【ミカラデタサビ】

2004年07月22日(木) ライフスタイルバリエーション@



カラフルとモノクロの周期。

ちょっと前までは、あんなにモノクロが好きだったのに、
カラーなんてこっぱずかしくてサ。

シャキっとした黒が好きだった。
爽やかな白が好きだった。
カラーなんて軟派な感じがしちゃってサ。

ハッキリと白黒付けて欲しかった。
カラーなんてごまかしてるみたいでさ。

でも、今のヘビーローテーションは、カラフル。
ハイカラな俺は、誰よりも発色して、誰よりも曖昧で、
なんだってもー。  しょうがないじゃない。

ただ、黒と白は特別ね。ただ好きなんです。



2004年07月21日(水) とんだ缶違い。



今朝、家を出る前に、天然うなぎの特集を見ました。

今日は、土用の日。

事実、私は缶詰に入っている様な養殖うなぎしか見た事がなかっんです。
その天然うなぎの青々とした体を見た時

「夏がやってきましたな。」

と、しみじみ感じたモノです。
テレビも見終わり、家を出て、車に乗り込もうとしたその時

もわ〜〜〜っ。

強い日差しのせいで車内に熱がコモっていました。
私は即座に風量をマックスにして、その灼熱の車内を冷やそうとしたんです。

ぷわ〜〜〜。

熱のせいか、温風しか出てきませんでした。
我慢して、運転する事30分間。
缶詰に入ったうなぎの様に、息苦しかった30分間。

生き地獄です。

その温風の原因が、エアコンモードにしていなかったと気付いたのは、
夕暮れ時の車内だった事は、誰も知らない事だろう。

知りたくも言いたくもない出来事。



2004年07月20日(火) 【クロコにてっする】



炎天下の下、排気ガスにまみれた国道を走る。

目に映るモノは、揺らめいている

車。車。車。轟。

とにかく強い日差しを浴びせられて意識は朦朧としていた。

もう、どうにでもなってしまえ。

日頃僕が、何を考えて、何の為に、何を期待して、

どれだけの時間を費やして、どんな行動をしているのか、

他の人は知らない。

知らないから価値があるんだ

きっとね。

後ろの車のクラクションが遠いトコで鳴っていた。



2004年07月19日(月) 毒蜘蛛に似たような我が身。



昔、コーヒーを飲むのに抵抗があった。
昔、お酒を飲むのに抵抗があった。
昔、煙草を吸うのに抵抗があった。

その渋み。

その苦味。

そして煙。

その毒毒したモノには近づけなかったアノ頃。

いつの日にかその味をたしなむ様になっていた。

いつの日にかその毒を楽しむ様になっていた。

スパイスの効いたモノを求め、
自らスパイスを放出する。

効率の良い循環系。

コーヒーを片手に煙草をくわえ、新しい物を生み出すアイディアを
練る。そして養う。

そんないつもと変わらない、毒にまみれの自分。



2004年07月18日(日) 時折、感じるデニムの重み。




日は、良く寝た。
いつもは、寝る間も惜しんで自分の時間を大切にするのに

1日平均睡眠時間、約2時間。
活動時間22時間。

きっといつか体を壊す日が来るだろう。
親にも言われた。
俺もそう思う。

花は、自分を取り囲む要素が多いほど、
自分自身はその存在感を明確にする様な気がする。

あちらこちらの問題を身にまとい
いつしか、誇らしげに散れたら本望です。

花の命は短くて…。

ちと、クサすぎるな。



2004年07月17日(土) 出すぎた白髪は刈ってしまいな。



河原で物思いに草を見てフケッていた時、
ふと子供の頃を思い出す事がある。

草笛を作ってみんなに自慢していた事。
草花図鑑を買って、ちょっとした博士気分な少年時代。
草の鋭さにやられて指を切ってしまった事。

色々思い出はあったが、今は何故か恐ろしく見える。
将来への不安と、
今の現状。
やらなけりゃならない事への焦燥感。
やってきた事への自身。そして逆の後悔。

尖ったヤツラに胸のウチを突っつかれる。
むむむ…。

な、何とかせねば。

そうだ。一本ずつ刈りとっちまお◎



2004年07月16日(金) 明日を見据えて我がフリなおせば?



【終着点】 最終の到着した地点。(広辞苑)

今日ドトールで、人生をまっとうしてきた、
いや、極めたジイサンに出会った。
その姿は、誰が見ても単なる人としてしかないのに何でだろう。

歪な顔の形。それは戦時中、一発撃たれた顔の形。
歩いてきた人生の轍。「俺は間違ってないんだ」という証。
それが、このジイサンを支えている唯一のSTORY。

ジイサンが読んでいた本をチラッと覗き込む。

「キワメテヨイフウケイ」

写真の載った本を見ている。
僕は、思った。人生を知った人にとって文字なんて必要ないんだって。
そういえば、写真家の中平卓馬に良く似ていた。

昔は加山雄三なんかに似ていたのかもしれない。
海で黄昏れて、ハイライトなんかふかしながら、
「ぼかぁ 君を 愛しているよ」の一言でも誰かにお見舞いしていたのかも。

そう思って瞬きをした瞬間にジイサンはいなくなった。

今、自分がココにいる。
未来、僕は、アソコのベンチで座っているのかもしれない。

未来がどうであれ、終着点がどうであれ、今を生きる事が僕の全て。



2004年07月15日(木) Web限定 sharaku パンフレット



お金じゃ買えない価値がある。

それは、頭の中に描かれた思い出。

見せると価値が下がってしまいそうだからちょっと出し惜しみ。

得意の形で表現する事にしたよ。

最近、毎日の様に一緒にいてくれるアナタに感謝。

毎日だと、そのアリガタミを忘れてしまいそうだけど、

こうやって遠まわしに言ってみたら、ジワジワと込み上げて

ハラリと涙を落としてくれるかな。

今回の写真展にちなんだ、カメラマンの紹介パンフレットにしてみました。

気にいらなくても、破って捨てる事が出来ないよ。

改めて、こんな私を認めてください。

たとえ30歳のオジサンになっても。



2004年07月14日(水) −他人の無意識と僕の美意識−



花はキレイだと思ってた。

空はキレイだと思ってた。

詩だってキレイだと思ってた。

そんな全てが上っ面。

花や、空、詩はそれぞれ醜いモノも持ってる。
だけど、見た目はキレイ。
それが好きな人は、世の中には何万といるだろうね。
例え、それが醜い事と知らなくても、
それがどんな事をしているのか知らなくても、
自分の中で感覚的に妄想的にキレイにしてしまうんだろう。

それが悪いとは、思わない。
その考えが浅はかだとは、思わない。

だって、自分の中ではキレイだから。
世の中で少なくても1人は認めてるって事だから。

1つの美意識は、1人の中でのみ存在していても悪くはないな。

トナリナラエを打破するための一歩として。

誰もが認めるデザインって大変だわ。



2004年07月13日(火) 仮面ライダーのソレのように。



気がつけば40分間も走り続けていた。

この雨のセイで故障したのか。

エンジンがピクリともしない。

雨に濡れたその体と泥にまみれたタイヤ

色が変わってしまったTシャツが一層、疲労感を倍増させた。

ぬかるんだ地面を何度も踏み鳴らしひたすら走る。

エンジンがかかるまでずっと。

やがて、その前方ので微かだが地面を灯し始めた。

かかった。

憂いに浸る事などなく、私は、身を乗り出して即座に出発した。

そして徐々に温まり始めたそいつの体は、暗闇の中を走り抜けた。

明かりの見えない先に向かって…




2004年07月12日(月) 共に歩こうぞょ!



靴紐を締めなおして
幸せをつかむために、とりあえずは歩こうよ。
何が起こるかわからないけど、
そのために紐をしっかり結んだのだから。

Let’s Walking !!
テレビ番組でデゥークサライエの歩いてる姿を見た。
彼の靴は、しっかりと彼の歴史を刻んでいた。

私はこの靴に依存してるよね。
この靴と一緒にどこまでも行ってきた。
この靴と、泣いたり笑ったりした。

汚れてしまったコイツも、その汚れが何なのか知ってるから
その汚れがコイツの真実だから
カッコよく見える。

これからも、ひたすら一緒に歩いて行きましょ。



2004年07月11日(日) SFな。かつナウシカな。



悪魔がやってきた。

今日の昼頃、悪魔の腹の音で目覚めた。
どうしても何かが許せないらしい。
チキンな僕は思わずヘソを隠した。
悪魔光線は、厚木市全体、いや、それ以上だ。
日本全国を照らし出した。
やられる。
そう思った瞬間、空のかなたから光が差し込める。
やった。
神は、私達を救った。
思わぬ救出劇を目の当たりにした後、私はバイトに出かけた。

言うまでもなく、そこでも悪魔にやられた。
腹をすかせた無数の悪魔達に。

スィ。グラッチェ。



2004年07月10日(土) From In My Room




Ticket To Ride −涙の乗車券−
今夜のBGM。
ベッドに入ってから何時間経ったのかわからない。
何度も何度も寝返りをうった。

こうゆう、しっとりした曲を聴いてると、

どこか遠くで

知らないトコロで

自分が生きている。

ベッドの上にいた事を知った時、
僕はココにいた事に気付く。

映画に没頭していく乙女の気持ちが少しだけ理解できた。
やはり、頬をたどる涙の跡はないが…。

繰り返し聞いていたスピーカーの電源を切り忘れ、
朝焼けを拝む前に、意識は薄れていった



2004年07月09日(金) 厚木発ロンドン行き。



ロンドンっ子になりたいな。
こんな暑いのに涼しげな顔をしていられるヤツラ。
日本人と全く性格が合わないって言われているヤツラ。
なのに魅力を感じる。
だから魅力を感じるのかも。
僕はそんなヤツラに憧れて、
服装を真似してみたり、ポール・ベタニ−styleで。
UK ROCKを聞いたり、ocean colour sceneで。
イギリス映画を見たり、gyangstar N'o1で。
そんなコじゃれていて、文化チックなブリティッシュメーンに
なりたいな。
憧れって、ワクワクしてきて、ドキドキしてきて
ん〜。もう。たまんないね。





2004年07月08日(木) ヨッテタカッテ。。



【とある電車の風景】
その男は、ひどく汗をかいていた。
前髪からシタタレ落ちる水滴が何度も何度も垂れ落ちる。

そして、男は、私の前に座った。

TAKA Q  で買い揃えた服。
彼の第一印象だ。

素足でモカシンシューズ。
襟付きのストライプシャツ。
そして、白いジャケットを羽織っている。

亭主改造 計画を見た後、TAKA Qにダッシュしたに違いない。
それからとゆうモノ、彼は、TAKAQにゾッコンだったのである。
間違いない。
そして、気が付かなかったが、私の隣もTAKAQスタイルでビシッと決めていた。
メディアって恐いね。

この風景。となり習えの日本社会を象徴していました。



2004年07月07日(水) 天の川の水で泳ぎたくて。



今日みたいな日は、水を一気に飲み干すのが気持ちよい◎

そんな昼下がり。とあるスーパーでVittelの群れを見た。
何ともその群れは、見るからにミズ水しい。
見ただけで喉元を液体が通り過ぎるのが聞こえた。
飲みたい。
その時だった。Blurのcrazy beatが聴こえたのは。

僕は、その曲通り、狂い始めてペットボトルを一列に並べ始めた。
そして、オモムロにカメラをカバンから取りだして、この一瞬を収めたのだ。

スーパーから出た僕は、達成感に満ち溢れていた。
息揚揚と、歩き始めた僕の左手には、水が音を上げて揺れていた。

水ヲ得タ魚ノゴトク。1日は充実していた。
そんな七夕の夜にアナタと私は、ここで会いました。
どうも。ご無沙汰しておりました。



2004年07月06日(火) 梱包主義に見られる人間的心理♂



【パッケージ】荷造りした物。つつんである物。

目的
 中身が見えないと、中身がどうなってるのか気になる。
こうした時、この人にどれだけの興味を感じる事が出来るかの個人的な実験。

行動
 今日、人間パッケージを作った。
包み隠してしまえば、その人自体見えないし。
秘密になる。

考察
 実験が終わってでてきた時、私は、この包まれた彼を受け止める事が出来なかった。
なぜだろうか。
全てをさらけ出して出てきたからだ。

結果
 人は、秘密が多いほど魅力的だとゆう事。



2004年07月05日(月) パシャ。ぱしゃ。PASHA★



僕は、常に記録するモノを持っている。

それは、カメラだったり

それは、ボールペンだったり

それは、携帯だったり。

だけど、いつも思うのは、そのまんま記録するのは、かなり「東」。
だから、一般的とはいつも違う記録の仕方をしている。

例えば、文字を見づらくしてみたり

写真のピントをブレさせてみたり。

ワザワザこうゆう事をするのは、ワケがある。

僕は、一番素敵な記録方法を知っているからね。
それを刺激して電源を入れるんだ。

頭の中。

21年間の経験がすべて詰まっている。
絶対に壊れない。

保証書はありません。

僕のメモリーコンピュータ。

容量は、無限大です。





2004年07月04日(日) ♀UNCONCIOUS♀



1日中ボケ-っとしてると、一瞬我に返る時がある。

僕は今日、学校のベンチでボケ-っと午後のひと時を過ごしていた。
時折、涼しく感じさせる風が、僕をそこに居座らせた。
目の前には、出来たばかりの校舎。新1号館。
あんなトコロに窓なんてあったっけ?

そんな事は、どうでもイイ話。

僕は、学校帰りにビナウォークのベンチに座っていた。
1時間も座っていた。
何人の人を見ただろうか。
こんなに海老名に人がいたんだぁ。

そんな事はどうでもイイ話。

今日、家に帰って来て、弟の顔をジロジロ見た。
アイツ…  やせたかな?

そんなのどうでもイイ話。

普段から慣れてると、いつかソコにあったモノが見えなくなる。
そんなフツウの不思議に気付いてますか?



2004年07月03日(土) 発見!!もう一つの使い道。



近頃、コンタクトの調子が悪い。
だから今日は、家で視力検査をする事にした。

「右」
「左」
「下」
「上」
「左」
「…。」
僕はある事に気付いた。
何度やっても4方向しかない。

コレ、タバコの箱じゃん。

白々しいにもほどがある。
愚かな事をしてしまったという後悔が残った。

それをタタミかけるかの様に窓ガラスが私の醜態を露わにした。

コレ… アメリじゃん。

光をまとった銀色のスプーンは、我が家の恥さらしを激しく照らすのだった。



2004年07月02日(金) 苦しい時こそ、とんがってイコ♂



山頂ピークで見つけたアメリカ人の子供。
私は、言ってやった。
「お前もこの山のてっぺんに来たんだ。人生もテッペンまで行っちゃえ。」

人の人生のピークってドコだか考えた事がありますか?
これは、常、日頃思っている持論。
「自分が認めたら、それがピークだって事。」
認めるのが毎日恐ろしくて仕方がない。
可能性を閉じる事が恐くてしょうがない。
だけど、逆にとってみたら、認めなければ無敵という事。

今ある事を認めない強い気持ち。
それを失わなければ、どんな山も見下ろせる様になる。

さぁ少年。大志を抱け!



2004年07月01日(木) 世界の車窓から 



PM12:08

今日も香港です。
この街には、地下鉄が通っていました。
シルバーと赤と青と黄色の
ポップでキッチュなカワイイ電車です。

車内で50歳位の小母ちゃんを見ました。
電車を自分の家であるかの様にモノを食べては、散らかし、
散らかしては、また食べる。
その時は、calbeeのポテトチップスを頬張っていました。
噛み砕く音が響いてました。

そんなに音をたてて…
注目されたがり屋なのか?いや、そうに違いない。
ん?こっちを見ている?
あ・あれ? な、泣いてる?
その時真実を知った。
小母ちゃんは、注目されたいんじゃない。
いつも1人だから、人恋しくて…

オー・マイ・ガッ!!

それから10分ほど時が過ぎた。
頬からこぼれ落ちる雫でしけってしまったポテトを食べ、
何も見えるハズのない窓を眺めている小母ちゃんを尻目に電車を降りた。

小母ちゃんは、今、何をしているんだろう?
すぐソバにいない人を思い浮かべながら…


 もどる。  さがす。  すすむ。


ニシシタトモヒサ