The Green Hills of Earth

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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2004年09月30日(木) 悪者のイメージ / ニュースから / 物干し

先日、ライブドア社長が出演したテレビで、仙台市民にとったアンケートの結果が発表されていました。「ライブドアと楽天、仙台に来て欲しいのはどっち?」との設問に55%の人が「ライブドア」と答え、楽天と答えたのは18%でした。

決まりの上では早い者勝ちではないのですけれど、早い時期から近鉄買収などプロ野球進出に意欲的な態度を撮り続けていて、近鉄買収が無理なら新球団を。そしてそれを仙台でと筋の通る筋書きを通しているライブドアに対し、突然プロ野球進出を宣言し、最初は自分の地元だからと神戸を希望とし、それがダメとなったら長野と仙台という「イメージ」の楽天では、やはり市民の感情としては楽天には良い印象を持たないのではないかなと思います。
先日、私は「仙台を二社で取り合う事はせず、楽天は新潟を中心とした日本海近隣の県を集めてチーム作りをしたらどうだろうか」という案を書きました。競合するのは商売の常ですが、客あっての商売と言う意味では、ライブドアが仙台ならこちらは日本海でと矛先を変え、その上でそれを黒字転換して活性化できた時、その評価は「ライブドアは読める市場だったけど、楽天は一から切り開いてきた素晴らしい企業だ」と言うものになったのではないだろうかと思います。しかし、残念ながら、今回の件で楽天のイメージは「悪者」となってしまったのではないでしょうか。なんとなく割り切れない感じだけが残ってしまいました。


ニュースから

ニコン和解金160億円勝ち取る
ニコンがステッパ(半導体製造用露光装置)の特許を侵害されたとして訴えていたオランダのASMLなど2社が3年ほどの係争の末、160億円のクロスライセンス料(ニコンの特許の使用料)を支払うという事で和解をしたようです。

よくある事ですが、片方が「特許侵害をした」と訴えると、訴えられた方も訴えた相手に対して「そっちが侵害をしている」とお互いを訴えあう泥試合になるものですが、この二社もそうだったようです。ステッパの世界ではニコンが世界のシェアの44%、ASMLが36%、キャノンが19%程を締めている状態です。その1位と2位が日本、韓国、米国などでお互いを訴えあっていたというのですから、まぁ何とも規模の大きなガキのケンカをしていたんだろうと思いますね。

タイヤ脱落事故で三菱元部長ら無罪主張
2002年1月、横浜で起きた三菱製トラックからタイヤが脱落して母子3人が死傷した事件に対し、「事故の予見は不可能」と無罪を主張したと言う事です。

感情的には「三菱のトラックがリコール隠しなどしていなければこんな事にはならなかったのではないのか」と言う意見に流されそうです。事故の被害者達はそういう気持ちで一杯でしょう。しかし、果たして今回の被告、元市場品質部長と元同部員はその全責任を負うべき立場にいる人なのでしょうか。
先日死刑になった宅間守のように怒りの矛先がその個人、まぁ乱暴に言ってその両親程度までにしか及ばないものなら、その責任の所在も明らかですが、今回の三菱のように会社をあげてリコールを隠していたような場合、会社といっても会社自体に意識がある訳ではありませんから、それを指示した部署およびその責任者がいて、それにみんなが従ったと言う事で、部長「ごとき」がその責任を負える事かというと私には甚だ疑問に思う訳です。そして、今回のこの事故は品質管理部長以前にリコール対象の不良を隠し続けた事に一番の責任がある訳で、そういう意味ではこの2人も被害者であるといえるのではないかと思える訳です。まず、リコールを隠し続けたことの責任をしっかり追及して、その一環としてこのような事故への補償を三菱に行わせるというのが正しいんじゃないのかなと私は考えます。

先日、「三菱自動車は再建可能」と言うテロップをどこかで見ましたが、再建する必要があるんですかね。今のこの事故だけではなく、突然の出火や、ニュースにはなっていない不具合が原因の事故はたくさんあったはずです。その責任と言う意味では「死刑」企業解体が妥当なんじゃないんですかね。これだけ長年にわたっての被害者の出ている不正がお咎めなしで再建に向かうというのは正しいんでしょうかねぇ。


物干し

日中に洗濯をしてお日様の元に干す。これが洗濯の王道かなと思うのですが、残念ながら我が家の庭のすぐ先はかなり交通量が多い道路であまり外に干したい気分にはなりません。シーツなどの大物を仕方なく干す程度ですね。で、普段は室内用の物干しを使って干す訳なんですけれど、室内用物干し台を使っておられる皆様におかれましては、どのようなものをお使いになっているでしょうか。
私は6本程棒がわたっている幅×奥行きが100×75(cm)くらいの枠高さ80cmほどの足についているものを愛用していました。多くの室内物干しは支柱から円形に物干しの棒が延びるか平行棒の形をしています。その形が多いと言う事は、その形を多くの人が望んでいると言う事なのでしょうけれど、私には不満なのです。形の割りに多く干せない感じがするのです。そして出会ったのが先の物干し台で単純なすのこ状の物干しですから狭い範囲で結構な量が干せます。ずっと愛用していたんですけれど、昨日洗濯物を干そうとしたら、いつもは腰の高さほどにある物干し台が膝下くらいに沈んでいるんです。何ぞやと見てみたら、足が折れてしまっていました。足は日本の細い円柱が左右から十字に交差しているだけのものなんです。多分私が洗濯物をたくさんかけすぎて、耐荷重を超えていたんでしょうね。もったいない事をしました。この物干しは、確かダスキンの人が持ってきた通販に載っていたものなのですが、その手の雑誌はその後見ていませんし、まだこの商品があるのかも疑問です。そんな訳でインターネット上で物干し台を探してみました。そして見つけたのがこれです。(link)
今私が使っているものと形も似通っていますので使いやすかろうと思うのですが、値段が高すぎるのと最大幅「175cm」と言うのがとても気になります。もう一つ条件に会うものがあるんですよ。多分同じメーカーのこれ。(link)値段は聞いて驚け36,750YENです。両側を広げると195cmにもなります。置ける家はよほどの豪邸でしょうね。私は別にイタリア製にこだわっている訳じゃないんです。木製にもこだわっていません。ただ、こんな形の物干しを探しているだけで、こんな形のはこの二つしかないんです。物干し「如き」に万単位の金をかけるのはどうも面白くないのです。そんな訳で昨日、対策を考えました。物置部屋にはサーバーに使っているパソコンやプリンタなどを載せているファングルと言う鉄製の組み立て棚と、折りたたみ自転車Bronptonを乗せている棚があり、その間に物干しを置いていたのです。そこで、新聞などを縛るナイロン紐を持ってきて物干しの枠をヒモで棚に縛り付けて見ました。とりあえずうまく固定できたように思えますので、暫くはこのままで使っていようかと思います。いや、使ってみると、今までの状態では少し高さが足りないなぁと不満もあったので、ヒモで少し高い位置に吊るした今のほうが使いやすさを増しているんですよね←負け惜しみ。どこかに同じような形で安いもの売っていないですかねぇ…

2004年09月29日(水) ニュースから

ヤマト運輸、ゆうパック事業拡大で郵政公社を提訴
ヤマト運輸は11月から予定されているローソンでのゆうパック取り扱いを「独占禁止法で禁じられた不公平な取引」にあたるとして、サービス提供差し止めを求めて東京地裁に提訴しました。

民間運輸業者が独自の資本で配送ルートを作り上げたのに比べ、郵政公社は税金でルートを作ったそのままが民営化されようとしています。そして、郵政公社は郵便/郵貯/簡保/窓口ネットワークの4つの会社に分かれることが決まっているようですが、果たして本当にそれで正解なのでしょうか。

私は国営事業とは「民間が手をつけない部分で、どうしても必要なものを行う」ものだと思います。つまり赤字になるのが当然でいいと思うのです。当然その事業を行うための是非を検討したり、営業努力のチェックなどを厳しくしなければならないでしょうけれど、それでも赤字になるのは仕方ないと言う割りきりが必要で、黒字になる事業はすぐに民営化していくのが正解だと思うのです。
その観点で考えると、現状での郵政公社になぜ保険や郵貯が必要なのでしょうか。そんなのは民間の保険会社、銀行に任せればいいことです。確かに離島、僻地などでは郵便を持ってきてくれる郵便屋さんが頼りと言う部分もあるでしょうから、その部分で民営化後にどのようにするかは検討の余地がありますが、しかし、黒字になる部分で民間と競争する必要は全くありません。また、分割後の「窓口ネットワーク」会社とはなんでしょう。窓口だけを行う企業なんて何の意味があるんでしょう。特に今回のようにローソンと提携をして、ローソンにポストを設置したりゆうパックまで受け付けるとなるなら、この窓口ネットワークの会社など全く不要の会社と自ら宣言しているようなものではないのでしょうか。民営化に必要な四つの会社としておきながら、自ら窓口ネットワーク会社を否定するような今回の提携に、私は反対に一票と言わせていただきたく思います。

音楽CDをレッスンに使用したダンス教室に「著作権侵害」を適用
市販の音楽CDをダンスレッスンに利用したのは著作権侵害にあたると日本音楽著作権協会が名古屋市などにある七つの社交ダンス教室を訴えていた件で、最高裁はダンス教室側の上告を棄却し、二審名古屋高裁の判決が確定。これでダンス教室側は音楽CD使用差し止めと過去10年間の損害として3600万円の支払いをすることになったとの事です。

私達個人が音楽CDを個人で楽しむためにコピーしたりするのは合法ですけれど、確かにダンスのレッスンなどで音楽を無断使用した場合は「個人で楽しむ」域をはるかに超えていますね。特にそれでダンス教室は利益を受けている訳ですから、著作権侵害というか音楽の営利目的でのしようをしていたというのは免れないでしょうね。
しかし、この判決ってもっと大々的に取り上げられた方が良いんじゃないですかね。結構多くのダンス教室などがこの判決を聞いてびくびくしていると思いますよ。
大体著作権料の支払いってどうやるんでしょうね。カラオケなどであれば一曲いくらで計算できますけれど、ダンス教室とかなら様々な曲を細切れにつなぎ合わせたりしませんかね。その細切れを曲数分だけ著作権を支払うのでしょうか。私は残念ながら音楽著作権料を支払う立場になった事がないので、その手続きがどれだけ簡単なのか面倒なのか分かりませんが、日本音楽著作権協会の方にも著作権に関する周知努力が足りないってことが言えるんじゃないのかなと私は思うのですが如何でしょうかね。権利を主張するためには、その権利を十分相手にわかるよう周知させる努力をすることが義務ではないかと思う次第です。

2004年09月28日(火) 悠久

朝、テレビを見ていたら、アマチュアサッカーの話をしていました。幼児のサッカーとシニアのサッカーだそうで、それがどういう集まりなのかは良くわからなかったのですが、シニアのサッカーは、個々が70歳以上で1チーム(11人)の年齢合計が「700才以上」と言うのが参加条件なのだそうです。

700歳!!
一人一人は70歳とか80歳でも(それでもすごい事ですが)、集まれば700歳と言う数値になるんですね。単純計算でその試合をしている2チームを併せると1400歳。この人たちを縦に並べたら(?)1400年って結構手近なところのものなんじゃないの?と錯覚しませんか。
1400年前といえば飛鳥時代で、聖徳太子が「十七条の憲法」を定めた年らしいですよ。
悠久の時って言いますけれど、人が22人生きて死ぬだけ(まだ死んでないって!)の時間でしかないのかと思うと不思議な気持ちになりました。

2004年09月27日(月) 100分の…

今日は雨の中、ジムに行ってきました。

私の通うジムにある傘立ては少し変わっています。なんていうのか、普通の傘立てもあるのですが、一本ずつ個別にロックする傘立てもあるのです。普通この手の傘立てといえば傘の柄を中において蓋を閉めて鍵をかける。そしてその鍵を各人が保管するというものだと思います。しかし、ここの傘立ては暗証番号方式なのです。傘を入れる時に番号をセットして、取り出すときにその番号にすれば取り出せますよと言うものです。

慣れてしまえば分かる作業なのでしょうけれど、そんなに頻繁に使うものではありませんし、元々そういうものを覚えるのは苦手なものですから、いまいちうまく行かないんですよね。でも、こんなものはアタッシェケースについているロックと同じようなものでしょ。って事は、ボタンを押したま番号を変えてセットして、番号変えちゃえば良いんだよね。ほらうまく入った。そう確認してジムで思い切り運動をしてきました。そして運動を終えて傘立ての前に来たのです。自分がセットした番号に合わせたのですがまぁお決まりの如く開きません。よくよく説明書を見てみると、最初好みの番号に合わせるためにはボタンを押してはいけないのだそうです。ボタンを押すというのは、決めた番号からロックをするためにずらすための処置なんだそうです。なんと非常識な鍵なんだ!と思っても仕方ありません。私は自分がこれと思った番号はきちんと覚えていますが、その番号にするために何番から買えたのかなんか覚えていません。はぁどうしようと途方に暮れていたのですが、「あれ、これは0から9までの2桁のロックだから、99種類しかないんでしょ。じゃあ片っ端から試してみれば良いじゃん」と思い立った訳です。
00…ダメ。01…ダメ。どんどん続けていきます73…ダメ。74…ダメ。本当に合う番号あるのかな?もしかして雑に調べてしまっていて、通り過ぎたのではないだろうか?段々不安になってきました。88…ダメ。89…だめ。なんだよ。やっぱりダメ?どこで間違えたんだ?95…ダメ。96…やっぱりダメ。97…カチャ…あ、開いた。

何のことはない、結果論で言えば逆周りに調べていたらすぐに分かったと言う事ですか。
それにしても、もう本当昔からこんな感じの間の悪さとお付き合いしているんです。気持ちとしては、そんな間の悪さとお付き合いはしたくないと思いますけれど、でも、もう長年親しんできたものですし、ごくたまに…そう、1万回に1回くらい(?)の割合で、1回でぴたっと決まる事があるのですけれど、その時の「やった!」と言う快感はこの間の悪さとお付き合いしているからこそ得られる快感な訳ですから、まぁこれも悪くはないかなとも考える次第です。
たった100種類しかない組み合わせの中で97番目に漸く正解を引き当てるのも侘しいですけれど、それを97番目に漸く探し当てて壮快感を得られるのと、毎回一発で当てていて、たかだか100種類の中で一発で当たった位では喜べないのと(97番目に当たろうものなら悔しくて泣きはらすような)では、私はこれくらいで喜べる方が幸せの様な気がします。もし、後者なら同じ喜びを味わうために、どれだけの幸運にめぐり合わなければならないんでしょうね。いつも冗談で言っている「宝くじね、君たち買っても無駄。だって、一等前後賞はぜ〜んぶ私が当ててしまうんだから。宝くじ10枚しか買っていないけど」…これが真実となるくらいの幸運でもないと幸せを感じることができないのかな。それはそれで不幸ですよね。そ、幸せなんて相対的なものなんですよ。自分の中でそう思えることが幸せってことですね。そう思えばすっきりします。

2004年09月26日(日) カメラ

先日、我が家に来た二台のカメラですが、本当に性格が違うんですよね。
下の写真を見てくださいよ。

CaplioRX ISO100の画像

EX-S100 ISO100の画像
(画像をクリックするともう少し大きな画像が別画面で表示されます。この画像にはexif情報を添付してあります)

ISOを50に固定して、同じものを同じ場所から撮ってみた写真です。全く明るさが違うでしょ。因みに上がRICOHのCaplioRX、下がCASIOのEX-S100の写真なんですけれどね、このEX-S100って言うのはコンパクトなんですけれどf値は4〜6.6と物凄く暗いんです。でもコンパクトでどこにでも邪魔に思わずに持っていけると言う利点があります。もう一つのCaplioRXの方は、これはS100に画角を合わせるために少しズームしていますのでこれでも最高の状態より少し暗い画面になっている筈です。明るいけれど、ボディが少し大きくて常に持ち歩くのにはちょっと抵抗がある。胸のポケットに携帯電話2台とともには収まらない。多少もち応えのする重量感があると言う欠点があります。

なんかね、この二台で一人前って感じがしてきました。
今までにEXILIMはEX-S1、EX-S2も使ってきましたが、どうもこれはそれとは少し違うものと考えておかなければならないみたいです。今までのEXILIMではカスタム設定として左右キーにはEV補正を割り当てていましたが、どうもこれはISO感度を割り当てるのが正解かもしれません。ISOを自動にしておくとすぐに200とかになってしまって、全体的にノイズが乗ってしまうんですよ。まぁあれこれ使い込む必要があると思いますが、持っているだけじゃなくて、早くどこかに撮影しに行きたいですねぇ。そういえばD70も最近は使う場面がないんです。持っているだけで持ち腐れてしまいそうで怖いこの頃です。

2004年09月25日(土) 本拠地争い / デジカメ(EX-S100/Caplio RX) / 国立・国定公園にペット同伴は正しいか? / ジャンルと禁煙の仕方

プロ野球に参入するにあたり、ライブドアに続いて楽天も本拠地を仙台におくと決めたらしいですね。

大阪や兵庫がブロックされて、東京には巨人がいて横浜には横浜がいる…
政令指定都市(札幌、仙台、千葉、さいたま、東京、横浜、川崎、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、北九州、福岡)で、球団を持っていないのは仙台、さいたま、川崎、京都、北九州ですかね。この中でさいたま、川崎、京都、北九州はごく近郊に球団があるので「新規参入するとしたら仙台が狙い目」って言うのは良くわかるんですけれどね。確かにどちらが先に発表したかなんて大した事じゃなく、先に書いたように仙台以外は近郊にプロ野球球団が存在する事を考えれば、地元神戸が駄目ならその近郊でシェアを食い合うより新天地の仙台にと言う楽天社長(こう書くとお気楽な人のように思えてしまいますね。でも、他意はありませんから)は、正しい方向へ駒を進めただけだとは思います。そして、東北と言うプロ野球では他の球団から見放されていた地域での集客を狙うために、東北6県(青森、秋田、山形、岩手、宮城、福島です。新潟は東北ではなく中部地方です。間違えていた人足挙げて)で試合を興行すると言うのもまぁ分かりやすい戦術で且つ対象地域の多くの人をひきつける提案だなと思うのですが、それでも私はなにも競合させる事はなかったんじゃないかなと思うのですよ。確かにそこに未開の畑が転がっている訳ですから自分達の手に欲しいと思う気持ちは分かりますけれど、ライブドアが仙台をとると宣言したなら、こちらは他でもっと良い提案をして勝負をするって言うくらいの気構えがあって初めて誘致合戦も含めて面白い展開になって、それこそ興味を持ってもらうという意味でプロ野球のためになったことなのに、潰し合いをしていたのではどこか悪いイメージができちゃうような気がしますけれどね。

仙台以外の候補地がどこにあるかというとですね、一つは新潟です。春先にも書いたんですけれど、新潟は今政令指定都市として申請を行う準備をしています。米どころ新潟。現新潟市を一歩外に出れば広大な田んぼが広がるところではありますし、政令指定都市=人口100万人という認識が多くの人にあると思いますが、それは「望ましい」だけで、今は特別サービス期間で80万人もいれば認定されるらしいんですよ。新潟もサッカーチームは活躍していますし、新潟と富山や石川、福井、山形などを集めて日本海沿岸でグループ化すればそこそこ良い格好になるんじゃないかな。ライブドアの仙台本拠地対楽天の新潟本拠地(別に金沢とかでも構わないんですけれどね)で誘致、参入合戦をして欲しかったなぁと思うのですよ。そうなれば、次回には南九州連合とか四国連合なんかができてきたりして、それぞれが参入をしていけば地域活性にも役立つ訳でしょ。チームが増えたところでセ・パ両リーグの垣根を越えて試合をするような構造を作れば様々に楽しめると思うんですよね。それとも新潟や四国や南九州とかでは採算ベースに乗せるのは大変でしょうかね。でも、巨人だけが儲かる仕組みではなく、地域に密着して野球そのものを盛り上げる事を最大の目的とするなら、それこそMLBのように各チームがあげた売り上げを一つにまとめて各球団に均等に分配する方式にするとか、ウェーバー方式のドラフトを採用するとかそう言う事でチームごとの収益とチーム力の均衡を計れば面白い試合をしてくれるようになると思いませんか。まぁ今の巨人のように年棒合計だけは突出してすごいけど優勝できないと言うのもブラックユーモアと言う意味では面白いですけれど、そういうチームがあるから野球をつまらなくしていると言う事に気付いてほしいものですよね。

兎に角、そうやって地域を代表するチームを作っていくことで、そして門戸を広げる事でこそ野球は繁栄をしていけるのだと思いますよ。巨人を無くせ。巨人に頼るな。それで野球はうまく行くと思います。こんな事はもう300万年前からわかりきったことなんですけれどねぇ…


デジカメ(EX-S100/Caplio RX)

なぜか手元にこんなカメラがあります。
事情を説明しても信じてもらえそうにないので事実(結果)だけ。私の手元に「CASIO EXILIM EX-S100」と「RICOH CaplioRX」があります。

S100正面S100背面
S100俯瞰

S100は今日発売予定のCASIOのデジカメです。今月はじめに発売された「Z55の様にバッテリーが長持ちするでもなく、画素数もたかだか300万画素なのに値段はかなり高いこれですが、この薄さはやはり良いですね。でも、レンズはF値が4〜ととても暗いので、薄暗い室内などではかなり辛いものがあります。でも、気軽に持ち出して気軽に撮影すると言う意味ではかなりよさそうなカメラです。

俯瞰
正面背面

こちらは、今年の春先に発売になったのに既に後継機が出てきて在庫処分みたいな形で売られています。300万画素ではありますが、28mmからの広角ズームがついて、マクロ撮影でも画面の任意の場所にピントを合わせられる機能や、1cmまで近寄れるマクロ、単三電池2本で駆動できるなど基本的な性能はとてもいいカメラなのです。ただ、単三電池を収納するため、少し厚みがあることと、ほんの少し重いことが欠点と言えば欠点かもしれません。

二つのカメラと携帯電話の大きさ比較

私の使っているVodafoneの携帯電話V601SHと並べて大きさを比べてみました。S100は携帯電話の半分くらいの厚さであることがお分かりいただけるでしょうか。
画像を撮り比べてみましたが、やはりS100はノイズが多いし、RXは線はシャープですが少し色が赤っぽいです。まぁ使いみちが違いますので一長一短はあっても短所は気になりません。
少し前にも書きましたが(link)、私にとってのコンパクトデジカメとは「きれいな画質」「長時間バッテリーが持つ」「高倍率のズーム」などではなく、単に携帯電話二台とともに胸ポケットに収まり、思い立った時に間髪を入れず取り出せて、間髪をいれずに起動して、すぐに撮影ができるものであるという結論に達しました。本当の意味でのそれはCASIO EX-S2だと思います。S100では沈胴式のレンズがせり出す時間が無駄ですし、それが出ることにより被写体を軽快させてしまう可能性があります(あ、別に隠し撮りをしたい訳じゃないですよ)。S100より更にコンパクトなボディに後継機のS20にある余計なレンズカバーすらない思いきった簡素化をしたS2は今まで使った中で最強のコンパクトデジカメだったと思う次第。本当はEX-S2が欲しいのですけれど、まぁたまたま手に入ったこのS100とRXを大事にしていきたいと思います。

それにしても、カタログスペックではRXの方がS100より起動時間は早いはずなのですが、実験をしてみるとより早く撮影を開始できるのはS100の方でした。人それぞれの感性というか手の大きさなどがありますが一概には言えませんが、S100の方がより安定してスイッチを操作でき、操作してから撮影の構えに入りやすいと言う事なのかなと思います。やはりカタログだけでは物事は何もわからないものですね。


国立・国定公園にペット同伴は正しいか?

素光さんの「憂鬱な昨日に猫キック 不安な明日に猫パンチ」を拝見しました。

環境省は国立公園、国定公園の自然保護のため犬や猫などのペット持込を禁止するための法令作りを進めています。ペット同伴で国定公園に入れなくなることから愛犬家団体などが猛反発をしているようです。
素光さんのところではそれに関連する記事として、日本アウトドア犬協会というところが実施した調査なども併せて紹介されています。

この協会の言い分としては、「ペットは人間とともに生活をしているので、変な病気などを持っていない。それなのに禁止するのは変だ」と言うもののようです。そしてその協会が実施したらしい『「犬の同伴制限」についての実態調査』では看板を撤去して欲しいという意見と、なぜそうするのかと言う質問を出したようで、殆どのところから無視又は否定をされたという結果に終ったようです。そしてそれについて参加者の意見が載っていました。その一つを要約すると「役所は何も調査しないでどうして禁止にするか不思議。町の道路には「ペット禁止」なんてないし、あったら問題になるのに、なんで登山道にそう言う事をするのか?横暴じゃない?」というものがありました。

皆さんはどう思われますか。
犬が好きでどこに行くにも犬と一緒と言う人や、ペット好きの人は「また役所の横暴」と思うかもしれません。しかし、私はこの法令は早く実現して強制するべきだと思います。それはなぜかと言えば、物凄く簡単で(飼い主である)人の意識が低いからと言う事に他ならないでしょう。いや、全部がと言うつもりはさらさらありません。当然高い意識の人はたくさんいらっしゃいます。しかし、その比率がどうであれ、自然環境を考慮せず自分の事しか考えない人がペット好きかどうかにかかわらず相当数いるのが実情です。そして先の参加者の意見のように「明らかに間違った、とんでもない利己的な意見が世間の常識であるかのように誤解している」人がいる訳です。何が間違っているかって、確かに一般道でペット同伴は一応認められている権利でしょう。(しかし、糞の始末や放し飼いにしないなどは飼い主の責任できちんと守らねばならない訳ですが、それすら守られていません。ですからペットに対して風当たりが強い訳です。)けれども、ここで法令が禁止しようとしている国定公園や国立公園とは一般道ではありません。動植物を保護するために自然に一切手を加えることを禁止した特別な場所です。それを一般道と同じ観点で見ることが間違っているのです。国立・国定公園では人間はよそ者として、できるだけ息をせず、足音を立てず、自分がここにいてはいけない者だと意識をして立ち寄るべきです。本来は立ち入るべき場所ではないのですから。それを全く理解もせず、自分のペットと一緒に行きたいのにいけないのは、やる気のない役所の横暴だなどと無責任な意見を述べるのは如何なものでしょう。そして、この意識の低い阿呆な意見を訂正もせず得意になって載せる協会の意識の低さもとても気になります。更に、会員にならなければ意見も受け付けない、応援するメッセージだけしか受け付けないような閉鎖的なこの協会に果たしてどれだけの信頼がおけるのでしょうか。そういう意味で私は敢えて自分のページでこの協会へリンクする事を拒否させていただきました。

野外へ犬を同伴させる人は何を求めているのでしょう。
単に家族同様だから連れて行きたいと言う事でしょうか。そうであるなら、たとえば遊園地のアトラクションで子供に身長や年齢制限があるのと同じと考えるべきです。もし犬「如き」が家族と一緒と大手を振ってどこでもフリーパスになるべきだと考えるのなら、犬「如き」より偉い人間様の子供がたかだか身長が数cm満たないからといってアトラクションに乗れないのは不当な差別だと騒ぐべきですね。まぁそれは冗談ですが、ペットと人間は違うと言う事、ペットには制限もあると言う事を理解すべきです。
もし、犬を広々としたところで遊ばせてやりたいと言う事ならば、それは間違えています。そういう事はどうかその協会で資金でも募って土地を買って私有地で行ってください。その辺の一般道や公園でも放し飼いはするなと禁止されているのに、ここで許されるはずがありません。国定・国立公園では動植物(ペットじゃない)の保護のためにあり、ペットの遊び場としてあるものではありません。たとえば、湖や河川にブラックバスが繁殖しているなんて話を聞いたことがありませんか?どこかの熱狂的な釣り愛好家がブラックバスとの駆け引きを楽しみたくて放流し、それが在来種を駆逐して繁殖してしまったものです。ブラックバスだけではなく、様々な動植物が日本の在来種を駆逐しながら日本で繁殖をし始めています。中には旅行者にくっついてきたものもあるでしょうけれど、どこかの誰かが勝手に持ち込んで放逐したものも多いのです。
「犬と人間は古くから一緒に生活をしてきた。だから変な病気もないし安全なはずだ」そう思いたいのは分かります。しかし、犬と言う異質環境に慣れていない動植物もあります。人間には無害でも植物は被害を受けるかもしれません。一生懸命訴える人はルールを守るかもしれませんが、守らない人も必ずいます。全体を考えれば禁止にするべきです。ペットはペット。人間ではありません。自分のペットは他人より利口と思うのはやめましょう。そして犬と人間の関係をしっかりさせ、自然環境へ配慮をして欲しいと思います。そして「役所は大して調べもせず禁止しようとしている」というのも間違いです。「危険を犯す可能性を排除する」と言う正しい選択肢の上で進めているのです。「ペットを飼っている人が国立・国定公園に同伴させても絶対に動植物に被害を及ぼさない」と証明すべきは役所ではなく、それを訴える人たちの方なのではないでしょうか。面倒は全て相手に押し付け「役所だからなにもしない」という一般論(?)に答えを結びつけようとするのは甘え以外の何者でもないように思います。

拝見するようになってから長いのですが、今日初めてお名前を「素光(すぴか)」と読む事を知りました。眼から鱗です。


ジャンルと禁煙の仕方

この雑記のジャンルがいつの間にか「禁酒・禁煙」になっていました。
どこで?いつ??? まぁ画面をスクロールさせるつもりが、ジャンルのコンボボックスにフォーカスが移って、それをスクロールさせちゃったんでしょうけれど、なんともはや。

私、酒は飲みません。煙草もやめて既に3年が経過しました。ついでに言うなら賭け事もパチンコを含め一切やらないつまんねぇ男でございます。その私がこのジャンルに登録していたって言うのはなんという皮肉でしょうね。

先ほど訂正して「ノンジャンル」に致しました。ちょっとお知らせでした。禁酒・禁煙の話を期待していらっしゃった方にはごめんなさい。でも、禁煙をしようとしている方にアドバイスをするなら、やめるときは「徐々に」なんて言っているとなかなかできないですよ。一気にすっぱりやめるのが一番成功します。これ間違いないです。やめないと駄目だよねといいながらやめられないなんて田代まさしみたいな事はしないで、きちんとすっぱり隔離されたつもりになってやめてしまいましょうね。

2004年09月24日(金) WindowsXP SP2を入れてみました / プロ野球スト回避は妥当か?

掲題の通り、WindowsXPにSP2を入れてみました。

とりあえずあれは使い物にならないと言う話も聞かないし、そろそろ入れてみてもいいかと思ったので、Windowsのアップデートへ行ってインストールの条件を見てみたのですが、必要なHDの空き容量が1.8GBとか書いてあります。心配になって調べてみると、現在のHD(C:)の空き容量は2GB…まず、いらないものを処分しなければ!

私が使っているノートパソコン(Panasonic CF-W2)のHDは先日リカバリをした時にHDを20GBとその残りの二つのパーティションに分けました。基本的にC:にはシステム関連とアプリケーションプログラム本体をおいて、D:にはデータを置くという方法を取っているのですが、某地図ソフトがデータも全て同じパーティションにあることを要求しているので、それがC:を圧迫しているんですよね。こんな事ならそのソフト自体をD:に追いやればよかったと後悔しているのですが、ではもう一度このソフト(DVD10枚分)をD:にインストールしなおすか?と考えると、そんな面倒な事は勘弁だぁと、重い腰を上げられない状態になってしまう訳です。
とりあえず、最近「Lunatic'sむにゃむにゃ」の方へアップしている写真の加工残滓などがゴミ箱やデスクトップに置いたフォルダの中にありますので、それらを削除したり整理したりした結果、C:の空き容量は4.5GBに増えました。あぁ家の中だけではなく、パソコンの中でもゴミと共生していたんですねえ。

容量も確保できた事ですので、SP2をダウンロードしました。93MBもあるそうで、昔ならこれを落とすだけで半日とかかかったんだろうなぁ。時代の進歩とはすごいものだなぁと感心しながらダウンロードおよびそのインストールを完了させました。
困った事は、まぁ、私は思いつきでアップデートをしたので、このSP2をインストールするとセキュリティがかなり強化されたって程度の事しか情報を持っていなかったんですよ。で、インストール後再起動をしたら、Windowsが勝手にファイアウォールだのウィルス対策なんてものを「セキュリティセンター」と称して入れてくれちゃって居るって事なんですよ。いや、そういうものまでここに入れてくれるのはある意味ありがたいことなんですけれど、今までそう言う事をしていなかったので私はNorton SystemWorksを使っているんですよね。サーバとして使っているパソコンではウィルスバスターが稼動しているんです。パーソナルファイアウォールなんてそこで動いていますし、今更Windowsにウィルスチェックなんかしてもらわなくても、お金を出して買ったものがあるんです。Microsoftのそれが、長期的に観察して信頼できると判断した後なら、同じ信頼度の物にお金を払うのはもったいないと言う観点でMicrosoftのものに変えてもいいかもしれませんが、今時点で実績のないものを信頼する訳にも行かないので、私個人としてはこのファイアウォールとウィルス対策は「無効」にしたいのですが、どうもできないみたいなんですよ。あ〜あ、また始まったよ、Microsoftの押し付けが。Office製品でも(今のは知りませんけれど)それぞれのWordだのAccessだのExcelは使うけど、余計なツールバーや検索ソフトだの統合ツールは不要だからとインストール時にカスタムを選択してチェックを外してもインストールされてしまうあの腹立たしさ。そこにインストールされるのはある意味仕方ないと諦めます。その機能だけを抽出してインストールしないって、本来できて然るべきだと思うんですけれど、まぁできなくても良いです。しかし、ユーザが不要と判断した機能を強制的に使わせるのは勘弁してほしいものです。
一昔前にWindows搭載機に強制的にOfficeをバンドルさせて、独占禁止法とか何かで排除命令出ませんでした?少なくとも問題になっていましたよね。今度はウィルス対応ソフトの市場荒らしですか。なんかねぇ、OSメーカーはOSだけ作ってくれたらいいと思うんですけれどねぇ。大体ウィルス対策でいつも結構下手を打って笑わせてくれているMicrosoftにまともな対策ができるのかすっごく心配なんですけれど如何なものでしょうか。

インストール自体は面倒なく終りましたが、不要と思われる処理を無効にできないこれ、本当にこれで大丈夫なのかとても心配になってきました。


プロ野球スト回避は妥当か?

昨日、日本野球機構(NPB)と労働組合日本プロ野球選手会は来期の新規参入などの問題で合意に達したとして合意書にサインをし、今後のストを回避させることとしたと言う事です。古田選手会会長は「非常にいい内容で合意できたと思っている」と語ったそうですが、本当に信じて良いんでしょうか。

私は抜粋した記事を読んだだけなんですけれど、合意書の内容は単に「審査を開示し透明化する/審査を早急にする/新規参入が決まったならチーム立ち上げに協力しましょ」と言うだけで、この文面を見る限り、ライブドアと楽天が名乗りを上げている現状で、それを速やかに審査しますよとは言っているのですが、「必ず参入させる」と約束はしていないんですよ。審査はNPBの下部組織である小委員会が担当する訳ですから、いくら情報を開示するとは言え、小委員会が「今期参入は無理。不適切」と判断をしたら、それは合意条件に則っての否定ですから選手会側も了承するしかなくなる訳でしょ。これだけ大騒ぎをして合意書を記者の前でお互いにサインしあうと言う形まで見せたのに、本当にこんな危ない橋で大丈夫なの?と私は思ってしまうんですけれど…

NPB側は今まで独自で営業をするという努力をしたかどうかは兎も角、巨人に頼らなければ運営は無理と言う認識で1リーグ制へ移行するという事を目標に進んで来た訳ですけれど、まぁそれが間違えていたと言う訳です。そして世論の波の中で、巨人に言われるがままの現状では反発を買ってファンが離れていくだけだと漸く気付いて方向を転換したように見受けられる訳ですけれど、経営者側としては、対巨人戦という何もしなくても金が入ってくる試合ができると言う皮算用が崩れると言うのはとても大きな痛手だと思うのです。まぁこれだけの世論に逆らって「ライブドアも楽天も不適切です。よって来期参入は認められません。従いまして野球機構は再来年の1リーグ制実現に向け邁進します」といえる雰囲気ではないと思うのですけれど、果たして彼らにそれが分かっているのでしょうか。それが問題です。逆に、ライブドアなり楽天が参入したとして、パ・リーグはそんなに活性化するのでしょうか。そりゃ、ライブドアは仙台に本拠地を置いて、更に東北六県で試合をしたいと構想しているようですから東北地方の各県は喜ぶでしょう。そして一年目はそれなりに人が入るとは思いますが、安定した集客を見込めるんでしょうか。新規参入チームだけではなく、他の全ての球団が巨人依存から脱却し、地域密着を計らないと成功しないように思います。

ここからは冗長な話です。
この話が一段落したらナベツネは以前Jリーグに対して「地元密着なんて甘い事を言っているからダメなんだ」と言った事に対して土下座をして謝るべきです。って、もう二度と表に出てきてほしくないですけれどね。
そういえば根来泰周コミッショナーは辞任してすぐ、別の怪しい新団体「消費者機構日本」の会長に納まったそうで。自分はエリートだから、自分が失敗したのではなく、他がアホだからうまく行かないんだ。なんかそんな感じ丸出しの対応をする人でしたね。役所に就職した無能力者ほど自分に権力があるんだと誤解しやすいものなんですが、この人ってその典型のような気がします。何もできなくても飾りで居てくれたら、元○○と言う肩書きだけで箔がつくって事で飾られているだけの人ですね。それに給料だの退職金が何億も支払われるんですからどこか間違っていると思いますよ。

2004年09月23日(木) 餃子食いてー

昨年の3月15日に餃子の早食い大会にいったんですよ。(link)
餃子7人前を早く食べられたら上位には食事券が商品として与えられます。上位に入らなくても普段1人前200円の餃子を7人前700円で食べられますし、食べ切れなかった場合はお持ち帰りができます。30分以内に食べきれば700円の食事券をもらえますので、要は30分以内に食べる事ができたらただ食いができると言うようなものです。
この餃子屋さんは余計な能書きを言わないし、とても安くておいしい餃子を食べさせてくれるので大好きです。たかだか餃子に「○△の肉」だの「○□にこだわった野菜」だのごちゃごちゃ言うのはやめろ!と思うんですよ。能書きをくどくど説明するより、黙って出せ。おいしければ「おっちゃん。うまかったで」とにこやかに言います。まずかったら箸を叩き折って皿の中に投げ捨てて帰るか、見込みがありそうなら「まずかった」と不機嫌に言って帰るだけです。どんなに能書きが立派でも、やる事は変わりません。それなら黙って出せよ。能書きなんか注文しておらんっちゅーの。って言う事です。餃子に限らず、最近は能書きの多い店が多くなって無性に腹立たしいです。個性と称して突拍子もない事をするとかね。餃子に限らず庶民の食べ物なんて、如何に安く、如何に早く、如何においしく提供するかだけでしょう。素材にこだわって食べるって言うのは、要は普段一食何十万円かをかけて平気な人が食べる料理と同じような気分を味わいたい。「これは○△産のとても貴重なものです」と言われて優越感に浸りたい。そんな気持ちの表れなんでしょうけれど、普通の乗用車にいくら「Ferrari」と書こうと、「Ferrariなんだ」と叫ぼうと、それがFerrariの車ではないように、所詮土台の違うものなのに背伸びをして同列に見られようとするなんて滑稽以外の何者でもないように思うんですよね。庶民の食べ物は先に書いた通り「安い、早い、うまい」が大原則。そこにどれだけの拘り食材を入れるかは料理人の意地というか表に出さなくていい部分であって、それを表に出さなければならないと言う時点でそれは食べ物勝負ではなく、単なる宣伝勝負になっているんだよねぇと思いませんかね。
私のお気に入りのトンカツ屋さんがあるんですけれどね、そこはそういう店でしたよ。店の造りも地味だし、何の能書きもありません。でも、食べてみたらすごくおいしいので何回か通って、それである程度店の人と親しくなってから、漸くその店の拘りを垣間見る事ができました。普通に話をしたって教えてくれません。自分がこう言う事にこだわっているから、ここのお店のこういうところがすごく気になっている。もしかして?などと口八丁手八丁でおだてたりお願いしたりして漸く口を開いてくれたんですよ。味噌や醤油への拘りや豚肉の産地とかをね。
最初から聞かれもしないのに「拘りの○□」なんて言う店の食材で本当にこだわったものを見たことがありません。「この程度なの?」って言うものが多いです。あ、何時間も行列をすると言うのは私のポリシーに反しますので、そういう店には素晴らしいものがあるかもしれませんね。でも、何時間も並ぶ人が毎日居るようなお店がそのレベルを維持できるのか、私はとても疑問です。そして、そういう釣り文句に引かれて行って楽しいですかね。私は自分の舌で見つける方が楽しいんですけれどね。

閑話休題

話が盛大に逸れました。兎に角、そのお店の系列店でまた食べ放題をするそうなんです。友達から「行かないか?」と誘われたのですが、物凄く悩んでいます。前回参加したときは3000円だったかの商品券までいただいてしまった訳ですけれど、今は食が物凄く細くなっていますのでね、間食できる自信がないんですよ。それに加えてそれだけ食べたらどれだけ体重が増えちゃう?と思うとおいそれと挑戦はできないですよね。でも、おいしい餃子を腹いっぱい食べるって、物凄くささやかですけれど、幸せを感じる瞬間だよねーと思って葛藤しているんですよ。

2004年09月22日(水) 宣伝の仕方 / 牛丼家

「主演、あの○○(作品名)の誰それ」「監督、あの△□(作品名)の誰それ」・・・そういう紹介の仕方ってどうなんでしょう。

素直に考えれば、この人はあの作品を作った人ですよと教えてくれているのでしょうけれど、逆の見方をしたら、その作品の良さを伝えるより過去のヒット作を並べて安易に客を誘導しようという根性なのかなと思えてしまいます。
それは、「単に今さえ良ければいい」的な考え方のように思います。まるで今現在のプロ野球機構みたいですね。「人の振り見て我が振りなおせ」と言う言葉を映画業界が知っていることを強く願う次第です。


牛丼家

今日は久し振りにジムや食料買出しに行く以外の用事で外に出かけました。確認の必要なんかないソフトウェアの動作確認をしに客先へ行ったんですけれどね。本当久し振りでした。その客先でびっくりしたのは、すぐ近くの駐車場がいつの間にか物凄く立派な「すき家」になっていた事ですね。あの派手な建物はなんだ?と最初は暫く認識するのに時間が掛かってしまいました。

私の田舎には、少なくとも私の目の届くところに牛丼屋さんはありませんでした。初めて牛丼を食べたのは東京の大門だったと記憶しています。そしてその頃に、どなたが書いた事か全く失念して申し訳ないのですが、「牛丼の食べる時のマナー」と言うものを読みました。まぁ戯言の文章なんですけれどね。曰く「牛丼とはストイックな食べ物であるから一人で行くべし。決して仲間と言ってわいわい騒いではならない。牛丼屋では下を向いて座り、決して向かいに座った客、店員と目を合わせてはならない。そして簡潔に注文し、余計な言葉を挟まない。出されたものを黙々と食べ、食べ終わったら速やかに退散する。これが牛丼のマナーと知るべし」とまぁこんな感じだったと思います。もしかして私の思い込みも入って脚色されてしまっているかもしれませんが、そういう風に記憶しているのです。そして、私はこれはとても正しい事だと思いました。まぁ、会社の新人を5人程つれて、コーラスを謳うように手を左右に広げながら全員で声をそろえて「並とライス デュワー(音符)」と注文をして見たり(並とライスを頼んで、並の肉をライスに載せ、並だった丼は汁と山盛りの紅しょうがで食べ、ライスは肉で食べれば、大盛りと同じ値段で二杯食べられるから大盛りよりお得と言う食べ方を紹介したら、それは面白いから折角だから大人数で楽しく注文しましょうと言われ実践した)、「ネギ抜き」「つゆだく」ができるならと「肉抜きの並」と言うものを注文してみたり、まぁやんちゃな事はさせていただいているので、完璧に実践している訳ではないのですけれどね。まぁそれでも、私はその「マナー」が正しいと言うか自分に合っていると思っているんですよ。

今日の仕事は予想通り午前中には終わってしまい、丁度昼時ですから、どうせならオーストラリア産の牛肉で再開された牛丼でも食べて帰るかと、すき家に向かいました。なんとなく何か分からない違和感に駆られながら店の中に入って疑問が解けました。店の中から「いらっしゃいませー」と明るい女性の声が。そしてそこにはカウンター席ではなくテーブル席が広がっていたのです。大きな窓のある明るい店舗。全てが異質です。私が行った時間は12時数分前でしたが、ほぼ満員状態でした。明るい声の女性店員が「お席空いていますよ。こちらへどうぞ」とにこやかに笑って誘導しようとするのですが、残念ながら私は尻込みをしてしまいました。声も出せず、手と首を振りながら逃げるように店を後にしたのでした。女性などの立場からすれば明るい店舗の方が入りやすいと言う事なのでしょうね。けれど、私のような小心者は先の教えのように誰とも目をあわさず、余計な事をしゃべらず、余計な気を遣わず「並」とだけ下を向いてボソっと言えば全てが終り、誰からも注目されていないと安心できる雰囲気のお店の方が良いんです。こんなに明るくて、席に着くにも他の人やその女性店員を意識して、多分着席したら相席になった人に気を遣って…とてもじゃないけど落ち着いて食べられはしませんって。その客先のすぐ近くにはおいしい定食屋さんがあるんです。その定食屋さんと客先の間にできたすき屋だけに入りやすければ、値段が安く済ませられる分、ここも気軽に利用できるなぁと期待していたけれど、多分もう二度と入る気にはならないでしょう。やはり、牛丼屋は暗い雰囲気が良いです。

2004年09月21日(火) 想像したくない / 死刑の抑止力 / もしも我が家が世界の中心だったら(刃物編) / 天動説

これも「蚊」なんでしょうか…

乱暴に言って、蚊は茶色なんですけれど、これは色が黒く白の縞々があるように見えます。大きさはまぁ似たようなもので、姿かたちも似ているし、血を吸うところも一緒です。でも、普通の蚊に吸われた時より痒さが一段ときつい感じがします。

そんな「蚊?(面倒だから以降蚊と称しますが)」が最近室内に出没し始めました。思い起こせば上京したての頃、実家から送られてきたジャガイモや玉ねぎなどを押入れの奥にしまいこんで忘れ去り、暫くぶりに襖を開けたらこんな蚊がそこにたかっていた様に思います。

どこから入ってきたのかといえば、もしかして先日換気のためとリビングや洋間の窓を開け放したのですが、網戸のあるそれらの窓以外に調子に乗って玄関のドアも開放していたので、そこから入り込んだ可能性が考えられます。しかし、実は私は10年ほど前に物流コンサルタントという業務をしていたのですが、その業務のための調査として某卸屋さんの倉庫に入ったところ、中国からの輸入品という「すだれ」がありまして、それをよく見たらカマキリの幼虫みたいなのがわんさかついていた事があったんですよ。そういう竹製品とかは殺虫して送ってくると思ったのですが、たまごの状態だったので生き延びてしまったと言う事なのでしょうか。それとも日本国内に入ってから産み付けられたのでしょうか。兎に角単に在庫状況調査として家庭用品雑貨を扱う卸さんの倉庫へ行った訳で、昆虫のブリーダーさんのところへ言ったつもりはなかったので心臓が止まるかと思ったほどびっくりしたのを覚えています。もしかして…もしかして、今私の横にある100均で買ってきたすだれ。ここにたまごがわんさか産み落とされたりしていないでしょうね。いやですよ気付いたら横で幼虫がわしゃわしゃ蠢いているっていうのは・・・


死刑の抑止力

昨日の「なぜ死刑反対なのか」にちょっとだけ付け足しをさせてください。

なぜ死刑賛成と私が言うのかは、昨日書いた通りです。
「死刑執行までの期間を延ばして十分に反省させるべきだ」という意見もあるでしょう。でも、その人間に「もう生きて行く価値はない」と死刑執行を決めたのですから、反省をしようとしなかろうといいのです。人権を剥奪して、君に生きる権利はないと通達したのですから、一刻も早くその価値のない人間もどきを処分してしまうべきなのです(言葉が過激ですみません)。執行までの時間を延ばして犯人に反省を促し、もし犯人が反省をしたとしても被害者は元に戻りません。ならば、もう決定した事項をだらだら延ばして税金を無駄遣いする方が無駄ですよ。
このような意見に賛同される方も反対する方もいらっしゃるでしょう。それはそれでいいと思います。そして、私は人の罪という面以外でもう一つ死刑執行に賛成する理由があるのです。

全く以ってとんでもない発想ですが、今既に高齢化社会が始まり、これから更にどんどん高齢化社会へシフトしていきます。更に少子化が進み、理屈で言えば老人を支える若者の数が年々少なくなり、それに加えて「フリーター」といえば格好がつくと思っている無職の労働意欲のない若者も増えて来ています。今はその現象が出始めた時期ですから、それが将来どうなるのか分かって居ない状況なのでしょう。ですから「なんとかなるさ」と思っているのかもしれませんが、これから何年か経過していくに従って日本でも貧富の差がもっと激しくなるというかスラムの形成さえも予測できるのではないかと思う訳です。
この労働意欲のない若者の成れの果てや、十分な貯金が出来ずに定年をしてしまった老人が生きていくためにはどうしたらいいでしょう。それでもできる仕事を探すというのが真っ当な答えですが、今現在もちょっと犯罪を犯して刑務所に入るという選択肢を選ぶ人がいるのです。刑務所に入れば多少自由はなくても衣食住が保障されていますから生きていけます。ところが無銭飲食や窃盗程度では服役できる期間は知れています。ここで死刑が廃止になったとしたら、確実に一生を刑務所で過ごせるようにするためには殺人を犯すことだ。と言う事を考えるバカモノが出るのではないかと心配なのです。
そのようなバカモノが一人でも出たら「多過ぎる」と思いませんか。「自分が働きたくないから、どうせ死刑はないから、人を殺せば刑務所の中でのんびり暮らせると思った」そんな理由で殺人が起こったとしたら、殺された人も無念でしょうし、その身内の人の怒りはどこへ向けられたらいいのでしょう。そういう事件がおきた時、死刑執行に反対した人たちはどのような責任を感じることが出来るのでしょう。その人たちは間接的に加害者となるのではないでしょうか。
死刑という最終手段があるからこそ抑制できているものもあるのです。


もしも我が家が世界の中心だったら(刃物編)

まぁ刃物編って言っても、料理に使う包丁類の事ですけれどね。先日の台所編の番外って事で…

HENCKELSHENCKELS Mark

トップバッターはプティ・ナイフです。ドイツのゾリンゲンはヘンケルの製品で、既に25年くらい愛用していますかね。手に馴染んでとても持ち易い一品です。

VictorinoxVictorinox Mark

次もプティ・ナイフです。こちらは数年前にスイスからのお土産で貰ったもの。切れ味がとても鋭くてお気に入りです。多分、日本では未発売のものです。

中華包丁

そして、私が料理をする時メインで使う中華包丁です。重くて女性だとちょっと持て余すかもしれませんが、この重さが千切りなどの時に良いリズムを奏でてくれます。今は手放せないですね。

これ以外に一応出刃包丁やパン切り包丁などもありますが、まぁそれは常識中の常識って事で。中華包丁を先に買わなければ文化包丁や洋包丁として、「吉田金属工業」のGLOBAL-PROシリーズを買い揃えていたかもしれません。HENCKELやVictorinoxなど海外の製品を愛用していてなんですが、刃物はやはり日本製が一番素晴らしいと思っています。


天動説

国立天文台の調べによると、週5日制の弊害か小学生の4割は「地球の周りを太陽が回っている」と思っており、3割は太陽の沈む方向を知らないのだそうです。

太陽の沈む方向を知らない子供が多いのは、最近「天才バカボン」の放送をしていないからじゃないですかね。あれさえ放送すればその割合は必ず減ると思いますが…私もあの歌で確認しますからね。

そして、太陽が地球の周りを回っていると思っている子供が多いのに私はびっくりしますし、多くの人もそうだと思います。でも、では、正午の太陽はどの位置にありますか?と聞かれて正しく答えられる人はどれだけいらっしゃるでしょう。よく考えれば当たり前の事なんですけれど、結構間違うことも多いんじゃないでしょうかね。

発売前から興味を持っていて、いつかは買ってやると思いつついまだかなえていないのですが、この「Think the Earth」の腕時計はとても考えさせられます。というか、太陽と地球の事を考えるのにとても便利な時計です。「Product」のページを開いて、「>>Topics: 宇宙を感じるヒント」と言うところをクリックしてみてください。もしかしてあなたのためになるかもしれませんよ。

2004年09月20日(月) なぜ死刑反対なのか / うーん なぜだろう / 柔道

世の中には様々な考え方があって、自分に理解できない事もあると言うのは重々理解していますが、目の前で理解できない事が起きると呆然としたり、怒ったり、逃げ出したりする訳です。自分と同じ考えの人ばかりでは世の中が成り立たないし、理解できない人がいるのが面白いとは言え、どうしてそんな考えにいたるのかなと不思議に思うと同時に、その考え方に不愉快を感じつつ、そう思う自分にそれは危険な考え方だと諌める自分がいる訳です。なにか訳の分からない言い方になってしまいましたね。

先日刑を執行された、宅間死刑囚が獄中結婚をしていた訳ですけれど、この女性、「同年代の女性。以前から差し入れをしていた。精神的な支えになりたい」と言う事が報道されていますけれど、果たしてどんな人なんでしょうね。
今回、死刑を執行したことについて、職員が彼女の元へ報告に行くと「法務省は人間の更生に力を貸してくれる場所じゃないんですか?」と言ったらしいですが、何か勘違いしていらっしゃらないですかね。この話は東京で開かれた死刑執行に抗議する市民集会に寄せられたメッセージに書かれていたとの事です。

先日も書きましたように、私は大きすぎる罪を犯した人は死刑にするべきだと思っていますし、この死刑執行に抗議する市民の皆さんも、死刑に値するような重大犯罪の被害者が家族身内だったら、途端に死刑にするべきだ。同じ苦しみを与えてやりたいと口をそろえて言うと思います。自分に関係のない他人事だから理想論を気軽に言える訳です。兎に角、この獄中結婚をした人も宅間に愛情があった訳ではなく、単に自己犠牲愛に陶酔してしまっているだけのように思えます。誰にも心を開かないあの人を、私の愛で包んであげたいとか、心を開かせてあげたいとかそんなものでしょう。春先のイラクでの人質事件で「それでもイラクの人を嫌いになれない」とか言った女性たちと同じレベル。
私は、死刑とは一番安易な逃避だと思います。子供を殺された親のショック、子供の恐怖や痛み、そんなものをこの男はどれだけ償ったでしょうか。退屈な独房にいるだけで、どれだけの反省が出来たでしょう。いや、彼は反省などするつもりがなかったので、何も反省などしなかったでしょ。実際には反省をしたかどうかなんて問題じゃないんです。どんなに反省をしても子供は戻ってこない。事実は覆せない。そして彼が犯した罪を一生かけて償うとしたら何が出来るのか。出来やしません。手足の腱を切って動けないようにして、被害者の親にナイフや針、鋏などを持たせてきり刻ませたとしたら少しは償いになるでしょうか。多分被害者の親は「殺してやりたい」くらいに憎く思ってはいても、いざそう言って凶器を渡されたとしても、同じかそれ以上の苦しみを与えながらじわじわ殺すなんて事はできないでしょうし、まずは殺すことも躊躇しちゃうんじゃないですかね。それが普通の人の反応です。
罪を償えないのに、刑務所の中で安全に、税金で衣食住を保障しながらのうのうと暮らされる事以上に腹立たしい事がありますか。更に縁起でもない事ですが天皇崩御なんて事があれば恩赦で出所なんて事になりうるんですよ。

この事件について、この死刑執行についても様々な意見が様々な視点から書かれているのを読ませていただきました。しかし、どんな場合にも死刑には反対だと言う意見を特に念入りに読ませてもらったのですが、残念ながら私はそれに共感することが出来ませんでした。マクロ(巨視)的な視点に立って眺めて、人間は罪を許されなければならないという視点なのでしょうけれど、その文章のどこを見ても「そんな事は分かっていて当然」と言うのが根底にあるようで、「なぜそう思うのか」がきちんと説明されておらず、私のようにその意見の根拠をしりたいと思う者にとっては「なぜ?」がたくさんある文章でしかなかったのです。つまり根拠のない感情論であって、説得性にかけていたと言う事です。
残念ながら私はキリストもお釈迦様も信じてはいません。必要と思う人にまで否定はしない程度に、心のよりどころとしての宗教の必要性は認めますが、宗教を人生の目標としたり、宗教に傾倒しすぎる人について、私は狂信者として分類します。われわれの対峙するべき相手は神様ではなく目の前の人ですよと言う事が分からない人は相手に出来ません。だからこそ、私は罪も憎むし、それを犯した人も憎みます。そしてその罪を犯した人を形成した親の教育なども憎みます。司法としての弁護側の立場は理解しますが、どんな罪を犯しても許されるべきだとは到底思えません。あるレベルの犯罪からは「目には目と歯を」であるべきだと思います。
死刑に反対される人で、自分の身内に被害者がいる人はどれだけいるのでしょう。そして、死刑に反対される人は税金が無駄に使われていることを理解しているのでしょうか。犯罪者の人権を尊重する事は、被害者やその身内を軽んじるとは思いませんか。その辺りをどなたか説明していただけるか、説明している資料をご存じないでしょうか。

    宗教についての表現は、今回はそれを追求する文章ではないのでかなりいい加減です。キリストは神じゃないとか、そういう突っ込みはご遠慮ください。



うーん なぜだろう

私はインターネットブラウザおよびメールソフトとしてNetscape7.1を利用しています。IEとOutLoockExpressなどのようなMicrosoftのソフトを出来るだけ使いたくない、いつもセキュリティの心配をして痛くないと言う大義名分もありますが、実際にはまぁβ党(死語?)の意地みたいなものって訳じゃないんですが、もともとMacでこちらを使い始めたのが最初だったので、Windowsに乗り換えた今もこちらを使い続けていると言うのが正解でしょう。
ところが、IEのエンジンを使ったソフトみたいなのが結構あって、これを使うためにはIE4以上が必要ですなんて書いてあるものも結構ありますし、そういうソフト以前に、私がこの雑記を書き始めた頃にも書いたことですが(link)、IEでなければ正しく表示されないテキストページと言うものも(最近はSafariじゃないと正しく表示されないと言うのも)あり、テキストを読んでもらうためのページのはずなのに、見るブラウザを限定すると言うのは如何なものかなと今も疑問に思います。他のブラウザでは見えないと言うのは、本来プラットフォームを選ばずに同様の表現が出来ると謳ったHTMLに勝手な拡張を加えたり、それぞれが違うヴァージョンをサポートしたりと言う事からなのですが、それでも、基本的な部分は一緒ですから、凝ったデザインを目指さなければ、どのブラウザだって見えるものが簡単にできるんですよね。テキストを見てもらうのが目的なのか、テキストを見てもらう以上にセンスの良いページであることをしらしめるのが先か、その辺りは製作者の主観に任せるしかない訳ですけれどね。

今年の4月に引っ越したエンピツも編集画面でのタグの挿入などはNetscapeでは正しく動きませんので、泣く泣くIEを起動して作成をしているのですけれど、エンピツでもう一つ致命的ではないけれど困ったことがあるんです。うーん、致命的といえば致命的なのかな。つまりですね、「マイエンピツ」の設定を「利用する」にして保存しても、なぜかその設定自身が保存されないのですよ。CookieだのCacheだのJavascriptなどは有効にしているのですがねぇ。折角ですからマイエンピツとかも使ってみたいのですが、そんな理由でパソコンを起動するたびに舞いエンピツの設定をするのは億劫なので時々必要に応じて利用させていただいている次第です。ソフト屋なんだからそれくらい調べたらよかろーもん供思うんですけれど、そこまでの意欲がないんですよね。なかったらなかったで良いや…あぁイライラする。自分にね。


柔道

先日テレビで、アテネオリンピックで金メダルを取った女子柔道選手の事を短い時間ではありましたが紹介しておりました。残念なことにそれが誰の事なのか名前を覚えていないのですが、多分「北海道出身」と言う事で検索すると、多分「上野雅恵」と言う事になるのでしょうね。確か70kg級と言っていたような記憶もありますし。
その番組では前回のシドニーオリンピックにも参加したけれど、外国選手の力に負け、帰国後腕力の強化に励んだ結果が今回の優勝につながったと言う美談風の話に仕上げられておりました。
しかし、本当にそうなんでしょうか。本来の柔道とは「柔よく剛を制す」であり、本来無差別級しかないものではないでしょうか、つまり国内なら谷亮子と阿武教子やこの上野雅恵が普通に戦う。そして有効だの効果だのと言う点数制度ではなく、基本的に技ありか一本の優劣で決めると言う試合が本来でしょう。柔道は相手の力を利用して技をかけるものであり、腕力で勝負をするのなら柔道である必要はないのです。腕力をつけて優勝を勝ち取ったのであれば、それはどこかが間違っているように思えてなりません。
谷亮子の試合は…というより軽量選手の試合はそれなりに技を鍛えている感じがしますが、重量級は悪く言えば「デブダンス」と見られる可能性もあるでしょう。動きが鈍いから腕力で吊り上げることになってしまうのでしょうか。私はそれは違うと思うのです。どの階級であれ機敏に動けなければそれは柔道とはいえないでしょう。果たして腕力に頼った選手たちはデブダンスを踊ったのか柔道をしたのかどちらだったのでしょうね。

私は以前から「神聖な道場」などと表現を恥かしげもなく使う人に対して、「神聖な道場」とは「不浄な女性」を排除したものであり、女子柔道というカテゴリが出来た時点で「神聖」とはいえないだろうと言っております。そして今の柔道が見ていてつまらないのは、柔道をする人の精神が地に堕ちて武道「でも」なくなってしまったことであると思っているのです。その表れが、一つは技の点数制化であり、試合中に点数計算をして逃げ腰になっている姿が美しいはずがないと言う事であり、もうひとつが、勝った選手が相手への礼を忘れて自分の喜びに浸るあの醜い姿に表れているのではないかと思うのです。ご存知の方も多いと思いますが、剣道では一本を取った喜びにガッツポーズをしただけでその一本が取り消されるのです。相手への礼を忘れたと言う理由でです。相手と戦いをするけれども、その戦いは自分との戦いであり、相手への礼を忘れてはならない。それが東洋的な思想ではないですか。西洋人に東洋思想を(そう括ってしまうのも危険ではありますが)理解できるかどうかは疑問ですが、日本のスポーツを西洋の都合に合わせてルールを改正するのも如何と思いますが、少なくとも日本人が礼の心を忘れて「ただ勝てば良い」という精神になっていることに柔道のつまらなさが現れているように思います。

奇麗事を言っても勝てなければ何にもならないというのも正しいでしょう。しかし、日本人として柔道に対する考え方が本当にそれでいいのだろうか。私はオリンピックの試合を見ていてそう感じ、先の腕力で優勝と言う番組を見てその疑問が更に膨らんでしまった次第。ちょっと時期はずれな話題で申し訳ないと思いますけれど、皆様におかれましてはどうお考えになるでしょうか。

2004年09月19日(日) でたらめはどっち?(18:22 加筆修正)

先日もちょっと話題に上げましたが、チェッカーズのメンバーの告別式で、メンバー同士の確執が表面化したというニュースですが、それなりの人気があったグループだったらしく、ニュース自身もかなりの時間を割いて報道されていたようですね。
しかし、「確執というかなんというか、まぁ本のこともあるでしょうね」と言いつつ、「内容はでたらめだから読まない方がいいといわれ読んでいない。他の人も一緒でしょ。」(皆頷く)という件が繰り返し放送されていたのでご覧になった方も多いのではないでしょうか。

これってどうなんでしょうね。二年ほど前、自分の仲間内で発生した内輪もめ(link-1)(link-2)の時にも書いたのですが、私個人の意見としては、私が誰かに文句があるならば、私は私が相手に直接指摘しますし、私に文句があるなら第三者を通じてではなく、自分で、自分の言葉で文句を言って来いと思います。第三者が介在したら自分の意見がまっすぐに通ることなどなく、必ずどこかで意見は捻じ曲がって自分の思いとは全く違う方向へ行ってしまうと思っているからです。その観点で見たら、フジイフミヤなどが、人からでたらめだからといわれて見もしていないのに、それをでたらめだと断言して、更には確執の理由としてあげるというのは、大人気(「だいにんき」じゃありません。「おとなげ」ですからね)ないと言わざるを得ないと思うのです。
そこに書かれた事が本当なのかうそなのか、それをその時のインタビューが本当なら、当事者は誰も読んでいないことになります。では誰がそれを読んで「でたらめだ」と判断したのでしょうか。チェッカーズというグループの中で起こったことは、例えそれぞれのメンバーで考え方捉え方は違っていたとしても、その中の一人が「俺はこう思う」と思った事は、間違いなく「チェッカーズ(の中の一人)」の意見なのです。しかし、チェッカーズのメンバーでもなかった人の意見はそれがどんなに立派でもチェッカーズの意見にはなりえないでしょう。今回の本の著書高杢某というのはチェッカーズのメンバーだった訳でしょ。そして彼が彼なりに感じたことを本にしたのであれば、それをでたらめというのはおかしいのではないかと思います。もし、高杢が「フミヤはこの時こう思った」と書いたことなら、本人が「俺はそのときそんなことを思ってはいなかった」と否定するのは間違いではないでしょう。「思った」かどうかは本人にしか分からないことですからね。しかし、高杢が「この時フミヤはこう思ったのではないか」「この時フミヤがこう言った」という事は高杢というメンバーの目に映ったこと、耳に聞こえてきたことである訳ですから、それを「間違いだ」「でたらめだ」と言う方がでたらめだと思う訳です。
実際の確執になった原因に何があったのかには私は興味はありません。多分、本当はみんなそれなりに読んでいるんだけれど、腹の立つことが書いてあるので認めたくない。読んでないことにした方が突っ込まれないし格好良いと思った、又は「どこが間違いだ?」と言われると言葉に詰まるから読んでいないことにしようというのが真相なんじゃないかなとは思うのですが、メディアに向かって「第三者の意見を聞いて本は読んでいないけど、それが確執の原因の一つだ」と発言をしたというのは、わがままでおごり昂ぶった阿呆の蔑まされるべき愚かな行為でしかないと私は思います。

最近、個人的な付き合いの中でも、「おいは九州男児だから」と言うばかりの奴に、ついつい言葉を荒げて「九州男児とは女々しい奴の代名詞か?口ばかりじゃなくて実行したらどうだい?」と言わざるを得なかった事があったばかりなので、余計にこの事件を情けなく感じた次第です。ケンカするなら目を見てケンカしろよ。特に幼馴染だったらもっと言いたい事を言えるんじゃないのかなと思いますけれどね。私にはチェッカーズというグループもそのメンバーの事も一切分かりませんが、結局はフジイフミヤが「チェッカーズは俺で持っている」と思ったからこそ、このように自分の意見だけで物事を決め付けるという人を見下した態度が取れるんじゃないのかなと思う次第です。兎に角、この一件でフジイフミヤなど元チェッカーズという名前には「人間的に未成熟な、アイドル時代の幻影にしがみついている半人前」というレッテルが私の中では貼られてしまったようです。

子供のけんかに時間を割いてないで他のニュースに時間をかけてほしいものですね。

2004年09月18日(土) 言い訳など

以前にも書いたことが何度かありますが、就職したばかりの頃の私は身長が175cmで体重が48kg、夜の新宿などに行けばその筋の男性に良く声を掛けられたりしたものです。まぁ太ってからも声を掛けられたり、実力行使(満員電車内で手を握ってきたり、体を押し付けてきたり)されたことはありますけれど…

私自身を観察すれば、父方より母方の特徴が色濃く、その母方というと、殆どの人が痩身で髪の毛も嫌味なくらいふさふさって人ばかりなので自分のその体重も遺伝というか家系なのね。「太れないんだね」とあぐらをかいていたら、やはり机の上の土方と言われるソフト屋を選んで、その過酷な労働条件から一日5食などをファミレスで食べるような生活が続くと太らないはずがありません。いつの間にかとんでもなく太ってしまっていた訳です。まぁ性格は中途半端なんですが、行動は極端なやつなんで、痩せすぎから太りすぎへって言うのはいかにも自分らしいんですけれどね。
兎に角それではイカン!と自覚して、今年の5月からスポーツジムでまじめに筋力トレーニングを開始したんですよ。それは過去にもここで書いてきました。そして今月からは更に有料プログラムに参加して自分の体をいじめています。

昨日はインストラクタがついてトレーニングをするって言う時間があったのですが、さすがに短い時間であってもインストラクタが横についてトレーニングをするって言うのはすごく効果がありますね。力が逃げるような動作はすぐに指摘されますし、どこに注目して運動するべきかも指摘してくれますし、やっている運動に余裕がありそうだと思うと更にその場で負荷を掛けてくれたりします。ありがたくて夜道で襲ってやりたいくらいです。
おかげ様で昨日はジムから帰ってすぐにソファで居眠りをしてしまいましたし、よせば良いのに、夜は夜でプールで歩いたり泳いだりしたものですから、気付いたら今の時間(朝の6時)になっていた訳で…まぁ、日付は18日に掲載していますけれど、これは19日の朝6時に書いた奴って訳で、その言い訳はこう言う事ですって…

それにしても、毎日体重や体脂肪などを量っていますが、有料プログラムが始まった時から確かにグラフにすると、僅かではありますが目に見える形で体重や体脂肪が減っています。
運動自身はとてもきつい部分もあるのですけれど、私が買ったOMRONの体重体組成計(link)は、体年齢なども出てきますので、情報をエクセルに蓄積すれば、様々な面からグラフや数値で運動の結果やサボった結果が見えて来るのが努力する楽しみになっているみたいです。

先日、インストラクタに「どのような体型を目指すか?」と聞かれましたので、即座に「クラーク・ケントのような体」と答えました。抽象的だったというか、スポーツジムでそんな目標を掲げる人はいらっしゃらなかったようで、インストラクタの方はオーバーロードして途方に暮れてしまったみたいです。「は?」というので「私は、いかにもマッチョでムキムキって体にはなりたくありません。普段は少し頼りないくらいの見た目でいて、でもいざという時にそれなりの力がある。服の上からは普通の人だけど脱いだらすごいんです。そんなのが好きです。しいて言えばコオロギの足を目指したいです」と説明をしたのです。インストラクタは大げさに倒れ「眩暈がしてきた。ジムに来てコオロギになりたいなんていった人はあんたが初めてだ」という訳ですよ。
私はね外見で自慢するって言うのが好きじゃないんですよ。例えば一昔前にRVブームって言うのがありましたが、とてもたくさん売れたらしい某ダイヤマークの車などにおもちゃみたいなスコップと細くて実用に耐えないようなワイヤーをつけるのが流行っていたようなことがありました。純正のオプションとして選べたのでしょうけれど「W」の赤いマークがついたWARNのウィンチをつけている車も多かったですね。でも使った形跡のあるウィンチは100台に一台も見たことなかったですけれど。兎に角、その当時のテレビコマーシャルなどで、「四駆はどこでも走ることが出来る」と信じている人が多かったんですよ。ええ、走る事は可能でしょう。腕さえあればね。いざスタックしたらその小さなスコップで何が出来る?無いよりはましかもしれないけど、無いに限りなく近いものですね。その細いワイヤーで破断の恐怖と向かい合って引っ張れる? ウィンチ立派なのついているけど使い方分かるの? スナッチブロックとかシャックルとかなくてどうやって使うの? シングルラインで引いたら負荷すごいよ大丈夫? そんな疑問ばかりでした。でも彼らにはそんなこと関係ないんですよね。そんなところ行かないから。だったらそんな格好しなければ良いじゃんと私は思う訳ですよ。私の乗っていたジムニーは、外から見たら殆どノーマルのままです。が、リアドアの内側には剣スコがついていますし、荷室の目張りの内側にはスナッチブロックやシャックル、ソフトカーロープにハンドウィンチ、ワイヤーが数種類に、車の殆どの部位を一応分解整備できるだけの工具…と少し過剰と思える位の装備は入っていたんです。キャンプに行く時もその軽自動車であるジムニーの内側にMTBを2台収納するとか、兎に角外から見たら何の変哲もないけれど、開けてみたらびっくりというのがすきなんです。また、昨今は腕時計もブームというか身分違いの高い時計を買うのが流行みたいな感じがします。私は自分の年齢に見合った物でいいと思います。20数年CITIZENのLEOPARDという時計を使い続けてきて、そろそろと思って初めてSEIKOのゼンマイ時計(GrandSEIKO)を買った訳です。ところが列車の中などで人を観察していると、何十万円もする時計を年端もいかない若者がしているのもびっくりですが、それを更に自慢げに服の上につけたり、列車の中でちらちら周りを見ながら腕時計をいじっているのはなんとも醜いものです。いや、買ったばかりで嬉しかったのかもしれませんがね。日本人には「粋」って言う考え方があるんですよ(「わく」じゃないですからかね。「いき」ですよ「いき」)。外を自慢せず中を磨く。それが「粋」でしょ。私はそう思うんですけれどね。人に自慢するためではなく、自分が満足するための贅沢なら年端もいかない子供が高い時計を買うのもいいでしょう。自分の満足のためですから。でも、そこに人への自慢の心が入ると、それは見栄につながりとたんに醜いものへと変わるんですよ。人より良いものを、人より珍しいものを。そういう不要な競争心が心をすさませていくのではないでしょうかね。そう思う気持ちがありますので、私は外面で自慢できるようなものはちょっと苦手です。ですから体の方も奥ゆかしくコオロギ路線でいきたいものです。
でもね、今でもインストラクタには「すごい筋肉」って言われているんですよ。おなかが物凄く出ているので目立たないんですけれどね。これを如何に落としていくかはすごく難しい感じがします…

2004年09月17日(金) スト決行

ついに野球はスト突入ですね。

数人の方から「あなたはもしかして野球ファン?」という質問をいただきました。多分そうだと思いますよ。私も子供の頃は学校が終れば草野球に興じていましたしね。ただ、今までにもあれこれ書いたように、現中日監督の落合が吐いた「プロなら内野ゴロで走るな」という戯言に代表されるように、先日のオリンピックでオーストラリアに負けた時には全力疾走し一塁に滑り込むくせに、普段の試合ではへらへら笑いながらだらだら試合をするような、そのいい加減な試合への取り組み姿勢の割りにべらぼうな年棒を当然の如く要求し「ファンに夢を与えている」と誤解している選手達を見ているのが大嫌いなだけで、それはそれで問題がありますが、ファンが楽しく過ごせるためにはスポーツのルールの方を簡単に変更していくアメリカのやり方に見習うべきものがあると思います。

球団オーナーともなれば、一応経営のプロである訳で、スト権が本来無い野球選手がストを行えば、かなり不利になるのではないかという話も聞こえます。本来の筋で言えば、全体の経営については経営者が決めることで選手が口を突っ込むことではないのでしょうね。会社の方針に契約社員又は日雇いバイトが意見するようなものですから。しかし、選手としては、チームが減るのは首になる人が出てくるって言う事、門戸が狭くなれば衰退につながることと認識して、2リーグ6球団を維持しようと提案している訳ですが、経営者側としては、巨人と試合をして増収を得たいと言う訳です。が、ライブドアに楽天が名乗りをあげてきたのですから、どうか増やしてほしいものです。しかし日本プロ野球組織は、「時間的に難しい。公正な審査が出来ない」と拒んだ模様ですが、規定では11月30日くらいまでに審査があれば受け入れる事になっているはずですし、公正な審査とはなにかがわからないですよ。現時点で金があって、健全な企業であれば問題ないでしょう。それとも来年「飽きたからやめた」と言う可能性があると言う事ですか?でも、それは今の近鉄やオリックスも同じですよね。維持出来ないから合併するっていうのと同じ。つまりそういう企業がすでにプロ野球球団オーナーとして認められているのですから、審査なんてやる価値がないって事ですよ。私は先日「短期的な目で増収を図ろうとするなら、巨人と試合をすればと考えるのは政界かもしれない」と書きましたが、当然ながらそれはいつまでも続く事ではありません。そのときにも書きましたが、チーム数を減らさずに1リーグにしたら、各チームの巨人戦の試合数が減りますから収入も減りますし、ではチームを減らせば試合数は増えますけれど、門戸が狭くなった分、客離れも加速するでしょう。本当に良いのは巨人に頼らない、ナベツネは「愚かな事だ」と吐き捨てましたが、地元密着のJリーグをお手本としたチーム作りをするべきなんじゃないですかね。私はこの手の話題の最初に書いたように、今でも巨人を解散させるべきだと思います。嫌味ったらしく言えば、巨人選手はエリートであらせられるので、どのチームにいっても輝くのではないでしょうか。巨人を解散して、そのエリートが各チームを牽引する事で全体の活性になるんじゃないですかね。巨人と言う名前にくだらない拘りがあるから、みんなが苦労するのです。
テレビ局、新聞社など報道メディアが球団の株を持つことを禁止し、その他企業と地域で第三セクター的な会社を興して運営させたらどうですかね。メディアが球団を持つと公平な報道が出来なくなりますから、これは是非実現してほしいものです。

さてさて、ストの後はどのような展開になるのでしょうね。興味を持って見守りたいと思います。私は巨人解散に一票です。

2004年09月16日(木) もしも我が家が世界の中心だったら(台所編) / ニュースから

懲りずに、もしも私が世界の中心、世界の常識だったら…

まず、これくらいの鍋が常識。

鍋
  1. LE CREUSET(ル・クルーゼ) ココット・ロンド
  2. LE CREUSET(ル・クルーゼ) ビュッフェ・キャセロール
  3. LE CREUSET(ル・クルーゼ) マルチ・パン+オムレツ・パン(蓋)
  4. SBS クーヘンマジック フライパン
  5. 中華鍋
  6. Feパン(卵専用)
ル・クルーゼはココット・ロンドを使ってみて、熱の通り具合の良さに感動しました。この鍋を使うだけで煮物の腕が一段上がる感じがしますね。あ、世界の常識ですね。マルチ・パン+オムレツ・パンは日本の通販会社にはラインアップされていませんね。私はフランス資本のスーパーで買ったんですがね。
SBSのフライパンはリンクで示した通り5月27日に迷った挙句通販で買ったもの。この手のパンは「油を使わないで料理が出来る」事を自慢するものが多いですね。で、確かに油を使わなくても料理は出来ます。が、油を使わないとおいしくない。特に卵料理はね。だから私はしっかり油を使って料理しています。しかし、これも熱の通り具合が他のものよりいいのと、汚れが簡単に落ちるので重宝しています。
中華鍋は世界中の常識でしょう。これは2代目になります。他の鍋がなくても、これさえあれば料理はできます。私の宝物です。ジャーレンも必須ですね。
Feパン。これは一目惚れしました。購入して一番最初に自分で焼きを入れるんです。一番しっかり手入れをしている道具かもしれません。誰にも触らせませんしね。そういう道具一つくらい持っているのも常識ですよね。

寸胴

もう一つの宝物、寸胴鍋と台所周辺。スープを作ったりするのに寸胴鍋は必要でしょ。後は小道具もアクセスしやすくして置くのが当然ですよね。といいつつ、中華用お玉とか使いにくいまま甘んじているものも多いんですがね。

調味料
Alpen Salz

醤油は新潟の三田醤油が好きだったのですが、最近(といっても数年前)味が変わってしまって、今はこれ、たつ乃屋本店の米しろ醤油を愛用中。醤油はお玉に入れて火にかけて、焦がしてみておいしいかどうか判断するのが秘訣。あ、それも常識ですわね。右は胡椒挽きと塩挽き(うーん漢字にすると苦しいかも)。胡椒は粉にすると風味が飛ぶのでミルでその都度つぶすのがいいですね。塩はミルに入っているのが海の塩、下の写真が山の塩。どちらも気に入っています。微妙に味が違うので料理と気分で使い分けするのも世界の常識。

Stokke MOVE

台所作業にはStokkeの作業用椅子Moveが欠かせないでしょう。煮物に火が通るのを待つ時も、ジャガイモの皮をむくときも、この椅子があるおかげでとても楽をしています。

コーヒーメーカーとミキサー

コーヒーメーカーはPHILIPS。電熱器で温め続けて風味を飛ばすような野暮はパスですね。魔法瓶に落として保温。これが良いです。飲む分をその都度入れるのが一番なんでしょうけれどね。
ミキサーはCuisinartこれ常識。もう語る必要はないですね。

カップ
  1. WEDGWOOD-1-
  2. WEDGWOOD-2-
  3. エスプレッソメーカー
  4. エスプレッソ用デミタスカップ
  5. モーニング用カップ-1-
  6. モーニング用カップ-2-
カップとくればティーカップはWEDGWOODです。でも、ノリタケが入ってからはWEDGWOODのチャイナボーンはどこか変わった感じがします。(a)はイギリスの本店で買ってきてもらったもの。
普通にコーヒーメーカーで入れたコーヒーも良いですが、やはりコーヒーと言えばエスプレッソでしょう。それもデミタスカップでキューっと一杯やりたいものです。私はエスプレッソって言うのは、こういう小さなカップで砂糖を入れずに苦味を楽しむものだと思っているんですけれどねぇ・・・あ、私が世界の常識だから、それが当然なのか。
これはキャンプなど外に持ち出すもので、ストーブの上において沸かせるんです。形も美しいでしょ。
そして、モーニング用といえばミッフィーは当然でしょう。もう常識中の常識。この顔を見ていると自然に「おはよー」って出てきません?

こんなのが私の常識です。さて、世界の常識になり得るでしょうか。
皆様におかれましては如何だったでしょうか。


ニュースから


車に連れ込み強姦の社員ら逮捕
新宿で女性を車に押し込み、乱暴をした上金を奪ったとして、東京都板橋区の25歳男ら土木建設会社の社員と元社員計4人が逮捕されました。

私も以前池袋のサンシャイン通りを夕刻に歩いていたら、車がわき道から出てきて、女性に「ね、ね、ドライブ行こうよ」と下手なナンパをしようとしている現場に出くわした事があります。まぁ世の中には様々な好みがありますから、それが100%無理とは申しませんが、その知性のかけらもないバカっぽさ、場違いな格好その他総合して「狙う相手が違うんじゃない?」「一昨日出直しておいで」そんな感じだった訳で、案の定女性の方は迷惑そうな顔をして逃げていきました。まだね、ナンパだったら良いんですよ。された女性は迷惑かもしれませんが、とりあえずお断りはできる訳ですから。ところが、今回の事件みたいに、自分の欲望に任せてやっちゃうっていうのはもうどうしようもないですよね。25歳にもなって、自分を押し付ける事しか出来ないって言うのはもう人間としての最低限のインターフェースがない、パソコンで言えばディスプレイやCPUはあるけれど、CDドライブがついていないみたいな感じでしょうかね。ま、CPUは8086とかZ80辺りしか着いていないように思いますけれどね。

古紙抜き取り、試算では関東で20億の被害
中国などへの輸出が増え価格が高騰している古紙を資源ごみ集積所から組織的に抜き取るケースが多発しており、関東1都6県の被害額は2003年度が最大20億円に達するとの試算を古紙回収の業界団体が発表したそうです。

規模の大きな集合住宅では、独自のごみ収集場所があり、住んでいる人以外には立ち入れないよう入り口に鍵が掛かるようになっていることが多いのですが、ごみ収集の当日、住んでいる人がごみ出しに来るといかにも正当な業者であるかのように「ご苦労様です」とか声を掛けてそのまま古紙を持ち出したり、中にはドアを壊して侵入を試みたりする場合があるようです。古紙や鉄くずなど、時期によっては全く値段がつかなかったり、今回のように高値になったりするので、業者の方も大変だと思います。安値になれば倒産したり、高値になれば今回のように横取りする奴が出てきたりしますし、これでまた突然需要がなくなってしまったら不法投棄が増えるわけです。もっと市場を安定させる方策などが必要なんじゃないですかね。

燃料電池車が東京〜大阪600kmを走破
大阪府や岩谷産業など11団体・企業で作る「おおさかFCV推進会議」の主催で、水素を燃料とする燃料電池自動車2台(ホンダとトヨタ)が東京都庁から大阪府庁までの約600kmを11時間かけて走破し、今までの記録200kmを大幅に更新したとの事です。

高速道路では平均80km/h程度で走ったそうで、ガソリン車と比べると加速性能の悪さがまだまだ目立つようですが、公害を出さないエンジンとして注目されているだけに、これからに期待って感じですね。また、ホンダは鹿児島大学などの廃棄物ゼロ社会の可能性を探る産学協同研究の一環として屋久島で燃料電池車を走らせているそうです。表向きは「研究の趣旨に共鳴した」との事ですが、急な坂道の多い屋久島では格好のテストコースになりそうですね。ハイブリッド車ではトヨタにリードを許している感があるホンダですから、この燃料電池ではかなり本気にやるんじゃないかなと期待しています。

2004年09月15日(水) もしも我が家が世界の中心だったら(工具編) / ニュースから / 野球の事

もしも私が世界の中心、世界の常識だったら…

まず、これくらいの工具箱が常識。

工具箱外見
中を見てみると
工具箱中身-1-
工具箱中身-2-
これは蓋を閉めれば腰掛や踏み台にもなるしご覧の通り使いやすい工夫がされている工具箱なんですよ。こんなのは世の中の常識ですよね。

で、中身に行けば…
ワイヤーストリッパ
ワイヤーストリッパー。こんなのはどの家庭にも当然あるでしょう。
リーマー
リーマーも当然の装備ですよね。あ、いらっしゃらないと思いますけれど、ご存知ない方のために説明すれば、鉄板などにあけた穴を広げる道具です。上の円筒部分に穴が開いていて、そこに棒を通してぐりぐり回してこじ開けるんです。ドリルでは開けられないような径の穴を開けるのに使うんです。SABELTの四点式シートベルトをジムニーにつけるとき、リアドアにアンカーベルトを固定するのに使いました。まぁそれ以外に使い道は…兎に角世界の常識ですよ。
HONDA
工具にHONDAのマークが入っています。これは何かと尋ねたらあ〜ら
ドライバ
ドライバだったんですね。最初に揃えた工具は、バイク屋さんに頼んで、業務用のものを購入してもらったんです。そんな訳で多分外には殆ど出回らないと思われるこんな工具がある訳です。
テスター
テスターですね。こんなのは普通でしょ。入門編です。
ノギス
これもあって当然。ノギスです。
写真が多くなったのでこの辺りで写真はお仕舞いにしますが、「Cクリップレンチ」とか「ドリル」とか「ルーター」(パソコン周辺機器じゃないですよ)「RJ45およびRJ11コネクタ用モジュラペンチ」(LANケーブルおよび電話線の端子取り付け工具)は各家庭にあるべきものでしょうね。もし、私がもう少し若い頃にルノー4とかフィアット500とか古い車に手を出していたら、これ以外にヴァキューム・ゲージ(多気筒エンジンのキャブレーションのバランスを調べる計器)も一家に一台あるべき工具に加わっていたかもしれません。あれ?この企画って変なもの自慢だっけ? まぁ、私は世界の中心にはなれそうにもありませんって事で。

それでも敢えてお聞きします。
もしも私が世界の中心だったら、あなたは常識派でしたか?それとも非常識派?

因みに工具は最初に購入したホンダ印はKOWA、それ以外にSTAHLWILLEを愛用しています。


ニュースから

チェッカーズの仲違いって?
ニュース(と言うよりこれはゴシップ番組ですね)で「元チェッカーズのドラマーが舌癌で死亡。その告別式でメンバーの確執が明らかに」と言うのをやっていました。チェッカーズって1983年デビューでその後何曲か大ヒットをしたらしいですね。でも、実はメンバーが何人いたのかも、どんな曲を歌っていたのかも分かりません。曲が流れてきたら「これかも」って思う程度ですね。ついでに言うなら今となっては名前も知らない別のグループと混同していて訳の分からない事になっています。そんな人たちの確執なんて言われたって全然わからへんがな。ってなもんですよ。
で、そんな私がテレビを見て思ったのは、解散してから結構時間が経っているのに、去年出版された本が確執の原因とマスコミがしたがっているように思えてならないって言う事です。去年出した本で、何年も前から会っていないって事の説明にはならないでしょ。
まぁ通夜に6000人も来たって言うんですから、凄い人気があったんでしょうね。で、メンバーの中で仲違いがあった事は事実らしく、「メンバーの一人が亡くなったんだから、この場だけでも仲良く」とかそんな意見をあちこちで見かけましたけれど、そんなことより、その確執って奴を、人様の通夜の時につつかなくても良いんじゃないのかな言う方に私は考えてしまうんですけれど如何なものですかね。

宅間守に死刑執行
大阪教育大付属池田小学校で8人の児童を刺殺した宅間守が、死刑確定後1年で刑を執行されました。
最後の最後まで謝罪の言葉もなかったと言う事で、多くの人は「こんな奴は死刑になって当然」と思った事だと思います。えぇ、私もそう思っています。でも、多分私が多くの人と違っているのは、私は死刑をもっと多く短い期間でやればいいと思っている死刑賛成派だと言う事でしょう。
巷では「死刑執行反対」「人権蹂躙」などの抗議をする人がたくさんいらっしゃいます。そして世の中の趨勢もそちらへ向かっています。でも、それは本当に正しいのでしょうか。

最近の事件でも「むしゃくしゃしたから」とか、別に恨みを買ったとかそんな理由もなく突然それまで普通に生きてきた人を死に追いやる事件が多発しています。愛媛では、以前にも女性を車に乗せてつれまわして実刑判決を受けた男が出所してすぐ今度は女性を殺すと言う事件がありました。(link)
今回の宅間守やオウムのメンバーなどのように、犯した罪の大きさが果たして生きていて償えるかと言う人、反省することを知らない人はたくさんいます。治る見込みのある人なら更生する機会は必要だと思いますが、更生できない又は、大きすぎる事件を起こした人は死刑にしてしまうべきなんです。

今回被害者の母親がインタビューに出て回答していました。死刑が執行されたことについてどう思われますか?という問いに「死刑になって当然だと思います」と答えていました。多分このお母さん、子供がそんな被害にあっていなければ、「死刑反対」って叫んでいたんじゃないですかね。「人の命は大切です」って思ったんじゃないかな。
自分に全く関係ない「誰か」が事件に巻き込まれた事件には「ひどいわね」と野次馬になり、死刑には反対し、万引きした少年が踏み切りに飛び込んで列車にはねられたって事件を見ると「お店の人はそこまで追い詰める事はなかったのに」なんて意見をしていたかもしれません。それは一般大衆受けする、どんな人にも人権はあると言う事を叫んでいる方が周囲の人に受け入れられやすいって事で、頭でそう考えた結果なんですね。ところが実際に自分の子供が被害にあったら、「そんな犯人が憎くてたまりません。同じ目にあわせてやりたい」「死刑にして欲しい」「死刑?当然よ」となる訳です。このお母さんがって言っているんじゃないですよ。同じような境遇になった人は多分に同じ事をすると思います。
「私は戦争反対だし、どんな命も大事です。ですから私の子供を殺した犯人は憎いですが、罪を憎んで人を憎まずの言葉通り、私は罪を憎むことにします。ですからどうか、犯人の方を許してやってください」なんていう人はまずいないでしょうね。

要は、頭で考えているだけなら、どんな理想でもいえるんです。でも、そんな理想論を唱えている人も自分がその被害に会うと途端に人の命を軽んじる発言をするんですよ。つまり聖人君子でもなければ死刑反対って唱えている人は「人権擁護」でもなんでもなくて、単に「人の痛みを分からない偽善者」ともとれる訳です。どんな人にも人権があると思う人は、どうか自分の身内が、あなたが守ろうとしている人間失格の人の被害にあっても許せるのかを考えて行動して欲しいと思う次第です。
…と言いつつ、感情に左右されずに、それでも人を許すべきだと言う観点から弁護士の仕事はある訳ですから、その意見はそれで尊重されるべきだとも思っていますと付け加えておきます。私は盲目的に死刑や戦争は悪い事だから反対と叫ぶ人種に嫌悪感を抱いているだけなのかもしれません。


野球の事

また、週末のストがどうなるか気になる時期が近付いてきましたね。
とりあえず来年はパ・リーグは5チームで行くという話にはなったのですが、オーナー側はもうお年寄りのボケ老人ぶり(若い人もいるみたいですけれど)を発揮して、なにやら裏でごそごそ動こうとしているみたいですね。しかし、その間にも、前から声をあげていたライブドアの他にインターネットで通販仮想商店街を運営する「楽天」や社会人野球の「シダックス」もプロ野球への参加へ前向きな検討に入ったとのことです。

特に楽天は、サッカーのヴィッセル神戸も社長の個人事務所が買収しており、野球もサッカーも一体として楽しめる機構作りを新しい頭で考えていくのではないかと期待も出来ます。
私は野球のような選手が入れ替わり立ち代りするようなものに「伝統の」と言う言葉は全くふさわしくないと思います。これが先祖代々続いたお店などであれば、親から子へ、師匠から弟子へ技術が引き継がれていくのでしょうけれど、野球では個人の技術はあっても「巨人の伝統技術」とか「阪神の伝統技術」なんてないですよね。どちらかといえば応援団の方に独自の伝統ある応援方法って言うのはあるのではないでしょうか。兎に角、そんなくだらない名前ばかりの伝統とか、いつまでたっても巨人に頼るしか営業を思いつけない無能な経営陣にはもう期待は出来ないので、どんどん新しいチームが入ってきて、古い体制にどんどん風穴を開けていってほしいものです。

2004年09月14日(火) パソコン周辺 / サプライズして差し上げる? / また悩む事が…

先日久し振りにスキャナが動くようになった訳ですが、スキャナで写真を取り込むようになると、プリンタに通常のコピー用紙の代わりに一枚数十円の写真専用用紙をセットする訳ですが、うちは通称「物置部屋」にデスクトップパソコンとスキャナやプリンタが置いてあって普段はリビングのノートパソコンで用を足している訳で、写真を印刷した後に用紙を元に戻しておかないと、ちょっとしたどうでもいいメモに数十円の紙を使ってしまうのはとても精神衛生上宜しくない訳ですよ。
そこで、倉庫にしまっていたhpのpsc-1210と言うコピー兼プリンタをまた取り出してきてセットしてみました。アイドリング状態が続いた後に印刷をしようとすると、立ち上がらずにハングアップするみたいな現象が続いていたのでお蔵入りさせたのですが、もう一度様子を見てみるつもりです。この1210をコピー用紙専門のプリンタにして「通常使うプリンタ」にセットしておけば、うっかり間違えて高い用紙を無駄にすることはなくなるでしょう。
この1210と言うプリンタ、結構好きなんです。用紙を取り外して蓋を閉めると出っ張りのない形に収まりますし、hp伝統の前面給紙で、その用紙ストックの上へ排出される機構も合理的です。性能は並程度ですが、気軽にコピーしたりする用途には十分な性能があるんです。実はこれを買った時には既にPM-950Cを持っていたのですが、父親にパソコンをプレゼントした時に選んだこのプリンタを気に入ってしまって、屁理屈をつけて自分の分も買ってしまったものなんです。

パソコン周辺

物置部屋なので散らかっていますけれど、これが私のパソコン(プリンタ・ファイルサーバー)まわりです。
奥が1800(H)×1200(W)×450(D)のファングルで作った棚で、そこに幅1500mm、奥行き900mmの机を置いてあります。画面右下に少し写っているのがSONYの液晶モニタ、その奥がEPSONのPM-950C、その間の小さいのはALTEC印のスピーカーで、プリンタの隣がベアボーンのパソコン、CPUはCeleron 2.4GHzにメモリが512MB、HD120GBとCD-R/RWがついています。その左がスキャナEPSON GT-X700。その上がhpのプリンタ psc-1210です。その右はCDケースなどのガラクタです。本当はpsc-1210はリビングにおいて映える機器なんだけどなぁ…
兎に角、ここにこんな環境があるので、リビングではノートパソコンが一台あるだけで済んでいるんです。印刷したら物置部屋に出力される。大きなデータもこちらに放り込んでおく。そんな感じで使っています。

余談の部分ですが、スキャナの下には学研の電子ブロック(復刻版)と殆ど見えませんがPIONEERのM-22とVictorのP-3030が鎮座しています。あ、と言って話が見える人は1%もいないでしょうね。音楽鑑賞用セパレートアンプで、30年前の思い出の品です。
パソコン本体の上に載っているのは、写真フィルムをチェックするのに使うライトボックスと、拡大するルーペ、そしてフィルムをいじる時に使う手袋ですね。ついでにパソコンの前にあるのはiPod(20GB)です。


サプライズして差し上げる?

テレビをつけていたらテレビ朝日の「スーパーモーニング」が流れていました。そこでは小泉首相の批判をしていたのです。曰く「沖縄に米軍ヘリが墜落したのに、休暇中を理由に沖縄県知事と会ったのは事件発生から2週間も経ってからだった。その後沖縄に行くかと思ったら行ったのは北方領土。今度こそと思ったら、今度はブラジル。それも初日の公務(?)はサンパウロで従兄弟に会うことらしい。中国が今後重要な位置につくのは明らかなのに、靖国参拝をやめず神経を逆なでしたり、アメリカべったりで中国の方を見ようとしないのはなぜか」という訳です。
まぁ、確かに最近富にアメリカべったりになってきましたよね。専守防衛のはずだったのにアメリカの侵略戦争に加担までしてしまいましたしねぇ。首相になった頃はしっかりと自分の意見を自分の口で話していたのに、政党政治に呑み込まれてから自分の意見を言えなくなって歯切れの悪い言動が目立つようになりましたよね。元々郵政を民営化する程度のビジョンしかもっていなかったのかなと残念に思います。それにしてももうアメリカべったりはいいから、これを契機にアメリカを突き放して時刻でリーダーシップをとるか中国と協調路線をとるかして欲しいなぁと思ったのに残念な事です。東南アジアのアメリカ軍基地はどんどん縮小傾向にありますよね。日本に集約するって事で。本当にこれでいいのでしょうか。そのうち沖縄をガラス玉一袋と交換してしまいそうで怖いんですけれど…

それにしても、その小泉首相を批判している中で、その人がなんと言う人なのかどんな人なのか女性と言う事意外一切存じませんが、その人が「もし小泉首相が中国へ行ったらサプライズして差し上げますわ」といっていたのが印象的でした。知性のかけらも感じられないこのコメント、あなたにサプライズしましたわい。
「サプライズした」って言うのはなんなんでしょう?
これが外来語や新語のようにどう訳しても意味を伝えないものであるなら仕方ないでしょうけれど、「サプライズして差し上げる」って単に「驚いて差し上げます」って事なんでしょ。もし英語のスラング(俗語)などで深い意味があるのだとしても殆どの人はそれを理解しないでしょうし、「サプライズ」と言う単語を使う意味がどこにあるのか甚だ疑問です。
この番組「ニュース『ショー』」って事ですから報道番組と思ってはいけないのかもしれません。ただのゴシップ三流番組なのかもしれませんが、それでもあえて報道番組として捉えるなら、こういう人に意見させるって言うのは如何なものでしょうね。英語を理解しない人はたくさんいらっしゃいます。報道が「より多くの人に事実と意見を伝える」と言う事であるとしたら、このような話し方がそれから外れているって言うのは明らかです。

カタカナ言葉を使うと頭が良く見えるでしょうか。私にはそうは思えません。カタカナ言葉は雰囲気は分かっても正しい意味が分からないものが多いように思えますし、特にテレビの報道番組などのような場所では、より多くの人に分かってもらえるような努力をした場合、このようなカタカナ言葉が入ってくる余地はないと思うのです。ましてやこんな英単語をちりばめたナガシマ語もどきは愚の骨頂ではないでしょうか。同様にテレビから聞こえる「ら抜き」言葉も結構不愉快に感じます。
言葉は生き物で時代によってどんどん変化していくものと言う考え方を否定するつもりはありません。しかし、娯楽番組なら兎も角、報道番組の中でくらいは正しい日本語をきちんと使っていただきたいし、「正しい日本語を話す」たったそれ位の事を最低限できる人を出席させていただきたいなぁとおっちゃんは考えるわけです訳ですよ。それってそんなに難しい事なんですかね。


また悩む事が…

デジカメだけではなく、こんなものも持っています。
ZENZA BRONICA GS
ZENZA BRONICA GS、フィルムのサイズが6cm×7cmのカメラです。
私はプロじゃないので自分の趣味で撮っている訳ですよ。その中から見せても良いかなと思う物は人に見せたりしますけれど、大半のものは人様に見せられるようなものではございません。私にプロカメラマンの友人が居る訳ですが、(前にも申し上げましたしこれからもちょくちょく言うと思いますが)その友人に言わせると「プロは100枚の内2枚失敗したら恥かしい。素人は100枚の内2枚成功したら満足すべき」と言う事なのだそうですから、私が殆ど写真を人に見せないのは当然のことといえるでしょうね。
コンパクトデジカメだと「あ、良いな(パシャ)」ですが、それに比べて、このカメラで撮るときは、カメラが重いので手持ちは難しいため大きな三脚を出して固定して、露出計も別途用意して、構図を考えゆっくり狙って撮る事になるので、一枚の写真を撮るために数分は掛かります。良い構図を待って数十分と言うのも珍しくありませんからねぇ…気軽に撮れるものじゃないので枚数も必然的に少なくなるって道理です。

ところがごく少数ですが、私がこのカメラを持っていることを知っていて且つ、このカメラで撮った写真を見たことのない人が居りまして(いや、見たことない人しかいないはずですよ。誰にも見せた事はないのですから)、「お前実は持っているだけで、使ったことないんちゃうか?」と失敬な事を言う訳です。そういわれるのも癪なので、じゃあフィルムをスキャンしてここに載せておけば見るんちゃうやろかと思っておもむろに作業に取り掛かったのですが、ここでまた問題です。私の持っているフィルムパックは6×7です。この手のカメラはフィルムホルダがカメラ本体の後部にくっついていて、それはいつでも取り外して交換ができるのです。6×4.5や6×6もホルダさえ持っていれば使える訳です。ま、私は6×7しかありませんけれどね。で、フィルムは6×4.5も6×6も6×7も共通で、単に横幅が違うだけなんです。EPSONのスキャナGT-X700は6×6までは一段で2枚一気にスキャンできるのですが、6×7はホルダーからはみ出してしまい1枚ずつしかスキャンできません。まぁそれは良しとしましょう。しかし、全自動でやろうとマニュアルでやろうと、フィルムサイズが35mmのままに固定され、6×7のフィルムが6分割(途中歯抜け)で取り込まれてしまうのです。
どうやったら6×7のフィルムをスキャンしてくれるんでしょ。ヘルプを見ても「一段(普通は2枚ずつ)一枚ずつで最大3枚しかスキャンできない」と言う事が書いてあるだけですし、設定画面にもポジかネガかという選択肢しかありません。判らない…はっ。これは「お前の写した写真なんぞ見たくない」という思し召しでしょうか。それも、なんか悔しい。

2004年09月13日(月) DVDプレイヤ

朝、早起きできる自信はないので、昨日はこの雑記を書いてからDVDプレイヤを受け取るために友人宅へ向けて出発し、友人宅の前で車中泊をして約束の時間を待つことにしました。そこは一応住宅街ですので、いつも出張の時にするようにエンジンをかけたまま空調を効かせて眠ると言う事はできそうにありませんが、もうかなり涼しいからそれでも大丈夫だろうと思っていたのですが、いざ到着して眠ろうとしてみたら暑いのなんの。蒸し暑くて眠れません。仕方ないから窓を開けたら今度は蚊か何かが入り込んで痒くてたまらない。辛い時間でした。

DVDプレイヤを受け取って、帰宅して早速配線をしてみました。

テレビラックの中
元々ゲームは殆どしないのでDVDプレイヤが来た今、プレイステーション2は取り外してしまいました。ゲームをしたいときだけテレビにつなげれば良いでしょう。多分1年に1回つなげるかどうか程度になるでしょうけれどね。写真が暗くて申し訳ないですが、一番下がPHILIPSのVHSビデオデッキ、上がWOWOWのデコーダー、その上(緑っぽい色のもの)が今回買ったDVDプレイヤで、その上にスカパーのチューナー、サラウンドアンプと乗っかっています。←ここは安物を放り込んでおく場所なんですよ。因みに大事にしているものはこちらのラックに…
下からSONYのβビデオデッキED-V9000、PIONEERのLDプレイヤLD-S1、SONYの6chビデオセレクタSB-3000、LUXMANのCDプレイヤ D-500X's、LUXMANのプリメインアンプ L-500、LUXMANのレコードプレイヤ PD-350+SAEC WE-407/23です。

とりあえず見てみた結果として、昨日プレイステーション2で見たら途中で「認識できない」とメッセージが表示され止まってしまったディスクも問題なく再生が出来ました。今、「仕方がなく」映画ソフトも再生してみているのですが、全く問題なさそうですね。
ただ、設定で分からない事があるのです。画面のアスペクト比について4:3か16:9かを選ぶ設定があるのです。私の使っているテレビはアナログハイビジョンの16:9なんですが、それを設定してあるにも関わらず、4:3のまま表示されるものがあるのです。どうしたら良いんでしょうね。この辺りはあれこれ試してみるしかなさそうです。ま、\4,500ですからね。そう思えば何でも笑って許せる気がします。

2004年09月12日(日) 老化なのか?

みなさんそれぞれの拘りがあるんでしょうけれど、私には私なりの拘りがありまして、例えば以前は、紅茶やコーヒーに砂糖を入れるのはダメ。紅茶にレモンなんてもってのほかで、うちに来てコーヒーや紅茶に「砂糖が欲しい」と言った人には、「コーヒー牛乳飲んでいなさいな」とたしなめたものでした。レモンティーがいいなんて言った日には、もうすぐにお帰り願ったものです。ええ昔の話ですよ。砂糖一粒がどれだけ本来の味を壊すかを知った日には、砂糖やレモンを入れるなんてとんでもないと思った訳ですよ。以前ここにも書いたと思いますけれど、そう思っていた自分は、いつか「紅茶なんか水の質が悪い国で水分を採るための手段であって、こんなのに躍起になるなんてバカみたい」と180度態度を変えちゃった次第。一人分の茶を入れるのに、それまではしっかり葉っぱの量もお湯の質も管理して、抽出する時間も秒単位で計って味わっていたものですが、いまはティーバッグが多いですし、ポットを使うときなんかもポット一杯に作って、抽出し過ぎたらミルクを入れて楽しめばいいや程度に考えています。コーヒーだって一緒ですよ。水代わりにのむものに拘りを持つ方が変だよ。それがいまの拘り。いや、こだわっている人に異論を唱えるつもりはありませんよ。私はそこに到達しただけで、他の人がもっと高みを目指そうが何をしようが、それはその人の問題で私が意見することじゃないですからね。

で、AV機器って言うのにも拘りはありまして、ずっとβ党でした。家には今でもEDV9000が鎮座しています。中には「VHSの方が画質がいいのは証明されている」なんて息巻く人もいますけれど、それは単に販売戦略で劣勢にたったβが新しい技術開発をしていなかっただけで、実際に同じレベルの時点で比較した場合、βがVHSに技術的に負けるものなんて一つ足りと手なかったんですよね。もうビデオの時代ではないでしょうけれど、まだ多くの家庭にあるであろうVHSビデオデッキは、殆どの機種がリアルタイムカウンタがついているはずです。テープの信号を読み取って、そこから時間を正確に表示する。でも、この機能は本来のVHSでは出来ない事なんですよ。VHSは先発のβのUローディングと言う常にヘッドにテープを巻きつけた形ではなく、録画・再生時以外テープをヘッドから離すのが特徴で、だからベータよりテープが傷まないって宣伝していたんですよ。つまり、停止したらテープがヘッドから離れ、巻き戻しや早送り時にはテープのコントロールトラックを読み取れないのが本来なのです。ところがベータがリアルタイムカウンタを出してきたので、それに対抗してVHS陣営は恥も外聞も忘れてテープをベータのようにテープに常時接触している機構を開発したのです。つまり、名前はVHSなんですけれど、テープの駆動方式はβと殆ど一緒になってしまっているんですよね。更に音と映像のトラッキングが独立して調整できない欠陥も致命的ですし、VHSが技術でベータに勝ったなんて思っている人がいたらちゃんちゃらおかしい。へそで湯が沸いちゃうよ。って位に思っているわけですよ。
その時代まではビデオデッキはフラグシップを買っていました。それが拘りだったんです。ですが、ベータは営業戦略的に没落し、私も仕方なくVHSを買う日が来たのですが、買ったのはVictorからOEM供給されていたPHILIPSのもので、売価は\17,800位だったと思います。VHSなんてそんな物で良いんです。これも拘りですね。しかし、これは今でもうちで現役で活躍しているんですよ。結構当たりだったかもしれません。

そして時代はDVDレコーダー、HDレコーダーに移り変わってきたんですけれど、私の家にはDVDを読み取る装置は何台かありますが、DVDを録画できる装置は一切ありません。昨年の11月にパソコンにテレビチューナーを内蔵してDVDレコーダー化する計画があったのですが、音がうまく出ないと言う問題でつまずいたまま頓挫しております。
うちでDVDを見る時はプレイステーション2を使っているんです。ところがこれは結構前のものでかなり不安定なんですよ。映画なんかを見ていても結構頻繁に変に固まったりノイズが入ったりしてしまいますしね。でも、私は熱烈な映画ファンって訳でもありませんし、DVDを見る機会はそんなに多くないのであまり困らないのです。それは私の多くのコレクションは未だLDだというのも影響しているでしょうね。LD再生装置がPIONEERのLD-S1という古いけど当時のPIONEERのフラグシップなので音も映像も満足していますし、DVDのちんけな画像よりいいと思うとなかなか手放せないんですよ。兎に角あまり使わないDVD再生装置に金をかけるのはもったいないと言う感じなんです。
しかし、先日友人から渡されたDVDをプレイステーション2で再生してみたところ、半分を過ぎた辺りからノイズが目立ち始め最後の方は「このディスクは再生できません」とメッセージが表示されて止まってしまったんです。これはいい機会だから、これでDVD・HDDレコーダーでも買うか?と一瞬思ったのですが、時間つぶし程度でテレビを見ることはあっても、録画をすることが殆どない私がそんなものを買って何の役に立つでしょう。大体全然情報収集していませんし、お金もない。いや、お金がないのも大きな原因ですけれど、それよりDVD-RAM、DVD-RW、DVD+RW、DVD-R、DVD+Rだとかフォーマットが乱立しすぎです。今時は殆どのフォーマットに対応できるって言うのが流行みたいですけれど、これが落ち着くまで買う気にならない。で、買う気になると更に次のフォーマットができているみたいなことになるんじゃないでしょうかね。一生新しいものは買えないような気になっています。

録画タイプが混乱しているので、じゃあ再生専用のプレイヤを買うかと言うと、確か良く行く店では\7,000くらいの値段で売られているものあったように思いますが、その値段でももったいなくないか?と思うと躊躇してしまうんですよ。そこで友人に電話をかけて相談してみたら、友人が持っている再生専用機を買わないか?と言う話が出ました。お金持ちな友人は別の高機能なものに変えたいのだそうで、それはそれは渡りに船と値段交渉をさせていただきました。オークションでも\6,000位では売れるというのですけれど、そこは友人を大事にし給えよって事で、片道1時間半の道をこちらからとりに行くと言う条件で\4,500で手を打ちました。\4,500ならお買い得っていうか、明日壊れたら困りますけれど、暫く動いてくれるならあっても良いかなというお値段に思えました。持つべきは金持ちのお友達です。ありがとう....それにしても格好よく言えば「落ち着くまで買わないのが拘り」でしょうけれど、新しいものに頭がついていかなくなったと言うのは、も…もしかして老化の現われって事なんでしょうか。認めたくないものです。

2004年09月11日(土) はぁ、やっちゃった

私は家でEPSONのPM-950Cと言うプリンタと、同じくEPSONのGT-X700と言うスキャナを使っています。

プリンタの方は2001年の暮れに発売された物で、既にEPSONのページでは写真すらお目にかかれなくなっているみたいですが、「つよインク」が出る前のフラグシップモデルですね。7色インクで写真画質が売り物です。スキャナはいま現時点でのフラグシップモデルで、4800dpiのフィルムスキャナにもなるものです。私としてはフィルムスキャナとしての用途を主に考えて購入しました。

このプリンタとスキャナがあれば、スキャナで取り込んでプリンタで印刷をする。かなりこう詳細なコピー機にすることが出来るんです。が、私には、何年にもわたって撮りためたフィルムがありまして、それをパソコンに取り込んでデジタルデータとして保存すると言う事をやっております。そんな訳でスキャナは蓋の裏のマットを取り外して透過原稿ユニット仕様にしているのが通常なんですよ。

先日コピーをしようとしたのです。コピーをするためにはスキャナの透過ユニットを隠すため、スキャナの蓋にスポンジつきの白いマットをつけるのですが、部屋中…いや、家中を探してもそのマットがないんです。ちょっと大事な資料のコピーなので、早く部品を見つけねばと焦り、それでも見つからないので仕方なくEPSONに電話をして部品で取り寄せられないか確認しました。そうしたら「\273です」と言うではありませんか。へ?ってなもんですよね。今時\273で変える部品があるんですか。いや、ねじ一本とかなら話は別ですけれど、大きさで言えばA4サイズくらいあるんですよ。ま、殆どがスポンジですけれどね。はじめは取り寄せてもらって、入荷次第引き取りに行くつもりだったのですが、都合が悪くなり部品代より高い送料\525を払って配送してもらいました。

「今日発送しますので、明日には届くと思います」と電話を受けたその日、配送はヤマト運輸さんなので多分うちには時間指定をしていなくても午前9時過ぎにはつくでしょう。待ち遠しいですよね。早くつかないかなぁと思いつつ、横の棚にあるストック箱の中を見たら、隅に何か黒いものがあります。「ん?」と思いつつ手にとって見ると、それはスキャナのブローニー用フィルムホルダでした。「えぇぇぇ!!!」と思いつつ、その一連の塊を引き出すと、まぁ定石通りなんですけれど、その塊の中に探していたマットもあったんですよ。回りをフィルムホルダに囲まれていたので真っ黒に見えたと言うか、見えなかったんですよ。「ああどうしよう」と思っていると、それを待っていたかのように、インターホンが鳴って「こんにちはー。ヤマトでーす」って元気良く挨拶してくれる訳です。間違いなくついさっきまではあなたを待っていたんですよ。その時のままだったら天使に見えていたはず。でも、いまは不要なものを運んでくる悪魔に見えるんですよ。ええ、恨みはないんですけれどね。

どうしてこんな事になるんでしょうねぇ。

2004年09月10日(金) スト延期 / タンカー

明日から予定されていたプロ野球のストは延期されました。
二日間の話し合いで、一応話し合いの余地があると考えられたからと言う事で、17日までに次の話し合いがまとまれば、それ以降のストも延期する用意があると言う事らしいです。

詳しい事はテレビなどでやるでしょうし、それを見る暇のない人には「ストは延期」で十分な情報だと思いますので、これ以上の説明はここでは割愛させていただきます。この決定がでてある新聞は号外を配り、様々なテレビ局が待ちに出て通行人の意見を取っていたようです。その一部として、「ストが回避となってよかった」「ストをすればよかった」「合併するかどうかは経営者の問題で、選手が意見する事じゃない。選手は選手のやるべき事を、経営者は経営者のできる事をするべき。今回のはおかしい」という意見が見られました。どれももっともな話しだなぁと思います。一ファンとしてミクロ的視野で見ればストは回避されて良かったでしょうし、将来の事を憂えたらストを強行すべきと思う人もいたでしょう。そして、経営の事に選手が口を出すなよ。理不尽だよと不快を表すのももっともな事です。ただ、最後の意見に対して、私は意見としてはもっともだと思いますが、経営者がまともなら「身売り」ではなく「合併」を選択したこと、勝手に本拠地を移したり、チームをなくすることを選択した事は、「ファンあってのプロ野球」を裏切る行為であって、いくら経営のためだからといって説明もなく突然実行をするのは、手段として適切ではなかったと思います。だからこそ多くの人が反対の声をあげたんですよね。経営者としては辞任して責任を取るべきではないかと思うくらい大きな判断ミスをしたと思うのですよ。

これ以外に一つ、年の頃は60〜70歳位の男性が言っていた言葉が気になりました。曰く「球場にも売店があったり、弁当を作っている会社があったり、様々な人が働いているんだから、ストなんかするべきじゃない」だそうです。
うーん、資本主義の敵って奴ですか。この方の勤めている(いた?)会社には労働組合はなかったんでしょうかね(私の会社にはありませんが)。今回のストが正しいものかどうかは少しばかり疑問ですが、自分達の権利を求めて行うストに対して「周りが迷惑をするから」というのは如何なものかなと思いますね。多分、テレビで散々「もしストをしたら○万円の損になります」という関係企業のインタビューなどを見たのでしょうけれど、権利を守る戦いであるストを否定するような意見は言ってほしくなかったなぁ…(今回のは権利を守る戦いじゃないと判断しての発言って事なんでしょうか)

人の迷惑になるからストはすべきではないと本気で思っている人から見たら、ストを強行した事によって、誰かが路頭に迷って自殺でもしたら、ストを実行した人はテロリストと同じ「無差別殺人犯」になるんでしょうか? リストラを断行した会社の経営陣はどうでしょう…


タンカー

鹿児島のある川の河口に、台風によって一隻の巨大貨物船(建造中)が流れ着きました。中国から広島へ曳航する途中で、台風を避けるためにこの近くに避難係留していた船だったとのことです。

この船は船を船首と船尾の真ん中で二つに割った形なんですよね。それでも7,000tもあるのだそうです。それが台風の力で浅瀬に押し上げられた事も、それを5隻のタグボートで引き出せたことも、そして二つに割れた形の船(もどき)が浮いている事も全て不思議だぁ!と思った次第でした。

2004年09月09日(木) ニュースから

アルツハイマー予防にカレー
カレーの黄色成分クミンに含まれる「クルクミン」が、アルツハイマー病の原因となる物質の生成を防ぐ効果があることが金沢大学の研究で分かったそうです。

様々な病気の原因が解明されて、病気を予防できるようになる事はとても好ましい事ですが、毎日のように放送される「これを食べて健康増進」みたいな企画はそろそろいい加減にして欲しいなぁと思う訳です。マグロに小豆の茹で汁、ゴーヤに…それを全部食べていたら逆にからだを壊しそうに思います。

暴飲暴食をせず、バランスの取れたものをゆっくり噛んで食べましょう。
結局はここに戻ってくるんじゃないでしょうかね。

カプセルの空中捕獲失敗(NASA)
宇宙で集めた粒子を地球に持ち帰る無人探査機「ジェネシス」のカプセルをヘリコプタで空中捕獲するはずだったのですが、カプセルのパラシュートが開かず捕獲に失敗し、カプセルは地表に激突してしまいました。
良くわからないのですが、ヘリコプタにハリウッド映画のスタントマンが搭乗していて、降下してきたカプセルのパラシュートをフックで捕まえて捕獲するという計画だったそうです。

粒子を捕獲した板がかなり薄く、衝撃を与えないための空中捕獲と言う事だったみたいですが、残念な結果でしたね。SFならここで、本来なら大気圏を通過する際に死滅するはずの細菌が大気圏中に持ち込まれ大繁殖をして人類は滅亡の危機に・・・なんて事になるんですけれど、遺伝子研究なども含めて危険のあることがかなり安易な防備の中で行われている気がします。SFの世界が現実のものにならないことを祈っております。

ストめぐり交渉開始
日本プロフェッショナル野球組織とプロ野球選手会は11日からストを予定している件の話し合いが正午から始まったようです。

2リーグ制、6チームと5チームでと言う事が先日のオーナー会議で決まり、その時11球団のオーナーが「これで決まり」と発言したのに対し、読売だけが「今はこうなった」という発言になったとの事で、まだ裏で動こうとしているみたいですね。新しい企業が自由にチームをもてないのはなぜなんでしょう。11球団全てが巨人にしがみついている現状では、巨人を屁とも思わない新しい存在が必要なんじゃないですかねぇ。

2004年09月08日(水) 1リーグ良いんじゃない? / 補足 / デジカメ(SANYO DSC-J4)修理 / 果たしてどうなる 野球 / あぶさんに...

昨日は「巨人と試合をすることによる増収しか考えないボンクラ」と球団オーナーをこき下ろしましたが、巨人と試合をする事を考えるのは、短期的な意味では正しい選択なのかもしれませんね。

昨日、西武とロッテのオーナー(?)が会議をして、読売本社を訪れたそうです。それを受けて、テレビでは「西武とロッテが合併したら本当に巨人はパ・リーグに来るのかを確認しに行ったのではないか」という話になり、「もし巨人がパ・リーグに行ったら」と言う仮定の話をしていました。それによると、巨人がパ・リーグに行った場合、セ・リーグ各球団は17億円の減収、パ・リーグ各球団は17億円の増収」なのだそうです。
つまり(極論すると)

  • 巨人以外のチームに集客能力も魅力もない。
と言う事なんですね。巨人と試合できるだけで客も入るし、テレビも放送してくれる。初めて知ったことじゃないですけれどね。何で今頃なんでしょうね。
「魅力ある球団作り」言うのは簡単ですが、それをどうやって作るかは難しい事です。本当に努力をしたのかどうかは疑問ですが、兎に角巨人以外(阪神も除外?)どの球団もそれに成功したとは言えない訳で、毎年巨額な赤字を計上している球団を手っ取り早く救うためには長期的な展望より短期でもいいからすぐに効果がある手を打ちたいとなれば、確かに1リーグにするのが手っ取り早いのかもと思いなおしました。
選手の立場から言えば、合併により人が余った結果、2軍落ち又は控えになってしまう選手、解雇される選手が出てくるのは必至で、更に放出された選手が他球団へ行ってレギュラー争奪戦をする訳で、「もしかして自分が?」と当落線上にいる選手には戦々恐々の日々でしょう。しかし、1リーグ制にはメリットがあると思います。でも、合併はどうでしょう。1リーグにするには12球団は多すぎるってことでしょうか。そうは思えないですけれどね。ああ、年間130試合としたら12球団では巨人戦が10試合程度しか組めなくなるってデメリットがあるんですね。それじゃあ増収は見込めないですよね。結局は試合数を出来るだけ減らさずに巨人と試合をするための合併ってことなんですね。じゃあ巨人だけ2チームに分けて、倍試合をしたら良いんじゃないですかね。それじゃ意味ないですか。
メリットがあるなら合併をしてリストラがあるのは止むを得無いかもしれません。私のような「今のプロ野球をつまらない」と思う者にとっては、これを機に面白い野球をするようになって欲しいと思ってしまいます。

選手会としては、近鉄とオリックス合併が承認されたら、ストを決行するのだそうですね。
会議の結果によってはストを決行する。ストをしたら損害賠償で訴える。そんな話が錯綜しています。ファンの声も「ストをしてでも合併反対」「折角チケットを取ったのに。試合して欲しい」など様々な意見があるようです。
でも、日本のプロ野球って、それぞれの選手が個人事業主ですよね。球団に雇われている従業員なら兎も角、個人事業主がストっておかしい表現じゃないですかね。個人事業主が球団とどんな契約をしているのでしょうね。会社と従業員なら組合があってスト権もあるでしょうけれど、個人事業主が球団と契約をしている状態ではスト権なんてあるはずが無いですから、契約不履行で選手が負ける可能性が大きいのではないかと思うのですが如何でしょう。
権利のあるストなら、「それはあなたの権利だからがんばって」と言えますけれど、これはどうなんでしょうね。微妙です。

それにしても、巨人戦があるかないかで17億円も収入に影響があると言う事は、たとえば「俺はヤクルトファンだ」と公言しているのに、試合は巨人戦しか見に行かないという人もいる訳で、(どうせ行くなら巨人戦って言うだけかもしれませんが)それは裏返せば「お前はヤクルトファンじゃなくて巨人ファンなんじゃないの?」と思えなくも無いと思うのですが...そんな隠れ巨人ファンが多いって事なんでしょうね。



補足

先の「1リーグ良いんじゃない?」を書いていて、何かもやもやしていたのですが、ふと思いつきました。
  • 巨人以外のチームに集客能力も魅力もない。
というのが極論過ぎるのかなと。しかし、しかしですよ、多分阪神や近鉄、中日などは地元のファンが多いでしょうね。そして今年から北海道に移転した日本ハムも、少なくとも今年は道民の関心を集めていますし、横浜ベイスターズは、一軍の人気はどうか知りませんが、独立採算制の2軍はかなりの集客能力を持っているようです。
どうしてそれだけの人気があるのに巨人がいないと成り立たないんでしょうね。それとも中日や阪神などは巨人が無くても黒字経営していけるだけの集客力があるのでしょうか。近鉄などは多くの人が球場に足を運ばないファンであった訳で、他の球団も同じような人が多いんじゃないでしょうか。巨人戦は客も来るしテレビ放送もあるから一生懸命やるけど、他の試合では選手層が薄いため面白くも無い試合をするという悪循環があるみたいで、それが原因なんですかね。

「魅力が無い」というのはいいすぎだと思いますが、地元に愛されるだけではなく、地元の人が球場に行きたくなるような球団にして欲しいと思います。


デジカメ(SANYO DSC-J4)修理

先日からデジカメがおかしい、修理に出さなければといい続けてきたのですが、今日購入したお店に行ってきました。

大体買ってから2週間位なら初期不良と言う事で新品と交換してもらえると思いますが、このSANYO DSC-J4は5月29日に買った物で既に3ヶ月が経過しています。ですから、当然ながら交換ではなく修理に出さなければならないと覚悟をしていたのですが、お店に持っていったら「今回は交換します」と新品に交換してくれました。こういう対応はうれしいですね。またこのお店で買おうって思っちゃいますもの。←単純な奴ですから


果たしてどうなる 野球

オーナー会議の結果がテレビでニュース速報として流れました。「プロ野球、来期はセ6球団、パ5球団、2リーグで実施」だそうです。果たしてニュース速報でやるほどの事ですか? いや、結構興味を持っている人が多いと言う事の表れなのでしょうね。

昨日、選手会会長の古田が、選手会としては近鉄とオリックスが合併しても、他に新規参入の球団を認めて12球団2リーグ制が維持されればストは回避する可能性があることを示唆しました。今回決まった事はこの条件を満たしていないと言う事は、やはりスト実施なのかな。

そして、2リーグのまま合併だけって言うのは、何か意味があるんでしょうか。球団を維持できないほど近鉄が赤字になっていたとしても、何も合併をする必要はないですよね。それこそライブドアなどの参入したい企業に身売りするでも、他球団がお金を出し合って援助しあえば良い訳ですから。今回は反対署名が120万人分集まったといいますし、下手に強行したらファンが離れると危惧した結果なのでしょうか。その可能性はかなり薄いと思いますが...今年は諦めたけど、来年には実施しようという準備と言う事なのでしょうか。


あぶさんに...

野球の話題が続いたのでついでにもう一つ。
野球漫画の「あぶさん」(作:水島新司)に登場できる権利が、漫画家による任意団体「マンガジャパン」(代表:水島新司)を通してYahoo!Auctionに出品されていました。開始価格は\1,000で、20〜30万円で落札されるものと想定していたのですが、6日までにのべ1000人以上の入札があり、入札価格が2001万8000円程になった為、その値段の異常さからオークションを中止したそうです。

私が野球漫画を嫌いになった一つの原因に「ドカベン」(作:水島新司)があります。出てくる主役級がみんなスーパーマンで、地方大会は全てパーフェクトゲームとか、打てばホームランだとか、まぁ余りにも極端すぎて見る気が失せる。そんな感じでげんなりし、それ以降この作者の漫画は見るのも嫌でした。が、会社で誰かが買ってくる漫画を見ている内に、あぶさんは結構面白いと思うようになりました。作者の野球好きはかなり有名ですし、プロ野球選手との親交も深いからこういうものが描けるんだろうなと思います。しかし、確かに全国誌の漫画に自分が登場できるというのはある意味魅力があると思います。が、私としてもその権利は最高でも20万円辺りが妥当だなと思う訳です。Yahoo!Auctionが無料の時代には1億円とかに吊り上げて楽しむという輩もたくさんいたようですが、果たしてこれはそういうものなんでしょうか。本当にそれに2000万円の価値を見出した人がいたんでしょうか。ちょっと興味ありますねぇ。

2004年09月07日(火) 野球の事 / ロールキャベツ

今までにも何度か書いてきましたが、読売新聞の勧誘に対して、私は「巨人軍がなくなったらね」と断ってきていたのですが、既に興味を失っている野球だけならまだしも、サッカーや他のスポーツにまで、ナベツネという視野の狭い前時代的な意見を権力をかさにごり押しするタワケモノが意見をするのを不愉快に思い(長い説明でごめんなさい)、最近は勢いで「ナベツネがいなくなったらね」とお断りをしていたわけです。先日、巨人のオーナーを辞任したとのニュースに小躍りした後、もしかして新聞の勧誘が「確か約束しましたよねー」なんて来たらどうしようと一瞬びびったのですが、よく考えれば読売新聞からも身を引いた訳じゃないので、びびる必要もなかったなとは思いましたけれど....

兎に角、これで多少はまともになるんじゃないかと思っていたんですけれど、なぜか先日ナベツネが「パ・リーグが合併して4球団になるなら、巨人がパ・リーグに行けば良い。セ・リーグには巨人がいらないらしいからな。」なんて話を記者に対して話して、巨人よパ・リーグに行かないでくれとセリーグのオーナーが泣きを入れる一幕があったようです。そして、巨人から「その話は、前オーナーの個人的発言だ」と説明があったとの事。

結局、プロ野球のオーナー達は「如何に魅力的な球団を作ってファンを増やすか」ではなく、「如何に巨人戦で儲けるか」程度しか考えられないボンクラだったって言う事なんですね。いや、今分かった訳じゃないです。何年も前から分かっていましたけれどね。それでもだらだら長い試合時間、真剣みの足りない選手....こんなのが「慣例」になっていたら、ファンが増えるはずもないですよね。警察や役所が不正手当て支給などを隠し続けたりする体質を改善できないのと一緒です。
ナベツネが「巨人がパ・リーグに行っても良い」と言った時点で「もうオーナーでもない人が何を言っているのか!それとも辞任とは形ばかりなのか」と一般の多くの人は思ったはずです。ところがこのボンクラどもはそれすらも分からず、「巨人がパ・リーグに行ってしまったら、明日からおまんま食いあげだぁ」と必死の懇願をするあたり滑稽としか言い様がありませんね。オリンピックがあったからかもしれませんが、8月はプロ野球中継は史上最低の視聴率だったそうです。
合併する事の是非は兎も角、オーナーがその意識を変えなければ、結局1リーグになろうが2リーグのままだろうが野球は衰退していくしかないでしょうね。


ロールキャベツ

昨夜、無性にロールキャベツが食べたくなりました。そんな訳で午前2時頃からロールキャベツを作っていたんです。実はその前日は無性にきのこシチューが食べたくなり、やはり午前2時頃から作っているのです。なぜ、そんな深夜に? それはね、その時間になると七人の小人さんが出てきて手伝ってくれるからなんですよ。居眠りしていてもいつの間にかできていると言うほど便利ではありませんが、日中に作るより作業がうまくはかどる感じがします。でも、小人さんは姿を見せてくれないので、あくまでも「気がする」だけなんですけれどね。


私が作ったシチューとロールキャベツ。LE CREUSETの鍋は重いのが難点ですが、一度熱が回ると冷めにくいのでシチュー作るのに最適です。
自作シチューとロールキャベツ


ロールキャベツを単独で撮って見ました。
ロールキャベツ

やはりカメラは壊れているようですね。画面四隅にケラレがありますし(上の写真はトリミングして隅をカットしてあります)、普通の丸い皿がここまでひずんでいるのはちょっと異常ですね。もともと起動時間が0.8秒と謳っていたものが、今現在かなり遅い気がしますので早めに修理に出すのが良さそうです。

2004年09月06日(月) なぜそんなことをしたのか

大阪方面での地震、大丈夫でしょうか。かなりたてゆれのする地震らしいですけれど、これ以上被害が大きくならない事を祈っております。一応防災用品の点検はしておいてくださいね。



北オセチア共和国での学童人質事件が、かなり悲惨な結果での解決となってしまったようです。未だ情報が入り乱れて信憑性のある情報に辿り着けないのですが、果たしてゲリラたちは何が目的だったのでしょう。子供を人質にとって世界征服をたくらむのは仮面ライダーの世界だけで十分です。学童を人質にして、更に殺すと言う事では、どんな社会からも肯定はされないと思われますし、世論がゲリラ側に不利となれば、「ゲリラの不法な要求に屈しない」と強行突破される危険性は大きい訳ですから、単なる自殺行為にしかならないように思えてしまうのです。しかし、学童を巻き添えにする意味が分からない。

今回かなりの被害者が出ました。でも、各国のジャーナリストはそれは正しい対応だったと報じているようです。もっとスマートな救出の仕方もあったと言う人もいるかもしれませんが、差し入れなどの接触を頑なに拒んだ犯人を説得する機会がなかったのですから、真っ当な判断でしょうね。
何が銃撃戦の口火を切ったのか、銃撃で死んだ子供はどれだけいたのか、様々な事がまだまだ錯綜する情報の彼方にあり分からない事だらけですが、それがわかったからと言って、亡くなった人の命が戻ってくる訳でもなく、虚しくはあるのですが、それでも事実が解明されて欲しい気持ち、そしてゲリラとは、戦争を越すだけの国力のない国や民族の最後の自決的手段であって欲しい(一部狂信者の短絡的マスターベーションではなく)。その行動には筋が通っていて欲しいと思う次第です。
ゲリラはいけない。悪い事だ。というのは分かります。しかし、アメリカやロシアを相手に少数民族や小さな国が何かを主張しようとした時に、その武力の差からゲリラに走らざるを得ないというのも事実であり、それが悪い事と一概に片付けてはいけないと言う気持ちもあります。今回のように子供を人質にとるのは論外ですがね。そういう気持ちがあるだけに、今回の動機や目的をはっきりして欲しいという気持ちがあるのです。

2004年09月05日(日)

今日もジムへ行ってきたのですけれど、外は雨。行くのが鬱陶しかったです。
雨自体はそんなに嫌いじゃないのですけれど、何が鬱陶しいって、ジムの駐車場とジムの間にショッピングモールがあるのですが、そのショッピングモールの床面につるつるのタイルが敷き詰められていて、雨の日にはとてもよく滑るのです。私の履いている靴も結構履き古していて、底がつるつるなのも悪いとは思いますが、ショッピングモールと言う人を集めるのが商売の場所で、単にきれいだからと言う理由だけでタイルを決めてしまうその甘さがこのショッピングモール自体がそんなに儲かっているように見えない最大の理由なのではないかなと思えるのです。いや、このショッピングモールだけではないですよね。大きなデパートや駅などの施設でも雨になると床がつるつる滑る所は沢山あります。

機能美とは、性能を突き詰めていった先に、贅肉をそぎ落とした結果、自然に現れる美しさだと思っています。

果たして、美しいけれど、つるつる滑る素材を床面にふんだんに使った、見た目は美しい建物、施設は本当に美しいものなのでしょうか。店、施設としての「機能美」はどんな天候でも、老若男女を問わず快適に利用できる設備であるべきではないですか。この床面は「美」と言う言葉にふさわしいでしょうか。店、施設としての機能を満足しているでしょうか。
私にはデザイナー又は店側の自己満足的マスターベーションにしか思えません。機能美を伴わない建物、施設はとても迷惑な話しだなぁと雨の度に憤慨している次第です。

2004年09月04日(土) 時計

米国立標準技術研究所(NIST)は、指先にのるほどの大きさのセシウム原子時計を開発したそうです。
現状での大きさは1立方センチほどと言う事ですが、まだまだ小型化される可能性はあるのでしょうね。世界の標準時間を刻むセシウム原子時計は2000万年に1秒の誤差といわれる精度ですが、さすがにこの大きさのものは精度が悪く300年に1秒の誤差だそうです。

先日テレビで、「どれくらい時間がずれていたら気になるか」というアンケートをしていました。私の周りにはなぜか鉄道オタクが多く、得てして鉄道オタクの人は時間に厳しい傾向にあります。時間通りに運行したいと言う事なんでしょうね。折角年差数秒のグランドセイコーを持っているのに、1秒狂っただけで、いや、時報と同時に秒針が動かなかったからと「時間が狂っている」なんていって時刻合わせをする人までいますからね。
で、テレビのアンケートの結果、平均は5分。5分くらいまでならずれていても問題ないのだそうです。まぁ、アンケートをとったのが東京だと思いますから、地方と違って列車も数分に一本あるし、時間にルーズでも困ることがないという状態なのだと思いますが。
私も、時間にはそんなに神経質ではありません。まぁ客先に行く時には絶対に遅刻したくないとは思いますけれど、そういう時は余裕を持ちすぎる形で行きますから、時計なんて数分狂っていたところで何の問題もないですね。つい最近まで20年以上私の腕時計の主役だったCITIZENのLEOPARDはカタログ上は月差10秒位の時計なんですが、電池交換した時に時間を合わせたら、後は次の電池交換までいじる事は殆どありませんでした。その結果最後の方は数分ずれていたようですが、まったく気にしませんでしたね。そして今、私の腕にはまっているSEIKOはゼンマイ時計ですから日差何秒の世界です。ですから、誤差なんて気にする気にもなりません。でも、ゼンマイ時計とは言え、SBGW005の9S54キャリバーは結構正確ですけれどね。
理詰めの人は「正確な時計があるのになんで不正確な時計を買うの?」とゼンマイ時計を買った私に詰め寄ってきます。私もそれを理詰めで説明する事は出来ません。単に毎日ぜんまいを巻くのが楽しいから。毎日面倒を見るのが楽しいから。それしかないんですよね。そして、世の中の常識がセシウムの刻む時刻だとしても、個人個人にはその人ごとの誤差がある時計を持っていると言うのは、人と人の交わり、世の条理不条理が納められているんですよね。私はそんな風に思って時計を眺めています。そこに狂う時計の面白さがあるんですよ。

今でも電波時計が誤差がない事を謳っています。まぁ電波の状態が悪いところでは月差15秒の時計になってしまうのですが、通常の生活をするにおいては、一ヶ月も電波を受信できないところにいると言う事はないでしょうけれど、海外に頻繁に行くような人は、電波時計は役に立たないのかもしれません。そういう意味では何もしなくても300年に1秒と言う誤差のセシウム時計の方が実用度は高いように思います。大体、うちにも電波時計はあるのですけれど、鉄筋住宅だと電波の状態が悪いようですし、何よりもこちらは時報の「ぴっぴっぴっぽーん」でぴったりになるのを見たいのに、あやつめはその「ぽーん」で時刻合わせを開始するんですよね。それがかったるいと言うかいらいらすると言うか腹立たしい限りですから、正確な時刻を刻む時計を一つ買うとしたら、私はセシウムに一票をあげたいと思う次第です。今の電波時計でもそうですが、太陽電池と組み合わせたり、自動巻き発電と組み合わせたりして、電池交換のいらない半永久的に動くような時計がある訳ですから、これにセシウムが組み合わされたら本当に死ぬまで一度も時刻合わせをする必要のない時計が生まれるんでしょうね。それを望む人もいるでしょうけれど、理詰めだけで面白みがないと思う人もいるんです。人の好みってそういうものですよね。もし一つしか正解がなかったら、物凄くつまらないと思いますもの。

2004年09月03日(金) 責任はどう取るの? / 不慣れですみません

昨年7月、乗用車から現金やキャッシュカードが盗まれる事件があったのですが、その現場検証の際、警察が指紋を採取し忘れるという操作ミスを犯していた事が分かりました。
この被害者は盗まれたカードや預金含め435万円を引き出されており、まぁ「カードを車に残しておかなければ」「指紋を採取したら犯人が捕まったとは限らない」「カード被害の支配義務はないだろう」等とは思えますけれど、それでもその処理のいい加減さ、後始末の無責任さに腹立たしい思いをするのは変わらないですね。

私自身も警察には'02.01.19に「理不尽な警察官」でも書いたように、かなり不信感があります。実は、大きな怪我はなかったのですが当て逃げをされた事があります。狭い路地に工場があり、そこから搬入・出をするためにトラックが止まっているところを私が通り過ぎようとしたら、向こうから軽トラックが走ってきました。私とトラックの間に車が安全に通り過ぎる隙間はありません。しかしその車は殆ど減速をすることもなく突っ込んできて、私の左手に当たったんです。その痛さにうずくまっていたら、ぶつかった音で気付いたのか、その車は止まってはいるのですが、下りてこようとはしませんでした。立ち上がって、そちらに一歩近付いたら慌てて逃げていきました。私はナンバーを覚えて警察に電話をし、ナンバーと三菱の軽ワンボックス、色は薄紫である事を伝えたのですが、数日後に警察からきた連絡は「該当車両はありませんでした」というものでした。デジカメでも持っていれば良かったのかと残念に思い、腕の怪我は自費で治療し、諦めかかけたある日、事故現場のすぐ横にその車が止まっているのを見つけたのです。なんじゃ?と思い警察に連絡をしたところ返ってきた答えは、最初は「普通乗用車と間違えて検索したから見つからなかった」という訳です。「三菱の軽ワンボックス。色は薄紫。そこまで伝えたよね?」と言ったら次に返ってきた答えは「実はそこの家族には数年前に泥棒が入ってね。かなり神経質な人たちなんでそっとしておいてやってくれないか」というものでした。「は?」と思いませんか。
そんな事もあって、私はとても警察には不信を持っているのです。彼らに二種類が存在していて、片方は「一生懸命やる気に満ちた人」、片方は「やる気がない給料泥棒」。これはどこへ行ってもある現象ですよね。一生懸命やる人は、一生懸命やりたいけれど法律の壁や矛盾した要望などのジレンマで苦悩していると思われます。そしてこちらの派閥は多分かなり少なく、絶滅危惧種だと思われます。
私の事件でもそうですが、警察が失敗してしまった事で発生した被害は誰が蒙るのでしょう。私の当て逃げ事件も、起訴はしたので地方裁判所で裁判は行われたらしいのですが、犯人の人権保護か何かでいつどこで行われ、どのような判決が下ったのかは一切私に伝わりませんでした。20万円した革ジャンは誰も弁償してくれず、怪我の治療費も自賠責保険からでもでるかと思ったのですが、警察があやふやに逃げ回って事故証明さえくれず、何も請求しないうちに、保険会社から「示談書」のみが送られてくる始末。もちろんサインはしていませんけれどね。

「警察にミスがあった場合、被害金額は警察が弁償する」こんな規則が出来たら、警察はもっと真剣にやるでしょうか。
警察だって人間だからミスもあるだろうし、結果論で「ああすればよかった。でも、警察はそう動かなかった」なんて事はいくらでもあると思います。そして、それを責めるのは愚かだと思います。しかし、今回のニュースのような、ルーチンワークとして行うべき基本的なことや私の事故のように被害者から届けがあるのに、個人的な感情から相手をかばって初期操作をわざと間違うなどと言う事があるのは如何でしょう。それはとても愚かな事なのだと思います。

責任者である副所長が「今後は二度と起きないよう注意します」と決まり文句を言って頭を下げたそうですが、二度と起きないようにするのは当然で、それより、今回の事件についてどう責任を取るんだよ。と私は声を大にして言いたい気持ちで一杯です。「ごめんなさい」でおしまいですか。


不慣れですみません

先日、テキスト庵に「Lunatic'sむにゃむにゃ」も登録したのですが、今日早速、IDをミスして報告をしてしまいました。日記才人なら一旦確認があるので間違いにも気付きやすいですが、テキスト庵は確認がないですからねぇ....でも、私はシンプルなテキスト庵が好きです。

何が言いたいかと言うと、時々間違えて「むにゃむにゃ」の更新報告をこちらの方でしてしまうかもしれません。間違いに気が付いたらサブタイトルを空白にしますので、これを見て見に来てくれたのに更新されていなかったら、又はサブタイトルが空白だったら「むにゃむにゃ」を更新したんだと思っていただければ幸いです。空更新報告じゃありませんからね。と言う事でした。

2004年09月02日(木) デジカメの事(加筆、写真追加)

一部友人からは呆れられていますが、結構な勢いでデジカメを買い換えています。

初めて買ったのは'96.05のKodak DC-20でした。

箱だけ残っていました Kodak DC-20

3万円程度の値段だったと記憶しています。まだ高額なデジタルカメラの中で一番安いものでした。兎に角使い物になるかどうか分からないから、高いものを買うのはやめようなんて思って買ったんですけれど、外部記憶媒体は使えなくて、内蔵メモリでとれるのが標準画像で16枚。高画質で8枚(493×373)程度だったんです。多分CMOSの5万画素くらいじゃないですかね。この当時はMacintoshのPowerBook550cにちまちま取り込んで使っていたように思います。
画像がありますので掲載して見ますね。
これはどこでしょう? -1-

これはどこでしょう? -2-

色もずれているし、のっぺりしていますよね。でも、当時としてはまぁこんなもんだったわけですよ。あ、因みにこれが原寸です。ところでこの二つの写真はどこか分かりますか?ヒントは北海道です。分かった人は偉い。答えは一番下に書いておきますね。

それから
'98.06.09 FUJIFILM FinePix700
'98.02.?? SANYO DCS-X100
'99.04.05 Nikon CoolPis800
'02.01.29 Nikon CoolPix5000
'02.06.21 CASIO EXILIM(EX-S1)
'02.12.28 CASIO EXILIM(EX-S2)
'03.11.23 Panasonic FZ10
'03.12.11 MINOLTA DimageG400
'03.12.20 Nikon CoolPix3700
'04.04.03 Nikon D70
'04.05.29 SANYO DSC-J4
と、アホちゃうかと言う感じで買い換えているのです。DimageG400に至っては一週間くらいでオークション出品です。まぁ、半額くらいからスタートしたにもかかわらず、殆ど損をしない程度の値段まで上がってくれたのが救いでしたが。

今現在手元に残っているデジカメは、NikonのCoolPix800(200万画素)とSANYO DSC-J4(400漫画素)、そしてNikon D70(600万画素)の3台です。
特に昨年後半から、これだけ熟成した(?)市場だからとコンパクトカメラにあれこれ性能を求めて買い替えをしてみたのですが、ここまで阿呆な買い方をして分かった事は、「コンパクトカメラは単純で良い」と言う事でした。確かにマニュアルでフォーカスや絞り、シャッタースピードを指定したり、測光も平均、スポットなどを切り替えられたら凄くきれいな写真を撮れるでしょう。しかし、私にとって便利なコンパクトカメラって言うのは、「胸ポケットに気軽に入れて気軽に取れること」なんですよね。まぁ、D70が後ろに控えているからというのもあるからなんですけれどね。そのために「小さく薄いこと」「起動時間が早いこと」「電池寿命がそれなりに長いこと」「シャッターの反応速度が速いこと」「ストレスなく撮れること」というのが条件になるんです。
今使っているD70は「手軽なコンパクト」デジカメではありませんから論外ですが、CoolPix800はこの条件を殆ど満たしているんですが、大きさについては満たされていません。SANYOのDSC-J4はより多くの条件を満たしていますが、「ストレスなく」を満たしていません。普段は早いのですが、迷ったようにフォーカスが決まらない時が度々あるんですよ。

先日もデジカメを買うとしたらどれが良い?と相談を受けて話をしてきたのですが、人それぞれ使い方が違いますので、どんなに優れた性能を持ったカメラでも、万人に満点ということはありません。そのカメラがメインなのかサブなのかでも変わってきますし、使う状況によって、何を撮りたいかでも違ってきますよね。
それを踏まえて、私の場合一番良かったのはEXILIM(EX-S2)だったように思います。パンフォーカス(固定焦点)でどこにでもピントが合う(逆に言えばどこにも合わないのですが)、起動時間が早いので、思い立ったら構えて構図を合わせてシャッターを押す操作が連続で行え、それなりのものが撮れる。そんな感じでした。実際に撮った写真を見ても撮った枚数が一番多いのもEXILIMですし、秀でて凄い写真がある訳ではありませんが、他のカメラじゃこれは写せなかっただろうなと思える構図の写真が多いのもEXILIMでした。

そのEXILIMに新しい「EX-S100」が9月25日にデビューするみたいです。S1、S2と殆ど変わらないサイズに沈胴式のレンズを納めています。なにやら新開発の透過性セラミックレンズを採用したとかで話題性は高かったのですが、他所で試作品をテストした写真を見ましたが、かなり画像が悪いので期待でした。EXILIMの「S30、S40」というシリーズはそれなりに安定しているみたいですが、この厚さならEXILIMである必要はないって私は思うんです。私の条件に合いそうなもう一つのカメラ、Panasonicの「FX7」は見た瞬間「買う」と思ったんです。でも、かなり動作がのろくなったのと、電池が100枚撮れるかどうか程度しか持たないそうでそれがネックですね。ただ、充電器がかなり小さくて持ち運びに便利と言う事でごまかされても良いかなぁと思うんですけれどね。
あ、こんな書き方をすると「また買うの?」って感じですが、買いませんよ。ええ、買いません。ただ、買うとしたらどうかなって思ったのと、やっぱりEXILIMは良いなぁと思った次第です。

写真の答え 一枚目「相生駅跡(もしかして、今は道の駅になっている?)」二枚目「オコタンペ湖」でした。
正解だったでしょうか。簡単な問題ですみません。

2004年09月01日(水) 無理は禁物 / あせった事

描きたい気持ちが溜まって作った「Lunaticの絵心」でしたが、母の死などを言い訳にしていたら長期更新なしと言う事で削除されてしまいました。その後一度新たに作ったのですが、そちらもスランプに悩んでいる間に削除されてしまったんです。
コンスタントに絵を描くって難しいですねぇ。いや、私に才能がないから特にそう思うんですが....
兎に角単独だと長期未更新なんて事になりそうなので、「lunatic'sむにゃむにゃ」の中の1つのカテゴリとして復活させました。昨年11月から今年1月の分は復活させてありますが、文章と絵が別々に保存されていたので、もしかしたら絵と文があっていないものがあるかもしれません。見つけたらこっそり教えていただけると助かります。
今度は削除されないとは思いますが、まぁ忘れられないようにがんばってみます。



ジムでの運動は数種類の機械を使ったトレーニングを数セットこなすというものです。先日のトレーニングでどうせ2回やるのだからと背筋を鍛える運動を2セット分連続して行ったら、どうも背筋を痛めてしまったようです。1セット15回として、20回を越える頃からちょっと辛いぞとは思っていたんですよね。やはり、間に他の運動を入れるのと連続でやるのでは全く意味合いが違ってくるんですね。自分の体を張って、そんなことを勉強する前に、頭を使ってそれくらいを理解できるようになりたいものですが....一応今日もこれからジムでトレーニングをしてきますが、無理はしない方が良い事を身にしみて分かりましたので、今日は軽く流してくるつもりです。本当はプールでのんびりしたいんだけど、今の時間は多分子供のスイミング教室になっているんだろうなぁ。その後で入ってこようかな。


あせった事

何気なくテレビを見ていたらそんな話だったので、ジムに行く前に書いてしまえと思ってしまったのです。

あせったと言う事を、日常の中でと言う事にしたら、私が今までに一番あせったのは....
高校2年のある日、私が歩いているとかすかな声で私を呼ぶ声が聞こえました。振り返ってみるとはるかかなたに友人の姿が見えたんです。何か用事があるらしく一生懸命駆け寄ってきていたんです。私は彼に「お前の存在に気付いたから、走らなくて良いからゆっくり来い」というつもりで友人に向かって手を振り上げたんですよ。
そしたらタクシーが方向指示を出してこちらに寄って来るじゃありませんか。
(え、私は関係ないよ....でも、手を挙げるのはタクシーを止める合図か。違うって言えば許してくれるかな。それとも初乗り料金請求されたらどうしよう←タクシーなんか乗ったことないから分かってない)
この場から奪取して逃げる。石を持って運転手に殴りかかる。友達のせいにする。様々な良いわけが走馬灯のように駆け巡りました。その時はお金を持ち合わせていなかったので、何気ない振りをしてタクシーに乗るという選択肢はなかったんです。(あーどうしよう。明日から前科一犯になっちゃうんだ) 悩みましたとも。でも、この間多分2秒くらいですね。
焦って苦悩する私を尻目に、私の手前で止まったそのタクシーは、中からおばあさんをおろして、何事もなく走り去っていきましたとさ。

お粗末



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