tdd diary

2010年10月31日(日) 「20分後の自分と。」

お昼過ぎにびしばちゃんが家に来てご飯。おにぎりとポトフ。「MHK」を見れなかったそうで、見ていた。夕方出かけて千代田区の中学校を再利用した3331(http://www.3331.jp/)という施設へ。


教室や廊下、どこの中学校にもある空間が、カフェやギャラリーになっていて不思議。前にアケミさんと行った世田谷のものづくり学校よりは開けた感じの場所。ギャラリーによってお金とったりとらなかったりなので、うっかり好きなように見て回れなかったけど。秋葉原から歩けるので、便利な場所。日比野克彦の個展を入り口前の大きそうなスペースでやっていた。キノコの人もだけど施設自体が日芸の関係なのかなと思ったり。小雨が降っていたけど途中から止んで良かった。ビニールのカッパを配ってもらったりしつつ屋上で珍しいキノコ舞踊団の「20分後の自分と。(http://www.strangekinoko.com/20minutes/index.html)」という新作見る。今回はキノコの20周年記念公演。ここ何年かの新しい人も含めて変わらないものと、いつも新しい演出にワクワクしながら観る。後半は席を立って屋上のあちこちへ動きながら観る。シャボン玉や色とりどりの紙テープが吹き荒れて、楽し過ぎて夢の中のよう。大好きな音楽が聞こえてきたり、すごくいいことがあったり、いやむしろ何もなくてもいいけど、これが踊らずにいられるかという気持ちのそばに、こういう楽しさがいつもある。

会場で鈴木慶一さんを見かける。もう今年3回くらい色んなところで見かけている。ライヴ会場、駅の中、そしてキノコ。



2010年10月30日(土) 海月姫


スカパーでの「すいか」一挙放送が終わったと同時にフジテレビノイタミナで始まっていた「海月姫」の、一昨日は2回目の放送でした。ふたつとも、女子寮もの。1回目を見逃したので探してるんだけど、全然見つからない。オープニングはチャットモンチーの「ここだけの話」。可愛いなー。

アニメ版公式サイト
http://kuragehime.noitamina.tv/index.html
漫画は90万部も売れてるらしい。



2010年10月29日(金) the kids don't stand a chance

仕事後、新木場studio coastへ。vampire weekendの単独ツアー。ギリでびしばちゃんも間に合って大盛り上がりのライヴ。2〜3年前のサマーソニックに出た時も観れなかったので、楽しみにしていました。思いのほかしっかりした演奏で意外。もっと軽い感じかと思ってましたけど、終始安定して作品に忠実な音。メンバーがみんな地味にいい奴っぽい感じも含めていい雰囲気。東京の変な外人大集合って感じに、ハロウィンも近いお日柄、コスプレしてる外人が多かった。中でも良かったのが、ぽっちゃりした黒髪の女の子が吸血鬼の格好してたのが萌えました。「cape cod kwassa kwassa」とか盛り上がりすぎじゃないかという人もあちこちに。可愛いTシャツ買う。東京駅まで戻ってご飯食べて帰る。


一昨年のイギリス、レディングフェスでの「cape cod kwassa kwassa」。イギリス人は歌うの大好き。



2010年10月28日(木) トレード希望

休日。お昼過ぎ、「ゆうパックでーす」と言われて、まっちゃんの組み立て男みたいに「え、なんか届くようなものあったっけ」と思って出たら、コイケヤからだった。メジャーリーグの選手がプリントされたタオルプレゼントというキャンペーンに、私は7通も応募していた。しかも全部に「ティム・リンスカム選手のタオル希望」と書いておいた。それが当たったのだった。千円拾うし、これは何か来ている。で、パッケージを開けましたら、まさかのシアトルマリナーズのユニフォームが見えたので、「えーイチローかあ。」と、イチローファンを敵に回すようなことを思いながら出してみると、これ。


イチローですらなかったよ。誰だよヘルナンデス。2009年の最多勝投手とまでタオルに印刷してある。って、今年最下位だぞマリナーズ。どうせ当てるなら希望の選手は聞き入れてくれるくらいの心意気を見せてほしかったよ胡池屋。ティム・リンスカムがワールドシリーズの第一戦目で先発投手をつとめてチームを勝利に導いた記念すべき今日この日に、リンスカムタオルが届いている人もいるかと思うと羨ましー!とはいえ、コイケヤのリッチカットが4袋も一緒に送られてきたので食べる。

夕方近所の島忠で足りなかったLANケーブル買ってきて、wi-fi導入。設定が簡単だったので良かったー。ネットも変わらず使えている。



2010年10月27日(水) 二次元の中の四次元

ポケモンのホワイト、とてつもなく進化している。まだwi-fi環境じゃないから把握できてないけど、DSで寝かしつけたポケモンが見ている夢の中にネットから入り込める。寝ているポケモンをネット上で遊ばせ、その記録、アイテムをDSに送ることができる。さながら「インセプション」の世界だ。DSと同じような冒険は出来ないものの、ネット上の夢の中で出会ったポケモンはDSに反映されて仲間となっていく。ゲームの世界の中なのにさらにその世界の仮想現実という、もうギリギリのところでなんとかついて行ってる感があります実際。ホントにこんなもんで遊んでる子どもと将来渡り合っていかなきゃならない老後が待ってるなんて厳しいっすよ。老後は首の後ろに差し込み埋め込んで仮想現実の中で生きていけますように。


帰りの電車で傘を手すりにかけたまま降りようとした女の人がいたので、追いかけて「傘忘れてますよー」と言ったら、「私のじゃないですっ。」と言った時の迷惑そうな態度ったら。感じ悪かったなーあの人。世知辛いなー東京砂漠。



2010年10月26日(火) チボー家のジャック

(仮)さんもiphoneかと思っていたらipod touchをwi-fiで繋げてツイッターとかやってるらしい。なるほどねー。

仕事帰り、図書館。予約していたのが入荷したため。
・「チボー家のジャック」マルタン・デュ・ガール
・「渡りの足跡」梨木香歩


「チボー家のジャック」は長い長い「チボー家の人々」のジャックのとこだけでまとめた本のようです。表紙を高野文子さんが描いていますが、図書館で借りたら表紙なかった。ちなみに高野文子さんの「黄色い本」に出てくる「チボー家の人々」は白水社が出している箱入りの5巻セット。そのあと白水Uブックス版でも「チボー家の人々」が出ています。もはや手を出すタイミングを完全に失ってしまった漫画「ワンピース」同様、なかなか手が出ないのでジャックのとこだけまとめた本を読んでみようと思った次第です。

家に帰ると、思っていたよりも早くマラソン大会の記録が送られてきていた。10キロ、1時間8分。1054人中700番代だった。半分以下かー。普通より遅いんだな、ペースがきっと。とはいえ、人並みのスピードで走りたいわけでもない。当日は7キロまでは歩かなかったけど、そこを過ぎてから走って歩いてになっていたので、今度は10キロ走り切りたいものです。



2010年10月25日(月) ミニバイク

夕方、家賃を振り込みに銀行へ行ったんですが、そこで1000円札を拾いました。まわりに誰もいないのに、私の足元に1000円が落ちていた。給料日前ならもっとテンション上がっていたかもしれませんが、確実に心の中ではガッツポーズだったんですけど、1000円で心から幸せを感じている自分がだんだん心配に。末期だな。

びしばちゃんが日曜に遊びにくるので、前から入れようと思ってたwi-fi通信できるようになるアクセスポイントの機械(名前忘れた)を買おうと思って、びしばちゃんに色々聞く。iphoneのwi-fiもいけるやつ買った方がいいよと言われるまでゲームだけするつもりでいたんだけど、よく考えたら来年2月に満を持してiphoneに乗り換えるつもりでいるので、iphone使うのにも対応できるやつを探す。これで家の中は快適環境というわけです。年明けに4.5が出るらしい、それもソフトバンクだけからじゃないかもしれないらしいというウワサは本当でしょうか。auから出ればサチコさんとの家族割も適用かも。


土曜に妹の家に遊びに行った時にiphone使いの妹夫婦に聞いたら2人とも電話繋がらないって言ってた。2人とも別の携帯を持っている。私は繋がらないと困るほど電話かけないなー。iphoneのcmでやってるようなテレビ電話みたいなやつとか、全然使わなそう。



2010年10月24日(日) クマシュン

午前中にはamazonからポケットモンスター、ホワイトが届く。とうとうまた冒険の日々が始まるのです。発売日からひと月以上遅れてのスタートなのでもう色々配信も始まっている。


お助け熊ポケモン、「クマシュン」振り分けないといけないひでん技を色々覚えてくれる素晴らしいポケモン。可愛いにも程があるだろう。



2010年10月23日(土) do you remenber rock'n'roll radio?

「MHK」の中の「つぶやけ!アーカイブ」面白かった。「松風」っぽく、NHKのアーカイブ映像を見て一言コメントするというもの。

この映像見てコメントしてほしい。1980年に来日したラモーンズがNHKの「レッツゴーヤング」に出ており、まだ演奏中だってのに司会者が割り込んでくるという、とてつもない映像。


一言で言うと、不憫。



2010年10月22日(金) つぶやいたりやかなかったり。

どうでもいい話だが、ツイッターでフォローしているデヴィッド・アークエットがいつも調子いい感じだったのに、ネットで破局報道されたら全然つぶやかなくなり、遠い極東の地から心配していたんだけど、3日位でもとのテンションを取り戻していた。立ち直りの早さがアメリカのセレブって感じで素晴らしい。


デヴィッド・アークエットがツイッターにアップしていたルーカス・ハースの写真。うまくいえないけど、こういうところがツイッターのいいところのような気がする。



2010年10月21日(木) コント

夕方実家へ帰る。録画をしておいてもらった「MHK(松本人志のコント)」と「プロフェッショナル」を受けとり、ユニクロ行ったので攻殻機動隊のTシャツ買ってもらおうと思ったら売ってなかった。カーディガン買ってもらう。

夕飯食べて家に帰り、両方見た。コントは本人が「ごっつ」みたいのじゃないのをやると言っていたけど、「ごっつ」のテンポに慣れてるから一つ一つのコントが長いなと感じた。起承転結の流れにそって進む丁寧な展開はナンセンス落語って感じで、「ごっつ」の頃の起から転に飛んでそのままいきなり終わっちゃうくらいの破壊的な勢いはなかったものの、7年経つとこうなるのか、NHKでやるとこうなるのか、どちらにしても7年の不在を改めて感じさせた。そういえば最近テレビであえて見るようなお笑い番組がない。MHK、月1回くらいで見れたらいいのになと思う。


「プロフェッショナル」は楽屋とか、「ガキ」の企画会議など今まで見れなかった映像がいっぱい。3本目の映画の打ち合わせのシーンでチャドが出てた。



2010年10月20日(水) bauhaus

先月から始まっていて、何かのタイミングで観に行こうと思いながら1ヶ月経ってしまっている汐留ミュージアムの展示「バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン」。12月までなので平日にゆっくり観に行きたい。2年前に観に行った上野での展示も立派なものだったけど、新聞に載っていたバウハウスのキッチンというのがとても可愛かった。自分の部屋のキッチンはその狭さゆえにバウハウス並みの「料理ができる」という以上でも以下でもない機能だけで成り立ってるようなもんですが、小さいスペースをなるべく少ないもので使いやすくする工夫も学べそうです。


可愛いワンピースも展示されるよう。



2010年10月19日(火) poker face

ついでのついででレディ・ガガなんですが。

これ↓「glee」で歌ってたレディ・ガガの「poker face」。



この↓オリジナルの「poker face」を「glee」の人が番組用にアレンジしたのかと思って感心してたんですが違った。




エレン・デジェネレスショーに出た時のレディ・ガガ↑。本人による最初のピアノ弾き語りのアレンジがほとんど完成形。このアレンジのカバーをしていただけだった。自分で作詞作曲した曲を歌ってるとこういうパフォーマンスが出来る。マドンナとかカイリー・ミノーグにはできない必殺技。最後、エレン・デジェネレスが出てくるのもいいし、そこに抱きついてるのも可愛い。



2010年10月18日(月) ガガ様

ランニングのコスチュームの話ついででレディ・ガガなんですが。


海外ドラマの「glee」のレディ・ガガのエピソードの時の1コマです。これけっこう忠実なコスチュームをそれぞれ着ていると思います。普通の高校生じゃこれはなかなか無理。

で、本物。









これはもう、ビョークとか小林幸子とかのコスチュームの奇抜さを超えて、キン肉マンの超人とかポケモンの造形の世界です。



2010年10月17日(日) マラソン大会

朝から荒川土手。マラソン大会で10キロ走る。スタートから少し遅れて走り始めたけど、かえって自分のペースで走れて良かった。やっちゃんとやっちゃんのスポーツジム仲間の人と3人で走り始めてすぐバラバラに。音楽聴きながら走る人もけっこういたけど、何も聴かずに走った。いつもなら曲単位とか公園走ってれば何周したかで自分がどれくらい走ってるかを意識するけど、時計もしなかったし音楽も聴かなかったし土手だからあまり景色も変わらないから、折り返したりあと何キロって表示は見ながらもそんなに距離とか時間ばかり考えないで、ただ走っていられて気持ち良かった。私のすぐそばをドラえもんの格好して走ってる男の子がいて、正直ドラえもんには負けたくなかったんですけど、結局抜かれた。東京マラソンとかでもよく着ぐるみとかコスプレして走ってる人を見ますが、あの格好でも行けるなと思うだけの体力がある人がやってるのだと初めて知りました。ドラえもんや怪物くんの格好している人が沿道の子どもたちから「どらえもんがんばれー」と名指しで応援されてて嬉しそうにしていたのに、タイガーマスクが走ってるときは名指しで応援してなくて、「あ、知らないのか」と妙に納得したりしているうちに完走。レッド・ツェッペリンのTシャツと短パンだけで走ってる外人もいれば、文化祭の高校生みたいにみんなでお揃いのTシャツ着て群れている女の子たちもいた。本気のランニングウェアで本気走りの人もいたけど。自分もコスチューム考えて走りゃ良かった。給水ポイントが何カ所かあったんですが、途中で水飲むと調子が上がる気がして水飲むのも大切なんだなと思った次第です。


レディ・ガガもビックリ。

時計もしてなかったのでどれくらいのタイムか全く分からないんですが、後日忘れた頃に10キロで参加した人の中での自分の順位とタイムが郵送で送られてくるそうです。チップをスニーカーに付けて走ったので。やっちゃんのスポーツジムの人たちはレース後「お寿司行きませんか?」と言っていたんですが、2人で久しぶりの北千住だったのでsunny dinnerでご飯。3時頃には家に帰る。せっかく5月からちょくちょく走ってるので、冬の間もなるべく週1回くらいは走っておこうかなと思いつつ、寒くなったら無理かなーとも思う。こういう時、スポーツジムのランニングマシーンとかの人はいいよなーと思うが、あまりランニングマシーンにばかり慣れていると実際の地面を走る時に衝撃や自力で進む時に勝手が違ってあまり良くないんだよと今日教えてもらった。



2010年10月16日(土) 餃子の中身

仕事後、図書館。
・「暮しの手帖 45」
・「本と女の子」近代ナリコ
・「倫敦からきた男」ジョルジュ・シムノン
・「ふがいない僕は空を見た」窪美澄
・「芝浜」柳家小三治(cd)
・「anti theft device」mix master mike(cd)


「暮しの手帖」はおいしい餃子特集の号。とはいえ暮しの手帖らしく基本の餃子レシピだった。餃子の餡に白菜って書いてあるんだけど、白菜入れたことなかったわー。どうなんだろう実際。ニラとかネギとかキャベツってイメージだけど白菜って。私はニラの「葉っぱ」みたいな感じがあまり好きじゃないので代わりにパクチー入れてしまい、餃子なんだけどワンタンぽい感じになってしまうので、一度基本のレシピ通りにやってみるといいかも。



2010年10月15日(金) central east tokyo

スカパーで「帰ってきた時効警察」見つつ、まっちゃんのNHKの録画頼んで「spec」見る。明日の「プロフェッショナル」も一緒に録画してもらえるみたいで良かった。


メトロミニッツの11月号がCET特集。CETというのはcentral east tokyoの略だそうだ。これでいうと私は住まいも職場もCETエリア内つうことになりそうです。あー隅田川のこっちは入らないのかな。日本橋や銀座もですが、私が東京の日陰エリアと思っているようなところもCET内に入ります。この間行ってきた馬喰町の竹澤ビルも、いつも寄り道している水天宮前〜人形町あたりも、10代のころの思い出の詰まった神田とかも、少しずつ変化していく日本橋も、浅草界隈の蔵前や鳥越なんかも色んなところが紹介されていて、寄り道のガイドブックとして重宝しそうです。そういえば、水天宮にはIBMのビルがあるんですが、あそこに小学生のときに社会科見学に行ったんですけど、まさか大人になったら近くに住むなんて思ってもみなかった。前の会社辞めた時も、まさかまた日本橋界隈で働くなんて思ってもみなかった。何の因果か。
http://www.centraleasttokyo.com/



2010年10月14日(木) オレンジ

イギリスの糸を置いてもらうことになったお店がさっそく注文をくれたので、お休みで他の話もあったので自分で納品しにいく。自分の私物の洋書とか針なんかを見せて話す。自分は刺繍に使う糸として売っているのでそういうつもりでいたんだけど、編み込み用に刺し色として使ってみようというお話で、なるほどなと思う。刺繍用に作られてるウールの糸だけど、使い方が決まってるわけじゃないもんなーと思う。編んだものを見たことないので試作見るの楽しみ。


何となく目に入ってしまったオレンジの毛糸を買ってしまった。オレンジの毛糸は買ったことない。ゆるく編んだら帽子かネックウォーマーくらいはこれで作れるっぽいです。



2010年10月13日(水) せつない気持ち


ブルータスの「せつない気持ち。」特集を立ち読み。スチャダラのボーズが「じゃりんこチエ」と「リトルミスサンシャイン」をあげていたのが妙に納得。ボーズさん大人の世界の中の子どもの話が好きなのか、前は何かで好きな映画の話してて「ロストチルドレン」を挙げていた。でもそのほかでは、前の「泣ける映画」特集と同じような感じで、意外とせつなさって人と共有できないもんだなと思う。韓国ドラマがせつないっていう記事がブルータスに出てるってのも何だか不思議な感じ。ネタに困ってヤケクソになってしまったのだろうか。表紙の「フランダースの犬」も初めて見た時せつないとは思わなかった。ただ悲しかった。もうちょっと成長して小学生の時に子ども向けの文学全集みたいなやつを図書館で借りて小説の「フランダースの犬」を読んだ時は夜中に布団の中でずっと泣いていた。アニメみたいに天使が出てきたりしない。ネロとパトラッシュはただ寒くてお腹が空いてまわりの大人がみんな意地悪で誰も助けてくれずに死んでしまうのだ。そういうのはせつないって思わない。強いて言うなら世知辛い。でも子どもの時は悲しくて仕方なかった。たぶん子どもの時に読んだ本で1番泣いた本。


大人になると、こういう種類の切なさの存在を知る。憂鬱とか虚しさ混じりの切なさ。ウディ・アレンの「インテリア」。



2010年10月12日(火) oui

編みものの本見ながら帽子が編めた。マフラーとかと違って帽子はすぐかたちが出来てくるから楽しい。このあとポンポンが上に付くんですがポンポン作るのも意外と大変。集中力必要。編み込み初めて編んでみたけど意外とすんなり編み方に慣れた。相変わらず超変なフォームなんだけど。ホント編みものしてるところ人に見せられない。鶴の恩返しばりに。


ところで編み込みの模様の中に十字の模様があるんだけど、下の十字は普通に編めたのに、上の十字が十字架みたいに下にのびてしまった。途中で気づいて直そうと思って何回も編み図と編んだところまでを見返すんだけど、どこで間違ったのかが全然はっきりしない。これはあれだ、壁に出てきたシミがマリア様に見えるとか、トーストの焦げたのがキリストに見えるとか、そういう超常現象の一つだということにしてそのまま編んでしまいました。ちなみに仏教徒です。



2010年10月11日(月) 餃子

この連休、誰にも会わずどこにも行かないのをいいことに餃子三昧。そもそも「ゲゲゲの女房」の餃子に始まり、柳宗理の鉄のフライパンを使いこなそうとネットで調べてる時から、この鉄のフライパンで焼く餃子マジで最高という話を読むにつけ、餃子食べてないなーと思っていた。そのそばから(仮)さんがツイッターに焼き餃子が上手く焼けたといって餃子の写真をアップしているのを見て、餃子食べたいなーとまわりに話していた。決定打になったのが「spec」の戸田恵梨香が餃子食べまくってるシーンで、餃子食べるしかない!と思い、三越の餃子屋のしその葉っぱが丸ごと1枚入っている餃子を買って土曜の夕飯に食べた。けっこう食べた。


でそれだけでは飽き足らず、結局今日は自分で餃子作って食べました。柳宗理のフライパンだから美味しかったのかはよく分かりませんが、間違って大きい餃子の皮を買ってきてしまったが為におおぶりだし、パクチー入れたかったのに売り切れてて入れられなかった。またパクチーやしそなど入れて試したい。目指せ餃子の達人深田恭子。皮余ったので明日はワンタンか水餃子。自分で小龍包も包めたら最高だけど、あれは台湾のレストランや食堂で何度も包んでるところを凝視したけど、可愛いプリーツスカートのようなきれいな小龍包を包むのは、ちょっと見たくらいで盗めるテクニックではなかった。



2010年10月10日(日) paper heart

休日。雨上がりで野生化したベランダのローズマリー剪定。職場で分けてもらったゼラニウムが夏の暑さで全滅しかけたものの、枯れた葉っぱを全部取り除いて世話を続けたら復活した。これから白い花が咲く季節だけど、葉っぱも減ってるし今年は咲かないかも。分けてくれた人のお家のゼラニウムは全滅しちゃったってこの前言われたので、私の家のゼラニウムがもう少し元気になったところでお返しに分けることになっている。なんだか不思議。命が続いていく感じが。


近所の大きな公園の花壇はほとんどがボランティアの人たちで世話されている。木場公園の方はハーブもいっぱいあり、世話してる人に話しかけるとハーブに限らず色んな植物の世話の仕方を教えてくれる。

今年咲いたスズランも母親がそのままにしておいていいというので葉っぱのままなんとか生き延びている。ムスカリも今年は球根を取り出すのやめてみた。



2010年10月09日(土) 「七人の侍」

連休前の夜。仕事から帰ってきてビデオに撮っておいた「七人の侍」観る。何度となく観ている作品だけども、菊千代役の三船敏郎が何言ってるのかいつも分からない。前はそこがいいと思っていた。生命力溢れ過ぎてて何言ってるのか分からなくて最高と思っていた。が、「おじいさん先生」の松尾スズキ演じる菊千代を経てからというもの、もう「七人の侍」が普通に観れない。何言ってるのか全然分からない松尾スズキに「何?」という顔のピエール瀧が頭の中でチラつく。とはいえ、話が進むにつれどんどん引き込まれる。


今読んでいる「二度寝で番茶」でもちょっと引用されている台詞が出てきたところでここだったかーと思う。「腕は中の下。しかし、その男と話してると気が開ける。苦しい時には重宝だと思うが」という台詞。やっぱり菊千代のことではなかった。気が開けるとかの感じじゃないもん素のまんま過ぎて。



2010年10月08日(金) 時効

冬の収入次第でデジタルテレビを買えるか買えまいかという中、家電エコポイントが11月いっぱいで半減だって。どこまで貧乏人泣かせな政府だよ。エコ財源が残り3千億円なのに、デフレ対策で5兆円。どっちの恩恵にも授かれそうにない身としましては、正直正月の餅が買える気がしません。無理してテレビ買って11月中に今のジリ貧に拍車がかかるのは辛いなー。もう懸賞とかでテレビが当たりでもしない限り、アナログ放送終了後はスカパーだけで生活している自分がすでに何となく見えてきました。


日本がアルゼンチンに勝つなんてすごいはず。大空翼くんもビックリの展開のはず。なのに選手のインタビューどころか、ザッケロー二が喋ってるってのにCM入っちゃうし!で結局そのまま終わっちゃうし!どんだけの扱いだっての!とはいえ「spec」が時間通りに始まったのでそのまま普通に見てました。金曜はスカパーで夜8時から「帰ってきた時効警察」が始まったので、同じ流れのまま「spec」も見て行こうと思います。ホントに私の使ってない脳みその90%を起動してジリ貧脱出したいっつの。



2010年10月07日(木) バランスをとる

お昼、「徹子の部屋」に梅佳代が出てた。何だかんだでけっこう梅佳代が喋るのをテレビでも展示会場なんかでも結構見ている。いつもの調子で面白かったけど、みんなにとって面白いその写真が、誰かを傷つけたりしないように、その匙加減が難しいと最後にはいつも話さないようなことを言っていた。それを引き出した徹子がすごい。さすが徹子。

夕方、前からちょくちょく買い物したりしている、うちの近所の雑貨屋さんに会社の糸を持って行って売り込みをしてみた。普段営業なんか全くしないんだけど、うちの糸を置いてくれそうな、置いてもいいんじゃないかなと思うところがあって、毛糸を扱い出したのも気になったりしていて、とりあえずイギリスの刺繍用のウールなど。ゆくゆくは私が色のサンプル出して染めてもらっているオリジナルのコットンの糸を置いてもらえたらなーという野望も抱えつつ。で、お店でお話をしたら前のめりで買いたいと言ってもらえました。糸のみならず道具なんかも卸せそうで嬉しい。


あと今日嬉しかったこと。アニのうどんがヒガシマルだったことがtwitterで判明したこと。たぶんアニのうどんスープは粉のやつのことを言ってるっぽいんですが、私がうどんで使うのはヒガシマルの液体の白だし。いくら麻生久美子がヤマサの白だしを薦めてくれようと、それだけは譲れんですよ。ヒガシマルラブ!



2010年10月06日(水) 大胆な〜ことは想像するだけ〜

夏生まれなので夏が1番好きなんだけど、今年の夏は暑過ぎた。とっても暑かった夏を乗り切ったご褒美みたいな感じに、本を読んだり、音楽聴いたり、ご飯食べたり、何か作ったり、誰かが作った何かを観たりというのが本当に大充実の日々だ。これがよく世に言われていながらほとんど今まで実感したことのなかった「実りの秋」というものなのか。おいらこの年になって初めて秋の素晴らしさを知ったよ。そんな実り多い秋の気配に包まれた今日この頃、来月には最終兵器が!


ヒーローがとうとう出版業界に殴り込み。
これは自分にとっては大きな賭けのようなものだけど、たぶんさっさと読む。どう思ったかは誰にも話さないと思う。あの文豪の本読んでもほとんどここに何も書かないのと同じ気持ちで何も言いたくない。でも出たらすぐ読むと思う。



2010年10月05日(火) わたしはだれ?

仕事から帰り、走りに行きもせず「さんま御殿スペシャル」を見ていると、冨士眞奈美と吉行和子が友達同士編に出ていた。お互いの暴露話に事欠かない2人だけど、お前にゃ負けるか風な女2人の空気を、冷静に諭していたであろう岸田今日子がいたらもっと楽しかったろうと、いつもこの2人が喋ってるのを見てて時々赤の他人から見ると一見険悪にすら感じられる(本人たち全くそんなつもりなくても)瞬間が来るたびに思ってしまう。


前にこの本をアマゾンの古本で購入したら、定価割れしてたのに3人全員がそれぞれ直筆で自分の俳句と名前をサインしてある本でとてもビックリした。家宝です。



2010年10月04日(月) いて、よし。


昨日、家に帰ってきたらCS日テレで「すいか」の一挙放送をしていたので途中から見ていた。ガンで入院したお母さん(白石加代子)が病室仲間の人に、涙が出るほど健気な木星についての話をされる下りが私はとても好きで、またじーっと見る。「すいか」のdvdはボックスで買って持ってるんだけど今貸し出し中なのだった。一昨日は「2クール」だったし、何だろうと思ったら小林聡美特集なのだった。一挙放送は昨日だけで終わったけど、再来週から1話づつの放送もある。何だかんだまた見てしまいそうだ。改めて見ても信じ難いほど豪華なキャストのドラマだった。しかもそれぞれが素晴らしくいい仕事をしている。あと、今の今まで知りませんでしたが木皿泉さん名義で本が出ているらしい。買わないと。


木皿泉さん脚本の新ドラマ「Q10」(キュート)。は10月16日(土)9時スタート。って、「プロフェッショナル」の松本人志と完全にかぶりました。なんてこった!
http://www.ntv.co.jp/Q10/



2010年10月03日(日) 観て歩く

盛りだくさんの1日。お昼の待ち合わせにびしばちゃんが遅れる。時間をつぶす為に白山陶器、arts & science、ユトレヒト。ユトレヒトにはhere & thereの最新号に合わせたブルーのコーナーが出来ていた。


***
青山のスパイラルに先に入る。mina perphonenの展示「進行中」展。何年か前にスパイラルでminaがやった「粒子」展も観に行ってとても良かったけど、今回も良かった。ファッションブランドとしてのminaをよく知らなくても、もう創作全般といっていいくらい、素材と色とかたちとその組み合わせで作り上げられていくイメージの世界。オリジナルのテキスタイルを作っているところの強み、という感じでパネルやバッグ、くるみボタンも売っていた。ほぼ売り切れてたけど。時々刺繍糸の注文を貰っているので、受付のスタッフの人に挨拶だけしようかなと思ったんだけどやめておく。


最近、萌っ!と思ったminaのテキスタイル「wooly ball」。毛糸玉!
***
びしばちゃんも合流してdragonfly cafeでお昼ご飯食べてからvacantへ。here and thereの10号発売記念の展示。最新号を買ってプレゼントのブローチを選ぶ。スーザン・チャンチオロ、最近は2歳の子どもと一緒に作品作ってるそうで微笑ましい。


***


渋谷まで歩いてたばこと塩の博物館で「和田誠の仕事」展。ピースの広告用のイラストも良かったけど、映画関係のが可愛らしくて良かった。「がんばれ!ベアーズ」のイラスト必見。
***


aqviiiに寄りながら代官山のspeak forというギャラリーで長崎訓子さんの「forget me not」展。ご本人がいらっしゃったので少しお話できた。先日のswish!とのこけしの話など。大塚先生との刺繍本や懐かしい作品も色々見られながら、新しい作品がきっちり見られて楽しい。展示も可愛くなりすぎずシンプルで、でも揃い過ぎてなくて素敵だった。


そしてこれ。body wildとのコラボパンツが最高。会場では予約販売だったみたい。ネット販売中心でどこの店頭でも買えるわけではないそう。間もなく販売開始とのこと。

お茶して渋谷まで歩いて帰る。びしばちゃんのポケモンがどんどん進んでて焦る。再来週マラソン大会なので、今ポケモン届いちゃうと走りに行かなくなりそうなので、ポケモンはマラソン大会終わったら購入予定。



2010年10月02日(土) 罪の味

夜、スカパーで「2クール」の一挙放送見ながら、久しぶりにびしばちゃんとichat。明日の作戦を考える。しかしichat便利。やりとりは携帯のメールよりもダイレクトな感じで、リンク貼っても貼られてもすぐ見れて楽だし、相手が発言すると音で分かるのでパソコンで他のことしていられる。まわりにマック使ってる人があまりいないのでichatできるのがびしばちゃんだけなんだけど。マックでなくたって普通のチャットに登録すれば誰とでもチャット出来るんだろうけど。そういえば妹のiphone見たらメールのやりとりがichatの画面と同じ感じだった。


まだまだ編み始めの編み込み。色の選択誤った。手元に残ってた毛糸で始めちゃったけど、こんな冬季五輪のスウェーデン人みたいな配色なかなか被る機会ないっぽい。落ち着いた色にすれば良かった。次は本と同じ配色にしてみる。



2010年10月01日(金)

仕事後、銀座。友達3人で道に迷いながら青柳拓次さんの写真展に。3人とも何も知らずに会場に着くと、全員にワインが振る舞われ、空きっ腹にワインでいい感じになってるところに青柳さん本人が登場。会場の方なのか誰だったのか、おじさんが現れて「この人が撮った写真だから、色々話してもらうといいよ」と、たまたまそこにいた私たちのところに青柳さんご本人を連れてきて下さって、快く色々写真とかカメラの話をしてくれて感激。沖縄と台北で撮った写真。カメラもフィルムも変えて撮ったそうで、色合いも全然違う。話をしてくれている間ずっと、青柳さんが右手におにぎりをそのまんまの状態で持っておられて、まさか家からずっと?とか気になっていたんだけど、そこのギャラリーを出たところで私たちもおにぎりを貰ってしまった。なんでも、ギャラリーのお隣のお店が九州の米農家とおつきあいがあって、おにぎりの試食と一緒にお米を売っているそうだった。新米美味しかったので玄米を2合だけ買う。


来月発売のエッセイ集。タワーの連載が本になるそう。

日本橋のほうまで色んな話をしながら歩いて家へ。夕飯食べたりしながら久しぶりの友達rともヒラノを挟んで超盛り上がる。主にヒラノの同棲生活についての話などしながら、あーでもないこーでもないと話してたら、rのお姉ちゃんからメールが来て「マツコデラックスの番組録画するか?」という内容だったので、そのままフジの「しあわせの素」を3人で見ながらさらに盛り上がる。不幸女芸人オアシズ、椿鬼奴、黒澤かずことマツコデラックスが幸せな女性の幸せーと思う瞬間を聞いて学習していくという番組なんだけど、もうマツコの顔芸だけでも面白かった。rの弟のまんが道の話も壮絶過ぎて何も書けないけどやっと詳しい話が聞けた。


 < past  index  future >


hatori [mail]