2008年07月31日(木)
下半期も健在
疲れと夏バテがいっぺんに押し寄せ、昨日は急遽休みを取り一日中寝たり起きたり。
日中の殆どをぐったり寝ていたのに、夜もちゃんと眠れたことに驚いた。
そんな訳で心身ともにあまり健康とはいいがたい状況だが、こんな時でも私の笑福亭鶴瓶に関する運は相変わらず最強で、「日曜日のそれ」で行なっていた10月の独演会先行予約抽選にばっちりと当選し、楽日のチケットを確保出来た。
当選のお知らせの電話があったのが仕事中だったので、宇木マネージャーと直接お話できるチャンスを逃したのは残念だったが、それにしても何だろう、この運の良さ。
しかし、私が持つ全ての幸運は笑福亭鶴瓶関連に注がれ、鶴瓶さん以外で良いことはさっぱりこの先起きないような気がして、軽い危機感。
とかなんとか言っていたら、@ぴあから9月の神保町花月(「本当の嘘」)楽日プレリザーブ当選メールを受信。
そういえば前作を全く見てないけれども8月公演も楽日チケットを取ってたんだった。
鶴瓶さん関連以外にも運はあった。
ちなみに笑福亭鶴瓶落語会ももうすぐプレリザーブ開始。
贅沢者だが、喬太郎さんと市馬さんの日も行きたい…。
「古本道場」(角田光代・岡崎武志/ポプラ社文庫)を購入。
渋谷とか田園調布にも古本屋があるとは知らなかった。
考えてみれば、東京に来て5年になるが、田園調布って一回も行ったことない。
この本を持って古書店巡りするのも楽しいかも。
九州にいた頃、東京に遊びに行くと親戚や友達から「どこ行きたい?お台場?ディズニーランド?渋谷?新宿?横浜?」と訊ねられたので「神田神保町!」と勢い良く答えたら、(は?)という顔をよくされた。
あんなに新刊書店と古書店が軒を連ねる街は、私にとってかなりのアミューズメント。
明日は時間があったら京王百貨店の古本市に寄ろう。
8月はサンシャイン、池袋西武、東急東横と、大規模な古本市が行なわれるので楽しみ。
2008年07月27日(日)
レコーダー27時間フル稼働
面白いことが起きそうな気がして、HDDレコーダーの中身を整理し、フジの27時間テレビ録画に備えてしまった。
鶴瓶さんがいつ出るのか分からないから、という理由も大きいけれど。
結果的に鶴瓶さんはさんまさんが「恋のから騒ぎ」と被って出られない土曜23時から大竹しのぶさんと共に1時間ほど出演。
お孫さん誕生という嬉しい報告もあった。
最近、鶴瓶さんの髪が伸び散らかしているのが気になっていたが、映画撮影のためだとか。
そういえば、友達に「最近、鶴瓶さん、髪伸びてんだよね〜」と言ったら、「鶴瓶の髪の毛って伸びることあるの?」と真顔で返された。
生きてるんだから伸びるわ。
私は「ひょうきん族」をCSではなく地上波リアルタイムで見ていた世代だが、幼児の頃、たけしさんに恐さを感じていたことを覚えている。
たけちゃんマンの格好は正義の味方の筈なのに、さんまさん扮する敵キャラをボコボコに叩きのめしたりととにかく無茶苦茶で、生まれて4〜5年しか世の中を知らない人間には理解不可能な言動と行動ばかりだった。
あの頃のたけしさんがいる…と思わずにいられなかった27日20時からのコーナー。
世界のキタノは凄いや。
よその国にはあんな芸人兼映画監督はいないだろうな。
今田さんが怪我をしていないことを祈りたい。
うちの母はドリフの笑いが合わない人だったので、私もドリフ関連の番組は殆ど見ていない。
だから「ひょうきん族」を見ていたのだろうけど、裏番組の「8時だヨ!全員集合」に関する思い出が一切無いことがずっと不思議だったのだが、Wikipediaを信じれば、1984年4月まで長崎にはネットされていなかったらしい。
「8時だヨ!全員集合」を見れる地域から長崎に引っ越してきた人は唖然とするしかなかったろうなぁ。
チョップリン・小林さんは、D関base予選の決勝まで行けたものの、本選には行けなかったそう。
ハチミツさんは決勝に行けるそうだし、今年のD関予選にエントリーなさったお気に入り芸人はどの人も好成績で嬉しい限り。
「東京かわら版」8月号を買い、(きゃぁ〜、鶴瓶さ〜ん)と浮かれながら読む。
このインタビューを受けた時点では本当の独演会にする予定だったみたい。 鶴瓶さんが参考にした「たちぎれ線香」の型(三代目春風亭柳好師と桂小文治師)が分かり、嬉しい。
“あらゆるジャンルのエンターテイメントを押し除けて「落語を聴きに行こう」と思ってもらえるようにならなあかんと思います”は、去年の「らくだブログ」にも書いてあった。
闘う落語家。
鶴瓶さんもロックだ。
2008年07月24日(木)
かなわぬことなどない
不遜な感じだが、そう思わずにはいられなかった7月24日。
ギリギリだがチケットは確保出来、仕事も忙しさの丁度狭間で、何の支障もなかったので、久しぶりにチハラトークへ行って来た。
開演早々、せいじさんは21日の大銀座落語祭でジュニア氏がやった落語を大絶賛。
意外だったが、当日は客席から弟の落語を見ていたそう。
そして、兄弟でこんなこと言うのは気持ち悪いけどもな、と前置きしつつ、その日の出演者がやった落語で(もう一度見たいわぁ)と思う落語をしたのは、自分の中ではジュニアとアンガールズの田中やったわ、と。
だからもう一度ここでやれ、ここにおる人らにも見てもらえ、と。
ジュニア氏が出る落語会とほぼ同時刻に新橋演舞場で鶴瓶さんが出る落語会が組み込まれていて、今の私は“何はさておき副会長”なので新橋演舞場を選んだのだが、ジュニア氏の演目は「死神」で、小朝師のブログを見たら談春さんも絶賛する出来だったとあったので、(あー、見たかったなぁ)と残念に思っていた矢先だけに、(お兄ちゃん、グッジョブ!)と拍手を送った。
「座布団ないのに!?」とか「やり終えたらもうすっかり記憶から抜けてもうたから、出来へんよ」と、はぐらかそうとするジュニア氏だったが、不可能はどんな手を使っても可能にする男・千原せいじには、弟の抗議は空調の音程度にしか聞こえないらしく、「浩史!」といつまでもぐだぐだ言う弟をたしなめると、裏方が調達してきたクッション+自分が見つけた滑り止め付き足拭きマットを舞台中央にセッティングして臨時高座をあっという間に誂える。
自分はちょうど空いていた客席に座って、客目線で鑑賞することに。
何でやねん、とぼやきつつも袖にハケるジュニア氏。
絶対に見れるわけが無いと思っていた千原ジュニアによる「死神」。
(笑いの神様からの誕生日プレゼントだわ。ってゆーか、そうとしか思いたくない)と都合よく解釈すると、3階席から身を乗り出して落語鑑賞モードに入った。
小朝師がジュニア氏に「死神」を薦めたのは、「死神はサゲ(オチ)が10通りぐらいあるんです。それから選んで良いし、ジュニアさんが自分で新しいオチを決めても良いんですよ」という理由から。
だから「鶴瓶板・死神」のように設定そのものを覆すようなこともアリなのである。
「死神」のサゲは、“命を表すろうそくの火が消える”ことだが、誰が火を消すのか、そしてどのように消すのか、で色々なパターンがある。
ジュニア氏のサゲは(あっ、こういうパターンもあるのか!)とパーンと気持ち良くハマるもので、千原ジュニア独自の切り口だった。
小朝師や談春師のコメントはリップサービスでは決して無いことが実感できた。
鶴瓶さんを通じて落語の面白さに気づいて早2年近くになるが、もし鶴瓶さんの面白さに気づいていなかったら、今日の「千原ジュニア版・死神」で落語に興味を持ったかもしれない。
今日は何度かジュニア氏の口から「鶴瓶師匠」という言葉が出てきて、その度に(きゃぁ〜)と乙女のテンションになった。
世界のナベアツは3が付く数字と3の倍数をいう時にアホになるが、私は鶴瓶という単語を見たり聞いたりすると乙女になる。
時々、土瓶とか花瓶とかにも誤反応するけど。
ただ、「鶴瓶師匠は落語を始めてから円形脱毛症にならはったんやで」とジュニア氏が言ったら、客席から何故か笑いが起こった。
ケータイの待ち受けをウケ狙いでもなんでもなく、リスペクトの意を込めて高座中の鶴瓶さんにしている私は
(笑うとこと違う!すぐ脱ぐおっさんのくせに何を悩むのか、と思ってるなら大間違いだーっ!それぐらい真剣に落語に挑んでる鶴瓶さんを気安く笑うなーっ!)と、怒りは収まらず。
「噺の難しさに応じて円形が大きくなったり小さくなったりしたんやて。そんなもんなんや。それぐらい悩むもんやねん」というジュニア氏のフォローに救われる。
落語で随分時間を取ったので、二人のトークは若干少なめだったが、最後あたりにジュニア氏が話した都市伝説は半端なく怖かった。
私は霊とかスピリチュアルとか宗教とか一切信じないので、霊感があるとか霊体験話とかは、話半分にも聞かないのだが、この都市伝説は核心部分を聞いた瞬間、絵に描いたように全身鳥肌が立った。
おとなしすぎる千原兄弟のクランケ達でさえ、一斉に悲鳴を上げずにいられなかったほど。
ゲストはブラマヨ。
非常に私は好きなコンビだったのだが、杉竜の女性関係のサイテーっぷりは残念を通り越してどん引き。
今まで聞いたことがある芸人の最低エピソードの中では、2位以下にダブルスコア以上の点数をつけて圧勝。不動の一位だ。
ブラマヨ二人の素のエピソードまで興味ないので初めて聞く話だったが、ブラマヨのファンの間では有名なエピソードなのだろうか。
千原せいじがプロヤカラモードに入ったほどのサイテーっぷり。
いくら杉竜がサイテーでも、ブラマヨまで嫌いになるような時期はとうの昔に卒業しておいて良かった。
私と同じカニ・エビ・動物の毛アレルギーのよっさんに親近感は抱いたけど。
落語会に出かけた友達から、「東京かわら版8月号」は鶴瓶さんが表紙&特集と報告メールが届き、杉竜への腹立ちモードが急速に氷解し、(鶴瓶さーん!)と乙女モード復活。
去年のらくだツアーで取り上げてもらえなかったから、この雑誌で鶴瓶さん特集が組まれることはないな、と思い込んでいただけに、嬉しい予想外。
日本で唯一の寄席演芸専門情報誌なので、この雑誌に載せてもらえると、高座の鶴瓶さんは、“テレビの片手間に寄席出演”ではなく、“テレビにも出てるし寄席にも出ている人”と認めてもらえている気がして凄く嬉しい。
上方落語協会副会長なのに“認めてもらえている”というのも変な気がするが。
2008年07月21日(月)
道路を挟んで「死神」
大銀座落語祭も本当の意味で今日が最終日。
時事通信ホールのお昼の部(桂雀三郎の「らくだ」を聴く会)と新橋演舞場のフィナーレを見に行く。
『桂雀三郎の「らくだ」を聴く会』は落語会に行くのは初めての友達と一緒だったので楽しんでもらえるかどうか不安だったが
桂ちょうば「平林」、桂雀五郎「手水廻し」、笑福亭鶴瓶「青木先生」
と分かりやすい噺ばかりだったし、雀三郎さんの「らくだ」も雀三郎さんのニンがよく出ていて、どこか飄々とした空気漂うものだった。
友達もよく笑っていたのでホッとした。
ちなみに時事通信ホールのこの部では鶴瓶さんの団扇は品切れとのことで見つからず。
鶴瓶さんの団扇を欲しいというお客さんが事務局に尋ねててはがっかりする光景を何度も見かけた。
初日のあの大盤振る舞いは何だったのやら。
新橋演舞場のフィナーレは三枝さんと鶴瓶さんの二人会から見た。
三遊亭金時「紙屑屋」笑福亭鶴瓶「死神」ときて、仲入り後は柳家花録「不動坊」桂三枝「誕生日」という演目。
奇しくも道路を渡った向こうにある時事通信ホールでは千原ジュニア氏も「死神」をやっていた。
見に行った人のブログを見たら、ジュニア氏の「死神」も結構ハマっていて面白かったみたい。
鶴瓶さんは昨年の東西落語研鑽会で「死神」を卸した時、二段オチの一つ目で跳ね太鼓を打たれてしまって納得行くものが見せられなかったので、そのリベンジとのこと。
先月の三鷹で見たときに比べると、サゲに若干ブラックさが入っていたが、昨年のそごう劇場で見た「死神」が今のところ一番しっくり来る。
ぽつりとサゲを言いながらにやりと笑うのだけど、その表情は今思い出してもぞくっとする。
エンディングは六人の会が勢ぞろい。
初めて六人の会のフルメンバーを見た。
実際に行けたのは去年と今年の2回だけだったとはいえ、凄い人達が作る凄いイベントに行けたのだと実感した。
凄く幸運だったと思う。
三本締めをしながら、(ありがとうございました)と心中呟いた。
2008年07月20日(日)
何もしないでも満身創痍
水曜日から腰痛に悩まされていたが、今日は反対側の腰に違和感を覚えたので行きつけのカイロプラティックで診てもらう。
施術後。
「せりさーん。背筋ガタガタだよ。身体支えきれて無いもん。そりゃ腰にも来るよ」
と、恐ろしい指摘が。
もしかして、今、普通に立って歩いてるのは凄く奇跡に近いのか?
歯茎のケアさえ怠らなければ、8020(80歳でも自分の歯が20本)なんて目じゃないと歯医者には言われていたが、背筋がダメならかなり支障がある未来は目に見えて明らか。
とりあえず、1時間ごとに背筋伸ばす運動してね、といわれたので即実行を決意。
明日は大銀座落語祭最終日。
一体新橋演舞場とよみうりホールのどちらがグランドフィナーレなんだろうか。
10月の鶴瓶さんの独演会はゲストが出るとのことで、そのメンバーが発表された。
鶴瓶さん一人が出る会でも大変なのに、ゲストが出るとなるとそのゲストのファンともチケット争奪かぁ…と若干へこむ。
しかも1日:柳家喬太郎師、2日:林家たい平師、3日:笑福亭三喬師、4日(昼):柳家三三師、(夜):柳亭市馬師、5日:三遊亭白鳥師、って誰がどう考えても人気者ばかりじゃないか。
1日のキョンキョンと4日は昼夜とも見たいなぁ…。
どこかに談春師が入るかと期待してたけどもそれはないか。
あぁ、チケット争奪の激しさが今から目に浮かぶ。
2008年07月19日(土)
立ち見で始まる三十代
某新聞社の優待券を使い、2年ぶりにルミネtheよしもと通常公演(1回目)を見に行く。
前売完売なので立ち見だったが、立ち見用スペースの手すりにもたれていたら横に激しく揺れ出し、手すりを誰か揺らしてるのかと思ったら震度3の横揺れだったことが後に判明。
短時間だったが船酔いしそうなほど激しい横揺れだった。
所用のためネタ組しか見れなかったが、今日の出演者は、NON STYLE→渡辺直美→ハリガネロック→若井おさむ→どんぴしゃ→レギュラー→2丁拳銃→ショウショウ、の順。
2丁拳銃がトリじゃなかったらこの人達がトリだろうなぁと思っていたハリガネロックが3組目と中途半端なところで出て来たので少々びっくり。
ハリガネの漫才を見たのも2年ぶりと随分久しぶりだったが、“ロック”とは言い難くなってるかなぁ…というのが正直な感想。
笑いにすると不謹慎な事件が多いとはいえ、この2年間で色んなことが起きたのに、時事ネタ系のボケが2年前から変わってなかったことには、少々へこんだ。
ニュースや流行ものをいち早くネタに取り込んで笑いに変えるところを見てきたので、もどかしさを覚えた10分間だった。
東京進出したどんぴしゃがルミネでちゃんとウケていたことにホッとした。
2丁拳銃は、「百式2008」から絵描き歌、昔話、寿司屋の漫才。
個人的に寿司屋のネタは「百式2008」で見た時は、小堀さんがやる寿司屋の大将の口調に投げやりな憎たらしさみたいなものを感じたが、今日は飄々とした感じだった。
旅行のついでに立ち寄った、と言っていた立ち見仲間のおじさんが大ウケしていたので、この方の旅の続きに幸あらんことを願った。
所用を済ませた後は日比谷野音。
指定と思い込んでいたチケットが立ち見だったので、一日の殆どを立って過ごすことに。
今日のライブは前半がBoomBoomSatellitesで後半がゆらゆら帝国。
ブンブン〜を聴いたのは今日が初めてだったが、近くにいたお客さん曰く「ブンブンを明るいところで見るのって変な感じ」らしい。
曲からはそういう匂いは感じられなかったけど。
もっとも、ブンブンの時はめっちゃ人が立っていたのでどんなステージをやってるのか殆ど見えなかったのだけど。
ゆらゆらは覚えている限りだと、太陽の白い粉/2005年世界旅行/ソフトに死んでいる/夜行性の生き物3匹/あえて抵抗しない/ロボットでした/タコ物語/3×3×3/無い!!をやっていた。
野音はやっぱり「太陽の白い粉」がはまる。
しかし、ちらちらと、ゆらゆらライブでは皆無だった「客席お揃いのフリ」みたいなものが始まり出して、(いやだ〜、ゆらゆらのライブでこれはいやだ〜)と心の中でごねる。
各自のテンポとリズムで楽しむのがゆらゆらライブの醍醐味だと思っている。
でもライブは凄く良かった。
夜行性〜では阿波踊りのリズムを刻み、タコ物語は奥深い歌詞ににやにやし、3×3×3ではトリップしたかのような高揚感に包まれた。
良い誕生日だった。
カリカの家城さんも今日が誕生日だが、DNAの繋がりが何も無いとは信じられないほど家城さんとビジュアルがそっくりであるゆらゆら帝国・坂本さん属するゆらゆら帝国のライブに今日行けたことは結構嬉しい。
家に帰ったら従妹からもプレゼントが届いていて、結構頑張ってくれたものだったので、嬉しさと驚きと愛おしさ全開。
来月の彼女の誕生日は私も頑張ろうと決意。
2008年07月18日(金)
「真剣にしゃべりたい」
↑「落maga」というメルマガに載っていた、現在消息不明の五代目笑福亭枝鶴について、上方落語協会副会長こと鶴瓶さんが語った言葉。
鶴瓶さんらしいなぁ、と思った。
「大銀座落語祭2008 Aブロック」を見に、銀座ブロッサム中央会館へ。
仕事終わりで行ったので、18時スタートの第一部「コロッケのものまねアコースティックライブ」は間に合わず、ロビーでの鑑賞。
大銀座落語祭恒例のうちわ。
今回貰ったうちわに描かれてあった人は…鶴瓶さん!
六人の会なので、鶴瓶さんが描かれてあるうちわを貰える確率は、単純に考えると1/6=16%〜17%。
(どーだ、この引きの強さ!)と、色んな人に自慢したくなったが、席に着いてフト周りを見渡すと、殆どの人のうちわが鶴瓶さん。
(えっ、実は1/6じゃないの?主催の小朝師のうちわが10000本に1本の確率しか入ってないけど、鶴瓶さんは6〜7割ぐらいは当たるようになってるとか?)と疑問が浮かんだが、真相は不明。
ちなみに今回も、奇跡のぴあのお蔭で通路側といえども真ん中ブロックの一番前。
乙女のように(きゃぁ〜、鶴瓶さ〜ん)と心中はしゃぎまくった(^^ゞ。
第二部「笑福亭鶴瓶・笑福亭笑瓶親子会」
開口一番:笑福亭由瓶「看板の一(ピン)」/笑福亭笑瓶「横山大観」/笑福亭鶴瓶「厩火事」
由瓶さんは11番弟子とのこと。老人の勝負師の喋り方がもろ極道で、あまり渋さは感じられなかったところが若干合わなかったけれど、若者の調子良さの対比が出て、噺は分かりやすかった。
笑瓶さんは今年高座用の着物を着たのは2回目とのこと。
笑瓶さんの落語は「一日早い死神」しか知らなかったので、これ以外の噺が掛かったことに若干驚いた。
そして、この噺をする時、「私落語なんですが」と言ったことも。
鶴瓶さんが自分の体験したことを題材に作った新作落語のことを、ウッチャンナンチャンの南原さんが“私落語”と命名したものだと思っていたから。
鶴瓶一門ならば、自分が体験したことを基に作った落語を“私落語”と呼んで良いようになったのかしら。
そんな細かいことは別に気にしちゃいないような気もするけど。
「横山大観」は、笑瓶さんの奥さんの実家で横山大観作と思われる絵が見つかったことから始まる騒動を扱った噺だが、普段の喋り口調なら、鶴瓶さんと笑瓶さんが似てるなんて思ったことないのに、落語に入ると口調が似ていると思うところがところどころあって不思議だった。
鶴瓶さんは、夫婦は男が我慢することが大事でそれが円満の秘訣ですよ、とマクラを振り出した。
このマクラだと、通常は「回覧板」に行くけれども、前にやった笑瓶さんの落語が夫婦を扱った新作落語。
続けて似たような噺はやらないから「回覧板」はないよなぁ、何やるんだろう、と予想がつかなかったら、「兄さんの前やけど、今日という今日はホンマに愛想もクソもつきましたっ!」と話し出したので、(厩火事だ〜っ!)と顔がほころんだ。
去年の2月に繁昌亭で聞いた時、鶴瓶さんがやる年上女房のおさきがとにかく可愛らしかったので、出来ればもう1回聞いてみたいと思っていただけにこれは嬉しかった。
おさきは街で評判の腕が良い髪結い。
なのに年下の旦那はおさきに甘えてぐーたらで、昼間から酒をのんだくれるダメ亭主。
おさきも旦那のいい加減さに腹を立てているけれども、本当は旦那のことが愛しくてたまらなくて、旦那がいつか年上の自分に愛想をつかして若い女のところに行ってしまうのではないだろうかとか、自分が旦那を思うことと同じように旦那も自分のことを愛しているのだろうかとか、不安は募るばかり。
旦那の愛情を確かめるためにある行為を実行し、その結果が自分の望み通りだったことに嬉しさのあまり叫ぶおさきのセリフは笑いどころなので笑うけれども、笑いながら(可愛い〜)と思ってしまう。
サゲの旦那のセリフの意味の取り用は判断が分かれるところだけど、色々伏線を張っているので、興ざめはしない。少なくとも私は。
帰る時、入り口に今日の演目が書かれてある紙が貼られていた。
人だかりで見えなかったので私は近づかなかったが、それを見えた人が
「ねぇねぇ、鶴瓶がやってた落語、分かったよ。“厠”火事だって」…。
違います。
“厩(うまや)火事”です。
いくら、裸で何か出してる印象が強い人でも、“厠(かわや)火事”なんて、トイレを放火するようなタイトルの落語はやりません。
でも、もしかしたら紙のほうは間違って「厠火事」になってたのかな。
見ればよかった。
第三部の「桂文珍の会」は「ダイジェスト・地獄八景亡者戯」と「ヘイ!マスター」の二席。
4月のNGK独演会ではあまりハマらなかったけれど、今日はどちらもハマった。
そして、かなり笑いに対して貪欲な師匠なのだということを思い知った。
ヤンタンでも鶴瓶さんがそう言ってたけど。
そういえばいつぞやのヤンタンで小朝師の写真をまじまじと見た鶴瓶さんが「小朝兄さんの頭って栗やな」としみじみと感想を漏らし、妙にツボに入ったことを思い出す。
修士さんは来月にも2児のパパになられるとのこと。
めでたいなぁ。
予定日は来月4日らしいが、野々村さんの誕生日は8月5日だから、結構どきどきだろうなぁ。
第二のちぃちゃいちゃんはどんな名前になるのやら。
一花ちゃんの8割名付け親らしいジュニア氏は(ジュニア氏は修士さんに「花ちゃんはどうや?可愛いやろ。難しい方の華はあかんで。こっちの花や」と提案していたらしい。2丁拳銃のFCライブでもチハラトークでも語られていたエピソード)、今回も命名に絡んでくるのだろうか。
大輔さん提案の「葉茶(ぱてぃー)」が復活することはありませんように…。
2008年07月16日(水)
ガタガタ
2、3日前から謎のじんましんを発症中。
ダニとか蚊とかに刺されたのかと思っていたが、あまりに痒いし発疹もぶきみな感じなので、皮膚科に行き発疹が出ている腕を見せた途端、「じんましんですね。今、実は自分で思ってるよりも体調が悪いんですよ。身体のサインです」とのこと。
そう言われても、私のくせに最近忙しくて会社休めないんですが。
とりあえず、発疹を抑える薬と抗アレルゲン剤を処方してもらい、服用中。
で、謎のじんましんも治まらないのに、今朝から腰痛まで発症し、何が何やら。
よろよろと昼休みに整形外科に駆け込むと、「筋を痛めてますね。寝違えですね。痛いでしょ〜。4日間続きますよ。注射打てば一発なんですが、午後から休めますか?休めない?なら仕方ないですね。薬出しますから。2時間後に効いてきますよ」。
何でフツーに寝てるだけで筋を痛めるんだ…と我がごとながら泣けてくる。
しかも今すぐどうにかしたいのに効くのが2時間後なんて、「アスナオール」という間抜けな名前の頭痛薬みたいではないか。
2時間後に痛みが軽くなることを願って服用したら、見事に2時間後、痛みがスーッと消えて腰が軽くなり、西洋医学の素晴らしさを思った。
それにしても三十路が近づいた途端、身体のあちこちにガタが出てきて愕然。
まぁ、30歳なんて還暦の半分だと思うと、まだまだだわぁ、なんて思ったり。
今日は木曜日の気分だったが、まだ水曜日だということに気づき、がっかり。
今日を乗り切れば鶴瓶さんの落語を見にいける!とひたすら自分を励ましていただけに。
20代最後に見る芸人は鶴瓶さん。
正確には文珍さんになるんだけれども、気分的にここは鶴瓶さんで。
考えてみれば私が今のようにお笑いにハマるきっかけになったのは、2丁拳銃がゲストで出た「いろもん2」だが、この番組のMCをしていたのが鶴瓶さん。
鶴瓶さんに始まって鶴瓶さんに終わる20代。
あの時は全く以って2丁拳銃に対する予備知識がなかったから、小堀さんの憧れの芸人が鶴瓶さんということは番組を見るまで知らなかった。
8年後、2丁拳銃だけならまだしも、自分が鶴瓶さんにも夢中になるなんてことは、予想だにしていなかった。
あぁ、生きるって予想がつかないことばかりで面白いなぁ。
願い続けた甲斐があり、19日の東京地方の天気予報が曇りのち晴れに。
どうかこのまま続きますように。
ゆらゆら帝国の前にルミネの1回目公演に行こうかどうか思案中。
もう前売り完売なので立ち見になるけれど。
2008年07月14日(月)
ひとりっ子の取扱説明書
最近流行の「○型の取扱説明書」の類の本は、心理学科卒業の身としては立ち読みはしても買うことだけはしない、と思い続けていたのだが、この「ひとりっ子の取扱説明書」は、立ち読みで済ませるにはなかなか惜しかったので購入。
後5日で三十路だというのに<ひとりっ“子”>というのは割と恥ずかしいが、他に適当な呼び方が存在しないのでしょうがない。
当てはまるものもあれば当てはまらないものももちろんあるが、その中でも(あーっ、めーっちゃあるーっ!)と大共感するものがぽつぽつ。
>ひとりあそびが苦にならない。ひとり「ごっこあそび」も得意だった。
>乗ってた飛行機が落っこちても、自分だけは助かる気がする。根拠の無い自信がある。
>敵意を向けられると、怖がるより、反発するより、ただビックリする。
>なにかが義務になった瞬間、ウンザリする。
>独占欲は強くない。でも、所有欲はある。
>連帯責任というものが、いまだに理解できない。
>スポーツ観戦で、みんなで応援するのは苦手。解説者みたいに語るヤツとか。ヤジるヤツとか。仲よくなれそうにない。
>となりの芝生は青く見えない。というか、そもそもとなりの芝生をあまり見ない。となり、芝生なんですか? etc..
うーん、あまりいい人間性ではないかも(^^;。
10月の鶴瓶さん独演会連続5日間公演(@紀伊國屋サザンシアター)先行予約が「日曜日のそれ」HPで開始(ただし、お一人様1公演ペア。応募者多数の場合は抽選)。
@ぴあにも情報が出たが、プレリザーブはないのかなぁ…。
博多天神落語まつりと発売日が被っているのが悩みどころ。
ローソンチケットやらe+やら色々アンテナを張り巡らせねば。
1日分だけでも手に入れたい。
つくづく去年の「鶴瓶のらくだ第一次先行」のシステムは良かったなぁ。
予約分は確実に購入出来たし。
鶴瓶さんといえば、今週と来週の「家族に乾杯」が野母崎ロケ。
昨年の「奈緒子」ロケほどには悔しさは覚えず。
「奈緒子」はロケ地の一つが通ってた高校の思いきり近所と分かった時は、(生まれるのが11〜13年ぐらい早すぎた〜)と悔やむことしきり。
間に合ったとしても、サインとか握手とかねだれる訳がなく、遠くから見て満足するだけだっただろうけど。
19日の野音がどうにも雨らしくてテンション下がる。
雨女かぁ…。
先月のGO!GO!7188ライブの教訓をもとに、レインコートは2枚ほど持って行こう。
リキッドルームホームページの「人生狂わす、ニクい」奴のインタビューが千代さん&柴田さんに。
千代さんのコメントは思わず「オイ、千代よ」とツッコミをいれたくなるようなものばかり。
2008年07月12日(土)
六代目襲名
笑福亭小つるさんが現在空き名跡である「笑福亭枝鶴」を2010年に襲名することが決まったそう(ソースは
朝日新聞)。
落語協会副会長も一緒に記者会見。
小つるさんはもともと先代の枝鶴師(六代目松鶴師の実子)に入門したが諸事情により六代目松鶴門下に移籍した方だが、先代枝鶴師が廃業に至った経緯が経緯だけに考えることはあるが、伝統ある名跡が復活したことは喜ばしい。
枝鶴が復活したということは、七代目襲名をめぐる騒動の生臭さが薄れた頃、八代目松鶴もいつかは復活するんだろうなぁ。
誰が八代目になるのやら。
なんとなくだけど、鶴瓶さんは松鶴にも梅香にもなることなく、ずーっと鶴瓶のままいて欲しい。
友達から新大阪駅の本屋でメッセンジャーのK田さんを見たとメールが来た。
知り合いらしい人に声を掛けたK田さん、「エ○本買うてから行くわー」と宣言していたそうな。
そんな黒○さん、嫌いじゃないわー。むしろ好きだわー。
2008年07月11日(金)
チョップリン「銀座の夜」
標記のライブを見に銀座小劇場。
隣のとんかつ屋や同じビルの居酒屋の店構えに完全に埋没されている劇場の外装にいささか度肝を抜かれた。
HPによれば椅子席は50席ちょっとの劇場。
吉本ゴールデン劇場を髣髴とさせる客席で非常に懐かしくなった。
コントは8本(「隣のおっさん」「喫茶店」「いたずら電話」「合格発表」「ネタあわせ」「にしむらけん」「ホモするハニカミ」「臨終」)。
新しい肌の商品名をはっきりと連呼したりしていたので、DVDになることはないだろうなぁと思っていたら案の定。
某コントグループのような伏線に伏線を張りまくる構成とは大違いの、独自路線を突き進む2時間だった。
エンディングではC-1についても何も触れることなく、虎ノ門でやる予定のモノマネについて熱心に語っていた。
この時西野さんは勝負ネタとして2つ挙げていたが、約5時間半後、その選択が大事故を起こすなんてことは誰も予想…はちょっとしていたかも(^^ゞ。
そんなチョップリンが好きだ。
幕間に流れたブリッジの一つが「想い出写真館(?)」。
二人は小・中・高の同級生なので、卒業写真が流されたが、同じページに子供の頃の西野さんと小林さんがいるというのが、何かおかしかった。
一見すると普通の常識人のような西野さんと、一見すると何が何やらという感じの小林さんがどうして友達なんだろうと不思議でしょうがなかったりするのだが、小6の時に小林さんが西野さんにあげた手紙が今でも残ってるあたり、通じるものがあるんだろうなぁ。
しかしこの手紙。
「きょう君は勉強も出来て凄いけど、バスケットをずっとやって欲しい。僕はきょうくんはバスケットが出来て凄いと思うんだ」
みたいなことが書かれてあって微笑ましいのだが、拡大すると小6にもなって「バスケット」を「バスケッケ」と書いてあることが発覚し、客席大爆笑。
その後、高校に進学した二人の写真が流れたけれども、「あんなこと(バスケッケ)書くような奴と結局同じレベルの高校に」みたいなコメントが流れて、またもツボに入る。
「バスケッケ」…。
じわじわときます。
2008年07月10日(木)
ラフ・メイカー
今月号のマンスリーよしもとを読んでいたら現在のオンスト担当芸人が載っていたが、見事に全曜日知らない人ばかりで驚愕。
オンストがまだ続いていたことも驚きだったが。
別の店に入ったらバンプの初期の頃の曲がずっと流れていたので、それを聴いてたら昔録ってもらった「ピストルモンキーフィーバーマン」のDVDを見直したくなり、家に帰ると早速再生。
「〜フィーバーマン」はバンプの曲も重要な役割を果たしている。
バンプ以外考えられないし、使われてる曲のどれもがハマる。
「〜フィーバーマン」は初めて見た2丁拳銃の単独ライブということもあって思い入れが非常にあり過ぎるので、好きなんだけどしょっちゅうDVDの再生ができない、という複雑なライブ。
やっぱり今日も見ながらところどころぐっときて胸が詰まり、うるっとする。
「グングニル」のイントロの時点で、(う〜っ)と来る。
見に行った当時の心境やこれから始まるライブの内容とか思い出すと、平静でいるのは無理。
今まで数々のライブに行き倒したという自負はあるが、去年のそごう劇場で見た鶴瓶さんの「死神」と「〜フィーバーマン」は、いつまでも忘れないと思う。
そう思いながら見ていたが、「百式」ではすっかりキモオバカキャラになった虹彦だが、出て来た当時は物凄く気持ち悪くて本気で怖かったことも思い出した。
ほぼ年に1回の周期で思い出すこと。
当時の日記を読み返すと、案外2丁拳銃にはしゃいでたんだなぁと思う。
そして、明らかに修士派だった(^^ゞ。
自分でも気づかないうちに徐々にシフトしていったよう。
何がきっかけだったんだろう。
自分で自分が不思議だった。
明日はチョップリンの銀座単独だが、天気が物凄く悪いらしい…。
やっぱり雨女なのかなぁ…。
認めたくなくてここまで来たけれど。
2008年07月09日(水)
偶には強気
2丁拳銃も
「キング・オブ・コント(通称C-1)」にどうやら出る模様。
東京ダイナマイトはハチミツ二郎さんが公式ブログで参加表明をしたので分かったが、2丁拳銃は漫才アワード予選がもう始まったので今年はどうするのかなぁと思っていただけに、嬉しい。
M-1と同じ感じなら、準決勝は見に行きたい。
準決勝には行くだろう。
準決勝に行く前に落とされてたまるか。
…なんて強気なことを思ったり。
上方漫才コンテストという名称にも関わらずコントで最優秀賞を取ったチョップリンの動向も気になる。
あさっての単独で何か言うだろうか。
「百式」も今年で7回実施されたので、いつか作りたいなぁと思っていたまとめ的なものを昨日アップし、ちまちまとデータを更新。
データが全部揃えば、年度ごとや地域別の平均公演時間のグラフとか作りそうな自分がいて、一種の職業病だなぁと思う(データ分析が、会社での私の業務の一つなので)
コンプリート癖があるので、今までの全会場の公演時間を知りたかったのだが、私の検索力ではこれが限界。
福岡の公演時間を全部埋められたことが個人的には満足。
2008年07月06日(日)
花男チケット獲得に拍手が起きる光景
大銀座落語祭フィナーレのチケットを取りにいつもの奇跡のぴあへ出向いたら、地味な町のぴあであるにも関わらず既に15人ぐらい並んでいてびっくり。
「花より男子Final」の舞台挨拶チケット発売日と被ってるらしく、前の10人はそれ目当て。
一番前の人は昨日の夕方から陣取っていたそうだが、一番前でも取れるかどうか難しいらしい。
花より鶴瓶の身で良かった、としみじみ思う。
いよいよ10時。
1番目、2番目、3番目、と順調に花男チケット獲得が発表され、抱き合うお客さんも。
結果、奇跡のぴあでは6番目までチケットを確保出来、諦め切っていた6番目の子は後ろの方ながらチケットが取れたことを告げられると感極まって「あ、ありがとうございました〜!」と泣きながら店員にお礼をいい、花男のプレミア具合を知ったお客さん同士で奇妙な連帯感が生まれていたこともあって、「おめでとう!」「良かったね〜」と何故か拍手が起きる始末。
全く関係ない私も思わず参加してしまった。
しかし、「花より男子Final」は凄いわ。
(この人は大銀座〜だろう)と踏んだ中高年女性までもが「娘(あるいは孫)と一緒にはまっちゃってね〜」と花男目当てだったし。
超プラチナチケットである「花より男子Final舞台挨拶チケット」を6枚も確保出来るぐらいだから、私の「大銀座落語祭フィナーレ(二等席)」確保は難なくOK。
昨日の「百式2008」を皮切りに、今月はチョップリン銀座単独、ゆらゆら帝国、大銀座落語祭と、好きなライブが目白押しで嬉しい。
良い誕生月。
「日曜日のそれ」で鶴瓶さんが立川談春さんの「赤めだか」を大絶賛していた。
友達が談春さんのファンなので私も買って読んだだけに、同じ本を鶴瓶さんが読まれたことが嬉しい。
特に最後の章がいい、と。
非常に同感。
2008年07月05日(土)
ジンクス破り
朝、父から「それで、11月に帰ってくるのかい?」と電話あり。
何のことかというと、11月1日に福岡で行われる「第2回博多天神落語まつり」に上方落語協会副会長が出るということを@ぴあの検索で知り、発売日はまだまだ先なのに逆上してしまい「鶴瓶さんがエルガーラホールに来るので、私、11月1日福岡に帰るからよろしく!」と父にメールを送ったのでその確認だった。
きっかけが何であろうが、娘が帰って来ることは基本的に嬉しいとのことで、「いや〜、鶴瓶さんに感謝せんばね〜」なんて暢気なことを言っていた。
笑いの神様と親孝行の神様がタッグを組んだとしか思えない番組表。
でもこの博多天神落語まつりは東京だったら即完売必至の三人会が組み込まれているので、かなりの激戦。
ガンバレ、オレ。
今日は「百式〜東京式」の日。
2丁拳銃は何かイベントがあると雨に降られるコンビ。
今年も東京地方の週間天気予報は、他の日の天気は途中で予想が変わっても土曜だけは雨マークが取れず、昨日の段階でも曇りのち雨。
今日は日中は晴れか曇りでも18時からは傘マークとなっていたので、(本当に雨男コンビだなぁ〜)とある意味面白がっていたのだが、実際は16時頃から曇りがちになってきたものの、多分最後まで雨は降らず!
2丁拳銃が雨に勝った日。
「百式2006」が残念ながら周囲の反応と裏腹に個人的にはあまり乗り切れずハマらなかったため、「百式2007」は、“ファンというよりアウェー”な感じで見に行った。
今年は、お金を出して2丁拳銃の漫才を見ることが昨年の百式以来、という情けない体たらくだったので、“1年に1〜2回会う親戚”みたいな感じで見に行った。
久しぶりに見ると色々なことを思い出し、(やっぱりもっと見る間隔を増やしたいなぁ)と思った。
行こうと思ったら売り切れだったり出てなかったりで、うまく行かないのが難。
東京式は99分40秒。
いい百式だった。
「1分のショートコントの方が長いと思うぐらい、面白かった99分40秒でした」みたいなことをアンケートに記入。
“99分40秒の漫才でした”と“漫才”も入れれば良かった、と今頃(6日午前0時3分)になって思う。
2008年07月02日(水)
人生狂わす、ニクい奴
LIQUIDROOMのメルマガをいつからかは忘れたが配信登録をしていて、今号は連載企画「人生狂わす、ニクい奴」の担当がゆらゆら帝国Vo.坂本慎太郎さんだったので早速見た。
坂本さんが人生を狂わされたほど衝撃の出会いだったと挙げたものは、全て私は見たことも聞いたことも無かったが、色々な音楽に影響を受け、現在の独特の存在感を放つ坂本さんが作られていったのだなぁと思うと中々新鮮だった。
私自身の“人生狂わす、ニクい奴”は何だったろうと考えたが、「吉本ゴールデン劇場2000年10月公演チラシ」ではなかろうか。
あれに載っていた2公演に行かなかったら今の私は無いわなぁ。
坂本さんとエラい違いだが、初めて見に行ったお笑いライブが千原兄弟が出ていたライブ、というのは結構嬉しい。
そういえばこの間のやりすぎコージーは福岡芸人の特集だったらしく、ある福岡のライブに千原兄弟がゲストで来た時、あまりの福岡芸人の不甲斐なさにキレて急遽予定を取り止めて臨時チハラトークをやった、という話をしたそうだが、そのライブに私は行っていた。
今思い出してもいたたまれなさが残るライブだったが、後にあのせいじさんがチハラトークBBSで「いやぁ〜、福岡はホンマ疲れました」とかきこみしたぐらいだったので、演者も相当疲れるライブだったよう。
初千原兄弟だった私の友達はキレたジュニアにすっかりびびってしまい、これ以降千原兄弟のライブに誘っても来なくなってしまった。
今では誘ってもチケットを取ることが難しいけれど。
2008年07月01日(火)
美しくありたい
仕事。
超弩級に怒り心頭なことあり。
あまりに腹が立ち過ぎて感情が一周回ってしまい、却って表向きは平静に見られるほどに。
それにしても、いわゆる“上役”と呼ばれる役職の方々が揃いも揃って、他人の手柄は自分のものにするが責任を取りたがらず下のせいにする人ばかりで泣ける。
平気で裏切るし。
“それはアンタの仕事でしょうが!”ということをひたすら下手に出つつ主張すると、
「えっ、それ“僕が”“やら”ないといけないの?…(めっさ不満げに)じゃぁ“僕が”“やり”ますよ。“僕が”やるんですからね。“僕が”“やれ”ばいいんでしょ。いや〜、“僕は”やらない訳じゃないんですよ。でもね、ほら、“僕が”“やろ”うとするとねぇ、アレなんで、せりさんがアレしてくれたらアレかなぁと」
なんて、“僕がー”“僕でー”“僕ゆえにー”な五段活用をやられた日には
(僕、僕、うるさーいっ!この唐変木がーっ!)
と叫んでみたくもなる。
叫べないけど。
あぁ、転職先が決まってるなら、退職前に一度は女セイジになりたい。
それまで築いたものが台無しになっても悔いはない気がする。
僅かな救いの種は、本家に比べると社会的常識は遥かにあるセリーグメンバーのような人達がいることだ。
本当に、これならドブネズミの方が格段に美しい。
ダイナマイト関西のルミネ予選メンバーのキャッチフレーズが気になったので調べてみたら、今回も秀逸揃いだった。
ダイノジ・大谷さんの「虎の衣を借る不良」とかCOWCOW・よしくんの「まだ大喜利してるでしょうが 」とか。
小堀さんはどの部分をいじられたキャッチフレーズだったのだろうと思ったら「へらへら44口径」だったみたいで、そこに来たかと思うと同時に、変ないじられ方ではなかったのでホッとした。
ダイナマイト関西出場者のキャッチフレーズで一番好きなのは「Mr.やりたい放題(ケンドーコバヤシ)」で、ケンコバの芸風や存在感をこんなに的確に表している一言はないなぁと思うのだが、「東のメガネ(おぎやはぎ・小木氏)」「千原靖史の弟(千原Jr.)」「ザ・ビルディング(ハリガネロック・大上さん)」のように、脱力感漂うものも何気に紛れ込んでいたりして、このバランス感は絶妙だと思う。