ユキマークブック。...ゆき

 

 

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実働14時間。 - 2002年04月18日(木)

世の中には
もっともっと大変な人が居るだろう。
私は甘いことを言っているんだろう。
でも、今日、愕然としたので
もう疲れてるし愚痴っちゃう。

今日は『Mugen』の初ON AIRだったこともあり
残業するつもり、なかったのです。
明日休みだし、早めに帰ってゆっくりしたかった。
昨日、今日とあんまり眠れていなかったしね。

うちは残業は事前申請制で、個人的にとても苦手な制度。
業務終了30分前に申請に行くのがルール。
そんなこと、思われてないのは分かってるけど
でも、残業するのって、すごく無能な証のようで
余程明らかにやらなくちゃいけないことがない限り
自信持って「○○をするために△時間残業します」って
・・・言えないんだー、私。

今日も、帰るつもりでいたから
残業申請、しなかった。
仕事が終ったの、0時半。
終電に乗るために、そりゃもう猛ダッシュ。

で、電車の中で、うっかり指を折ってみたのだ。
定時17時半。私、何時間多く働いたんだっけ・・・。
18時半、19時半、20時半・・・0時半。
ちょうど、7時間。
うちは、実働7時間なので、ちょうど2日分働いたわけだ。
しかも運悪く今日は、
昼休みに「お願い!」って言われて
サンドイッチを食べながら、
システムの設定確認をしていたのだ。昼休みじゃないじゃん。

0時過ぎに、打ち合わせしてた上司が戻ってきて
あなたなんでいるの、残業つけてもいいわよ、って言ってくれたけど、
それはそれで、ルール違反でしょ。
ルールは守りたいから、つけられないんだよねえ・・・。
これはこれで、厄介な性格だと、自分でも思うんだけど
別に意地を張ってるとかでなく
ルール違反、ということが、自分の中で許せないのだ。

校則でも、なんでもそうだった。
みんながいいって言っても
誰も守ってなくっても
そこにルールがあって、そのルールを知っていたら
破れないんだなぁぁぁぁぁぁぁぁ。

なんか、もう、こんな時間の帰宅が当たり前になってて
21時くらいに帰れるなら
残業のうちにも入らない、って気がしてるけど
ほんとは、ふつうは、17時半定時の会社なら
21時まで仕事するなら立派な残業だよねえ。
じゃあさ、0時半までの仕事って・・・?

明日、と言ってももう今日だけど
ほんとはお休みのところ
急遽クライアントのところで会議。
スーツ、クリーニングに出したまま
もう1週間も店が開いてる時間に帰れなくて
取りに行ってないから着て行ける服ないよ!
どうするん、プレゼンあるのにカーディガンで行くしかないか!?

どうしたら、もっと、ちゃんと、できるんだろう。。。



...

渋谷タワレコのヘッドホン。 - 2002年04月11日(木)

HMVよりタワレコが好き…。
と、言うわけで、とことこ出かけた渋谷TowerRecords。
どうでもいいけどタワレコに行くと
試聴コーナーのヘッドホンを無性に欲しくなる。

良く晴れた休日、外出するのは久々。
先月の四国ぷち旅行以来、仕事仕事で帰りも遅く
まもなく鬱々状態でとても外に出る気分ではなかったので
なんだか、ぽかぽか陽気の中
陽の当たるプラットホームで光合成をしていると
なんだかいい気持ち。

今日の目的は、
10日にデビューシングルを買ったPE’Zの
インディーズレーベルから出ているCDを買いに行くこと。
『Akatsuki』を聴いてからというもの
居ても立ってもいられずに
ネットでオフィシャルサイトを探して
ちゃんとメンバーの言葉が綴られたDiaryや
ほんとに彼らの音楽を愛している人のBBSへの書き込みを読んで
あー、いいな、いいな、とすごく嬉しくなって。
これまでの作品を買いに行くことにしたのだ。

で、タワレコ。
地方格差って今の日本、殆どないと思うんだけれど、
こういうカルチュラルな面では
やっぱり東京って恵まれてるとつくづく感心する。
こうしてインディーズのCDも
メジャー盤と変わらず場所をとり、ポップや視聴盤もあり、
2Fフロアをほぼ半々に使っている。
(まあ、メジャー盤は1Fにも場所があるけどさ)
昨日デビューシングルを買いに行ったCDショップでも
普通に売ってて持ってきてくれたけど
例えばこれが、
実家のそばのCDショップだったら
多分、発売日の今日もまだ入荷してない。
ましてやインディーズ盤を
ふらっと買いに行って、全部揃えるなんて無理だ。

音楽だけでなく、
お芝居でも映画でもなんでもそうなんだけども。

タワレコでは強力プッシュ。
ちゃんと特設で棚が作られていて
『Akatsuki』を始め
これまでの作品が並んでいて、
あいうえお順に旧作の棚から探したのに
なーんだ、ここにあったのかあ、などと思ってて。

試聴コーナーがあったので
PE’Zと一緒に紹介されてるCDを
試聴したいなあ、早く前の人代ってくれないかなあと、
順番待ちのつもりで隣の特設ブースをチェック。
同じくインディーズのバンドの紹介文を読んで
「へー」と思って試聴する。
・・・。
・・・・・。
・・・・・・・・かっこいい。

インディーズとはいえこの完成度と
ポリシー溢れるこのプレイを見よ!

これはPE’Zにも言えることだけれど
メジャーとかインディーズとか
音楽のクオリティとはほんと関係ないなと思う。
インディーズでもきちんと売上を伸ばし
全国ツアーでちゃんとチケットが捌けるなら
メジャーのしがらみがない分
ほんとに好きな音楽を追及できるメリットがあるんじゃないか。
確かに、ぱーっとメジャーで売れた時の
100分の1も儲からないだろうけれど
純粋に音が好きで聴いてくれるファンの方が
比率としてはおそらく高いだろうし。
どちらがミュージシャンとしては純度の高いことなのか
メジャーシーンでの露出って
なんであんなに当たり前のようになってるんだろうって
そんな風に思ったりする。

そういうわけで、
本来の目的だったPE’ZのCD4枚に加え
ELLEGARDENのCDも4枚購入。
ああ、お財布の中の最後の諭吉が・・・・。
銀行行かなくちゃ。




...

音楽の力。 - 2002年04月10日(水)

しばらく、鬱々と日々を送っていて
先日やっとトンネルを抜けた感じなんだけど、
今回、そのきっかけになったのが
ある音楽だったように思う。

帰ってきて、シャワー浴びて、それだけで2時。
だるくて、眠くて、
もう寝ようとして、TVを消そうとした一瞬、
耳に飛び込んできた曲があって。
翌日、残業を抜け出して買いに行きました。そのCDは。

PE’Z 『Akatsuki』。
スポットCMではバンド名しか分からず
偶然昼休みに見ていたYahoo!ニュースからリンクを辿って
11日がデビュ−シングルの発売日だと知ったのです。
フライングゲット!

これがねー、いいんです。すごく。
音の波に飲み込まれて、大きな渦に抱かれるような。
体の中を音が流れて
ざあざあと嫌なものを流していくのが分かる。
音が満ちて、幸せな気持ちになる。

それからずーっと聴いている。
力強く、大きな優しさと温かさを持ったその曲を。
シャープで切れが良くて、かっこいいその曲を。

そして心が軽くなった。



...

鬱。 - 2002年04月07日(日)

何もする気が起きない

会社ではちゃんと
いつも通りに仕事をして
話し掛けられれば返事もして冗談も交わすけれど

すごく気をつけてもらえれば
いつもより笑顔が少ないことや
電話に出る声が暗いことや
ミスタイプに苛々して手首を振る回数の多いことに
気が付くことも出来るかもしれないけれど

会社はそんなことを
いちいち気にしてはくれない

限界が来たら休むというのも
それは自分で決めることだから
誰も「休んだら?」なんて言ってくれない
「なんで休むの?」と言われないのと同じように
それが自己責任というものだ

今はまだ休めない
自分がそう思うから
会社には行くけど遅くまでいるけど
そのこと自体は辛くはないが
帰って来た時何もする気にならない

休みの日にも
動く気になれない
だるくてだるくて仕方ない

季節はすばらしくよくて
カーテンの隙間からキラキラと陽射しが覗いているのに
それでも私の身体は言うことを聞かない

食べたくなくてベッドで丸まっていたくせに
ふと台所へ立つと食べきれないくらいの料理を作って
おなかいっぱいなのにずっと口を動かして
もう気持ち悪いのに

そのうち気持ち悪いと思いながら食べている
自分自身が気持ち悪くて
耐えられなくなる

眠る眠る眠る眠る
何も考えなくてもいいように

眠る眠る眠る眠る
次に目覚めた時にはどうか
温かな光が心に宿っていますように




...

外へ出すヒト、内へ篭るヒト。 - 2002年04月03日(水)

この間の土曜日曜と
さんざ私をひとり占めした彼女。
毛布だけで眠ったせいか
週なかばから風邪引きさんで声が出ない私。

先週の、金曜日の夜。
「やけ酒に付き合って」とメールをもらい
軽い気持ちで電話をしたら
あの恋が終った、とのこと。それはびっくり。

土曜も私は出勤だったので仕事帰りに彼女の家へ。
最初はわりとしっかりしてたのに
話は彼女と彼の出会いの頃に遡り
長い長い思い出を手繰るうちに
ぽたぽたと涙がこぼれて。

別れた彼女の恋人は
高校の時の彼女を知っていた。
高校の時の同級生で、大学のときから既に遠距離恋愛。
私も長いと思ってたけれど、彼女のほうが長い。

いつもとりとめのない話ばかり、
しかもそんなに口数の多い方ではない私たち。
今回初めて、彼女は、話すタイプなんだなあ、と分かった。
つらい事があったら
聞いてもらうことで立ち直ろうとするタイプ。

私は文字通り聞くことしか出来ない人間なので
彼女のグラスが空けばお酒を注ぎ
自分のグラスが空けばお茶を注ぎ
「うん」「ふうん」「あーそうだったんだ」くらいしか
相槌すら打たずにずっと話を聞いて。

「ほかに守りたい人がいるんだ」と言われた彼女。
私だったら別に何も言って欲しくないので
何も言わずに「そっか」と言ってまたお酒を注ぐ。
代りに怒って欲しいとか
なにか慰めの言葉をかけて欲しいなら
私を呼び出したりはしないだろうから、何も言わない。

口にしたお酒が
そのまま目から溢れて来てるんじゃないかと思うくらい
たくさんのたくさんの涙。
そのまま喉を震わせているんじゃないかと思うくらい
たくさんのたくさんの言葉。

疲れて眠る彼女があまりにも小さく縮んじゃったようにみえて
翌日も彼女の家で過ごす。
なかなか起きてこない彼女をそっとして
前夜の食器を洗ったり
整然と並んだナショナルジオグラフィックをめくったりしながら
ほんと、タイプが全然違うとおかしくなった。
今夜こそ、何かものを食べさせなければ。
私が東京を空けていた時から
お酒しか飲んでいないに違いない。
私以外の誰かを、話に付き合わせながら。

私には、絶対できないこと。
辛い、と思った時に、
辛さをそのまま口に出すこと。

悩みも悲しみも
抱えると私は内に篭る。
いつも思い浮かぶのは、龍の姿。
龍が悲しみを抱えると、卵になって姿を消してしまう。
ひとり、部屋で丸くなっている時
同じように丸くなっている龍を想う。

親しくなればなるほど
怒りさえ内に抱え込んでしまう私は
周りから見れば可愛くないだろうなあと思う。
こうやって、
泣き疲れた彼女を見ていると
心配だし、そばにいてあげたいと思うけれど、
内に篭っているときの私をみて
誰がそばにいたいと思ってくれるだろうか。




...

もう26なのに。 - 2002年04月01日(月)

年度始め、なのに午後出社。
まあいいんですけれど。
ちょっとふらふら〜っとなりながら
でも遊び疲れだから文句も言えずに出勤。
良く晴れた年度始めで良かった、とか思いつつ。

これがきっと通常出社の日なら
いかにも着慣れてなさそうな
パリパリのスーツを着た新社会人たちと出会って
何かを思い出したりしたのだろうけれど
なんてことない陽だまりの中
ごとごと各停に揺られて会社に向かった。

PCを立ち上げたり
午前中に積み上げられた資料や回覧物や連絡メモを
それぞれやるべき順に並べかえたりしていたら
休憩から先輩たちがぞろぞろ帰ってきて
「はろー」などとご機嫌。
しかも、顔をあげた私をみて、
いきなりみんなで笑い出す。
な、なんなんですか。

「ねえ、それ、今日の写真用なの?」
「は?」
・・・写真?写真ってなんだ。
えーと、写真写真・・・。
ああっ!しまった!!

今日は社内人物名鑑(?)に載せる写真の撮影日だった!

うちの会社は某大手出版社のグループ会社なのですが
年に1度、写真付きコメント付きで人物名鑑を作っていて
まあ、電話でやりとりしてる関係各社の
「あの人はどんな人や!?」っていうのんを
その本をぱっと開いたら分かる、っていう・・・その、写真。

つまりですね、
1年間、ありとあらゆる人にチェックされる本なわけですよ。

それなのにそれなのに。
ファンデーションが底をついて
昨日買いに行くつもりが拉致られたため買えず
本日はルーセントパウダーのみ!
ポイントメイクは眉毛描いただけ!
で、お天気良くて暑かったから
今日に限って、三つ編みしとったんやわ・・・。

「26にもなって・・・なんで三つ編み・・・」と
どうか明日にしてくださいと泣き崩れる私に
けらけら笑いながら
「いいじゃなーい、どこにも26って出ないんだから」
(誕生日は載るけど生年は掲載されないのだ)    とか
「だーじょうぶ、かわいいかわいい(←棒読み)」  とか
非情な言葉が投げかけられて
しっかりフラッシュまでたかれて写真は撮られたのであった。



...

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