目次過去未来


2002年01月30日(水)  オウ!ノウ!!

と言うわけで、脳の話である。
愛車でひとっ走りして、MRIを撮りに(撮られに?)行ってきた。
なかなか面白い体験だった。インフォームドコンセントからして、貴重だったし。
自分の頭の内容物なのに、初めてしっかり見た。小さく感動(小さくて感動したわけではない)。

ベルトで頭を固定されて、やたら狭い筒の中に入れられる。耳栓をして。
それでも、轟音が。直接、身体に響く感じの。
そして、何故かその奥に、鼓動のような音が聴こえる。
もちろん機械の音だから、それを狙っているわけではないのだろうが、
人間の心臓のリズムを少し速くしたくらいの、規則正しい音がするのだ。
なんだか妙な気分だった。

撮影が終わってから、センセイに、
「いやー、キレイな脳ですね」
と言われた。・・・きれい?
確かに、右脳も左脳も見た目には問題なさそうだったのだが。
中身がね。そこから生まれてくるものにいろいろ問題がね。

実は、秋に京都までMEGとやらに入りに行った時にも、
きれいなデータですよー、というようなことを言われたのだった。
なんでも、よく集中できていたらしい。ふ〜ん。
あの時は、そのMEGとやらがウン億円もする機械だということに
目ん玉飛び出しそうだったのであったが。


風邪かインフルか、どちらからしく、諸々の症状が出ている。
お読みの皆さん、どうかご自愛ください。


2002年01月25日(金)  余裕も無いのにシサクに耽る

「光に」


1本の トンネル
まっすぐな トンネル
確実な 入り口と出口

振り返れば光
前へ進めば光

どちらもくっきりとこの目に
けれども 遠くに

振り返れば光
前へ進めば光

すぐそばに見え 
遥か遠くに在る

今 漆黒に包まれて

入り口への懐古と 果てのない後悔
出口への憧憬と 伸ばせない手の絶望

動け。動け。
ただ 幻のような遠い光のみを糧に

壁を打ち壊せないのなら
光に魅かれて往くまでのこと

闇の誘惑を断ち切れず
思わず目を瞑りそうになり

動け。動け。
先にはただ 光が在る


* * *
(↑)
夏、旅に出たときのメモ(↓)を見て。
「さっきのトンネルはすごかった。
 直線。  確実な入り口と出口。」
・・・当時はとても明るいイメージだったのに。
なんだかな。


2002年01月22日(火)  簡単なこと。

たとえば、始めるまでは嫌で嫌で仕方がなかったことでも、
やってみると、意外と良かったりするモノ。
躊躇も悪くはないけど、心配しすぎは体に良くない。


2002年01月20日(日)  幸せへの考察

一緒にいる相手が自分に満足していたり、あるいは妥協していたりするときに、自分が相手に対してそうできない場合、人は不幸だ。

自分の今の位置に不満が出てくると、もと居た場所が恋しくなって、やたらと温かいところだったように思えてくる。記憶とか想い出なんて、基本的にそういうものなのだと思う。しかし時として、その「想い出」が現在進行形だったりすると(・・・それを想い出と呼ぶべきなのか判然としないが)、もう今の場所を振り切ってでも元のところへ戻りたくなる。

ダメなことは、わかっているのに。

戻ることなどできない。万が一、戻ることができたとして、今の自分がそこで上手くやっていけるはずがないのだ。あの時の自分は、今の自分の中に形ばかり残っているだけ。かたちの一端がどんなに過去を求めても、こころはもうそこに戻れはしないのだ。心だけは、どんなに望もうと、かえることができない。

それはとうに知れたことだ。

**
幸せになんて、一生なれない気がしている。


***


「疲れているときに、ただそっと寄り添っていてくれる。」
言葉にするとこれだけのことが、本当のところ、かなり大事だったりする。
言葉にするとこれだけのことが、本当のところ、かなり難しかったりする。

自分がこれだけ欲することを、本当に必要な瞬間に、誰かに与えているだろうか。


2002年01月16日(水)  時間がないなあと思うのは


修行が足りないから?


2002年01月07日(月)  いろいろ

世の中、ちょっと思いつかないような心理療法とやらがある。
日記療法もあるくらいだ。

書くことは、自由を味わうこと。
自分に近づくこと。いろんな意味で。

ひとりになる時間。
こんがらがったイトを、時間をかけて解きほぐしていく過程。
心の流れてゆく方向を掴むためのひととき。
大切なひととき。

***

『あきらめた あきらめきれぬと あきらめた』
と、詠んだヒトがいるそうな。
なるほどなぁ。
しかし、やっぱり諦められない。
諦めきれぬ、とでもいいから諦められたら、いくらか楽なのだろうけれども。

**
そう。最近、仕事場で、
「〜なんだけれども、」というのがビミョウに癖になってしまった。
先輩のが伝染ったらしい。
素敵な仕事をするヒトだなぁと思っていたのだが、
実は、最近、苦手な面が見えてきた。
人の陰口を叩くオトコ。これはちょっといただけない。
男なら潔く!!(By T.I.) ・・・と、自分のことは棚に上げつつ。
**

稼ぎすぎでいっぱいいっぱいな今日この頃。
阿呆である。


2002年01月06日(日)  ちょっと日記らしく

早朝から夜まで、仕事だった。(7:30AM is too early for me to smile.)
まだ七草粥も食ってないのに。元旦から働いてらっしゃる方々には、尊敬の念を送ります。マヂで。
昨日深夜にちょっとアレなコトがあって、それなのに今日は朝から働かなければならず。こういう日に限って、いやむしろこーゆー日だからこそ、お仕事真っ最中の夕方あたりから腹痛に見舞われたりする。これはきっと胃だ。胃にキている証拠だ。昨晩のアレや今日のコレなんかがストレートに決まったしるしだ。もう、いやというほど寝ていたいのだが、明日からは本業に戻らなければならないらしい。最悪とはこんな状況をいう。辞書に載せてしまいたいくらいに妥当な状況。
何しろ、3日にタクシー走らせてまでここに戻ってきて(とは言っても、帰る先があまりに田舎で、正月ともなるとそれ以外に交通手段がなかっただけのことなのだが)、4日の朝から働き始めて今日の夜までだ。なにか、モノスゴい偉業を成し遂げたにもかかわらずもらった金メダルが極薄18金メッキだったような気分だ。無駄に力を使ってしまった感じ。So Exhausted.
大体、ナニユエにこんな、朝に弱い(最近では昼にも夜にも弱い)人間が、6:30AMなんて素っ頓狂な時間から活動を始めなければならなかったのか。全ての間違いは、職場の鍵を経営者から預かってしまったことにある。日曜にはさすがの彼も出勤しない。嗚呼。しかも、家を出ようとUFO(大盛り)を食していた真っ最中、彼の奥方から(奥様も社員だ)「お手数だけど、職場からちょっと FAX 送ってくれる?」と言われ、断れるほど金に余裕もないので(折角の職をそんな勇気で失いたくはない!)、謹んで承ってしまったのである。俺様のアホ。
そんなこんなでドツボにはまった。うを〜〜〜〜っ。誰か助けてくれ。とりあえずこの胃の痛みを

(注:後日談。この日はここで力尽きたらしい。)



2002年01月02日(水)  初詣/初夢

毎年の常で、千葉の成田山まで初詣。
手を合わせて祈る。

今年は、心穏やかに過ごせますよう。

感謝を忘れずにすむように。

***

初夢。
詳細は忘れてしまったが、
ひどく孤独な夢だった気がする。

「ひとり」ということは、そんなに悪くもないけれど。






2002年01月01日(火)  明けました。

おめでとうございます。

あ〜、何の感慨もねぇ。
ま、何はともあれ、始まったらしいので。
頑張りましょう。


***
と、思っていたのだが。
友人の最新の日記を見て考えた。

いろいろ、考えながら生きた方がいい。
想うことは必要だ。
そして、それを正しい方法で表明することも。

***
うん。小さいながらも大きな決意。

いつかでいい。
それでもいつかは、やりたいことを自力でやれるようになろう。

[元旦 0時過ぎ]                       


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