からのお褒めの言葉を頂きます。




…でも、ワタシはなぜか切なくなるのです…。


−−−−

転んだ。
久々に転んだ。

駅の階段で転んだ。
ひざ小僧ぶつけて、瞬間、脳がビリビリしました。

綺麗な痣になりました。

あまり転ばない大人になったと思ったのに…。

今日はまだ赤いですが、明日は綺麗な紫色になると予測されます。
うまく色づいたら、写真とってアップしようかと思います(嫌)。




2004年11月25日(木) 今晩のシチューはカリフラワー入り


わわわわ。

ぼんやりしていたらもう明日は金曜ですか!!!


−−−−

友人から借りた「蟲師」を読んでます。

今市子さんの百鬼夜行抄に似た、普通の人の目には見えない世界を題材にしながら、あまり善悪の境目が感じられないふんわりとしたお話。

主人公のギンコさんが、どことなくサンジさんテイストです。

まだ2巻までしか読んでいませんが、子どものころに不安になった現象とかが扱われていて、なんとなく既視感が…。
最近多い、この感覚。
ハウルの予告見て、ある場面でふいに懐かしさを感じて、泣きそうになったりしました。
なんなんだろう。
弱っているのかな。
頭が心が。




2004年11月22日(月) 酔っ払いの感想

みなさんこんばんは。

Nちゃん、ハッピーバースデー。
今年はあの手袋を無くさないように気をつけます。


大佐新刊をむさぼりつくしたい気分でしたが飲み会があったので帰宅するまで我慢しました。嘘です。朝イチで読みました。我慢したのは再読です。

そのうえしこたま飲んでしまって、かなりな状態で日記書いてますので暴言お許し下さい。


−−−−−−(以下鋼新刊ネタバレ風味)

巷で噂のジャクリーンに出会えて嬉しいです。
少尉…すごく活躍しているよ…。

っていうか

元東方司令部の方々がっ。

生き生きとしておりますよ〜(感涙)

今回の新刊、止まっていた時間が一気に動き出したカンジがしました。
相変わらずリンがよく分かりませんが、大佐よりも年上だと思っていたことは間違いであったことははっきりしました。

66も大活躍でしたね。ちゃんと中尉の言う事きいて殺しをしないのが律儀というかなんというか…

インドア派のフュリー曹長とブラハのコンビがめちゃくちゃ可愛いvvv
やっぱり曹長も好きです。
でも、なんといっても今回一番のヒーローは

鷹の目中尉!!!!

かっこいいとかオトコマエとか今まで言ってはおりましたが。
今回は真面目に惚れそうになりました。
ステキです。ああ。


−−−−−
…ここで感想を終えるわけではないのですが。
後はかなりフィルターがかかるので反転。


大佐賞賛部屋へようこそ。(←ちょっとでかかったか)
巷で噂の原作ヒゲ大佐にもようやくお会いできましたよ!!!

でも、

少佐との会話

「少し痩せましたか?」
「ああ」

には、大きな声でツッコミを入れたかったよ!!!!


それでも1,2巻の頃の体重には戻ってないだろう!!!!
…って。
いえ、今の体型の大佐も大好きですが。


---------



ロイエド部屋へようこそ。(←ちょっとしつこいか)
あーーーーーー。

あーーーーーーーーー。


へなちょこSSを書き上げておいてよかった…。
これを読んだあとでは、あまりにもニセモノすぎて…(T_T)

試練。試練の時ですね。
エドが悩んじゃってますよ。
頬の傷が心に突き刺さります。

でも


大佐はエド陥落作戦シュミレーション用フローチャートを作っていたに違いない。
短期戦か長期戦かで。
すぐにでも胸に飛び込ませて慰めるか、突き放して後で倍以上の尊敬の念を抱かせて美味しく頂くか。
そのために大佐も努力しておりますよ。長い道のりを選んでしまったと時折後悔しながら。

嘘です。

心から真剣に応援しています。

大佐、ホムンクルスとの闘い頑張ってください。




エンヴィの焦った表情が意外だったネ!!


それではまたシラフの時に。

あー。
気持ち悪い。

身体が冷たくなってきた。
うええ。



2004年11月21日(日) ss続き(後半追加)



私はふと、遠い昔に飼っていた猫のことを思い出した。
柔らかく温かいその生き物は、子どもの自分にとって永遠の存在のように思われたが、気がつかないうちに死期を迎えていた。ある日の早朝、毛布の上で動かなくなっていた猫は、触れてみるとまだ生きているようなぬくもりを持っていた。
しかし、数時間後に抱き上げると、冷たく、かたくなっていた。

それはもう抜け殻でしかなかった。
遠くに行ってしまったのだと、その時に思った。

不思議なものだ。

その後戦場で多くの命が、無残にも消えて行くのを目の当たりにしたというのに、あの猫の死の記憶が薄れることはない。

私は食べる手を止めた。
「エド」

少し驚いたような顔で、鋼のは私を見つめた。

「こちらに来なさい」

鋼のは戸惑っていたが、いつもの憎まれ口を叩くタイミングも外してしまったと思ったのか、スープの皿をテーブルに置くと、ゆっくりとこちら側に歩いてきた。

「なんだよ」

「なにが不安なのかね」

問いかけとともに、私は鋼のを抱きしめた。



−−−−−




すみません…
なんか中途半端なとこで…

猫は本来死期を悟るとどこか見えないところへ行ってしまうとききますが、ウチのところはそうじゃなかったもので。

今日はこれからおでかけだー。

明日までに終わらせることができれば…。



−−−−−


「…なっ…」
じたばたと腕の中でもがく金色の頭。
「体温が感じられれば、不安でなくなるのか?」
鋼のの左手を、私の頬に触れさせた。
「鋼の」
そのまま、抱きしめた腕に力を入れる。

「離…せっ…」
鋼のは私の胸を右手で思い切り突き飛ばした。

「どうした?」

「アンタ、何考えているんだ?!」
それまでの息苦しさと怒りの所為か、息を上げて、金の瞳でこちらを睨み付ける。


「人の体温なんて、そんなものだよ」

「は?」

「不安でなくなるなんてことは、ない」

「……」


再び大人しくなった鋼のに、私は食事の続きを勧めた。


風呂に入りたがらない鋼のを無理矢理バスタブに押し込んで、食事の後片付けをしていた時に電話が鳴った。

「大佐、夜分に申し訳ございません。アルフォンス君が、エドワード君と話をしたいそうです」

思ったより早い電話だったな、と考えながらふと背後を振り返ると、鋼のが頭から水滴をたらしたまま、素っ裸にバスタオルをひっかけた姿でリビングを覗き込んでいた。

「…電話の音がしたから…」
鋼のは恥ずかしそうに言い訳をする。

私は思わず小さく笑ってしまった。
「弟君から電話だよ」



二人が喧嘩をするのは、互いを思いやるあまりの、心のすれ違い。
そんな喧嘩をした記憶がもはや曖昧なものになっている私には、エルリック兄弟は時折厄介な存在に思えてくる。



厄介だけれど、

愛しいと、

心の奥でつぶやいてみる。





−−−−−


はいっ!!!

終わりました!!!

それでは張り切って明日を迎えたいと思います!!!



2004年11月20日(土) 新刊前夜祭突発的SS

思ったより長くかかりそうだったので、掲示板からこちらに移動しました。それでちょびっと追加。

−−−−−
鋼のが弟君と喧嘩をした。

普段は育ち盛りの兄弟に相応しく、取っ組み合いの喧嘩になるようだが、今回は様子が違っているようだ。

ホークアイ中尉に連れられて執務室に入ってきた鋼のしょんぼりとした姿を見て、私は少し戸惑った。いつものふてぶてしい態度からの変わり様は面白いくらいなのだが、その真剣な表情は事態の深刻さを物語っている。

兄弟二人の目的を遂げるためには、喧嘩をしている場合ではないのはお互いに分かりきっていること。

原因は、なんとなく想像がつく。私は小さな溜め息をついた。


「大佐、先ほど電話でお話させていただきましたが、お願いできますか」
声をかけられ、ホークアイ中尉に視線を戻す。

「ああ、分かった。…弟君は、君の家にいるのだね、中尉?」

おとうと、という言葉をきいて、鋼のはピクリと身体を強張らせ、無意識のうちに掴んでいたらしい、ホークアイ中尉の軍服の裾をまたきゅっと握り直した。


弟君は、今回は非常にご立腹らしい。
鋼のには一番効く反撃法に出た。

精神を、閉じ込めてしまったというのだ。

あの大きな鎧はただの飾りとなり果て、鋼のがどんなに叩いても、弟君からの応答はなかったという。

イーストシティのダウンタウンの四つ角で、がんがん鎧を叩き続ける鋼のの側を通りかかった中尉が電話をかけてきたのは一時間前のこと。

男性顔負けの力で、動かなくなった鎧と錯乱寸前の鋼のを抱え、自宅に向かった中尉は、電話で私に相談を持ちかけてきた。

「今晩、私がアルフォンス君を預かりますので、大佐はエドワード君のことを見ていただけませんでしょうか」



仕事を終えた中尉が帰宅した後も、私は1時間ばかり残った書類の作業を続けた。

その間、鋼のは大人しくソファーに座っていたが、時折ちらちらと執務室の電話に視線を送っていた。

遠くの時計台から正時を告げる鐘が鳴った。
「さて、今日はもう中尉もいないし、ここまでにしておくか」
私は独り言のように言って椅子から立ち上がった。

執務室を出るまで、鋼のは電話を気にしていた。
「なにかあったら、私の家に電話をするように中尉には言ってある。さあ、行くぞ」
こくり、と鋼のは頷いた。まるで迷子の子どものような頼りなさ、従順さだった。


途中、閉店間際の食料品店でベーグルとミネストローネを買った。


帰宅すると鋼のをダイニングテーブルに座らせて、食べるようにと先ほどのベーグルを渡した。
案の定、ぼんやりとしたまま食べる気配はなかったので、私はスープを温めなおした。

「飲みなさい。あたたまるから」
私は隣に座って食べ始めた。
するとようやく鋼のはスープ皿に手を伸ばし、ひとくちだけ飲み込んだ。

ごくり。

小さな音が鋼のの喉元から聞こえた。

「…アルは」
震える声で、つぶやく。

「アルは、本当に、怒ってて話してくれないだけなんだろうか」

スープ皿を持つ手がカタカタと小刻みに揺れている。

「…中尉が弟君を運んでいる時、転倒しかけたら弟君が一瞬支えてくれたそうだよ」

「…本当に?」

「不安なのかね、鋼の」

「…不安、だよ…」


−−−−−

今日はキンメダイの煮付けを作りました。今自分がとても魚くさい…



2004年11月17日(水) ムラマサ入院

というわけでついにモエコ君のムラマサ君は電気屋さんに入院しました。
合掌。


−−−−−−


また知らないうちにパウエルさんがやめていた。がーん。
明日はきちんと新聞を読んでから家を出ようと思います。


オプティミストとペシミストについてしみじみと考察していた数週間でした。




2004年11月15日(月) 寒い日には

クリームシチューを木の皿と木のスプーンではふはふ食べたくなります。

先日、某コトー先生の番組を家族がみておりました。
ワタシは最近ドラマはあまり見ないので、リビングを行き来する際にちょろりと覗く程度でした。
母は仕事で残りの15分くらいしか見ていませんでしたが、見始めて5分で泣き出しました。普段は可愛くないことばっかり言っているひねくれモノのくせに、感情移入の度合いが激しいのです。

そんなことをテキトウにモエコ君に話したら、「ていうかそのドラマ自体にキョーミない」とクールに一刀両断されました。

「ヒューマンドラマが嫌い」

「ヒューマンドラマのどこが嫌なのさ」

「人がみんなできすぎてて、現実味がない」

「じゃあ、ヒューマンドラマでも、『バーチャル・ヒューマンドラマ』ってアオリ文句があったら、興味ある?」

「うううーん。」

「じゃあ、『ハレンチ・ヒューマンドラマ』はどうよ?」

「…ちょっと気になるかも」


モエコ君の関心をひきつけるためにも、これから朧は「ハレンチ・ヒューマニスト」として頑張っていこうかなと思います。


そんなモエコ君のパソコンが断末魔の叫びを上げています。大変。
皆様、彼女の愛機ムラマサ君の無事を祈ってあげて下さい。へへん、俺のブラハ5号は今日も元気だぜ〜!!



2004年11月14日(日) サンタが陽気に踊ってる

@会社近くのゲーセン入り口で。

そんなねぇ。クリスマス前には他にもいっぱいイベントがあるっていうのにねぇ。
11月の、22日とか、22日とか、22日とか。

22日はお友達の誕生日です。
22日は会社の飲み会があります。


すばらしき日です、22日。

−−−−−

日記のキリ番リクエストをアップ致しました。
「幸せそうな大佐」です。

リクエストを最初にお聞きしたときは、「一番殴りやすい顔だ」とエドにぶん殴られても微笑みを浮かべている大佐のお顔を想像してしまいました。

でも、大佐基準ではなく、一般的な人びとの基準で考えた幸せに沿って描いてみました。


ん…少し心配になってきました。
ワタシ、まだ勘違いしてるかしら。
幸せって、なにかしら?

うむむ…。



2004年11月08日(月) あー。

後4時間したら会社行かなきゃいけないのか…。

とかいう時間帯ですこんばんは。


なんかもう…


せっかく作った甘芋も忙しさのあまり会社の人に配る時間すら無く。
優雅な3時のおやつタイムにあげようと思ったのに。

蛍光ペン片手に必死に残業中に配りましたよ。

でも。同胞の残業戦士たちが「憩った♪」と言ってくれたのでヨシとしよう。ああ。



日記のカウンタが8000になりそうです。ハラショー。
踏んじゃった方でリクエストがあれば。

是非是非。
想像するだけでも糧になります。



2004年11月07日(日) ああ、霜月なんですねー。

日本列島が精神的・肉体的に悲鳴をあげておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

以前鋼CDを貸してくれたアップルパイの姫から、またステキなプレゼントをいただきました。
某雑誌の付録の、「生写真」という名の大佐イラスト。


これがかなりすごかった。

私服イラストですよ私服。禁断の私服。

アスランの私服の配色のセンスに悶えて以来、どうか大佐は私服で登場することがないようにと念じておりましたが。
アニメでは微妙な変装とかしてましたが。
原作では辺り障りのないオヤジ的私服でしたが。

ここでこんなものを目にすることになろうとは。

かなり笑いました。涙が出ました。

はー。すごい。




そして今日はスイートポテトを作りました。


しぼり袋が壊れたので、ラップでくるくるしてみました。でも、朧は等間隔とか均等とかいったことを考えて作業をすることができません。病気かもしれないと思うくらい。

実証↓

ちょっと不気味です
「ふぞろいの芋たち」です。



でも、一個一個はめんこいと思います。
比較的マトモなもの






2004年11月04日(木) どうなのかな

ここのところ、田臥君のニュースを見るたびに、井上雄彦氏はどんな思いを抱いているのかしら・・・と想像してしまいます。
どこかで既にコメントされているのかなー?
身長低くても素晴らしいプレイをするって聞くと、・・・リョータ君だよねぇとミーハーな発言をしてしまいますよ・・・。


今日もぼんやり仕事をしていたら、モエコ君からメールが。

「某『残酷な天使の○ーゼ』はアニメ版ロイエドソングだよねぇ」

・・・。
午前中ずっと歌が頭まわっちゃいました。

あああー。大佐が。眼帯大佐がベッドの片隅でリンゴ食べながら「少年よ、神話になれ」って呟いてベソかいているのが見える・・・見えるよ・・・


そして、デスノと銀魂買いました。

デスノ。
この作品に関してはネタバレわりと平気なので、よく他のサイトさんのパロディーを見に行っていたのですが、創作ネタだと思って読んでいた部分が、実際に本編であったものばかりだったのでびっくりしました(笑)・・・ありえない・・・ありえないよ・・・

銀魂。
今回もしびれるくらい定春×銀時でしたね!!!ね!!
(A野さま、定春×坂本って・・・それは・・・やっぱり掴み所の無いヒトが好みなんでしょうか?定春は?)

神楽と総悟のコンビも好きだ〜。それぞれちゃんと銀さんと土方というパートナーがいますが、手加減ナシで渡り合えるという意味で、もっと仲良くなって欲しいなぁとか思います。




2004年11月03日(水) 気がついたら投票が終わってました

米大統領選・・・。

仕事にうつつを抜かして、時事ニュースにおいていかれるっていう状況も問題だと思いますが・・・。

そんなわけでですね。あまりにもモエモエエネルギーが足らなくて行き倒れそうになっていた所に休日出勤の予感が出てきたので、楽しみを求めて、鋼オンリーイベントによってみることにしました。
突発的行動だったため、今回は頼もしいモエコ君もNちゃんもいません。方向音痴の朧は果たしてビッグ○イト以外の場所で開催されているイベントに無事行き着くことができるのか?午後には仕事が待っているからいつものように2時間近く迷っている余裕はないぞ!!・・・「はじめてのおつかい」状態でした。
駅出た途端に分からなくなった(ていうかすでに思考放棄してるな)ので、カートを引いているお姉さんたちに着いて行きました。
お姉さんたち、ありがとう!!


あー。でも、結論。一人で行くのはやっぱりつまんないですね。


その後ちゃんと仕事してきた自分を褒めてあげたいね。うふふ。

明日はデスノ等発売日か・・・。




2004年11月01日(月) 「少尉の休暇」後編


軍服を着ている時には、それなりには見られるようだが、普段着になると途端にチンピラのような扱いを受ける。

「そのギャップがよいという奇特なご婦人方もいるかもしれないが、もう少しなんとかしたまえよ」
以前、大佐にもそんなことを言われた。

それでも、このリゼンブールという片田舎では、人々は普段着の俺を好意的に出迎えてくれた―そもそも、セントラルの人々と異なり、あまり人の外見など気にしていないのだとも考えられるが。

俺は以前の記憶や中尉の話を頼りに、ロックベル宅へと足を運んだ。

途中で、ふと見上げた小高い丘。丘の上には、石が並ぶ。 −墓だ。

不揃いな大きさの石が並んでいる。
その中に、俺は兄弟の母親の名を見つけた。
ここから、あの兄弟の旅は、始まったのか。それとも、もっと前から、始まっていたのか。
ぼんやりと眺めていると、後ろに人の気配がした。

「誰?」
振り向こうとする前に、声をかけられた。
「お母さんの知り合い?」
金髪の少年が、無邪気な中にも警戒心を含んだ顔でこちらを見ている。

手には、花束。
聞き覚えのある声だった。

「アル...アルフォンスか?」
少年は大きな目をきょとんとさせて、ちょこちょことこちらに近づいてきた。
「僕の知り合い?」
以前の鎧の姿とは似ても似つかぬ小さな身体が話しかけてくる。

「...ごめんなさい、でも、僕、ここ数年の記憶が少しあやふやになっていて...」

姿が変わっただけだなのだとしたら、当然性格はあの優しいアルフォンスのままなのだろう。自分が記憶を失ったことで、自分も不安であるだろうに、それよりも周りの人に気をつかっていることは容易に想像できる。

それなのに思わず名前を呼んでしまった自分の浅はかさを悔んだ。
「いや、いや、元気そうでなによりだ。俺はジャン・ハボック。イーストシティでお前と何回か会っただけなんだ」

話を終える前に、アルの顔がぱあっと明るくなった。
「ハボックさん?ハボック少尉?」

今度は俺がきょとんとする番だった。

「兄さんの残した手帳に、東方司令部の方々の話が書いてあったんです」




兄さんの手帳の雑記を読んで、空白の数年間を埋めてきた。
そう少年は語った。

「でも、ウィンリィとピナコばっちゃんには内緒ですよ。僕が記憶が無いことで、あの二人は少し安心しているみたいだから」

少し声をひそめてそう言ったアルは、大人のような表情を見せた後、笑顔を作った。

俺はなにか言いたかったが、うまく言葉にならず、その代わりにアルの頭をくしゃくしゃと撫でた。

アルは嬉しそうに笑った。
「少尉は、兄ちゃんみたいだったって」
「え?」
「マスタング大佐は話のわからないガンコ父親みたいなところがあったけど、少尉は、兄ちゃんみたいで、楽しい人だったって」
兄さんが、とアルはつぶやく。

「それは喜んでいいのかな」
「秘密の相談とかもしたいことがあったって」
「たぶん身長のことだろうな」

アルは、手にしていた花束を墓前に供えた。
「少尉」
「ん?」
「僕、錬金術をまた学ぼうと思うんです」





俺は思わずアルの肩をつかんだ。
「少尉?」
「お前...今なんて...」
「少尉、痛いよ」
俺はそれでも力を緩めることはできず、身をかがめて、アルの瞳を見つめた。

「アル、それは、どういう意味だ?」
「少尉、」
「お前、せっかく...エドが...それなのに...」
「しょーい!」

びしっと、アルの小さな手の平が、俺の額を叩いた。
「なにか色々心配しているみたいだけど、大丈夫だよ」

絶句している俺を見ながら、アルはまたぴしゃぴしゃと額をはたく。

「大丈夫。決して、過ちを繰り返しはしないから」

自分の目線に近い俺の肩に腕を回し、ぎゅっと抱きついてきた。



「みんなとの出会いを、無にするようなことはしないから」

大丈夫。

「ただ、僕はもう少し、強くなりたい」

だから。



俺は顔を上げる。微笑む少年と目があった。



エド、お前は、
俺とアルの髪の色がどうとか言ってたが。



全然似てない。

あれは、お前の色だ。

お前の色に包まれて。

アルは。




fin






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