土曜のハリガネ単独(ハリガネロック最後の漫才ライブ)を見ていたらしく、フジモンがそのことについてフジケンで言っていたらしい。
ちなみに何が最後だったのかというと、ボケ・ツッコミの役割。
特に宣言はしていなかったが、「最後」と銘打った後のオマケライブ「ハリガネロック最初の漫才ライブ」でやった7本はどれも松口さんがボケで大上さんがツッコミだったから、多分この方向でこれからやるんだろう。
そういえば7本全部大上さんの衣装はオーバーオールだったが、これもこれからのスタイルなんだろうか。
まさかと思いたいが。
何も元相方と同じような格好で今更いかなくても。
で、フジモンが何を言っていたのかというと、最近の若手は迷いすぎだと。
キャラをつけるのに必死だ、スタイルを変えずに地道にいったら良いのにとも。
CSに私は入っていないので、上記の発言の模様はある方の日記に書いてあったのだが、これを読んだ時
(おぉ〜、この番組徐々に来なくなってる感じがしてたけど、たまに来たらフジモン良いこと言うやん〜)
と、思わず膝を打った。
フジモンの“フルモン(古いフジモンの略)”キャラはどうなんだ?という疑問はひとまず置くとして。
ハリガネ単独の感想はレポートの方にアップしたのでここでは書かない。
今回の感想は結構時間が掛かった。
++++
[a miniature garden]のハルさんから「Book Baton」を貰ったので、書いてみます。
・持っている本の冊数
→300冊ぐらい。雑誌・マニュアル類を除くと230冊ぐらい。大半は文庫本(220冊ぐらい)
・今読みかけの本 or 読もうと思っている本
→読みかけの本:「延長戦に入りました」(奥田英朗/幻冬舎文庫)
読もうと思っている本:「美女と野獣」(リリー・フランキー/河出文庫)、「メリーゴーランド」(荻原浩/新潮社)
・最後に買った本(既読、未読問わず)
→「美女と野獣」(リリー・フランキー/河出文庫)
・特別な思い入れのある本、心に残っている本(5冊まで)
(1)「砂場の少年」(灰谷健次郎/角川文庫(手持ちは新潮文庫))
→初めて読んだ灰谷作品。大学2年の頃見つけた。これを読むまで私は自分が中学生だった頃はあまり思い出したくなくて封印していたが、読むにつれて、何が嫌で許せなかったのかを具体的に思い出してきた。内申書を持ち出されたら黙るしかない自分がとても情けなかったから、出来るだけ思い出さないようにしていたことも。
思い出す作業は苦しかったが、思い出すことでやっと乗り越えることが出来た。自分と向き合うきっかけにもなれた作品。
(2)「神様からひと言」(荻原浩/光文社文庫)
→上司とトラブルを起こし、お客様相談室という名のリストラ社員収容所ともいうべき部署に飛ばされたサラリーマン・洋平の話。1つ1つの場面が痛快。不良品のスクラッチカードを大量に持ち込んで大金獲得を狙うヤクザ達vs相談室の主(配属7年)・篠崎、心身症で首が回らない強面男・神保、洋平達の対決の回は特に小気味良くてスキッとする。
会社や仕事で落ち込んだりいらいらすることがあって帰ってきたら、この本を読み直して気持ちをリセットする。
競艇をするために訪問謝罪を引き受けるような篠崎が後半になるとかなりシリアスな発言をするようになり、読んでてハッとする。
(3)「君はおりこう みんな知らないけど」(銀色夏生/角川文庫)
→恋愛物の甘い詩を書くイメージだったので、銀色夏生は避けていた。
帯に書いてあった「僕たちは 楽しかった いつか ずっと前のことだけど」という言葉に引かれて買ったのがこの本。
かなり客観的な目で書かれた詩が多いことも分かり、他の詩も読むようになった。
(4)「ゆっくり東京女子マラソン」(干刈あがた/朝日文庫)
→家族をテーマに小説を書く人が好きで、ちゃんと生活を営んでいた人のリアルさが出ている気がして、女性ではこの人が一番好き。10年以上前に亡くなったので、全集は出ても新作はもう出ないのが残念。
(5)「流星ワゴン」(重松清/講談社文庫)
→普通に読んでも泣くらしいので、誰か大切な人を亡くした経験を持っている人なら、間違いなく泣くと思います。私はこれを寝る前に読んでしまったため、翌朝泣きすぎて目が腫れて困りました。P425−P432あたりは特にいけません。
・次にまわす人5人まで
まだやってないのでやってみたい、という方はどうぞ。