つらつらきまま


2007年07月30日(月)
な〜んだかね〜


昨日は午前中に投票へ。
 選挙ステーションとNHKの開票速報をザッピングしながら見ていたが、田原総一郎氏のハイテンションっぷりが印象的だった。
 小沢氏が会見に出ないことについて「出て来いと言いたい!あなたもほら、呼びかけて」と古館さんに振って、古館さんを困惑させていたところとか。
 古館さんも普段の放送では結構とんちんかんなコメントしたりしているけれども。

 それにしても、これだけはっきり結果が出ているのに辞めないのかぁ。
 国民から改革を委ねられていると言われても。
 国民が改革を求めているにしても、その実行主は総理じゃないと思うんだけどなぁ。
 別れて欲しいのに別れてくれない厄介な元彼のよう。

 丸川さんも古巣のテレ朝に朝から出てたけど、後輩アナからコメンテーターの北野誠に至るまで全員からきつい質問を浴びせられてたなあ。
 丸川さんはあらかじめ録音しておいたテープを再生しているかのような噛みあわないコメントを能面のような表情で発していて、こんなに喜ばれないし喜べない当選者も珍しいなぁと思った。

 私が投じた候補者は比例も選挙区も陽の目を見なかったが、自分で考えて投じたので良しとする。

鶴瓶、鶴瓶と浮かれまくっていたせいで、チハラトークのチケットを取り逃がす。
 Fandango!の先行では何となく取りたくないんだよなぁ。
 1週間前でも余裕で取れていた頃を知っているだけに、必死にならないとダメな状況がちょっと口惜しいので。
 気楽に見たいライブなので、チケット取りもあまり必死になりたくない。

土曜日は、従妹がもうすぐ二十歳になるので、少し張り込もうかと思い、青山のVivienne Westwood直営店に行って来た。
 ネットで見て目星をつけていたものは売り切れていたので、第二候補だった財布を購入。
 それにしても、店内の服が何かしら見覚えがある色調ばかりで(あぁ、小堀さんがいっぱいある...)とか思ってしまった。
 
 



2007年07月27日(金)
まさに“予想外”


西武の選手が使う飛行機が機器トラブルに遭い、到着が間に合わないためYahoo!ドームで行われる予定だったホークス戦が中止に。

この試合にわざわざ午後休を取ってまで駆けつけた人がいた。

うちの父。

 会社の人から
 「野球ば見に行くとやないとねー?」
 と、バレバレだったのを小ざかしく
 「行く訳なかよー」
 としらばっくれた罰だろうか。

 「シャワーも浴びて準備万端やったとに...」
 と、なんともショボーンとした電話が掛かってきた。

 しかし、とぼとぼと帰ろうとしたら、ドームを引き上げようとしていた王監督に遭遇し、しかも世界の王は、たまたま辺りにいたギャラリー全員に手を振ってくれたほどフレンドリーだったそう。

 それなのにうちの父は、まさか世界の王が“53歳サラリーマン・昼から会社さぼりましたー”のオレに手を振ってくれているなんてあり得ないと思い、てっきり近くにチームの関係者でもいるのだろうときょろきょろ見たが、どう見てもそんな人はおらず、(あっ、他の誰でもなくオレに手を振ってくれとる!)と気づき、慌てて手を振り返そうとしたら時既に遅しで、もう車に乗り込まれた後だったそう。
 
 世界の王を無視した男。
 それはうちの父...。
 父にかわってお詫び申し上げます。

それにしても、
 「王監督が手を振ってくれてさー」
 と聞いた時、本当に無意識だったとはいえ
 「おぉ〜!」
 と言ってしまった。
 今は反省している。



2007年07月25日(水)
すれ違うたぬきそば


昨日から無性に天かすが細かいたぬきそばを食べたくて、(今日の夕食はたぬきそばを食べに行こう!)と、それを楽しみに仕事を片付けていたようなものだったのに、業務終了後いそいそと、天かすが細かいたぬきそばを出すそば屋に行ったら、夕方5時からは居酒屋メニューとかで、たぬきそばどころか普通のそばも3種類ぐらいしかなく、しょぼーんとしながら鴨南蛮をもそもそと食べて出て来た。
 そば屋なのにそば屋としての営業は昼間しかやってないとは思わなんだ。
 明日の昼こそは天かすが細かいたぬきそばを食べよう。
 何でたぬきそばでこんなに苦労しないといけないんだろう。

鶴瓶さんの長崎市内ロケ地がうちの親戚の家に行く時に通る通り道で、且つ私の母校の近くということが分かり、口惜しさは更に倍増。
 絹のハンカチをかみ締めてキーッ!と叫ぼうかと思ったが、あいにく絹製品は我が家には靴下ぐらいしかなく、代用として絹の靴下をかみ締めるところを想像したら、それだけで吐きそうになったのでそれは止めたが、それにしても口惜しい。
 生まれてくるのが12〜3年程早かった、と悔やむ。
 それにしても、制服を着ていた時代に遡るのに10年では足りないとは。
 
映画「奈緒子」のロケ地についてわーわー1人騒いでいる間にオロナミンCのCMバトルは終了。
 結局協力しなかったなぁ。
 別に私1人協力しなくても他の人がするだろうし、と思ってたらその通りだった。
 見た上で協力しなかったのではなく、見てないので(2丁拳銃以外の方々についても)協力のしようがなかった、というのが正しいが。

 予選段階では、作者本人はCMに出ず、制作者名も伏せたまま投票が行われ、結果発表で初めて作者が明かされる、というのならしっくり来る。
 今回のようなシステムでは、作品のクオリティ以外の要因も勝因に入る。
 “みんなの力”は凄いけれども、うがった見方をいくらでも可能にさせてしまう両刃の剣でもあると思う。
 
 「一年間で卸した新ネタの本数が最多」とか「一年間で舞台に立った回数が最多」など、第三者の感情や操作が入りようが無いもので1位になる方が、個人的には嬉しい。
 芸人自身の力で手に入れた結果で、誰も文句がつけようがないものだから。



2007年07月23日(月)
タカシ・フジイはカッコイイ!


家に帰ったら、「鶴瓶のらくだ」ブログをにやにやわくわくしながら覗くのが日課(^^ゞ。
 現在、「奈緒子」という映画のロケで対馬でロケをしていることもこのブログで知ったが、23日付の記事では、長崎市内でもロケが始まり、「超英人(ちょうエェ人)」キャンペーンを絶賛実行中とのことで、思わず「ぎゃぁ!」と叫んでしまった。
 “ぎゃふん!”とはなかなか言わなくても、“ぎゃぁ!”は案外出てくるもんだ...と新たな発見。
 あーあー、羨ましい、羨ましい〜!と、ロケに居合わせたか見にやって来たのか分からんがともかく鶴瓶さんを取り囲んでいる子供たちを心底羨ましく思う29歳独身女。
 それにしても、長崎はどこを写しても山が入り込む土地なんだなぁ...とも改めて思った。


そんな長崎市内は25年前の今日、大水害に襲われた。
 当時4歳の私と母はバーゲンに参加するため繁華街に出ていた。
 しかし、まだ買い物は終わっていないのに、今から従兄弟の家に行こうと私が言い出したそう。
 普段わがままを言わないのにこの日に限っては半泣きになりながらも曲げないので、とうとう母親は根負けし、ぶつぶつ言いながらも予定を早めに繰り上げ従兄弟の家に行くことにした。

 海沿いの道を行くバスは私達が乗った便が結果的に最終便となった。
 そのバスも途中で運行を止めようとしたが、もし何かあっても文句を言わないから終点まで行ってくれと客が懇願し、騙し騙しのような状態で終点まで運行したのだった。
 従兄弟の家は終点にあり、バス停からは5分も掛からないところにあったが、雨足が段々強まり、傘を差す間も惜しいとばかりに、母は私を抱っこして従兄弟の家まで全力で走った。
 
 買い物に出かけていた繁華街はその後、石橋をいくつも押し流すほど川が氾濫し、2m近くまで水位が上昇した。
 あのまま買い物を続けていたら、私達も助からなかったかもしれない。
 車がひっくり返ってプカプカ浮いている様をただただびっくりして眺めていたらしいことはもう覚えていないけれど、(雨が降ると恐いから)と、晴れていても必ず折りたたみ傘を持ち歩く習性は、この時の体験が身に染み付いているからだと思う。


チハラトークを見に草月ホールへ。
 今日一番の収穫はどりあんず・堤くんによる「藤井隆さん、最高!」話。
 「キャプテン☆ドみの」の前説をやっていたどりあんず。
 出演者の1人である藤井さんは色々どりあんずを気にかけてくれていて、この日も番組の打ち上げに誘ってくれたそう。
 みのさんと話す場も取り持ってくれたが、みのさんはかなりの酒豪で、みのさんがコールすると、一気飲みをして返すことが慣例。
 しかし、堤くんは一滴も酒が飲めないため、焼酎を飲んでいるフリをして水を一気飲みを披露していたら、みのさんはすっかり上機嫌になり、酒を一升瓶で持ってこさせ、みのさん自らどりあんずのコップに並々と注ぎだす。
 平井さんが最初に一気をしてみたが、ここに至るまでにかなり飲んでいたため飲み干すことはさすがにきつく、飲みながらもだらだら零してしまい、若干みのさんは不機嫌に。
 自ずと堤君への期待が高まるが、堤君は絶体絶命。
 (もう、おしぼりを口につけるフリして染みこませるしかない!)
 と、意を決して飲もうとしたら...

 「ちょっと〜、平井〜。あんた、全然一気出来てないじゃな〜い。堤は出来るの〜?」

 といいながら、堤くんが酒を全く飲めないということを知っている藤井さんは堤くんからコップを引き取ると、2/3ほど一気飲み!
 全部藤井さんが飲んでしまうと堤くんが再び飲まされるので、わざと1/3だけ残したコップを「堤、一気はこうやるんだよ」といって返したそう。
 堤くんが1/3だけ残った酒を何とか飲み干したのを見届けると、さりげなくこれ以上一気飲みをしないでいいようにその場を去らせてくれたそう。
 藤井さんの男気と温かさに、千原兄弟はもちろん、草月ホールの客も一体となって感動。
 「おぉ〜!」という感嘆のため息と共に、拍手も飛び交う。
 いや〜、じめじめむしむしとはっきりしないうっとうしい最近の天気を吹き飛ばすような、久しぶりにすっきり爽やかな気持ちになったエピソードだった。
 乙葉ちゃん(私のPCでは“央人はちゃん”が第一変換の候補だったが)、見る目有るなぁ、と今更ながら感動。
 この話だけでも2500円以上の価値があった。

 ゲストトークはロバート。
 目が不調なので、メガネを外してぼーっと舞台を見ていたが、ゴールデンタイムに出ているトリオも、裸眼0.03ではガチャピン、ムック、忍者ハットリ君にしか見えず...。



2007年07月19日(木)
うれしい誕生日


鶴瓶さんのブログが9日ぶりに更新。
 何とも嬉しい誕生日だ。
 2つも記事&写真がアップされほっこり。
 コバとのツーショット写真にはびっくり。
 コバのメジャー化は止まる気配なし。
 気づいたらゴールデンの全国ネットに堂々と出るようになっていて、あの位置は良いなぁと思う。

そんなこんなで誕生日。
 去年ぐらいから、誕生日だからといって特にわくわくするようなことは無くなったが、それでもまだまだ誕生日は嬉しい。
 17時10分に生まれたらしいので、16時ぐらいになるといつもそわそわし、17時10分になると、心の中で(おめでとう、私)と言うのが物心ついてからの習慣。
 実家にいた頃は17時10分になると母親が「今生まれました〜。お誕生日おめでとう」と言い、「ありがとう(いろんな意味で)」と返していたものだった。

 今年は特に予定は無かったものの、1人で過ごすのは寂しい気がしたので、大学の同期を呼び出し、うちの近所にある有名な中華料理店で一緒に食事をとってもらった。
 誕生日だから、と奢ってくれた。
 ありがとう。
 その後うちに来てしばらく同期の噂話や職場の変な人話に花を咲かせた。

 カリカの家城さんやクドカンも色んな人から「おめでとう」と言われたに違いない。
 力也やマッチも。

「みんなで頑張って1位にしましょう!」みたいなことが昔から苦手で、そういう空気になると、「どうぞ頑張って下さい。では私はこれで」と一歩引くのが常。
 というわけで、オロナミンCのCMバトルも全く以って他人事というか遠い世界での出来事のような感じでいるが、あのWEB投票って、1日何回でも投票できるのだろうか。
 それとも1日1回だけど、日が変われば同じメルアドでも投票できるのだろうか。
 全期間を通して1回のみの投票なら良いけれど、1日1回のみでも同じ10人が7日間毎日投票したら、実際は10人しか投票していないのに票数は70票としてカウントされるのは、実態を表していないし、勝っても負けても(何だかなぁ…)ともやもやしたものが残りそう。 



2007年07月16日(月)
3日早い最高のプレゼント〜大銀座落語祭その2


台風一過の青空にウキウキしていたところに地震発生。
 結構長く揺れるので、咄嗟にケータイを手元に引き寄せてNHKを点ける。
 向かいのマンションからは何かのブザーがしばらく鳴り響いていた。
 東京でさえこうなのだから、被災地の状況は非常に甚大であることが時間が経つにつれて分かり、心配でならない。
 コンビニ等で募金の受付が始まると思うので、積極的に協力しようと思う。

今日は大銀座落語祭の楽日。
 お目当ては17時から銀座ブロッサム(中央会館)で行われるHブロック。
 松村さん&こえぴょん(桂小枝さん)の2人会が1時間、ますおかやスピワゴなど意外な面々も見れたおもしろ寄席が1時間半、そしてトリの「笑福亭鶴瓶の会」が1時間45分(当初予定は1時間半)。

鶴瓶さんが落語を始める時、生い立ちに触れ出したので、(あぁ、今日は私落語で「Always お母ちゃんの笑顔」かぁ)と思ったら、高校生に時間が飛び、「青春グラフティ松岡」が始まった。
 去年の青山寄席で聞いて以来か。
 サゲも決まり拍手が飛び交う中、時計を見たらまだ終了予定時刻には30分ほどの余裕が。
 そして、鶴瓶さんも素早く扇子で拍手を止めさせる仕草をしたので
 (あっ、今日は二席!ということはもしかしたら…)
 とあることへの期待が急速に膨らむ。
 そして、その期待は当たった。

 今日の二席目は、この8ヶ月間、聞きたくて聞きたくてでも中々聞く機会に私は恵まれなかった

「たちぎれ線香」
 だった!

「たちぎれ線香」は、私が初めて聞いた本格的な古典落語であり、去年の青山寄席で鶴瓶さんがこれをやった時、

 (…こんないいものが見れるなんて、本当に生きてて良かった〜!生きてて良かったし、これからも生きていたい〜!)
 と、感激のあまり泣きながら帰ったほどだった(^^ゞ。
 これをきっかけに鶴瓶さんに本格的にハマったし、落語への興味・関心も一気に広がった思い出の噺である。
 
前回聞いたのが8ヶ月前ということもあり、今回改めて聞いてみて、(こんな演出だったっけ?)と自分の記憶にいまいち自信が持てなくなったところもところどころあった。
 サゲ辺りの若旦那はあんなに独白していたかしら?とか。
 しかし、初めて聞いた時にとても印象的だったので記憶に残ったものの、、他の師匠はそういうふうに言っていないセリフがあり、それが鶴瓶さんの演出なのか私の記憶違いなのかずっと確かめたかったのだが、今日自分の記憶に間違いは無いことが確認できた。

 他の師匠の方々は、若旦那に「生涯女房と名のつくものは持たん」といわせるのだが、鶴瓶さんは若旦那にそう言わせない。
 鶴瓶さんが変えたセリフでは、若旦那は生涯独身を通さないのかも、と思わせるのだが、私はこの場面は鶴瓶さんのバージョンの方が好き。

今回は泣きながら銀座の街を歩くことは無かったものの、やっぱり鶴瓶さん良いわぁとしみじみした。
 そして、どうしたら落語はもっと大勢に見てもらえるものになるのだろう、なんてことも思った。
 自分だってほんの1年前はそうだったくせに、「落語はどうせ聞いても分からない」と言われると、(難しい話ばかりじゃないのに〜)と落語協会の職員でもないくせに口惜しさというか歯がゆさを覚える。
 古いとか難しそうとかの一言で逃げないでと思う。

 それにしても、人間、何がきっかけで興味が広がるか分からない。
 “噺”なんて、去年の秋ごろまで変換すらしたことなかったわ。



2007年07月14日(土)
大銀座落語祭その1

大型台風接近中でビクビクしながらギンザ・コマツアミュゼの夜の部へ。
 第二部の「SF怪奇噺集」はキャンセルし、第一部の「この人この噺」のみ。
 目的はもちろん鶴瓶さんだったが、開場して中に入ったら控室の窓もドアも全開で、私服の鶴瓶さんの横顔がはっきり確認出来てしまい、嬉しいより何だかびびってしまった。

事前の告知どおり、鶴瓶さんのネタは「長屋の傘」だったが、小朝師のリクエストだとか。
 5月の研鑽会でもこれだったなあ。
 
 桂米輔さんは「祝いのし」。
 春團治師匠の時のように途中から噺についていけなくなった、ということは無かったけれど、私はこの噺はあまり好きじゃないなぁ、ということが今回分かった。
 噺の中身というよりサゲが。

 第一部のトリは笑福亭松枝さんの「袈裟御前」。
 松枝さんの本は読んだことがあったが、噺を聞くのは今日が初めて。
 そして面白かった!
 繁昌亭に行った時にこの方が出ていれば結構嬉しいかも。
 収穫だ。



2007年07月10日(火)
想い出おんがく

後10日足らずで20代最後の年を迎えると思うと妙に懐古主義になってしまい、10代〜20代前半によく聴いていた音楽をまた聴き直したりしている。

 小6の時、親がレコード、CD、カセットテープが聴けるオーディオセットを購入した。
 それまではラジカセしか無く、それについて特に不自由も感じていなかったが、好きなミュージシャンやジャンルが出来ると、今までの無関心ぶりはどこへやらで、ダビングやプログラム録音を1人でも出来るように説明書を読みながら取り組むようになった。

 このオーディオ購入計画を父に迫ったのは母で、オーディオが届くと早速実家に置いてあった自分のコレクションレコードを持ち帰り、一緒に聴こうと私をよく誘った。
 アフロヘアだった井上揚水の「傘がない」やらよしだたくろうの「夏祭り」やら、ザ・フォーククルセダーズの「帰ってきたヨッパライ」「悲しくてやりきれない」やら、雑誌でしか見たことないものが我が母のコレクションからはぞろぞろ出て来て、懐かしグッズ好きの血も騒いで一緒に聴いていた。

 そんな風に私が知っているミュージシャンの若かりし頃のレコードを一緒に聴いていたある日、「実は一番聴かせたいのがこれ!」とちょっと自慢げな口調で私に期待を持たせながら、母がかけたレコードは
 「BLACK NIGHT」(DEEP PURPLE)だった。
 CMで15秒ほどは聴いたことあったが、フルで聴いたのはその時が初めてだったので、「カッコイイ!」と感想を言うと、「そうやろ〜!」と非常に嬉しそうだったのは今も忘れられない。
 
私が生まれて初めて(この曲すき)と思ったのは、サザンオールスターズの「Melody」だが、Wikipediaを見たら、桑田さんはこの曲を必ずしも気に入っていないらしくて、知らなきゃ良かった…と後悔ちらり。
 小学生になったばかりぐらいだったので、「Melody」の歌詞の意味は分かっちゃいなかったと思うが、“切ない”ことを好む傾向はこの頃からあったのだろうと思う。
 後に息の長いファンとなるSpitz然り。

“切なくて”“うつくしいもの”を好む一方で、Googleニュース!のアラートに「鶴瓶」を登録し、大銀座落語祭関連ニュースのお知らせが届くやいなや速攻チェックし、掲載した写真の半分近くが鶴瓶さんが写ってる写真であったオリコンをにんまりしながら見まくっているこの状況は、今までの反動だろうか。
 
 いよいよもって今週末は大銀座落語祭で、鶴瓶さんが出る日は全て押さえて準備万端だというのに台風接近というのは天気の嫌がらせだろうか…。



2007年07月07日(土)
サニム


出かけようとしたら郵便受けに被害者の会の会報が入っていたので、電車の中で読む。
 響己くんが以前より央人くんに似てきたような気がした。
 そして、1990年の小堀さんを心底羨ましく思った。
 パペポTVをブラウン管以外からも見ていたなんて。
 今私が見ているパペポのO.Aのどれかに小堀さんの声も入ってると思ったら、何か面白い。

そんなこんなで笹塚に着き、ベンチで本を読んでいたらNさんに会い、そのままご一緒する。
 開演待ちの間はスピッツのトリビュート盤「一期一会」が流れていた。
 
サニムは各人が30分の持ち時間で“芸”を披露するイベントで、さっくんは“絵”、あべちゃんは“オタ芸(藤本美貴&前田有紀)”、小堀さんは“ギター漫談落語”。
 小堀さんの演目は、被害者にはお馴染みのオトンエピソード。
 聞く度に、これを今笑いにしようとしなくても…とついつい思う。
 キーワードとなる言葉の生々しさが、今はまだ笑いに勝ってしまう。

行ってみるまであべさくのイベントに小堀さんが乗っかったのだと思い込んでいたのだが、小堀さんが主で動いてあべさくに声を掛けたようだった。
 実際はどうか分からないけれども、トークの内容からはそうとれた。
 次があるなら、笹塚で持ち時間を20分程度に短縮して1人新たに追加するらしい。
 誰が入るのやら。

 そして、久しぶりに写真のフラッシュや芸人への「かわいい〜!」コールを体験。
 2丁拳銃の被害者や鶴瓶ファンにとって、両者とも縁がないというか遠い世界のもの。



2007年07月04日(水)
オマエが言うなー


こつこつと作り上げた人間関係や仕事を1人のオッサンのせいで危うく台無しにされそうになり、関係者一同キレまくり。
 「君達が良いように扱われそうだから、僕が悪者になれば良いと思って敢えて向こうに言ってあげたのに何故そう怒るんだよ」
 と、20歳も年上の人に真顔で言われた日にゃ、脱力するしかない。
 っていうか、自分が引き受けた仕事をこちらのスケジュールも聞かずに丸投げしたらさっさと逃げ、完成させた報告書には抜け抜けと自分の名前も付け加えるような卑怯なオマエなんて、偽悪ぶらなくとも今のままで充分に悪者じゃー。
 ぼけー。
 ほげー。
 はげー。

 嫌な奴はひょっこりと不定期で現れるから油断ならない。
 せっかく気持ち良く、機嫌よく仕事してたのに。

7月の納涼会の予定日に何か先約があったような気がするけど思い出せない、ということを隣席のクサノさんに言うと
 「鶴瓶関係じゃないの?」との質問が。
 「今の私なら、自分の名前は忘れても鶴瓶さんのイベント日は忘れないので、それはないです」
 と答えると、深く納得された。
 そして、予定日の先約はチハラトークだった。
 10万部のベストセラー小説作者の弟と、自分が撮る映画の題名すら覚えないベストポジティストの兄が織り成すトークライブ。
 7月のゲストは誰だろう。

無性に聞きたくなり、ネットで「MONDO GROSSO LIFE feat.bird」を探してDL。
 1998年の曲と思い込んでいたが、データを見たら2000年だった。
 大学4年の時か…。
 大学生の頃は本当によく音楽を聴いていて、CDも買ってたしライブにも行ってた。
 時間もあったし、何故かお金も今よりあった。
 お笑いに費やさなければ、お金は使わないで済む。

 <結論>
 無理なもんは無理。

さ、明日も働こう。



2007年07月02日(月)
狙うは連続記録


「東京かわら版」を読んでいたら鶴瓶さんがゲストで出る落語会が8月に国立演芸場であり、ぴあやローソンチケットといったプレイガイドでは取扱いがなさそうなので、広告に載っていた電話番号に問い合わせ。
 私の勘違いでなければ、この会の主催者である噺家さん本人が電話に出て応対していたような…。
 チケットは郵送で、チケットが届いたら代金の郵便振込をお願いします、とのこと。
 色んなシステムがあるなぁ、と感心。
 
 これで今年は1〜8月、10月と鶴瓶さんを生で見れる。
 そうなれば9月、11月、12月も見たくなるもの。
 今まで見ていなかった年月があまりに長いので、それが何とも勿体なくて、そして口惜しくて堪らない。
 1年に1回でも見れるだけでも凄く贅沢なんだけども、高座やライブをやっているのなら、出来るだけそれを目や心に焼き付けたくてたまらない。
 鶴瓶さんのライブに関しては、ある意味生き急ぐような感じで行きまくっているなぁと思う。

そんなこんなで、新宿で小堀さんが気持ちよく弾き語っていた頃(想像)、私は奇しくも同じ新宿でnaoさんを相手にハンバーグを食べながら鶴瓶語りをしていた。
 DVDやCD-Rを渡すために落ち合ったのだが、あちらも私が見たがっていた「伊藤園 鶴瓶のらくだ」の記者会見記事を持って来て下さっていて、私は超興奮。
 その様は、naoさんの予想以上の浮かれぶりだったよう(^^ゞ。
 ちなみに、私がお渡ししたDVDやCD-Rには好みの芸人さんが出ているVを取り揃えたつもりだが、その8割近くは鶴瓶さんも映っているものだったので、何だか好みの押し売りをしているようで若干心苦しく思った。

 これを打ってる最中に、伊藤園の麦茶のCMのニューバージョンが流れたので、咄嗟に反応し、にんまり。
 今年の私はおーい!お茶と伊藤園の麦茶しか買わないようにしている。
 「鶴瓶のらくだ」のスポンサーだし、伊藤園が立ち上げてくれた「鶴瓶のらくだ」の公式HPは動画あり、ブログあり、写真あり、と充実しているのが嬉しいので、何かの形で貢献したくなる。
 鶴瓶さんの昼食メニューとか朝食メニューは別にあってもなくても良いけれど。



 Written and  arranged by  seri   || スキン by エンピツスキンニュース++