ゆうじの日記

2006年01月04日(水) とうとう明日は出発する日だ

さて、そういうわけで明日から名古屋行ってきます。猫だけでなく人もミャーミャー鳴いているのか確かめてきます。カメラも持っていくつもり。いい写真が撮れるといいなぁ。

東京での生活があったから、たかだか1ヶ月半って思えるし移動自体も気楽(?)に行える。よかった。ってか長い間一人暮らししてる友達もたくさんいるのにこんな短期間で寂しがるなよと自分に言いたい。でも寂しいもんは寂しいんじゃー。

『誰も知らない』のDVDを買った。初回限定が手に入ったので嬉しい。ポストカードや演出ノートが付いてたよ。特典映像もなかなかよかった。もう一度観てみたんだけど、どうすればいいのかわからない気持ちになっちゅう。なんでこんなに残酷で、なんでこんなに美しいの。けれど一言だけ確かに言えるのは、僕は、君たちが、好きだ。涙が出てしまうほどに好きなんだ。

あ、カメラがバッグに入らん…。



2006年01月03日(火) 再見・誰も知らない

『誰も知らない』やっぱり良かった。最高だった。神は細部に宿る、の代表的作品。ほんと細かい。そして飽きない。まだ2回目なのでなんともいえないけど、僕はこの映画をずっと観続けると思う。

以下、良かったところメモ。以前に観たときの感想とかぶるかも。そしてきちんとした文章じゃなくてごめん。ネタばれあり。

・帰宅した母親、眠ったふりをしている子どもの耳元にビニール袋を置く。性格のあらわれ?
・万引きの濡れ衣を着せられた明。お詫びの肉まんを持って帰る。袋を抱えた姿は美しいと思う。
・パチンコ屋の駐車場で車に残された子どもと目が合うシーン。親としての何かが欠落してしまった大人たち。
・母親の働く(はず)のデパートへ電話。一ヶ月前に退職したと伝えられた次の瞬間、カットが変わる。衝撃をカットの切り替えで表現。
・誕生日のゆきを連れて出かける明。二人の歩く後ろ姿。ゆきの履いたサンダルが出すキュッキュッという音がどこか寂しい。
・カップヌードルの空容器にそれぞれ名前を書く。ゆきが名前を書くのを手伝う明。京子のマニキュア、最後の空港のシーンで手を重ねるシーンなどもあり。手と手を重ねるのが印象的な映画。
・紗希からおごってもらったゴクリを部屋に持って帰る明。テーブルの上にうつされたコップが4つあるところからみんなでわけて飲んであろうことがわかる。
・足りなかった10円玉。
・学校へ行けなくなった子ども、学校へ行けなかった子ども。お互いの逃げ場、あるいは救いの場所、居場所。

なんとなく「水」のイメージの映画。『エレファント』も同じような雰囲気があるんよね。つらくてひどい現実を描いているのにどこか美しい。

いじめにあって学校へ行けなくなった(行かなくなった)紗希と、行きたいけれど行かせてもらえなかった明たち。対照的でありながら、共に社会からはみ出してしまった者たちが寄り添う。温かいようでひどく不安定なその繋がり。
お金がなくなった明のために紗希は中年サラリーマンとカラオケに行き、お金をもらう。男にとって紗希は欲望の対象であって、紗希の生きている世界を知ることはもちろんない。誰も気づかないもどかしさ。僕らがなにもできないもどかしさ。

DVD、買おっかな。



2006年01月02日(月) ワルツ・フォー

ビル・エバンスいいです。村上春樹がビル・エバンスのアルバムタイトルで本を出していたから聴きはじめた程度のキッカケでしたが、なんだかんだで3枚目のアルバムを今日借りてきました。ワルツ・フォー・デビイ。ピアノ音がきれー。いつ聴いても合いそうな感じです。



2006年01月01日(日) ドルチェ

携帯電話を変えました。ドコモの「DOLCE ドルチェ」って機種です。名前が可愛いよね、ちょっとツンとした猫みたいだ。たぶん男の子。
手触りが特徴的。友達いわく「卒業証書の筒」みたいな手触りだそうです。言われてみると確かにそういう気も…。

5日から名古屋に行くことになりました。大阪ではなく。なるべく楽しんできたいと思います。がんばりまっす、うっす。この日記はしばらくの間お休みしますが、興味がある方はmixi日記でも覗いてやってください。こちらは携帯からでも更新できるようなので。mixi知らないけど読みたい、あるいはmixiに参加したいという「直接の知り合いの方」は早めに連絡くだせい。

久しぶりに会った幼馴染に進路というか、生き方を考えさせられた。なんっていうか、僕は生きるということを硬く考えすぎなんじゃないかな。自分自身に縛られて、それじゃあこの変わらぬ気持ちはいったい何のためにあるんだ?


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ゆうじ