| 2004年11月30日(火) |
マイケル・ムーアの勇気 |
今日はゲオ半額の日。でも、来週からは１０、２０、３０日が半額の日になるんだって。毎週半額っていうのはかなり魅力だったので残念。
『どですかでん』『ミニミニ大作戦（リメイク）』『ボウリング・フォー・コロンバイン』『素晴らしき哉（かな）、人生！』『ニュー・シネマ・パラダイス（完全オリジナル版）』借りました。
『どですかでん』『素晴らしき哉、人生！』『ニュー・シネマ・パラダイス』の３作品がかなり楽しみ。
『ミニミニ大作戦』と『ボウリング・フォー・コロンバイン』と『ロード』観ました。
『ミニミニ大作戦』はミニ・クーパーを使った金塊奪取アクション。
１９６９年に出たもののリメイクで、最初は６９年版から観ようと思っていたんだけどレンタル中だったのでこちらに。
キャストやキャラクターもそれぞれ個性があってまぁまぁいいと思ったんだけど、肝心のストーリーに締まりがなくて途中で退屈を感じた。期待していたミニ・クーパーでのアクションもあんまり刺激がなかった。
『ボーリング・フォー・コロンバイン』もやっと観れた。
アメリカの銃社会についての知識はまったくないと言ってもいいのに、そういう人間でもわかりやすい映画や本を作ってくれている、そして勇気あるマイケル・ムーアを尊敬します。
『華氏９１１』のときもそうだけど、あんなに自分をさらけだして意見を言うのはすごい勇気だと思う。この『ボウリング・フォー・コロンバイン』でも銃弾を売っている会社やチャールトン・ヘストン（全米ライフル協会会長。すでに辞任。）宅へ出向いたりしている。
『ロード』は古臭い（設定は８０年代）けどいい映画だったと思う。日本のドラマの王道をいってる感じ。セリフがつっかえた（？）り、聞き取りにくいところがあってもやっぱり泣いてしまった。だって、あの歌詞が映像にー（ＴＴ）
登場人物もなかなか魅力ある人がそろってました。
楽しみな３作品は明日以降に。
なんだか風邪気味です。でも、そんな状態の中で聴くピンク・フロイドの「原子心母」が妙に心地よい。熱（あるかな？）のせいでトリップ感倍増、みたいな。
虎舞竜の『ザ・ロード』を借りてきた。１３章すべてをひとつのＣＤに入れてさらに『映画 ロード』との２枚組みという、まさしく完全版。自分は３章くらいまでしか聴いたことなくって、全部聴いてみたいと思っていたのです。
全部通して聴くとこれが１時間以上の大作。で、借りたからには全部通して聴くのが創作者への礼儀だろ！と思って通して聴いたんだけどちょっとしんどかった。
やっぱ中だるみしちゃうなー。一般的には３章くらいまでが知られているみたいなんだけど、それぐらいでちょうどいいのでは？ １〜３章はまぎれもなく名曲なんだから。
１〜３章以外でもちょくちょくいい部分はあるし１０章とか１３章はかなり好きなんだけどねぇ…。映画のほうはまだ観てないです。楽しみ。
長い曲を退屈させずに聴かせることがどれだけすごいのかわかった気がするよ。
結論。ピンク・フロイドすごい！！
いや、決してこの曲が嫌いというわけじゃないです。
あの日 あの時 君と出逢っていなければこんなに悲しむこともなかったと思う でも逢わなけりゃ もっと不幸だった…
ｂｙ虎舞竜『ロード 第二章』
↓全章の歌詞のってます。更に視聴もできるみたい。ページ上の「ザ・ロード（２枚組み）」をクリック！
虎舞竜公式サイト
『七人の侍』を観た。すごい映画だ！！
本当に出会えてよかった。下は黒澤監督自身の言葉。
ステーキの上にウナギのかば焼きを載せ、カレーをぶち込んだような、もう勘弁、腹いっぱいという映画を作ろうと思い製作したのが“七人の侍”だった。
お腹いっぱいです、黒澤監督。いや実際にはステーキにウナギかば焼き、それにカレーをぶちこんだものは食べ物とはいえないんだろうけどさ。例えばの話。
素晴らしい要素が何重にも重なった、奇跡といってもいい作品。特に音響がすごいと思った。
映画を観るというか、完全に向こうの世界に引き込まれた感じ。本当の意味でこれぞ映画！！
ピンク・フロイドの『原子心母』を聴いた。
この作品はベストアルバムにも入っていないのです。一般的な評価はすごく高くて、プログレッシブ・ロックの代表的なアルバムなんだけど、作った本人たちはあまり気に入ってないそうで…。
このアルバムはアルバムなのに５曲しか入ってません。５曲しか入っていないのにトータルで５０分以上収録されてます。１曲目の「原子心母」と５曲目の「アランのサイケデリック・ブレックファスト」が長い。
「原子心母」は約２３分で「アランのサイケデリック・ブレックファスト」も１０分以上。それをじわじわと聴くのが楽しい。以前は長い曲なんて退屈なだけだと思っていたんだけどなぁ。
「原子心母」がクラシック入ってて好きです。これも組曲になってるんだけど、それぞれのタイトルもおもしろい。父の叫び、ミルクたっぷりの乳房、マザーフォア、むかつくばかりのこやし、喉に気をつけて、再現。
「アランのサイケデリック・ブレックファスト」はアランさんの朝食です。音で味覚と臭覚を刺激するってコンセプト？
今、新しいものごとを知るのがたのしくてたまらん。そのものごとを知ることによって、今まで興味のなかった本がおもしろく読めたりするのがすごいおもしろい。
この間、岡山から来た友達は僕のことを「不思議ちゃん」と言うけれど、僕からすればその子のほうがずっと「不思議ちゃん」だったりする。おかしなもんだと思う。
くるりの「オールドタイマー」で「マイオールドタイマー 走れ」って詞があるんだけど、そこが「迷った今 走れ」って聴こえて楽しい。たぶん、狙ってこういう詞にしたんだろうなぁ。
スガシカオもこういうふうな詞の書き方をしてるときがあります。詞では「遠くで波光がゆれている」を「遠くで箱がゆれている」とか。歌詞カードをみんとたぶんわからん。
米軍の秘密兵器はヘヴィ・メタ
↑クリックでヤフーの記事へ。軍用車でヘビメタを大音量で流してイラク兵に精神的な苦痛を与えてるそうです。ふ、ふざけんな！！
午前中に卒業制作を少しだけ進めて、昼からは新宿に行った。
高校が同じだった友達（現在岡山在住）がやってきました。といっても一緒にいたのは２、３時間程度。そのあとは名古屋の楽器屋に行くそうです、夜は岡山に戻って演奏練習だそうです。活動的ぃ！
お土産に桃太郎のきびだんごをもらいました。もちもちしてて美味しい。こりゃ付いていきたくなるわ。
今日は水木しげる展に行ってきた。なんか昼から学校だったからめんどくさくなっちゃってこの拍子に行っちゃおうと。
江戸東京博物館ってところでやってた。大江戸線って路線に乗ったんだけどすごく車両が狭い…。向かいに座ってる人と足をのばしあったら余裕で届きそうだった。ここまでして東京は地下鉄を走らせるんですねぇ。気分が悪くなった。
博物館自体も変に入り組んだつくりだった。入り口がわかりにくかったし、中の構造もいまいち好きになれん。
展覧会自体はなかなか良かったかな。この間の夏休みには境港市の水木しげる記念館に行ったんだけど、そこと比べるとやっぱり資料が豊富だった。２時間半から３時間程度堪能させてもらいました。小学生が授業でたくさん来ていて多少うるさかったのはまぁ仕方ない。
資料は豊富だったんだけど、お遊びの部分が少ないのがちょっと残念だったかな。境港の記念館のほうには、のんのんばあ（水木さんに妖怪の知識などを与えた人）が水木さんに語るような感じで妖怪の説明をしていたりとか、照明や音楽で妖怪を見せる妖怪洞窟などがあってとても楽しかったんだけど、今回の展覧会はほとんど資料だけーって感じだった。
でもまぁ期間が決まっている展覧会なんだから記念館みたいに建物から仕掛けを施すってわけにもいかんのだけど。基本的には満足でした。
『π』を観た。
主人公は世界の物事はすべて数式で分析できると思っている男・マックス。ある日、コンピュータが弾き出したのは２１６桁の数字。ユダヤ学者がいうにはこれは神をあらわす数字だという。その数字からマックスは妄想の世界へと入り込んでいく…。
この映画、９７年に公開された作品ですが全編モノクロです。妄想（？）ものすごいです。マックスやばいよ、完全にアッチの世界にいっちゃってるよ！他に登場する人もなんだかめちゃくちゃ怪しい。２１６桁の数字で株の動きを支配しようだとか、ユダヤの秘密結社（？）とか。
で、そういう怪しい世界にトリップ（９０分足らずの旅です）していきましょうって映画。脳みその、普段使わない部分を使った気がする。
でもやたらめったら難しい映画ってわけじゃあない。音楽もカッコイイ。
| 2004年11月25日(木) |
さよならストレンジャー |
くるりの『さよならストレンジャー』借りた。少し前に聴きたいと思っていたことをツタヤでふいに思い出したのです。邦楽は久しぶり。
噂の名曲「東京」は地方上京組にはたまらん曲だと思う。一部引用。
君がいない事 君と上手く話せない事 君が素敵だった事 忘れてしまった事
他にも「ランチ」や「虹」「オールドタイマー」「さよならストレンジャー」あたりはなんか聴いてると悲しくなってくる。みんなで遊んだあとの一人の静かさって感じ。なんだかすごいぞ、くるり。
帰りにＣＤ−Ｒを１０枚買った（ノートパソコンを買った時のポイントで買えた！）のでさっそく録音させてもらおう。
あ、ちなみに映画『ジョゼと虎と魚たち』で音楽を担当してたのもこの人たちです。この映画は音楽だけはよかった（大げさじゃない）んだよねー。
２１日から３日間ほど地元の友達が東京に遊びにきた。なので地元出身のみんな（といっても全員で４人）で遊んできた。いつも思うことなんだけど、地元の友達と遊んだり電話したりするとなんだか元気がもらえる気がします。うん。
『トレマーズ』と『ドラゴンへの道』と『ダーティハリー』を観た。『ドラゴンへの道』の特典でブルース・リー本人のインタビューが入ってたんだけど、この人は映画俳優でもあり武道家でもあり、哲学者なんだなぁって改めて思った。「武道というもので自分を表現する。私は弟子に自己表現の仕方を教えている」なんてあたりはへぇーって。やっぱり格闘技は競技、攻撃や防御の方法ってイメージが強いので。
| 2004年11月20日(土) |
キング・クリムゾンに興味。 |
軽く飲んだ状態でピンク・フロイドの「シャイン・オン・ユー・クレイジーダイアモンド」聴いてます。１曲の中で更にパートにわかれていて、ボーカルが入るのは曲が始まってから約７分間後なんだけど、それまでのジワジワ加減がたまんない。
キング・クリムゾンの音楽を視聴した。ピンク・フロイドと並ぶプログレッシブロックという分野を作り上げた（？）バンドとして有名らしくて、気になっていたので。
デビューアルバムを少ししか聴いてないけど、やっぱり気に入った。今度借りてみようかな。
明日は地元に住んでる友達が東京に遊びにきます。東京に住んでる友達（もちろん地元出身）とみんなで集まって遊んできます。しっかり遊ぶのは明後日の予定なんだけど、明日は出迎えに東京駅へ。
東京駅いいね。駅ってただでさえ色々な人がいる場所なのに東京駅は更にそれっぽい。
開店直後からビデオ屋と本屋さんへ。借りたい映画がたくさんあるんだけど、今度の火曜日まで待てば半額になるので我慢した。欲しい本を探しに行ったんだけど残念ながら置いてなかった。『広告批評』っていう雑誌です。今月号は「世界のＣＭ ２００４」ってＤＶＤが付属していて、それがおもしろそうだと思ったので。
レディオヘッドの『ＯＫコンピューター』を借りてきた。
すでに持っている『ＫＩＤ Ａ』や『アムニージアック』を初めて聴いた時のようなインパクトはないんだけど、やっぱり独特の世界に引き込まれそうになる不思議な魅力がある。何重もの音とトム・ヨークの声。このアルバムには映画『ロミオ＆ジュリエット』で使われた曲も入ってます。
さっそくコピーさせてもらったんだけど、１回失敗してしまった。コピーしたはずなのに何にも音が入ってない。２回目はちゃんとコピーできたので良いんだけどＣＤ−Ｒを一枚無駄にしてしまって残念。
レディオヘッドはピンク・フロイドと系列が似ているらしい。
ネットで時々そういう意見を見るし、ツタヤでも「レディオヘッドが気に入ったら次はこれ！」みたいに書いてあるのを見かけた。
僕の場合レディオヘッドは村上春樹の小説、ピンク・フロイドはインターネット上で「タイム」の詞を読んで興味を持ったのでキッカケはまったく関係ないんだけど、今でもお気に入りで聴いているってことは確かに似たものがあるのかも。音が多重なとことか。
授業で織田作之助という人の『蛍』という短編を読んだ。
予備知識ゼロで読み始めたんだけど、途中で寺田屋主人のお登勢が中心となった話だってわかった。今まで幕末ものはほとんど男性視点で描かれたものしか読んだことがなかったので、これは新鮮でした。
自分が知っているエピソード（彗星や竜馬の背中の毛）が出てきたのも嬉しかったし、知ってるのとは微妙に違っているエピソード（竜馬の後の妻であるおりょうが寺田屋の養子になった経緯など）が出てきたのも嬉しかった。
また、自分が思い描いていたお登勢のイメージとも近かったのでとても楽しく読めた。竜馬が亡くなった知らせを聞いたお登勢は自分の身に繰り返す不幸をかみ締めるんだけど、次の日には再び大きな声で客寄せをしていたっていうの。…くぅ、泣けるぜ。
こんなニュース見つけました。
フロリダ州の電子投票機に「ブッシュ票が多すぎる」との疑惑（クリックで詳しい記事に飛びます）
ブッシュってこの間の選挙でもイカサマしたんじゃないの？
ＣＤを焼くというのに挑戦してみた。
パソコンにＣＤを入れたら再生するかデータの取り出しをするかの選択が出てきてくれて、そこから先も画面の表示にしたがってクリックなどしていればかなり簡単にＣＤ−Ｒにデータをコピーできた。挑戦って言うほど苦労してない。
すごいね、最近のパソコンって。ハイテクじゃー。ＭＤとか持ってないのでコピーできるのは嬉しいし、ＣＤ−Ｒなのに普通のＣＤプレイヤーでも聴けるっていうのがすごい！（当たり前？）
図書館から借りているビートルズの『１』っていうベストアルバムがあるんだけど、それを更に自分なりのベストにしてみた。２７曲入っていたのを１７曲に。あとは「ノルウェイの森」も入れたかったなー。
この一枚はたった一枚ではあるが、私にとっては大きな飛躍だ。
ただ、製品版よりもコピーさせてもらったＣＤのほうが音楽に向かう態度が雑なものになりそうな気はする。なんとなく。
そうは言いながらも学校の帰りにレッド・ツェッペリンのベストを借りてきた。レッド・ツェッペリンの音楽は意識して聴くのは今回が初めてなんだけど、あんまり心にひっかかるものがなかった。残念。
次はビートルズの『ホワイトアルバム』かレディオヘッドの『ザ・ベンズ』や『ОＫコンピューター』が聴きたい。
↑に書いたとおり、ＭＤとか持っていないのでＣＤを借りるのは初めてだったんだけど案外高いものなんだね。ツタヤで借りたらビデオやＤＶＤと同じ値段だった。もちろん、製品版を買うと思えばずいぶん安上がりなわけだけど…。
『羊たちの沈黙』を観た。
あまりにも「名作」と呼ばれている作品だから期待しすぎたかな。
クラリス（ジョディー・フォスター）とレクター（アンソニー・ホプキンス）のガラスや鉄格子、電話を隔てた会話は小気味よくって脳みそがきゅーんってなったんだけど、それ以外はあんまり…。ただ、暗視スコープを使った映像は今観ても新鮮だと思った。
やっぱり主役二人のやり取りを観る映画ですかね。特にアンソニー・ホプキンスはいい。次は『ボーン・コレクター』でも観てみようか。
原作に期待します。ブックオフで今日買ってきた。新潮文庫の落ち着いた感じが好き。
神保町を少し歩いたら、欲しいＣＤがザクザク出てきた。少し興味を持つだけで今まで見えてたものが全然違ってくる。ビートルズ、レッドツェッペリン、レディオヘッドのライブ盤…。
ＣＤに焼くというのに挑戦してみたい。でも、ドキドキ。
今日はゲオがレンタル半額の日だった。毎週火曜日だそうです。毎週っていうのはいいな。
そういうわけで『羊たちの沈黙』を借りてきた。１００円。実はまだ観てなかったのです。原作も途中で読むのをやめちゃったし。
ＤＶＤ特典もたくさん入ってるみたいなので楽しみ。
竹山道雄『ビルマの竪琴』を読んだ。映画版がずっと前から気に入っていて原作も読みたいと思っていたので。
第２次世界大戦末期。ビルマ（ミャンマー）に遠征中の日本部隊がいた。彼らは隊長が音大の出身であることから、よく歌を唄った。音楽のおかげで隊の結束は固かったし、辛いこともなんとか乗り越えてきた。
そして終戦。収容所に向かう直前に水島という男が、他の日本部隊を説得するために隊から離れる。そうして水島が見たものは…。
音楽の素晴らしさ。国境を越えて、人が人を思うということ。人間の生き方。現在の世界や自分について色々考えさせられます。
自分が好きなのは、日本軍とイギリス軍が向かい合っていて、もう少しで戦闘になってしまうのかって時に「はにゅうの宿」という曲で通じ合う（詳しくは書かない）ところ。
イラクに軍隊を送るよりも、音楽（訳して）を送ったほうが状況は僅かでもよくなるんじゃ？なんて考えた。輸送方法、向こうでの再生方法、曲の著作権などなど問題いっぱいなんだけど。
今日は坂本竜馬の誕生日＆命日です。あぁ、お墓参りがしたかった。
ピンク・フロイドについての特集が載っていたので、雑誌『炎』のバックナンバー（１９９４年のもの）をブックオフで手に入れた。
「アルバムの邦題を考える」のコーナーはおもしろかったな。あと、すでにピンク・フロイドが伝説になったあとに存在を知ったファンからみた新作のアルバムについてとか。
『スクール・オブ・ロック』を観た。ふとしたキッカケで代理教師として学校に入り込んだギタリストが、厳しい校則でしばられていた生徒たちにロックを教え、クラスに新しい風を吹き込ませるっていうストーリー。
このストーリーからもわかるかもしれんけど、すごい映画らしい映画だと思った。この間観た『ｅｓ（エス）』みたいな奇抜なシチュエーションもないし『パイレーツ・オブ・カリビアン』みたいなすごいＣＧもないし。正統派。久しぶりにこういう気持ちよく、楽しく観られる映画に出会った気がする。強いていうなら教師と生徒の関わり方がくわしく描けてない（後半、説得力が薄い場面があった気がする）ことと、話が単純すぎる（長所でもあり短所でもあり）ことかなぁ。もう終わり？って感じだった。ジミ・ヘンドリックスやピンク・フロイドなどの名前が出てきたので嬉しかったです。あとこの間、偶然に聴いて気になってたレッド・ツェッペリンの『移民の歌』も！
なんとなく「山手線占い」をやった。
結果は「高田馬場」。我が道歩みまくり、的確かつ几帳面な理性派。
感情に流されるということがほとんどない理性的かつ合理的な人。几帳面なので仕事をこなす能力は抜群。組織の中で実力を発揮する。自他ともに厳しく、ドライなので敬遠されがちだが、ノセると意外におしゃべり好きだったり、おバカなこともやる親しみやすい面も。鋭い直感力があり、自分の道の選択はいつも的確な“我が道”謳歌タイプ。
山手線占い
ツタヤはレンタル料金高い！ってことでゲオで新しくカードを作った。入会金も年会費も無料だし、学校の近くにも店舗があるし。
ゲオでさっそく『ｅｓ（エス）』って映画を借りてきた。幼馴染がおもしろいと言ってたのです。
新聞広告で募集をし、その中から選んだ人々を無作為で看守役と囚人役にわけて擬似刑務所で２週間生活させるという、実際に行われた心理実験を基にした映画です。常識的だったはずの人々がそういう状況で暴力的になっていってしまう恐怖。
シチュエーションの設定や、後半のスピードにのった展開はおもしろいと思ったんだけど後味が非常に悪かった。もう二度と観たくないです。『アメリカン・ヒストリーＸ』並の後味の悪さ。
ヒロインの存在もかなり無理があったのでは。最後らへん「えー！？」って行動があったし、浮いてた。変にドラマにしようとしたのが失敗だったのではないだろうか。ただ、これを更にたんたんとした映画にされるとそれこそ後味が最悪なものになってしまいそうだけど。
主役の人が最初、キアヌ・リーブスに見えた。
ちなみにツタヤは一週間のものを当日レンタルにしたら２５０円。ゲオは２００円。
ゲオは新作でも当日に返せば１００円なんだって。
実家にいる時はとにかく、一人だと当日返却が楽なのでいいかも。ただし一週間レンタルのものを当日に返却するから１００円にしてくれーってのは無理らしい。『ｅｓ（エス）』ももう返しちゃったのになぁ。
この間の学祭で写真の展覧会をやったんだけど、感想ノートにコメントをもらえてたのが嬉しかった。ＨＰで写真について感想をもらうようなもんだ。どうせならＨＰの宣伝もさせてもらえばよかったな、と今更思う。
綿矢りさの『蹴りたい背中』読み終わった。年齢が近いせいか、この感じ方はわかるっていうのがところどころに。何箇所かは上手いなぁって思う描写もあったし。
クラスの中で真ん中にいるあの感じ。
空白の時間をごまかすために寝たり本を読んだりするあの感じ。
一部の人のように学校なんてどうでもいいって生き方に惹かれつつも、なかなかそうはなりきれないもどかしさ。
ただ、なんか物足りない。筆者が若いせいか？
| 2004年11月13日(土) |
初めてのアキ・カウリスマキ |
『過去のない男』を観た。
アキ・カウリスマキ監督の作品は結構前から観たい観たいと思っていて、やっと観れたので嬉しい。
作品紹介の写真を観ても思っていたことだけど、この監督の作品はなんか絵がうまい。映像に味がある気がする。
男たちに襲われ、記憶を失ってしまった男がふと出会った人々の影響で生き方を見つけていくっていう単純なストーリーなんだけど、映像に味があるからすごく良く思えるんだよね。
貧しい暮らしをしながらもどこか楽しそうに思える人々。「現実とは辛いという意味だけではない」という言葉を思い出した。
セリフも上手い。「人生は後ろには進まん。進んだら大変だ」。
『ブルー・イン・ザ・フェイス』も観たいのにＤＶＤが置いてなかった。店の品揃えが悪いのか、それともＤＶＤ化してないのか。あぁ、観たい映画がたくさん。
『深夜特急』はやっぱえぇなあ。自分にとって、聖書と呼んでも決して大げさではない本です。
『深夜特急』
『ストレイト・ストーリー』
『モーターサイクル・ダイアリーズ』
など、移動する物語（下の２つは映画）に惹かれる。自分の中で一番大きい映画が『スタンド・バイ・ミー』だし、ある意味当然なのかも。
ほじくりだせば上記以外にも影響を受けた作品がまだまだあるんだろうな。
とかなんとか言いながら、昨日は『エイリアン２ 完全版』なんて観てました。あんまり旅じゃない気がする…。
もう何回も観た作品だけど、あらためてキャラクターの関係などがわかっておもしろかった。自分が最初のほうだと思っていた場面が実はかなり後半だったりして。
最後の母親同士の対決はやっぱりいいですな。ビショップ最高！
パソコンが壊れていました。ピロピロいってました。
そういうわけでパソコンが新しくなりました。再びノートです。ラビィ。
以前のパソコンは赤いポッチみたいなのでカーソルを動かすタイプだったのに、お店に行ったら新品のものはほとんど指で動かすものでした。赤いポッチはすでに古い型みたい。
慣れの問題かな、っと指で動かすラビィに。この日記はすでに新しいパソコンで打っているのですが、キーボードは打ちやすい。ただファンクションキーやクリックは押しにくいかも。前のものを使っていた時の癖で、何にもないところでクリック（指をトン）してしまいます。
テレビはないけど、ＤＶＤがみれます！！やったー、すごく嬉しい。さっそく近くのツタヤで会員登録。『エイリアン２ 特別編』とジミ・ヘンドリックスの６９年のウッド・ストックでのライヴを借りてきました。
なんでか、エイリアン観たくなったんだよね。特典のフォトギャラリー観てるだけで結構幸せ。
またこれから色々いじってみるので今日はこのへんで。まるで、新しくおもちゃを与えられた子供のよう。
| 2004年11月09日(火) |
チェ・ゲバラの旅日記 |
『モーターサイクル・ダイアリーズ』
遠い空の下、僕は世界がめざめる音を聞いた。
キューバの革命家チェ・ゲバラの若きころの旅。親友アルベルトと共に中古のおんぼろバイクで南米大陸縦断の旅へ。それは、金も泊まるあてもなく、好奇心のままに１００００キロを走破する無鉄砲な計画だった。
文芸ジャンキーパラダイスさんでも紹介されてたけど、今、一番観たい映画。
モーター・サイクルダイアリーズ
太郎を手放すことになった。
古くなって税金もかかるし、ガタもきてるみたいなので。免許をとって最初に乗った車なのでやっぱり残念。運転の楽しさやオープンカーの気持ち良さをたっぷりと教えてくれた車だし。１年も乗らなかったけど、友達と松江や倉吉に行ったり米子や大山とかをぐるぐる回ったり色々思い出もあったりする。あー、思い出したら余計に悲しくなってきた。
今日は学校だった。写真の授業でやる展覧会の準備。９時に集まって１０時過ぎには終わったので帰りに神保町へ。わがんってお店でお昼ご飯食べた。ちゃんとしたご飯を食べよう！みたいなコンセプトのお店で、大戸屋風。お店のロゴがもののけ姫に出てくるコダマそっくりだった。
吉野家とかに比べたらちょい高めだけど、ちゃんと食べられたしよかった。食事したー、って気分。
マイケル・ムーアの『アホでマヌケなアメリカ白人』と別冊宝島の『もっと知りたい ホラーの愉しみ！』を買った。両方ともおもしろそう。
『もっと知りたい ホラーの愉しみ！』の「Ｓ・キングの小説で町が壊滅する理由」とか興味深い。
昼からの授業だったので朝、ゆっくりできた。２度寝って最高。
お昼ご飯はぶろんそんに行った。出来てすぐの頃からお気に入りなラーメン屋さんなんだけど、最近店員さんが変わってしまってなんだか寂しい。同時にラーメンの味も落ちたような気がする…。格好良いお兄さんと可愛いお姉さんカムバック。
今度の土曜日に学校祭があって、写真特講で展覧会やります。今日と明日はその準備。こういう作業をやると、とことん俺は不器用だなぁって思う。図画工作とか技術とか、班で作る学級新聞とかの切ったり貼ったりの作業がめちゃくちゃ苦手な人でした。
寮に帰ったら『旅の絵本』シリーズが届いていた。パート�気鬟僖薀僖蕕瓩�った程度だけどやっぱりいい買い物できたなぁって思う。出品者の方との取り引きもスムーズに出来たし。パート�兇離ぅ織螢∧圈柄阿瞭�記で間違えてイギリスって書いてた）が特に楽しみ。
パッと見は『ウォーリーを探せ』みたいな感じかも。あれよりかは優しい筆使いで描かれたたくさんの人や自然、まちの風景。文字は一切ない。会話やストーリーを想像するのが楽しい。これは確かに大人でも楽しめるわ。子どもの豊かな想像力。大人の知識。
パート�気話翩凜茵璽蹈奪冓圈�ボートでたどり着いた男が馬を買って、歩き始めるところから始まります。途中、お墓参りをする老婦人がいるその一方で町の外れではプロポーズをしている若者（更にページをめくっていくと、おそらく彼らの結婚式の様子が！）がいたりして。なんだか人生考えさせられます。
お遊びで、有名どころをモチーフにした絵もあるらしい。ベートーヴェンとかビートルズっぽい人が描かれているんだとか。俺が気づいたのはモネの「日傘を指す女」をモチーフにしたんじゃないかな？って人。でもわからん、違うのかも。違ってもいいや、おもしろいから。
興味がある人はどうぞ自分でも探してみてください。リンク貼っておきます。これはオススメですよ。
福音館 旅の絵本
ブッシュ再選。これからどうなるアメリカ、そして世界。
この間、川上弘美さんの『センセイの鞄』をブックオフの１０５円コーナーで見つけた。この本の装丁は好み。『溺レる』も読んだけど、この人の作品は主人公とかみんな一緒に見えてしまう。雰囲気は嫌いじゃないけど。
またかよ！なんてツッコミ（高校の時もだったので）をごく一部から受けつつ、卒業制作のテーマ変更。以前に日記にも書いたピンクフロイドとバカの壁。
今日、担当の先生に前書きみたいなのを見てもらったら「無理にバカの壁とからませなくてもいいぞ」って。ピンク・フロイド一色でいいんですか？ レディオヘッドもまぜて２色にしてもいいですか？
ちょっと前からｍｉｘｉ（ミクシィ）に登録してます。
関心空間の範囲が狭いバージョン？ なんか、すでに登録している人からの紹介なしでは登録できないという閉鎖性がウリ（？）みたい。関心空間のほうが使いやすいなぁ、なんて思いつつもいじってみたりしてます。
『旅の絵本』さっそく発送してもらえたみたいで嬉しい。はやく届くといいなぁ。『旅の絵本』って見るとなぜか『ロード・オブ・ザ・リング』を連想してしまう。
昨日の夜「Pooka」の第４号が中古であったので購入。
特集は「おいしい絵本」で『はらぺこあおむし』や『グリとグラ』シリーズが！
第２号の特集が「親愛なる犬と猫の絵本」らしいので、この号も欲しいなぁ。
今日は昼から夜までほとんど神保町にいた。
古本まつりの最終日。気になるものは色々あったけど、結局はここでは何にも買わなかった。ヤフーオークションのほうもチェックしてみようと思って。
５時間ほどいて、まだ飽きないんだからこの街はおもしろい。何回行っても完全に把握できる気がしない。
神保町では何にも買わなかったけど、西葛西に戻ってからレディオヘッドの『アムニージアック』買った。これは以前に買った『ＫＩＤ Ａ』の姉妹作といえるアルバムなんだそうだ。『ＫＩＤ Ａ』は「燃えさかる炎を遠くから眺めているような」アルバムで『アムニージアック』は「その炎に包まれた世界に立っている」アルバム。そういうわけで『ＫＩＤ Ａ』から通して聴いてます。
安野光雅さんの『旅の絵本』シリーズが�機銑靴泙妊札奪箸能佗覆気譴討い襪里鮓�つけたのでさきほど落札した。送料あわせて３０００円ほど。新品だと１冊１３００円なのでまぁいい買い物ができたかな。２巻目の「イギリス編」が特に楽しみ。
…でも、酔ってる時にオークションはやっぱり危険だと思う。
『Pooka』と『relax』買った。
『relax』はよく買ってるけど『Pooka』のほう（プーカ？）は初めて手に取った絵本の雑誌。特集は「旅する絵本」。
値段が１２００円とかなり高めなんだけど、じっくり読めたし興味深い記事もたくさんあったのでよかった。小さくて短い写真絵本がついてたのも可愛かったなぁ。一番興味をひかれたのは安野光雅さんの『旅の絵本』シリーズ。『ウォーリーを探せ』みたいな感じで、街とか人とかがたくさん描かれていて、それをみて色々と自分の中で想像するのが楽しそう。
安野さんは島根県出身なんだって。美術館があるらしいから冬休みにでも行ってみたいんだけど、かなり遠いそうだ。
ちなみに『relax』の特集は「NOKIA」と「文房具」。
学校帰りに神保町に行った。
そしたら偶然に古本祭り期間中だった。欲しい本たくさん。水曜日までらしいので、今度はお金をたくさん持っていこう。
絵本とか、デザイン系の本が欲しい。でも、何にも買わずとも本とたくさん接することができて幸せだった。
事情があって先週は実家に帰っていた。
オープン太郎でドライブしてきたけど、秋っていい感じ。でもドライブ好きっていうのはなんだかんだ理由をつけて、年がら年中ドライブに行きたがるものだと思う。
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