つらつらきまま


2006年07月31日(月)
小躍り


残業のためチハラトークに行けず。
 まぁ今の仕事の状況を見たら無理かなぁと半ば諦めてはいたけれど、残業の内容が、今までOKを貰っていたものがいきなりダメになり急な手直しが必要になったため、というのが何となく納得がいかない。
 せめて週末か明日だったら。

そういう風にブチブチくさりながら帰り、ケータイから東京ダイナマイト公式ブログを何となく見たら、もう
 
 「よっしゃーっ!やったーっ!」

 と口に出さずにはいられない素敵情報が!

>8・25東京ダイナマイト祭
>8・25日比谷野音「東京ダイナマイト祭り」のゲストの発表第一弾です。
2丁拳銃
>ダイノジ
>猫ひろしwithじじいぶぅ

 ↑太字にしてみました。
 「東京ダイナマイト祭り」は、大勢の芸人を呼んで漫才をやる漫才フェスみたいな内容になる、とハチミツさんがブログに書いて以来、既にチケットを買っていた私は、(もしかしたら、もしかしたら…)と密かに期待していた。
 でも、この間のFCライブでもしかしたら何かイベントがあるかも、と告知があった日がまさにこの東京ダイナマイト単独日だったので、(あぁ…それだったらゲスト出演は無いなぁ…)と、ちょっとがっくりしていた。

 なのでなので、この告知は一発逆転といおうかビッグサプライズといおうか。
 とにかく、とてつもない喜びを私にもたらしてくれた。
 呼ぶ東京ダイナマイトも呼ばれる2丁拳銃も素敵だ。
 (あぁ、やっぱり私は2丁拳銃なんだなぁ)ということを改めて確認もした。
 日比谷野音の舞台で2丁拳銃が漫才をする姿を見ることが出来るなんて。
 ヒロトさんが歌った同じ野音の舞台で2丁拳銃が漫才をすることがあるとは思ったことも無かったよ。
 
 2丁拳銃のことだから、もう1つの予定ももしかしたら決行する可能性あるなぁ、とフト思った。
 もう1つの方は昼間にするとか。
 “被害者の大方はテンション低い大人で出来ている”から、“平日昼間公演”なんていう社会人を敵に回すようなことは無いとは思うけど。

「Tシャツ屋さんバンビ」から注文していた“ギターみたいな女の子Tシャツ(勝手に命名)が届く。
 HPで見たより可愛らしくて、うむむ。
 
アメトークで11期SPが始まる。
 嘗て「ケンコバ大王」でもやった企画を全国でやる日が来るなんて。
 東京にいるのに出てこない堂土さん&ハリウッドザコシシショウ。
 ハリガネを久しぶりに見る。
 何せ、実はテレ東にレギュラーを持っていることを3ヶ月経って初めて知ったぐらいに、今はハリガネ事情に疎い。
 何でこうなったのやら。



2006年07月30日(日)
いいじゃないか キャンバスは君のもの


ヨドバシカメラの店員にスカパー取り付けについて聞いたところ、うちのマンションは「スカパー!110」になるとのこと。
 110度CSとは、普通のスカパー!より良さそうな感じだが、チャンネル数が全く違い、見たい番組が殆ど無い。
 管理会社にスカパー!のアンテナ取り付けが可能かどうかを確認してもう一度検討することに。
 あ〜ぁ、何か肩透かし…。
 今はそういうマンションが多いらしい(工事費が安いらしい)。

 もし見れないなら、スカパー!が見れるマンションに引っ越すか!?ということを一瞬考えたが、スカパー!に引きずられて引っ越すなんて、

 <どうしても聴きたい番組がFM福岡しかやらないから、その時間に福岡にドライブに行こう>
 と父に提案し父もその気になっていたら、「2人揃って何バカなことばやろうとしよっとね!!」と母から怒られた中1の頃から全く進歩してないってことだし。

 スカパーが見れないかもしれないところと、時々Amazonで注文したメール便がポストから盗まれることと、暖かくなったら「私はNHKと東京新聞に監視されてます。助けてください」とA41枚の裏表にびーっちり書かれた手紙がポストに入れられるところを除けば、今の家に問題無いしなぁ。

今日チューナーを買って帰る勢いで家を出たので、何となく勢いを持て余してしまい、新宿から歩いて原宿のBOOK OFFへ。
 
 色々物色していた私の目に
 「Y本ワチャナビ」
 という文字が飛び込んできた。
 (もしや!)と手に取り表紙を見てにんまり。
 1996年に出た2丁目劇場公認の関西情報誌だった。
 980円で当時売られたものが、10年後は原宿の新古書店で150円。
 表紙を開いてパッと出て来る広告が、あのリンゴ・スターに「りんごスッター」なんていう恥ずかしいコピーを抱き合わせた「すりおろしりんご」というのが、時代を感じる。
 
 千原兄弟、ジャリズム、水玉れっぷう隊、メッセンジャーがトップだった頃で、11期も割と載っていた。
 高僧・野々村と大竹まことの対談、なんていう凄いものも。
 
編集後記は、50組の2丁目芸人のこれからの夢が載っていた。
 
 「まだまだ僕らの笑いを確立しているわけじゃないんで、
  2丁拳銃っぽいネタを自然体でやってて、それが面白くて
 『あれが2丁拳銃の色やねんな』
 って思われるようになれば、一番いいと思いますね」

 というのが1996年当時の2丁拳銃の夢。
 2006年の今日見つけたのも、なかなか感慨深い。
 
 3年ぐらい前にオンエアバトルで初めて落ちた時に流れた
 「正直ネタの作りが良くなかったから落ちてもしょうがない。自分達が悪い」
 とはっきり言い切った敗者コメントを聞いて以来、私は2丁拳銃が負けることをそれほど恐れたり落ち込んだりしなくなった。
 たとえ負けても、敗因を他の誰かや何かのせいにしない強さと大きさがあるからこの人達は大丈夫だ、という根拠を持てるようになったから。

 今回の「漫才アワード」の結果もそういう理由から、結果の詳細を知った時は(何じゃ、その差!?)とびっくりはしたけど、それ以外の感情はあまり覚えなかった。
 
 >2丁拳銃っぽいネタを自然体でやってて、それが面白くて
 >『あれが2丁拳銃の色やねんな』
 って思われる

 ような漫才を今までもこれからもやり続ける姿を出来る限り見ていきたい。



2006年07月29日(土)
Hey Hey Hey Girl 仕事だから


とりあえずがんばりましょう、とは思っている。

>くだらねぇ仕事でも仕事は仕事
>働く場所があるだけラッキーだろう

と、マーシー(真島昌利氏)も言っているし。

でもでも。

(やってられっかーっ!)

と思うことは何故こうも次から次に出てくるのだろう。


「仕事を手伝って欲しいと思っても定時で帰られるから頼めなくて困る」
 と、たわけたことをのたまうオツボネツボイの言い分は聞いておいて

「子供がまだ小さいので1日は在宅勤務を認めて欲しい」
 とか
 「同じ時間外になるなら、始業の30分前をその時間に当てるので、子供を迎えに行くため定時の30分前に帰らせて欲しい」
 など、働く母の切なるお願いは、端から検討する気も能力も無いので

 「無理です」「困ります」「1人のワガママ(本当にこう言ったらしい)を認めますとねぇ…」

 なんていうウチのオエライさんを思ったら、
 「人生意気に感ず」なんて言葉も虚しくなってくる。

 そもそもなんでツボイの仕事を手伝わなきゃいけない?
 自分の仕事をこなしたら定時で帰ろうが有休を取ろうが、文句を言われる筋合いは無い。
 世の中は残業を減らしたり育児支援に向かっているのにこのアナクロさ。
 言っちゃあ何だがツボイの仕事が片付かないのは、ツボイが自分の能力を棚に上げて自分はデキる奴だ、と自分で吹聴しまくった結果である。
 自分のケツは自分で拭け。

会社のことを思うとカリカリイライラムカムカしてくるだけなので、気分を変えようと思い、まずはかれこれ4ヶ月ほど行ってないスポーツジムの退会手続きをしてきた。
 私は運動で発散するより、面白い舞台や本を見てストレスを笑い飛ばす術を学ぶ方が向いている。
 入った時はずっと通うのだろうと思ってたから、併設のプールで使う予定で買ってしまった度付き水中眼鏡が勿体無かったが、これから先使うことが無いとも限らない。
 その日まで取っておこう。
 その日が来なかったら、
 「あたしさ〜、昔ジムに通ってたことがあって張り切って度付きの水中メガネまで買ったんだけどさ〜」
 とかいう話の種に使う。

 月会費が来月から浮くので、スカパー!に入ろうと思いヨドバシアキバに行ったが、アンテナのことが分からなかったので保留。
 共同アンテナとやらでケーブルテレビは見れるし、壁にBS/CS端子があるからチューナーだけ買えば良いのだろうと思ってたんだけど。
 明日店員さんにその辺りを尋ねよう。
 物凄い昔のドラマとかバラエティを見たい。

明日は漫才アワードの本選。
 どうかなぁ。どうなるかなぁ。
 “絶対に優勝!”なんてことはあまりに無責任というか軽い感じがして、いつまで経っても苦手だ。
 やきもきしても結果は2つに1つだし、部外者がやいのやいの言ってどうなるもんでもないし。
 ただ、今年こそすっきりと割り切れて終われますように。

昨日コンビニに行ったらフライデーに「次長課長…」とあったから手に取ったら美貌の方だった。
 何だ。
 河本さんだったら既婚者ということで笑えないが、美貌なら独身だし相手も独身だから何の問題も無いじゃん。
 <フィギュア合コンゴッコ>というものをマジメにやってのける30代男が20代の生身の女性とのふれあいを楽しんでいることが判明したのは喜ばしい。



2006年07月27日(木)
最低の君を忘れない 悲しい噂は信じない


1週間遅れで来日したレッド・ツェッペリンは、1発目から激しいロックをかまし、ノックアウト寸前。
 
 
 ↑別に頭がおかしくなった訳ではありません、念のため。
 「15弱」に行った人なら分かるフレーズでございます。
 それにしてもレッド・ツェッペリンはハマる。
 今まで聞いた中では一番だ。

撮ってもらった「ますおかダイナマイト」を見る。
 2時間半あったライブだから大分編集されてるかと思ってたけど、そんなにひどい編集ではなかった。
 岡田さんがやったたむけんのモノマネは絶対カットされてると思ったのに。
 自ら公表していることらしいけど、某芸人の電話番号もピー無し。
 なのに「ケータイのメモリーに登録されている“こ”がつく人」で東京ダイナマイトの2人が「小堀さんです。2丁拳銃の」「僕も小堀さんです」と言ってくれたところはきれいさっぱりカットされていた。
 増田さんが「あー、オレも“小堀”って入ってんねんけど誰や思ってたんや。2丁拳銃の小堀やったんや」と面白いカミングアウトをしたところも。
 からあげさんは顔写真もバッチリ。

 これを見に行った時はまだ東京ダイナマイトのネタを見たことが無かったので分からないところもあったが、今見たらにやっとすることも多い。
 本当に豪華なライブだった。
 そういえば福岡にいた頃、生で見ることが難しかったのが松竹芸人だったなぁ。
 九産大の学祭にますおかが来ると知った時は天気が悪いのをものともせず駆けつけたのを思い出す。
 どう探しても名前が見つからず、見つけられないまま見逃したと思っていた週刊文春のおとり寄せページ(ハチミツさんがインタビューを受けている)は今週号とのことなので、明日早速読もう。
 
読もう、といえばAmazonから「人生教典(高田純次著)」が届いたので早速読む。
 寄せられた仕事や家族などの悩みについて、高田純次センセイがお答えしてくれるのだが、その答え全てが思いっきり下らなくて、その突き抜け具合には神々しさや清々しささえ思えてくる。
 たとえばパッと開いたページに載っていたお悩み相談は、

「とてもデキる2年後輩が自分の部署に配属されました。どうしたら僕は生き残れるでしょうか?」

 というものだが、それに対する我らがジュンジィの答えは

 「駅の階段で後輩を突き落とすしかないね〜」

 である。
 こんな感じの悩みと答えが約200Pの中に89問もあるのである。
 読み終えた頃は人生に余裕と深みが芽生えそう。
 いきなり目の前に飛び出してきたかえるにも驚くことはなくなるだろう。
 正確には今朝、目の前ではなく足元に飛び出てきたんだけど。
 28年生きて初めて生きてる蛙を見た。
 そして初・生かえるを見た場所が長崎の田んぼならまだしも東京23区の歩道とは。
 いるところにはいるんだなぁ。

朝日新聞にWikipediaの記事が大きく載ってたけど、今頃注目を浴びるものかな。
 ググると今はオフィシャルの次にWikiが引っ掛かるのに。
 Wikiには2丁拳銃の項目もあるけど、百科事典として見るにはちょっと思い入れが入り過ぎてる気がして、どうかなぁと思う。
 ファンサイトのコンテンツではないのだから、事実だけ淡々と載せていく方が良い。
 有名とか人気とかいうものは、発信者が決めることではなく受け手が決めること。

まだまだお笑いブームなんだなぁと思った出来事。
 芸人好きの本がうちの近所の本屋でも2冊入荷されていたこと。
 芸人の本ではなく、“芸人好き”の本。
 <芸人好きらしい複数のライターが、自分の好きな芸人への愛を書き綴っている>というもので、
 (気持ちは分かるが別にわざわざ本にしなくても、サイトなりブログなりに好き勝手に綴ってれば良くないか?)
 という疑問を個人的には覚えた。
 わざわざお金を出してまで他人の好きを知りたいとは思わないしなぁ。



2006年07月26日(水)
階段を上がんなら そう今じゃない

契約更新面接。
 とりあえず契約継続で合意。
 果たしてこの選択が良かったのかどうかは今後の仕事の結果次第。
 今私が乗っかっているプロジェクトが人手不足のため、出来る人達であるクサノ&タナカコンビが新メンバーで入ってきたことは私にとって嬉しい出来事だが、この2人にとっては、一難去ってまた一難だろうなぁ…。

仕事終わりで「フットボールアワーとか」へ。
 開場前の整列が途中からグダグダになったのには天気も手伝ってちょっとイラ〜ッ!としたが、笑ったお蔭で帰る頃には大分緩和。
 でも、ロクに整理番号順に並ばせてもいないのにへらへら笑いながら呼ぶのはちょっとどうなのよ、お兄さん。
 
 2丁拳銃は漫才で、小堀作修士主演のハードボイルドドラマ。
 “ニューヨークのジョルジョーニ”かと思ったら“シカゴのケツアゴ”の方だった。
 「この仕事以外にやりたいことがあんねん」というフリが来たら、つい
 (おぅ、何だ?声優か?ドラマ演出か?バックコーラスか?)
 と、フローチャートを頭の中で無意識に組み立ててしまう。

 個人的にちょっと嬉しかったのが、2人がスーツを着て漫才をしたこと。
 トークコーナーやゲームコーナーではラフな格好だったので、漫才スーツを用意してきたのだろうか。
 “クールビズ”の逆を行くけれど、漫才師の仕事着姿はやっぱり素敵だ。
 そういえば最初はラフな格好で漫才をしていたらちょっと違和感を覚えてた。
 いつのまにか慣れていたけど。
 
 トークは事前アンケートを基に進めて行ったけれど、ネガな質問ではのんちゃんか小堀さんが上位に来る。
 外見からは決め付けることが難しいアンケートもあればいいのにな。
 “熱々ご飯でお握りを作るのがめちゃめちゃ上手そうな人は?”とか。
 まぁそんなアンケート、されたところで答えるほうも選ばれた方も困惑するだけだけど。

終演後、フレッシュネスのねぎ味噌バーガーを食べたくなったのでフレッシュネスへ。
 食べ終わって駅に向かっていたらまだ出待ちの皆様が頑張っていた。
 大変やなぁ…と思いつつ、私がここに加わることは無いなぁ、と改めて思う。
 私は他力本願なので、待ち構えて何やかやするよりも偶然すれ違う方にときめきを覚える。
 

ひたすらどうでもいい話だけど、(●´∀`●) ←この顔文字をどうしても可愛いと思えない。



2006年07月25日(火)
そしてまた世界(ここ)を救っているよ


ずっとチャットモンチーの「耳鳴り」を聞いている。
 「東京ハチミツオーケストラ」から「さよならGood bye」に行く流れが凄い好き。
 後は「どなる、でんわ、どしゃぶり」も。
 
千原兄弟単独ライブ「15弱」最終日に行って来た。
 1時間半もしない短いライブでエンドトークも殆ど無くあっさりと終わったけれど、後からじわじわと来ている。
 クレーマー蟹とか通夜・告別式とか。
 堤君に似た黒子がいたような気がしたけど、失敗してなかったから違うかな。
 もし彼だったのなら、“黒子”なのに顔が分かるところがやっぱり“ヌカ部”か。

大学院の頃の友達と久しぶりにメールをし、近況報告。
 相変わらず2丁拳銃のライブに行ってるよ〜と送ったら
 「私、M1(2003年)のDVDを年末に見たよ〜。で、その後に何かどっきりみたいなのを偶々見てたら出てたからそのまま見たけど〜…アカン子だな〜と思ったよ」
 とのこと。
 よりにもよってあれを見たか。
 プリッツにも謝れ、と思ったあの番組を遠い目で思い出す。

Amazonでとうとう「人生教典」を注文。
 いいのか?28歳女がAmazonで注文するのが高田純次の本でいいのか?

ぼけ〜としてたけど配信日だったことは思い出せたので接続。
 てっきり見にいけたんだろう思ってたのにまさか見れなかったとは…。
 チャンスの神様は後ろ髪が禿げてるというけれど、後ろ足で蹴るくせもあるのかもしれない。




2006年07月19日(水)
二本足で立つ地球の隅っこ


誕生日だったが、こんなに普通に過ごしてしまったのは初めてだ。
 (これ以上年を取りたくない)という無意識が為せるワザだろうか。
 
 ということで、去年の今日から大過なく過ごせたお蔭で無事28歳を迎えることが出来た。
 普通で平凡な日常に感謝。

もっとも、お金を出すのは自分ではあるけれども「6人の放送作家と1人の千原ジュニア」DVDと、チャットモンチー1st「耳鳴り」を購入。
 チャットモンチーを初めて聴いた時はVo.の絵莉子さんの声が時々高すぎる感じがして若干苦手だったけれど、sakusakuにゲストに出たときのメンバーのほわん具合と音楽の骨太さのギャップにハマってしまい、とうとう購入。
 もみのさんが「ハナノユメ」リリース時に絶賛してたけど、良いですよ、チャットモンチー。
 最初は苦手だった筈の絵莉子さんの声は、歌によってはふんわりとした空気を感じるかと思えば、一転してぎゅっと切なく思えたり。
 ざっと聴いてみて好きだったのが「東京ハチミツオーケストラ」。
 タイトルを見てこれは素晴らしい曲だという予感があったが(笑)、上京してきた人なら共感できる詞にやられた。

番組が休止したり出演シーンがカットされたりするのは分かるけれど、何も欽ちゃん球団が解散をしなくても、と思う。
 



2006年07月18日(火)
雨降り朝までもう絶対泣かないで

オツボネツボイの毒気にクサノさんがすっかり参ってしまい、私も辛い。
 どこかに突破口が無いだろうか、と考える。
 ただでさえオーバーワークのクサノさんのことも考えずいきなりメールで仕事を押し付け、文面のどこにも「至急」と入ってなかったので締め切りがタイとだった自分の仕事をまず片付けて急いでツボイの仕事も片付けたのに、言うに事欠いて
 「どうしてこんなに時間が掛かるんですかねぇ」
 「アナタを信用して仕事を任せたせいで私の信用が無くなってしまったんですが」
 なんてのたまうツボイの口なんざ、ゴム手袋をつけて指を突っ込み、両端からイーッ!と引っ張ってあげたい。 
 罵詈雑言と暴言と刺激臭しか出てこないような口なんか、無くなった方が環境にも良いだろう。

びっくり芸能ニュース。
 毎日新聞は「〜人気者だった」と過去の人扱い。
 加藤さんは明日「スッキリ!」に出るのかしら。
 あまり「スッキリ!」とした解説は望めそうに無いけど。
 
東京ダイナマイトのブログを見たら福岡を凄く気に入られたみたいで、読んでいて嬉しくなった。 



2006年07月17日(月)
NHKにようこそ


最近、金曜日のNHK-BS2が面白いことに気づいた。
 特に「熱中時間・忙中“趣味”あり」は秀逸。
 先週の放送ではくもの巣マニアの中年女性と、廃止国道マニアの中年男性がスタジオに登場し団地マニアのコメンテーターと意気投合し、VTRではパッチワークが趣味の東てる美への濃い密着取材の模様が流れていた。
 地上波でやる「きょうの料理」や語学講座とは違い、最後まで見ても何一つ自分の身にならない開き直り具合に、何となく「NHK、グッジョブ!」と覚える。
 ちなみに「週刊お宝TV」もなかなか気に入っている。

ファンクラブイベントは“やっぱり歌う”とのこと。
 どこかで「歌はやらない」とか言ってたのかな?
 「青色」の小堀バージョン(メインVo.が小堀さん)を聞いてみたい。
 一度も聴いたことが無いので。

 そういえば、まだEPフィルムズの「ほんの贅沢三昧」が配信されていた。
 あれは期間限定ではなかったのか。
 で、ジョッカー父さんの第1話がおためしか何だかで見れたので久しぶりに見たら、ジョッカー父さんは結婚指輪をしていて、“誰でも人生の主役(ヒーロー)で、守るべきものがある”ことをさりげなく表してたんだなぁと今頃気づく。

書きそびれていたが、8月6日を登校日にするよう広島市教委が市内の全小中学校に通知した、というニュースを数日前に見た。
 今まで登校日じゃなかったことに非常に驚いた。
 他の自治体はやらなくても、広島と長崎だけはやらなきゃいけないことだろう。
 長崎市教委は1971年から8月9日を全校登校日に指定している。
 20日か25日にも登校日はあったが、これは単に教職員の給料日。
 こちらは行こうが行くまいがどうでも良いし怒らんよ、と言っていた母も、9日は体調が悪い時以外は絶対に行かせるけんね、と言っていた。
 9日をずる休みするような図太い神経が生まれることがないほど、徹底したた被爆教育を行う教師に低学年の頃恵まれたので、9年間休んだことは無い。
 今でも8月6日の8時15分と、8月9日の11時2分は人知れず黙祷を行う私だ。



2006年07月16日(日)
猫や

買い物の帰り道、目の前にぬっと猫が現れ、じーっと見つめられた。
 「うわっ、びっくりした」
 と思わず独り言を言い、そのまま歩いてたら猫もついて来る。
 ずっとついて来る。
 信号待ちになった。
 私は止まる。猫も止まる。
 信号が青になった。
 私は渡る。猫も渡る。
 こんなにもずーっと着いて来られたのは初めてなので
 (えっ、もしかしてこれは家までついてくるんか?私、この猫を飼う運命か?)
 と、色々考える。 
 ついでに
 (もしかして、猫に生まれ変わったかーさん?)
 と、輪廻転生の可能性まで考える。
 本気で信じてはいないけれども、完全に否定は出来ないのが母亡き後の私。
 結局猫は途中でついて来るのを止めたが、物言いたげな表情でじっとお座りして私を見ていた…と思う。
 まさか私の身体があ〜じさば〜(←サントリーDAKARA・CMの「ジョ〜ビジョバ〜」の感じで)と魚臭かったとか、気づかないうちに誰かの陰謀で全身にまたたび酒を振りまかれていた、ということはあるまい。

原稿書きのお仕事が全く以って進まない。
 これが終わらないと被害者の会集会がヤバイので困る。
 あぁガンバレ、私。
 どっかから親切な小人さんが出て来て私の代わりに片付けてくれないだろうかと、本気で所望中。
 ついでに明日のnano-mugenはこの仕事を進めるため断念。
 縁を自分で潰してしまう…。

今週1週間は誕生日週間として、お金の出所は自分ではあるけれども、欲しいものをいつもより奮発することにしている。
 さしあたって欲しいものは、チャットモンチーの1stと、「6人の放送作家と1人の千原ジュニア」DVDと、Tシャツショップ「バンビ」にあるbaster greatさんデザインのギターガールTシャツ
 土曜にbaster greatさんのTシャツ個展が銀座であったので行って来たが、迫力あるシャツばかりでカッコよかった。

土曜はnaoさんと会い、被害者の会チケットを渡した。
 話の流れでウンナン話に。
 コンビニで「あたためますか?」と聞かれて「ひしっ」というあの光景が浮かぶ人が見つかり嬉しい。
 「社交辞令は許さない」も好きだったなぁ。

「東京ダイナマイトに最近、本当にハマってますね〜」というメールを時々もらう。
 分かりやすくハマっております。
 私が2丁拳銃にハマっていった経緯を知っている友達によれば、今の勢いは当時と匹敵するものらしい。
 自分自身はそこまでは至ってないと思うんだけどなぁ。
 東京ダイナマイトのコンテンツを作りたいという気は湧かないし。

ちなみに今会う人に薦めまくっているのは、高田純次。
 彼の言動を集めているサイトを偶々見つけ、速攻ブクマした。
 どこをどう見ても来年還暦を迎える人とは思えないほどいいかげんさにまみれた素晴らしくテキトーな発言の数々には心が洗われたが、「高田純次」でYahoo!検索をしてみたら、「高田純次」プロデュースバッグがかの「キタムラ」で売られていると知り、びっくり。
 どんな経緯で発売が決まったのやら。



2006年07月11日(火)
そんな時は何もせずに 眠る眠る



ということが出来たら良いなぁと激しく思う今日この頃。
 ただでさえ板挟みなのに重石が...という感じで、私ゃ漬物か。
 あ〜ぁ、いつになったらこの状況が終わるんだろう。
 胃まで痛くなってきた。
 
 >どう考えても悪いのはあっちだ
 >でも
 >まだ渦中
 >先は見えない
 >明るい光がさすのかどうかも

 >がんばれがんばれ
 >がんばれがんばれ (銀色夏生「渦中」角川mini文庫より)

 こんな時はゆらゆら帝国の「昆虫ロック」を聴いて、(あ〜ぁ...。どよ〜ん、どよどよ〜ん)ととことんへこませて、へこむ状態から飽きるに限る。

そんなこんなで、仕事をお持ち帰りして帰宅し、フジの親子漫才を見るためテレビを点けたらちょうど松田さん親子の紹介が始まるところだったので、ググ〜ッ!とテンションが上がる。
 これが「ガムじゃねえよ、ミノだよ」Tシャツかなぁとか思いながらウキウキキャッキャキャッキャ。
 最近、暇さえあれば「ULTRA SIMPLE」と「DYNAMANIA」と「ユナイテッドステイツオブニッポン」を繰り返し見ている。
 覚えるほど見て、一体私は何を目指しているんだろうか?と自分で自分に疑問を覚えるほど。

 この番組、始まるまでは昔まだドーム球場じゃ無かった頃、雨が降った場合に放送されるやっつけ番組のようなイメージだったのに、いざ始まったら司会がダウンタウンで、出演芸人も今をときめく人ばかりで、構成が倉本さんだった。
 オリラジ・慎吾くんのお母さんはなかなかのキャラだった。
 そして、原西尚子さんはどんどん垢抜けていく。

ひかり荘をほぼラジオ状態で見る、というか聞く。
 前半のトークが本当にフリートークだったので、普通の状態に戻ったなぁと思った。
 ほわん、と肩の力を抜いて気楽に参加出来た。
 かきこみをしたことは一度も無いので、厳密に言えば“参加”は違うかもしれないけど。
 楽しそうな輪の中に率先して自分も入っていくよりは、楽しそうな輪を外から見ている方が好きな性分は、実生活でもネットでも同じ。

次回の配信日は、誕生日過ぎてるかぁ。
 フッ...と儚くなったが、修士さんの「給料日」の言葉に耳ざとく反応(笑)。
 年は取るけれどお金は貰えるナイスな日。
 すぐにどこかに消えていくものではあるけれど...。



2006年07月06日(木)
ハチミツ

テレビ欄の「ハチミツとクローバー2」を見ても“ハチミツ二郎”を連想し、これはいくら何でも強引だ、とちょっとだけ反省する今日この頃。

 「ハチミツとクローバー」は作者がSpitzの「ハチミツ」というアルバムに入っている「歩き出せ、クローバー」から取った、と聞いた覚えがあり、連想ついでに「ハチミツ」を聴く。
 このアルバムを買った時私は高校生だったが、「一見へなちょこ、でも実は凄い頑固」なものの良さを知るきっかけとなった。
 陽の裏にある陰から目を反らさないことや、弱さを隠さない強さとか、曖昧で何通りにも解釈が分かれるような表現で大事なものを包む心地よさとか、Spitzを聴けば聴くほど自分が好きな世界が広がり、そういう世界が確かに存在することの安心感を貰っていたと思う。

1997年7月27日に稲佐山で行われた「THE GREAT JAMBOREE '97 IN NAGASAKI 行くぜ!稲佐山兄弟」が、私のSpitz初ライブ。
 この時は1st、2ndからも結構唄っていて、ここで聴いて凄く気に入った曲を聴きたくなったので翌日1stを買った覚えがある。
 それは「夏の魔物」。
 Velvet under//misinが休止前最後に行う本公演のタイトルが「ナツの魔物」だった時、(好きなものは繋がるんだな〜)と不思議な感じがした。

今日はインストアイベントだったが、雨も上がったことだしさぞ人も集まった...だろう、多分、いや、絶対。
 私が行かなかったら雨上がるということは、私が雨女なのか。
 日曜日にお会いした人から「インストアありますよね。どうするんですか?」と聞かれたので「あっ、行かないっすよ。カメラも持ってないし」と答えたら不思議そうな反応が。
 自分でも何で行かないのか不思議だけど、そういうときもあります、ということで。



2006年07月04日(火)
贅沢映画

昨夜は「saku saku」「きらきらアフロ」「アメトーク(2丁拳銃が出るといわれていた)」と、見たい番組が3本被り、うーむと考えた結果、朝既に見た「saku saku」は諦め、きらきら〜をHDDに録り、アメトークをオンタイムで見ることに。
 結果、これがベストの選択だった。
 ワッキーが企画した髭芸人企画、ハチミツさんが出るならそれだけでOKだ。
 そして「はちみつ二郎」ではなく「ハチミツ二郎」だ。

そろそろEPフィルムズが新作に切り替わっているのでは?と思い覗いたらビンゴ。
 前小堀ブログに書いてあった「ほんの贅沢三昧」が配信されていた。
 6/30〜7/6までなのでセーフ。
 ブログを見て主役だと思い込んでいたら、主役はリットンの藤原さんだった。
 小堀さんはセリフの数や出演時間だけを見たらそないに扱いは大きくは無いのだが、実はかなりのサプライズ出演で、この点だけでも個人的には“贅沢”だった。
 でも、小堀さんがアレということは、藤原さんも...なのかぁ。

もみのさんのブログの方言バトンを自分の地方の方言に置き換えながら読む。
 岡山弁では「わい」は一人称だけど、長崎弁で「わい」は二人称なんだよなぁとか、そう思いながら読むのも面白かった。
 もっとも、私の方言はもう純粋な長崎弁ではなく、自分でも気づかなかったけれど語尾の略し方は博多弁。
 でも九州弁は抜けない。
 抜かすつもりもない。
 会社ではそりゃぁ標準語で行くけれど、仕事以外の場やったら別に東京弁(←地方人特有)ば喋らんでもよかろうもん。

この狭い家の探し物が見つからないということは、家のどこかにちっちゃいブラックホールがある、という結論でなければ納得がいかないが、ともかく松竹の若手ビッグ4+大御所でトーク&コントをやっていた「BAN!BOO!ぱいん!」の初期5話分を録画したDVDが見つからないので、以前ダビングしたものをあげた方からもう一度借り直してもらった。
 あ〜、やっぱりこの番組面白いわ。
 何でDVD発売されないのかなぁ。
 肖像権とか問題無さそうなのに。
 「5人の兄弟」コントが一番好き。
 アメザリの単独DVDも欲しいなぁ...。
 何故に今夏はこうも好きな芸人のDVD発売が集中しているんだろう。
 もうその時は私は東京に来ていたけれど、他事務所勢もゲストに来ていたゴールデン劇場にアメリカザリガニが来た時は本当に盛り上がったらしい。
 
 むらむらっとアメザリのライブに行きたくなり、@ぴあを検索。
 「イースタンラリアット」...行くか?
 
 



2006年07月03日(月)
本当のお話


ネットをしようとPCをたちあげたら、ヤフトピに「中田引退」の文字。
 先週の「すべらない話」の編集が終わったので報ステに変えたら古館さんが中田のHPの日記を朗読。

 ...(へぇ〜、引退するんや〜。っていうか中田と私って1歳しか違わんかったんや)
 程度の感想しか持てないって、何か嫌だなあ、我ながら。
 どれだけサッカーに興味無いんだろう。

小堀家にも一花ちゃんの同級生が秋に誕生予定とのことでおめでとうございます。
 お兄ちゃんになった半年後は幼稚園なんて、央人くんも忙しい人生の始まりだ。
 
 うちの父親に昔、「娘が生まれたことで何か変わったことってある?」と聞いたら「遊べなくなったこと」という答えが返ってきた。
 私が生まれるまでは飲み会で女性が接客するお店に行ったらその場の雰囲気に柔軟に適応してたけれど、私が生まれてからは、相手の女性と私がダブり、女性と遊ぶことへの罪悪感や自分への嫌悪感を覚えるようになったらしい。
 一生止められないと思っていたし止めるつもりも無かったらしい煙草も、私の誕生をきっかけに止めて以降1本も吸ってないし、子供って凄い力を持ってるんだなぁと思う。
 ちなみに、何故生まれたその日に禁煙を始めたのかは父本人もよく分かっていないらしい。
 「何かしらんが何かやらんばいけん!と思って、何か無かったかいね、おぅ、そういえば煙草ば買うたばかりやったと思い出したけん、よし、こいば今日から止むっぞ、一本も吸わんぞ!って決めたっさねぇ。一言でいうたら、“その場のノリ”って感じたい、ウン」
 とのこと。

昨日のおさむショーで修士さんが東野圭吾の「悪意」を読んでる、と言っていたので帰りにBOOK OFFに寄る。
 「悪意」はあったが、結局東野圭吾の「快笑小説」「毒笑小説」を購入。
 長編をじっくり読みたいモードというより短編をサクサクッと読みたいモードだったので。
 私が初めて読んだ東野作品は「あの頃僕らはアホでした」というエッセイだったので、この人の作風はこんな風に軽い感じなんだろうと思っていた。
 「あの頃〜」が珍しくて、「白夜行」や「秘密」や「時生」といったミステリー長編が多いことに気づいたのは随分と後だった。
 「快笑〜」「毒笑〜」とも、最後のオチが(あぁ〜、こうくるか)とにやっとするものが多くてサクサクと読み終えた。

サクサクといえば、最近saku sakuを見逃すことが多かったが、今週はゲストがカエラ嬢なので久しぶりにオンタイムで見た。
 4ヶ月前までは真ん中にカエラちゃんいたんだよなぁ〜と何か感慨深いものが。
 いつかは出て欲しいと思っていたがまさかこんなにあっさり出て来るとは。
 久しく見てなかった間に黒幕のギター講座が始まっていて、これは最初から見ておきたかった、と少々悔やむ。



2006年07月02日(日)
ザ・おさむショー「リレー小説生で書いちゃうぞ!夏物語」


「冠二郎(カンムリジロウ)」を「ハチミツ二郎」と都合良く聞き間違える愉快な今日この頃。
 8月に第三弾DVDが出るという告知にはまたしてもベタにバンザイ(小堀ブログで今日のBGMがゆらゆら帝国の「発光体」だった以来)。
 CROSS-FMのラジオジャックは知るのが遅かったのが残念。
 それにしてもブログに載ってたラーメンの美味しそうなことよ。
 ちゃんぽん圏に育ち駅の立ち食いは「かしわうどん」であることを譲らない私は、あまりラーメンを食べないけれど、半年に1回は凄く食べたくなってしょうがなくなる。

今日はタイトルに挙げたライブを見に行った。
 モリエールをシアターサンモールと思い込み、おまけにシアターサンモールに行くのは2年ぶりぐらいだったので道順の記憶があやふやで、地図も持っていなかったから周囲を当ても無くうろうろ。
 雨足まで強くなったので帰りたくなる(^^ゞ。
 (あ〜も〜、2丁拳銃のイベント日って何で雨が多いのさっ!この雨男雨男りんご飴野郎!(←コント「雨宿り」より)」
 と、何の関係も無い2丁拳銃に八つ当たりまで思わずしてしまう。
 2丁拳銃、ゴメンナサイm(_ _)m。
 結局、近くのコンビニで地図を見せてもらい、まだまだ遠いという事実に改めてがっかり。
 開演時間15分前にやっと到着。
 もっとも、なんだかんだ言って、段があるところの真ん中をちゃっかり確保出来た。

このライブは、200字の物語を1人20分で作り、4人で話の展開を繋げて完成させる形式。
 今回のテーマは「真夏の恋(多分)」で、「真夏の果実」という題名の小説を作ることに。
 小堀チームとケンドーコバヤシチームに分かれ、修士さんはケンコバチーム。
 娘が生まれました、とコバに報告したら「左肘から人斬り刀が出てくるように育てるから俺に8年間預けてみらんか?」とオファーしてきたそう。
 娘話で、名前を「いちかとつけました」と修士さんが言ったら「一に化けるでいちか」と小堀さんがしゃしゃり出る。
 「ローソクと門」とか「一化」とか、「ラ・テ欄」や「撃ちっぱなし」で喋った時そない...だったものをそのままよそでやってウケる訳が無いと思うんだけど。
 
リレー開始。

 小堀チーム→3年前に沖縄の海でスキューバダイビングをやっている時に行方不明になった恋人が忘れられない女性。沖縄を訪れ海を見ていたら、恋人にそっくりの男性が現れ...
 ケンコバチーム→余命が僅かであることを宣告された男。故郷に戻り、海を見ながら30年前の恋人のことを思い出していたら目の前に恋人が...

 と、なかなか良い展開で話が進んでいたのに、修士さんが30年前の恋人の設定に“左肘に人斬り刀を仕込んでいる”という余計なエピソードを追加してコバにパス。
 ここに至るまで家城さんとタケトさんが良い話を展開したことがほぼ台無しになり、しかもトリに控えるのはライブ中ずっと大嘘と妄言をシモ話を吐き散らしていたコバ。
 関さん、ナベさん、まちゃまちゃさんの3人がきれいな世界を引き継いだまま小堀さんにパスしたので、コバチームの勝利はほぼ無いだろう、と諦めモード。

 だが期待されていない時ほど意外な仕事をするコバ。
 修士さんの“人斬り刀”を

 『女は殺し屋。コードネームは“カジツ”。そして男は政府の要職。男は女が嘗ての恋人で自分を殺しに来たことを分かっている。そして、たとえこの場で女が自分を殺さなくてもどのみち余命は僅かであることを女に告げ、この場で殺してくれと頼む。「愛したお前から殺されるならそれは本望だ」と。
 男は笑いながら女に斬られた。女は泣きながら男を斬った』

 と、人斬り刀を見事悲恋の小道具に仕立て上げる。
 感激させたと思ったら“アトガキ(敢えて変換せず)”という名の下ネタを仕込むことも忘れない。
 アトガキ効果も手伝い、コバチーム勝利。
 賞金のギャラ3倍もゲット。
 コバ、良い仕事しますわ〜。

 小堀チームの小説も素敵だったけど(行方不明の恋人では無いけれども敢えて彼女に「ただいま」と瓜二つの男性が言ってあげるところは、小堀テイストだと思った)、人斬り刀で恋愛小説が出来た奇跡はやっぱりインパクトが強かった。
 そして、これがコバだったから余計に響いてくるんだろう。

そういえばトークの時にコバが「(家族構成とかこの世界に入った動機とか)何で全部本当のこと言わなアカンねん?」と言っていたが、それもそうかもなぁと思った。
 その人に関する予備知識を何も知らなくても、ネタがとても面白いならそれだけでいいじゃないかと思うしなぁ。
 知らん方が良いこともあるし。

担当者が小説を書いている間、舞台では過去のリレー小説の発表やテーマトークが行われた。
 中にはそれぞれの「リーダーの恋愛話を聞く」という、ニチョケナーにしたら(もうエエって…)というものも(^^ゞ。
 腹が立つことがあったら我慢しないで即怒る女性が良くて、小堀夫人はまさにそのタイプらしい。
 「〜しはる」とか「言わはんねん」と小堀さんから敬語で文句(笑)を言われる場所には誰も入り込めない感じがする。

 コバの恋愛感や恋愛経験は、物凄くきれいなフィクション小説発表の場に過ぎず、「全部嘘やけど」とコバがぶっちゃけた時私は(アハハ、やっぱりか)と笑えたが、あまり会場の空気はそういう感じではなく「ひど〜い」「何それ...」というムードが漂い、物凄く自分が空気を読めない場違いな奴に思えて気まずかった。
 コバの芸風を考えたら、きれいな話がきれいに終わる訳ないやん、とか思うけれど。



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