つらつらきまま


2005年09月28日(水)
トリップに似た高揚感

金…うめだ花月で開場待ちをしていたら
 「小堀ってどっち?」
 「メガネ掛けとる方」
 「あー、あっちかぁ」
 と、衝撃的な会話を残して去る2人組に遭遇。
 一体2人ともどのコンビを2丁拳銃と思い込んでいて、誰を小堀さんだと思ってるんだろう。
 後、出待ちに囲まれた久馬さんにも遭遇。

土…友達と道頓堀にある「ちゃんこ若」に行ってきた。
 入店時間になるまで2人で2時間カラオケ大熱唱。
 一度は試してみたかった歌をアホのように歌いまくった。
 ちゃんこは美味しかったが、一回行けば別に次は良いかなぁという感じ。
 2人で色々原価や利益を試算してしまった。

日…泊めてくれた友達の家は伊丹にある。
 大阪までJRに乗ったら、車窓から喪服を着た大勢の人を見た。
 尼崎の脱線事故が起きて4回目の月命日だからだ。
 車中から黙祷し、犠牲者の方々のご冥福を祈った。

 予定より2時間早いのぞみで帰ったのでカリカ単独に行こうと思ったら行けたが止めて、家でのんびり。
 楽しい3日間。

月…連休中に会社のクーラーの風向きが何故か私を直撃するように変わってしまい、午前の3時間で風邪を引く。
  退社時間間際は鼻水だらだらだったので、速攻帰宅。

火…毎度恒例のちゅどーん会議が、ますますどうしようもないものに劣化。
  退職を決めたリョウコさん、アンタ正しいよ、といつまで経っても終わる気配が無い私情ありありの役員同士の討論の名を借りた口論をトホホな心境で見る。
  

てな感じで5日間を過ごし、今日はリキッドルーム1週年イベントに行って来た。
 フロアで見るつもりは最初から無かったので、一段上がって手すりがある右ブロックから鑑賞。
 バッファロードーターから始まった。 
 初めて見るタイプのバンドだった。
 途中のMCで、今日は女性が多い、ゆらゆらのファンは女性が多いんだね、というような話に。
 確かに女性は多かったが、私はてっきりバッファロードーターのファンなんだろうと思っていた。
 お笑いライブの客層に慣れているからか、これぐらいの割合では“女性が多い”とはあまり思わない。

今日のゆらゆら帝国のセットリストは(順不同・覚えている限り)
 からっぽの町/ソフトに死んでいる/アーモンドのチョコレート/ドア/ドックンドール/貫通前/はて人間は?/ロボットでした/タコ物語/2005年世界旅行/無い!!/午前3時のファズギター/3×3×3…

 22時ごろ終わったので、1時間半近くやっていた。
 今日も坂本さんしか喋らず、おまけに1時間半で2言のみだったが、その分演奏はいつにもまして雄弁だった。
 「タコ物語」の最後の「♪いっきものさ〜」に行く前の一郎さんのドラムや坂本さんのアカペラは、もう身を乗り出すようにして聴いてしまった。
 最後の「3×3×3」はどんどん引き込まれ、ガンガン全身で飛んだ。
 (あー、私今音楽に酔っ払ってるわー)となんならちょっと気持ち良かった。
 メンバーが袖に下がると自分達も帰りだすお客さん。
 (ゆらゆら帝国は絶対アンコールをしない)と思ってるからさっさと帰れるのであって、これもある意味信頼関係の賜物だろう。
 私も最大の余韻を残してリキッドルームを後にした。

 この後、恵比寿駅近くの「富士そば」でカツ丼を食べてしまうのが私のダメなところだ、と少し反省。
 
 それにしても最高の夜だった。
 満喫。

おはよう。が解散したことを朝知る。
 最近は全然ルミネのスケジュールチェックをしてなかったので、10、11月のスケジュールに名前があるのか無いのかも知らなかったから、意外だった。
 12期、どんどん減っています。
 最近、おひとりさまのお仕事が多いニチョさんは大丈夫かしら。
 全く予想外のジャンルで名前を見ることが多いわ。



2005年09月21日(水)
奇跡の組み合わせ


今月で辞める人の送別会に参加。
 送別会1つ開くだけでも、やれあそこに声を掛けねばだの、やっぱり内々でやろうだのと方向性がころころ変わり、送り出される側も可哀相だった。
 見切りをつけてアンタ正解だよ、なんて思いつつ帰宅。
 
 それにしても、

 一応顔を立てて誘ってみたら


 「私はそういうのに顔を出すのは嫌いなんです。
  猫を相手に喋る方がよっぽど有意義だと思うんですよ。
  私は猫には“先生”と敬意を持って接しています」

 なんてことを大真面目に言うガラをそろそろ粗大ごみとして本気で出したいんですが、どこの処理場なら受け入れてくれますかね。


ちょっと疲れつつ帰ってきてメールチェックしたら一気にテンションアップ。
 TOKYO FMのあの素敵イベントは何なんですか。 
 私にとってこれ以上に無い組み合わせ。
 一粒で二度美味しい組み合わせ。
 速攻プレリザーブ申し込み。
 うわぁ〜、正直ヤフオクでも欲しい…。
 今年初めての物欲。
 
そういえば小堀さんが客演する劇団のチケットが届いた。
 ストーカーやと思われてもしょうがない席。

有楽町のビックカメラに25日ハリガネが来るとかどうとか。



2005年09月18日(日)
善意の利用?


私の敏感肌を心配したおば2人が基礎化粧品を送ってくれた。
 使い方にルールがあるので届いたらすぐ電話をするように、と言われていたがちょうど忙しい時期で電話で尋ねる時間も惜しかったので、結局電話をしたのは届いてから3日経った昨日。
 
 何でも、この洗顔ソープは特別なものなので、

 お湯や水はダメで人肌の温度で、
 よく泡立てて、
 10秒掛けてあご→額→頬→小鼻、という風に顔全体を泡で滑らせていくセットを6回繰り返す

 と、一言で言えば<結構面倒くさい>。
 面倒くさいという感情を捨てないと美肌は来ないのね、と思いつつ礼を言い、電話を切った後に同封されていた紙を何気なく読んでいたら、(ん?)と思うあるフレーズが目に留まりった。

 >初めて新会員のスポンサーとなった会員の方は(中略)本人の貯金口座を1週間以内に必ず会社へ届けて下さい。

(“スポンサー”?どういうことだ?まさか…)
 という疑念がむくむくと湧く。
 この言葉で連想する商売方法はあれしかない。
 念のため、会社をググってみた。

 その会社の公式サイトが最初に引っ掛かった。
 それは良い。
 だが、資本金とか事業計画とか売り上げに関する記述はあるものの、肝心の商品の説明が無い。
 成分の説明云々以前に、商品の内容に関する記述が一切無い。
 そしてどうすればその商品が購入出来るのかという説明も無い。

 他にヒットしたページを見る。
 個人の日記や掲示板等。
 程度の差はあるが、商品そのものについてはあまり否定的なものは無かった。
 それはそれで結構怪しいと思うけど。
 だが、販売ルートになると私のように違和感や疑問をどうしてもぬぐい切れないという意見がちらほら目に付いた。

何か嫌な予感がしてきたので、叔母にもしかして私の知らないところで私は会員になっていることは無いだろうかと聞いた。
 その時は無い!と断言していたが、今日になってから「そういえば洗顔ソープを注文する時に本人の名前が必要だったから...」という回答が。

自分達は使ってみて本当に効果があったし、姪である私や他の人を会員に勧誘することは絶対に無いから安心して、というおば達。


商品は確かに良いかもしれないけど、この会社が利益を上げるために使っているシステムには何となく嫌なにおいを感じる私。


“そんな重要事が絡んでるかもしれないって思いもしな買ったから、軽く(私の名前も)登録しちゃってた…。怒ってるよね?ごめんね…”
 というメールが届き、こちらも申し訳無くなる。
  おば達が本当に善意で送ってくれたことが分かるだけに、なんともやり切れない。
 私はおば達には一切怒っていない。

 だが、 その会社には怒っている。
 品物自体は恐らく良いんだと思う。
 良い品物を見つけたら、困ってる人に紹介してあげたくなるのも当然だと思う。
 そういう純粋な善意や好意を巧みに利用するシステムを採用していることについて憤りを覚える。
 品物や使用者についての怒りは無い。
 
一方で、“お友達”と称した子会員や孫会員を集めると会社からお金が振り込まれるというシステムにどうして引っ掛かりを覚えないのかな〜、とちょっとした不思議さも覚える。
 
 おば達も含めた大方の会員は、
 “自分達は他の人を勧誘して会員にさせることはしない”
 
と言うのだが、親が子、子が孫を増やしてどんどん利益を上げるシステムなのだから、それをせずにい続けることはまず出来ないと私は思う。
 どこかで破綻すると思うけどなぁ。
「(化粧品)会社の人は、一切怪しいことはしてませんからって言ってたよ!」
 と叔母は言うが、そりゃそうだろう。
 どこのどいつがのこのこ自ら
 「ええ、カタカナやアルファベットの専門用語を並べてもっともらしく説明してますが、ぶっちゃけ○○○なんですよ。てへっ」
 と言うものか。

ともかく、クーリングオフが効くからということで、朝から会員情報削除の届けをFAXで送った。
 知ってる人は知ってるブランドなのかなぁ。
 使った人の感想が大絶賛過ぎてどこまで信用して良いものなのやら。
 “こすり洗い厳禁ってことは、実は研磨剤とか入ってたりして”
 というツッコミブログは読んでて面白かった。

auのCMにしずちゃんが出ていてびっくり。
 探偵ナイトスクープの新探偵にもなっていたしずちゃん。

2丁拳銃は10月に筑波大で学園祭。
 遠いよ。

フジケンのDVDや曲者のビデオを頂いたので、ご飯を食べながらなど時間を見つけながら見ている。
 凄いのはやはり「フジケン」。
 もうすぐ始まって1年経つのに番組のグダグダ感は無くなるどころかエスカレートしていき、楽屋中継でも見ている感覚に陥る。
 この間はとうとう4人全員出なかったらしいので、フェードアウトするんじゃなかろうか。
 タイムラグがある話だが、小堀夫人に給料の2/3が一応渡っているようで良かった。
 ざこば効果は絶大。
 そして小堀さんが央人くんの年齢を聞かれたら月齢込み(2歳5ヶ月)で答えられるところが何だか素敵と思った。
 パパをしているんだなぁ、と。
 今見終わったのが5月前半の回で、FUJIWARAが2回目の休みを取った週。
 チハラトークで聞いた話も時々出てくるので楽しい。
 
明日はチハラトーク。
 今回こそ絶対に行く。
 そして今週末は後藤秀樹&小堀裕之ライブ@うめだ花月。
 どうかどうか神様。
 お願いですから“サマ様・小堀担当”なんていうものが誕生しませんように…!
 小堀さんだけしか出てないライブぐらい、平和に始まって平和に終わらせてください。 



2005年09月16日(金)
オレはお前が立てなくなった時は手を差し延べてやるよ。

↑fromハチミツ二郎氏の9月8日付ブログより。
 タイトルと本文は何の関係もございません。 
 偶々読んでたら好きだなぁと思うフレーズがあっただけです。

来月頭に掛けて仕事が忙しく、せっかく整理番号が早かった「星田vs宮川」にも行けずorz。
 自由席なので私の分だけ席がぽっかり空くという訳ではないからまぁ良いにしろ、がっくりだ。
 先月、たとえ面倒くさくても整理番号が遅くても行けば良かった...。
 予定では昨日の「星田vs宮川」で笑って金曜のラストスパートに向けてのエネルギーを蓄え、月曜のチハラトークで「連休明け出社」といううっとうしさを乗り切る活力を貰う筈だったのに。
 くぅ〜。

データの計算結果が微妙に合わないので、どこにズレがあるかを確認をしているすぐ側で、マウスとトリガラとなんか訳分かんない業者が3人バカ笑いしながらデジカメがどーたらこーたらというヤチもない会話を延々繰り返す。

 「ビジネスに私情は要らない」と言っておきながら、己の趣味であるデジカメのカタログを会社の就業時間に持ってこさせて吟味をしているガラと、

 “マウスのスクロール音がうるさい”という苦情メールを送ってきながら、
面白いところが1つも無い寒いガラの駄洒落(残念にも程がある内容だった)に「もう〜、部長〜」とクネクネしながらバカ笑いをするマウスと

 ジャパネットの高田社長の佐世保弁を意識した結果と思うが、「ジャパネットより画素数があるばってん、良いでしょう〜」と、“間違った長崎弁”を長崎人の前で(あちらは知らんとはいえ)披露した一体誰なのかガラ以外は誰も知らない業者が繰り広げる、

 <時間無制限・ダベリングショー>

 に久々ブチ切れた私。
 鳥肌でも立ったらちょうど良いわと、苦情を貰ったマウスを思いっきりガリガリ言わせながらスクロールさせ、

 カタカタ・ダンダンと音を立ててキーボードを叩き、

 (狭い机と机の間を占領しやがって!
 邪魔やねん!
 そんなに話をしたいんなら公園でも行って喋って来い!)
 ということを言いたそうな雰囲気丸分かりな般若顔で3人が話している真ん中を何度も堂々と割って入り、プリンターとデスクの往復を繰り返す。

 近隣のデスクの人達も私と重要仕事を抱えており、英語やドイツ語の文書の翻訳をしたり大量のデータを入力したりと、集中して取り掛かりたいのに、集中力をそぐダベリがいつ終わるとも無くだらだらと続くのでいらいらし、チラチラとガラ連を見たり、聞こえるようにため息を吐いたりしていた。
 しかし、
 「アホは死んだらエエねん。けどアホは中々死なへんねん」
 という靖史さんの名言どおり、自分達以外の人間のいらいらに3人共全く気づく気配無く、あろうことか業者は
 「ねぇ、デジカメに興味ありませんか〜」
 と全く以ってこの3人とは何の関係もない私に暢気に売込みを始める始末。
 「もう持ってます」
 とだけ返す。
 たとえ興味があってもオマエからはぜーったいに買わん。
 仕事の邪魔になるような営業止めろ〜!!

忙しいと中々気持ちがすさみます。
 そんな折、夏は終わったというのにサマ様は健在で、うめだ花月の2丁拳銃出演日に足を運んでは相変わらず「修士様〜」と叫び、しかもそれが2人に増えていたというかきこみやブログを見つけて唖然。
 曲者の時にいた看板持ちと意気投合してしまったのか?
 一番タッグを組んではいけない2大巨頭がまさか手を結んでしまったのか?

 それにしても本家サマ様にしろサマ様2号にしろ、この人達はネットをしてないんだろうか。
 ネットをしていても
 (修士様が直々に発信して下さっているのならまだしも、そこらへんの一般人のかきこみや日記なんか、見るだけ時間の無駄だわ。目が腐るわ)
 とかいう信条の人で、公式・私設問わず掲示板類を見ない人なんだろうか?
 そうでも思わないと、至るところで
 “あれは引く”“迷惑”“やめて欲しいデス...”
 と書かれているにもかかわらず、全く止める気配は無くむしろ時を経れば経るほど強烈になっていくなんてことは無いだろう。
 “常識”や“気遣い”というものを持っている人なら。
 「自分中心で、“修士様”と叫ぶ」ことが、サマ様にとってどんなに大事なことなのかは知らないが、
 <楽しむ過程で他の客に不快感を与えるのはNG(by大槻ケンヂ)>だ。
 これに対し
 「えっ!他の人は嫌がってるんですか?」
 とかあまりにちゅどーんな答えが返ってきたら、そのちゅどーんの勢いで月まで飛んで行くかも。

 今冬は今のところ2丁拳銃の単独(コントor漫才)が予定されていないようなので残念に思っていたが、作り込んだネタライブをサマ様活性期にやったら恐ろしい事態になりそうなので、今は(組まれてなくて良かった...)と何ならちょっとした安堵を覚えている。
 アイタタな人は今までもいたが、大方の活動地域は限定されていた。
 なので、(○○は最近アイタタらしいから△△に行こうかな)と、地元以外の公演を見に行くことも出来たが、サマ様はどういう訳か全国の会場に足を運べる方らしいので、選びようが無い。
 <2丁拳銃withサマ様(メンバー追加可能性あり)>
 なライブに誰が好き好んで行くものか。
 それにしても何故あの2丁拳銃にこんな自爆テロリストのようなファンが湧いてしまったんだろう...。
 おとなしすぎたのがダメだったのか?
 2丁拳銃単独出演以外のライブでもお構いなく自分の思いを主張するファンよりは、“隠れファン”の方がまだ質的には良いだろう。
 迷惑は掛けないもの。潜伏はしてても。

すっかり時期はずれな話題だが、スピワゴ・井戸田氏と安達祐実が結婚。
 案の定「スピードワゴン・スピード結婚」という表現をする新聞がチラホラ。
 “スピード結婚”と書かれると、次に書かれることはたやすく予想がつくが、そんな予想なんか蹴散らすような幸せが長く続けば良いな、と思う気持ちは持っている訳ですよ。
 余裕が無い時期でも。

 これに絡んで、ヤフトピに「ツッコミはモテる」というのがあったが、一概には言えないだろう。
 話題にならないだけで、“モテるボケ”も結構な数いるし。

 そうそう、「次長課長・井上」「キングコング・西野」「スピードワゴン・井戸田」の3氏は<笑い界のイケメントップ3>らしいが、それは誰が決めたの?
 <吉本男前ランキング3年連続1位となり史上2人目の殿堂入り>であるチュートリアル・徳井氏はどうなる?

 ついで。
 芸人との熱愛の噂を否定したい気持ちは分かるが、他の言い方は無かったのかなと思った。
 “まじめな公務員がタイプ”という言い方(書かれ方)、ちょっと引っ掛かった。
 その芸人のファンでも何でも無い私だが。
 
 



2005年09月13日(火)
Rush!

考えてみればここ半年で4人友達が結婚した。
 大概は
 「“私達結婚しました”って式に行ったから知っとるわいっ!」
 とツッコミながら送ってきたハガキを読むが、今日届いたハガキは結婚したのを知ったのが2日前の友人だったので、寂しいといえば寂しいが連絡をあまり最近マメにしていなかったわが身も反省。
 お知らせハガキが届いただけでも良しとしよう。
 ダンナは南九州の人なだけあり、名前が勇ましい。
 
 そういえば今日は
 <“何でこの中(フジケンメンバー+河本さんらしき人&COWCOWっぽい人達)でオレだけヨメがおらんね〜ん!!”と酔っ払ったフジモンが大号泣する夢>を見た。
 何故か近くにいる私は、「あたしもいないんだから知るかっ!」と一喝していた。
 な〜んか、どこをどう斬っても“アカルイミライ”が見えない夢だった。
 見なきゃ良かった、というか覚えていなければ良かった。

最近まで、「趣味」と「お笑いを見ること」はほぼ同一だった。
 でもこの頃は「趣味」という大きな円の中に「お笑い」や「本」や「音楽」などの小さな円が納まっている感じ。

昨日のアメトークにニチョが出たらしい。
 見逃す以前の問題で、そういう情報自体頭に入ってなかった。
 “見逃したら悔しい”時期は本格的に卒業。
 いついかなる時でも出る番組は標準で録画していた私は遠い昔。

GO!GO!7188の1stアルバム「蛇足歩行」を聴き直す。
 今現在、アルバムが出たら唯一買い続けている女性ボーカル。
 1stや2ndを聴いてた時期は私がゴールデン劇場にハリガネを見に行っていた頃と重なるので、MDに入れたこれを聴きながら自動販売機近くの手すりに寄り掛かって開場を待っていたことを思い出す。

やっと出ました、「チョップリン単独ライブ 〜ULTRA SIMPLE Vol.2〜」東京公演のお知らせ!!
 11/30(水)にSPACE107。2000円で18:30開場/19:00開演。
 平日公演なのでチハラトークと被ったら悲しいが、そうなったら今回はチョップリンに走ります。




2005年09月12日(月)
the first and only Japanese underground psychedelic rock group


今度ニューヨークでライブをするゆらゆら帝国。
 ニューヨークのライブハウス(?)のHPに載っていたゆらゆら帝国の紹介文から引用したタイトルが↑。
 そのページのアドレスはこちら
 見たら分かるが、近すぎる千代さん、遠い坂本さん、誰なのかも分からない一郎さん、と中々な写り方。
 英文の方は結構嬉しい書き方だった。

 ちなみに、タイトルに上げた文章の全文はこうなっている。
 >Yura Yura Teikoku are the first and only Japanese underground psychedelic rock group to have achieved "overground" success.

 今月末のリキッドルームのイベント。
 時間は頑張れば開演には間に合いそうなので先行予約を振り込んだ。
 野音に行って思ったけど、あらゆるジャンルを含めたライブの中でゆらゆら帝国のライブの客層が私はくつろげる。
 “ほっこり”とか“のんびり”とかいう形容詞とは全く以って無縁な客層だが、無理せず自分のペースで好きなように楽しめるのが良い。

 リキッドの先行も申し込んだが、小堀さんが客演する劇団の先行も勢いで振り込む...。
 その劇団のHPを見たら【訂正】があり、何かと思ったら
 「表記に誤りがありました。
  (誤)二丁拳銃→(正)2丁拳銃」
 なんてあったので、こりゃ間違いなく本人が絡んでるなと思った。
 2丁拳銃に関心が無い人から見たら、2だろうが二だろうがどうでも良い話だけど、2丁拳銃にこだわりがある人にとっては大問題だ。

 原曲(「44口径」)は“二丁拳銃”なのに、なぜコンビ名は“2丁拳銃”と数字にしたんだろう。
 そのまま使うのはテレがあったんだろうか。
 央人くんも“ヒロト”と読めるから“ヒロト”でも良かったのにそれはさすがに...ということで“オト”とした、とか言ってたのをどこかで聞いたか見た覚えある。

朝から社内MLに全員配信されたメール。

 Subject「全女性職員へお願い」

 内容
 「洋式トイレの蓋はにおいがこもらないように終わったら閉めておくのがマナーです。
 小姑根性全開という自覚はありますが、あまりに常識違反の方が多いため、敢えて苦言を呈させて頂きます。
 皆様の良識に期待します」

 えっ、汲み取り式ならまだしも、洋式トイレの蓋っていちいち開け閉めするもんなの? 
 蓋をしないと臭いがたちこめるって一体どんな用?
 マウスといいトイレといい、他に気にすることないのか?
  
あーっ、も〜、右を向いても左を向いても四方八方閉塞感全開で、言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、ポイズン、てな感じで過ごしているのに上司からは
 「せりさん、最近生き生きしてるわねー」
 と、ありえない感想が返って来た。 
 未来が無さそうな時ほど生き生きするって私はある種Mか?
 本人の心境は「ソフトに死んでいる」そのまんまなんだけど。

 ちなみに私も上司も大仕事を抱えていて、その締め切りが来週火曜。
 進捗状況を話したが、「まっ、後1週間もあるから大丈夫でしょう」と事態の重大さと反比例な見方を示すこの楽天家が上司で良かったと思った週明け。

「ぶどう酢を牛乳で割って飲む」のが最近のマイブーム。
 飲むヨーグルトぽい味になるので美味しいのだが、「酢を牛乳で割る」という時点で、ゲテモノ舌扱いされるのが悔しい。
 穀物酢に牛乳を入れる絵を想像するからいけない。
 ぶどう酢自体は濃縮果汁そのもの。
 私が買ったのはストレートで飲んでも良いが、ちょっと酢がきつい。
 そのため牛乳で割る。
 炭酸水で割っても美味しいらしい。

 もしかしたら「きゅうり+ハチミツ=メロン」や「プリン+しょうゆ=うに」も案外バカには出来ない発見なのかもしれない。
 試しそうな自分が怖い。

関西の友達から“ばんちゃん、何票取った?”とメールが来た。
 あの公約(国営のアニメ専門放送局を作るとかどうとか)でも2500票取れたばんちゃんだが、天下の唯一神の足元にはやはり及ばず。
 さすがだ、唯一神。
 今回も1000票足らずで選挙戦を終えた。
 数日前のスーパーモーニングが東京1区を取り上げていて、その中で30秒PRをする時間があったけど、果たして唯一神も30秒PRをしたのかなぁ。
 天罰を食らわすとかどうとかいう公約。
 時間が無くて見ることが出来なかったのが残念。

遅い話題だが、土曜の「チューボーですよ!」と「オンバト」。
 河本さんの「辛っ!酸っぱ!」の後にもう1つ来るといって、天下の巨匠が作った料理に対し堂々と「まずっ!」と言った井上さんは、予想以上の根性者かもしれない。
 無星だったし。

 「オンバト」はチョップリンが挑戦したということで見たが、200KB台のびっくり結果だった。
 そこでもうチャンネルを変えてしまったから詳しいことは分からないが、あのネタはオンバトの観客には200KB台の面白さしか無いのかぁ...と思う。
 結局趣味の問題。
 今まで何回挑戦して何回成功してるのかは知らないが、受かりやすそうなネタに走らないでこれからも挑戦して欲しいなぁと思う。
 本人達が面白いと思うネタ=大体の人間にも分かりやすいネタだった、というんだったら嬉しいけど。
 意図してマニアック、じゃなくて結果的にマニアックになってしまうんなら仕方が無い。

新喜劇オーディション。
 福岡吉本で時々見ていた松下笑一さんが受かったと知り嬉しい。
 パンクブーブー、バッドボーイズ、どりあんずの名前がルミネやシアターDのインフォメーション欄にあるのを見たら嬉しくなるのと同じように。



2005年09月11日(日)
意思表明

選挙に朝から行く。
 案の定当選しなかったし流れ的にも自分の考えとは逆方向の結果。
 自分の考えを国に表明したが、反映はされないのが常。
 何だかすっきりしないというか怖い結果が出たと思う。

「曲者」の出演者のセットリストを調べるために検索を掛けたら、結構色んな人のブログや日記が引っ掛かった。
 全く2丁拳銃目線じゃない人が2丁拳銃について良いことを書いてたらやっぱり嬉しいし、全面的に2丁拳銃目線の人が全面的に2丁拳銃を褒め称えていたら、ちょっと後ろから肩を叩いてみたくなる。
 盲信や盲愛は苦手。

 そういえば、小堀さんがどこかの劇団のお芝居に客演するらしい。
 芝居をしたがっていたのは修士さんだったのに、いつの間にか逆転。
 4〜5年前のオフオフで、もし2丁拳銃の将来が怪しくなった場合
 「いつでも役者のオーディションに行くで。オマエは置いて行くで」
 と幾分酔っている修士さんが、小堀さんが嫌がるのを承知でそう絡んだら、
 「もう(それ以上)言うなや」
 と本気で嫌がっていたことを思い出す。

 修士さんは修士さんで珍しくGBイベントに単独出演。
 2人ともだんだん演芸以外のジャンルにも1人で顔出しするようになってきた。
 それに対してはさほど危機感や違和感は今のところ覚えない。
 関心が薄いという訳でもない。
 それも2丁拳銃なんだろうなぁという感じ。

久しぶりにルミネのHPを見たら、10月のハリガネイベのちょっとした宣伝文が載っていた。

 >ハリガネロック in 最後の漫才ライブ
 >ハリガネロックが芸人生命を賭けて最後の漫才ライブを決行します!

 別に芸人生命を賭けるようなライブをやって欲しいと思った覚えは無いんだけど。
 漫才ライブをいつかは封印するものだとしても、それが何も今じゃなくて良いだろう。

 「最後にしないで」という署名運動とかがもし起きて、集まった署名を吉本かどこかに送り、それを知ったハリガネサイドが漫才ライブ封印宣言を撤回したら、良い話とは思う一方で(何じゃそりゃ)と興ざめするだろうなぁと思う自分もいる。
 
 何をどうしたらこんな切羽詰った企画が10月初旬という爽やかな時期に行われることになったのかという経緯を知りたくもあるが、それが松口さんの360度私公開ブログに書いてあるなら、探究心は放棄。
 というか今でも書いてるんだろうか。
 最近は全くといっていいほどハリガネ関連の活動状況は疎い。



2005年09月08日(木)
まだ何も握ってはいない


昨日の今日で、ナガセくんが契約更新をしないつもりだと教えてくれた。
 くぅ〜、オマエモカー、と思ったが、“オマエモナー”という返事は送られない我が身。
 もともとナガセくんは出向組なのでずっといる人では無いのだが、地元が同じの同じ年ということで、親しかっただけにがっくり。

「神様からひと言」が買った当時よりもリアルに迫る。
 
 >「会社の序列なんて、たいした順番じゃないんだよ。
   一歩外に出たら、ころりと変わってしまうかもしれない。
   でも、子供の時から一生懸命に競争して、ようやく手に入れた順番だからね。
   そこからこぼれ落ちたくないんだな」
 
 (p356 会社に嫌気がさしてきた主人公が「会社っていったい何なんでしょう」と、先輩に愚痴った時に返って来た答え)
 
 私はただ自分が仕事に打ち込める僅かなスペースだけあれば良い。
 それ以外に欲しいものは無い。
 そのスペースは上が変わる度に広くなったり狭くなったりと翻弄される。


 >「やめときな。
   辞めるのを、ってことだよ。
   いま辞めたって、なんも変わんないよ。
   会社もお前も」
 >「誰一人、喜びも悲しみもしないし、怒りもしない。
   そんなのつまんないじゃない。
   足跡とは言わないけど、引っ掻き傷ぐらいは残さないと」

 (p362 会社のいじめに耐えかねて自殺した同僚の葬式の帰り道。
 「会社、辞めようかな」と主人公が呟いた時の先輩の返事)

 「誰1人〜つまんないじゃない」というセリフは今読むと本当にそうだと思う。

目下の問題は、私のモチベーションがまさに「ソフトに死んでいる」状態ということだ。

 >いっけんなにもない
 >さしてふまんもない (←これはあまりあてはまらないが)
 >やみもない
 >ひかりもない
 >ましていたみもない (ゆらゆら帝国 「ソフトに死んでいる」より)
 
 モチベーションが上がらず、“つまらない”と思う要因の一位は環境だが、それだけのせいにしてもいかんだろうと思う。

 いくら賽の河原のような単調作業の繰り返しと、

 壊れたスピーカーのように人の悪口とイヤミしか言わないトリガラと、

 そのトリガラに媚び媚びなマウスと、

 たかだか20人程度しかいない集団の中でやれ○○は性格が悪いだの、やれ△△はケチだのと、有益な情報交換が殆どないコミュニケーションでいつの間にか成り立っている職場環境のせいにして

 ...良いよな、これは。
 自分で列挙したらますますうんざりしてきた。

人間に対する褒め言葉を持ち合わせていないトリガラは、自分の愛猫(ここは“あいねこ”と呼びたい)自慢のボキャブラリーは凄い。
 そんなに褒め称えるからどんなに可愛いのかと思い、奴が自慢げに持ってきたアルバムを見てみたが、獅子舞がクシャミをした方がまだ愛らしいと思うような、猫とは思えぬ面構えだった。
 道端で見かけたら十中八九蹴り飛ばしたくなるようなふてぶてしさが全面に溢れていたが、蹴り飛ばしたらその倍の勢いで攻撃に来ることが予想される威圧感を持ち合わせていた。
 ある意味その戦闘的なオーラを分けてもらいたいと思った。

 そういえば学会の入会手続きをしなきゃいけなかった。
 あぁ、何で私の推薦人がトリガラなんだろう...。
 地方で学会があったらこいつと一緒に参加するのか...。
 嫌だな、というかそれまで私の籍があればの話か。

「バクタレ!」の観覧に行った方からメールを貰う。
 間違った台東区某所の観覧は楽しいものだったらしい。
 良かった良かった。
 サマ様らしき人もいたらしいが、収録中に叫ぶことは無かったとのこと。
 さすがにサマ様も最低限のルールは持ってるのねと思ったが、その人はサマ様ではないという可能性も捨て難い(^^;。
 前説で拍手と共に“キャー!”の要請もあったので、非常に見え見えな“キャーッ!”を客で飛ばしてあげたところ、「オレら何年もやってんねん!嘘のキャーにだまされんぞ!」と見抜いていたそう。
 
 でもさぁ、心からの「修士様〜!」よりは、やらされ感バレバレな「きゃ〜っ!(棒読み)」の方がまだ聞きやすくない?と思ったり思ったり(笑)。

土曜日に電力館で吉本のイベントがあるらしい。
 2丁拳銃やセリーグのビッグ2(靖史さん&谷やん)、ハリガネ、南海〜とかなり素晴らしいメンツのライブだが、既に事前申し込みは終了。
 そんなイベントが予定されていたこと自体知らなんだ。
 料理を作る方(16時から2丁拳銃)はタダで見れるらしい。
 30分料理するところだけを見にわざわざ渋谷に行くのもなぁ...ということで、休みはやっぱり我が家を掃除しよう。
 最近、重曹を使った掃除に非常にハマっている。
 フライパンやガスレンジが感動するほどピカピカに仕上がるので。
 水道管やお風呂の溝など、ありとあらゆるものをピカピカにしたくてうずうずしている。

 いらいらしている時ほど掃除にハマる。
 今の私のいらいらは結構なレベルということか。
 



2005年09月07日(水)
進むも戻るも


リョウコさんが今月いっぱいでいきなり退社を決める。
 私が気づいてないだけで、水面下では他にもちらほらと転職計画完了組や転職計画進行組がいるらしい。

何となく、自分がタイタニック号の乗客のような気持ちになる。
 周囲は危険を察知して素早く行動しており、勘の鈍い私がようやく事態に気づいた時は手遅れという気がして仕方が無い。
 動くなら今しかない、という気になる。

そう思う一方で、今の仕事で何かをやり遂げたという実感を得ないまま動いても、あまり今より事態が良くなるとは思えなかったりする。
 今の仕事は、本来やろうとしていたこととは異なる。
 とはいえ、全くやりたくないというものではなく、もしかしたら本来やろうとしていたことよりも性分には合っている。

 専門的なスキルを必要とせず、偶々私にお鉢が回ってきただけで、誰でもやろうと思えばやれる仕事だという自覚はある。
 だが、それでも私に割り当てられた以上、これをほっぽり出して出て行くことは何だか出来ない。
 
 とりあえず追い出される(=契約更新無し。一応正職員とはいえ、年俸制の1年契約なのである)まで、“会社員”として会社や社会に貢献しつつ、何とか暮らしていこう。

リキッドルームであるゆらゆら帝国&バッファロードーターのライブに申し込む。
 振込手数料込みで4000円以上...。
 うー、さすがにちょっと高いとは思うが野音&AXが凄く素敵だったので、行けるゆらゆらライブはとりあえずおさえておきたい。
 去年までゆらゆらのライブは本当タイミングが合わなくて行けなかったものが多かった。

 「ドア」や「からっぽの町」、「冷たいギフト」は私が東京に来て最初に寂しかった頃によく聞いていたので、これらを聴くとあの頃の何故か分からないけれど途方に暮れた感じを思い出す。

深夜番組欄にチョップリンが出ると載っていたR25を捨ててしまったので、必死に検索を掛けて無事「あざぁーっす!」を見れた。
 まじまじと画面を見ないと分からないほどとにかく後ろに座っている西野さん。
 相手がガリットチュウの熊ちゃんではなくコンマ二センチのうるさい方だったら余計に際立っただろうと思うほど、エネルギーやオーラを殆ど感じさせない映り込みの小林さん。
 実際に自分の目で見ていないけれど、どんどん品庄に押しのけられて最後あたりは座る場所すら満足に無かったらしい「ゴズィラ」出演当時の2丁拳銃を何となく髣髴させた。

 今のところ、日程が合えば関西までネタ単独を見に行きたいと思うコンビのチョップリン。
 11月は東京でも単独予定。
 まだぴあに出てないから詳しい日程は分からないが、2丁拳銃がネタ単独をやらない限り、大概チョップリン単独に行くだろうと思う。



2005年09月04日(日)
「冷たいギフト」を今度は頂きたい

ゆらゆら帝国ライブ@日比谷野外音楽堂に行って来た。
 お昼頃に雨が一時降っていたので、折り畳み+百均で買ったレインコート(上下)をカバンに入れて。

 今日集まった人の切なる思いが通じたんだろう。
 ポタポタ程度の雨粒がライブ終盤近くに三分程落ちたが、23区が大雨洪水警報が発令される程の本降りに見舞われたのは、ライブ終演から約二時間後だった。
 ありがとう、お天道様。

野音一曲目は、“ライブで一回は聞いてみたい曲”の一つだった「太陽の白い粉」。
 イントロを聴いた途端、無意識的に顔がほころんだ。
 そして(あぁ…やっと…。しかもここで)と胸がいっぱいに。
 これから「ミーのカー」に流れ、そうなるとテンションが上がらずにはいられない。
 後は覚えている限りで順不同になるが、「夜行性の生き物3匹」「すべるバー」「男は不安定」「針」「侵入」「誰だっけ?」「つきぬけた」「傷だらけのギター」「無い!」「アイツのテーマ」「はて人間は?」「タコ物語」「貫通前」「急所」「ロボットでした」「ソフトに死んでいる」「2005年世界旅行」「通りすぎただけの夏」etc…。

AXでは前半はSweet Spot収録曲からやったので、今回は逆の構成に。
 割とスローな物憂げ調だった構成が「つきぬけた」で一転したため、汗びっしょりに。
 頃合いを見計らって水を買いに行ったが、野音ならではの自然風に今日は随分助けられた。

ゆらゆら帝国のライブは本当に独特。
 ボーカルの坂本さんがライブ中に喋るのは平均三語。
 “始まりの挨拶”、“次でラストのお知らせ”、“終わりの挨拶”で終了。
 残りのメンバー(一郎さん&千代さん)に至っては、私はまだ声を聞いたことが無い。

 そして客もどこか変わっている。
 私がゆらゆら帝国のライブでホッとすることの一つに“お約束が無い”ことがある。
 全員で同じ動きをするというやつ。
 それがあるライブでは、節操が無い私なのでもちろんやる。
 かなり率先して。
 ファンだからとかライブ暦が長いから分かるお約束もある。
 一見さんの時にそういうライブに行くと、結構気まずい。
 次のライブではちゃんと反応出来ると、何となくホッとしたりもする。
 (あっち側からこっち側にこれた)みたいな。

 けど、はしゃぐ一方で(何で私もみんなも同じ動きやってんだろう。手なんて降ろうが下げてろうが、どっちでも良いじゃん)という冷めた考えも持っていたりする。
 お約束動きに1テンポ遅れたとか右と左を間違えたことを気まずく思う自分は、身長も気持ちも本当に小さいのね、とがっかりしたりもする。

 ゆらゆら帝国のライブにはこれが無い。
 (他の人達の客なら、ここで手拍子をみんな始めちゃうんじゃないかなあ)と思うようなイントロでも、反応は各自それぞれ。
 「夜行性の生き物が3匹」も、他のライブなら一斉に客は全員阿波踊りをしている筈。
 激しい曲なのに座って聞く人もいる。
 それが浮くことも無いし、非難を浴びることも無い。
 そのかわり、自分が楽しむことだけを優先する人に対しては割とシビアな反応を向ける人が多い感じだ。

ファンを“家族”と呼ぶ韓国人俳優のファンからみたら、客のコールに応えることも客にコールすることもせず、ファンに決して近寄ってこないこのバンドはかなり奇妙な感じだろうが、私はベタベタしない独特の空気感漂うこのライブに行くと、何だかホッとする。
 節度をわきまえた上で好き勝手に楽しめるって何て良いことなんだろう。

何となく心の中でにやっとしながらグレープフルーツジュースを行きがけに飲んだのに結局「グレープフルーツちょうだい」は無かったり、「ラメのパンタロン」か「ゆらゆら帝国で考え中」のどちらかはするかなぁと思ったらどちらも無かったりと、意外なセットリストだったが、ラストが「通り過ぎただけの夏」というのがかなり意外だった。
 季節感というものを無視している千代さんがいるこのバンドが、今のこの季節にぴったりなこの曲をラストに持って来るとは...と。
 
 (あぁ、本当に夏が終わったなぁ...。今年の夏は最高に楽しかったなぁ)
 と、ちょっと感傷に浸った。
 ありがとう、ゆらゆら帝国。
 この人達の世界からは当分離れることは無いだろうなぁ。

ライブ後、時々ここでも名前が出るお姉さんと食事。
 レギュラーで録って貰ってるDVDの他にも好意で録ってくれていたものもあり、その中に「クイズ・マジジャン(小堀出演分&修士出演分)」があるのを見つけた途端、にやっとしてしまった私はどう転んでもニチョケナー。
 2丁拳銃の隠れファンかどうかを試すために踏み絵を求められたら、結構踏んづける自信はあるが、DVDや昔のビデオ(初見のもの)を見せられて無反応でいられる自信は無い。
 出るらしいという情報はどこかで耳にした覚えはあるのに案の定あっさりとコージーは見逃し、それをさほど残念には思っていない屈折ニチョケナーでごめんなさい。
 お姉さんからコージーに出てたと教えてもらった時、他の出演者としてアメザリが出てたことに食いついてしまったし。




2005年09月03日(土)
8日後の日本


渦中の選挙区・東京10区にある小池&小林候補の選挙事務所前を偶々通った。
 小林さんの何かちょっと昭和枯れすすき漂う風情の事務所もどうかと思ったが、“<クール>ビズ”推奨者である筈の小池さんにもかかわらず、暑苦しさが漂うどピンクが目立つ事務所もどうかと思った有権者その1。

 自分の選挙区の候補者については色々考えているが、東京一区の唯一神については、野次馬根性だけで注目中。
 ネットではかなり以前から色々と注目を集めていた人だけに、秋葉原の演説(神だから伝道か?)では混乱も起きたとか。
 前回の衆院選では全候補者の中で最低獲得票数だった唯一神。
 今回も伝説を作って頂きたい。

 唯一神と並ぶ新星か?と思うのがこの方
 結構やってくれそうですねー。
 一体選挙費用はどこから出てるのかしら。
 ネットでは何一つ見つからなかったが、狛江市民には彼の政策やマニフェストが浸透してるのかな。
 街頭演説では、どんなこと喋ってんだろう。

 いろんな意味で11〜12日は目が離せない。

昨日の日記で嘘を書いていた。
 ゆら帝の野音ライブ、考えたら4月に行っていた。
 あの時はフリーライブだったけど。

東急ハンズでHGコスプレを発見、フーッ!
 今年の3月のD関@東京の司会は考えたら彼だったが、客からは不評を買ってたな、何故か。
 住谷がプロレスに参戦、とかいうニュースは別に意外でも何でもないのに、ヤフトピまで作られてたんで驚き。
 そういえば週刊ホスト...ではなく週刊ポストに前載ったHGの謎云々という記事も、何て事は無い、実は奴には相方がいる!というトホホ文面だった。
 出渕さんがいることぐらい、不思議でも謎でも無いってば。



2005年09月02日(金)
晴れ待ち


祈願・9月4日晴れ。
 私にとって初のゆら帝@野音。
 雨より夕焼けから夜に変わる中での3人を見たい。

 時々覗くゆら帝の私設サイト。
 ゆら帝のライブにもサマ様系の人がちらほらいるようで、全国的に今はそういう時期なのか?と思ったが、それらの報告スレに対するレスがさすがゆら帝のファン、というものばかりで面白かった。
 みんなで騒いで盛り上がろう!的スレには、“そういうのはやめよう”“静かな雰囲気でゆら帝を見たい”というレスが大多数だったり。
 体育会系的団結ノリの対極にあるこのファン層と、そういうファンが集うゆらゆら帝国が好きだ。
 見逃したかもしれないが、「昆虫ロック」は今のところAXでしかやってないよう。
 野音も「グレープフルーツ〜」かな。
 最近、咽喉が渇くと「グレープフルーツジュース」が飲みたくなるが、あまり置いてそうで置いていないグレープフルーツジュース。
 探す時に頭の中で流れる音楽はもちろん、「グレープフルーツちょうだい」。
 “グレープフルーツ”をやや巻き舌調で発音し、最後は“Ah”というため息をつけるのが些細なこだわり。

どうしよう、マウスさんがだんだん攻撃的になってきた。
 九州銘菓・「九十九島せんぺい」を会社の皆さんに配った時のこと。
 マウスさんは席を外していたので机に置いた。
 戻ってきたマウスさん。
 向かいの机の人に「せりさんからです」と言われ、口にしたマウスさんの感想。

 「誰のおみやげか知らないけど、ピーナツが入って甘いせんべいって、あまり美味しくないね」...

マウスのスクロール音がウルサイ、と苦情を飛ばすぐらい私とは席が近い。
 マウスのスクロール音が聞えるぐらいなら、この発言はスクロール音以上に耳に入った。

 何なんだ、コイツは。
 天下の城島が宣伝してる銘菓を知らんのか、オマエは。
 ...知らんだろうなぁ。
 カステラと比べたら知名度の差はいかんとしがたい。

 挙句。
 美味しくないと言っておきながら、余った1枚を貰うってどういうこと?
 家に帰って、粉々に叩き潰すでもするのか?
 
 今度は「一口香」を買おう。
 「「誰のおみやげか知らないけど、中にあんこが入ってない不良品だね、これ
 という、トンチンカンないやみを聞いて
 (バ〜カ)
 と、心中舌を出したい。
 (元からそういう菓子じゃ、残念でした)と。

 ...結構私もイヤミだ。

疲れてる?
 “山崎まさよし”を“西川きよし”と読み間違えた。
 小さなストレスをコツコツ溜める生活とは早くおさらばしたい。

それにしても、例年半年以上掛けて作ってた報告書を20日で仕上げろって無理じゃね?
 どんなのが20日後に出来上がるのか、想像するだけでも胃が痛い...。

 
 
 
 



2005年09月01日(木)
“動”の9月


企画会議の出席予定者に名前があることを会議当日に知らされ、何が何やら分からぬままのこのこ出てみたら、実は大きなプロジェクトに参加が決まっており、その締め切りが20日と来たもんだ。
 先月は怠惰で欠席したライブ。今月は仕事後の気力の無さでスルーすること多いかも...と思ったら、今月はそんなにライブにエントリーしてなかった。
 ついついクセが抜けない。

ルミネのスケジュールって最初からあれだったか?
 KIJって最初から組まれてたかな。
 そして案の定、あんなに大層悲壮なタイトルがついているにも関わらずハリガネ単独は余裕で残っている。
 悲しい予想的中。
 チケットが残っていることにもうびっくりしなくなってるもん。
 むしろ初日完売の方が今はびっくりする。
 それにしてもトータルテンボスは強い。

思い出したようにspitzの5年前のアルバム「隼」を聴く。
 spitzにはやっぱり戻ってしまう。

「アナタがマウスをスクロールさせる時、音が響いてうるさい。交換するなりなんなり対処して下さい」
 と、どっひゃ〜クレームを私につけてきた方、あまり古参社員から良い評判を聞かない。
 相当にクセがある方のよう
 権力に弱くすぐ上層部に取り入るそうで、振り返ってみればやたらガラと仲が良い。
 古参社員やパートさんから、「マウス(便宜上)はすぐチクるし、せりちゃんは席が近いか気をつけてた方が良いよ。人の会話もすぐチクるから」と、まるで小学生のような忠告をもらう。

 とりあえず、この人の前では
 「トリガラ、しね〜っ!」とか
 「本物のサルの方が芸を覚えて賢い。月イチで見かけるウチのサルは吠えるだけ吠えて芸の1つも覚えない能無しだから、北区周辺にいるらしい野猿と一緒に山に帰って頂きたい」
 なんてことを口にするのは止した方がよさそう。

色んな人がおるわぁ〜と、斉藤の15連勝をこの目で見てきてご機嫌なチチにメールを送ったら
 「それにしてもどうしてオマエの会社は変わった人が多すぎるんだ?」
 と、素朴な疑問メールが返って来た。
 アタシが知りたいよ。



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