つらつらきまま


2008年06月29日(日)
戦う男たち


雨音で起床。
 先週も大雨だったが今日に比べるとマシだったのだとあらためて思う。

買い物から帰って来たら、オートロックのインターホンのところでおじさんが住民と何かやり取りをしていたので終わるのを待つ。
 「じゃぁ次回お伺いした時にはお願いします」とか言っているので、どうやら何かの勧誘ぽい。
 部屋を特定されたら嫌だなあと思い、郵便受けをチェックせずに中に入ろうとしたら「あの〜、すいません。NHKなんですが」とのこと。

 「お尋ねしますが受信料契約は…」と訊ねられたので堂々と「あっ、半年ごとに口座引き落とし契約をしております」とお答えした。
 散々さっきまで住人にごねられたらしく、「あぁ〜、ありがとうございます〜」とほっとした顔になり、「ねぇ〜、私達だって心苦しいんですけどね〜。また私達は関係ないのに色々不祥事があるもんだから余計に…」と集金の苦労を語り出したので、何か私もむげに出来なくなり「大変ですね〜。雨なのに」とか「家族に乾杯!とか見てますし、ニュースも災害があったら真っ先に見てますよ」とか、慰めモードになった。
 
 「ありがとうございます。じゃぁ、これからも行って来ます」と、元気を取り戻したらしく出て行かれたので、「頑張ってくださ〜い」と暢気に送り出したものの、これは果たして良かったのかどうか。
 
小堀さんのブログは嬉しい報告ばかりだった。
 「ラママ新人コント大会」で検索したらなべやプロのブログが見つかったので読んでみたら
 >的確なコメントをたくさんいただいて、さすがだなぁと感動しっぱなしです。
 なんてあり、(へぇ〜…)と新鮮な感覚に。
 
 そして、懐かしの「しりとり竜王戦」で口ポカーンで身体を斜めにしながら「行こうか、愛…猫(あいねこ)」なんて言ってた人が、ダイナマイト関西の予選に出て準決勝まで行ったなんて。
 見に行ってたら、準決勝で敗退したことに若干悔しさみたいなのを覚えたかもしれない。
 だけど、ブログを読んだ限りでは、準決勝まで行けたことに対し(凄〜い!)という嬉しさの方が大きい。

 MBS漫才アワードは今年も挑戦するそう。
 何か当たりが悪い賞レース。
 気持ちよく終われば良いなぁ。



2008年06月27日(金)
楽しみに待つレッドカーペット


友達から「COWCOWの山田さんのブログを見たらそこでも小堀さんが鶴瓶さんと飲んだことに触れてあったよ。よっぽど嬉しかったんだろうね」とメールが届いたので、他人様のブログにわざわざ乗り込んで自慢してるのかしら、と思いつつよしくんのブログを見たら、その件はよしくんが紹介コメントとして触れている部分だった。
 そうだよなぁ、さすがにそこまで空気読めない訳ないよなぁ、と反省したが、二年に一度ぐらい(さすがにそこまで…と思ってたのに〜)と、よよと泣き崩れたくなるようなことがあるから油断ならない。
 それは置いといて、リアル小堀さんを15年ぐらい知っているよしくんも、
 >「この人 僕に似てる」
 の件は疑問に思っていることが分かり、面白かった。

普段は見ていない「めざましテレビ」に偶々チャンネルを変えたら、来月25〜26日にある27時間テレビの記者会見が流れていて、まさに「応援ゲストとして、ビートたけしさん、笑福亭鶴瓶さん、大竹しのぶさんも…」とアナウンスされているところだったので、「きゃぁ〜」と一人浮かれた。
 7月にあるめざましテレビ特番の司会もなさるそうで、7月素敵!7月最高!とますます浮き足立つ。
 何せ、唯一鶴瓶さんのテレビ出演情報を載せてくれていた(笑瓶さんとごっちゃにすることがあったにせよ)TV STATIONが先週号から突然載せてくれなくなり、特番関係の情報を仕入れることが難しくなりそうで困っていたのだった。
 更に、来夏初主演映画(西川美和監督「ディア・ドクター」)が公開という、いっぺんに鶴瓶さん関連の情報を朝から3つも仕入れることが出来て、(今日は鶴瓶DAY〜)といつも以上に浮かれた。

 映画に関するオリコンの記事を読んだら
 >世の中にはいろんな主役がいますが、どの主役にも負けない自信はありますよ(笑)
 >来年あたり、カンヌなんて行ってみたいと思いますね。
 >カンヌのレッドカーペット。そこを歩いてる僕の映像がテレビに流れたら、それもそれでオモロイ。

 とかおっしゃったよう。
 来年も映画人の鶴瓶さんが見れるとは思わなかった。
 レッドカーペット歩いて欲しいわあ。
 ヤンタンでは、フジテレビのレッドカーペットにも隙あらばエントリーする気満々だみたいなことをおっしゃって、何で未だに貪欲なんですか、と西アナウンサーやお弟子さんの瓶成さんから呆れられていたけど。

お給料が出たので「百式2006」DVDを買う。
 2002〜2007年の「百式」の中で唯一しっくり来なかった年のものだったので、DVD購入を保留にしていた。
 2回目、3回目、と回を重ねて見ると、今までと変わらず楽しめたけど、1回目を見終わった感想は(やっぱり今見ても何か違うなぁ…)だった。
 気楽にふわ〜っと漫才を楽しむことが1回見るだけでは出来にくかったというか。
 個人的に不思議な「百式」。

新宿西口の古本市に行ってきたが、今回はあまり落語関連本は見つけられず。
 もうあらかた売られた後だったのか。
 東京に来て良かったと思うことの一つが、大規模な古本市が定期的に開かれること。
 行く市が選べるなんて夢のようだ。



2008年06月25日(水)
認識を改める


会社帰りにヘアサロンに行き、傷んでいた毛先等を切ってもらう。
 担当の美容師さんは最近都市伝説サイトにはまったそうで、そういうサイトを見ますか?と聞かれたから「昔、ライブで聞いたことがある」と答えると、「何のライブです?」と質問が。
 「千原兄弟」と答えたら「えーっ!千原兄弟のライブに行ってるんですかーっ!?すごーい!」と予想以上の食いつき。
 「私、1週間前でもチケットが残ってる頃を知ってるんでいまいちまだ分かってないんだけど、やっぱり千原兄弟ってもう売れてるのかな?」と尋ねたところ、「当たり前ですよー。どんだけジュニア、今テレビ出てますか?」と言われ、考えてみればそうだなぁ、と納得。

 いつまでも「1週間前でもチケットが買えるチハラトークをやってる千原兄弟」じゃないんだよなぁ。
 もう今は「ライブに行かなくてもテレビで見れないことはない千原兄弟」なんだ。

で、担当の美容師さんが「でも、私、ジュニアよりせいじなんですよねー」と嬉しいカミングアウトをしてくれたので速攻「あっ、私もせいじさん」と乗る。
 チハラトークで仕入れてきたせいじさんのヤカラエピソードの数々(ケニアロケに行ってあまりの馴染みっぷりに桃太郎侍が「なんてガラが悪いんだ…」と絶句したとか、夜勤帰りで子供の声がうるさいというおっさんに「賃貸やねんからオマエが引っ越せや!」と子供の味方として抗議してやったらママたちから逃げられたとか、野球場でファールボールを子供にあげないオッサンに「もうその年になったら夢も希望もないねんから、子供にやれや!」とアドバイスしたこととかetc...)を教えたら喜んでくれた。

 せいじさんの時代、到来間近か?
 オバカの次に来るのはプロヤカラだ。



2008年06月23日(月)
つまんないないを抜け出したい


野音に行って以来、GO!GO!7188をヘビロテ中。
 最近、会社で「申し訳ございません」「急な申し出でまことに恐縮でございますが何卒よろしくお願いいたします」など、謝ったり恐縮したりするばかりなので、行きと帰りはカッコイイロックを聴いてリフレッシュ。 
 でも「眠りの浅瀬」みたいに優しいリズムの曲もいいなぁ。
 >「何気ない日々を過ごす 何気ないステキな日々を生きるんだ」
 という歌詞も好き。
 もっと聴いてから行けば良かった、と本当に後悔。

 そういえば、金曜日に後輩くんに「明日せっかくの野音なのに予報が雨なんだよねー」とぼやいたら、「誰のライブですか?」と聞かれたので、(この人は知らんだろうなぁ)と思いながら「GO!GO!7188」と答えたら、「意外な人のライブに行くんですね」と驚かれた。
 私はGO!GO!7188を聴きに野音にも行けば、市民でも府民でもないのに新幹線と近鉄電車を乗り継いで鶴瓶さんが出る高石市市民寄席を見に行くし、大雨の中武蔵野市民文化会館にも行くよ。

朝、歩きながら携帯で小堀ブログを読んでびっくり。
 小堀さんと鶴瓶さんは似てるのか。
 どの辺がだろう。
 
 そういえば鶴瓶さんの「厩火事」という古典落語を聴いた時、鶴瓶さんがやる姉さん女房は、昔ラ・テ欄で見た働きアリのリストラコントに出てくるヨメアリと何か似てるなぁと思った覚えがある。
 世間的にはダメ亭主に分類される旦那だけど、その旦那を好きで好きでたまらないところの描写が、見ていて(聴いていて)いじらしくて可愛かった。

会社からの帰り道、向かいから来ていた若い男が私の前にいた女子高生に無言でぶつかったかと思うと、女子高生が持っていたジュースの紙パックを思い切り払い落として通り過ぎる、という現場に遭遇し、呆然。
 払い落とされた女子高生は男の後を追い駆けようとしていたが、一緒にいた友達らしき女子高生が「止めなよ!アキバの犯人みたいな奴だったらどうすんの!」と必死で止めていた。
 こんな平和な下町にも薄気味悪いヤカラはいるのかぁ…と薄ら寒くなる。

誕生日の楽しみであるゆらゆら帝国の野音ライブチケット売れ行きを見たら完売していた。
 先行で取れて良かった。
 ゆらゆら帝国もチハラトークと同じく急にチケットが取りにくくなったライブ。
 客層は全然変化無いので不思議。
 「百式」も完売。
 おめでたい。



2008年06月22日(日)
副会長の「死神」

鶴瓶さんが出るので、大雨の中、武蔵野市民文化会館へ出かける。
 鶴瓶さん以外の出演者は林家正蔵師と林家たい平師。
 友達と「たい平→鶴瓶→正蔵」もしくは「たい平→正蔵→鶴瓶」という出順かなぁ、と事前に予想し合っていたのだが、実際は「正蔵→たい平→鶴瓶」という個人的には最も理想的な出順だった。

落語会開演。
 正蔵師の噺が劇的に分からず、久しぶりに取り残され状態。
 前の席でげらげら笑っている若いお姉ちゃんに「今のどういう意味なの?」と聞きたくなったほど。
 私が関東出身でも関西出身でもないから共感がしにくい、ということも影響あったのかもしれない。

 たい平師の落語は初めて聞いたけど、勢いがある「青菜」で分かりやすく、面白かった。

そして、耳慣れた出囃子の「新ラッパ」に乗って鶴瓶さんが登場。
 今回、私は先行予約で取った席で2列目のほぼど真ん中という素晴らしいものだったが、周りは偶然にも鶴瓶さんのファンが固まっていたらしく、この一角のみ異常なまでのテンションで鶴瓶さんをお出迎え(笑)。
 最近は私的なことで忙しい、上方落語協会の…と鶴瓶さんが切り出すと最後まで聞かずに(副会長就任おめでとうございます!)と祝福の拍手を送ったり(含む;私)。
 東京の落語会だと、独演会以外では「鶴瓶?へっ」と鼻で笑う失礼な輩がいるところに座りがちな私にとって、夢のような状況だった。

関西だと独演会以外の落語会でも古典(「厩火事」とか「宮戸川」とか)を掛ける鶴瓶さんも、関東では私落語を掛けることが多いので、今日も「青木先生」とか「回覧板」とかかしら、と思っていたのだが、鶴瓶さんの口から出て来た言葉は「今日は『死神』をやろうかと…」。
 「死神」は今年東京でやるとしたら、大銀座落語祭の親子会で掛けるのかなぁと思っていたので、嬉しいサプライズだった。
 聞いたことがある鶴瓶さんの落語の中ではダントツに好きな噺なので、うわぁ〜っ!とテンション上がり、ぐぐっと身を乗り出して聞く。
 目以外は全身耳になっていたと思う。

去年聞いた、一拍置いてサゲをぽつりと呟くバージョンの方が、鶴瓶版死神の狂気がより迫る感じで好みなのだが、笑いは今日の方が多かった。
 終演後、「鶴瓶があんな噺できるとはなぁ」とか「落語やってる鶴瓶はテレビと全然違うね。もっとテレビでも落語やればいいのに」とかいう声がちらちら耳に入り、自然と顔がほころんだ。
 上方落語協会副会長ですもの。



2008年06月21日(土)
六・二一事件を目撃!


落語友のトモさんのお誘いを受け、日比谷野外音楽堂のGO!GO!7188ワンマンライブに行って来た。
 開場直前まで降ってなかった雨が開場した途端ポツポツ降り出し、萎えそうになったが、100均で買ったレインコート上下を着用し、持ってきたカバンは大きいビニール袋に入れて濡れないようにし、出来る限りの防水対策を施sて乗り切る。
 レインコートは結構イケそうだったが、ライブ中盤頃には顔の部分から降り込む雨と自分の汗で、結局上半身は内も外もびっしょり。
 下半身は汗のため内側は濡れてしまったが、こういう時は心配性で取り越し苦労のA型気質をいかんなく発揮して着替えを上・下とも持って来ていたので、終了後早速駅のトイレで着替えてすっきり。

ライブは「西部」から始まり、「サンダーガール」や「片思いファイター」「くのいち」「パンク」「とかげ3号」「C7」「文具」「ジェットにんぢん」など新旧織り交ぜで、カバーアルバムの「虎の穴2」からはターキーソロの「ギンギラギンにさりげなく」や、「渚のシンドバッド」「恋の季節」「飾りじゃないのよ涙は」も聞けたりとで、あっという間の2時間半だった。
 ただ、あまり聞き込んでいない「竜舌蘭」以降の作品も割と多かったので、乗れるものの歌詞込みで楽しめる域には達していなかった自分が残念だった。
 アンコールで掛かった曲は昔の曲ばかりだったので、イントロを聞いただけでテンションが凄く上がった。
 しんみり終わるように思わせてそうはさせず「ジェットにんぢん」で終わらせるGO!GO!7188に何故かサムライ魂を感じた。
 「恋の毒薬」は無理としても、「こいのうた」や「浮舟」は聴けるかなぁと思っていたらどちらも聴けなかったけど、「C7」が聴けたので満足。
 「♪ジェットにんぢん、昔流行った歌手の名前は〜」で「ジッタリンジン!」と叫ぶことも出来たし(^^)。

 今週はせっかく進めていた仕事に急に横槍が入ったり潰されかけたりして、非常に面白くない一週間だったのだが、GO!GO!7188のライブに行けたお蔭で、最後は楽しい思い出でシメることが出来た。
 ありがとう、トモさんとGO!GO!7188。

上方落語協会の会長選に再選した桂三枝さんが執行部の若返りを図るといっていたので、広報担当理事の鶴瓶さんは降りるのかなぁと一人勝手に寂しく思っていたのだが、降りるどころか、なんと副会長に昇格!
 昨日、WEB版の朝日新聞でこの一報を見た時、嬉しくて嬉しくて顔がほころび、「やった〜!」と万歳までしてしまった(^^ゞ。

 「広告塔として動きたい」とコメントしてらっしゃったが、鶴瓶さんが落語に回帰していなかったら私は落語に興味を持つことは無かったろうし、持つことがあっても数十年先だったと思う。
 (落語って江戸時代とか大昔の時代のことを話してるのにそれのどこが面白いの?)と食わず嫌いだったが、落語会に行けば生の鶴瓶さんが見れるということで足を運んだら(落語って面白いものだったんだ!奥が深いし、今の時代でも十分通じる話じゃん!)と、それまでの偏見が一気に取れた。
 他の人が出ていても「落語会」とあればとりあえず興味は向くようになったし、いくつかは足を運ぶようになった。
 いわば、私は鶴瓶さんで落語を知った身だ。
 そして、そのことをとても幸せに思う。
 上方落語協会副会長となられたのなら、今よりも鶴瓶さんの落語を目にする機会がもしかしたら増えるんじゃないだろうかと期待している。
 “開チンした人間国宝”誕生も夢ではないかもしれない。

今年のアンケートに備えて歴代の「百式」のDVDを見直していることを日記に書いたが、見直しているうちにまた2丁拳銃への気持ちが戻って来た。
 もう2丁拳銃と言うおもちゃで遊ぶこともそうないかなぁと思っていたのに。
 やっぱり戻るものなんだなぁ。
 お給料が出たら、今まで買いそびれていた「百式2006」のDVDを買おう。
 ルミネで見た時はあまりはまらなかったのでDVD購入も保留していたのだが、今見たら違うことを思うかもしれないし。

昨日、たまたま「虎の門」を見ていたら大喜利企画に千原兄弟で出演していた。
 珍しいのでとりあえずしばらく見ようと思ったが、大喜利の概念を根底から覆していくせいじさんから目も耳も離せず、最後まで見てしまった。
 良い答えを出したのはジュニアだったのに、終わってみればせいじさんの予想もつかない行動や言動の数々が印象に残った。
 ジュニアがどんな悪球でもホームランに打ち返すバッターだとしたら、せいじさんは「当ててナンボのもんじゃい」とどんなボールでも食らいつき、その結果、飛距離はあるがファールで終わったら「遠いとこまで飛んだんやからエエやんか!何でアカンねん!」と違う角度から審判に真剣な顔で詰め寄るバッターのようだなぁ、と思った。

 この間の「さんま御殿」以来、せいじさんをテレビで見ることが増えた気がする。
 もしかしたら、千原せいじの時代はすぐそこにまで来ているのかも。
 7月分チハラトークのチケットは相変わらず難しかったが、何とか確保できたので一安心。
 ネックは仕事の進み具合か…。



2008年06月16日(月)
今頃「百式2007」DVD購入

今年の百式のアンケート項目に「今までの百式で何のネタが好きですか」という項目があると教えてもらったので、記憶を整理しようと今までの百式のDVDやら自分のレポートやらを見直していたらなんだかハマってしまい、今まで買わずじまいだった「百式2007・DVD」をやっと買って来た。
 1軒目は「百式」どころか2丁拳銃のDVDが1枚も無かったので(こんな店つぶれてしまえ!)といささか暴言を心中吐きながら後にし、2軒目は置いてありタグもあったが、「二丁拳銃」という毎度おなじみの間違いぶりにうーむ、となる。

今では定番となっているネタも実は百式が初卸しだった、というものが結構増えたことに気づいた。
 「変質者」とか「ドッジボール」とか。
私は最近、ルミネも営業もご無沙汰しているから分からないが、これ以外でも定番になってるものはあるだろう。
 よく続いたなぁ、と思う。
 そういえば昔、「2丁拳銃のファンって羨ましいですねー」と羨ましがられたことがあるが、その理由が“毎年新ネタを作るから”と“単独ライブを毎年やるから”だった。

しゃべくり漫才は好きとはいえ、元々私はコントから入ったので、好きな系統のネタはやはりコントちっくなものが多かった。
 この中でどれを1位にしようか。
 私は2丁拳銃の漫才で一番好きなネタは「花火」だが、これをやった「百式改」に行けなかったことは心残りの一つ。
 好きだけど生で見たことが無い唯一のネタ。



2008年06月15日(日)
花火への貢献


昨日のことになるが、聖蹟桜ヶ丘まで立川談春師の落語会に行って来た。
 談春師のファンの友達が取ってくれたもので、この方がいなかったら、取り方も分からなかったと思う。
 何せ主催はロータリークラブ。
 ロータリークラブが何をやるところなのかは実のところよく分かっていないが、少なくとも今回のチケット代の収益で8月の花火大会の費用が賄われるらしい。

今回は前座の春太さんが「たらちね」、おなじく前座のこはるさんが「真田小僧」をやった後、談春師が「棒鱈」をやり、仲入り後再び談春師で「へっつい幽霊」という演目だった。
 談春師は凛とした女性の演出がとにかく凄いので、今回もそういう女性が出てくる落語だったら良いなぁとひそかに期待していたが、どちらもそういう噺ではなく、気楽に笑える二席だった。
 どちらの演目の時だったのかは忘れたが、談春師が立て板に水と言わんばかりに啖呵を流暢に切る場面があったのだが、それを聞きながら(…あぁ、こういうのは鶴瓶さんでは見たくても見れない場面だ)と思った。

ロータリークラブの会長さんが「今日は21時まで落語で思い切り笑っていただいて…」みたいなことを初っ端の挨拶で言っていたのだが、談春師が「へっつい幽霊」のサゲを言い切った時刻は20時59分!
 時計を見ながらやっていた訳ではないのに、注文どおりの時間に終わる談春師に惚れ惚れ。
 さんまさんならあっさり21時終了は反故にして、終電もすっ飛ばして翌日の始発になっても名残惜しそうに喋ってるだろうと思う。



2008年06月14日(土)
自然の力


11月に練馬で行われる鶴瓶さんと昔昔亭桃太郎師の二人会のチケットを取りにいつものぴあへ。
 8時頃着くと既に先客が一人。
 何のイベントと被ってるのか知らないが、最終的に14人もやって来た。
 しかし、最終的に14人全員希望のチケットを取れた模様。
 何と頼れるぴあだ。

朝はこんな調子で出かけていたので、地震のことは携帯のニュースサイトで流れた「岩手・宮城で震度六強」という一報を見るまで知らなかった。
 驚いて家に帰り、テレビを点けると殆どの放送局が予定を変更して災害特別番組を放送していた。
 岩手出身の友達もいるので気がかりだったが、家・ご家族とも無事とのことだったので安心した。
 しかし、余震がおきたことを告げるテロップはひっきりなしに流れるし、死者や行方不明者の数は時間が経つにつれて増えている。

 今回の地震の被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。



2008年06月12日(木)
身分証を呈示して初観覧


「雨男〜、雨男〜、りんご飴〜」だった天候もお昼過ぎぐらいから晴れてきたので、仕事終わりで∞ホールに行く。
 何気に初∞ホール。
 当日券を求めに受付に行ったら、身分証明書の呈示を求められたので驚いた。
 渋谷区の条例なのかここ最近のご時世を反映してのことなのか。
 
整理番号が30番台だったので、物凄くしょっぱい感じで見なければいけないのか、と若干暗くなったが、AGE AGE LIVEの観覧の方も引き続いて見れるらしく、中に入るとそんな心配は無用だった。
 例のごとく、出来るだけ後ろの方のひっそりした席にちょこんと座る。
 出来るだけ目立たず隠れていたいのは昔から。

生中継なので、恐らく19時ちょうどに「六十式」スタート。
 出囃子の44口径(2丁拳銃版)が流れた時、若干手拍子みたいなものが聞こえたがじきにフェードアウトしたのが可笑しかった。
 ちなみに私は漫才ライブでは出囃子で手拍子はしない。
 何だかしたくない。

 小堀さんの髪型がモヒからボンボンのような髪型になっていて驚く。
 モヒになった時も(あー、この人やってもーたー!)と驚き且つ若干嘆いた覚えがあるけど。
 今日の髪型は2000年頃の宣材写真のような髪型で、本人に言わせれば「ビートルズ」。
 でも、修士さんに言わせたら「痩せたバナナマンの日村さん」。

メモは取っていないので1、2個抜けがあるかもしれないけれど、ネタは以下の通り。

 ・子供の頃の遊び(ドッジボール、ぼんさんがへをこいた、こっくりさん)
 ・マネージャー中村
 ・海外旅行するなら
 ・ツアコン
 ・窃盗集団
 ・チョコレートパフェ

 ドッジボールのネタでは修士さんが小堀さんのボケを先に言ってしまうハプニング発生。
 これが逆だったら、物凄く舞台で小堀さん怒られただろうに。

 海外旅行や窃盗集団では、(えっ、まだそこ続けるの?)と思ったりしたが、多分そこで時間調整をしていたのかな、と思う。

放送時間をたっぷり残してオチに行き着くことも無く、放送時間内にオチにたどり着けず尻切れトンボの形でフェードアウトすることもなく。
 ライブを見る時は時計を私は外すので、六十式が何分で終わったのかは分からなかったけど、一番良いタイミングで終わったのではないかな、と思う。

放送終了後。
 小堀さんが「終わったーっ!」と叫んだ。
 それを聞いたらこちらも妙に嬉しくなり、無意識的に拍手に力をこめた。
 そう感じたお客さんは他にもいたようで、それまでも鳴っていた拍手の量が俄かに大きくなった。
 やっぱりまだ私は2丁拳銃のファンらしい。

今日、私は客席をほぼ見渡せる席にいたが(やっぱり若いお客さんが多いから、客席もカラフルだな〜)と思った。
 鶴瓶さんのライブもお客さんは多いが、いかんせん年齢層は高めで男性が多いので、客席は全体的に薄いベージュっぽいので。 



2008年06月09日(月)
大人の香りがした「EXテレビ」


「探偵!ナイトスクープ アホの遺伝子 虎の巻」「探偵!ナイトスクープ アホの遺伝子 龍の巻」が文庫化されたので購入。
 「探偵!ナイトスクープ」が長崎でもネット化された時、母がこの番組を見るように私に薦めていたことを思い出す。

 ただ、今思えば母は大きな勘違いをしていた。
 初期の「探偵!ナイトスクープ」の企画に「日本全国アホ・バカ分布図作成」があった。
 これは「関西では『アホ』、関東では『バカ』と言うけれど、その『アホ』と『バカ』の境目はどこ?」という依頼が来たことから、「バカ」と「アホ」、そして中間である「たわけ」を使う地域の境界線を調査したもので、結果は日本方言学会でも報告されたり、日本民間放送連盟賞テレビ娯楽部門最優秀賞など数々の賞を受賞したりしたので、「探偵!ナイトスクープ」未ネット地域にも「関西には凄い番組がある」と噂になっていた。

 母はこの情報から、「探偵!ナイトスクープ」を“教育番組”と勘違いしてしまった。
 そして、私に見せたかったであろう「日本全国アホ・バカ分布図作成」は、結局見逃してしまい、「パラダイス」やら「母乳でお菓子」やら「爆発卵」やら、おおよそ母が期待していた路線とは180度違うものばかり見ることになるのだが、その頃にはこの関西発の娯楽番組に家族全員虜になっていた。

 そんなことを思い出しながら読んだが、面白い番組を作り続ける人達の裏側が分かって興味深い。
 面白さの裏には制作者の意地やプライドが潜んでいた。

某動画サイトでEXテレビの「視聴率調査」の回が上がっているのを発見。
 EXテレビ自体は90年4月から始まっているが、長崎は日テレ系のNIB長崎国際放送が開局した91年4月からネットを開始した模様。
 当時中学生だった私には23時55分スタートの番組は十分に深夜番組だったので開始当初は見たことは無かったが、中1の夏休みに東京の親戚の家に泊まりに行ったら、親戚一家は「EXテレビ」の大ファンだった。
 「こんな面白い番組見ないで寝るのは勿体ないよ!眠い?そんなのドンジャラしながら見てたら大丈夫だって!」というなんだかよく分からない指令のもと、ドンジャラをしながらEXテレビを初めて見た。
 それまで見ていた“面白い番組”は、ウンナンやダウンタウンが出ているバラエティ番組だったので、コントやギャグが一切ないのに面白い、という感覚は新鮮だった。
 大人が面白くて見ている番組なんだろうなぁと思った。
 これを“面白い”と思う自分も大人になったような気がした。
 「EXテレビはEX Osakaの方が面白い」と親戚は言っていたが、確かに東京より大阪制作の企画の方がはまった。

 さすがに家に帰ったらこういう生活スタイルは許してもらえなかったが、夏休みや冬休みなどは<塾の宿題をしながらラジオ代わりに>という形なら黙認して貰えたので、眠たいながらも嬉しかった。
 長期休みは、オールナイトニッポンとEXテレビのオンタイム視聴が許される時だったともいえる。
 私に付き合う形で父も時々EXテレビを見るようになり、ジミーちゃんの記憶力企画はかなりハマっていた。

「EXテレビ」や「ギミア・ぶれいく」など、私が小学生〜中学生の頃は“大人の世界”を感じる番組があったような気がするが、今はそういう番組は殆ど無い。
 “いい大人が見るバラエティ”の一つぐらいあっても良さそうなのに。

所沢の古本市で「笑芸人 Vol.2(200円)」と「BREaTH Vol.9(250円)」を購入。
 「BREaTH」は初期のものはコンプリートしていた筈なのに何故かこの号は欠落していたので不思議だったが、「ふたりごと」を読んで謎が判明。
 この号の修士さんのコラムが、今読めば別になんともないのだが当時の私にはちょっとシモに走りすぎている気がして、(これに1000円近くは出せない!)とかなんとか思ったのだった。
 当時の私は今と同じくケチだったが今以上に純情だった。
 
 「ふたりごと」と同じページに載っている主幹の森田さんのコラムが乙女心満載で面白かった。
 矢部さんのファンである森田さんだが、タモリさんに対してナイナイの矢部さんが言った「さすがは森田さん!」というセリフを加工してMacの警告音に使うあたり、鶴瓶さんがラジオで読んでくれた私の投稿メールの部分のみ何度もちょっとしたDJ並みにリピートしてにんまりする私はめちゃめちゃ共感。

そういえば6月9日はロックの日だが、2日前の「やりすぎコージー」で久しぶりに見たハリガネロックは、ロックどころか、フォークも通り過ぎて演歌のような雰囲気が漂っていた…。
 強気なハリガネロックはどこへ。
 路線変更をするかどうかを相談された小笠原氏は今の路線を維持するように勧めていたが、小笠原氏じゃなくてもハリガネのファンならば、路線変更はしない方が良いと思うだろう。
 こちらが見たいハリガネロックは、ショートコントやギャグを連発するハリガネロックではなくて、漫才で圧倒させるハリガネロック。
 これ以上ぶれないで欲しい。



2008年06月08日(日)
偶然と必然

DVD-Rの買い置きが無くなったので、ポイントを使えるヨドバシカメラに行こうと思っていた。
 最寄のヨドバシカメラは新宿か秋葉原。本とCDも見たかったからヨドバシアキバに行くことにしたが、朝起きるのが遅かったのでだらだらしてしまい、午前中に家を出る予定だったが無理だった。
 結局13時頃家を出ることにし、何となくTVを点けたままネットをしていたら、ニュース速報が鳴った。
 アメリカの選挙絡みか何かかと思いつつ反射的にTVを見ると、「秋葉原で通り魔発生」の文字が。

大学院の時、受講していた講義の関係で剖検に立ち会ったことがある。
 目の前に横たわっている方は、私がニュースで見た交通事故の被害者の方だった。
 事故に遭う瞬間までこの方は私達と同じように平凡な日常があっただろうに、今はこの方と私達の間には絶対的な違いがあると思うと、(生は偶然、死は必然)という言葉が自然と浮かんだ。

<生きていることは当たり前>という価値観が180度覆された日だった。
 私が生きているということは、偶々死に至る何かから逃れられただけであって、いつ“生”が終わるのかは本当に誰にも分からない。
 今まで生きて来られただけで凄く幸運なことだったのだと思った。

 誰にでも必ず訪れるものであり、逃れることは出来ないという点で、“死は必然”である。 
 しかし、偶然の“生”を見ず知らずの他者から襲われて奪われることは、決して必然ではない。
 “生”と“死”を分けたものは何だったのか、何故こういうことが起きなければいけなかったのか。
 答えは出ないけれども、考える。



2008年06月04日(水)
キャッチでポップ


@ぴあで申し込んでいた来月19日に野音であるゆらゆら帝国ライブのプレリザーブに無事当選。
 ゆらゆらで三十路デビュー。
 30代はアングラかつサイケデリックな年代になるかもしれない。
 それもまた良し。
 
 あんまりぴあのプレリザーブでは良い番号にならないので今回もあまり期待しないでチェックしてみると、野音のキャパを考えたら結構素敵な番号だった。
 ゆら帝ライブに限れば今までで一番早いかも。

 私は雨女(時によっては春の鹿児島で雪を降らすこともある雪女)なのであまりこの野音ライブは晴れる気がしないが、「太陽の白い粉」が聴けたら良いなぁ。
 何はともあれ、楽しみな7月19日。
 
 7月はゆら帝以外でも、百式やらチョップリンの単独やら大銀座落語祭(結局ジュニアが出る落語会は止めて鶴瓶さんが出る回のみに絞った)やらで、ここ最近の私にしてはライブ予定が目白押し。
 アホみたいな仕事で楽しみが潰されませんよーに!ということを切に願う。

TV.Brosの千原兄弟連載コラムの今週担当はせいじさん。
 自分よりお金持ちだが年下のツレの説明として、“キャッチでポップ”というフレーズを使っていて、にやっとした。
 というのも、5年ぐらい前(もしかしたらもっと前だったかも)にあるイベントのMCが千原兄弟だった時、会場にいるお子様達がせいじさんのヤカラオーラにびびっているとジュニアに言われ、「キャッチでポップで陽気なお兄ちゃんやのに」と言っていたことを思い出したので。
 時が経ってもせいじさんが使う修飾語は全く変わらないんだなぁということを再確認。
 そんなせいじさんが好きだ。
 せいじさんが大活躍だったさんま御殿を見た人が私の周りには誰もいなかったのが残念。



2008年06月03日(火)
無我

面倒くさい仕事を振られたのでそれなりに集中していたらしく、隣の隣に座ってる男性がうっかりクイズの時に使う押しボタン(“ピンポーン!”と鳴る奴)を作動させてしまって結構騒がしかったらしいけれども全く気づかなかった。
 「さっきはお騒がせしてごめん」とメッセが来たので「何のこと?」と返信したら、「えっ、あれで気づかなかったってすごいよ!ほぼ真反対にいるクサノさんですら気づいたのに」と驚かれた。 
 
 ってゆーか、こいつは何で会社のデスクにピンポンを置いてるんだろうか。
 そっちにびっくりだよ。

運営しているというより閉鎖していないだけという気もするが、何はともあれ開設満7年。
 昨年と今年の大きな変化といえば、私のメガネのフレームと尋常じゃ無いほどにツキまくりな鶴瓶運か。
 鶴瓶さん関連については自分でも怖いぐらいにツイている。
 ここまでツイていると、この先鶴瓶さん関連以外では良いことは何も起きないんじゃないだろうかと考えてしまうほどだ。
 さんまさんとかジュンジイとかのファンになっていたら経験出来なかったことも色々あった。
 ありがとう、鶴瓶さん。ありがとう、鶴瓶・上岡パペポTV。

てなことを思いながら偶々MXに回したら「水野キングダム」でDVD発売記念として、新人さんいらっしゃいみたいな企画をやっていたのでぼーっと見ていたらいきなり2丁拳銃が出て来たので、「えっ」と声に出して驚いてしまった。
 普段見ていない「水野キングダム」を見てたら出ていた2丁拳銃。
 考えてみたら2丁拳銃運もそれなりに中々の引きを持っていたのだった。
 
 そのまま見ていたら、DA PUMPのISSAがゲストというゴルフ番組のCMが流れ、なんだかしょっぱい気になる。
 ISSAとゴルフ番組とMXTVという取り合わせがなんとも。



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