2006年02月28日(火)
こんな日は
素敵イベントのチケ取りが出来なかった最大の原因であるバカ会議は今日もだらだらと開催。
本日のメインテーマは、若年者の勤務定着。
雇用主と若年労働者の意識構造のミスマッチを中心に会議は進む…というより、ぶっちゃけ堂々めぐり。
若年女性の専門職が転職・退職をした理由に「家庭の事情」があるのを見つけたジジイどもがいきなりお元気に。
「あぁ〜、やっぱ女は結婚して辞めるんだよなぁ」
「女は本当安心して雇えないですな」
「その点、○○さんはいいよね。もうこの理由で辞めること無いだろうし。まぁ、君の場合は自分の老後と親の介護があるかもしれないけど」
...この時点で私の怒りの導火線はどんどん短くなっていたのだが、次に行われたジジイのこの発言で怒りはMAX。
「やっぱりね〜、若い女が正直いいですよ。ピチピチのね。いや、変な意味じゃないですよ。でもやっぱり○○さんも△△さんもピチピチが良いでしょう。どうせ雇うならピチピチが良いし、お付き合いするのもピチピチが...」
はい、ご一緒に〜
きんも〜☆
そして〜
ボルケ〜ノ〜ッ!!
灰の文字はもちろん、
しね〜っ!!
バカ会議はジジイ達の気色悪い妄想で終わるわ、会議後にぴあを見たら予想通り完売しているわで、口直しに帰りにTSUTAYAに寄り、掲示板に情報提供があったTHEE MICHELEE GUN ELEPHANTの「RODEO TANDEM」と「よしもと本物流赤版2005年9月号」DVDを借りる。
こんな下町の場末のTSUTAYAにもミシェルのアルバムと「よしもと本物流」が置いてあるなんて凄いなー、となんかしみじみ。
で、やっとこさ「ベビーシッターブルース」を見た。
話の展開は一言でいったらシュールで、一回見ただけではポカーンだったが、頭の中で組み立てた物語が実際に映像となって形になる過程はたまらんだろうなぁと思った。
とりあえず「小堀ブラウン」という言葉は、素で「はぁ?」と画面に向かってツッコんだが、それを受けてのメイキング映像でのたくまさんの「ブラウンというよりオレンジ。温かくて優しい世界」というナレーションは素敵で良いなぁと思った。
“友情出演”のあの方は予想以上に出まくりだった。
きっと凄い友情があるんだろう。
「RODEO TANDEM」は、「赤毛のケリー」目当てでレンタル。
「はきだめの犬」のオープニングで使われていたカッコ良くて素敵な曲はこれだった。
早速MP3に落とす。
「暴かれた世界」も好きだった。
ヤフトピに吉本恒例ランキングの結果が少し載っていた。
あの人、1位になるほどブサイクかなぁ...。
男前とは思わないけどこれまでの王者に比べると普通の域のような。
私の美的感覚が変なのか?
とりあえず、家城さん3位おめでとう。
載ったもん勝ちだもの、こういうのは。
「ブラマヨ×湯浅卓」という嬉しいコラボが繰り広げられたさんま御殿を見る。
相変わらず胡散臭い大風呂敷全開の湯浅卓。
一体どこからこういう人を見つけてくるんだろう。
そして杉竜の髪の毛はいったいどこへ...。
2006年02月26日(日)
あの鐘を鳴らすのはあなた
「ラ・テ欄」を見に新宿へ。
“雨男、雨男、りんご飴〜(by コント「雨宿り」)”なコンビの新しいイベントが始まる日に相応しく、本日の東京の天気は雨。
大雨とまではいかないがそれでもそこそこの雨量。
テンション下がるなぁ。
いざルミネに着いたらどうしたことか開場が非常に押していた。
15分程度の開場時間押しなら何度も経験したが、サザエさんからワンピースになっても開場しないのは初めて。
結果、19時スタートのイベントが始まったのは19時50分...。
本物のテレビっぽく
「2丁拳銃のラ・テ欄!この後すぐ!」
という告知Vが流れたが、これ以上間が悪い“この後すぐ”も無いなぁ、と思った。
小堀さんのプチボケも通常の始まりならウケてたかもしれないけど、状況が状況なだけに失笑しか生まれず。
こんなに客席にちょっと冷ややかな空気が漂いながら始まるライブは初めてだったかも。
50分押しだったのでバタバタした感じで進行するかなぁと思ったが、あまり私はそういうことを感じることも無く、21時35分頃終了。
カットされた30分の企画予定が気になる。
トーク、歌、ショートコント、大喜利、一発芸、物真似をやり、ゲストは無し。
2丁拳銃を好きな人なら楽しめるライブだと思う。
ちなみにショートコントのコーナー名は「短コン」だったが、これを見た時
“短コン=短大生とコンパの略”
を想像し、小堀さんのコンパテクの再現コントかしら、なんて思った。
そういえば、大喜利の時“口ポカーンで身体はぐにゃぐにゃ”な姿を見れるかと思ったら割とマトモな考え中スタイルだった。
それでも真剣に考えている姿が何故か笑いを呼ぶのが小堀さん。
暗転の合間に流れるVは通常の7じ9じの間に流れる本物だったり、TEPCOひかりの2丁拳銃バージョンだったり、実際のCMをパロディにしたものだったり、何だかよく分からないものだったりで結構面白かった。
その中で特に好きだったのはジョージアのパロディ。
芸暦5年未満の頃の写真が何枚か使われていて、それを見たら(わぁ〜...)と思った。
私が2丁拳銃を見るようになったのは2000年の夏頃からだから、2丁目劇場に出ていた当時のことはリアルでは知らない。
残念だが過去に戻ってファンになるのは物理的に不可能だから、とりあえず“今”の2丁拳銃を見ていこうと思った。
時に過剰なテンションでのめり込んだりしつつ、時に何か引っ掛かりを覚えて離れてみたりしつつを繰り返しつつ見続けていたらここまで来た。
“今”を続けていければそれはいつか“歴”に変わる。
2丁拳銃は今年の6月で<芸歴満13年>で、14年目に突入する。
私が知っている2丁拳銃は東京に進出してからで、もう今年で満6年。
再来年は東京での活動歴が大阪での活動歴を超える。
ジョージアのパロディCMは、そんな2丁拳銃が作り続けたキャリアを如実に現している感じがして、ちょっと感慨を覚えた。
ちなみにその次に好きだったのがACのパロディCM。
う〜ん、あんなだったら街にはいらない(^^ゞ。
2006年02月25日(土)
何で!?
「6人の放送作家と1人の千原ジュニア」を見に行った。
ライブレポートは作る予定ではなかったのでメモは取らず。
放送作家さんそれぞれの味やクセが出て面白かった。
カメラが入ってたのでもしかしたらソフト化されたりO.Aがあったりするのかも。
ならば嬉しい。
チケットを一緒に取ってくれたお姉さんと偶々会い出せたので、そのまま30分押した開場まで喋りながら待つ。
開場したので入り口に向かっていたら
「あっ、やっぱり小堀さん来てますよ」
とお姉さん。
えっ!?と思いながらお姉さんが指す方向を見たら、間違いなくそこにいたのは小堀さん。
奥に引っ込んだかと思ったらすぐ出てきて関係者らしき方々と言葉を交わしていた。
「え〜っ!?明日ラ・テ欄なのに来てる!」と小声ながらも思わず驚きの声を漏らしてしまった。
明日のジュニアインストアイベントにも来てたら感服しちゃうかも。
その後、声だけとはいえイベントでコメントも寄せていた小堀さん。
松本真一さんが<ジュニアが亡くなったのでジュニアとの思い出コメントを集めている>というある意味どっきり電話を陣コバ小堀鐘さんに掛けてみた。 コバは話しながら涙で声を詰まらせたりして、聞いてるこちらが苦しくなって泣きそうになった。
コバがやると余計にぐっと来る。
陣内さんは最初なんか知らんが笑っていたがだんだんしんみりに。
鐘さんは俄かに信じて良いものなのかと戸惑った感じだった。
そして小堀さん。
ジュニアさんの思い出を問われて出て来た答えが
「ヌカと呼ばれたことが一番良い思い出です」。
この間のチハラトークに行った人なら分かるが、予想の斜め上を行くびっくり行動や言動を取る小堀さんに対し、ジュニアが“ヌカに釘”の意味で「ヌカ部の部長」を任命した。
当然、この“ヌカ”は良い意味で使われている訳がない筈だが、そこは自分大好き小堀さん。
「こんな僕でもエエんやとジュニアさんは認めて下さって自信が湧きました」
と、びっくりするほどのポジティブ解釈ぶりを発揮。
ジュニア&客一丸となって「え〜っ!いや、それ違う、違う!」とツッコミを入れたほど。
まさか“ヌカ部部長”の役職を恥ずかしがっているどころか光栄に思っていたなんて予想だにしていなかった。
そして、何となくジュニア氏が小堀さんを切らない理由も何か分かる気がした。
ここまで突き抜けていたら凄い。
私も会社のイライラ連合の行動や言動の捉え方を変えようかしら。
もしかしたら会社が楽しくなるかも。
ライブの感想は、「6000円は安い」でした。
明日のラ・テ欄も「これで2500円は安い」だったらいいなぁ。
2006年02月24日(金)
過剰
たとえば、
「(○、△)と君は書いているが、これは正しいのかね?(○・△)の方が一般的には正しくないかねぇ」
などとこまか〜いところをネチネチネチネチ言ってきたと思ったら
「あの集計、やっぱりあれじゃなくてこれにしてくれ」
と、膨大なデータの集計を締め切り3日前に大枠からやり直せとあっさり言い放ったり。
仕事を始まる前に何度も対象を確認して「それで良い」といったのは間違いなくこの親父のはずなのに
「何でそれを省くんだ!それを入れないと困るだろう!え、あれも入れてないの?ちょっと〜、何だよ、それ〜」
と、180度違うことを言ってきたり。
締め切り3日前になってやっと細かなレイアウトの指示を出してきたために、人によっては何十もある表やグラフのフォントやサイズ修正を迫られて呆然とさせられたり。
「いやー、別に本格的なものじゃなくて良いと私は思ったんですが。まっ、しょうがないですね。頑張ってください。私は関係ないので」(by本来なら上役と我々の意向を調整することが最大の責務である役職ということを忘れきっているトリガラ)
ただでさえ忙しい年度末なのにぐじゃぐじゃする雑事まで舞い込み、わが社の雰囲気はひっじょーに殺伐としております。
いらいらが募ってどうしようもなくなった時は見えるところにぶら下げている微笑み返しヴィンちゃんを見て落ち着かせているが、それにも限度がある。
とゆーことで...
ボルケ〜ノ〜ッ!!。
灰の文字は
これ以上思いつきで仕事を増やすな〜っ!
口内炎は今日も治る気配ナッシングでまいっちんぐ。
こんなしょーもないことを言わなきゃやってられない2月末。
それでもジュニア単独&ラ・テ欄は行って来ます。
当たり前。
笑いは殺伐に勝つのだ。
昨日ネットに繋がらなかったので父に聞こうと思い電話したら家電も携帯も繋がらず。
宿直なのかなぁと思い、NTT東日本のサポートに掛けて解決。
でも問題の原因は相手にも分からなかった。
また同じ状態になっても解決出来ない気配濃厚。
結構携帯に着信を残したのにコールバックが無かったので残業から帰宅後父の携帯に掛けたが、今日も出ない。
2日連続出ないことは今まで無かったので、(もしかしたら孤独死?)と嫌な予感。
暗い部屋で転がる焼酎瓶の横に倒れている父の姿をリアルに想像してしまい、
(...家電にも出なかったらおばちゃんに電話して...っていっても福岡市内じゃないからダメじゃん。あ〜っ、もう1人の福岡の親戚は住所は分かるけど電話番号までは知らんし)
と、泣きそうになりながら家電に祈る思いで電話。
2コールであっさり繋がり、のほほ〜んとした父の声が聞こえた途端本当に涙が出てしまった。
驚く父。そりゃそうだろう。
冗談抜きでもしかしたら昨日から倒れてて、でも誰も気づかれないでいるのかと思った、というと心配してくれてありがとう、とのこと。
ちなみに携帯に出なかったのはバイブにして気づかなかったからで、昨日出なかったのは飲み会だったらしい。
...非常に暢気な理由だった。
ちょっと電話に出ないぐらいでこうも想像がエスカレートしてしまうのは、やはり母が既に亡くなっていることと、離れて暮らしているからだろう。
大学生の頃、携帯を家に置いて外出した上に偶々帰りが遅かった時、何度携帯にも家電に掛けても出ないから、と心配した両親が高速に乗って様子を見に来ようとしたことがあって、その時は(何だ、この心配ぶりは!?)と呆れたが、今は分からなくも無い。実際にされたらビビるけど。
離れて暮らしていても特に心配はしていないようなことを母は言っていたが、内心はいつも心配していたんだろうなぁ。
2006年02月21日(火)
自分の感受性くらい
茨木のり子さんの訃報を聞き、とても寂しい。
茨木のり子さんが書く詩はふわふわした甘さが無く、凛とした強い意志が漂う感じがしてとても好きだったので。
その中でも特に好きなのが「自分の感受性くらい」という詩。
全文引用ははばかれるのでやらないが、第一連の
>ぱさぱさに乾いてゆく心を
>ひとのせいにはするな
>みずから水やりを怠っておいて
と、一番最後の
>自分の感受性くらい
>自分で守れ
>ばかものよ
という部分はいつ読んでもハッとする。
3月ルミネにダイノジ班は無かったのでスペコンレポートをアップ。
ちなみに私が今まで見たスペコンで一番好きだったのは「僕の絵」。
今のダイノジ班のスペコンは内容がとても凝ってるのでリピーターが多いみたいだが、私も「僕の絵」は完全にリピーターだった。
仕事の関係で見に行くことが中々難しかったことは今でも少々悔しい。
ぞくっとするほどの狂気とその裏にある哀しみに満ちた世界も好きだが、泣きたくなるほどの甘さと優しさに満ちた世界がやはり好き。
現実ではなかなか味わえない世界だから。
「僕の絵」は今までに見たコントの中でも一番好きな作品だが、その次に好きなのが昨年の後藤小堀withギブソンライブで見たド変態の下着ドロが主人公のコントというのは、一応20代オトメとしてどうなのかしら。
ちゅどーん会議で、人が1年半も掛けてまとめた仕事をちゅどーんな方向に持っていかれてしまい、ふて腐れる。
アイツとアイツとアイツの家、枕元だけ雨漏りして寝られんようになってまえ〜!
耳が痛い言葉は聞きたくない耳と、都合が悪いものからそらす目なんかいらんやろー、ボケーーー!
いらっとしつつも楽しみいっぱいの3月はすぐそこ。
アジカンもG0!GO!もsaku sakuもCD・DVD発売だ!
そういえば、「百式2005」ってどうなったんだ?
もうかれこれ出すよ〜的アナウンスがあっても良い頃だけどなぁ。
2006年02月19日(日)
賢者の贈り物&奥様レンジャー
↑
私が覚えている2丁拳銃出演ドラマ。
前者は小堀さんのみ。
岩井俊二がプロデュースしたオムニバスドラマで、小堀さんは3話目に大学生の彼氏役で出てた。
2001年のクリスマスに放送されたが、話の筋がまったく理解出来ずテレビの前でぽかーんとしたのを思い出す。
出てた小堀さんも役の発注が来た時はボンボンのような髪型だったのに撮影に入る頃坊主にしてしまい、現場に現れた小堀さんを見て監督が頭を抱えたとか何かの番組で言ってたような。
全面的に困惑が漂うドラマだった。
後者は2人とも出たが準主役は小堀さんだった。
役名は確か「シニガミラー」。
漢字にすると「死神ラー」か。
主役の主婦が夢の中で小堀さん扮するシニガミラーにうなされていたが、ちょうどO.Aは2003年の「百式」頃で、私はわざわざNGKまで見に行った直後だっただけに
(うーむ。好きな背中を持つ人も、別に何も思わない人からしたら“夢に出て来たらうなされそう”な役をやらせるにうってつけなんだなぁ)
としみじみしたのを覚えている。
修士さんはリポーター役でチョイ役だったが、出てくる度にくしゃみをするなど何か色をつけていた。
後、出てはいないが関わった、という意味ではJTの「出会いのストーリー」も入れていいかな。
小堀さん原作+修士さんイラストで、山本太郎が主役だった。
もろ“コポム”の世界だったなぁ。
昨日のひかり荘に出て来た藤原紀香さんのドラマは、何故かエンドロールしか覚えていない。
多分、出る日は覚えていたのにうっかり見逃してしまい、未練がましくエンドロールだけ見たんだろう。
R-1で華丸さんが優勝!
去年は思わずほっしゃん。の涙に貰い泣きしたが、今年は嬉しくて笑った。
思わずバンザイまでやった。
九州人の誇りだ〜!
“笑顔”といえば“微笑み返し”。
FAXのインクロールを買いに行ったついでに白井ヴィンセントキーホルダー購入!
パカ〜ッと大口開けて笑っております、ヴィンちゃん。
たかがキャラクター商品なのに、大口笑顔を見るとついついこちらもほっこりします。
オアシスヴィンセント。
来週はラ・テ欄だけど、その次の週はもう曲者なんて早い。
ネットで見る限り、あんまり初日行く人見ないなぁ。
私は初日を楽しんできます。
2006年02月18日(土)
奇跡の湯浅
HDDとDVDは同時録画できないことが説明書で判明し、ビデオテープも無かったので<グッバイ湯浅>に決定。
録画しつつもオンタイムで虎の門を見たら、
“2丁拳銃・小堀”“次長課長・河本”“麒麟・田村”“メッセンジャー・黒田”と、分かる人にはわかる不幸者オンパレードで夜中にテンションが上がる。
黒田さんを確認した時点で小堀さんに勝利は無いだろうなぁと思ったら案の定で、ダントツ最下位。
現在進行形で笑えない家族の不幸話を話した挙句に最下位。
うーむ、不幸の上積み。
不幸だけど黒田さんには余裕があって、不幸な思い出を“笑い話”に料理して提供してるもんなぁ。
小堀さんの話は現在進行形なだけあって生々しく、材料だけボーン!と出しているような感じ。
考えてみれば黒田さんの“捨て子暦2回”は本人にとってかなりショックだっただろうけども35年掛けてそれを笑い話にしているのだから、小堀さんの不幸話も後35年したら笑い話になるだろう。
35年は長いけど。
その頃は2丁拳銃も私も還暦超えてるなぁ...。
小堀さんには青のちゃんちゃんこを着てもらいたい。
男の子のちゃんちゃんこだ。
小堀さんが出た企画は湯浅卓出演の「さんまのまんま」の前に終わったので、起きていられたら起きていようとフジに変えたが、チョナン・カンがかなりの難敵で、湯浅がチャイムを押したところで意識が途切れてしまった。
残念。
でも、めちゃイケを珍しく見てたらやべっち寿司に湯浅が!
相変わらず怪しい弁護士だった。
相変わらず大風呂敷を広げていた。
まさかうちの父より年下だったとは。
いっぱいいっぱいになり、夕方頃少し泣く。
こういう時、母親と話を出来ないことが一番痛い。
最初は今の自分が抱える怒りや焦りや虚しさに負けて泣くが、だんだんとこの心境を話したい母がいない悲しさや寂しさに泣く。
友達でもなく。
叔母でもなく。
悪いけど父でもなく。
どうしても母じゃなきゃだめなことがいっぱいある。
大学生の頃、ナンバーディスプレイが作動する“カチッ”となる音が鳴り、表示された番号が実家の番号だったら、何となくニヤッとした。
受話器の向こうから聞こえる母の声が元気で明るかったらホッとした。
沈んで硬い声だったら、夫婦喧嘩の原因や悩み事を私なりに聞いてあげていた。
逆に私も他愛の無いことで実家に電話をしていた。
大学生活が長くなるにつれて、最初は毎日掛けていた電話が2日おきになり、3日おきになり、だんだん不定期になっていった。
私はそうなれた自分が嬉しかったし、母も私が1人で福岡で暮らすことに慣れたことでもあるし親離れが出来たことでもあると、少し寂しがりながらも褒めてくれた。
今となっては遅いが、もっとじゃんじゃん電話を掛ければ良かった。
もっと実家にいていっぱい話をすれば良かった。
褒めてくれなくてもいい。むしろ甘ったれた私を叱って欲しい。
お母さんの言うことなら聞ける。
そういえば上司と昼食をとってた時、今でも実家に帰りたいと思う時は割とあるし、時々ホームシックにもなってますよと私が言ったら凄く驚いていた。
そういう風に見えなかったらしい。
色んなところに出歩いているし、会社では標準語だし、と。
色んなところに出歩くのは、あまりに知らない場所が多いためで、知っている場所を少しでも増やしたいから。
会社で方言を出さないのは、出す必要が無いからということと出しても分かってくれないから。
いつでもどこでも気持ちの中は九州人。
他人の会話を知らず知らず脳内で九州弁に変化していることはザラっす。
2006年02月17日(金)
湯浅vs...
自棄になってみっともないぐらいに酔い潰れて見知らぬ誰かに喧嘩を売った挙句にボッコボコにされる、ということが全く起こり得ない話とは思えないほど気持ちが荒む日々を送っております、こんばんは。
情が通わないというか人を損なうことに何の躊躇いも覚えない奴が人事権を握れば、取り巻きもそういう感じの人が台頭することは当たり前かもしれない。
私の今の部署は幸い空気も風通しも良いが、スケープゴートを設定すると後は徹底的に周りに分からないように追い詰めて自分達のストレスや鬱憤を晴らす、という中2女子よりもタチが悪い大人が集まっている部署もある。
他の部署の人間が妙な空気に気づいたときは、事態はかなり悪化している。
隣の部署の子が会社に来れなくなった。
挨拶やエレベーター内での会話程度の付き合いしか無かったが、年が明けてからは笑顔が少なくなったり表情が強張っていることが増えてきて(何か変だなぁ)と薄々思ってはいた。
だが、その事実を確信した時は既に遅かった。
嘗て自分もそういう立場にいたのに、気づきながら動かなかった自分の情けなさや、エエ年こいてそういうことをやるその子の周囲や、「だから弱いのは困るんだ」とか「悲劇のヒロイン気取りですかねぇ」と言い放つデリカシーの無さや、そのデリカシーの無さに怒りを覚えて拳を握りながら決して放つことは無い自分の保身意識など、ありとあらゆることいらついている。
不器用ながらあの子は一生懸命に頑張っていたのにそれを見ようともしないで、必死の思いで出していたSOSも無視しておきながら、問題が大きくなって自分にも非難が及びそうになったら、<私の方が被害者>と泣きつくなんて、笑止千万。
四面楚歌状態になったあの子の孤独を自分も思い知れば良い。
自分より弱い立場の人間を徹底的に追い詰めることで自分の場所を確保する群れには決して交わらないことが、これから先も私のプライド。
あまりに怒りにまみれて余裕が無いので、ヴィンちゃんの微笑み返しキーホルダーが目に入るところに置いておかなかったら怒りに任せて暴れそうだと思い、会社帰りに買いに行こうと思ったが雪がちらついてきたのでそのまま帰る。
近い内に絶対買う。
あぁ、ヴィンセントを知って良かった。
「R25」の「虎の門」の欄を見たら「せいこうナイト」とあったので、期待していたら「生い立ち王」だった。
「しりとり竜王戦」を期待していたので、(あぁ、なら別に録画しなくて良いか。さんまのまんまのゲストが“湯浅卓”だからこっちをHDDに録ろう)と朝までは思っていた。
私、湯浅卓の訳分からん怪しさが結構好きなので。
だが、小堀ブログを見たら小堀さんが出るとか。
となると、HDDに虎の門でDVD−Rに湯浅卓か(Rだと編集作業が限られるので)。
でも、Rにわざわざ録ってまでも湯浅卓を見たいのかと言うと、そういう訳でもないしなぁ。
貴重なRを湯浅卓に使うというのも。
そういえば去年のこの時期小堀さんは、“サイテー夫”で一部メディアに出まくっていたが、いくらニチョケナーでも無理と思うぐらいの夫ぶりで、1回見ただけですっかり私は食傷し、挙句O.A後1〜2ヶ月ほど私は小堀さんを見る度にムカ〜ッ!としていたのを思い出す。
央人くんというオアシスがあって助かった。
虎の門は次長課長の名前もあった。
となると、小堀&河本で生い立ち王は確定?
2006年02月15日(水)
呪いの火曜日
素敵ライブが来月eggsiteであることを知ったが、発売日って28日(火)じゃん!
バカ会議のせいでチケ取り出来ないよ、わ〜ん。
おまけに私、発表者じゃん...。
誰だ、毎週火曜日に何の結論も出ない会議を開くのを決めたバカタレは。
一昨年みたいに3ヶ月に1回ぐらいの金曜午後開催にしようよ。
せめて28日だけでもそういうタイムスケジュールにしてくれ。
やさぐれ社員のお願いです。
昨日はバレンのタインのデーだったが(バッファローの木村さんがやる山城新吾のモノマネのような感じで)、すっとこどっこいなジジイばかりのわが社の唯一褒めどころは、“義理チョコの習慣が無い”ということ。
無駄な出費と気配りと作り笑いをしなくて良い。
だからといって自分用のチョコも買わなかったけど。
代わりに特売で安かった醤油おかきを買い、ウハウハしながら食べている。
醤油せんべい大好き。
東京は割と煎餅やさんが多く、こういうとき東京に来て良かったなぁと思う。
去年のLRを読んだら、修士さんが「バカ姉弟」を読みながら寝る、と「ヒビワレ」に書いていたことに今頃気づき、今頃(シュウちゃん、素敵っ!見る目あるっ!)と思う。
ブログの放置プレイも気にならないわ。
いつ更新するかより、いつまで更新しないかの方に注目中。
もとから修士さんはマメに更新するイメージじゃないし。
“銃”という言葉が付いてないのであんまり感覚が湧かないけど、“ラ・テ欄”は2丁拳銃の単独ライブなのか。
ルミネで貰ったフライヤーを見たら、漫才以外のことをやるような感じだけどどうなのか。
当初の「鉄板」というタイトルでは何が合わなかったんだろう。
2006年02月13日(月)
邪魔
質問紙の文言や文章の整合性をチェックしていたら、上司のもとにトリガラがなにやら書類を持ってきた。
別にそれは良いのだが
上司がヨン様の写真を貼っているのを見るや否や
「趣味悪いですねー」
「若い子でヨン様って言ってる人誰もいないですよ」
「コイツ、整形らしいですね」
「笑顔の下で何考えてるのか分からないですよ」...
と、何時間やったところで何も生まれないネチネチ絡みをおっぱじめやがった。
聞きたくないのに勝手に耳に入ってくるので、イライライライライライラチラチライライライライラ。
私の心の中は...
↓
ボルケーノッ!!。
灰の文字はもちろん、しねーっ!!。
ぜ〜ったいに“微笑み返し”はしない。
別に私ゃペ・ヨンジュンなんて好きでも嫌いでもなく、アイツが笑おうが泣こうが何も感じないが、人の好みをごちゃごちゃケチつける奴は、大っ嫌いだ。
オマエは何様だ。
イライラしてきたのでやや離れた場所にある今日お休みのパートさんの机に移動して文言チェックを続けようと、席を立ったら
「あっ、せりさんは誰が好きなんですか」
と聞いてきやがる。
(オマエに本当のことなんか誰がいうか、バカタレ)
と腹の中で中指を突き立てつつもあくまで口調はおっとり、表情は穏やかに
「私は高倉健さんです」
と答えた。
(ガ)「へぇ〜、随分とおじさんというかじいさんが好きなんですね」
(私)「えぇ、余計なことは喋らないところが凄く魅力的で」
と返事し、パートさんの机に移動。
当たり前だが、高倉健さんは素敵な役者さんだとは思うがファンになるには至っていない。
それにしても、あんなに人を逆撫でさせることのどこをアイツは面白くてやっているんだろう。
そういうことを“面白い”と思う感性って可哀想。
思い切り、上の目線から哀れもう。
また色んな本を読みたくなってきた。
文庫になるのを待てなくなり、昨日はBOOK OFFで「空中ブランコ」と「イン・ザ・プール」を買ってきた。
伊良部のところにやってくる患者の症例は神経科の範疇ではないけれど、伊良部の診療行為自体が神経科の枠を超えてるのでまぁ良いか。
水曜日の日記に書いた足の痛みがやっと今日になって殆ど無くなった。
普通にさっさと歩けることがこんなに幸福なこととは今まで思ったことは無かった。
昔の日記を読んでたら、「BAN!BOO!ぱいん!」が凄く面白い番組だったことを思い出した。
これ、DVDに何でならないんだろう。
犯罪者とか解散コンビとかいない筈なのに。
「義務教育で何年ダブってんねん!」は今でも笑う。
2006年02月09日(木)
とさか付きティラノサウルス発見
朝、新聞を見てたら題にあげた見出しを発見。
記事の内容はタイトル通りで、発掘された最古のティラノサウルスの化石にはとさかがありましたよ〜、というもの。
この記事を読みながら頭に浮かんだ曲はもちろん「ティラノサウルスをやっつけろ」。
ジャケット見たら、ちゃんととさかもついていた
おぉ、先見の明だ。
たれ目ちゃんなティラノや、唇ちゃんなティラノが今後発掘されたら楽しいなぁ。
なお、(あれは“とさか”ではなく“ソフトモヒカン”だ)という指摘は見なかったことにする。
「優しい奴は賢い」と、いつぞやのチハラトークでジュニアが言っていたが本当にそうだなぁと最近つくづく思う。
人が乗ってくると分かってるのにエレベーターの「開」のすぐ近くにいながら知らん顔している人とか、頻繁になるケータイをよりにもよって音量最大の警報音に設定しているのでたまりかねて、オフィス内なのでマナーモードにしてくれないかと頼んだら、「あぁ、このケータイの説明書無くしちゃったんで設定の方法分かんないすよ。まぁ、努力します」とへらへらのたまうアホとか。
説明書みたいな分厚いもん、大の大人が無くすな!
設定の方法を知らないならググれ!もしくはヤフれ!
努力するより簡単に解決するわい、バカタレが〜(←百式でちょいちょい出て来るシュウちゃんのツッコミ口調で)。
何で悪びれたりすることなく、あんなに堂々としていられるんだろう。
こころが無い人が増えてきている感じがして、薄気味悪い。
ルミネ先行のチケットが届く。
一つは(まぁ妥当かなぁ)という列。
もう一つは笑うしかない列だった。
ルミネHPを見たらチケットトラブルがあったよう。
もろ該当者だが、言わなかったらバレなかったんじゃないのか?という気も。
奇跡的に「拳(GU)」を先行で辛うじて取れていた頃でも、(先行なのにM列?)とかいうことがあったが、(まぁそんなもんなんだろうなぁ)と大して気にしなかった人間なので。
気づいたら<なるべく前の方で見たい>より<なるべく後ろの方で気楽に見たい>と思うようになっていたことも関係しているけど。
何はともあれ
<「ルミネtheよしもと」のご招待券と、心ばかりの品>
が届くらしい。
ご招待券は嬉しい。
ありがとう、システムトラブル。
2006年02月08日(水)
タケヤマアヤりん
突如発症した外反母趾の激痛をこらえながら「チハラトーク」を見にヤクルトホールへ行って来た。
もともと真っ直ぐな親指ではない方だったが、昨夜から覚えていた右足の親指〜甲あたりの違和感が、朝にはすっかり親指のつけ根がぼっこ〜んと出る完成形になっていたのには我ながら驚いた。
おまけに歩くたびに激痛。
走るなんて無理。
サッカーとかやったら自殺行為。訳分かんなくなって自殺点ボンボン入れて選手交代させられる方がマシだろうと思うほど。
父親が痛風持ちなので、女性、ましてや20代で発症することはまぁ無い疾患とか知りながらも万が一ということがあるので、昼休みに速攻整形外科で診てもらった。
レントゲンを撮り、正真正銘の外反母趾との診断。
でもこれは軽度も軽度らしい。
この痛みでも軽度というなら、重度の外反母趾の人が手術を決断するのも何となく分かる。
そんなこんなでチハラトーク。
びっくり後輩・堤くん(どりあんず)は、遅刻してジュニアを待たせているのにへらへらしてたり、ジュニアがそのことにキレていることに全然気づかなかったりと、中々の地雷くん。
ジュニア曰く、“ヌカ部(ぬかに釘だか、腐らせたぬかみそだったか、語源は忘れたがとにかくロクでもない人間が集まる部ということは確か)の副部長”らしい。
では“部長”は誰なのかというと、それは言わずもがなで小堀さん。
(多分、というか確実にそうだろう)と客の殆どが思っているからか、部長の名前が出て来たところで驚く空気はゼロ。
どんな経歴が部長就任の決め手になったのかは、知りたくない。
恐らくどれを取ってもため息と握り拳がセットで出てくるだろうし...。
コーナーは、オーラが見えるという芸人を呼んで二人の前世&オーラを鑑定してもらうものと、新聞の普通の記事にあるエロい言葉を見つけ出す新聞大喜利。
前世&オーラは、私がそういうものに対する興味がゼロに近いので、兄ちゃんのオーラがどんよりした黒だろうが、ジュニアの守護神がマリア様だろうが、(はぁ、そうですか)程度の感想しか持てず。
新聞エロ大喜利は、タケト&山本&綾部、というお馴染みトリオ+カリカの林さんがゲスト。
リーマンが似合う街・新橋の会場なだけに林さんの登場は嬉しくてにんまり。
2006年02月07日(火)
千原語で乗り切る火曜日
「〜は、...だ」と「〜は...だ」と、間に“、”があろうがなかろうが大して意味の違いは出てこない文章をまるで重大な誤植があるかのようにネチネチこだわるジジイの繰り言を聞きながら一人
(ハイハイ、あなたの仰るとおり、仰るとおりの七分袖。ご一緒に〜、“仰るとおりの七分袖)
と、「ジム・バーキン」のセリフを頭の中でリフレイン。
「○さんはA型ですか?えっ、AB型?じゃぁ二重人格ですね。△さんはO?Aに近いOでしょ?よく言われない?」
と、忙しくない時でもどーでもいーことに入るやちもない話を人が急ぎかつ慎重さを求められる仕事をしているすぐそばでぐだぐだ喋り倒すトリガラに対しては
(オカマかっ!っていうか、しねっ!)と心中罵る。
我ながら「オカマ」から「しねっ!」に至る過程が短絡過ぎると思うが、積もりに積もったものがあるので、これでも熟慮した方である。
チハラトークに行っているお蔭で、いらっとした時の怒りのボキャブラリーは増える一方。
ありがたい、ありがたい。
そういえば、読み方はおなじ“こうろん”でも“口論”の方が似合う千原兄弟が「婦人公論」で兄弟対談をしていた。
いくらその号のテーマが「きょうだい」とはいえ、編集部の誰がこの兄弟に対談してもらおうと考えたんだろう。
ちらっと立ち読みをしてきたが、中々興味深いものがあった。
「空席あります」の言葉を信じてルミネに行って来た。
前回、どこかハマりきれなかった「SPコント」をもう1回見ようと。
見逃したり思い出せない場面もあったりしたので。
本編。
前回私がどこかハマりきれなかったのは、ネットで見た感想やあらすじを自分好みの話になるように脳内変換をしてたからじゃないかなぁと思った。
自分好みのあらすじと実際の作品のズレにただ戸惑っていただけのよう。
話の筋をもう踏まえている今回は、そんなことを覚えることなく舞台に入り込めた。
そして(あぁ、このSPコントのライブレポート作りたいなぁ)と思った。
見ながら色々な感情を覚えた。
私の場合、ライブレポートを作ることは、イベントを見た時の感情を言語化していくことも兼ねている。
“泣きそう”とか“うずく”とかいう言葉でしか今はとりあえず表現できないが、作る内に(私が思っていたことはこういうことだ)と上手く言い当てられる表現が浮かぶ時がある。
その表現を見つける作業がとても楽しい。
前回もちらっと書いたが、今回のコントの主役は小堀さんで、凄くダークな役。
でも同じダークでも虹子・虹彦系のダークさとは違い、どこか哀しい役。
終わった後、帰ろうとしたら「コホリさん、ちょっと、超カッコ良かった〜!」といったような興奮の雄叫びが耳に入り、思わずその方向を振り返った。
一瞬、聞き間違いかと思ったがそうでは無かったようで、その子のツレも「凄かったね〜!ちょっと、ファンになるかと思った〜」なんて言っていた。
(“ファンになるかと思った”ということは、ファンにはならないのね...)とちょっと寂しくルミネを後にする。
まぁ、ファンになったらなったで隠れるんだろうけど。
でも、割と私の周囲では「凄かった」「小堀さんの役、凄い良かった」と評判が良かった。
ファンクラブの集いですらめったに聞くことが無い「小堀さん、カッコイイ」を聞くことが出来ただけでも行った甲斐があるというもの。
今日はネタ組も全部面白かった。
ランディーズの漫才は9月に見た時よりも面白くて、この2人が「いっさいがっさいウェッサイ〜」なんて歌って踊っていたのは遠い日に去った幻のようだった。
一番面白かったのはチーモンチョーチュー。
掛け合いの間と言葉のチョイスが凄くハマった。
2006年02月05日(日)
笑い話
金曜日に買ったままだった「笑う招き猫」(集英社文庫・山本幸久)を読み始めたら、思ってた以上にハマり、あっという間に読了。
大概の本は“面白くて”あっという間に読んだ”ということが多いが、これは面白くもあるけど同時に“楽しくて”あっという間に読んだ。
“テレビではお目にかかることが難しい人達”のお笑いライブに足を運ぶ人なら、(あぁ〜、分かる、分かる!)と思いながらサクサクと読み進めることが出来ると思う。
特にシアターDに足を運んだことがある人なら。
昨日はジムに行った後、音楽ライブのチケットを渡すためナオさんと新宿でご飯&お茶。
年末に会った時の私はあまりお笑いモードではなかったが、今回は久しぶりにお笑いモードだったので、お笑いの話も出来て楽しかった。
春からは違う土地でナオさんは新生活を始めるので、こんな時間を持てなくなるのが残念で寂しい。
この方と知り合わなかったら、ACIDMANやELLEGARDENに触れることは無かっただろうなぁ。
ライブハウスでやる音楽ライブの楽しさとか。
帰った後は睡魔&回線不調に時々負けそうになりながら「ひかり荘」を見る。
久しぶりにセキララコホリを見た、と思った。
怒られている小堀さんは、チハラトークやその他のライブでほぼ毎月見たり聞いたりしがちなので最近はその状況に慣れつつもあるが、あからさまに何かに対して怒ってる小堀さんを見たのは、1、2年ぶりかもしれない。
そういう小堀さんをよく見ていた頃は、(う〜ん、いくら客の殆どが2丁拳銃のファンだからといって、あまり公の場でこういう話をして欲しくないなぁ)と思うこともあった。
ライブ中に笑いながらも裏事情をちらちら思い出しては(うーむ...)と考え込むようなこともその当時はあったので。
だが、そういう事情を明らかにすることで何らかの障壁が生まれることもあることは当の本人が一番分かっていることだろうし、その障壁を崩せる自信があるからやるんだろうと思うようになった。
そうじゃなかったら困る。
一切裏事情を明らかにせずに隠し通してくれるなら、それにこしたことはないが、それでも妙な感じが伝わることはある。
溜めに溜めた鬱積が一気に大爆発するより、その前の段階で発散して貰う方が良い。
何も知らない第三者が好き勝手に推察した事情がいつの間にか“真実”として一人歩きするよりは、本人の方から明らかにしてくれることの方が後々こじれなくて済むし。
第一のセキララである奈良の小堀家の話は、あまりに現実が重過ぎて笑えなかった。
あの話を“ウケます”とか“面白いです”とか“(笑)”の同列で済ますのは何となく違和感がある。
でも、話の重さは自分でも分かりきっているからせめて他人には何て無いことのように扱って欲しくて打ち明けたら、自分の予想以上に相手がドン引きしてへこんでしまい、ますます落ち込むことってあるしなぁ。
<笑えないけど笑うしかない話>ということで無理矢理にでも笑い飛ばすしか無いのかも。
あの配信聞きながら思わず司法書士事務所のHPとか検索してしまった。
第二のセキララは、私は2人のブログのコメントは殆ど覗かないのでそういうコメントがついていたことも昨日知った。
音楽の好みはかなり小堀さんと被ってる人なんだろうなぁというのはとりあえず思った。
そして、招待枠でお金を払うなんてことは殆ど聞いたことが無いわぁということも。
それは招待じゃなくて単なる予約だわ。
BOOK OFFに行ったらプランの「アオいアオいアオい空」がもう出ていた。
売り主の決断早すぎ。
2400円。もちろん即買い。
終わるまでを舞台にする作品はよく見るが、終わった後を舞台にする作品ってあまり見ないなぁと思った。
プランの作品は色々伏線があり、最後の最後でそれらが全部繋がった時の驚きと(やられた〜)というあの感覚は何回行ってもハマる。
2006年02月03日(金)
クレイジー森詩津規!?
何となく@ぴあで関西のライブ情報を検索していたら、
「クレイジー森詩津規ダイヤモンド 〜正気の沙汰では御座いません〜」
というライブタイトルが目に留まった。
ケンコバか誰かのライブタイトルかしらと思ってクリックしたら(以前そういうことがあったような覚えがあるので)、
“[出演]森詩津規”だった。
えーっ、森さん芸人に復帰したの!?それとも一夜限り?
マンスリーよしもとも最近買わなくなってたので全く知らなかった。
もっとも、先月の時点で知っていたにしても日曜の大阪ライブは日程的に厳しいし、ルミネでは森さんの同期のコンビのライブがあるので、ルミネを優先していただろうけど。
わぁ〜、それにしても凄いわ。テンションあがったわ。
そういえば昔、RRSで「12期会しよう!」とニチョ&ブラザースでえらく盛り上がってたけどどうなったのかしら。
物凄く具体的に練ってたよなぁ。
大阪からポンちゃんやつかささんを呼ぼうとか構成はさんちゃんや森さんにやらせようとか、当時はナメリカもフリーだったので呼びやすいとか。
時は流れ、おはよう。は解散し、ナメリカは再び吉本に戻り、新喜劇に活動の場を移したコヤブはとうとう新喜劇の新座長に就任!
凄い、凄いよコヤブ。
会社帰りに気になっていた「マンスリーよしもと」購入。
300号記念号なだけあってちょっといつもより分厚い。ちなみにお値段も「300円」と通常の2倍になっております。
表紙に「2丁拳銃」と名前があったのでちょっと期待したが、どこに載ってるのかちょっと探してしまった。
パラパラとめくった後目次と表紙をもう1回確認したほど。
うちにあるマンスリーで一番古い号は1995年4月号(Vol.170)。
大阪に遊びに行った時、ナンバのジュンク堂に寄ったら丁度バックナンバーを大セールしていた時があり、その中で一番古い号を買った。
2丁目閉館特集号もここで見つけて買ったような。
福岡のBOOK OFFでも時々大量に売られている時があったので、それを見つけたらすかさず買うようにした結果、2000年12月〜2005年6月号までならバックナンバーは全部持っている。
この次に古い手持ちが1997年7月号(Vol.197)。
何故これを持ってるのかというと、今月号P74「モアディプスペシャル」を見てもらったら答えは簡単。
「2丁拳銃・『クリスタ長堀』」の回がこの号だったから…。
多分この号は2000年9月号(Vol.235)と一緒にバックナンバーを注文したような。
00年9月号の特集は言わずもがな「2丁拳銃 a GO!GO!」。
うちにあるものは手荒に扱った覚えは無いのにそれでも表紙に小さな破れがちょこちょこ出てきて、時の流れを感じさせる作りになってきました。
それにしても定価の倍の送料をものともせずバックナンバーをわざわざ2冊だけ取り寄せるあたり、2丁拳銃に関して本当に盲目的に投資して来たことを実感。
対照的にハリガネに関しては不思議とそういう行動を取ったことが無い。
ハリガネは何となく私にとって“集める芸人”じゃない。
ライブで見れればそれ以上はいらない、というか。
ネタのVTRはいくらでも見たいけど、インタビュー系は特に執着しない。
さぁ、今日は「THE 鈴木タイムラー」→「saku saku」と行く嬉しい金曜日。
「THE 鈴木タイムラー」の何が面白いのか実はよく分かっていないのだが、それでも何となく見てしまう。
不思議番組。
2006年02月01日(水)
輩の血
29日の「1じ3じ」のライブレポートをポチポチと作り出す。
“レポート”というより“メモ”といった感じ。
アップは先になりそうですが。
というのも、SPコントはもしかしたらあの作品を後1回はやるかもしれず、そうなると事細かなものを作ったら顰蹙ものなので。
そして、いつもと違ってカチッとまとめるにはいささか時間が掛かりそうというのもある。
とりあえずざくざくっとしたものだけでも作っておいたら、スタイルの修正は後からいつでも出来るので、まずメモ起こしみたいなものだけでも手をつけることにした。
正直言うと見た直後の私の感想は、色々なブログや掲示板で見かけた大多数の感想とちょっと違っていて、それをうまく言い表せることが出来るかどうか微妙なところがある。
頭の中で考えていることを文章としてアウトプットさせていくうちに、自分の気持ちをぴったり言い表している言葉がポーンと浮かんだりすることもあるので、それを期待しよう。
話は変わり、会社の近所に休憩スペースみたいな場所がある。
本を読んだりコーヒーを飲んだり弁当を食べたりと、昼休みはそこで時間をつぶすことが多い。
今日もそこで本を読んでいたが、フト何か煙草くさいことに気づいた。
ちなみにそこは禁煙。
「No Smoking」の紙がちゃんと至るところに貼ってある。
煙草くさくなる訳が無い。
辺りを見回すと、自分の後ろに座っている若者が煙草を吸っている姿が目に入った。
長髪を後ろで一つに無造作に括り、がっちりしたその姿は「不夜城」の頃の金城武のようだった。
そしてぶっちゃけイケメン。
その男前ぶりにあやうく全てを許したくなる。
(で、でも…やっぱり禁煙スペースで喫煙は…)
と思っていたらその男前は携帯灰皿を取り出し、煙草を消した。
(あっ、な〜んだ。禁煙というのをうっかり忘れて吸ってしまった訳ね。
なら良いや。
う〜ん、それにしても携帯灰皿を持っているあたり、やっぱり男前は気も利くなぁ)
と、思いもかけず男前を見ることが出来た平和な日常に感謝しつつ再び読書に勤しむ。
5分後。
またもタバコの臭いが…。
(えっ!?また?まさかとは思うけどまた?)
と思いつつ後ろを見やると予想通り男前が煙草プカプカ。
おまけにそのツレまで吸っている。
タバコの二重奏。吸わない身にはかなりきつい。
体調によってはタバコの煙が目に入ると尋常じゃないぐらい激痛が走ることもある。
(ちょっと、ちょっと〜。誰か注意してよ〜)
と思いながら頼りになりそうな人はいないだろうかと周りに目をやったが、どの人も微妙に視線を合わさない。
喫煙野郎の存在に誰もが気づいているのだが、誰もがその存在を己の中では無かったことにしたがっている様子が丸分かり。
私自身もそうだ。
しかし、隣の椅子に座っていた30〜31歳ぐらいの男性が喫煙野郎から決して見えない角度で顔をしかめつつ、漂う煙を手で小さく払っている姿を目にした時、“イラ〜ッ!”が急速に高まった。
禁煙場所で喫煙をする方がはるかに悪い。
なのに何故私らが萎縮せないかんのだ。
“誰かがしてくれる”ことを期待してどーする、私。
“誰か”を待つなら、その“誰か”になれ。
“嫌なこと”と“正しいこと”を我慢する必要はどこにも無かろうに。
そして、決して見えない角度から“実は嫌です。迷惑です”とアピールしているのを分かってくれるほどの繊細さをあちらが持ち合わせているなら、最初からこんなことになる訳が無いことぐらい分かりそうなもんだろ、隣の男よ。
2本目の煙草を携帯灰皿でもみ消し、3本目を落ち武者(もうこの時は男前という感想はどこぞへ消え去り、ただの気が利かないむさくるしいアホにしか見えなかった)が取り出した瞬間。
背後から肩をポンポンと叩き
「すいませ〜ん。ここ禁煙スペースなので煙草は控えて頂けますか」
と、声を掛ける自分がいた。
相手も驚いていたが自分も驚いた。
私、今何か言った?…と。
ポカンとしながらも喫煙野郎は「あっ、あぁ、はぁ…」とモゴモゴさせつつも割とすんなりタバコを消し、そのまま特に怒った感じも見せずに休憩スペースから立ち去った。
私もまた本を読み出したが、実際は心臓バクバクだ。
コーヒーカップを持ってたらベタに手をがくがく震わせカップをガチャガチャさせながら飲んでただろう。
事の次第を親族や友人にメールで送る。
「刺されたりすることもあるんだから、あまり頑張らない方がいいよー」と返答する友人達が多かったが、父からは「さすがお母さんの娘だね」との返信が。
私が幼稚園ぐらいの頃、停車中に酔っ払いがふらふらと近づいて来たかと思ったらドア付近を蹴られる、というアクシデントに見舞われたことがあるが、走って逃げる男を見つけた瞬間、母は助手席から猛然と飛び出し、その勢いでダッシュして、見事酔っ払いをとっ捕まえ、「謝れ!」と迫って謝らせた逸話の持ち主である。
あの時は(おかあさんこわいよぉ…)と思ったが、確かに私もその血は十分継いだよう。
“電車男”ならぬ“煙草女”に明るい未来は待っているだろうか。