盲目の今日
じやらじやらと欲の音
手がべたべたする、おしぼりがあってみんなそうなのね
ぷかりぷかりとドレミファソラ紫煙だ
外は真っ暗九号線、飲み込まれるよ駐車場
「スターライト」のわりには近くにあるからね
ほらまた一人
黒澤映画に出てたようなキンコンカンのパチンコはどこなのか
たまに見かける、僕と同じ人
一歩引けば色々見えますね、なんて話しかける
わかるかねえ、この感覚
僕の思考はさながら、お店の天井漂うドレミファ、空、紫煙だ
要約すると、暇なの
友達に連れていってもらって、人生初の銀玉弾き(パチンコ)に行ってきました。見事に負けました、ビギナーズラックもなにもありませんでした。正確に言うと仮面ライダーで大当たりが出たんだけど、その間も玉を弾くものだとは知りませんでした。いや、弾こうにも玉が切れてたんだけど。 んー、勝てなかったからなんだろうけどあんまりおもしろくなかったなぁ。自主的には行かないと思います。最低でも500円ないと弾けないなんて信じられないよ…。 ↑は休憩室で携帯に打ち込んでた詩モドキ。負けが一万円に到達したところでさすがにこれ以上はまずいと思ってストップかけたので暇だったのさ。個人的には三千円程度で抑えようと思ってたんだけどすぐに熱くなってしまうのです。
あまりにも暇だったので、パチンコ屋さんの近くにあるロフトに行ってみた。おもちゃコーナーを見ていたらSPACEWARPという知的玩具が置いてあるのを見つけて、説明読んですぐに買ってしまった。なんかね、2本のレールの上を鉄球が転がっていく玩具です。コースなんかも自分で組み立てられるみたい。すごくおもしろそう。それこそピタゴラ装置好きにはたまらん玩具みたい。
http://www.asovision.com/spacewarp/ocdc.html
なんとなくの感じは↑のアドレスでどうぞ。自分でジェットコースターが作れると思ってもらえばわかりやすいと思います。ってまだ自分も組み立ててないんだけどねー。 ↓の詩モドキはゲームセンターで暇つぶしバージョン。
足の届かない子どもが一人
僕と同じ子どもが一人
手持ちブタさん、こんばんわ
何もでないのにハンドルをひねる
車の中に残されないだけマシか
家に残されてたほうがマシか
ムシのカードゲームも彼には高すぎる
やれやれ
携帯に向かってつぶやけるだけ俺はマシか
みんな向こうに行ってしまったのか
ゲーム画面につぶやく人々
ドアを押しさえすれば今が待っているけれど
一歩が怖いのです
連れてこられた明日の大人
ここは耳に入ってくる音が多すぎる
ただ、貴方の声だけ聴きたい子どもたち
明日会えますように
本も買ったよ。
浦沢直樹『PLUTO プルートウ』1巻・2巻 吉本ばなな『キッチン』 森絵都『カラフル』 雑誌『フラウ』
一番上は友達のオススメ。元々この作者は好きなのでちょうどいいキッカケだと思い購入。『キッチン』や『カラフル』は手元に置いておきたかったから。『フラウ』は表紙が小西真奈美さんだったので見てたら、特集で村上春樹作品の恋愛論みたいなのが載っていておもしろそうなので思わず買ってしまった。20代や30代の女性向けっぽい。 これ全部で千円ちょっと。パチンコが勝てなかったので負け惜しみ言うけど、やっぱり俺は本に千円使うほうがいいなぁ。長い間楽しめるもの。
2005年12月28日(水) |
タワーリングインフェルノ |
『タワーリングインフェルノ』を観た。 映画しりとりの続きなんだけど、観るのは2回目。「なるべく観たことのない映画を観る」が映画しりとりのコンセプトなんだけどどうしても観たかったのです。1回目を観たのは中学生くらいのときだし、内容もほとんど覚えていなかったのでオーケーということで。
135階建ての超高層ビルの完成パーティーの最中に火事が起きてしまい、屋上に数百人の人間が取り残される。ビルの設計者、消防隊、一般の人々などさまざまな人物のドラマが交差する。
いやぁ、こういう群像劇って大好き。ストーリー的には『タイタニック』と似てるね。『タイタニック』も脇役の面々のドラマを観てるのが好きだったなぁ。『タイタニック』好きな方はどうぞ。こちらのほうが見ごたえあると思いますよ。2時間30分があっという間。 良い人も悪い人もちゃんと亡くなってしまうのが印象的。良い人だけが生き残るなんて不自然すぎるし、それが災害ってもんだもんね。残された人の表情で胸が締め付けられた。
あと『ウルトラセブン』のDVDも借りてきた。想像以上に特撮に古臭さがあってよかった。ピアノ線らしきものがうっすら見えてたり、おもちゃの船ってめちゃくちゃわかったり。 第3話にしてエレキング登場。お腹のあたりにしわが出来てて、人が入ってます感丸出しのエレキングが可愛い。恐竜戦車やキングジョーも早く観たいなあ。
トップページに写真置いてみた。気まぐれ。一週間に一度くらいは変えられたらいいなぁと思います。
でも
一月の上旬から二月の下旬まで大阪で仕事することになりました。その間、HPがどこかへ行ってしまわないといいのだけれど。日記もそんなに長い間書かずにいると消えてしまわないかな。後から調べておこう。
昨日のお昼は先輩と一緒でした。まさかあの時が最後だったとはねー、と後から思い出すのもつらいんでしょうけど、今回に会うのが最後かもしれないとお互いにわかった状態で会うのもなかなか辛いのではないでしょうか。とかいいながら、なんだかんだでまた会いそうな気がしますけど。カゼノクラのランチはやっぱりすげえや。
…でも今はとりあえずここにいて、二人の女を護らなくてはならない。相手が誰であろうと、わけのわからない箱に入れさせたりはしない。たとえ空が落ちてきても、大地が音を立てて裂けても。
村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』の「蜂蜜パイ」より。
僕も暗い穴からあなたを守らなければならない。あなたと、あなたといる時間をこんなにも愛おしく思ったのは初めてだから。暗い穴はそこらじゅうにあるけど、あなたと一緒にいれば大丈夫。 なんてことを友達と一緒にいて思いました。高校のときから知ってる人だし、一度は好きって伝えた人なんだけどこういう気持ちを抱いたのは初めて。なんだろう、恋愛の「好き」よりももっと生活臭のする「好き」って気持ち。まぁこんなの本人に言っても「はぁ?余計なお世話だわ!」と一蹴されるのは間違いないんだけど。でもなんかねー、本当にこういう気持ちになって幸せだったんだー。家族に対する気持ちもこういう感じがするのかなって思った。
以上、クリスマスの感想でした。すごく好きなのに、すごく親密になれたと思うのに、これからもっと仲良くなれると思うのにこの気持ちが伝えられない。
2005年12月21日(水) |
僕はやはり村上春樹が好きだ |
今月の15日に友達に子供が生まれた。こういう話題は本人の周りもすごく幸せになれる。いいよね、子供。きっと人間性の深い子に育つんだろうなぁって思う。
今日の仕事も雪かきと読書だったんだけど、あまりにも暇なのでもし自分に子供が生まれたら名前をどうするかって考えてみた。
悠心・・・ゆうしん。自分の「悠」の字が好きなので。悠々とした心でのんびりのびのび。
香名恵・・・かなえ。名前から恵みを香らせる子。そしてこの子の願いがいつか叶えられるように。
優希音・・・ゆきね。優しい音、希望の音で包まれますように。そしてそういう音で周りを幸せにしてくれますように。
んー、字面がいまいちかもしれんね。特に一番下の「優希音」なんて書くのが大変そうだ(笑)
読書は村上春樹の『神の子どもたちはみな踊る』を読み返した。 この短編集、村上作品のなかでもかなりオススメ。文章がわかりやすいうえに話として不安定(あるいは暗闇)な部分があって、そこをはっきりさせずに泳がせる余裕があるのが村上春樹の個性。 この本に収録されている「アイロンのある風景」でも、火というのは形が自由なので見ているほうの心次第でなんにでも見える。けどそのためには火が自由になる場所が必要、という文章があるんだけどこの本におさめられた作品たちはその自由な火のようなものだ。読者の頭を使わせるけど決して何回な文章ではない。そのバランス。ベネ。
アイロンのある風景・・・夜中の12時前に電話が鳴り、順子と啓介は三宅さんの焚き火に付き合う。ひっそりとした時間を過ごす中、順子は言う。私ってからっぽなんだよ。
かえるくん、東京を救う・・・片桐が部屋に戻ると巨大な蛙が待っていた。僕のことはかえるくんと呼んでください。みみずくんと闘うお手伝いをしてください。
が好き。「かえるくん、東京を救う」は村上春樹の作品で初めて吹き出してしまった作品。 あともう一つ、最後に収録されている「蜂蜜パイ」が温かい気持ちになれる一番好きな作品なんだけど言葉にしちゃうのが勿体ないので好きということだけ書いておく。近くに住んでる人だったらいくらでも貸すので、気軽に言ってね。 『神の子どもたちはみな踊る』と一緒に『ノルウェイの森』と萩原朔太郎集を買った。『ノルウェイの森』は本棚にしっかり入れて、二度と買うことのないようにします。
仕事帰りに本屋にふらふらっとひきつけられて、いったいどういう理由だろうと思っていたら、ロッキングオンジャパンの表紙がバンプオブチキンの藤くんだった。この雑誌の20000字インタビューは読み応えがあって好みなんだけど、それに藤原くんが答えていた。表紙もスーツの藤くんだったので目に入った瞬間、レジまで持っていってた。あー、藤くん格好良いなぁー。
おはようございます。今、20日の朝5時です。ココアを飲みながらこの文章を書いています。外はまだ明るくなっていない、でも明るくなるまでもう少しというこの曖昧な時間帯が好きです。
『アジアンジャパニーズ1』も『風の歌を聴け』も読み終わったので今度は読みかけだった『魔の山』を職場に持っていったのですが、仕事中に読むには少し不向きだった気がします。なかなか頭を使う文章なので、それにじっと向き合う時間が必要なのだと感じました。
読んだ本が自分の血や肉となっているのを感じます。これはとても幸せなのではないでしょうか。結局、答えは自分の中にあって本はそれを探すお手伝いをしてくれているのだなぁと感じました。
『アジアンジャパニーズ1』で、旅を終えた人に会いにいく著者の姿があります。会いに行った相手は結婚していて3ヶ月の子供がいたのですが、二人が出会わなければこの人(子供)は存在しなかったという当たり前の言葉が妙に印象に残りました。
2005年12月18日(日) |
ダイナソー・ファイター |
『ダイナソー・ファイター カンフーVS巨大恐竜』を観た。タイトルからしてバカ映画のにおいがぷんぷんするっしょ?設定もなかなかおもしろい。 どっかの星を支配するサイボーグがおるんだけど、彼らは地球から人間と恐竜をさらっちゃうの。人間は奴隷にするために、恐竜は脱走した人間を捕まえるために。 で、ある日主人公の男がサイボーグの宇宙船から逃げ出すんだけど脱走した先が、我らが地球。追いかけてきた恐竜とサイボーグを相手にカンフーで勝負する…っていうのがおおまかな話。
☆感想☆
・カンフーと巨大恐竜を組み合わせるセンス。しかもカンフーといいながら全然カンフーではないし、巨大恐竜といいながら実際はわんこサイズ。映画が始まって少しすると一般人が恐竜に襲われるんだけど、仰向けに倒れた人間の首元にくらいつく恐竜を見て思わずふきだしてしまった。えらい可愛いやん!しかもこれでキャッチコピーは「太古のプレデター、LA襲来!」ときたもんだ。ちなみにこの恐竜、倒すと白煙をあげてドロンと消える。昔のアニメで忍者が消えるときのイメージ。一応自爆装置で爆発した設定らしいんだけど、お金がなかったのね・・・。まぁ足と首くらいしか動かないような恐竜ですから。
・サイボーグは顔を白く塗って、レンズとか「サイボーグっぽい」ものをつけたおっさん。動きがサイボーグっぽくういんういんしてるところがなんだか哀れ。喋れないという設定なのか、雄たけびをあげている顔なのに声がでない。「うおー!」って顔なのに声が出てないのはすごく笑える。ってかハイテク武器を持ってるはずなのに鉄パイプで殴りかかったりする。
・恐竜を倒すために特殊部隊が登場するんだけど、装備がちゃちい。黒い帽子をかぶってショットガンらしきものを持っただけ。しかも3、4人しかいない。パッケージの説明によると国防省の所属らしいのだが…。しかも単独で突入して恐竜に喰われる。部隊なのに、部隊なのにー。
・アクションシーンでサイボーグがふっとんで、ダンボール箱に突っ込むんだけどガラスの割れる音が明らかに早い。
・主人公の名前、劇中で一回も出てこなかった気がする。ちなみにランナウェイさんです。
ごめん、ツッコミを入れるとキリがないのでこのへんにしとく。あー、ダメ映画だったぁ。友達とツッコミ入れながら観ると最高の映画だと思います。
誰かのために生きる という思いをこめた旗を抱き 拾ってきた笑顔の中に 自分の笑顔だけ見当たらない
いつか聞こえた泣き声を ずっと探してきたんだね 少し時間が掛かっただけ 自分の声だと気付くまでに
バンプオブチキンの「Firesign」という曲。「君のため」や「誰かのため」に生きる、なんて曲が巷にあふれてる中でこういう詞を書くセンスはやっぱりいいなぁって思う。
『インサイダー』よかった。 タバコ会社の内部告発者と、彼から情報を得ようとする正義感あふれるジャーナリスト。前者をラッセル・クロウ、後者をアル・パチーノが演じているんだけど二人ともはまり役!特にラッセル・クロウはよかったなぁ。彼は『グラディエーター』でもお父さん役をやってたと思うけど、そういう誰かを守る役が上手いなぁって思う。ちょっと情けない顔(失礼)なんだけど、その顔でがんばる姿がいいね。
2時間30分以上という長さなんだけど、最初からドキドキさせられてあっという間にエンディングを迎えてしまった。久しぶりに骨太な作品を観ることができたよ。『LAコンフィデンシャル』が好きな人は好みに合うと思う。 最後もめでたしめでたしと手放しで喜ぶにはあまりにも苦いしね。それがまたいい。 実際の話を元にした作品なんだけど、世の中にはこういう人がいてくれてるんだって嬉しい気持ちになった。みんな、それぞれの場所で精一杯闘っとるんよね。格好いいぜ!明日からがんばろうというお父さんお兄さんへ、ぜひ。
あんじぇらのは「い」→「いんさいだー」ときたので次は「だ」から始まる映画でーす。ダイハード、ダンスウィズウルブス、ダブルジョパティー。ごく最近の映画では『誰も知らない』もあるね。一度観た作品なので外したいとこだけど、あの雰囲気はすごく好み。
『誰も知らない』といえば、この映画に出ていた韓英恵(かんはなえ)という女優さんがすごく気になってる。柳楽くんの目力(めぢから)もかなりのもんだけど、この子の目も深いよ。ドキッとするよ。10代半ば、恐るべし。
遠くに行きたい、知らない街を歩きたい。
2005年12月15日(木) |
あなたへ、誕生日おめでとう |
今日は素樹文生さんの『上海の西、デリーの東』を読み終わった。最初は文章もあまり上手ではないし、いまいちだなぁという印象を受けたのだけれど半分を読み終わる頃には一気に引き込まれてしまった。 僕は文章から情景をイメージするセンスに欠けた人間なんだけど、この人の文章はそんな僕にもその場の風を感じさせてくれた。それはきっと、著者がワープロを旅に持っていってその場で文章を書く人だからなんだろうな。たぶん最初に、文章があまり上手くないなと思ったのもその書き方のせいなんだと思う。沢木耕太郎の『深夜特急』のように、旅から帰って何年かしてから書いた文章も、この著者のようにその場の勢いで書いたような文章も両方とも魅力的。後者の書き方で人に読ませる文章にするにはなかなかセンスが必要かもね。 一冊の本を読み終わったあとに、だんだんとそれを飲み込む過程がたまらない。目を閉じて、雪の中でぼんやりしてみる。冷たい風や雪が体に触れていくのを感じる、普段と違う匂いに気づく。いい本を読んだあとは感じやすくなってるからね。
『アンジェラの灰』を観た。 そこそこの評判を聞いていたので楽しみにしていたんだけど期待はずれだった。アメリカから祖国に戻ったアイルランド系の貧しい家族を描いているんだけどその苦労の描き方が淡々としていて、こちらの心を揺さぶるまでに至らなかった気がする。少し前に話題になってた『DeepLove』みたいな感じ。涙出ること間違いなしって、次から次へと不幸を描いてるだけじゃん! 主人公の子供の描き方はよかったな。不幸の中でも輝いてる部分を持っているしさ。父親と母親の間で板ばさみになってつらい思いをしてる描写なんかは本当に上手いと思った。子供は狭間の生き物なんだろうね。
村上春樹『風の歌を聴け』 小林紀晴『アジアン・ジャパニーズ1』
を買った。 あと雑誌『Switch』とフォトレタッチのガイドブックも買った。ちょっとお金を使いすぎた。まぁボーナス(もどき)が出てからずっとお金使うのを我慢してたのでたまには爆発してもいいと思う。
休みでした。
朝、海に行って写真を撮った。
髪を切った。
梱包グッズを買った。
本屋で、東京にいる頃から欲しかった号を買った。おもしろいCMが文章と付録DVDで紹介されてます。 そこの本屋、行きつけのお店なんだけどすごい可愛い感じの店員さんがおるにー、にー。間違いなく年上だろうし、下手したら結婚してるかもしれん雰囲気なんだけどね。でも可愛い。癒し系ですな。目が大きめでリス系?あー、思い出してもドキドキするー。
ボードゲームがしたい。人生ゲームとかチェスとかモノポリーとかジェンガとか黒ひげ危機一髪とかそういう系。カードゲームも楽しいかも。ピンボールもやりたいんよね。以前は寂れたゲームセンターにひっそりと置かれている台でたまにプレイしてたんだけど、そのゲームセンターも今はなくなってしまい、ピンボール台の行方も知れず。誰か米子市でピンボール台が置いてあるお店知りませんか?
最近、ジャズ聴いてます。聴いてるといってもビル・エヴァンスの作品を2枚聴いただけだけどさ。『ポートレイト・イン・ジャズ』と『アンダーカレント』というアルバムです。前者は村上春樹の本のタイトルにも引用されてますね。それがキッカケ。
人の一生は長い旅行だ。書物や人間や国々を通ってゆく長い旅だ
アンドレ・ジードという作家さんの言葉。人生は旅だ、とはよく言うけれどそれは一人だけの旅でなく、大事な人や芸術を友とした旅なんだね。 その旅を素敵なものにしたいんだ、そのためにもっと色々な素敵なものに触れたいんだ。
ラジオで聞いたんだけど、収入が真ん中あたりの男性が一番モテないらしい。収入を松竹梅でわけると…
松・女性・・・お金を持っているので男に頼る必要がない 竹・女性・・・同じ竹よりもお金を持っている松・男性を狙う 梅・女性・・・お金よりも愛という考えで梅・男性とひっつく
松・男性・・・お金を持っているのでより取り見取り 梅・男性・・・梅・女性とひっつく
とまぁこういう理由で、竹・男性が一番しんどいらしい。考え方はおもしろいけどかなり極端な意見だよね。男と女の関係はお金だけかよ。一緒になるならやっぱりお金より大事なことがあるだろうって人がいいなぁ。こういう考え方をするのってまだ子供ってことなのかしら?
えーっと、日記を書きながら今話題(いまさらか?)の鬼嫁日記を読んでみたんだけど、鬼嫁さんに似た人、かなり身近に一人います…。でも本人にはとても言えないや。くは。
2005年12月12日(月) |
しりとりで映画を観る |
映画しりとりをしてみようかな、と思いついた。しりとりで映画を観ていくの。今までに観たことのない作品を観るキッカケにしたいんだけど、強い意志が必要かもしれないなぁ。例えば、同じ「あ」から始まる作品ならどうしても観たことのあるおもしろい作品に手が伸びちゃいそう。うーん。
とりあえず『アンジェラの灰』と『インサイダー』借りてきた。両方とも以前から観たかった作品なんだけど、都合よくつながってくれました。
『ガラスの動物園』があまりにも鋭く心の中に入ってきたので、同じ作者の『欲望という名の電車』を買ってきた。中身をまったく見ずに本を買うのは久しぶり。たいてい最初の一行は読むのだけれどね。
『ガラスの動物園』を自分なりに打ち直してみたいと思った。模倣はきっといい勉強になるし。ってか演劇でも色々したいのに、めんどうくさがりな自分が邪魔をする。そういうところ、好きだけど嫌い。
毎日が同じ事の繰り返しでうんざりしそうなときもあるけど、神様(がいるとしたら)はちゃんと新しい出会いを用意してくれとるんだよね。
例えば、1週間前には出会っていなかった女の子と今は一緒に帰っている。
例えば、半年前には知らなかった作家の作品に夢中になってしまった。
例えば、1年前にはまったく聴かなかった洋楽が今では生活の中心だ。
などなど。ふふん、捨てたもんじゃないな。 あ、ちなみに「例えば」なので新しい女の子との出会いは残念ながらありません。というか最近は「出会い」そのものがない気がします。それも気のせいなのかな。そのうちおもしろい変な人と出会えるかもしれないし、現在進行形で友達との関係を深めていくことが出来てると思うし。なーんだ、大丈夫じゃん。 でもそこで満足せずに、色々な人やモノと出会って感動したい。ふはー!!
すいません、酔ってますので。梅酒大好きなので。
仕事がすごい暇。たぶん、みんなが想像する「暇」よりもはるかに暇。朝読み始めた本が午後の3時には読み終わるほどに暇。 ちなみに読み終わったのはT・ウィリアムズの『ガラスの動物園』。有名(みたいね)な戯曲。
アメリカが貧しかった頃、裏街にひっそりと暮らす家族3人。過去の華やかな時代を思い出す母親、極度に内気な姉、文学青年で今のみじめな生活にうんざりしている弟。それぞれのキャラクターが立っていて、読者から見た3人それぞれが共感できる部分を持っている。そこが上手いなぁって思った。決して救われる話ではないんだろうけど、人間臭さがすごくいい。 んー、これは実際にやってみたいですね。最後のジムとローラのやり取りのあたりはほんとに引き込まれた。 この人の作品はタイトルからして魅力的なのが多いんよね。この『ガラスの動物園』もだけど、他には『欲望という名の電車』『熱いトタン屋根の猫』など。惹かれるー。
仕事中に本を読めるのはいいんだけど切り替えが難しいね。いい作品に出会うとボンヤリウットリしちゃうので、人と話すのに頭がついていかない。
ゲーム『バイオハザード4』の本編をクリアした。クリアしてさっさと売ろうと思っていたのにエンディングを終えたらおまけ要素が。嬉しいような悲しいような複雑な気持ち。 えーっと、これはバイオハザードなんだろうか?敵もゾンビじゃないしさ。狙い撃ちやお金などが新システムとして採用されていてそれ自体はおもしろいと思ったんだけど、肝心のストーリーや敵のデザインにセンスを感じられなかった気がする。どこかで知っているようなストーリーに敵のデザイン。 バイオハザードの1がホラーなら、4はアクションになってますね。ストーリーの面でもシステムの面でも。ゲーセンにあるような、銃の形のコントローラーでゾンビ撃ってくようなゲームが好きな人にはたまらんかもしれん。行動派のあなたに。
慰めてくれる友達ももちろんありがたいけど背中をドンと押してくれる友達もなかなかありがたいものだな、と思った。特に、具体的な理由があまりないのになんとなく落ち込んでるときなんかはね。 部屋で一人どよーんとしているときに電話をかけてきて「あー、イライラするー」なんて言ってくれる(くれる?)友達ってのもなかなかいないと思う。なんだかんだでいつも通りに笑わせてくれるしさ。笑うだけで気持ちって楽になるもんね。
落ち込みやすいし、逆に元気になるのもはやい人間です。
帰り道にツタヤでCD借りた。
エマーソン、レイク&パーマー『展覧会の絵』・・・プログレというジャンルで名盤と呼ばれているものの一つ。クラシックをロック風に仕上げているみたいなんだけど、視聴してみたら聴いたことのある曲だったのが嬉しい。
ビョーク『ホモジェニック』・・・シガーロス=アイスランド=ビョークというつながりで。これからの季節に合いそうな音楽を彼女も作ってくれているのでしょうか。
サラ・ブライトマン『ラ・ルーナ』&『アヴェ・マリア』・・・初めて借りたんだけど、有名な曲をカバーして歌うタイプのアーティストなのかな?この2枚ともカバーの曲が多い(全部?)みたい。『ラ・ルーナ』のほうにサイモンとガーファンクルの「スカボロー・フェア」のカバーが入っていてめちゃくちゃ綺麗な声だったので思わず借りてみた。
ニコチン『パンクロック・クリスマス』・・・なんかこの一枚だけ毛色が違うのまるわかりな気がひしひしとしますね。元々はバイトの子から借りたアルバムがキッカケで知ったグループ。カバー曲が多いみたいでこのアルバムもそう。「戦場のメリークリスマス」「ラスト・クリスマス」「ハッピー・クリスマス/戦争は終わった」などなど有名曲をパンクロック風にカバーしてますよ。楽しみ。
ちなみに「ハッピー・クリスマス/戦争は終わった」はジョンレノンの曲。明日は彼の命日。目が覚めたら少しの間、黙祷しようと思う。
2005年12月06日(火) |
カッパで雨の中をあるく |
こんにちわ。 山陰は少し前から天気が悪い日が続いています。
雨です。
雪です。
道が怖いのです。昨日もいきなりすべったよー。
そんな中発見したオススメ。それは「カサではなくカッパで雨の中をあるく」こと。 普段はカサという方が多いと思いますが、そんな方にこそオススメです。新鮮ですよ、いや、懐かしいのかな。カッパを通して伝わってくる雨の感触は、きっと誰もが小さいころに味わったものだから。
あと雪には想像した以上にシガーロスの音楽が似合うことに気づきました。この間は雪の中で『()』というアルバム聴いてたんだけど、暖かくて冷たい不思議な感じです。本気で「あー、連れていかれるかもなぁ」なんて思ってしまいました。そこがどこかはわからないのだけれど、連れていかれる音楽。来年、来日するらしいのでぜひ行きたいのですがどうでしょう。
ニルヴァーナの『Nevermind』借りてみた。ちょっとでも音楽聴く人ならこのアルバムのジャケット(プール?の中に赤ちゃんとお札)は見たことがあるはず。 実はこのアルバムを借りるのは2回目。1回目に借りたときはよさが全然わからんかった。すごい名盤っていわれているのに悔しいじゃん。聴き込めるタイプのアルバムかもしれないし、と思ってもう一度借りてきてiPodに入れておいた。さてさて、評価がどうなるか。
バイオハザード4、買っちゃった。発売日にゲーム買うなんて小学校とか中学校以来ではないかしら。 えっと、相変わらず怖いです。今日買ったばかりですが、すでに「ビク!」が2回ほどありました。やっぱりおもしろいです。でも今回はヨーロッパの田舎町が舞台(?)なのがちょっと残念かも。これはこれで魅力的なんだろうけど、やっぱりバイオは洋館ってイメージがあるし。
自分の最大の敵はめんどくさがりやな自分だと思う。アイディアはぽつぽつあるし、やりたいこともいっぱいあるのにめんどうくさがりなところが邪魔をする。誰か相性いい人と一緒になればそういう部分もなくなるのかしら。仕事とかでもそうだもんね。バイトのときも、このメンバーだったら普段の倍は仕事こなせるよって時とかあったもの。 いや、もちろん自分ひとりの力でなくすことが出来ればベストなんだけどなかなか難しいもんすね。
あ、今週末から来週の木曜日くらいにかけて鳥取では雪が降るかもしれないそうです。積もるのかな?いや、さすがに早いか。でも山陰の冬はあなどれんぜよ。
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