きまぐれをジェット気流に乗せて。...菱安

 

 

DISCOMMUNICATION - 2002年01月30日(水)

笑いが止まらないんだ
何も手に入れた記憶など無いのに
苦しいと思うのはフリかこりゃ!?
なんでもいいから答えにしがみ付きたくて
喉が枯れるまで吠えてみたんよ
そのうち涙が何故だか毀れたから
つまり分かり得ないのは
未だ答えを出すに価しないってこと
全て嘘かこりゃ!?とか
疑ってみるのはいいことだけど
所詮馬鹿がひとり爆弾抱えたとおもって
見逃してクレイジー
きっと誰もが忌み嫌う存在を忘れても
口の嘴に歪んだ笑みを浮かべて
真っ直ぐド真ん中
生きて行け悪友ども
単純明快全てにその牙を突き付けてみな
答えはおまえが起こした
その嵐の果てにあるって




...

幻想という名のファシズム - 2002年01月29日(火)

幻想に埋もれて
姿が見えなくなった君を
呼び起こそうとして
交差点の真ん中で躓いた

擦り剥いた足、気にせずに
口笛吹いて見せる
俺はおどけた道化師だ

ハロー、ベイべー 調子はどうだい?

磨り減った心 引き摺って
今夜もこれから 月夜のお散歩
見てよこれ!拾った インディアン・サマー
曳き交々の虚構が垂れ流されているぜ

ハロー、ベイベー ご機嫌如何?

揺れる俺は最速の新しい歌
君に届け壊れた心臓そのままに
タガが外れた 子供が笑った
繰り返される悪夢は ただの今日だろ?

それみたことか症候群
見て皆よ この細くて長いイカシタ愚鈍
やればできるさ、流離え!DAY TRIPPERども
謳うは最速の
幻想という名のファシズムを

       






...

CIGARETTE IN HEAVEN - 2002年01月26日(土)

風を呼び、雨を呼び、嵐が来ても
裂けた天空からのシシャよ
その名 錆びた記憶から掘り起こす度
情けないほどに蒼い空
見下げ果てた過去

爪の先から心の蔵まで
三っつ数えて
君の エレクトリック
呼び覚ませば
初めてみつけた空の、生と死の狭間に
また一つ 星が瞬くを知る

何故だか笑いが止まらなくて
空気に溺れるってこういった感じなんだろう
ボクにわかってるのは
きっとあの太陽のせいだね

こんなにも良く晴れた日の残酷さに辟易しながらも
憂いに誘われるまま冬の海へうち出でてみれば
ガラスに刺さったナイフの様に
また飛び込んでしまうから

イカズチオトシテ呉レマイカ
そうすれば刹那、君の姿 映し出してくれるのに

待っているのも、そろそろ飽きたので
天駈ける、漆黒の翼で
君を、迎えに行くことにしたのさ

その前に一服させてくれ給え



       邦題〜ヴァルハラで巻き煙草を〜









...

迷い人来たりて魔笛を吹く - 2002年01月24日(木)

おれは王国へは辿りつけないのだろうか
ウエンディに見放され、アリスに疎まれ
それでもあきらめ切れないでいる

何故なら、探し続けることが
俺の選んだ道だから
他の誰でも無い
唯一無二の自身を愛している
可能性は最早、自身にしか残されていない

あの時の声が
欠落した俺の感性に響く
喰らい尽くすまでと

だけど全てじゃない
全てじゃないんだ

勝ちにいこうぜ COOLによう




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Are you OKay? - 2002年01月21日(月)

反抗か革命か

どうせ掲げた腕ならば
いっそ高く もっと高く
あげたらいい

渦巻く敵にすら わかるように

そして僕らの為に

神様なんて信じない
欠けた未来の子供たちに

何よりもそう
どこかで泣いてる
アイツのために

調子はどうだい


...

mother goose - 2002年01月14日(月)

物語の最後に見たのは
君が翼をもがれて
絶望の淵に気がふれる情景
そして全て黄昏

昨日見た君はとても醜悪で
天使とかと話しをしていた
天井裏から明かりが洩れてくるから
記憶がよみがえるよ

腐りかけた肉片のナヘンニ
僕は何かしらの風を呼んでしまう

そっと宝箱 鍵をかけたら
こころの闇に 葬ってしまおうか

深く 二度とすくいあげたりなんか出来ないように
白く濁った深海に 投げ捨ててやるよ

ああ なんて綺麗なんだろう
湧き上がるこの衝動は

きっと神様は今日もひとりぼっちで
寂しさで気が狂いそうになりながら

君のとなり


...

欠けた月 - 2002年01月07日(月)

俺は恐がりだ
ぐるぐる廻りながら考えた。
それでもどうにか答えらしきものが見えた。
理想も憧れも愛も夢もいらない。
あのあまりにも綺麗過ぎる夜に浮かぶ月を
残酷なほどに純粋な月を見ていた。
眼が眩むほどの季節の中で
つまりどうしてそんなに苦しいのか
俺にはわからない。
わかる術が無い。
ほんの少しでいいから
真摯で誠実で切実な欲望の扉を開けてみたくて
けど手の震えが止まらない。
いつからこんな臆病になったのだろう。
ねえ どうか夜が明けるまで
目を覚まさないで
偽りの言葉で埋められた
風が通り過ぎるまで
くだらないけど
好きなのさ
きっと君のこと


...



 

 

 

 

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