ユキマークブック。...ゆき

 

 

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ふたり暮らし。 - 2002年03月14日(木)

良く晴れた木曜の午後。
お昼前にようやっと起き出した。

前日も帰りが遅く、倒れ込むようにベッドに入った私を気遣って
起こさなかった友人に感謝。そしてごめんね。
せっかく遊びに来ているのに
私が終電で帰ってくるものだから、ごはんも一緒に食べられないのだ。

気がつけば
お化粧も落としていないし
下はパジャマだけど上は昨日の服のままだ。
友人曰く、
「よっぽど疲れてるんだろうなあと思うと
起こすのがかわいそうで声がかけられなかった」とのこと。
なんと、昨夜お皿を台所へ持っていく彼女に
「ちょっとだけ寝かせて」と声をかけた私は、
彼女がシンクに皿を置いて、折り返し次の食器を取りに戻ってきた時には
もう寝息を立てていたらしい。
冗談だと思った彼女が
「すごい。もう寝てんの?」と声をかけ、
てっきり私はまだ目を瞑っているだけで
「まだ起きてるわ。失礼な」
とか返事があるものだと思っていたのに返ってきたのは寝息だけ。
あまりの早業にびっくりしたそうだ。
そりゃそうだ。
ちなみに私も「ちょっとだけ寝かせて」と言ったまでの記憶しかない。

ま、それはともかく。
11時半までゆっくり眠ったおかげで非常に爽快な気分。
いつも起き抜けは機嫌も悪く頭も回らずぼーっとしているのに
さくっとベッドを下りたが早いか
チルドから鶏挽肉を取り出して変わり親子丼を作る。
簡単で美味しくてほんとこれナイスメニュー。
(Special Thanks ☆Plunk)

とき卵をINする直前で火を止めてシャワーに入って
その間に着替えとお化粧を済ませた友人とチェンジ。
お化粧しながらとき卵を入れろだの
黄身だけのっけろだの
青のりと紅生姜を添えろだのやいやいこきつかって
2人でいただきまーす。

昼ドラに突っ込みを入れながら、美味しくもぐもぐ。
私が「丼を作る」と言いながら
玉ねぎをみじん切りにしだしたので彼女は「?」と思っていたらしい。
まあね、普通に考えたらくし切りとかが多いものね。
彼女も気に入ったらしい。でも作り方を聞かないところが彼女らしい。
私もにっこり。いいよ、また作ってあげるよ。

大学を出たら、ふたりでミングルを借りようと思ってたのに
私の突然の名古屋行き辞令のせいでぱーになり、
いままでは仕事があったから遊びに来れても2〜3日。
2人で旅行に行く時は非日常だし、
こうやって、日常生活をふたりで送ることって
実は初めてに近いかもしれない。1週間のふたり暮らし。

昨年末で会社を辞めた彼女が
次の仕事を見つけるまでの、しばらくのリフレッシュタイム。
私にとっても久しぶりに誰かと部屋で過ごしている。
もう1人暮しも丸8年が経とうとしていて
自分の生活ペースがしっかりできちゃっているけれど
ここまで気心が知れていると
お互いがお互いのペースを乱さないので
ひとりの時より楽しく、それでいて楽ちんだ。

もちろん、持ちかえった仕事ができなかったりはするんだけれど・・・。

こんなにひとりに慣れてしまったら
誰かと暮らすことなんてもう出来ないかもしれない、と思っていたけど
ふたりで暮らすのも悪くないね、やっぱり。



...

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