tdd diary

2010年09月30日(木) 編みものと音楽

休日。夜、夕飯食べてからカレー作る。明日友達2人と仕事終わってから会うのだけど、その2人が家でご飯食べていくことになっている。1人はヒラノなんだけど、もう1人は高校2年の時のクラスメートでその2年の時以来話した記憶がない。16年ぶりに会って話す。すごい。けっこう変わってないんだろうと思う。いつもヒラノから何となく話を聞いているのだけど、その子の弟が漫画家デビューしたって話など。何て名前でデビューしたのかと聞くと、ヒラノが思い出せない。なんだそれ!って会話や、その弟がアシスタント時代にけっこう有名らしい漫画家にしょっちゅうボコられて心配した両親が一度強制的に引き取りに行った話など。それもなんて漫画家のアシスタントやってんの?と聞くと、ヒラノがそれを思い出せない。それら私をイラつかせ続けた謎がやっと、やっっっっっと、何年か越しで解明される時が来ました。


今シーズンも編みものを始めた。模様編みは去年やったので、編み込みで何色か混ぜるのをやろうと思いつつ、とりあえず2色ので始めたけど、アラン編みとかに比べると全然簡単。冬が終わるまでにニットキャップ2つくらいいけるんじゃないかと過信している。



2010年09月29日(水) sand

昨日の仕事後、図書館。

・「血液と石鹸」リン・ディン
・「ペット・サウンズ」ジム・フジーリ
・「三枚起請・お若伊之助」古今亭志ん朝(cd)
・「contra」vampire weekend(cd)
・「pet sounds」the beach boys(cd)

いつも何かしら特集している図書館の中のいつものコーナーで海外文学特集をしていたので、2冊ともそこで。「血液と石鹸」は柴田元幸、「ペット・サウンズ」は村上春樹がそれぞれ翻訳。「ペット・サウンズ」を読んだら、果たして「pet sounds」ってどんなアルバムかと思うに違いないので先回りしてそっちも借りてきた。しっかし小三治のcdが1枚も借りれない。


雨が降れば寒くて冬みたい。晴れるとまだ夏の終わりみたい。シャツ1枚で過ごせるような秋はどこへいった。



2010年09月28日(火) the second bakery attack


前からこのポスターだけ見て気になっていた村上春樹の「パン屋再襲撃」がショートフィルムになってるっぽいという、キルスティン・ダンストが出るっぽいという話をしていたばっかりだったんだけど、10月28日から31日まで東京都写真美術館のイベントでワールドプレミア上映が決まっているらしいです。キュアロンという名の監督でしたが、アルフォンソ・キュアロンじゃない人。カルロス・キュアロンという監督。
http://www.cinematoday.jp/page/N0027211



2010年09月27日(月) g.i.ジェーン

自分のtwitterがtumblr化している気がする今日この頃です。tumblrが楽し過ぎるよな!とびしばちゃんと会うたびに盛り上がってしまう。twitterやtumblrの楽しみ方にも色々あり、自分たちは完全にコミュニケーション下手の一派に属するという話になった。友達とか知り合いの多過ぎる人がけっこうどうでもいい(と、思ってしまう時点で自分はこの輪から完全に外れている)やりとりに時間と手間をかけているのを見かけると凄いなーと思うけど確実に羨ましいとは思っていない自分がいます。何をしていても結局自分は自分でしかない。数少ない友達を大切に。


どうでもいいけどデミ・ムーアのツイッターの写真可愛い。



2010年09月26日(日) こけっしーず


お昼ころ、びしばちゃんと六本木で待ち合わせ。びしばちゃんはポケモンの新作、ブラックを購入してもう冒険を始めている。ちょっとだけ見せてもらったけどすれ違い通信など出来るようで面白そう。私はホワイト買うことに決めました。麻布十番のライフでランチ食べて六本木ヒルズに戻り森美術館で「ネイチャー・センス」展観る。deanne cheukがツイッターで紹介していた吉岡徳仁というアーティストの作品など。他の人の作品もみんな面白かった。様々なかたち、色、動き、場所、に自然が創り出すものが散りばめられていて、視覚が刺激を受けた。せっかくなのでヒルズの展望台に行こうとするも追加料金を求められて入るのやめる。森美術館の中からも下界は見渡せたのだった。スカイツリーがけっこうな高さになっていた。


ミッドタウンの方へ歩いて長崎訓子さんとswish!のコラボこけしを観に行く。ニット着たこけしが可愛過ぎた。このお2人のこけしだけがほとんど売れていた。私は白根ゆたんぽさんのこけしも最高って思いました。白根ゆたんぽさんのこけし画像はtumblrのほうにリブログしておきましたので。ミッドタウンの庭でドイツビールのビアガーデンをやってたので食事して帰る。



2010年09月25日(土) ラミ茶

「ゲゲゲの女房」最終回。「ちりとてちん」や「芋たこなんきん」のようにいつもいつも笑えるシーンがあるでもないのに、毎日見ては和んでいた。水木先生と奥さんの生き様もだけど、脚本家がとても丁寧に書いているのが大きかった気もする。菅ちゃんこと柄本佑も最後まで大活躍だった。これを機に特別ドラマや大河にも出てほしい。

今日も代打職人大道さんはライトフライにとどまった。あと7試合、全部勝てるわけなくても個人的に結果を残してほしいと思いながら観てしまう。CSの野球中継も日テレ系は民放と同じノリなんだけど、今日の中継はフジ系のCS。フジは客席の人たちをいい感じにフォーカスするのが面白い。プレーに一喜一憂する人の表情を見るのはけっこう面白い。微妙なライトフライを「微妙だなー、これ」という表情で見ている人をまじまじと見るというのは、球場に行ってもなかなかないことでもある。


円陣を組むジャイアンツの皆さん。大道、ラミレスよりでかいのか。というか、ラミレスが顔の印象ほどでかくないのか。



2010年09月24日(金) run!

エントリーを友達にお願いしていたマラソン大会の、あれ何ていいましたっけゼッケンでいいのか。が、ポストに届いていた。番号とフルネームが入っており、スポンサーなのかnew balanceという文字も入っていましたが、ほぼ全身アディダスで走ってこようと思います。大会までにランニング用の靴下買っておかないとだ。いつもトレッキングとか登山する用の靴下で走っているのだった。これはこれで機能的にも快適この上ないんだけど。

一緒にRSタグというのも送られてきていて、小さなチップみたいのをランニングシューズの靴ひもに結んで走るとタイムなどを計測してくれて結果が送られてくるというシステムらしい。すごいなあ。ってわざわざ知らせてもらうほどのタイムじゃない気もするけども。しかも私のランニングシューズには靴ひもがないのだ。普段の生活の中で何回強く結んでもほどけまくる靴ひもを結びなおし続けてる人生なので、せめて走ってる時くらい靴ひも結びから自分を解放しようと思い、靴ひものないデザインのランニングシューズにしたのだった。どこにこのチップを忍ばせて走ればいいというのだろう。手に持つのは嫌だな。


靴ひもがないといっても、こういうことではない。



2010年09月23日(木) b and s

台所用品で便利に使っているのが、「おいしいキッチンプロジェクト」ってところで売っているマイクロファイバーリネンという素材の布巾。インターネットのできない同僚にここの商品の注文を頼まれて、自分用についでに注文してみたんですが、使い勝手がいいうえにとても丈夫でけっこう使っているのに状態がほとんど変わってこない。この下のサイズの倍の大きさのを1枚しか持ってないのでこのサイズのを3枚くらい注文しようかと思う。1枚で考えると高いけど、丈夫でとても使いやすい。


http://oisi-c.com/ok_item/ok_linen.php



2010年09月22日(水) 小さん、談志、小三治

職場の近所の古本屋に「赤めだか」が並んでいたので前のめりで買う。800円。扶桑社から出ているからなのか、文庫化しないので古本屋で見つけたら買おうと思ってたので良かった。熟成させておいて正月休みにでもまた読もう。

年末年始にかけての立川流の一門会に談志が名前を連ねている。一度は生で聴きたいと思いながら、談春と小三治の予定も常に気になる。どっちにしても寄席で聴けない人ばかり。特に今年に入ってからの私の小三治熱ったら!


小三治の写真集まだ買ってない。



2010年09月21日(火) 心の野球解説

桑田が解説だったので久しぶりに巨人戦をじっくり観てたら、9回裏2アウトでまさかの代打が我らの大道(18日から一軍登録)で、もしかしたら大道のサヨナラホームランかという場面でレフトフライになってしまった。12回の延長でサヨナラホームランを決めたのは坂本勇人。今日はエドガーをペナルティみたいに守備の途中で交代させたり、久保がホームラン打たれて替えられたとこなど、退っ引きならないにしたってどうかと思うくらいチーム全体が嫌な空気に包まれていた。坂本のホームランでチームもファンもみんながスッとしたことだろう。残り10試合。のうち、9試合勝てばリーグ優勝。ほとんど2位争いみたいな現状からは奇跡でもおこらない限り無理っぽいけどクライマックスからの巻き返しなるか。大道が活躍しますように。


前に清原と新庄の破天荒解説が良かったと日記に書いたけど、清原と桑田で解説しても良さそう。もう何回かやったりしてるのだろうか。清原がジャイアンツの文句ばっか言って桑田がなだめるという流れが簡単に想像できるけど。



2010年09月20日(月) 鉄分摂取

引き出物カタログで選んだ柳宗理のフライパンが届いたので、休日のお昼ご飯にいつものラピュタの朝ご飯作ろうと思って目玉焼き焼いたら、焦げまくってショックを受ける。ティファールのテフロン加工のフライパンを使い慣れてしまい、鉄製のフライパンの洗礼をマトモに受けてしまった。フライパンが鉄に変わっただけでこんなにも勝手が違うとは。しかもなぜかその焦げまくった目玉焼きが、いつものテフロンで綺麗に焼いた目玉焼きよりもカリッと焼けて美味しかったのがさらに不思議。これが鉄の底力だというのか。届いたらすぐに捨てたろと思っていたティファールですが、ホットケーキをこの鉄のフライパンでいい感じに焼ける自信がないので、ホットケーキ焼く時用に捨てないで持っておくことに。


最近出てて気になっている無印の包丁。アマゾンのリストに入れっぱなしのジョエル・ロブションの包丁や柳宗理の包丁と同じ感じに継ぎ目がないタイプ。無印の台所用品はホントに柳宗理のいいとこどりって感じで凄い。ジリ貧生活が長いのでどうしても無印の方に頼りがちだ。



2010年09月19日(日) stand alone complex

来月ユニクロから攻殻機動隊Tシャツが発売になる。1500円てつい買っちゃう価格。毎年なんだかんだで1枚は買ってる気がする。ポケモン、マイク・ミルズなどなど。で今年は攻殻機動隊になりそうです。確実に国内よりも海外店舗の外国人アニヲタ向けに作ってるっぽいけども。知ってる人にしか分からないようなデザインよりも、ここは「攻殻機動隊」とバッチリ漢字で入ってるやつがいいかと思われます。着て出かけられないけども。そういえばけっこうまえに(仮)さんが攻殻機動隊の少佐の髪型にしてた。ツッコミいれとくべきかべきでないかと思いながらそのままだった。どういうシチュエーションで頼んだのだろう。美容師さんに少佐の絵見せたのか。


http://store.uniqlo.com/jp/store/feature/ut/standalonecomplex/

ちなみに「攻殻機動隊」はスピルバーグとドリームワークスが実写映画化の権利を持っている。少佐は出来ることならアジア系の人にやってもらいたいなー。一歩間違えると「ロボコップ」と「マトリックス」を足して2で割った中途半端な作品に転びかねない。あの世界観を守れるアニメ好きの人が監督に抜擢されればいい感じになりそう。3Dとかで。



2010年09月18日(土) brick


本日のいい写真。the rootsとjohn legend。もうアルバム出てます。the rootsとコラボレーションするのになぜかカバーアルバムという、そこはオリジナル作っとくべきなんじゃないのかという、もったいない気がしないでもない企画ですが。



2010年09月17日(金) 編むべし

お店に三国万里子さんの編み物の本の新刊が入荷。今回は素材提供でちょっとだけ関わりがあったので、色糸と色番号のチェックなど私がやったのもあって発売を楽しみにしていました。

去年出た、前回の「編みものこもの」


この中から帽子を編んだし、今回も何か編もうと思います。新刊のタイトルは「編みものワードローブ」。


さっき知ったけど発売は9月27日のようです。編み込みからアーガイル、ミトンに毛糸刺繍など、可愛いニット作品がずらーっと並んで圧巻。作ってみたいなーと思いますが、これ何気なく並んでいるけど実際自分が作るとなると大変な超大作もある。フライ級、バンダム級、フェザー級に紛れて、ちゃっかりヘビー級の作品が並んでいる。うっかり手出しは出来ない。



2010年09月16日(木) the swim team

休日。朝からとても強い雨が降って、1日涼しかった。洗濯した服を部屋に干して、お昼ご飯食べてゲゲゲ見て。ちょっと本読んだら一行読んだか読まないかで昼寝してた。ホントに昼寝するには最適な気温だった。


ミランダ・ジュライの短編「水泳チーム」(the swim team)が映像化。本人が撮るわけじゃないみたいだけど、予告観てても世界観をじっくりと汲んだ人がやってるっぽい感じがひしひしと伝わってきます。でも短編じゃ日本で観れる機会がないかもなー。


ショートフィルム、の中にショートフィルム。



2010年09月15日(水) 立体化

仕事後、やっちゃんと「トイレット」観に。英語の話せないもたいまさこ演じるばーちゃんと、アメリカ人の孫3人と猫1匹が一緒に暮らしている映画。何かをしたいという強い想いに突き動かされたり、誰かが気になり出したり、人に何かをしてあげたり、してもらったり。自分さえ前を向いていられれば、向く気になりさえすれば、向いてみようかとちょっと思いさえすれば、苦しいほど滞っていたり、どうにもならないように思えることも、トイレに流してやっていけるものなのだ。


長男がミシンがけして自分用のスカート作るシーン可愛かった。連休でミシン出そうかなと思う。やっちゃんが家に寄ってお茶していく。



2010年09月14日(火) 腐ってやがる、速過ぎたんだ

近所のクリーニング店にもろもろ出したら1週間かかると言われた。クリーニングってそんなかかるものだろうか。

家に帰って巨人戦を見てたら、9回2点差で勝っているところでクルーンが登板した。そこから1点追いつかれて、157キロの速さでワイルドピッチを繰り返し2人も歩かせており、さながらナウシカの巨神兵だった。クルーンがドロドロになって溶けたあと、山口が原の眼力によるプレッシャーに打ち勝ってなんとか抑えた。クルーンは溶けるし、坂本の打率は3割切っている。一言で言うとパッとしない。クライマックスシリーズで何かが起こらない限り今季のリーグ優勝は無理っぽい気がしている。逆に、ここから日本一になろうものなら、また原の株が上がるというもの。2連覇とか関係ない。木村のためのシーズンだ。何とかしてほしいとファンはみんな思っている。大道さんも二軍から上がってきそうな気配が感じられません。私の今季のアイドルは矢野になっている。


復刻レプリカユニフォーム。今季は色んなチームがユニフォーム変わってていつまでも慣れない。



2010年09月13日(月) 生き様を魅せる

仕事。昨日スカパーで放送があって録画していた「インスタント沼」を観る。アケミさんにもらった試写状で生まれて初めて映画会社の試写室で観た作品。社長室の椅子みたいなフワフワの椅子で観たからなのか麻生久美子が可愛かった以上に面白い作品だったんですが、自分の部屋のフワフワじゃない椅子に座って観ても面白かった。そういえば先日、宮崎あおいがいいともに出てた時に、麻生久美子と一緒に陶芸教室に通っていると話していて、この2人がエプロンして顔に泥付けながらろくろ回してる姿を思い描いて1人で萌えていた。

習い事で思い出したんだけど、近所でちゃんと教えてくれる編み物教室があれば行きたいなと思っている。本当に自分の編み方が自己流過ぎて編み物するたびに本当はもっと楽な姿勢と楽な編み棒の持ち方があるのは知っている、と思いながらそのままだ。ティム・リンスカム投手を見ると自己流の強みもあると思うものの、それは基礎を知った上での話と思う。一度じっくり教えてもらってから自己流に戻るならそれはそれで。編み物にもアメリカ式とイギリス式の2つの流派のようなフォームがあるのだが、私のはそのどれにも属さない。シェットランド地方の人がこんな編み方をしていたと思う、と編み物を勉強した同僚に言われ、しばらくはシェットランドという甘美な言葉の響きに満更でもない気分でいられたが、それにしても普通のフォームで編みたいという気持ちも持ち合わせ続けていた。



2010年09月12日(日) なだそーそー

お昼すぎに待ち合わせてnの結婚式へ。花嫁が両親に手紙を読むという、結婚式のクライマックスのあと、もう式もお開きというところで最後に新郎が挨拶をしたんだけども、もう話し始めから泣くのをかなり堪えていた。で、来てくれた人や両家の両親に感謝の気持ちをずーっと泣きながら話し続けるという、これまで見たことのない展開で印象に残るいい結婚式だった。先月、今月と大の大人の男が泣くのを父親含めていっぱい見た。ずっと自分を支え続けてたものが揺らぐような悲しいこともあって、でもまわりの人が幸せそうにしてるところもいっぱい見れたからいい夏だった。まだ暑いけど。


今回は身内の結婚式じゃないので引き出物カタログを貰って来た。柳宗理のフライパンにしようかと思います。たしかsの結婚式の引き出物カタログで柳宗理のミルクパンにしたんだけど、これが毎日どれほど役に立っていることか。一人暮らしを始めた頃からティファールのフライパン使ってるんですが、こっちに替えようかと思う。自分で買うでもない、こういうタイミングでないとなかなかなので。



2010年09月11日(土) トーストは8枚切り!

もうここ何日もずーっと、朝ご飯これ。


ラピュタの中でパズーがシータに作ってくれる朝ご飯の、トーストに目玉焼きのっけただけのやつです。トーストこんな厚いやつではないですが。毎日毎日飽きもせずこれ。ベーコンやソーセージも一緒に焼いて塩とコショウ。ワヤマさんに教えてもらった自分の朝ご飯をアップし続けている人のブログ(simply breakfast)を見ていると、みんな美味しそうだなと思うんだけど自分はいつもラピュタの朝ご飯です。



2010年09月10日(金) 怪物くん

そういえば会社に集配に来るヤマトの人に、嵐の大野さんに似てる人がいると職場の同僚が言い出してからもう何ヶ月も経ってからやっと見かけたんですが。同僚がどれほど私を喜ばせようと思ってそんなこと言ったのか分かりませんが、似てるとか似てないとかの話じゃないってくらい、どこから見ても大野のおの字も連想できない、ジャニーズ系というでもない、いい人そうな普通の人だった。

大野さん大野さんと思って見ちゃったために、その人には何の落ち度もないのに、その人が自分で触れ回っていたとかでもないのに、「大野さんに似てなかった人」という印象だけが残ってしまい、その人を見かけるたびに大野さんに似てなかった人だと思ってしまう自分をどうにかしたいです。自分もそんなに大野さんがどうだというのでもないのに。



2010年09月09日(木) three of us

休日。先日の妹の結婚式は白金台の八芳園だったんですが、何度となく打ち合わせで妹が通うたびに出される超美味しい焼き菓子というのがありまして。妹と会った時に貰ってきたその超美味しい焼き菓子をもらってとても感動していたんですが。どこのお菓子メーカーかと思って表記を見るんだけど、八芳園が製造元になっている。妹に頼んでプランナーの人に聞いてもらったら八芳園のオリジナルで販売しているものではないという。超美味しいのに非売品。私自身クッキーとかビスケットみたいのはたまに食べても、マドレーヌとかフィナンシェっつうんでしょうか、ああいうふんわりした焼き菓子は好んで食べない感じだったんですけども、あれがまた食べたいなーと思って先日図書館で焼き菓子の本を借りてきて、何を作ろうか検討中。


辻にちょっとだけ通ってた時に、焼き菓子クラスみたいのと時間がかぶることがあって、いつもいい香りがしてたのを思い出します。でもレシピを見ると美味しそうなお菓子ほど、鬼のようにバターや砂糖を入れまくっています。バターの量とか、ホントに半端じゃない。バターの固まり食べてるようなもんだなと思うくらい。でもそういうお菓子ほどいい香りで美味しい。切ない。



2010年09月08日(水) me and you and everyone we know

やっちゃんと銀座で「トイレット」を観る約束だったんだけど、台風でやめておくことに。「いちばんここに似合う人」を読み終えないようになるべくゆっっくり読んでいるんだけど、もう読み終わる。映画「君とボクの虹色の世界」(ってこの邦題と、同じくらいしょうもない邦題「君に逢えたら!」ってもしかして同じ人が考えたんじゃないか。たぶん30代の女。たぶん好きな監督ソフィア・コッポラ。)と、この作品が同じ空気感で包まれているので、どの短編を読んでも主人公がミランダ・ジュライになってしまう頭の中で。


でもそれでいいのだろうなと思う。マイク・ミルズとご結婚されたそうで、一緒に暮らしてる時に書いたっぽい短編も前に読んだ。あれは何に掲載されたんだったか。結婚したらまた結婚した女の人の話が書かれたりするような気がします。実家を出て独立してる女の子の話が多く、こう書くと普通の話ばかりみたいに思えるけど、どれもが突飛で、でも誰もが普段頭の中で暴走させている妄想の延長線上にある世界でもある。誰にでも書ける短編じゃない(フランク・オコナー国際短編賞受賞)のに、読んだ人にそっと寄り添うような親しみやすさが散りばめられていて、本当にあの映画の世界観そのものだなと思う。



2010年09月07日(火) こらぼ

仕事帰り、銀座へ。梅干しを入れる容器を探してたんだけど、いいのが見つかったので買いに。前に、欲しいものがないからと引き出物カタログを職場の人に貰って、野田琺瑯の保存容器セットを手に入れました。便利なんだけど平べったいかたちのばかり3つ。


これは野田琺瑯の保存容器なんですがマーガレット・ハウエルの別注。白がほとんどの野田琺瑯ですが、マーガレット・ハウエルのはグレーとイエローも。グレーの1番小さいのを買って、梅干し入れに。



2010年09月06日(月) 黄色い顔

レゴはオランダじゃなくてデンマークだそうです。レゴを自分で買ったことがないんですが、あれなんで人のパーツは黄色いんでしょう。いつもそれ不思議に思ってる。プレイモービルはもっと人っぽいのでいくつか持っています。あれは日本でいうこえだちゃんみたいなおもちゃで、レゴはブロックってことになるんでしょうが。黄色い顔。シンプソンズも黄色い。

今度のポケモンの新作がブラックとホワイトだから人種差別のニュアンスが含まれると海外から言われているようですが、制作側、買う側、全ての日本人にとってとんでもなく見当違いな指摘だと思う。黒人も白人も出てこないただのゲームだよ。。。


作ってるところも見てみたい。



2010年09月05日(日) 「パプリカ」

スカパーで夜、ほとんど同じ時間帯で映画チャンネルではコーエン兄弟特集、アニメチャンネルでは予定を変更して今敏特集が放送された。コーエン兄弟のは「ノーカントリー」「ファーゴ」「バーバー」。今敏のは「東京ゴッドファーザーズ」と「パプリカ」。スカパーの場合は録画しながら別のチャンネル見れないので、迷ってコーエン兄弟の方は「ファーゴ」、今敏の方は「パプリカ」を最初から通してちゃんと観た。「ファーゴ」は劇場公開当時に観に行った。


「パプリカ」は観るの初めて。夜中だったのでイヤホン繋げて大きな音で観てたら素晴らしかった。単純すぎるけど黒澤明の「夢」とかターセム・シンの「ザ・セル」や「落下の王国」、この前観たクリストファー・ノーランの「インセプション」とかにも通じる世界観。実写でやるほうも相当凄いけど、アニメだとより自由になる分まとめるのも大変そう。リピートで「東京ゴッドファーザーズ」を観ようと思って調べたら、今敏特集は予定を変更して放送したためか、リピートの予定がなくてショック。今回の「パプリカ」と「perfect blue」しか観たことないので、地道にスカパーでの放送を待ちたい。民放でも放送あるのかも。



2010年09月04日(土) 8


真ん中の子が赤ちゃんだった時からずーっと見守り続けている、オランダのだんご三兄弟のお父さんのブログ。真ん中の子が8歳になってトイザラスでプレゼントを買ってもらっていた。兄弟の誰かが誕生日だと他の2人も一緒にプレゼント買ってもらえるという、日本の一般家庭じゃ考えられない富裕層っぷりのyoutubeを微笑ましく見る。3人ともテンション上げることもなく、真剣な顔で選んでいた。これは家に帰って真剣にレゴを組み立てる三兄弟の様子。オランダ人らしく上のお兄ちゃん2人はレゴを買ってもらっていた。日本のプラモデルとかでもいけるんじゃないかという器用な手つき。



2010年09月03日(金) my love is lifetaker

またもpitchforkのビバ!90年代。なんと「90年代の200曲」の第1位がpavementの「gold soundz」だったという、にわかに信じ難い結果が!それ去年選んでてもこの曲が1位になれたかっつうと微妙な気もする。それくらい今年限定の再結成のクオリティが高かったということなのかもしれません。


ちなみにベスト10曲。

10.「say it ain't so」weezer
9.「loser」beck
8.「are you that somebody?」aaliyah
7.「holland, 1945」neutralmilk hotel
6.「only shallow」my bloody valentine
5.「protect ya neck」wu-tang clan
4.「paranoid android」radiohead
3.「nuthin' but a 'g' thang」dr. dre ft. snoop doggy dogg
2.「common people」pulp
1.「gold soundz」pavement

ピンと来ない。それこそがpitchforkともいえる。思い入れのあり過ぎる選者の面々があーでもないこーでもないと思い悩んだら、もうだんだん訳が分からなくなってきた結果にも見える。「common people」なんて大してアメリカで売れてもいないだろうに。



2010年09月02日(木) スキマの国の美術館

お昼に家を出て浦和へ向かう。銀座線の上野駅に着いた時、ホームにある公衆電話の上にスニーカーか何かの靴の箱が置き忘れられていた。電話を切った時点で目の前にあったろうに、そのまま置き忘れることが可能なんだろうか。暑い夏のせいかも。暑さも度を超えるとおかしな事件もあまり起きない。蝉も鳴かない。蚊にも刺されない。


うらわ美術館で荒井良二さんの個展「スキマの国の美術館」観る。入った時はもっと小さい美術館かと思ったんですが、荒井良二さんの過去の作品などが原画で次々とずーっと観ていけて、展示数でいえば今までの個展で1番多かったんじゃないかと思われました。最近の知らない作品も色々観れて大満足。

おやつの時間に、春に退職された会社の人と大宮で待ち合わせてお茶おごってもらった。久しぶりに話せて色々お互いの近況を。



2010年09月01日(水) the music master


私がHMVで1番買ってたのは渋谷で働いてた頃だった。10年くらい前のことだ。その頃からすでに、高校生の頃にわざわざ埼玉から電車で渋谷にcd買いに行ってた頃よりもHMVは確実に面白くなくなっていた。そのさらに5年くらい前、HMVが今パチンコ屋になってるビルに入っていて、タワーレコードが今サイゼリアになってるビルに入っていて、WAVEが今ブックオフになってるビルに入っていて、他にもあっちこっちにレコード屋があって、どこもそれぞれ面白かったという時期があって、その中でも私が好きだったのはHMVだった。あの頃のHMVの洋楽フロアで初めて知ったバンドがどれほどいっぱいいるか。音楽聴くのが1番楽しかったころと、渋谷でレコード屋をハシゴしてたころはとても強く結びついている。

突然WAVEがなくなり、HMVもタワーもそれぞれ大きくなったのが自分にはほとんど同時期だったような気がしている。その中でも1番つまらなくなったのがHMVだった。棚のポップがほとんど目立たなくなり、店員は何を聞いてもすぐに答えられない人ばかりになった。jane's addictionが再結成した時(2003年)にアルバムを出したんですが、渋谷のHMVで輸入盤の発売日はいつですかと聞いた時、店員が手元のパソコンで検索する為に、私はバンド名のスペルをjから全部言わされた。だから何というわけではないけども、あれが自分には象徴的だった。自分の中のHMV渋谷はとっくに終わっていた。今回の閉店を心から惜しむ人がいるとすれば、音楽を音楽以上のものみたいに見せてくれて、世界中に散らばる音楽シーンをバンドやプロデューサーやレーベルに絡めて教えてくれて、自分の好みを自分で見つけられるほど色んな音楽に出会えていた頃のHMVを知らない人なんじゃないかなと思う。なんだか大袈裟に聞こえそうだが、それくらいあのお店は面白い時もあった。前のような感じでこの10年間が運営されていたら、洋楽聴く若い子がもっと増えたんじゃないかとすら思ったりもする。レコード屋に面白味を求める気持ちがすでにノスタルジックなのかも。cdよりアナログ、ダウンロードよりcdって言ってる人と変わらないのかも。

10年前は音楽のネット配信は今ほど主流にはなっていなかったけれど、cdのネット販売は普通になっていた。会社のデータベース見るだけの店員に訊ねるよりも、アマゾンのほうがよっぽど発売日の予定からバンドの過去の作品まで簡単に調べられる上、時々見当違いであれ、私の好みのバンドをおすすめまでしてくれる。それから音楽は1曲単位で買えるようにもなった。cdというかたちにならなくても音楽は音楽だと思うので、よっぽど好きなバンドの新譜とかでない限りcdを買わなくなった。私ですらcd買わないんだから、これから自分で働いたお金で音楽を買うような若い子はcdで買うタイミング自体ないんじゃないかとすら思う。cdプレーヤー持ってないとかも普通かもしれない。パソコンあれば聴けるし。とはいえ夢中になってた昔のようにはいかなくても、時々はレコード屋で自分が今まで知らなかった音楽に出会える機会が、できれば残っていてほしいので、タワーレコードは閉店していきませんようにと思う。金儲けも大切ではあるけど、音楽作ってる人と音楽聴く人の間に立つ、けっこう重要な場所でもあると思う。


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